231 獣ノ國 - under the ground -
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― 食堂 ― [白米を口に運んだ。 横目に、もぐもぐとパスタを咀嚼する口が見えて、
長髪の幕の向こうの耳が、 やわらかに薄赤に染まっていた。]
はっはっは。
[照れているのだなあ、 とこの自分よりも背の高い男に何ぞ和んで、 彼は朗らかに笑った。
他人を褒めるのは彼の癖の様なものである。 言いよどんだ相手が何をどう考えたまではわからず。]
あの子……ああ、モスキート君かい。 そうだね、きっと水場だ。 ……水の獣の成分が入ったひとというのは、 中々どうして生活しづらそうなことだよ。
(7) 2015/07/10(Fri) 07時半頃
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[同じく水場によく現れる彼の姿を思い浮かべて、 相槌を打った。 いそいで最後の一口を食べる様子には、 「急がずともいいのに」と苦笑。]
[かけられた声に、ゆっくりと振り返る。]
ああ、ありがとう。君もね、
[獣人が必ず人を傷つけるかといわれれば否だろうが、 用心にこしたことはあるまい。
彼自身からも相手に注意を促して、別れ際には、 男にひらりと手をふった。*]
(8) 2015/07/10(Fri) 07時半頃
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/* よいしょい1
(-3) 2015/07/10(Fri) 07時半頃
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―第一棟 食堂→第二棟方面へ ―
[ヴェスパタインに別れを告げて、 第一棟を奥の食堂から廊下を渡って広場へ、 それからフラワーガーデンをひとつ、覗いて 誰もいないのを悟ると、反対の第二棟の方へ歩いていく。
廊下の暗がりで、 きらり。 蒼い光が零れれば、記憶に思いを馳せる。]
(11) 2015/07/10(Fri) 08時頃
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― ―
(これをあげる どうせわたしには不要のものだ。)
[並び立つプレートに描かれた極彩色の主義主張。 眩暈がしそうなほど熱にうかされた空気の中。 狂騒の前夜、君は私に笑って、 薄く鱗の生えた掌で、石を一つ、差し出した。
( ……なア、もう、いいじゃないか。)
喧騒に紛れて君は、私の言葉は聞かず 妄信した平等と云う主義主張を掲げることに躍起になる。 私はそれを、数歩離れた場所で見ていた。
天女から羽衣を奪った男のように 君を、引き止められていたのならば、]
(12) 2015/07/10(Fri) 08時頃
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[ ――いまここに、私はきっといない。
(屹度悔いているのだらう、 朝陽がくるとともに、 君が連れて行かれてしまったことを)]
(-4) 2015/07/10(Fri) 08時頃
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[――そうして、歩くうち、思考に漬かっていく。 鸚哥や女の子達、誰かとすれ違うこともあるだろうか。 前方不注意ゆえ、ぶつかる可能性も高い。**]
(13) 2015/07/10(Fri) 08時頃
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[今日も今日を守るんだよ。 そんな言葉に、彼は小さく息を吐いて笑う。]
――聞こえたよ。
あゝ、そうだね。 きちんとお仕事に励むことにするさ。
[今は見回り、と小さく伝達して、 彼はぼんやりと前をむいた。]
(=1) 2015/07/10(Fri) 08時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/10(Fri) 08時半頃
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/* 照れるヴェスが可愛かった。
アキラの過去の元ネタは昭和期の学生運動です。 あれ調べると結構酷いのな。 学生運動じゃないけど連合赤軍とかわりと引いた。 奇数なので積極的にあまりにいこう。
しかしCOしてた匿名さん×2はどうしちゃったんだろうか。
(-5) 2015/07/10(Fri) 09時半頃
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[──茫洋とした記憶の海に溺れていると 視界に映るものさえも曖昧になる。
少し離れた場所、暗い廊下の先に 灯火燈るように碧と、赤が映れど それがすぐに何であるかを認識できず]
『センセ! フィル! グアイワルイ!』
[頭上から降りたる声に、びくっ、と 震え、二三度瞬きをした。 きこえた羽根の音に咄嗟に腕を差し伸べる。
その方が「兄」ものりやすかろうと 咄嗟に判断しての行動だった。]
ええっ、と……フィリップ君が? ──、大丈夫か、
(33) 2015/07/10(Fri) 14時半頃
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[よろりと腹をかかえる相手を見れば真面目な顔で ひたひたと距離を詰める。 その肩に触れようと手を伸ばした。]
腹が痛むのか。悪いものでも食べたか…──歩けるか
[普段の彼ならば、フィリップのようすに 違和感の一つでも覚えようが、 追憶から覚醒したての脳は目の前の獣人の 黒い脚を見ては過去と重ね合わせ 焦燥は冷静な判断を失わせる。
フィリップの意図には気づけない。 それだから、第二棟に向かう廊下とは 反対側の、医務室の方まで彼を誘うだろう。 自室がいいといわれたなら ひとまずそちらを目指しただろうが。
その視線が注がれる先に気づいたなら、 小さな声で、友の形見だ、とだけ答えた**]
(34) 2015/07/10(Fri) 14時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/10(Fri) 14時半頃
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/* ちょろい管理者だよなあと思う(が、騙しと言うなら騙されたい)
(-8) 2015/07/10(Fri) 14時半頃
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[顔色はそこまで悪くない。 口よりもよく物をいう目は、今は痛みを騙らない。 それでも騙されてしまったのは、 縋るように袖を掴んだ掌の所為か。>>52
彼は『コッチ』といわれるまま、 フィリップの背を支え、部屋までつれていく。 扉を開けば、いっそ気持ちが悪いくらい真っ白な部屋に ぽつんと孤独にベッドが横たわっていた。
とんとん、と胸元を叩かれたならば、 そうっと、フィリップをベッドに座らせて]
――冷えたのだろうか、布団を、…………
[顎を上げて、こちらを見据えた瞳は 鳥の真っ黒な目に似た濃紺の色。]
(78) 2015/07/10(Fri) 22時頃
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[薄桃の唇が紡ぐ詮索の言葉に、 (痛みを訴えてはいなさそうな表情に) 彼は一瞬、口を開いて
――は、と軽く息を吐き、瞬き一つ。 (瞼の裏に黒髪揺らし彼女が笑う) フィリップの兄が沈黙に差し込んできた 茶化すような言葉を聞いて失笑した。
彼はフィリップの前に軽く膝を折ると、 微笑を浮べて濃紺を見上げる。]
いまは、遠い天の向こうに飛んでいってしまったよ。 彼女に鱗はあっても、翼はなかったはずだが。
(79) 2015/07/10(Fri) 22時頃
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[天津風は天女がゆく道を閉ざすことはなかった。 ある朝、風のように消えてしまった彼女を思い、 少し、迷って]
……彼女は活発な人でね。 君たちのような獣人、または人種、職業、 なんであっても、平等に平和に暮らすべきだと そう、しきりに言っていた。 出会ったのは丁度私が君の歳くらいの時だったな。
[恋人というにはあまりにも離れた関係だったと、 さっきの兄の質問に答えてから、
薄笑いを浮べて小首を傾げる。]
……ところで。 腹は、実はさほど痛まないのかな?
[真っ黒な瞳にフィリップの顔を映し出せば 果たして相手は、どんな表情をしていただろうか。]*
(80) 2015/07/10(Fri) 22時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/10(Fri) 22時頃
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[この目の奥に、目の前の獣人は、何を見るのか。 彼にはわからなかったけれど ( 知らぬは罪だと、どこかの誰かの声が脳内で響く。) 問われるならば応えようと口を開いた。
フィリップの記憶の扉を叩く手は 此方が知らぬ間に無遠慮になっていたようで、 瑠璃色の目に張った薄幕を 少し、ぎょっとしながら見る。
伸びてくる掌を阻むことなく、 膝に触れるならばさせるがまま。]
…………。はっは。うっかり騙された。 ……君ね、
[あっけなく「実は」といわれてしまえば、 溜息をついて呆れる他無く、]
(120) 2015/07/11(Sat) 00時半頃
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[「からかうようなまねはあんまりしないで」と 言いかけた言葉を、彼は飲み込んだ。
夜の濃紺の湖に浮かんだ月は、ゆらりゆらり形が定まらず そこから光が零れるように ぽたり、ぽたりと 涙が落ちて、
それが彼の衣服に滲んだのだろうか。 いくつか、黒点を描く。]
どうして……。どうしてだろうなア。
[ふと彼は遠いところを見る。 目を閉じて、ゆるく首を振った。]
獣だから、殺されたんじゃあ、ないと思いたいけどね。 何しろ、私が彼女の訃報を聞いたのは ――……飛んでいってしまった夜の、翌朝だから。
[詳しい事はわからないのだ、と云う。]
(121) 2015/07/11(Sat) 00時半頃
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すべてのひとに平等を、と呼びかける行進の最中、 警察に止められる騒ぎになってね。
その時、振り上げられた警棒の当たり所が、 悪かっただけ 喧騒に紛れて ……助けられるのが遅れただけ。
どんなに偉大な思想を掲げたところで、 命というのは、あっけなく散ってしまうのだよ。 人も、獣も、ね。
[彼女が亡くなった時の事を軽く説明して]
……獣人だから殺されたわけじゃないよ。
[半ば自分に言い聞かせるように言う。]
(123) 2015/07/11(Sat) 00時半頃
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( …… 「外」でも、 きみたちがいきていく術はあるだろうよ
なんて、口にしたところで、 どうする)
[それは屹度気休め以下の酷い言葉にしかなるまい。 そう思ったから、それ以上は応えることができない。]
君は、……「外」がこわいのか? どうしてそんな顔をしているのかな……。
[潤む瞳を見かねて そっと、その目元を袖の先で拭おうとしながら 小さな穏やかな声で問いかけた。
「泣かないで」と云うことはできなかった。 涙を止められるほどの理由をもたぬゆえ。 ただ、悲しむならそれに静かに寄り添うくらいしか、*]
(124) 2015/07/11(Sat) 00時半頃
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[そう、本当は勘付いていた。 彼女が何故死ぬまで放置されなければならなかったのか。 原罪を唆したといわれる蛇の鱗は、 彼女に「異端」という罪を押し着せたことを。
彼と我とが同じものであったなら、 屹度「外」はもっと優しかったのだろうが。]
[事実から目をそらしながら、誰かの涙を拭う。 他人の涙で袖を濡らし、 彼はただ悲しみを湛えた湖を眺める。
外が怖いのかと問いかければ、 フィリップは 悲しみに、くしゅりと顔をゆがめた後
ふ、と翠の腕をこちらに伸ばしてきた。
背筋が一瞬強張った。拒む事はしなかった。 彼は目を見開いては、すぐに睫を下げて、 聞こえるうわ言のような嘆きに眉尻を下げる。]
(148) 2015/07/11(Sat) 03時頃
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( どうしてそんな「ことをする」? ……でも、そとは兄さんを「奪った」)
[彼はちらり、赤い鸚哥に視線をやる。 あれは本当の「兄」ではないのだろう。恐らくは。 それでも、フィリップは あの生き物に縋らざるをえなかったのか。]
――、 あゝ、…………
[小さなうわ言は、彼の心を大きく抉る。 それは目の前の獣人の腕が 子供のように伸ばされているからかもしれない。]
(『……おれは卵をやぶつた。 愛と悦びとを殺して悲しみと呪ひとにみちた仕事をした。 くらい不愉快なおこなひをした。……』)
[脳裏に過ぎるは一片の詩]
(149) 2015/07/11(Sat) 03時頃
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……すまないな …………ごめんなあ、
[口をついて出たのは謝罪の言葉だった。
こんな場所に閉じ込めたのは他ならぬ人で 彼自身、獣人に自分を許して欲しいとは思っていない。 (それはあまりにもおこがましい願いだ) それなのに、謝罪の言葉しか出ないのは。 こんなにも「外」に怯え、「外」に焦がれる仔の手をとり 「外」に連れ出すことは”ならぬ”としっているから。
( ――檻の中に手を差し伸べすぎてはいけない ) ( 壊れてしまうから ) ( お互いが苦しいだけだから )
冷静に警鐘を鳴らす脳を無視して、 彼は、縋るフィリップの背を片腕で抱くと、 もう片方の掌で、そっとその髪を撫でた。]
(150) 2015/07/11(Sat) 03時頃
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[ 熱が篭れば人と獣の境は曖昧になる。]
『 どうしてそんな顔をしているのかな 』
[問いは鏡のように返る。] [答えは水面のように震える。]
私は、
([平等を掲げた彼女の事を知りながら、 獣人を管理し彼らから平等を奪う施設に勤める。 その矛盾を選んだのは、ただ己が狂っているからだ])
……くるっているから
[ごくごく簡単な理由をこじつけて、唇をゆがめ笑うと、 彼は、ようやく、心の平静を取り戻して]
(151) 2015/07/11(Sat) 03時頃
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そして、なにも、できないから。 君らや他の人が哀しんでいても、 こうしていることしかできないから。
[だから笑っているのだと、 自嘲をひとつ、零した。]
……こんな卑怯な人間に、 泣き顔を曝すのはおやめなさい。 私は君の兄の居場所を知らない。 ――森に帰してやることもまた、できないのだから。
[そう言葉だけで突き放して、 ひとつ、その背を撫でた。*]
(152) 2015/07/11(Sat) 03時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/11(Sat) 03時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2015/07/11(Sat) 03時頃
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/* まじすまない(フィル君へ) 薔薇ではないはずだ多分。 22大吉[[omikuji]]
(-60) 2015/07/11(Sat) 03時頃
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/* 大吉が久々にでたぞー(わぁい)
(-61) 2015/07/11(Sat) 03時頃
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/* フィリップが発言する前後に目覚めるよな。
管理者のメンタルはゴリゴリと削れる 結構入れ替え激しそうだよね。 2
(-64) 2015/07/11(Sat) 05時半頃
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/* 部屋から出るなというお達しがでたけれど とてもにげてしまいたいつきみあきら33さい(りょうしんのかしゃくがひどい
よーーしでもくるっちゃうぞーー
(-65) 2015/07/11(Sat) 05時半頃
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[ひく、としゃくりあげる音がする。 それをなだめるように彼は熱を与え、頭を撫でる。
即席の優しさで取り繕い、 握り締めた拳の指を一本一本を解いて 殴れなくするような卑劣なやり口に、 彼自身反吐が出そうになりながら、 それでも、優しさを与え続ける。>>155]
[赤い鸚哥>>157の言葉が彼の心を抉っていく。 くりかえし、くりかえし、くりかえし。抉っていく。
即席で設置した心のバリケードは今や見るも無残な様子。 内心の汚いものを流さぬよう押し留めるので精一杯]
(158) 2015/07/11(Sat) 08時半頃
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『じゃあアキラは なにができるの。 アキラは、何をするために此処に居るの。 ……卑怯なのは、ぼくもおなじだ。』
[その言葉を皮切りに ベッドへと丸くなるフィリップを見て (離れる己より熱い体温に小さく息をつき)
彼は部屋の床に座り込むと、ベッドの側面に背を預け 立てた片膝に片腕をぞんざいにおいた。 シーツが擦れる音がした。
ふと わらう。]
何をするために、か …………未練だよ。 それも酷く個人的で、自分勝手な未練の為だ。
(159) 2015/07/11(Sat) 08時半頃
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