84 戀文村
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/* 当然の様に首無しなんですけどね。
(-1) 2012/03/24(Sat) 00時頃
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− 回想 分隊長宿舎 −
[その知らせが齎されたのは何時だったか。 いつも陽気な表情が冷たい無機質な軍人のものになる]
俺達じゃなく、村人に死ねと言うのか?
[赤紙を届けに来た伝令部隊の若者に冷たい視線を投げる。 戦場を駆け抜けて来た男の視線に若者はどもりながらも、 自分には判りません、とだけ何とか口にした]
あぁ、そうだな。お前さんに詰め寄っても仕方ない。 悪かった、お勤め御苦労さん。
[確かに彼に言ってもどうにもならない、と 苦虫を潰した表情のまま若者を労い、送り返した]
くそったれ。
[1人になった部屋に机を叩く音だけが響いた]
(*1) 2012/03/24(Sat) 00時頃
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/* また接点の無いとこに赤いたwwwwww
(-3) 2012/03/24(Sat) 00時頃
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毎回肉食ってたら飽きちまうからな。 たまにがいいんだよ、たまにが。 有難みが増すってやつだ。
[申し訳なさそうなダーラに行儀悪くフォークを振る。 エリアスにした様に今度は自分が頭を撫でられる。 だが振り払う訳でも無く、むしろ撫でられて嬉しそうに]
スキンシップはダーラみたいに綺麗な姉ちゃんに限るね。 いやいや、口説いてなんかいないよ。 俺結構恥かしがり屋だから、ダーラだってこうやって 酒の力を借りないと口説けない位だぜ。
[カランと、空になったグラスに氷の音だけが響く。 お代りとダーラに差し出して、陽気な音を立てるピアノに 耳を傾けた]
……なぁヤニク、ピアノとか何処で覚えたんだ? 色んな国の曲とか知ってっか?
(6) 2012/03/24(Sat) 00時半頃
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/* こっちも意外な赤がいたwwwwwwwww
(-7) 2012/03/24(Sat) 00時半頃
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− 回想 戦火の中 −
[男は兵士として、指揮官としては優秀だった。 だが戦火の中、人間でありすぎた]
もう…あいつら死んじまってるんですよ? そこまでしなくても。
[思わず上官に立て付いたのは、敵兵達の遺体を見せしめとして 焼却しろと言う命令が下ったから。 先程まで交戦していた年若い少年兵達の顔は覚えている]
焼いてしまったら…遺族の元に戻してやれないじゃないですか。
[死の際に大事な人の名を呼び続けた仲間の声が耳に残っている。 彼らの遺体も形見も持って帰る事が許されない、出来ない 自分の不甲斐無さに何度悔し涙を流した事か。 それが敵兵であろうとなかろうと関係なかった。 彼らが帰りたいと願った地に、 帰りを待っているだろう人の所に、返してやる事も出来ず。 出来た事は焼け爛れた彼らに酒を掛けてやる事だけだった]
(*4) 2012/03/24(Sat) 00時半頃
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[そして敵兵の遺体を焼く事を拒んだ事を理由に降格処分となった。 さっさと一番苛烈な前線に送り込めばいいものを、なまじ 身分のある家柄の出身の為に生かされてしまったと言うべきか]
前線に立てば、もう何も残らない。 生きて帰ってくる事も、欠片となって帰って来る事も。
それならいっそ……嘆き悲しまれるかもしれないが…。 大好きな場所で、大好きな人達のいる場所で死んだ方が…。
[他の軍人たちの前では口にしなかったが、 同じ想いを抱えた者をこの村で見つけたのは偶然だったのか]
(*5) 2012/03/24(Sat) 00時半頃
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腕に覚えか……俺もそう言った芸術面の腕が欲しいね。
[ヤニクの返事>>11にこちらも深い突っ込みはしない。 目を閉じて続く曲を堪能し掛けて]
ヤニク…それ女の子に弾いてやれよ。 それともヤニク、ダーラ宛て?
[聞き覚えのある曲に一瞬だけ眉を顰めたが、 すぐににやりとヤニクに笑い掛ける。 同僚がこの曲に歌詞を付けて唄っていたのを思い出す。 故郷に残した恋人にこの唄を唄って口説いたんだと熱弁していた。
その男はもうこの世にはいない。 軽快なメロディーに似合わぬ激しい歌詞を思い浮かべると、 ヤニクも案外中身は仔犬では無く狼の様なものかと苦笑してみる]
(16) 2012/03/24(Sat) 01時頃
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ダーラの料理なら何でも美味いだろうから明日も楽しみだな。
[見事に釣られて明日の約束もしてしまう。 本当に明日が来るかは神のみぞ知ると良く判っていたが、 口にして少しだけバツの悪そうな顔になる。 それを誤魔化す様に]
素面で口説いたら振られた時立ち直れないだろうが。 俺は憶病なんでね。
[逃げ道を用意するんです、とやはり口を尖らせた]
(19) 2012/03/24(Sat) 01時頃
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[ブローリンの飲みっぷりに少し驚いたようにグラスを覗きこむ]
お前結構いける口なんだな。
[飲み方も様になっていて、 これは侮れないと内心財布の心配をしていた。 だが驕ると言った以上顔には出さない]
……なぁブローリン。 この戦争負けると思うか?
[ダーラがお代りを作る為に席を外した一瞬、 呟く様にブローリンに視線だけを向けて問うた]
(22) 2012/03/24(Sat) 01時頃
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楽しみにしてるぜ。
[ダーラに笑い掛けるが最後の台詞には]
あれ? もしかして脈あり? じゃあ本気出しちゃうよ?
[本気とも遊びとも取れる言葉遊び。 ダーラ位に空気を読める相手以外には仕掛けない。 軽い男だとブローリンに見られているかもしれないが それはそれ、とちらりと横目で反応を見ていたりした]
(29) 2012/03/24(Sat) 01時半頃
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[姿を見せたセレストと彼女を労わる様に伸ばしたダーラの手を見遣る。
あの細い手はどれだけの哀しみを散らしたのだろう。 どれだけ涙を拭ったのだろう。 どれだけの哀しみを見送ったのだろう、あの2人は。
だが口には出さず一瞬だけ目を瞬かせて合図を送った]
(*11) 2012/03/24(Sat) 01時半頃
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[扉が開く音に顔を向けると書類の関係で良く見かける女性の姿>>21]
お、また美人が増えたね。 眼福眼福。
[セレストの姿にグラスを軽く持ち上げて乾杯の意を示す]
(33) 2012/03/24(Sat) 01時半頃
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ほおほお。つまりこの村に意中の人がいると言う訳ですね。 春が来る事祈ってるぜ。
[ピアノを弾き終ったヤニク>>28に拍手とからかいを贈り、 にやにやと若者の青春の行末を見守る事に]
(34) 2012/03/24(Sat) 01時半頃
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だよな。なのに……国はまだ…国民を犠牲にしようとしている…。
[ブローリンのはっきりとした意志表示>>27に苦笑を浮かべて、 そう続けた]
またこの村に…赤紙が来る。俺達じゃないんだと。
[宿舎に戻った時に知らされた報告。 女子供も関係ない総力戦になると伝えられた]
(37) 2012/03/24(Sat) 01時半頃
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[敵兵の遺体を見せしめに焼却する、 その命令を拒否したのが降格理由]
だってなぁ、何にも残らないだぜ。総力戦で根こそぎ奪ったら。 根こそぎ無くなる前に、敗戦で良いから…終わって欲しい。
[今度こそ降格処分では済まないだろう台詞を途切れ途切れに 呟く]
(39) 2012/03/24(Sat) 01時半頃
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なぁブローリン、お前にも残したいもんあるだろ?
[こんな危険な発言をブローリンにしたのは偶然では無く。 他の陰口を叩く部下よりも余程思慮深く真面目で、 そして優しい奴だと彼を慕う犬の姿からも勝手に思っていた。 そんな彼になら告発を受けても仕方ないと思い 胸の内を打ち明けたのだ]
(44) 2012/03/24(Sat) 02時頃
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この村の連中だって…残したい、残りたいに決まってる。 でもそれが出来ないなら……。
[ブローリンの方は見ずに、そこまで言い切ってから改めて 彼を見た]
(45) 2012/03/24(Sat) 02時頃
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せめてこの村で死なせてやりたいって思う俺は…軍人失格かな?
[小声だったが、ブローリンには唇の動きでも読み取れただろう。 一瞬だけ真面目な視線になったが、 ダーラの注意がセレストからこっちに戻る前に舌を出して またへらへらと笑う]
やべ、ブローリンの方が酒強いわ。 俺の財布がピンチですよ、ダーラさん。
[へらへらと笑いながら、ブローリンに唇だけで 「忘れてくれ」と形作った]
(49) 2012/03/24(Sat) 02時頃
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俺丈夫だからどんだけ重くても潰れないから任せなさい。
[ダーラの言葉遊び>>38に胸を叩いて、 セレストの言葉>>25にも合わせて、2人にウインクを送った]
じゃあセレストは可愛い子猫ちゃんでいいかな? 俺の膝の上で甘えてくれねえ?
[先程までの昏い光は何処にもなく甘えて見せた]
(51) 2012/03/24(Sat) 02時頃
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俺は美女2人で両手に華なら何時でも歓迎だぜ。
別料金って金取るのかよ。
[差別だ差別だと小声でぶつぶつと。 だが宿を借りるつもりではいた。 新しく届いた赤紙の存在。 もうこれ以上見ていられないと。 この村に彼らを残す為に2人と話し合う事が必要だろうと 思っているのは確かだから]
(*17) 2012/03/24(Sat) 02時頃
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わりぃな。めんどくさい上司で。
[肩に置かれた手は直接肌の上では無いのに温かみを覚えた。 小さく頷くブローリンの姿にバツが悪そうに苦笑して、 改めてグラスを掲げ、その後はダーラやセレスト、ヤニクにも ちょっかいを掛けていただろうか]
あ、ダーラ、金払うからベッド貸して。
[暫く飲んだ後、真っ赤な顔でダーラに 上の階のベッドを要求しただろう**]
(56) 2012/03/24(Sat) 02時頃
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/* ブローリンwww >>54「こんな」言うなwww
(-18) 2012/03/24(Sat) 02時頃
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[勿論ブローリンまではいかないが、これ位で酔う筈も無い。 千鳥足でベッドに着けば直ぐに素面に戻って音を立てずに 抜け出す]
人殺しは俺の仕事だ。 あんたたちがこれ以上哀しみを増やす必要はない。 今迄辛い思いさせたな。 俺に召集令状が届かない限り、俺がやるから。
[女主人にそう告げた顔は真剣そのもので、けれど瞳は 労わりに満ちたものになっていただろう**]
(*22) 2012/03/24(Sat) 02時半頃
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/* そしてウェーズリーが心配です。
(-19) 2012/03/24(Sat) 02時半頃
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女に生まれりゃ良かったな。
[じゃれあう様に見えるダーラとセレストを羨ましそうに見つめて ぽつりと呟いた**]
(*23) 2012/03/24(Sat) 02時半頃
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ホレーショーは、えー、ダーラのベッドがいい、とむにゃむにゃ言いつつ二階へと連れて行かれた。
2012/03/24(Sat) 02時半頃
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やっぱ女怖いわ。男は弱い生き物だな。
[ダーラに男女差別だと口を尖らせるが、口で適う筈も無く 財布を抱きしめて泣き真似位はしただろう**]
(*25) 2012/03/24(Sat) 02時半頃
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/* ダーラのactが酷いwwwww ひっぱたくならダーラにひっぱたかれたい。
(-20) 2012/03/24(Sat) 02時半頃
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[カウンター越しとは違う真剣なダーラの返答に表情を緩める]
やっぱ最終的には女の方が強いな。
[崩れない強い意志に口角だけでなく両手を挙げて降参とおどけ]
もうすぐ総力戦になる。 年齢も性別も関係なく国は無差別に招集する気だ。
宜しく。
[最後の宜しくは、共犯者と言う事にか、殺人に対してか、 セレストの言葉>>*28にか、それとも全てにか。 少しだけ悲しそうに目尻を下げてそう告げた**]
(*29) 2012/03/24(Sat) 08時頃
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ー 昨夜 − いや、ダーラ。 あんたは、いや覚悟を決めた女がこの世で一番強いって 親父も言ってたぜ。
[同じ軍人でもある父の言葉。 息子も息子なら父も奇異な軍人であった。 人を殺した数より殺さずに攻め落とした数を誇る。 息子が軍に志願した時は喜びでは無く哀しみで頬を濡らした]
「ホレーショー、この時勢で軍に入ると言う事は、 誰かの命を奪う事だ。 誰かの希望を、願いを、想いを踏み躙る事だ。 どれだけ罪深い事か、拭う事の出来ない罪を背負う事になる。 その罪を真正面から受け止め、逃げない覚悟が無いなら止めろ」
[そう言って酒を寄越した父に、へらっと笑って盃を返した]
「でも俺が出れば、他の誰かは行かなくて済むだろ?」 [そう軽く返した言葉に父は馬鹿だと一言だけ告げた]
(*38) 2012/03/24(Sat) 23時頃
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