267 【突発誰歓】蔵書点検の狭間に【5発言RP】
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/* モンドセレクション62
(-6) 2017/07/19(Wed) 00時頃
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/* つか天の声ちょいちょいおかしい
(-7) 2017/07/19(Wed) 00時頃
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[僕は、言葉だけはたくさん知っていた。 "だけは"というのは、実物を、そのものを知らないという事が此処に来てわかったから。 辞書たる僕が最初に教えて貰ったのは、「ねずみ」のアシモフ。 哺乳類ネズミ目という文書による定義は知っていた。けれど、どういうものだという事は分かっていなかった。まさに百聞は一見にしかずということだろう。
そこからだ。色々な物を僕が正しく知ることができるよう、小さな相棒と図書館内を巡る様になったのは。]
[知識欲の化身と言っても過言ではないであろうぼくは、様々なことを吸収するのが楽しくて仕方がなかった。 だから、知らなかった。怖れを。 身も竦むような畏怖を。]
(36) 2017/07/19(Wed) 13時半頃
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…おおきい、
[自分より大きなものは幾らでもあったし知っていた。 けれど。真正面から目の当たりにするのは。 子供の姿の僕には、とても強大なものの様に見えていた。]
図書館にこんな本あった、っけ いや、そうじゃない、
[――早く逃げないと。 ライオンの姿をしたホレーショーを前に、ぺたんと尻もちをついて思う。 食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類。人間だって食べちゃえるやつ。 これほどの命の危機を感じたのは、後にも先にもこれっきりだ。
ひどく怯えた様子の僕を見て、ホレーショーはどうしたんだっけか。 僕の記憶はそこで一旦ブラックアウトしたので、わからない。]
(37) 2017/07/19(Wed) 13時半頃
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――こんなに色鮮やかな感情にあふれた辞書など、必要ないと 先生は怒るだろうか、
(-28) 2017/07/19(Wed) 17時頃
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[目がさめると、僕は白いふわふわの中に埋もれていた。 暖かくも柔らかい微睡みから、ゆっくりと身体を起こし――犬の顔がこちらを覗き込んでいる事がわかった。]
わ、…ホレーショー、?
[犬の姿であるならば幾度か見かけた事があった故に、そこまで驚くことは無かった。 と、同時に、どこか心配そうな彼の瞳に、ぴこんと閃いた。]
さっきのライオンも、君…ですか?
[こくりと頷く様子が見られたならば、僕は思いっきり脱力するだろう。]
(38) 2017/07/19(Wed) 17時半頃
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もう…… 食べられるかと思いましたよぉ… よかったぁぁぁぁ…
[体重をかけている彼の身体が、ゆっさゆっさと心配そうに揺れているのが伝わる。そんな彼の毛並みを優しく撫でて、大丈夫だということを伝えよう。 驚き、畏怖、安堵、心配…不本意だが、気絶も。 触れた感情が、なんだか愛おしく感じて。
ホレーショーの上で、大きな声で笑った。 ついでに驚かされたお返しとばかりに、彼をくすぐってやろう。]
(39) 2017/07/19(Wed) 17時半頃
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[散々2人で笑いあって、いつの間にか外は白んでいた。]
[この事をきっかけに、僕とホレーショーは悪友の様な存在になった。 辞典と図鑑。それなりに共通点があったこともあるのだろう。 彼の背に乗せて貰って図書館を歩き回ったり、僕の持つ言葉と図鑑を結びつけたり。
…あの時。 百獣の王たる威厳を感じて、そんな優しい彼を畏れて。 怖くて気を失ったのは、本当に、内緒だ。]*
(40) 2017/07/19(Wed) 18時頃
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/* 自分のロル読み返すとロビンのサイズ意味わかんないことになってんなぁ\( ・ω・)/ごめん
(-37) 2017/07/19(Wed) 21時半頃
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