252 【飛び入り歓迎】学園の七不思議
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― 雨が降る前 ―
ぇ…、そんな贅沢すぎることしていーの…。
[生でもいけるとこに調味料ダブルなんて>>0:96。 あいたお口を片手でそっとおさえて乙女チックにおどろいた。
発想がセレブすぎるよ後輩くん。]
ぅぁ。まじか。
ケヴィンくんもきをつけてかえってね。
[教師の呼びかけにつられて眺めた窓の外は今にも荒れそうな空模様。
本格的に降り出す前に帰るべく、去りゆく後輩>>0:97にむけてお別れを告げたら、教室をめざすべく自らもまた廊下をすすんでいった。*]
(4) 2016/08/20(Sat) 13時頃
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― 雨が降ってから ―
きゃーーー。
[教室への道筋をいく最中、地面を叩く雨の音はもはや窓越しでも喧しいと称するに相応しくなっていた。
雷鳴と共にあたりを包んだ暗闇に、黄色くも平坦なさけび声をあげたのは不可効力でしょう。]
だれだよおまえ。
[唐突に流れた校内放送>>#1にそうひとり寂しくつっこんだのも、また不可効力。
その後につづくホットな語り口に表情は、ただただどんびきの色に染まってゆくのであった。]
………なにこれこわい!!!
(5) 2016/08/20(Sat) 13時頃
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ああああ゛あううぇい、
[前後不覚のまっくらくら、その中からじわっと届いた自分を呼ぶ声>>24。 悲鳴とも返事ともつかない不安定な声とともに腰がひゅんと引いた。]
え。どっち? だれ?おれですけど?
[その場でそわっそわと360度ほど回転するありさま。ぶざま。 声の聞き覚えの如何をかんがえる思考的暇はなかった。
灯りなどあるわけがない。なんだよ携帯って。 ポッケにはいってるのは野菜だけだよ。]
(54) 2016/08/20(Sat) 17時半頃
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ヨーランダか。 おれおれおれ。
[へっぴり腰野郎は詐欺師のような返答しかできなかった。 声とともにじわじわ近づいているような探り探りの足音>>58に腰がさらにひけるのであった。]
いやおまえ足音ひたひたしててちょうこわい。 しゃきしゃきあるいて!ワンツーワンツー!
ちょっとなんかこう、 ──…目とか光らない?
[無茶振りに無茶振りを重ねるわりに自分はわさわさ腕を動かしているだけというていたらく。 みえていたらただの虫のようだったろう。
要は灯りを欲していた。]
(60) 2016/08/20(Sat) 18時頃
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えっ。 わ、我が名はクリストファー・オルグレン。 闇に誘われ混沌の淵より、…いや、
[詠唱した。そしてやめた。 しかもちょっとノリノリかつ照れてた。]
そーれヨーラン!ヨーラン!
[徐々に大きくなる足音からその距離があと少しなのがわかる。
だから応援した。掛け声が悪かったのかとわざわざ訂正して。ナントカ節のテンポで。
そしてついにぼんやりと暗闇の中浮かび上がった姿>>61に両腕をひろげて駆け寄るのであった。]
(73) 2016/08/20(Sat) 19時頃
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よーーらーーんだーーーー
[駆け寄る姿は女子でも待ち構えているのは男子の抱擁である。
がんばって避けてほしい。おれは今感動と暗さでまわりがみえていない。己の身は己で守るのだ後輩よ。]
(74) 2016/08/20(Sat) 19時頃
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/* なんなのこいつどういうテンションなの
わたしこんなつもりのキャラじゃなかった
(-17) 2016/08/20(Sat) 19時頃
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[つい口走った台詞がどんな認識を他にあたえようとも、自己の証明>>88になったのならいいんだよそれで。]
こわかっうひゃあああん…、
[避けられなかったのなら残念ながらアツい男の抱擁をきみは受け止めることになっただろう。 かっちりしっかりまわした両腕は、まさに突き飛ばしでもしない限り>>91そう簡単には解けそうにもない、と、思うじゃん。
ごく間近から鳴り響いた携帯のアラーム音で、しおれた悲鳴とともにいとも容易くするりと解けて。しなしなと床へへたり込んだ。]
安心したとたんにびびらすってなんなの、鬼畜なの。
[安定しないテンションの割に声の高低差にさほど起伏がないのはただの癖だがもしかしておれがびびっているのがばれていないのか。 わざとびびらせているのか。 それともハグをおもいきり拒否られたのか。
偶然にしてはタイミングがあんまりじゃないかとアラーム音をぴっぴこさせる携帯>>89を恨めしげにみあげるのだった。]
(92) 2016/08/20(Sat) 21時頃
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[心臓のばくばくぶり>>98は今や離れてしまっているので把握するすべがない。 ワンモアハグにトライするのならそれも可能かもしれないけど。
相手まで床に座り込んでしまったら早々には立ち上がる気にもなれず、しなだれ乙女座りから胡座へと姿勢を変えた。 スカートの裾からちらりと下着がのぞいてたらごめんね。その中身だけは見えないように殊更善処したい。]
え。おれは鬼畜じゃないよ。 どっちかってゆーとドマゾだよ。
[いらぬ情報を撒き散らしながら、携帯のディスプレイによりじんわりと闇の晴れた辺りを首の動きだけで見回した。
待機の時間は思いの外長い。 それでもおとなしく待ったのは末代まで続く呪い>>99を恐れた為か、そもそも動く気もなかったともいう。]
(124) 2016/08/20(Sat) 23時頃
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まじで。 でも停電とかってともだちきてなんとかなんの。
[メッセージよりも長めの着信音に、電話だときづいたのならまたまた口を閉ざした。
単なる停電であればもうそろそろ電気の復旧が済んでもいい頃合いな気はするのに、未だにその気配もない。 通話中の後輩の声>>114をぼんやり耳にしていれば何やら聞き覚えのある名前が紛れていて。そもそも目の前の後輩ともいつぞや知り合ったのかぽけーっと思い出してた。破れたスカートなおしてもらったとかその辺りかな。]
(125) 2016/08/20(Sat) 23時頃
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とりあえずおれの教室すぐそこだから。
[助けを待つにせよ何にせよ廊下に座りっぱなしよりはいいだろう。 通話中だろうし返事もとくに期待せず、自分が立ち上がると彼女にもそれを促すよう腕をひっぱろうとした。
従ってくれたのなら3年の教室までひっぱってつれてくけど。]
(126) 2016/08/20(Sat) 23時頃
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/* んぐふうくそタイミングで移動うながしてしまったごめんんん。。
(-36) 2016/08/20(Sat) 23時頃
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あ。ここのがいい?
[電話先につたえてる場所が廊下ってんなら、べつにここでまってもいい。]
(127) 2016/08/20(Sat) 23時頃
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???傘ないの?
[真っ暗が怖くない>>133というならなんなのか。 今ほかに問題があるとすれば、先ほどまでの激しい雨音くらいしか見当がつかなかった。
放送の内容なんてもはや頭からすっぽ抜けかけているに違いない。]
あ。なに。おまえないてんの。 ないちゃったの!
[きっと今はいてるスカートだって腕を握ってる彼女>>139に、何処かしら繕ってもらってるに違いない。
通話を終えたらしい様子に一度振り返って様子をみてたら携帯の画面でぼんやり照らされた目元がちょっとだけ滲んでる気がした>>123から、ついつっこんじゃう辺り正直に生きすぎている僕でした。]
(148) 2016/08/21(Sun) 00時半頃
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うおっふうう…、
[暗い中に響いた低音ボイス>>142にびっくと足取りを止める。
先輩らしい先輩の寿命は短かった。]
(149) 2016/08/21(Sun) 00時半頃
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[お迎えの友達とやらがしばらく前に出会った彼なのだと知れば多少びっくりした後に彼女を引き渡すはず。 一、二言挨拶でも告げたらじぶんはそのまま元々進んでいた廊下を行く。
ほとんど目の前まできてたから、灯りがなくても教室まではなんとかなるだろう。*]
(152) 2016/08/21(Sun) 00時半頃
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/* じわじわのどないからちょっとひっこむ
(-41) 2016/08/21(Sun) 00時半頃
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