73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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レオナルドに2人が投票した。
ロビンに4人が投票した。
ロビンは村人の手により処刑された。教会の鐘が厳かに鳴り響き、法の執行を宣告した。
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フィリップ! 今日がお前の命日だ!
2012/01/03(Tue) 02時半頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
カルヴィンが無残な姿で発見された。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、セレスト、フィリップ、レオナルド、エリアスの4名。
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え……?
[聞きたくない名前。ロバートに告げたように 彼の中でのセレスとの認識は 嘘つきセレスト。そう、嫌いな人間の名前。
彼に、何を渡す、って……?
そう、尋ねるよりもカルヴィンの意識が遠のくのが早い。]
(*0) 2012/01/03(Tue) 02時半頃
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[ただ、質問を口に出すことは無かった。それは]
……………っ
[鋭い痛みが胸に走り息が詰まったから。 丁度、オスカーと元生徒会長から逃げた先 セシルの曲を聞く前に中庭で棘にさされたのに似た痛み。]
………っ
[ただ、今はその痛みがいったい何なのか? どうしてちくちくと痛むのか?わかる術は無く。 むしろ、カルヴィンと一緒なのに、繋がったばかりなのに どうして、痛みが胸にすみつくのか? 痛みは、拒否、拒絶の象徴のはず、と。胸を押さえ思った]
(*1) 2012/01/03(Tue) 03時頃
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― カルヴィンとサイラスの部屋→ ― [カルヴィンが意識を失っている。 深く、深く眠っているように見えた。 フィリップは身体を起こし、汗にぬれた彼の額をぬぐう。 途中、一度胸を押さえたが……]
[軽くシーツでぬぐった後自分が乱した着衣を整える。 この部屋に寝かせればいいのだけれど、 この部屋にはサイラスを寝かせていた。 だから、同じ部屋に寝かせたくなくて、 自分自身の衣類も整えると、抱えあげた。] [鮮やかなほうはフィリップではなくカルヴィンの方に止まる。]
[翠は目を瞬かせたけれど。言及するでもなく 部屋を後にして……向かったのは 紙媒体の資料がありそうな図書室。 ……カルヴィンの意識不明がサイラス同様のもの だったらどうしようと、その場合目覚める手がありはあるだろうか? 調べものをしにいったロバートならわかるだろうか?と。]
(0) 2012/01/03(Tue) 03時頃
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― 図書室 ― [カルヴィンを抱えたままだったため、足で戸をあけた。]
………ロバート……?え?
[目的の人物はそこにいた。 ただし、眠ってしまった状態で。 それはサイラスやカルヴィンの睡眠と酷似していた。 同時にもう一人、同じ学年の姿があっただろうか? ともかくロバートに駆け寄り、他に怪我等が無いかを確認し。] [ただ、彼を医務室に運ぼうにも 自分はカルヴィンを抱えている。 もう一人……いたとしても何か体調悪い様子に 彼に頼むのも酷だと、「人手を探してくる」と、 言い置いて図書室を後にして。]
(1) 2012/01/03(Tue) 03時頃
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― →廊下 ― [そうして廊下をカルヴィンを抱えたまま。 小柄なカルヴィンとは言え、 ずっと抱えていれば腕が痺れてきたけれど 医務室にいって、まず寝かせる、という選択肢をとらないまま。
そうして、人手を得るため廊下を歩けば フィリップの嫌いな人物、 セレストの姿があることに気づく。
………人手が欲しい。でも話しかけたくない。 そんな、情けない迷いを抱えたまま*]
(2) 2012/01/03(Tue) 03時頃
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迷惑…?そう…ごめんね…
[レオナルドの「咲かせる為」というのは、早く終わらせる為だとはわかりきったこと。 よかれと振り撒いた香りにそんな言葉が返れば目を閉じて深く息を吐くけれど]
……ふ……っ……?
[またびくりと身を震わせる。 棘がまた想いを遂げたのか、 弱った気持ちにはまた受け入れるには強すぎた]
(3) 2012/01/03(Tue) 08時半頃
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……君にも、迷惑だったんだね……
[視線はロバートに向けられる。 彼の顔面にそっと手を翳すと…]
ごめんね。もうすぐ終わる。 香りもきえるから…少しだけ、眠ってて……
[目元だけでなく肌もうっすらて薔薇色に染める より艶を深めたその身からこぼれ落ちる香り。
その香だけで、十分、人を眠らせてしまう]
(4) 2012/01/03(Tue) 08時半頃
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[意識をロバートを咄嗟に支え、自分がいた椅子へ楽な姿勢に。 自分は床にへたれこんでしまうけれど、 なんとかその椅子にしな垂れかかるようによりかかり、 またうとうととまどろむ。
物音がしたと思えば…そこにいるのは知らない生徒]
(5) 2012/01/03(Tue) 09時頃
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[フィリップの言葉には応えないまま、 また彼が出ていくのなら止めることもしない。
抱き上げられている少年を見て、目を細め]
あぁ…… 棘は…君、なんだね。
[意識がふやける前に感じた赤い声。 互いに大事なんだろうかと思う
勿論手伝いなんてできないまま、 またとろりと意識を飛ばす*]
(6) 2012/01/03(Tue) 09時頃
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──廊下──
[蕾の開く音すら聞こえそうな静寂の中、足音は大きく響く。 振り返ればそこには、以前怒らせてしまった姿が……ぐったりと眠る小柄な姿と共にあった。]
……その子も、寝てしまったの。
[数瞬の躊躇い。口を開いたのはどちらからだっただろう。 フィリップの腕が重みに下がっている様子を見て取れば、支えるのを手伝おうと、コツリ、近づく。]
(7) 2012/01/03(Tue) 11時頃
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―音楽室―
[それは冬に咲く紅薔薇のように] [それは雪に落ちた血雫のように]
[他を知らぬ音を奏でていた指に、紅痕を残した]
[飛べない空を飛ぶ鳥に焦がれるように] [泳げない海を游ぐ魚に焦がれるように]
[他を知らぬ身体に焦がれ、抱き締めた]
[首筋に唇を寄せ――――――――…]
(8) 2012/01/03(Tue) 14時半頃
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けほっ かはっ
[薔薇の香りに噎せた]
はぁああ、駄目ですね…………
[理性で性欲を抑え込んだ。セシルを床に寝かせ、服をきちんと着せた。 ヴァイオリンはきちんとケースに仕舞われていたか。 出されたままだとしても、彼が握ったままだとしても、レオナルドには触れることなど出来やしなかった]
すみません、セシルくん。 もう暫くここび居て下さいね。
[上着を脱いで、セシルの身にかけた]
(9) 2012/01/03(Tue) 14時半頃
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[弦を抑える彼の小指に残した紅から目を逸らし、音楽室を出て行った]
[廊下に出る。持ち上げた腕の時計は相も変わらず動きを止めたまま。 窓から見える闇も変わらぬまま]
…ああ。 あの薔薇は、私達の幸せをと言い……輝き方を教えているようですね。 まるで夜の頬に掛かる宝石のよう。
いつその火は、燃え尽きるのでしょう…。
(10) 2012/01/03(Tue) 15時頃
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―廊下・サイラスとカルヴィンの自室前―
[セレストとカルヴィンを捜し、もう何度目か分らぬが館内を周っていた。
医務室は7人のまま。 食堂には誰も居らず、シャワールームからは水音すら聞こえなかった]
…サイラスくんも、見てませんね…
[自室の扉を叩いても反応が無かった。開けると、ベッドに横たわるサイラスの姿が在った。もう一方のベッドは乱れ、薔薇とは別の香りに眉をしかめた]
(11) 2012/01/03(Tue) 15時頃
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―廊下・ロバートの自室前―
[窓から中庭を見ても、人の気配は感じられず。ふと足を止めたのはある部屋の扉の前。 『特別ルームだから近寄るな』と言われていた部屋だ。 ロバート殿の部屋だ。
扉を叩く。ノブに手をかけた。さて、開くか…*]
(12) 2012/01/03(Tue) 15時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/03(Tue) 15時半頃
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―廊下―
[どのような会話が交わされた後か。 ロバートの部屋から改めて図書室方面に向かおうとして、人影に気付いた]
セレストくんに、………フィリップくんではありませんか。 良かった。探して、いたのですよ……
(13) 2012/01/03(Tue) 20時頃
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ん……
[瞼が動く。近くに彼がいるのだろうか。
胸が疼く。エリアスも熱に浮されているようで
いつのまにかそこにいなくなっているロバートにまで気は回らずに]
(14) 2012/01/03(Tue) 20時半頃
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― 廊下 ―
…………
[石の廊下に響く足音が煩い。 ただでさえ胸が痛み、そこに不快があるのに、 重なる不快に眉を顰める。ただ、同時に何か…… フィリップは緩く首を振って感覚から意識をそらす。]
……ちょっと、無理させただけ……
[セレストの言い分が、 まるで目覚めぬ眠りに確定させるものに思えて。 そうと信じたくないフィリップは跳ねつける。 はねつけた言葉と、薔薇の香りに混じるシーツでぬぐっただけでは落ちぬ香りは セレストに隠匿されたクラブで嗅ぎ慣れた匂いを届けて状況を露見させただろうか? ただ……]
(15) 2012/01/03(Tue) 21時頃
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寄るな!!
[抱えたカルヴィンを 近づくセレストから遠ざけるように後ずさる。
ただ、直ぐに背後から声をかけられて。 それもフィリップが嫌いな元生徒会長とわかれば 逃走経路をたたれ、壁際まで下がることしか出来ないが。 まるで、野生動物のように警戒心をあらわにし。]
(16) 2012/01/03(Tue) 21時頃
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[体が熱くて、喉が渇いて仕方ない。 ふらりと窓際まで歩むと、がらりと窓を全開にして。
冷たい風が心地好い。瞳の中に薔薇色が宿る。
雪の中の赤い薔薇。 その中の、たった一輪の白い薔薇]
もう…少し…、で…咲けるの に…… 僕が…焼け死んで…しまいそう……
[苦笑が漏れる。 雪に埋もれてしまいたくもある]
(17) 2012/01/03(Tue) 21時頃
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[どくん、と痛いほど胸が高鳴る]
棘は……どこにいるの……
(*2) 2012/01/03(Tue) 21時頃
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…………? 誰……
[声が響く。きいたことは……辛うじてある。 図書室でロバートを探し(結果会えなかったが) ていた時同学年が零した声。
不可思議な空間ゆえに自分の心が カルヴィンを眠りに落とした自責に狂った。 とは思わないで、誰か、がいると思った ただ、付き合いの無い声ではあったから警戒心は如実に表れ]
(*3) 2012/01/03(Tue) 21時頃
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フィリップは、突然きょろきょろと周囲を見。
2012/01/03(Tue) 21時頃
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あぁ…カルヴィンは眠ってしまったんだね……
僕は…体は、エリアスと…いうけれど…… 多分、君は知らないと…思うよ……
君は、誰……
(*4) 2012/01/03(Tue) 21時頃
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──廊下──
自業自得とはいえ、嫌われたもんだね、俺も。
[フィリップの叫びは、手負いの獣を連想させた。危害を加えるつもりはないと言うかのように手を広げる。]
抱えてるだけじゃぁ凍えてしまうよ。"無理させた"あとなら尚更だ。
[薔薇の匂いに麻痺した鼻は、別種のそれを敏感に拾う。フィリップのことは、医務室で最初に出会ってから怯えさせてばかりだな、と思うと、最初から博愛なんてできちゃいなかったのだと嗤いがこぼれた。]
……あれ、レオせンぱい?
[もう一つの足音と、聞き慣れた声。探されるなんて心当たりもなく、カルヴィンを支えようと伸ばす手をいったん止めた。]
(18) 2012/01/03(Tue) 21時頃
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………また、やられたエリアス……?
[エリアス。 いつだったかベネットとセレストがシャワー室で 会話していた時出た名前。(>>2:80) そしてロバートと会話したとき その情報を、話題そらしの為に 必死に思い出していたから覚えている。 やっと同学年の病弱そうな少年の姿と名前が一致した。]
……フィリップ…… 棘って………何
[否定したい事実を匂わせる言葉に 意識にむっとした感情はのるが、 如何せん不可思議すぎて 突っぱねるまでには至らなかったのか、 辛うじて名前を零し、謎の言葉に関して尋ねた。]
(*5) 2012/01/03(Tue) 21時半頃
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棘は…僕の、分身…… 今…君達の感情を作り出したのは…… 作り出すきっかけになったのは……僕の、香り……
フィリップ、だね。 初めまして。
君達の願いも…聞こえてた、よ。
(*6) 2012/01/03(Tue) 21時半頃
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― 廊下 ― [セレストが手を広げればカルヴィンの上で 薔薇の匂いから避難している鮮やかなほうが 暢気に同じように羽を広げる。]
……俺が、俺の部屋に運ぶ、からいい。
[凍えてしまう、と言われれば はっとして一度カルヴィンに視線を落とす。 自分の温もりを分け与えようと強く抱きしめるも、 彼を冷やしてしまうのは本意ではなく、
手を伸ばすセレストに渋々と言った様子で 運んで、寝かしつける意の言葉を口にする。 ……本当はずっと一緒に居たかったのだけれど。 ただ、哂い零す様子には怪訝な顔で首を傾げた。]
(19) 2012/01/03(Tue) 21時半頃
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[道を塞ぐ形になっているのは好都合]
フィリップくん。あなたはカルヴィンくんから貰ったのでしょう? 棘を。
それをセレストくんに渡して頂けませんか?
エリアスくんが、そう望んでいるのですよ…
(20) 2012/01/03(Tue) 21時半頃
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薔薇の……分身………… 俺、さっきまでカルヴィンといたから 他の人、会ってないよ……?
[正直よくわからない。 香は、匂いはロバートの話と一致し理解は出来たが。 棘……どこに”いる”のという表現は ものではなく人に使う。 分身と言われても心当たりが無い。 自分に埋まっている痛みがそれとは知らない。 ただ、願いの話を聞くと、]
…………もし、もし仮に、 ひとつの可能性として、 そんなことはもちろんありえないけど。
[事実を肯定したくなくいくつもの 否定、仮定を考えてから、 ついで、カルヴィンが意識を失ってから 悲観で考えていたことを口にする]
(*7) 2012/01/03(Tue) 21時半頃
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……本当に、カルヴィンがみんなと同じように 眠ったんなら、全然叶わなかった……
[別に薔薇が願いをかなえるという話も何も無い。 単なる八つ当たりだが。]
(*8) 2012/01/03(Tue) 21時半頃
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………棘って、薔薇の分身……
[薔薇の分身としてしか知らず 胸に巣食う痛みだとはまだ聞いていなくて。]
カルヴィンから、俺、 カルヴィン以外を貰ってない……
[カルヴィンも意識の消え際、 セレストにと言っていたが、 それが何かよくわからなくて。 心底困惑した表情ひとつ]
(21) 2012/01/03(Tue) 21時半頃
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そうだね…ごめんね。 僕は、願いを叶えることは…できないんだ、よ
香りは、君達の……感情の後押し…、だけ……
僕の、我が儘のために、ね。
ごめんね…君達を傷つける気は、なかったんだ……
(*9) 2012/01/03(Tue) 21時半頃
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棘は、君達が…想いを遂げたら、感染…する。
その精気、僕が咲くために…必要、なんだ…
(*10) 2012/01/03(Tue) 21時半頃
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カルヴィンを想うキモチは…痛い…? なら、それが、棘……だよ。
[もう薔薇も堪えられないほど熱い情が胸に溜まる。
またドクン、と高鳴った]
(*11) 2012/01/03(Tue) 22時頃
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そう、それがいいかもね。
[部屋でも医務室でも、変わらないだろう。薬も氷嚢も、この眠りには効くはずもない。]
……棘?
[フィリップに尋ねようとしていた捜し物の在り処が、レオナルドの口から示される。表情は途端に険しく。]
薔薇の棘、貰ったの? ならさァそれを渡してよ、君には不本意かもしれないけど、俺にはどうしても必要なんだ。
[薔薇はなんと言っていた。情を交わせば移ると言っていた。 よりにもよってフィリップじゃぁ、交わすもなにも無理だろう。 ならば、無理矢理にでも。]
……ここじゃさすがに寒いかな、カルヴィン、運ぶの手伝うよ。そろそろ辛いでしょう、落としたら大変だもの。
[にこり。いつもの柔らかな笑みを浮かべた。]
(22) 2012/01/03(Tue) 22時頃
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………………ありえないことの、 話だから、いいよ…… あり得ない事に謝罪なんて、変。
[認めたくない事実と、弱弱しい声の謝罪に 八つ当たりの矛先を失い、 小さく意識を零す。]
うん………痛い、けど…… この痛み……?が棘、 思いを遂げたら感染……渡すってそのこと?
けど……思いを遂げろって言われても…… カルヴィンが起きて俺を好きになってくれなきゃ…… それkぁ、俺が眠るかしてカルヴィンに会えなきゃ……
[肯定したくない事実から目をそらす為 返る棘の話題に意識をさっと移す。 ただ、棘、が何かわかっても、 え?どうやって渡すの?と頭に疑問符が浮かぶ]
(*12) 2012/01/03(Tue) 22時頃
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フィリップは、棘の話し今聞いた。とつぶやく
2012/01/03(Tue) 22時頃
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キモチが本物なら…目が覚めても、留まる、よ
僕が…棘を貰いたい人が、いるんだ。 僕の願いが叶ったら…… ちゃんと、きえるから……
(*13) 2012/01/03(Tue) 22時頃
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…………うん。 今、薔薇でエリアスから聞いた…… 胸に巣食う痛み、がそれだって。
[険しくなった表情に、 カルヴィンをぎゅっと抱きしめつつ聞く]
別に、痛みなんていらないから、 渡す、のはいいけどさ…… 思いを遂げないと感染……渡せないって
[痛みなんていらないし、 嫌いなセレストが痛む分には、 フィリップに罪悪感もなく。]
いい、手伝わなくて。 そこをどいて、俺を通して。 棘はどうとるのか知んないけど、取るのに必要ならついてくるだけでいい
[ただ話題がカルヴィンに移ればきっぱりと拒絶する。]
(23) 2012/01/03(Tue) 22時頃
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大丈夫。 ……受け取り方なら、知っているから。
[表情が一瞬歪む。心の何処かが痛みを訴えるのを黙殺した。]
(24) 2012/01/03(Tue) 22時頃
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[棘を渡す方法を教えることは簡単。 けれど薔薇がそれを口にできないのは、 無意識のエリアスの感情故にか。
会えずに泣いているのがわかるから。
薔薇は、サイラスがキスだけで移したことを知らない]
(*14) 2012/01/03(Tue) 22時頃
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んー…………?? よくわからないけど、君が消えれば カルヴィンの目が覚めるの?
[事実を否定しながらも 目が覚める、の話題になれば食いつき。 ただ。]
いや、えっとセレストが欲しいってってるんだけど それで、いま、あげる方向に、しちゃった……… セレストじゃいやなら、今から断るけど……
[どうやってあげるのかはさっぱりわからないが。]
(*15) 2012/01/03(Tue) 22時頃
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セレストは、フィリップにおとなしくついてゆく。コツリ、コツリ。
2012/01/03(Tue) 22時頃
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…エリアスが、嫌がってるんだろうね。
でも、セレストに、渡してくれる…?
[無理矢理押し込めた感情は、弱々しい]
僕が消えたら…皆、目を覚ますよ。
(*16) 2012/01/03(Tue) 22時頃
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ふぅん………? いいけど、知ってるなら。 薔薇からもいいって言われたからあげる。
[表情がゆがむのに緩く首を傾げたが 相手が嫌いな人間であれば、 そこに心を配る優しさのない幼稚性は 渡し方を知らぬのもあって気にする様子もなく。
背後からついてくるセレストを気にせず部屋に向かう。 鮮やかなほうだけが、いる人々を 気にするように交互に首をめぐらせて見たが。
部屋につけば、必要なものと 薬壜しかない殺風景なフィリップの個人スペース寝台に そっと、カルヴィンを寝かし。 離れたくない、と言うように寝台に腰掛頭を撫でる]
(25) 2012/01/03(Tue) 22時頃
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そうなの…………? エリアスは薔薇が嫌いなの……? [嫌がってる、と言われても 何を嫌がっているかがわからず緩く首をかしげ 薔薇がそうしたいことを嫌がる =薔薇が嫌いだから薔薇が望むを叶えたくない? ぐらいしか発想できなかった。]
……本当? 消える、って、咲くってことかな。 よくわかんないけど精気、だっけ。 好きなだけあげるから、 絶対、絶対カルヴィンの目を覚ましてよ
[目覚める、の言葉にほっとしたのと嬉しさと。 事実を否定していたこともほおり投げて。 ただ、別に好きでもないが嫌いでもないので 消える、が死亡ではなく、咲く、望みを叶える。で あることを確認した]
(*17) 2012/01/03(Tue) 22時半頃
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…サイラスは、カルヴィンに……どうやって棘を渡したか… 君は、知ってる…?
[彼が苦しいと言いながら、棘を受け渡した時間は短かった。
だから、もし知っていたら]
サイラスも、眠ったでしょう…?
[キスだけでも受け取ることができるとの暗示になるか否か]
(*18) 2012/01/03(Tue) 22時半頃
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[更に言葉を紡ごうとして…薔薇の声は途切れる。
エリアスとしての体力が限界だったのだろうか]
(*19) 2012/01/03(Tue) 22時半頃
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…なら、私はもう用済みですね。後はお二人で。
[鮮やかに手を伸ばす。付いていくというのなら止めはしない]
………もうこれ以上はと、思ったのに。 叶わぬものですね。
[セレストの受けとりに、目眩を感じた]
(26) 2012/01/03(Tue) 22時半頃
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いや……知らない、けど……
[口付けがそれだとわかっていれば 棘を渡した後眠る、と言う情報を知っていれば 発想できただろうか?
口付けや、性行為が睡眠と繋がるところまでは 悲観に関しても自責が働いたため たどりつけてはいたのだが]
(*20) 2012/01/03(Tue) 22時半頃
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[鮮やかなほうが伸ばされた手に 緩く首を傾げてから飛び移る。 薔薇の香がしないこと。そして眼鏡姿。 ロバート同様に遊んでくれる人かと勘違いして。 隙あらば眼鏡の弦を咥えて引っ張ったり]
(27) 2012/01/03(Tue) 22時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/03(Tue) 22時半頃
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……レオ先輩、俺は平気ですよ?
[振り返り、微笑むのは、倶楽部で見せていたのと同じ顔。そうしてもう一度フィリップの背を見れば、あとはもう振り返らない。]
(28) 2012/01/03(Tue) 22時半頃
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|
──フィリップの部屋──
[雑風景な部屋に、フィリップはカルヴィンを大事に寝かす。 少し前、誰かと顔を合わせるのにすら怯えていた彼はどこにいったのだろう。なんだか、苛立った。]
……そういえば君、エリアスと話せるの? ずるい。
[なんだか彼を見ているとむしょうに腹が立つ。それは敵意を向けられるのに慣れていないせいだろうか。]
……俺、さ。 君のこと嫌いかも。
[くすくす笑う。やっとこの騒動を終わらせる目処がたったからか、自分の醜さに気づけたからか、笑えてしまう。 鳥を抱えていたり、休みがちだったり。特別なのが、嫌だったのかもしれない。埋没し、誰も特別にしないようにされないように心がけていた自分には、そのくせ似たような悩みを抱いた相手が、許せなかったのかもしれない。 ただ今は楽しくて。そのまま彼の腕を掴み、引き寄せた。]
ずるいよ、だから全部俺に頂戴。
[噛み付くように、唇を奪おうと顔を寄せる。]
(29) 2012/01/03(Tue) 22時半頃
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― 自室 ―
……ずるい、って言われても。 でも、さっきから声、しないなぁ…… どうしたのかな?
[カルヴィンは相変わらず目覚めない。 ただ、薔薇から目覚める算段は聞いたから あと少し、と思えば、 好きな人の寝顔を見る嬉しさが勝り翠がほそまる。 だからセレストの言葉にも、割に普通に返しながら ふっつり途絶えた声に少し心配が滲んだ、が。
次いだ言葉に翠が冷たさを滲ませる。]
(30) 2012/01/03(Tue) 23時頃
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ふぅん……かも、じゃなくて、元々、だろ。 安心してよ、俺も大嫌…………
[お互いに嫌い同士、結構。と思った。 フィリップは嫌いな人間には触れたくない。 だから、まさかセレストが自分の腕を掴むとは思わず。 驚きに丸くした瞳でやっとセレストを見る]
は、はぁ?ずるいって、な………〜〜!!
[意味がわからない。フィリップはありありと嫌悪を表情にのせ 言われた言葉に反論……しようとしたところで 言葉ごと噛み付かれた。否、口をふさがれて。 事実が認識できずフィリップがしばしの硬直の後から、セレストを押しのけようと、 自由な腕でその胸を力いっぱい押す]
(31) 2012/01/03(Tue) 23時頃
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[平気だと言う人ほど、平気ではないのにと。口にはしなかった。 変わらぬ微笑みに、どう返して良いのか分からず。 振り返らぬ背を、消えるまで見ていた]
……こら、お痛はいけません。
[腕に止まった鮮やかの、嘴を指で抑えた]
では、冬薔薇に報告することもありませんし。 最後の瞬間を見守りましょうか。
(32) 2012/01/03(Tue) 23時頃
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フィリップは、レオナルドに嘴を押さえられて、ぷぎゅ、と短く変な鳴き声を零した。
2012/01/03(Tue) 23時頃
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―中庭―
[首元のスカーフはエリアスに。上着はセシルにかけていたので、一度自室に戻る。 スカーフを巻き直すのは何度目だろう。 コートに袖を通し、中庭に向かった。]
……ああ。蕾が、膨らんでいますね………
[手を伸ばさず、鮮やかと共にすぐ傍で、花咲くのをじっと待った*]
(33) 2012/01/03(Tue) 23時頃
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|
[どこまでやれば移るのか知らなかったから、蹂躙するように舌を絡めた。片腕での抵抗に負けじと背中に手を回す。 フィリップは気づかないのかもしれないが、彼の纏う薔薇の香りはあまりに濃密で、口付けはチョコレートかなにかのように甘く感じる。痛みを感じる心と裏腹に酔い、慣れたやり方は力負けし押しのけられるまで続いた。]
……これでいいのかな。この先も続ける?
[問うのは薔薇にか、フィリップにか。]
嫌いなのも楽しいね。遠慮が要らないんだ。
[力一杯押された箇所がじんじんと痛む。]
(34) 2012/01/03(Tue) 23時頃
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―――〜〜〜っ!!
[口内、ぬめりとした感触。 カルヴィンと交わした拙いそれとは違う 慣れた舌の動き。 フィリップはわかっていないが、棘の作用。 酷く、酷く、熱い。脳の裏が焼かれる。 ただ同時に酷い屈辱にも感じ悔しくて翠から一滴毀れる。 その屈辱が快楽に抜けそうな力を支え突き放す。]
……………ふ、ふざけ、るなっ
[いまだ、棘の渡し方を正確に知らぬフィリップは その言葉が棘の移動だと気がつかず。 ただ、一度燈った熱が酷く暴れ、求めることにも 酷い屈辱を感じて片手を口でぬぐいながら 上着のすそを引っ張り高ぶりを隠す。]
……変態……っ
(35) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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フィリップは、そう言って距離をとろうと後ずさった。
2012/01/03(Tue) 23時半頃
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棘をくれるって言ったでしょう。 力づくでも貰うよ。 ……カルヴィンには秘密にしておくから、エリアスには秘密にしておいて。
[目の前にいるのに、セレストが見ているのは別の場所。変態と言われても気にした素振りも見せず。]
こうしないとエリーも、カルヴィンも目覚めないんだ。仕方ないでしょう?
[そのためならば手段は選ばないと。あけられた距離を再び詰める。]
……お願い、だから。
[気づけば自分のそれも反応を見せていて。エリアスのためと言いながら、欲に流されそうな自分に、嘲りの涙が一滴こぼれた。]
(36) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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―回想:ロバートの部屋―
[ノブを掴み、捻った。難なく開く扉。 室内はどんなにか豪華な家具で囲まれた部屋だろうかと。 その幻想を打ち消すかのように、冷えた空気がレオナルドを出迎えた]
ここは…本当にロバート殿の…部屋………?
[事実だと物語るように、古いベッドにロバートが横たわっていた。 粗末な祈祷台、マリア像、木の机、椅子…。 少ない荷物。]
まるで、牢獄ではないですか。
[造りの良い、牢獄]
(37) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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[同じように昂ぶる様子に気づけば、 セレストが何をしようとしているのか 彼が棘の受け渡しをどう認識しているのかわかり 一気に顔が青ざめ、 寝台に腰の力が抜けてへたり込む。]
…………やっ
[いやだと言う前に、目覚めること、を口にされれば それ以上拒否もつむげず。 へたり込み俯いた先、影が近づくのにおびえる。
ただ、暖かいものが手にかかり、 呆然と見上げた先、 セレストも泣いていることに気づけば どうして、こんなことになったのだろう と、思ったまま、翠を閉じた。]
[自分を翻弄する快楽に意識が流され眠りにつくまで、 その思いは消えることなく……*]
(38) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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[エリアスの体力が限界で、 図書室の窓辺近くにごろりとだらしなく目を閉じて倒れていたけれど、 棘がまた高ぶったように震えたことに息をもらす]
…セレス……どこ、だろ……
[彼とは夢の中と思しき所>>3:259で会ったきり。 まさか自分のためにフィリップと、なんて思い至りもしない]
…また、怒られるかな…… 俺が…迷惑ばっかで、さ……
でも……迷惑かけてたら……近くに、いて…くれるのかな……
(39) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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[壁にかけたコートは新品には思えず。親族のお下がりかと予想出来た]
はは、はははっ
成程なるほど。これが、近寄るなと言われていた理由ですか。
[ベッドの上で眠るロバートに近付き。見下ろし。 手を取って甲に口付けを]
没落したとはいえ、流石はホプキンス家の方。
(40) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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[結局薔薇の一人よがり。 勝手に咲いて散ればよかったものを。
けれど薔薇も探していたものがあったのかも知れない。
ずっと昔、誰かが冬薔薇を喜んでくれたから。 また咲いたら、誰か喜んでくれるのではないかと。
ただ、それだけだったのは確かで*]
(41) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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誇り高き方。
どうかあなたの『個人的な』望みが、少しでも叶いますように……。
[己と少し似ている所が在る…と。 家名との狭間で苦しんでいただろう姿に、愛しさを感じた**]
(42) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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[受け入れるつもりでいたのに、気づけば二人分、まとめて擦り合わせていた。二人の気持ちが似た方向を向いたせいか、棘は新たな宿主へとうつりゆく。]
君のことなんて、嫌い……!
[快楽に溺れながらも、少しだけ。出会い方が違えば友人になれたのかと、思った気もした。]
(43) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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