42 廃棄人形ーeverlasting love marionetteー
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人
狼
墓
少
霊
全
ラルフは薬屋 サイラスに投票した。
ソフィアは薬屋 サイラスに投票した。
ミッシェルは薬屋 サイラスに投票した。
サイラスは薬売り 芙蓉に投票した。(ランダム投票)
華月斎は薬屋 サイラスに投票した。
鏡花は薬屋 サイラスに投票した。
慶三郎は薬屋 サイラスに投票した。
芙蓉は薬屋 サイラスに投票した。
サイラスは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ラルフが無残な姿で発見された。
村人も、人狼も、妖精でさえも、恋人たちの前では無力でした。
必ず最後に愛は勝つのです。
[資料館の扉が開け放たれて、一冊の開かれた本が風にページをもてあそばれる]
ーーー人間と人形は生命と言う視点で平等であるーーー
(#0) 2011/01/18(Tue) 01時頃
[パラパラパラ・・・]
ーーー命とは、繋がりを経て初めて命足りえる
それは親子であったり、友達であったり、恋人であったりーーー
(#1) 2011/01/18(Tue) 01時頃
[パラパラパラ・・・]
ーーー人形が擬い物の命と言われる事に私は反発を覚える
擬い物である事は、真の物と価値が劣るのだろうか?
価値とは世間が決めるものでもなく、自分で決める物であるーーー
(#2) 2011/01/18(Tue) 01時頃
[パラパラパラ・・・]
ーーーだからこそ、人形も、人間も変わらない
全ての命に愛を持つ権利は与えられ
全ての命にそれを否定する権利はないーーー
(#3) 2011/01/18(Tue) 01時頃
[パラ]
ーーー喜びを、哀しみを、憎しみを、心を分かち合える筈だーーー
(#4) 2011/01/18(Tue) 01時頃
廃棄人形ーeverlasting love marionetteー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーcast
ラルフ:tenyou
ソフィア:takicchi
ミッシェル:suchlich
サイラス:mythomania
華月斎:heinrich
カリュクス:じゅりるり
夕顔:sazi
鏡花:mcvities
慶三郎:鷹之木
芙蓉:kureha09
ケイト:CEDRIC
トルニトス;carp
アチャポ:茄子
(#5) 2011/01/18(Tue) 01時頃
廃棄人形ーeverlasting love marionetteー fin
(#6) 2011/01/18(Tue) 01時頃
/*
お疲れ様でした!
中の人解禁です。エピロールもご自由にお回し下さい。
(#7) 2011/01/18(Tue) 01時頃
サイラスは、ニヨニヨ
mythomania 2011/01/18(Tue) 01時半頃
華月斎は、よーし、鳩で覗きつつ寝ます。おやすみなさいノシ**
heinrich 2011/01/18(Tue) 02時頃
|
>>5:27
俺が、貴方を……愛してる?愛してる。 そうしたら、俺の側でずっと守ってくれる?
[涙の止まった瞳でまだ頼りなさそうな視線を送る、幾度か瞬きすると言葉を噛み砕いて笑みを浮かべる]
慶三郎さんも、俺を愛してる?
[あの時触れ損ねた手を掴もうと伸ばしつつ、その瞳には怪しい光]
(0) mcvities 2011/01/18(Tue) 03時頃
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カリュクスは、ケイトの温もりに擽ったそうにはにかんで「ありがとう」と遺した*
じゅりるり 2011/01/18(Tue) 04時半頃
ケイトは、×行ってます→○行ってきます
CEDRIC 2011/01/18(Tue) 10時頃
ケイトは、*そう、きっと寝不足が原因。*
CEDRIC 2011/01/18(Tue) 10時頃
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>>0 [問いかけに頷き]
改めて約束しよう。 傍にいて、護りとおすと。
[瞬きをして笑むさまに、こちらも安堵の笑みを返し]
うむ、儂も鏡花を愛し……。
………。 …愛し、とる。
[向けられた視線に、ちょっと挙動不審になった**]
(1) 鷹之木 2011/01/18(Tue) 12時頃
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じかんだ!**
(2) 鷹之木 2011/01/18(Tue) 12時頃
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[逃さない様にその手を捕まえるとぎゅっと握り締め、体を引き寄せ隣に並んで]
慶三郎さんの心、頂きました。これで生きる事の理由が出来ましたので…… 貴方が居ないと俺は死んでしまうでしょう。
[だから離さないでください、と視線を流しながら耳元で囁きかけ隙有らばかぷっと仕掛けるつもり**]
(3) mcvities 2011/01/18(Tue) 12時半頃
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>>3 [まだ視線が若干彷徨ったまま]
む、うむ。 傍に………。
……!!?! きょきょ、鏡花ァ?!
[突然耳をかぷっとされて、驚き、声が裏返った]
(4) 鷹之木 2011/01/18(Tue) 19時半頃
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[しれっと何も無かったかのように離れ、手を引いて歩き出す]
ふふっ、何でしょう。
[ふんわり笑うと、足取り軽く向かう先は――]
(5) mcvities 2011/01/18(Tue) 20時半頃
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―旅立ち― [事件から数ヶ月経ったある日の事。沢山の人で賑わう駅のホームに旅支度を整えた...の姿があった]
『夕顔』
[名前を呼ぶ声に振り返る]
・・・・・・ご主人様・・・
『……行くのか』
・・・はい。このままお屋敷に居たら、またいつか、ご主人様にご迷惑を掛けてしまうかもしれませんから・・・・・・
『そうか。…そういえば、前回の答えを聞いていなかったな。 夕顔、お前は人形が嫌いか?』
(6) sazi 2011/01/18(Tue) 22時頃
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[人形が嫌いか?それはいつかの問い。電車がホームへと入って来る。]
・・・私は、人形が羨ましかったんです。……お父様。
[ホームへ滑り込む電車の音が響く中、その言葉は主人に届いただろうか。電車が完全に止まれば...はゆっくりと歩き出して]
『いつでも戻って来い』
[主人の言葉に立ち止まる]
・・・・・・行ってきます。
[最後に、主人に自然な笑みを向けると、そのまま電車へと乗り込んだ**]
(7) sazi 2011/01/18(Tue) 22時頃
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>>5 [年甲斐もなく、顔が朱を帯びているのが自分でも分かる。 周囲の人々の視線がこちらへ向いているような気がするのは……できれば、気のせいであってほしい]
鏡花……っ! まったく、おぬしという奴は。
[大きな溜息をひとつおとし、手を引かれるまま、ホテルへと戻っていった]
(8) 鷹之木 2011/01/18(Tue) 22時半頃
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―病室―
[ピッ、ピッ、ピッ
心電図が鳴り響く。 それは確かに、心臓が鼓動する音。
眠る創造主の髪にそっと触れて。 落ち窪んだ閉じた目を見つめながら。]
君が、言ったこと。 愛する人は、出来たかい?って。 …わからないけど、嘘はつかないよ。 だから早く、目を覚まして。そのことをちゃんと、君に伝えたい。
(9) suchlich 2011/01/18(Tue) 22時半頃
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[それから隣に並ぶ華月斎に向き直る。 緑の目は、まっすぐに彼の姿を捉えて。]
人形ってさ。 一度誰かを好きになったら、それがずっとインプットされてるのかな。
…私は、 貴方の舞台を見てから、貴方のことが頭から離れないんだ。 これを、なんと言うのかな。
(10) suchlich 2011/01/18(Tue) 22時半頃
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[大の大人が二人手を繋いで歩いていれば流石に人目は引いてしまうだろうが、嬉しいので仕方ない。気にしないままホテルへ到着すると、部屋には朝購入したパンがいくつか置かれていた]
意外と照れる顔は可愛いですね、慶三郎さん。
[先ほどから笑顔が出て、頬が緩んだまま戻らない。 明日になってもこのままだったらどうしようか?]
(11) mcvities 2011/01/18(Tue) 22時半頃
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―病室―
――……
[ゆっくりと目を開ければ見慣れない白い天井が視界に映り、 ピッ、ピッ、という電子音が静かに部屋に響く]
……私は……
[視線だけ動かして周囲の様子を見る。 人形が修理されるような工房ではなく、 人間とほとんど変わらぬ設備が整えられた病院の一室]
……まだ、壊れて……
[力を込めれば僅かに体が動く。 若干痛みの残る喉を震わせて、彼の名を呟いた]
――サイラス……
(12) CEDRIC 2011/01/18(Tue) 22時半頃
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[がちゃり、とドアの開く音が聞こえる。 部屋に入った来た看護士の女性と視線があえば、 彼女は少し慌てた様子で人形医を呼びに出て行った]
……あれから……
[一体、どうなったのだろうか。 サイラスは、ソフィアは、どうしているだろうか。 検査を受けたり、警察の事情聴取を受けたりしていれば 瞬く間に数日の時が流れた]
(13) CEDRIC 2011/01/18(Tue) 23時頃
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―病室―
[眠り続ける創造主に、ミッシェルがかける言葉。 それを聞きながら眺める色の悪い寝顔は、相手に持つ印象が変わったせいだろうか、今までと少し違って見える]
サイモン氏が目を覚ました時、貴女はどんな言葉で、伝えるんだろう。 聞いてみたいような気もするけど。
[その頃には、自分はこの国にいないのだろうなと、その言葉は呑みこんで。 こちらへ向けられる、緑の瞳。真っ直ぐに見つめくる気配に、そちらを振り返り]
ん?
[一度誰かを好きになったら。その言葉の意味を、考えようとして。その続きが聞こえて、暫し固まる]
ええと、
[視線を泳がせた後、彼女の瞳をひたりと見据える。 からかいや駆け引きの得意でなさそうな、彼女の真っ直ぐな眼差し]
(14) heinrich 2011/01/18(Tue) 23時頃
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……なんでそれ、俺に聞くかな。
[口元を手で覆い隠して。下がる眉と、泳ぐ視線。 顔が赤いだなんて、そんなことは知らない]
わかるまで待ってあげるから、自分で考えなさい。
[そう言って。彼女の気をそらすように、彼女の頭をくしゃくしゃと撫でた]
(15) heinrich 2011/01/18(Tue) 23時頃
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華月斎は、ちょっとお風呂入ってくる。……て、照れたわけじゃないんだからネ!(*ノノ)
heinrich 2011/01/18(Tue) 23時頃
ミッシェルは、華月斎いってらっしゃい!…。…。(←照れてる
suchlich 2011/01/18(Tue) 23時頃
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[くしゃくしゃと撫でられた感触が心地いい。 考えなさい、と言われてきょとんとしたが、その心地よさに負けて笑みがこぼれた。]
ふふ。 華月斎、手、大きいんだ。 それに、「俺」なんて言うんだね。 知らないことばっかり。
…待ってて。 うん、待っててね。
[はにかみながら紡ぐ言葉は弾んでいて。 頬が少し熱い気がするが意識しないように。]
多分すぐ答えは見つかるから。 多分、私は貴方のことが、
(16) suchlich 2011/01/18(Tue) 23時頃
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好きになる。
(17) suchlich 2011/01/18(Tue) 23時頃
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―その後―
[夕顔に遅れること更に数ヶ月。 まだ完全なる自由の身とは行かないが、それでも一応の区切りはついた。
久しぶりに歩く町並みは一見あの頃と変わらないようでいて、少しずつ変化している。 広場の周りには知らない店も増えているし、街路樹も衣替えを済ませていて]
なんか、すげー遠くまできた気分。
[そう呟くと、自分が言ったことなのに少しむず痒くなってきて。 誰にともなくごまかすように笑った。]
(18) mythomania 2011/01/18(Tue) 23時頃
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[最初に向かう場所は、ずっと前から決まっていた。 けれどいざ会おうという段になると、やはり少々不安ではある。 彼女を酷い目に合わせたのは他でもない自分なのだから]
……会ってくれっかな。
[施設を出てすぐ悩んで。 道すがら悩んで。 広場でも悩んで。
ようやく病院にたどり着いても、やはりロビーで少し考え込んでいた]
(19) mythomania 2011/01/18(Tue) 23時頃
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―?ヶ月後―
お疲れ様でしたー! お先に失礼します!
[パン屋の仕事は今日も昼を少し過ぎた頃に終わった。いつものように元気よく挨拶をして、ドアを押し開け外へと飛び出す。]
ケイト、今日こそ会えるかなあ。まだ無理なのかなあ。
[事件の前と変わった事。それは、仕事帰りに喫茶店より前に訪れる場所ができた事。ケイトに面会できないかと、病院に顔を出す事が日課となった。 今のところ、その熱意は報われていないのだけれど。]
でも、少しずつ良くなってるって言ってたもんね。きっともうすぐ会えるよね。
[自分に言い聞かせるように呟いて、今日も病院への道をたどる。]
(20) takicchi 2011/01/18(Tue) 23時半頃
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―病院―
こんにちはー。 あの、ケイトの様子はどうですか? まだ会っちゃ駄目なんでしょうか?
[既に受付の人たちとは顔見知りになっていた。毎日通っていたのだから無理もない。いつものように軽く頭を下げて挨拶をして、ケイトの様子を聞いてみた。]
―――え?
[いつものように、「まだ会えない」という答えが返ってくるのだと思っていた。会いたいと、今日こそ会えると毎日自分に言い聞かせながら通っていたのに、心のどこかでは、きっと今日もまだ会えないのだと、思い込んでいたのだけれど。]
会って、いいんですか!? 会えるんですか!?
[病院のロビー。大きな声を出していい場所ではない。けれど思わず受付にしがみつくように前のめりになって叫んでしまった。 ロビーに響き渡る声。そこにサイラスがいることを、まだ知らない。]
(21) takicchi 2011/01/18(Tue) 23時半頃
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[頭を抱えてうんうん唸っていると、なんか周りの目が気になってきた。前科者の性だろうか。
けれどそんな心配をよそに、人々の注目は全く違う場所へ流れていた。 それにつられるように大きな話し声のする方を見れば、そこには懐かしい顔]
……ソフィア。
[思わず、ぽかんとした顔でその名を呟いた。 それからぷ、と吹き出して。小さな背中に近づき後ろから声をかける]
おーおー、相変わらず元気そーじゃん。
(22) mythomania 2011/01/18(Tue) 23時半頃
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>>11 一体どこがどう可愛いというのだ……。
[気恥ずかしさから、顔を片手で押さえて目を逸らす]
[暫くして、ゆっくりと視線を戻し]
………。 舞台の上の、艶のある鏡花も佳いが。 儂はもしかしたら、今の鏡花の方が好きかもしれん。
好い笑顔だな。
[表情を和らげ、鏡花の頬に両手を伸ばす]
(23) 鷹之木 2011/01/19(Wed) 00時頃
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ほんとに!? ほんとに会っていいんですか!? 会います会いたいです部屋どこですか!!
[受付のカウンターにしがみつき、食って掛からんばかりの勢いで問いかける。周りの視線など全く気づいていなかった。]
え? 声が大きい? す、すみませんすみません! だから、部屋番号教えてくだ…
[声が大きい事をたしなめられ、慌てて謝りながらも、必死で部屋番号を教えてもらおうとして、そんな時、背中に声がかけられた。>>22]
―――え?
[聞きなれた声。でも、ずっと聞けなくなっていた声。 信じられない気持ちで振り返った。]
さ、サイラス!?
[怒られたばかりなのに、また大声を出してしまった。]
(24) takicchi 2011/01/19(Wed) 00時頃
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ミッシェルは、華月斎にさらさらと置手紙「おやすみなさい」
suchlich 2011/01/19(Wed) 00時頃
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あーはいはいはい。とりあえず落ち着こうか。 すいませんいま黙らせますんで。
[かなり驚いた様子のソフィアを尻目に、余裕の表情でそう告げる。
全く、相変わらずだ。おかげで緊張感がどこかへ飛んでってしまった]
よ、久しぶりだな。 あれからちょっとは成長してんのかなーって思ってたんだが。 まだまだ立派なレディにはなれてないみたいだな?
[意地の悪い笑みを浮かべてそう告げる。 久しぶりの軽口だが、絶好調だった]
(25) mythomania 2011/01/19(Wed) 00時頃
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…………。
[言う分には何も恥ずかしくなかったのに、何故だか慶三郎に言われると無性に恥ずかしくなってくる。 視線を左に流しながら羞恥に染まり始める頬に両手を添えられると、身動きが出来なくなって……視線も合わせられなくて困惑してしまう]
慶三郎さんが、そう言ってくれるなら…… 顔はこのままでもいい。
(26) mcvities 2011/01/19(Wed) 00時頃
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なななっ、なんでサイラスが…! 出てきたのっ!? 出てこられたのっ!?
[落ち着けと言われて落ち着けるわけもなく。ぱくぱくと口を開けてみたり、食って掛かってみたり忙しい。 しかしサイラスの言葉>>25にむっ、と口をへの字にして、]
悪かったねええええっ!! そういうサイラスだって…!
[ものすごい勢いで反論しかけて、ハタと制止した。]
って、今はそれどころじゃないんだよ!! サイラス!! ケイトに会えるって!!
(27) takicchi 2011/01/19(Wed) 00時頃
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>>26 うむ、好い顔だ。 何者でもない、ほんものの鏡花だ。
[ゆっくりと額を近付け]
儂は、人間の鏡花とは会うたことはないが。 もし仮に、人間の鏡花がまだ生きていて、鏡花と2人、同じ衣装を纏い並んだとしても。
今の儂なら、鏡花を見分けられると言い切れる。
(28) 鷹之木 2011/01/19(Wed) 00時頃
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ー5日目直後・人形資料館ー
[バイトが終わり喫茶店から出て、足の向いた先は人形資料館 既に封鎖も解かれ、自由に出入りできるようになっている
既に空は紅く染まっているが、もう事件は終わったのだと自分は知っているのだから急いで家に帰る事もない]
久しぶり、だな、ここに来るのも
[動かない人形達が並べられている サイモンの机の上は相変わらず本の山で、一冊だけページが開かれていた
ーーー喜びを、哀しみを、憎しみを、心を分かち合える筈だーーー そんな一文が書かれている]
確かに、分かったよ
[あの時、自分と”あいつ”は心を分かち合えた、そう思う あいつの心は重かったけど]
(29) tenyou 2011/01/19(Wed) 00時頃
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まーねん。俺ってば優等生でしたからー
[けらけら笑って、ソフィアの表情がころころ変わるのを眺める。 ああ、帰ってきたんだなと――しみじみ思った]
…ケイト、良くなったのか?
[容態についての情報はあまり聞けていなかったものだから、ソフィアの言葉に目を細める。
ちらり。 あの裏路地で、最後に目にした彼女の姿がよぎった。 自分が来ていると知ったら、彼女はどう思うだろう?]
俺も、会えんのかな。
(30) mythomania 2011/01/19(Wed) 00時頃
|
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それでも、俺は手放すつもりはないんだ、サイモン博士 覚えていられる限りは、覚えているよ
[結果として自分の脳が負荷に耐えられなくなったとしても 自ら捨てるつもりはない
それがつまり、愛に殉ずると言うことなのだろうと]
だから、待つさ 帰って来るまでずっと、な
[数ヶ月後、いきなり喫茶店に来なくなったラルフを探した店主は 人形資料館で眠る彼を発見した
いつ目覚めるとも分からない彼を資料館に安置し その時に片手に持っていた本を一緒に設置した
ーーー開かれたページには、”あの”言葉が書かれていた**]
(31) tenyou 2011/01/19(Wed) 00時半頃
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|
私、毎日通ってて、やっとやっと会ってもいいって言われたのに! そのタイミングで帰ってくるなんて、タイミング良すぎ! なんかずるい!
[ぎゃあぎゃあと文句を言いながらも、顔に浮かぶのは満面の笑みで。]
おかえり、サイラス。
[晴れやかに笑ってそう言ったけれど、サイラスがぽつりと漏らした言葉にキリキリと眉を吊り上げた。]
おー馬鹿者っ! ケイトが一番会いたいのは、サイラスに決まってるでしょーがっ! 私じゃなくね! ああ忌々しい!
[噛み付かんばかりの勢いで詰め寄って、それから肩の力を抜いて苦笑した。]
―――ほら。 行くよ?
(32) takicchi 2011/01/19(Wed) 00時半頃
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|
[慶三郎の顔が近づいてくる。 恥ずかしさが極まってもうまともに前を見ることも出来ないが暖かい手の感触や匂い、全てを感じ取ろうと瞳を閉じてゆっくり呼吸をする]
……ありがとう。
(33) mcvities 2011/01/19(Wed) 00時半頃
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|
ずるいっつわれてもなあ。 俺は俺でまじめにおつとめしてたんだぜ?
[ぶー、と拗ねたような表情。 しかし、それもすぐにソフィアにつられたように笑顔になる]
…ただいま。 って、馬鹿とはなんだ馬鹿とはよう。 ちょっとぐらい不安にもなるのも分かれよー!
[あれからずっと、この日のことを思って過ごしていたのだ。 彼女が自分をどう思うか。彼女の体にはどれほどの負担がかかったことか。
それでも、ソフィアに促されれば、なんとか頷いた]
…ああ、分かった。
(34) mythomania 2011/01/19(Wed) 00時半頃
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>>33 礼を言うのは此方の方だ。
[息がかかるほどの距離に、鼓動が高まってゆくのが分かる。 どうしたものかと視線を彷徨わせ、再び鏡花に向き直れば、鏡花は瞼を閉ざしていた]
……む……。
[逡巡し]
鏡花……。
[片手で鏡花の前髪を払い、ゆっくりと唇を押し当てた**]
(35) 鷹之木 2011/01/19(Wed) 00時半頃
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|
それはサイラスの自業自得だから仕方ないねー!
[笑顔でばっさりと切って捨てた。]
…で、自業自得の結果、ちゃんとおつとめ果たしたんでしょ? なら、何を不安になるのさー?
[そう言って、ふっと表情を緩める。]
…ま、ケイトは、おつとめを果たす前から、サイラスの事許してたと思うけどね? ああ、でも、真面目な子だからけじめはけじめって言うかなー?
[首を傾げながら、サイラスが頷けば、頷き返して歩き始める。]
―――ほら。きっと一番最初にサイラスの顔が見たいんだろうから。ドアはサイラスが開けなよ。 …全く、忌々しい事にね!
[そうして、部屋の前にたどり着けば、そう言ってサイラスの背中を押した。]
(36) takicchi 2011/01/19(Wed) 00時半頃
|
|
―病室―
[自身の腕に繋がれたチューブの中を滴る 点滴の雫を見つめながら、物思いに耽る。 目覚めてから数日ではあるが、あれから数ヶ月が経っていたらしい。 警察からはサイラスが捕まり、犯行を認めているという話を聞いた]
……サイラス……
[自分は人形だし、完全に機能停止はしなかった。 余罪もあるらしいが、そこまで酷い重罪になるものではないらしい。 そろそろ何かしら動きが取れるようになってもおかしくないが……]
(37) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 00時半頃
|
|
[瞳を閉じても気配は感じる、今慶三郎は何を考えているのだろう? 自分は何を思い目を閉じてしまったのだろう、観念して開こうとすると額に何かが触れる]
……んっ?
[思わず目を見開いて確認すれば視界に移るのは髭の疎らな慶三郎の顎。 額に口付けられたのだと解るとなんだかおかしくなってつい噴出してしまった]
(38) mcvities 2011/01/19(Wed) 00時半頃
|
|
わ、わかってるっての。 果たしたっつーか、まあ仮出所だけどさ……。
[複雑な顔をして、珍しくぐちぐちと不安を零す。 けれどソフィアの弁を聞いているうちにはなんとか腹を括ったのか、 時折緊張したため息をつきながらも落ち着いた表情を見せるようになった]
ちょ、待てって、深呼吸ぐらいさせろよ!!
[それでもいざ扉の前となると緊張してしまうのはご愛嬌。 頬に赤みがさしているのを見られないようそっぽを向いて、一つ深呼吸。
ぐっと真面目な顔になって、病室の扉を開いた]
(39) mythomania 2011/01/19(Wed) 01時頃
|
|
……? あ、あ……
[ドアが開く音がして入り口へと視線を向ける。 そこには以前と変わらぬ様子で、懐かしい二人の姿があった]
サイラス……それにソフィアも…… 二人とも、よく……
[二人を見れば、目の端にうっすらと涙が浮かび、 かすれていた小声が、さらにかすれ具合を増した]
(40) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 01時頃
|
|
[ぐちぐち言ってないでとっとと開けろー!と言ってやろうかと思ったけれど、さすがにそれは止めておいた。 深呼吸をしてそっぽを向く姿に笑いを堪える。 サイラスに会えた。そして、ケイトにも会える。 考えただけで、走り出したくなってしまうほど、心が弾む。
サイラスが、扉を開ける。少しずつ、扉の隙間が広がっていく。 開ききるのが待ちきれなくて、サイラスの背中越しに病室を覗き込んだ。]
(41) takicchi 2011/01/19(Wed) 01時頃
|
|
[扉の中に居た彼女は、まだ点滴を打たれていて本調子には程遠いだろうけれど。 確かに、そこに居る。 確かに生きて――己の目の前に居る。]
……っう…。
[急に視界が歪んだ。 駄目だ。まだ、泣けない。 手の甲でこみ上げた涙を拭いて、真っ直ぐにケイトに向き直った]
俺は――身勝手な理由で、君を傷つけた。 だけどずっと、ずっと…そのことを、謝りたかったんだ。
[かすれた声が、己とソフィアを呼ぶ。 それだけで胸が一杯になりそうだった]
ごめん。ケイト……ごめ、っ……
[一度は耐えた涙。けれどやはり、最後まではもたなかった。 それでも真っ直ぐ、ひたすら真っ直ぐにケイトを見つめた]
(42) mythomania 2011/01/19(Wed) 01時頃
|
|
サイラス……
[涙を流す彼を見て、心が締め付けられるような気分になる。 自分が人形である以上、多分それは錯覚以外の何者でもないのだろうけど]
……大丈夫、大丈夫。 私はあの時、そして今、あなたの本当の感情を知った。 どんな結果になろうと、それが私の望みだった。 あなたは私の望みを叶えてくれただけ……だから、大丈夫。
[そう言って、微かな…… 本当に微かな、それでいて晴れやかな笑顔を浮かべた]
(43) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 01時頃
|
|
[やっと、会えた。その事に胸が一杯になる。 久々に見るケイトは、まだ少し痛々しい姿をしていたけれど、それでも目を開けて、そして自分の名前を呼んでくれた。]
ケイト…!
[名前を呼んで、駆け寄りたかった。抱きしめて、頭を撫でてて、生きていることを確かめて… …けれど、立ち尽くしたサイラスが泣いていて。]
…全く、忌々しい。
[苦笑を浮かべてそう呟いて、一歩離れたところから二人の様子をしばし見守る。]
(44) takicchi 2011/01/19(Wed) 01時半頃
|
|
ソフィア……
[苦笑を浮かべて自分とサイラスを見守る姿へと視線を向け]
……ありがとう。こうしているだけで、 あなたが私との約束を守ってくれたことが分かる…… だから、本当にありがとう。 ……ソフィアが、サイラスをここへ?
(45) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 01時半頃
|
|
>>38 [額に口付けると、なぜか笑われてしまった。 くすぐったかったか、それとも何かおかしなことをしてしまったのだろうか]
……む。
[困ったように眉根を寄せて、顔を離し]
何ぞ、おかしなことでもあったか?
[もう一度、じっと見つめ直す]
(46) 鷹之木 2011/01/19(Wed) 01時半頃
|
|
[ケイトの微かな笑顔がまぶしい。
今ならはっきり分かる。自信を持って言える。 その笑顔はずっと、本当にずっと、己が求めていたもの。]
苦しかった。ケイトと居るのが苦しくて――あんなことを、して。 でも、そうしたらもっと苦しくなった。自分がそうしたのに、君が居ないのが苦しかった。
[ソフィアの呟きが聞こえる。 彼女にも辛い思いをさせてしまった。今も、自分がしているのは残酷なことだ。
それでも、これだけは]
ケイトが、生きていてくれて、よかった。
[涙に濡れた、軽薄でない笑顔。 心の底からの思いを言葉にして、笑った]
(47) mythomania 2011/01/19(Wed) 01時半頃
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[笑った所為で肩が揺れてしまった、困る顔も好きだと思う]
いいえ、まさか口付けられるとは思わなかったので。 驚いて。
[頬は赤いまま、慶三郎を見つめると首に手を回して――また瞳を閉じた]
(48) mcvities 2011/01/19(Wed) 01時半頃
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[ケイトの顔がこちらを向いた。ぱっと顔を輝かせる。]
約束したもんね? うん、ちょっと頑張ったよー?…なんて。
[くすくすといたずらっぽく笑ってみせて、サイラスの事を聞かれると首を横に振る。]
ううん。それは単なる偶然なんだ。私は毎日病院までケイトに会えないかと思ってきてたんだけどね? 今日になって、やああっと会ってもいいって言われたら、絶妙のタイミングでサイラスが来たんだよー! ほんとにずるいよねー?
[そう言って、ちらりとサイラスを流し見て。もう一度ケイトに向き直ると、腕組みをしてみせた。]
でもね、ケイト。私はちょっと怒ってるよ? ケイト、大丈夫だって言ったのに。あっさりサイラスなんかにやられちゃうなんてさー。 ちゃんと家まで送ればよかった、って何度後悔したか。
[そう言ってから、へにゃりと表情を崩す。]
無事で、良かった。また会えて、本当に、本当に良かったよ。
(49) takicchi 2011/01/19(Wed) 01時半頃
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……サイラス……私は……
[そこで一旦言葉を区切り、少しの間無言になる]
……私は、人形だから死ぬことはない。 ただ――壊れるだけ……
[事実を告げているだけ。それなのに、何故か胸が痛い。 きっとそれは生きていてくれてよかった、と。 そう思ってくれる彼の喜びを 潰してしまうような言葉だから――]
……サイラス。あなたは、私に何を望むの? 私は人形だから、出来ることは限られているけれど…… 私は、望み通りにあなたの感情を知った。 ……だから、今度はあなたの望みを叶えたい……
(50) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 01時半頃
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>>48 [赤い頬のまま瞳を閉ざされれば、何を求められているのかは啓三郎にでも分かる]
……儂で良いのか?
[訊ねてしまうあたり、やはり微妙にヘタレだが]
…………。
[無骨な指先で、一度、形の良い唇をなぞってから。 2度ほど躊躇いながらも、ゆるりとした口付けを、ひとつ───]
(51) 鷹之木 2011/01/19(Wed) 01時半頃
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[なんかソフィアが好き勝手言ってるのが聞こえた>>49 せっせと涙を拭いて、不満げな顔を作って]
サイラスなんかって、お前……。 よく本人を前にそんなこと言えんなあ。 お前のそーゆートコはある意味すげーわ。
[一気に言って、それからふっと笑う。 この遠慮のなさにも、また久しぶりの「日常」を感じて。 不謹慎ながら少し嬉しくなった]
(52) mythomania 2011/01/19(Wed) 01時半頃
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[問いかけにぴくりと眉が動く、どう答えようかと逡巡しているうちに唇に触れる暖かい感触]
……ん。
[髭があたってちくちくする、緩く開いた唇から舌を伸ばして慶三郎をぺろりと味わい]
(53) mcvities 2011/01/19(Wed) 02時頃
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[悪戯っぽい笑みを浮かべるソフィアへこちらも笑顔を返し]
ふふふ……そう。サイラスはずるい。 ……でも、毎日通わせてしまってごめんなさい。 もっと早く快復できればよかったのだけど……
[相手が腕組みをして怒る様子を見せれば、 しゅん、とした表情になり]
……それも、ごめんなさい。 でも、一緒に帰っていたら、 それはそれでソフィアもサイラスの毒牙にかかっていたかも?
[そう言って少し可笑しそうに笑った]
(54) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 02時頃
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[不満そうな声が聞こえれば>>52、そちらへ顔を向けて。ふふん、という顔をしてみせる。]
なーに? そのフレーズが気に入ったの? それならいくらでも言ってあげるよー?
ほんとにケイト、サイラスなんかでいいのー? サイラスなんかにケイトはもったいないよー? サイラスなんかのどこがいいのさー?
[こちらも負けじと畳み掛けるように一気に言って、ぷっと吹き出した。 またこうやって、笑い会える日が来て、本当に良かった。 …尤も、ケイトは自分のその言葉に、笑うのではなく顔を赤くするのかもしれないけれど。]
(55) takicchi 2011/01/19(Wed) 02時頃
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[壊れるだけ。そう言うケイトをじっと見つめて、それから何か考えるように目を閉じた]
俺も前はそう思ってた。そう思いこもうとしてた。 だけど、今は違うって思う。 人工生命だって人間と変わらない。そこに命は、ある。
[それはかつて、ソフィアが気づかせてくれたこと。 それから、もう一つ]
もしもケイトが許してくれるなら…俺はただ、君のそばに居たい。 もう一度、俺に――
[すっ、と彼女の側に近づいて…少し恥ずかしそうにしながら、ケイトの耳元で囁いた]
(56) mythomania 2011/01/19(Wed) 02時頃
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君に恋をする資格を、くれないか。
(*0) mythomania 2011/01/19(Wed) 02時頃
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[毎日通った事について謝られる>>54とぶんぶんと首を横に振る。]
私が勝手にしてたことだもん。約束通り、ケイトが元気になって、私に感謝してくれれば、それでいいんだよ?
[しゅんとした顔をされれば表情を緩めて、]
まあ、私も迂闊だった。無理やりにでも、送ればよかった。 えー? 私はサイラス「なんか」には負けないよー? フランスパンで反撃しちゃうもんねー。
[わざと「なんか」というところを強調しつつ、無茶を言った。]
(57) takicchi 2011/01/19(Wed) 02時頃
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>>53 !?
[唇を舐められ、一瞬ピクッと肩が跳ねる。 しかし、いやな気などするわけがなく]
……少し、悪戯が過ぎるのではないか?
[僅かに唇を離し、微笑むように囁いて。 抱き寄せて、もう一度───**]
(58) 鷹之木 2011/01/19(Wed) 02時頃
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あ……
[彼の囁き。それが耳元に生まれた瞬間、 人形の身体を流れる冷たい血に熱が入ったような気がして]
――……うん。
[惚けるような表情を浮かべた後に、耳元で囁き返す]
……あなたの子を宿すことも出来ない、この身体だけれど…… それでも今、この冷たい血に人の温もりが宿ったような、 そんな気がする……サイラス……
(59) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 02時頃
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ケイトは、サイラスにそっと囁く……
CEDRIC 2011/01/19(Wed) 02時頃
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――愛してる。私の"知識"にある何よりも、ずっと……
(60) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 02時頃
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[サイラスが、ケイトの耳元で何かを囁く様子>>56を、見つめていた。 かすかに瞳が揺れる。ちくりと胸が痛む。寂しげな笑みを浮かべて、そっと目を伏せた。 けれど次の瞬間、ぱっと顔を上げて、はああ、と大袈裟な溜息をこぼす。]
仕方ないなあ。それじゃ、お邪魔虫はそろそろ退散しますかね。
[やれやれ、と肩をすくめておどけた表情でそう言って、扉へと向かう。 扉の前で振り返り、ケイトに笑顔を向けて。]
ケイト、お大事に! また明日、来るからねー!
[ばいばい、と手を振って病室を後にした。]
(61) takicchi 2011/01/19(Wed) 02時頃
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[照れる顔も、驚く顔も全てが愛しい。 今度はちゃんと顔を見て、目を逸らさずに]
……慶三郎さんが焦らすからいけないんです。
[言い訳を返すと再び唇が重なり……続きは一度どころでは終われそうもないだろう**]
(62) mcvities 2011/01/19(Wed) 02時頃
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[病室を出て、しばらく扉に背を預けて立ち尽くしていた。]
わかってたけど…わかってたけど… …失恋、しちゃったあ…
[ぽつり、呟いて。たはは、と情けない笑い声を漏らす。]
―――…
[しばらく、そうして立ち尽くしていたけれど、やがて自分の頬をぴしゃりと叩いて。]
くよくよしないんだよ、ソフィア。 そうとなれば、サイラス「なんか」よりもっといい男、見つけるんだから!
[えいえいおー、と呟いて、扉から背を離し、歩き始める。 まだ少し、無理をしているかもしれないけれど。少し、ぎこちないかもしれないけれど。 それでも確かに、その顔には笑みが浮かんでいた。**]
(63) takicchi 2011/01/19(Wed) 02時頃
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華月斎は、ミッシェルの置手紙にお返事さらさら。「おやすみなさい、良い夢を」。
heinrich 2011/01/19(Wed) 02時半頃
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―病室―>>16>>17
そうだな、まだまだ知らないことばかり。 そんな風に子供みたいにも笑うこととか、
[知らないことを知りたいと思い、 知っていくことを楽しいと思える、 この気持ちをなんと呼ぼう]
こんな風に、頬が熱くなることとか。
[髪を撫でていた手を下ろし、頬に、触れて]
うん。じゃあそれまでに、俺も答えを見つけよう。 多分、俺は君のことが、
[その先は、彼女だけに聞こえる声。 耳朶を掠めた唇が、口付けるように*囁いた*]
(64) heinrich 2011/01/19(Wed) 02時半頃
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―旅立ちの日― [キィ…。日が昇り、大地が温まってくる頃、屋敷に錆びた音が響く]
・・・・・・・・・
[旅支度を整え屋敷から出てくると、一度、屋敷に深く頭を下げる。幸い主人は外出中だ。書置きは残したし、多少騒ぎになるだろうが問題はないだろう。]
・・・・・・最初は・・・
[呟くと、ゆっくりと歩き出す。足はパン屋へと向かっていた]
(65) sazi 2011/01/19(Wed) 20時半頃
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―パン屋― [パン屋に着くと、外から店の中を覗きソフィアの姿を探す。ソフィアの姿を見つけると店の中へと入って]
・・・・・・お久しぶりです。あの時は突然飛び出してしまって・・・ ご迷惑をお掛けしました。
[ソフィアの前に立つとまずはあの時の事を詫びて]
・・・それと、パン。ありがとうございました。 とっても、とっても美味しかったです。
[そう告げると、深く頭を下げる]
(66) sazi 2011/01/19(Wed) 20時半頃
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/*
延長希望が過半数行けば延長するよ!
村建て21日から別RP村だから来る可能性薄いけども。
(#8) 2011/01/19(Wed) 21時頃
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―パン屋―
[珍しく客足の途絶えた店内。カウンターに頬杖をついてぼんやりとしていた。 考えていたのは夕顔の事。夕顔が、出てきたらしいと聞いたのだ。 夕顔とは、事件の前に顔を合わせたきりになっている。その事は自分の胸の中で、小さなとげとなっていた。]
…うう。
[夕顔の背景は、事件の後嫌でも耳に入ってきた。夕顔にそっくりな少女人形。その人形が、夕顔の主人の「娘」として可愛がられていたと。 夕顔の事が気になる。会って、謝りたいと思う。けれど。]
どんな顔して会って、なんて謝ればいいのかわからないよー…
[いつも前向きな自分にしては珍しく、当たって砕けろ精神がなりを潜めていた。 思わず髪をくしゃくしゃにした時、からん、とドアベルの鳴る音がして、慌てて髪を撫で付けながら顔を上げる。]
いらっしゃいま… 夕顔!?
(67) takicchi 2011/01/19(Wed) 21時頃
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[言葉が、出てこない。ぱくぱくと口を開けたり閉めたりしていると、夕顔は謝罪と感謝を伝えてきた。深々と頭を下げる姿に、胸が一杯になる。 思わず、首を大きくぶんぶんと振っていた。]
こっちこそ…こっちこそ、夕顔! 私、無神経なこと言ったよね。夕顔の事、全然知らなかった。ううん、今だってちゃんと知ってはいないのかもしれない。 でも、夕顔にとって酷い事を言ったっていうのだけはわかるから。 本当に、ごめんね…!
[そう言って、こちらも深々と頭を下げた。 頭を上げて、ふと夕顔の手にした荷物に目を止める。]
夕顔、その、荷物って…もしかして…
(68) takicchi 2011/01/19(Wed) 21時頃
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・・・気にしないで下さい。 ソフィアさんが悪い訳じゃないですから・・・
ただ、あの時はたまたまタイミングが悪かった・・・それだけなんです。
[そう言って、かすかに瞳を伏せる。しかし、荷物の事を聞かれると、再びソフィアを見上げ]
・・・少し、この街を離れようかと思って・・・・・・ ・・・・・・また、いつかあの子を壊しそうになるんじゃないか。 そんな事ばかり考えてしまって・・・
[改めて旅立つ事を告げる]
(69) sazi 2011/01/19(Wed) 21時半頃
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/*
延長カウント
5 なう。残り2で延長決定。
(#9) 2011/01/19(Wed) 21時半頃
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[気にしないで、と言う夕顔に向かって、何度も首を横に振る。]
でも私、本当に無神経だった。 悪気がなかったっていうのは、言い訳にならないよ。
[そう言って、瞳を伏せる夕顔を泣き出しそうな顔で見つめた。と、夕顔が顔を上げる。告げられた言葉に、咄嗟に引き止めそうになり、唇を噛み締めた。]
…きっと、帰ってくるよね?
[そして、口から出てきたのはそんな言葉。]
(70) takicchi 2011/01/19(Wed) 21時半頃
|
/*
ぽちっとにゃー★
(#10) 2011/01/19(Wed) 22時頃
|
・・・・・・今は、まだ分かりません。
[帰ってくるよね?ソフィアの言葉に静かに首を振り]
でも、いつかは帰ってきたいです。 ・・・私の家は・・・あの、お屋敷ですから。
[そう言うと、かすかに笑みを見せて]
そういえば、今日はまだ朝ご飯を食べていませんでした。 あの時のパンを一つ、いただけますか?
(71) sazi 2011/01/19(Wed) 22時頃
|
|
[わからない、という言葉に唇を噛む。それでも、帰ってきたい、と言われれば、大きく何度も頷いて。]
そうだよ! あのお屋敷が夕顔の家で…夕顔の帰るところは、この街なんだからね! パン、気に入ってくれたんだ? もっちろん!
[いそいそとトングとトレイを手にする。そして、トレイにさまざまなパンを積み上げた。生チョコクリームのデニッシュももちろん忘れない。 問答無用で包むと、ぐい、と夕顔に押し付ける。]
お餞別!!
(72) takicchi 2011/01/19(Wed) 22時頃
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|
・・・・・・ありがとう、ございます・・・
[ソフィアの言葉にもう一度頭を下げる]
はい。甘くてとても美味しかった・・・
・・・え?あの・・・
[様々なパンが乗ったトレイを押し付けられると、少々困惑しつつも、お餞別!!とソフィアの言葉を聞けばかすかに笑みを浮かべて]
こんなに食べたら、私まんまるになっちゃいますね。
・・・・・・本当に、ありがとうございました。列車の時間がありますので、そろそろ・・・
パン。大事に食べさせて貰いますね。
[パンを袋に詰めてもらうと、最後にもう一度。深くお辞儀をして店を後にした。**]
(73) sazi 2011/01/19(Wed) 22時半頃
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えへへ、気に入ってくれたなら良かった! 夕顔、喫茶店でいつもココア飲んでたから、甘いの好きかなって思って。 美味しいよねー。私も好きなんだ!
[パンをしこたま詰めた袋を夕顔が受け取ると、くすっと笑う。]
まんまるになっちゃう心配をしなきゃいけないのは…夕顔が人間だから、だね。 私、お人形も人間も、大して違わないって思ってたけど、違いがあったね。 人間は太らないか気にしながら食べなきゃいけない!…なんて。
[冗談めかしてそんなことを言って、頭を下げる夕顔を見つめて。 店を出て行く背中に声を掛けた。]
夕顔、また、ね? 気をつけて、いってらっしゃい。**
(74) takicchi 2011/01/19(Wed) 22時半頃
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―IF:病室―
――……
[ゆっくりと目を開ければ見慣れない白い天井が視界に映り、 ピッ、ピッ、という電子音が静かに部屋に響く]
……私は……
[視線だけ動かして周囲の様子を見る。 人形が修理されるような工房ではなく、 人間とほとんど変わらぬ設備が整えられた病院の一室]
――私は、一体……?
[何故自分はここに横たわっているのだろう。 この喉の痛みは何なのだろう。 ――この胸の空白は何なのだろう]
……分からない……知らない……
(75) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 23時頃
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[自分はケイト。"知識"を蒐集する実験用の人工生命。 ――自身に分かることは、ただそれだけ。 最低限与えられた初期知識のみだった。 やがて自分が目覚めたことを知った 医者や看護婦が自分のことを教えてくれた。 起動から既に9年経っていること。 サイラスという人に暴行を受けて脳に当たる部分が損傷し、、 自動的にフォーマット処理が行われたということ。 何もかも、実感が湧かなかった。 それは全て、自分の「知らないこと」だった]
(76) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 23時頃
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[そうこうしている内に数日が経った。 幾人か訪れた警察の人間は サイラスという人について尋ねてきたが 自分にはまるで覚えが無かった]
……ご協力できず、申し訳ありません。
[謝ると彼らは大して気負いも無く、 別に気にしないでほしいと言ってきた。 本人も罪を認めているし、ほぼ確認だけだから、と]
(77) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 23時頃
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|
[窓の外の晴れた空を見る。切り取られた小さな空]
……早く、退院して外へ行かないと……
[かすれた声でつぶやく。 薬の匂い、冷たさを感じる壁や天井の白。 もう十分なくらいに知ることができたと思う]
……早く"知識"を集めないと……
[胸の中の空白が痛む。 ――どれだけの"知識"を集めても、それはもう二度と蘇る事はない。 胸を満たす空虚な感覚が、遠く囁いていた――]
(78) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 23時頃
|
|
ちょ、待てって、深呼吸ぐらいさせろよ!!
[ソフィアに早く扉を開けろと促されて、わーわー騒ぐ。 頬に赤みがさしているのを見られないようそっぽを向いて、一つ深呼吸。
――大丈夫だ。 今度こそちゃんと、彼女と向き合おう。
ぐっと真面目な顔になって、病室の扉を開いた。]
(79) mythomania 2011/01/19(Wed) 23時頃
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[扉の中に居た彼女は、まだ点滴を打たれていて本調子には程遠いだろうけれど。 確かに、そこに居る。 確かに生きて――己の目の前に居る。
けれど、何か。何かに違和感を感じた。 夢にまで見た彼女との再会なのに、この胸騒ぎはなんなのだろう]
―――ケイト。俺は……
[ぞわ、ぞわ、ぞわ。嫌な緊張感に背中がこわばる。 言いたかった言葉が出てこない。 緊張ではなくて。感動でもなくて。嫌な予感に邪魔されて、言葉が出てこない。]
(80) mythomania 2011/01/19(Wed) 23時頃
|
|
[ドアの開く音がして、そちらへと視線を向ける。 入ってきたのは、若い男性と女性の二人組。 医者とも看護士とも警察とも思えなかった]
……こんにちは。 ……すいません、どちら様でしょうか。 もしかして、私の関係者の方ですか?
[何の感慨も無い、無機質なかすれた声。 ただ、疑問を尋ねる声で、そう問いかけた]
(81) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 23時頃
|
|
[やっと、会えた。その事に胸が一杯になる。 久々に見るケイトは、まだ少し痛々しい姿をしていたけれど、それでも目を開けて、そして。]
ケイ…!
[呼びかけようとして、声が途切れた。感じたのは、かすかな違和感。それは、こちらを見つめるケイトの目が、何の感情も湛えていなかったから。]
…ケイ、ト…?
[ぞくぞくと、足元から冷気が這い登ってくるような気がした。明確な形を持たない、漠然とした不安。 それでも、おずおずと声を掛けると、ケイトから返ってきた返事は。>>81]
―――!? ケイ、ト、どうし、ちゃったの…? 嘘だよね。そんな… 悪い、冗談…だよ、ね…?
[笑おうとして失敗した。ケイトが、そんなたちの悪い冗談を言うような人でないことは、痛いほど良く知っていた。それでも言わずにはいられない。]
嘘だよね…?
(82) takicchi 2011/01/19(Wed) 23時半頃
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|
っ―――!!
[視界が揺れる。立っているのが辛い。 それでも何とか足を踏ん張って、必死に体を支えた。
考えていなかったわけではないのだ。もしも、自分がしたことによって彼女に後遺症が残っていたら。 それでも変わらず彼女の側に居たいと、そう思っていた。
けれどまさか―――記憶を失っているなんて]
俺……俺は、君の。
[君の……何だ? ―――友達?
殺そうとした。酷く苦しめた。記憶まで奪った。 それでもまだ、友達だなんて。ましてや――ずっと好きだった、なんて。 そんなことを言って、信じてもらえるのか?
決意が、揺らぐ。]
(83) mythomania 2011/01/19(Wed) 23時半頃
|
|
[女性が自分の名前を呼んで、戸惑うような、焦るような、 ――絶望するような表情を浮かべた]
……ご、ごめんなさい。 私、何か失礼なことを……?
[冗談、一体何が?この女性のことが分からないことだろうか、 ――それは、これっぽちも冗談ではなかったのだが]
(84) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 23時半頃
|
|
[男性が自分の名前を呼んで、言葉を詰まらせる。 何やら様子がおかしいことに首を傾げて]
……ごめんなさい。 ご存知かもしれませんけど、 実は私、製造されてから今までの記憶が無くて…… ……失礼ですが、あなたはどちら様なのでしょう?
[再度、問いを投げかける。それは残酷なもの。 それでも、そんなことは知る由も無く。 ただ、自分の"知識"の補完のために。問いを投げた]
(85) CEDRIC 2011/01/19(Wed) 23時半頃
|
|
[泣かないと決めていた。自分はいつでも笑顔でいると。 それが、こんなに難しいと感じたのは、初めてだったかもしれない。]
忘れ、ちゃったの…? 私の、事も…約束の、事も… みんな…みんな、忘れちゃった…?
[悪い夢だったらいい。こんな夢、早く覚めればいい。 見知らぬ人を見るようなケイトの目を見るのが辛くて、視線は床へと落ちた。]
(86) takicchi 2011/01/19(Wed) 23時半頃
|
|
[彼女が謝罪の言葉を繰り返す。 聞きたくない。そんなこと、聞きたくない。
この数ヶ月、何度も自責の念にかられ苦しい思いをした。 けれどその度にケイトのことを、ソフィアの言葉を思い出して、 これからは真っ直ぐに生きようと…彼女の側で生きようと、思っていた。
しかし今また自責の念が、後悔が襲ってくる。 自分があんなことをしたから、彼女は―――己が恋した彼女は、もう]
…俺、は。 サイラス。サイラス・ウォルポール。 …もう、聞いてるかもしれないけど。
[心臓を誰かに握りつぶされているような痛み。 それでもせめて、これは。これだけは、言わなくてはいけないと思った]
記憶をなくす前の君を襲ったのは……俺だ。 今日仮出所して、真っ直ぐにここに来た。
(87) mythomania 2011/01/19(Wed) 23時半頃
|
|
[彼女はどんな反応をするだろう。 怖くて、怖くて仕方が無い。それでも、言わなくては]
君に、謝らせてほしくて。そのために今日、俺はここに―――
[ずっと大事に持っていたケイトへの思い。 それが大粒の雫になって、両の眼から零れて―――落ちて、いく]
(88) mythomania 2011/01/20(Thu) 00時頃
|
|
約束……
[自身の"知識"を探す。約束。 互いにこれから先のことについて、取り決めをすること。 ――そんな、辞書のような言葉の意味が、 自身にとっての「約束」の"知識"]
……ごめんなさい。 あなたは、私と何か約束をした……? ……差し支えなければ、それを教えてもらえない?
(89) CEDRIC 2011/01/20(Thu) 00時頃
|
|
サイ……ラス……
[その名前は何度か聞いている。 私を襲った人。この喉と胸の奥の痛みの元凶……]
あなたが……サイラス……
[その声は、はっきりと怯えを含んで病室に響く。 ベッドの上の身体が、微かに震える。 それは恐怖なのか。妥当に考えるのであれば、そうとしか思えない。 だが、目の前の彼の瞳からは大粒の涙が溢れ――]
……何故、泣くのですか? ――私には、あなたの感情が分からない。
(90) CEDRIC 2011/01/20(Thu) 00時頃
|
|
[サイラスの言葉>>87にぎょっとする。それは、確かにそうなのだけれど。記憶をなくしたケイトに対して、その説明は。]
ち、違うの!
[思わず二人の間に割って入っていた。]
違うの! いや、違わないんだけど! でも違うの! そうじゃない! それだけじゃないの!
[思わず割って入ったけれど、でも、それではなんと言えばいいのだろう? 言葉が見つからなくておろおろと二人の顔を交互に見る。]
間違ってない…間違ってない、けど、でもそれだけじゃないの! 私はケイトに、サイラスを助けてって、頼まれてたんだから! ケイトはサイラスの事、心配してたの! 自分の事よりもずっと心配してて、私にサイラスの力になってって言ったの! それが…それが、私がケイトと交わした約束…
[泣き出しそうな顔でケイトの顔を見つめて。]
それで、約束が守れたら、ケイトは元気で、私に感謝をしてくれる。 それが、ケイトが私にした、約束…
(91) takicchi 2011/01/20(Thu) 00時頃
|
|
彼を、助けて……と、私が?
[何故だろう。彼は私を襲ったはずなのに。 私は自身を襲う人を心配していたのだろうか? やや、非論理的であると思うが……]
……分からない。分からないけれど…… ……あなたは、泣きそうな表情をしている。彼も泣いている。
[二人の表情を交互に見つめた後で、呟く]
……私は"知識の担い手"である以前に、人に作られた人形…… 人の悲しみを宥め、命令に従う「義務」がある。 ……あなた達は、私に何を命じますか?
(92) CEDRIC 2011/01/20(Thu) 00時頃
|
|
[ソフィアの小さな体が、己とケイトの間に割って入ってくる。 彼女だって辛いだろうに、こんなに言葉を尽くしてケイトに語りかけて。 けれど今はその優しささえも、痛い]
そうだな、分からないだろうな。 だって俺は…
[ケイトの怯えた声が、何故と己に問う。 かつて彼女と、「人形が襲われる理由」について話した日を思い出した]
身勝手で 一方的で 理不尽な…そんな理由で、君を襲った。
[彼女を殺そうとした日に語った言葉。 何度となく自分の中で渦巻いていた言葉。]
だけど本当は、本当はずっと、君のことが―――!!
(93) mythomania 2011/01/20(Thu) 00時頃
|
|
[「命令」そして「義務」残酷な言葉がケイトの口から綴られる。違う。そんなのは違う。自分とケイトの間にあったものは、そんなものではなかったはずだ。 言葉にならなくて、彼女の無感動な声が辛くて、首を横に振り続ける。]
違う、そんなのは、違う…! 私とケイトは、対等だった。対等な友達で…友達で…
[ライバルだったのに。その言葉は、胸の中で呟いた。]
命じられたからじゃない。ケイトは、ケイトの意思で、私の友達でいてくれたの。 そして…自分の事よりも、大事に思ってる人がいたの。
[いくら訴えても、彼女の記憶は戻らない。それすらも、「命令」として処理されてしまうかもしれない。それでも。 それでも、言わずにはいられなかった。]
(94) takicchi 2011/01/20(Thu) 00時半頃
|
|
[続く言葉を、ぐっと飲み込んだ。
命令。義務。 その言葉に今の彼女との距離を思い知らされたような気がして。]
君が望むなら、俺はもう君には近づかないと誓う。 ……こうやって一目会えただけでも、きっと奇跡に近いことなんだろう。 だけどもしも、もしも君が、ケイトが許してくれるなら…
一度だけでいい、俺に―――償いの、機会を。
[それもまた、贅沢な望みなのかも知れない。 けれど言わずには、求めずには居られなかった]
(95) mythomania 2011/01/20(Thu) 00時半頃
|
|
[彼の……サイラスの言葉を聴く。 「本当はずっと、君のことが――」 その先の言葉は予測出来る。 つまり彼は、彼を愛せと言いたいのだろう]
……ならば、この首を絞めずとも、 そう命じて下さればよかったのに。 ……自身の命に別状が無い限り、私が逆らうことはありません。
[実にシンプルな構図だ。何も問題は無い。 ……胸の空白が、微かに疼いた気がした]
(96) CEDRIC 2011/01/20(Thu) 00時半頃
|
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っ、あ……ああ………。
[もうこの想いは届かないのだろうとは、思っていた。 彼女が記憶を失ったと知った時点で、認めたくなくても頭のどこかで理解していた。
けれど、今の彼女の言葉は。 己の想いを、ケイトへの恋心そのものを、握りつぶすような]
ちが、ちがう……俺は、俺はぁっ………!!
[頭を抱えて、その場に蹲る。 涙が止まらないのに瞬きもできない。 胸が苦しい。息ができない。苦しい、苦しい、苦しい…
―――いっそのこと、このまま息を止めてしまえたら―――]
(97) mythomania 2011/01/20(Thu) 01時頃
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―――……
[二人から告げられた言葉を聴く。 彼の言葉は、自身の予想とは違い、 どこか、悲壮な重みを感じられる。 その重みは、胸の空白の底を微かに埋めたような気がした]
……分かりました。 まずソフィア。私に少し、時間を下さい。 私は今、あなたに並びうる物を何も持っていません。 それでは、あなたと対等には到底なれない。 だから、私に私を積み上げる時間を下さい。
(98) CEDRIC 2011/01/20(Thu) 01時頃
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そしてサイラス、私はあなたに全てを与えます。 償いの機会も。あなたが望むもの、 私があなたに与えうるものを全て。
[静かに、まるで神に誓うように言葉を紡ぐ]
……だから、二人とも、私を求めてください。 それが、私の存在意義でもある。 それに……
(99) CEDRIC 2011/01/20(Thu) 01時頃
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この胸の空白が、あなた達を求めているような気がするから……
(100) CEDRIC 2011/01/20(Thu) 01時頃
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何も、持っていなくても。 ケイトは、ケイトでいいんだよ? 私は、ケイトが、ケイトであれば、それでいい。
[泣き出しそうな顔のまま、それでも無理やりに微笑んで。許されるなら、ケイトの手をとる。]
ケイトは私の友達だよ。 今までも…これからも。 だから…一緒に、ケイトを積み上げよう?
[失った記憶は、もう戻らないかもしれないけれど、新たにまた、作っていく事はできるから。]
だから…改めて。ケイト、これからもよろしくね?**
(101) takicchi 2011/01/20(Thu) 01時頃
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[病室の床にぼたぼたと液体が落ちていくのが見える。 その光景に、はっと我に返った。
今、己は何を考えていた? それは、その願いは。ただ自分だけが楽になろうとしているだけではないのか。]
っう………。
[涙を拭う。一度では足りない。 もう一度拭って、何度か瞬きをして。 ケイトがソフィアに、そして自分に語る言葉をどこか呆然としながら聞いていた。]
(102) mythomania 2011/01/20(Thu) 01時半頃
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[けれど、最後に彼女が呟いた言葉が―――ずたずたになった己の心に、静かに響いた。
それは、その言葉は。 もうすっかり消えてしまったと思った、己が恋した「彼女」が遺したもの。]
…ああ。ああ……!
[何度も何度も頷いて、漏れそうになる嗚咽をかみ殺す。 まだ終わってはいない。自分だけ逃げることは、許されない。 今目の前に居る「彼女」の側にあること。それもまた、己の贖罪]
今度はもう、迷わない。 たとえ何があっても俺は、ずっと君の側に―――
(103) mythomania 2011/01/20(Thu) 01時半頃
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[手を差し伸べる彼女の手を握る。 人の温もり。かつての自分もこれを感じていたのだろうか。 力強く頷く彼の瞳を見つめる。 私の胸の空白が求めるものはこれなのだろうか。 まだ、自分には何も分からないけれど――]
それでも、きっと……
[ここからでも新たな何かは生まれるのだろう。 ――私は、それを知りたいと、そう思っていた**]
(104) CEDRIC 2011/01/20(Thu) 01時半頃
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[店主からラルフが居なくなったコトを聞く 飲んでいるのはいつものブラックコーヒー]
そうかい、あの子もいなくなったのかい。 ……サイラスもラルフも、早く戻ってくるといいねぇ。
[店主とそんな話をして外へと出て行く 店の近くには工事をしているビルが見える]
人も街も変わってく。 でも、変わらないものもある。
[空を見上げれば、そこには澄み渡るような青空が]
っと、そろそろあの家の薬が切れる頃だっけねぇ。 さぁて、仕事に行きますか。
[んー、と身体を伸ばせば いつもの黒い鞄を手にして ゆっくりと街中へと消えていった**]
(105) kureha09 2011/01/20(Thu) 02時頃
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─某日・道場─
[佐村屋一座と──鏡花とともに旅をすると決めた翌日。
道場に戻るとすぐに門下生達を呼び集め、うち最も腕の立つひとりに、師範代の免状を与えるための試験を行うと告げた。 そして、道場を離れるということも]
勝手を言ってすまぬ。 だが、儂は自分の心に嘘をつくことはできん。
それに、ぬしらであれば、儂がいなくなっても問題なくやっていけると信じてのことだ。 なに、案ずることはない。 何年かに1度になるやもしれんが、この地に戻ることがあれば、必ず顔を出そう。
(106) 鷹之木 2011/01/20(Thu) 17時半頃
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[それから数日……]
───よし、そこまで!
[剣を置き、門下生と向かい合う。 試験は、すべて滞りなく終了した]
良いかマツノスケ、これからは、おぬしが皆の先頭に立つのだ。 他の者達も、この道場に通う子どもらの手本となるよう、日々の修練を怠らずにな。
「「「はい!!」」」
……うむ。
(107) 鷹之木 2011/01/20(Thu) 18時頃
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─母屋─
[もとより質素な独り身生活。 持つべき荷物は、そう多くはない]
……しかし、芋が随分残っとるのぅ。 まぁ、挨拶ついでに芙蓉達のところにでも持って行けば良かろう。
[必要なものをトランクと風呂敷に詰め込み、最後に名残おしむように、すべての部屋を回る]
さて、そろそろ行くとするか。
[灯りを消し、鍵を閉め。 鏡花との待ち合わせ場所に向かう]
鏡花!
[視線の先に、愛しい者の姿を見つけたならば、その歩みは自然と早くなることだろう───**]
(108) 鷹之木 2011/01/20(Thu) 18時頃
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―その後の……―
[海外公演を終えて数ヶ月ぶりに東の国へ戻ると懐かしいような常設小屋の奥、佐村屋一座座長へ顔見世に向かう。 横に居る慶三郎は緊張しているだろうか? 怒っているような雰囲気の壮年の男性の前に座り報告すると勝手に人形だと暴露した件やその後の事件、そのほかもろもろ行く先々であったであろう事に付いて細かいお小言を頂戴する]
(109) mcvities 2011/01/20(Thu) 19時頃
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[小一時間絞られたあと、慶三郎と話がしたいと言う座長の元から離れ「鏡花」の部屋へ。 自分と同じ顔の人形「飛鳥」がやってきて再開の挨拶をすると、悪戯を思い出した]
[選ぶ衣装は慶三郎に最初に見せた演目のもの、髪と化粧をそっくり同じものに、着物の色だけ態と大胆に対照的なものにする。 3 偶数:鏡花が赤、飛鳥は青 奇数:鏡花は青、飛鳥が赤
この格好で、慶三郎は本当に二人を見分ける事が出来るだろうか?とても楽しみだ]
(110) mcvities 2011/01/20(Thu) 19時頃
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お初にお目に掛かります。 わたくし、時雨慶三郎と申します。
[正座し、深く頭を下げる。 恋人の父親に結婚の了承を得に行く男の心境というものは、きっとこのようなものなのだろうなと思いながら]
[鏡花が座長に小言をくらっている間は、はらはらしつつも、余計な口は挟まずに。 此方に何か問われたならば、嘘偽りなく返すだろう]
(111) 鷹之木 2011/01/20(Thu) 21時頃
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[小一時間ほどして、鏡花が先にその場を辞すと、部屋には座長と自分だけとなった]
[人間の「鏡花」の話、鏡花と飛鳥が生まれることとなった経緯や、一座について……すべてを、興味深く聴き入る]
……は、私ですか? 私は、雨水岩穿流の剣術を嗜んでおります。
[訊かれるままに、己のことを伝え]
はい。 私はあの日、確かに、鏡花と約束しました。 何があろうと、傍にいて護り抜くと。
[言葉に込めた想いは、伝わったろうか]
(112) 鷹之木 2011/01/20(Thu) 21時半頃
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[暫くすると、襖の向こうから声が聞こえた]
……鏡花?
[しかし、もう1人いるようだ。 座長の言葉から、そのもうひとつの声の主が「飛鳥」であることを知る]
[そして襖が開かれれば、赤と青の着物を着た、瓜二つの鏡花と飛鳥が]
鏡花。
[4 奇数:赤い 偶数:青い)着物を見て、微笑みかけてから、もうひとりへと視線を移し]
飛鳥殿、ですな。 お初にお目に掛かります。
(113) 鷹之木 2011/01/20(Thu) 21時半頃
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華月斎は、ラルフをつんつんつついた。
heinrich 2011/01/20(Thu) 21時半頃
華月斎は、トルニトスをつんつんつついた。
heinrich 2011/01/20(Thu) 21時半頃
華月斎は、ソフィアをつんつんつついた。
heinrich 2011/01/20(Thu) 22時頃
華月斎は、ミッシェルにむぎゅうした。
heinrich 2011/01/20(Thu) 22時頃
ミッシェルは、ソフィアにむぎゅうした。
suchlich 2011/01/20(Thu) 22時頃
華月斎は、ソフィアをむぎゅうするミッシェルをむぎゅうしている。
heinrich 2011/01/20(Thu) 22時頃
ソフィアは、ミッシェルにむぎゅうした。
takicchi 2011/01/20(Thu) 22時頃
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― もうひとつの物語・染也 ―
[異国での巡業を終えて、戻ってきた故国。師と共に住まうこの屋敷にも、戻るのは久しぶり。諸々の連絡報告を終えて師の部屋を下がった後、まっすぐに向かう先は離れの一室]
――…兄さん。法泉にいさん。
[声をかけてから、そっと部屋の扉を開ける。 幼い頃に親元離れて、住み込みで弟子入りした染也。 師匠の子息である法泉は、兄弟子であると同時に家族にも近く]
染也、ただいま帰国いたしました。
[部屋は昼日中から薄暗く、光はカーテンの隙間から差し込む日差しだけ。 返事はなく、兄弟子はただ愛しい人形が眠る棺に寄り添い続ける]
以前兄さんにお話した、サイモン氏にお逢いしてきました。 けれど、お返事はいただけませんでした。 ……いえ、返事のないことが、答えなのだと思います。
[申し訳ございません、と。その声にも、兄弟子は反応を示さない]
(114) heinrich 2011/01/20(Thu) 22時頃
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兄さん。私は今まで、『人形』と呼ばれる人工生命がどういうものであるか、よくわからずにおりました。 だから、迷いながらも蘇生の方法を探し続けました。
[それを師匠も望んでいると思ったから。 兄弟子を元に戻すためには、それしかないと思ったから]
でも、私にはもう……、蘇生の方法は、探せないと思います。 人形を、ただ作られたモノだとはもう思えないから。 申し訳ございません。
[そう言って、頭を下げて。顔を上げた瞬間、息を呑んだ。兄弟子が、こちらを見ていた]
(115) heinrich 2011/01/20(Thu) 22時頃
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―もうひとつの物語・染谷―
兄さん!
[廊下に尻餅ついて、すぐに立ち上がり、閉ざされたばかりの扉を開ける。 中は既に蛻の殻。兄弟子の姿も、硝子の棺も、そこにはなくて]
……は。法泉兄さんの、最後の、手妻か。
[一瞬の間に、跡形も無く消えてしまった。 あまりに鮮やかな、刹那の出来事]
最後の観客として俺が選ばれたこと、光栄に思うべきなんですかねぇ。
[そう言って肩を落とし、吐息とともに笑いを零す。 その日以来、法泉の行方はようとして*知れなくなった*]
(116) heinrich 2011/01/20(Thu) 22時頃
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―if・ラルフに片想いEND―
[はぁ、はぁ、はぁ、
突然姿を消した>>31友人を探して、街中を駆け抜ける。 いや、友人なんかではなかった。同じ人形であり、おそらく同じ想いを抱えた、けれどその想いは届かなかった、大切な。 最後にたどりついたのは人形資料館。ふっと横切った予感に、深緑の瞳を伏せて、 静かに中に踏み入れれば、探し続けた彼の姿。]
ラルフ。
[名前を呼んだ瞬間、ぽろりと涙が零れた。 それが、全てを物語っていた。 遅かった。気づくのが遅かった。どうして、自分がこんなに彼を探したか。会いたかったか。 横たわる彼に歩み寄って、その寝顔が穏やかであることに安心して笑う。 それからその額にこつんと自分の額を当て、自分も瞳を閉じた。]
大丈夫、君を1人にはしないから。
[2人の姿が発見されるのは、おそらくずっと後。]
(117) suchlich 2011/01/20(Thu) 22時半頃
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[あっさり見破られてしまった、残念なような嬉しいような複雑な気分で慶三郎を見る。
飛鳥が面白がって艶然とした笑みを浮かべたまま歩を進め慶三郎の前で正座すると深々と合手礼をひとつ]
「私の鏡花をよろしくお願い致します」
[素顔や性格に差異はあれど鏡花として立ち振る舞う時の違いは自分では良く解らないからこそ、悪戯として成り立つのではと考えていた。
何か人間ならではの特殊能力でもあるのだろうか?それとも……**]
(118) mcvities 2011/01/20(Thu) 22時半頃
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―1年後―
よし、出来た。
[満足そうに笑って、ぱんぱんと掛けていたエプロンを払う。 それから腰に両腕を当て、出来上がった作品をじっと眺めて。 1年前。たくさんの人と出会い、たくさんの出来事を見、この両手にたくさんのものを得た。 それを還元したいのだと、あの時から決めていた。 卒業制作に作ったのは、1つの針金細工。 細く繊細な金の針金を編み、先に色とりどりの花のモチーフをあしらった。 これを見て、彼はなんというだろうか。創造主はなんというだろうか。]
(119) suchlich 2011/01/20(Thu) 22時半頃
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さあ、これを、誰にあげよう? …なんてね。
(120) suchlich 2011/01/20(Thu) 22時半頃
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[細い針金細工のタイトルは、
『君ヲ想フ』。
いとしく、やさしい。**]
(121) suchlich 2011/01/20(Thu) 22時半頃
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ミッシェルは、アチャポの頭をぽこぽこん
suchlich 2011/01/20(Thu) 23時半頃
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