6 偽りの聖戦《イミテーション・ジ・ハード》
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狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、聖痕者が2人、占い師が1人、守護者が1人、霊能者が1人、王子様が1人、囁き狂人が1人、人狼が1人、邪気悪魔が1人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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[どくり。
魔が目覚める。 封印された筈の王の魂は、今――
その封印の"鍵"を 解かれつつ ある]
(*0) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 00時頃
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―――さあ、“目覚め”の時だ。
(1) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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「逃げろ」って、何から逃げるって言うんだ? サイモン、お前まだトビウオの暗示が解けてないのか?
[ サイモンを茶化しながら、この場にいる全員を観察する。 ...の魔眼は鏡の中をも覗き見るだろう。** ]
(2) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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セクリィスの土地は呪いの土地 美しいその流れは人々の心を乱し 豊かな魚や鳥を朽ちさせる そして恋人達も悲しい想いに身を焦がす
丘に住む良き若者は希望に胸を膨らます いつかあの美しい少女と 一緒に暮らす日々を夢見て いずれ来る不幸を知らずに
山に住む美しい少女は不安に身を焦がす 愛しいあの人が中々来ない 自分を嫌いになってしまったのだと いずれ来る狂気を知らずに
湖に住む優しい女は想いをめぐらす コリーンの泉の若い男女の恋人を 昔の自分になぞらえて いずれ来る終わりを知らずに
(*1) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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ああ人々の無知の愚かさよ 女の罪の無きを少女は知らず 少女の罪を男は知らない かなたの罪はセクリィスの流れに流れまい
ああ何て悲しいセクリィスの流れ セクリィスの土地は呪いの土地 本当はみんな幸せになれたのに みんな不幸になってしまった
(*2) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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我の歌を聴くのはだぁれ?
我の歌に応えるのは――
[女は歌う。忌まわしき滅びの歌を。生命を呪う歌を、歌う**]
(*3) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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―河口湖―
[とさり。 小さな身体が倒れ込んだ。その表情には深い疲労の色が滲む。 激しい戦闘で急速にその魂をこじ開けられた少年は、それについていくのがやっとの状態だった――]
『おやすみ、ショウタ。 そろそろ君の魂も、"目覚める"のかな…』
[リィンの呟く声は、少年には届かない。]
(3) 2010/03/20(Sat) 00時半頃
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…せめて、あなたは誰にも縛られずに。 これからは自分の生をお生きなさい。
[去りゆく青大将に、小さな声で呟いた。 その間にも、朱は蒼へ。 羽根はリンデルの背中に戻り、元通り翼を形づくっていく]
――あ。
[オスカルがコリーンたちを鏡の中に連れ去るのを目撃する。 自分の想像の斜め上だった]
ちょっと、オスカル。 確かに鏡の中なら安全かもしれないけれど。 私は『地上の』安全な場所に退避させてと…
[どうしたものか――はぁ、と溜め息をつく]
(4) 2010/03/20(Sat) 00時半頃
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[ 秩序の鍵《コズミック・キー》。
旧時代の遺物《アーティファクト》の一つ。意思ある鍵《キー》。 持つ者の魂の本質を開錠《リアライズ》し、その特性に合わせて魔武具とも変質する鍵と言われている。 持主と鍵の共鳴《シンクロ》率が上がれば上がる程、その内なる魂は目覚めてゆく。 そして逆もしかり。鍵《キー》により施錠《シーリング》された魂は、永遠にその本質を封じられることとなるだろう―― ――アクハト写本 第四章第592節より抜粋
その鍵《キー》の本能は、常に何かを『開く』ことにある。
翔太の持つ素質は、間違いなくリィンの見てきた中でも一、二を争う程強力なものである。 彼女《リィン》は――その《原石》を前に、今までにない程の高揚感を覚えているのだった。**]
(5) 2010/03/20(Sat) 00時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 00時半頃
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―いつかの記憶― [ ――がらり。 ] [崩れゆく世界。死にゆく世界。 終焉(おわ)りゆく世界が、嘆きの河の水面に映る。] [幾度となく終焉と始まりを視てきた純白(しろ)には、聴こえる。 崩壊の足音は、去ってはいない。 ――いや、寧ろ。今までよりも、強く、近くに――……] [純白の意識が現在に舞い戻れば、その瞼が再び開かれるだろう。] ―決戦の湖畔で―
(6) 2010/03/20(Sat) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 00時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 00時半頃
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―― 夢の中 ――……
[ 歌が、聞こえる。 遠く、遠く。 嘆くような。呪うような。狂うような。滅ぶような。 心地いい。 そう感じるぼくがいる。 僕の、もっと奥のぼく。ほんとうの――ぼく。]
(*4) 2010/03/20(Sat) 00時半頃
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[歌が終われば、きっとぼくは拍手をするだろう。 だって素敵な歌だったんだ。 もっと聞きたい。そう思うのは当然でしょ?
そう。]
もっと聞きたいな――人間の、破滅の歌。**
(*5) 2010/03/20(Sat) 01時頃
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【―名も無き白い森《ヴェイスヴァルト》―チェスの部屋―】
[身体は意識を失っていても、ベネットの魂そのものに、全ての事象が刻まれる―――悲しき蛇の心意気…そして妹と思っていた者の悲しき祈り…]
ホロリ…--- ホロリ…---
[静かに、透明な滴が零れおちる――― それらは、白い森の草に落ちて、小さな透明な宝石となった。哀しみを閉じ込めた涙輝石≪ブルートルマリン≫となった**]
(7) 2010/03/20(Sat) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 01時半頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 01時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 02時頃
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―どこか認識できぬ場所―
[ふ―――――意識が蘇りし時にはモノクロの世界へ。口の枷はもう存在しない。歌う術を取り戻した事に安堵を覚えつつも自らの行方がおぼつかぬ事に不安を露にする]
(8) 2010/03/20(Sat) 06時半頃
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[女は歌う。悲しい、哀しい旋律を奏でる]
美しいセクリィスの流れに栄えあれ。 小鳥よ歌え、花よ舞え。 セクリィスの流れはこの世のすべてを司る人生の泉。
美しいセクリィスの流れに乾杯。 魚よ育て、人よ生け。 セクリィスの流れはこの世のすべてを視る心の岸辺。
愛しいあの人は窓の外 でも私は信じているの 物語の王子様がお姫様を助けるように あの人が私をここから連れ出してくれるのよ
もし私以外の誰かが彼の心を虜にしたら 私は狂ってしまうかもしれない だってそんな事になっしまったら 私は生きていけないわ
(9) 2010/03/20(Sat) 06時半頃
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お父様が私を訪れてこう言うの 愛しい男が遠く旅路を行くのがいいか それとも木に子羊のように掛けられるのを見るのがいいか
ああ愛しいお父様 彼を愛しているの 彼のためなら私はチェルノボーグの住処にだって飛んでいけるわ 愛しい彼と共にいられるのなら
お願いアグアルべルス川の流れよ かなたに見えるあの船を沈めておくれ 彼を私の元から離れないようにしておくれ
(10) 2010/03/20(Sat) 07時頃
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ハギネスの湖に住まう魔女ケリドウィン 美しく邪悪な古の魔女 私がこんな想いをするのは彼女の仕業に違いないわ 彼女の呪いが愛しいあの人にかけられたのよ
残酷な魔女ケリドウィン 彼女は鼠を食べ猫を遣いそして野うさぎを血に染めるんですって でも私は恐れないわ 愛しいあの人と幸せになるためになら 私は悪魔だって殺してみせる
ついに私は思いを遂げたの でもどうしてなのかしら 魔女の身体は朽ちて灰にならないの 綺麗な赤い血を流しているの
セクリィスの水は濁って流れていく もう2度と澄むことはありはしない
[それはセクリィスの流れを歌う悲しい歌。美しいが故に呪われた川の歌。母の歌]
(11) 2010/03/20(Sat) 07時頃
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母が生きることのできぬ世界なら
父が生きることのできぬ世界なら
こんな世界、滅んでしまえばいい――
[旋律は悲しく木霊する]
(*6) 2010/03/20(Sat) 07時頃
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[かの歌は誰を思って歌うのか。何を願って歌うのか。泉の悲しみはどこにいくのだろうか――**]
(12) 2010/03/20(Sat) 07時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 07時頃
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[彼は呪文を駆使し、戦闘を支援しながら見守っていた。 その結果、憎き敵のドナルドを撃破する事が出来た。]
流石、ただ者ではない人々が集まっただけの事はあります。
−あの不愉快な奴がいなくなったか。……ただ、これが最後では無いだろうな。 あれが頭領にしては異変の広がりが大きすぎる。
(13) 2010/03/20(Sat) 07時頃
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[そう、まだこれで終わりではないのだ。そろそろ本陣が何かしらの動きを見せて来てもおかしくはない。]
……コリーンは?
[そう言えば、河口湖を救うとか何やら言っていたコリーン本人の姿が見当たらない。 あの蛇、ドナルドを潰したのだから解放されていてもおかしくはない。]
コリーン、コリーンーさーん、いたら返事してくださーい!
[声を出して呼び掛けるも、コリーンの姿は現れず]
(14) 2010/03/20(Sat) 07時頃
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こういう時の為のwolf-zっと。
[wolf-zをのキーボードを叩き、そこにコリーンの行方を尋ねるが、まるでここから先は有料チャンネルだと言わんばかりき画像が乱れ何が何だかさっぱり解らなくなっていた]
一体これは誰の仕業……。
[考え込む。]
ただ一つだけ言える事があるとすれば、僕達の邪魔をするものは確実にいるということ。
これから、忙しくなりそうですね……。
[乱れているwolf-zの画面を見ながら呟いた。]
(15) 2010/03/20(Sat) 07時半頃
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−しかし。敵の具体的な正体もわからないまま戦うのは不安だ。ここは何かしらの情報が欲しいな。
そうですね……敵を知ることがまず戦いへの一歩とも言えます。 ただあの蛇……結局何の情報も落としてはいません。彼が目的を知っていて口を封じたのか、あるいは彼も真の目的は知らないかのどちらかは解りませんが。
[もしも後者ならば組織内部にいた者ですら知らない情報を自分で知ることが出来るのか、という不安もあるがやるしかない。 早速wolf-zにこれまでの言葉……コリーンやドナルドの名前や地名など……を突っ込み情報を探した。時間はしばらくかかるだろう**]
(16) 2010/03/20(Sat) 07時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 07時半頃
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――……世界が死んでゆく音がする。 [世界の、何処かで。純白は死せるその場所へと、嘆きの河の水面を向ける。 亮がWolfーzで情報を求めたならば、彼もそのことを知るだろう。世界のどこか――九州と呼ばれる地――が、死んだ、と。] 滅びの連鎖《カタストロフィ・チェイン》……――その根源から、鎖を絶ち斬らなければ…… 呪われた連鎖を止めることは、できない。 そして、おそらく。 滅びの根源は、この世界ではない。 どこか――別の世界の終焉が、この世界を引き寄せている。 [それが何処か。遠くのどこかで響く崩壊の音が純白の耳に届かなくとも、ザックの魔眼には映るだろう。]
(17) 2010/03/20(Sat) 09時頃
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[重たい身体を無理矢理に起こす。まだはっきりとしない視界で辺りを見回せば。] ……知った顔が、居るな。 [一方的に、ではあるが。 なにかの機械に向かう青年。地に伏せた少年。蒼き翼の娘。] きみたちも、 そ う 、か。 蛇《ラトルスネーク》との闘いの最中、その場に居た力在る者《ジーニアス》は、私の数えた限りでは……10。――今は7しか居ないようだが。 運命の基礎となる9人《シャダイ・エル・カイ》…… ――――1人、多いな。 何者かは知らんが、偽者が独り…… 偽りの力持つ者《イミテーション・ジーニアス》が紛れ込んでいるようだ。
(18) 2010/03/20(Sat) 09時頃
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[そこまで詞を紡いでから、ごほ、と咳き込む。 ガラガラ蛇《ヨルムンガンド》が確かにそこに居た、名残だろうか。空気が僅かに淀んでいるのがわかる。 自らを縛る、楽園への鍵。 その《鍵》で奏でるは、どこか懐かしい、古の調べ。竪琴の音色が響き渡れば、空気は透き通り、澄んでゆく。 漆黒の王《モーリオン》…… 月夜の皇女《ロイヤルブルームーン》…… ――そして、『喪われし詩』。 それらに関わる者ならば、その心になにかを宿すだろう。]
(19) 2010/03/20(Sat) 09時半頃
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[滅びの連鎖《カタストロフィ・チェイン》を告げる鳴動《おと》は未だ止む事はなく、かつての《聖戦》の記憶を揺り動かす]
蛇《ラトルスネーク》との戦いの中、聴こえた旋律《おと》は確かに"月夜の皇女《ロイヤルブルームーン》"のもの――
――本当に《聖戦》を再現するつもりなのかしら。あの時の彼のように……
(20) 2010/03/20(Sat) 09時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 09時半頃
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――それにしても。
[一つの疑問はずっと消えない。 相応しいと思われる解(こたえ)も見つからない]
なぜオスカルが、あの子の身体で……あの時に現れたの?
[思い浮かべるは黒髪と翠の瞳もつあどけない少女。 カサルティリオ特務部隊所属――リル・クラテリス。
最初は父親と離れるのを嫌がってカサルティリオに出入りしていた少女が、すぐに力を見込まれ。 幼くしてこの戦闘機関(せかい)に足を踏み入れたことを思い出す]
(21) 2010/03/20(Sat) 11時半頃
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[今思えば…このような機関に入っていても純粋さを失わなかった彼女には、かつての自分を重ねて見ていたのかもしれない。
もしかしたら、こんな未来(せかい)もあったのかもしれないと]
滅びの連鎖《カタストロフィ・チェイン》はまだ続いている… 「任務」を与えられたあの子の身に、何も降りかからないことなどありえるの? いえ、そんな生易しいことなどありえない…
――今の世界が、そんな平穏を赦すはずがない。
[枢機卿を示すは王冠。 その下で交差する剣は我ら。
服に刻まれたカサルティリオの紋章に触れ、少女の身を案じた]
(22) 2010/03/20(Sat) 11時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 11時半頃
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―河口湖の畔―
[ 運命の基礎となる9人《シャダイ・エル・カイ》と情報を交換する。 ]
セシルの推測(>>17)は正しいと思う。 我が魔眼が捉えている滅びの根源、 別の世界の終焉とは失われた清水の地《ロス・アクウィエス》なのだろう。
河口湖は失われた清水の地《ロス・アクウィエス》へと繋がる1番の場所だからな。 ガラガラ蛇《ラトルスネーク》の行動にも納得がいく。
(23) 2010/03/20(Sat) 11時半頃
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[その瞬間は、確実に、]
―――あ。 嗚呼 。
[来た。]
鏡 Spiegel 黒 まぼろし 紅 白 庭園 Mystica Rosa Weisswald アリス 世界を Schach Sefira 幻燈鏡 あるべき姿に
[永い刻の中に埋没していたモノ。 思い出す、記憶]
(24) 2010/03/20(Sat) 11時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 12時頃
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[ ラルフ(>>16)「あの蛇……結局何の情報も落としてはいません。」を受けて ]
蛇の目的は人魚…、銀髪の女性と河口湖だった様だね。 推測に過ぎないが、失われた清水の地《ロス・アクウィエス》への道を拓こうとしていたのかもしれない。
(25) 2010/03/20(Sat) 12時頃
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[この世界の理を知った。
自分の過去の罪を、目的を思い出した。]
すっかり、忘れてた。
おもいだしたよ。
くすくすくす・・・
[その笑いは、今までのものと違っただろうか。 瞳にちらり、光が走る。
笑いながら、そろそろ彼らは目覚めただろうか、と ベネットたちのいる部屋へ向かって行った。
輝きは、狂気からか、使命からか? それは本人のみぞ知る]
(26) 2010/03/20(Sat) 12時頃
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なん……だって……。
[wolf-zが示した情報。それは九州と呼ばれる地が消滅した事。 いや、それよりも重要なのはこの中に偽りのジーニアス……すなわち我々の敵が存在する事であった。 偽りのジーニアスについての更なる情報を求め、wolf-zのキーボードを叩く。**]
(27) 2010/03/20(Sat) 12時半頃
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[森からの帰り道、アリスの声が響く]
くすくす。 だって、一番安全なのはここだもの。
これから彼女たちのところへ向かうけれど。 ボクはどうしたらいいのかな?
姿さえ映せれば、どこにでも連れて行けるよ。
くすくすくす・・・
[何が楽しいのか、笑う、笑う]
(28) 2010/03/20(Sat) 13時頃
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[じゃらん、と適当な和音を奏で。] >>23>>25 あるいは――塞ごうとしていたか。 拓くだけでいいのなら、穢す必要はないだろう。……まだ他になにか、ある。 きみの眼で、その銀髪の女性とやらの行方は追えないのかい? どうやらこの滅びの運命に深く、海よりも深く関わる人物のようだけど。 [嘆きの河の水面には、彼女の姿は映せない。ずきり、と右眼に痛みが走るだけ。 純白はまだ気がついていなかったが、その瞳は再び血を流したように紅く染まって。] ……なんにせよ、この世界に留まっていても、この世界は止められない、ということだね。 失われた清水の地《ロス・アクウィエス》―― ――彼の力ならば、拓けないだろうか。 [湖と戯れるように湖畔に佇む、サイモンを見やり。]
(29) 2010/03/20(Sat) 15時頃
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……?
[オスカルのくすくす笑いと一緒に。 鏡から孤独の旋律(しらべ)が聴こえる。
とても小さい声霊(こえ)だったが、頭によく響く歌]
人魚姫《ディーヴァ》の、歌…?
(30) 2010/03/20(Sat) 15時半頃
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[――――ドクン]
[人魚姫《ディーヴァ》
『赤い血で濁って』
――――残酷な記憶《Marchen》が、這い寄る]
(31) 2010/03/20(Sat) 15時半頃
|
|
[物言わぬ子供たち。
緋色に染まった光景]
『 』
[過去に葬り去った名前で、私を呼ぶ漆黒――――
そして、緋色の大海に見た人魚姫]
(32) 2010/03/20(Sat) 15時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 16時頃
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う、くうッ…
[残酷な記憶《Marchen》がこんなにも生々しく蘇ったのは久しぶりで、左手で頭を強く抑える。
鏡から聴こえるオスカルの言葉には]
――いえ。私がしてほしいことは、特にない…
その女性とあなたは…知り合いでは、ないの? ……あなたの方が積もる話も、あるんじゃない。
もしその女性とベネットが地上に還りたそうにしていたら、ちゃんと還してあげて――心配している方がいるかもしれない…から。
[そう返して、少しおぼつかない足取りで湖畔を歩み始めた。 足取りはじきに元に戻るだろうが]
(33) 2010/03/20(Sat) 16時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 16時頃
|
[ セシル>>29「きみの眼で、その銀髪の女性とやらの行方は追えないのかい?」を受けて、 ]
うん… 鏡の中に消えた所までは追えたんだがね… >>0:349 どうにも鏡の中というのがその… 勝手が解らなくて… ちょっと時間がかかるんじゃないかな?
(34) 2010/03/20(Sat) 17時頃
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|
[うた。かなしいうた。 これはきっと、銀の声。]
ボクは・・・銀を知っている、かもしれない。
[泉のコリーン・・・清廉の人魚姫<<ホーネスティ・ディーヴァ>>。 もっとも。 そう呼ばれていたのは昔の話だったろう。]
ずいぶん昔だったから、少し変わっているようだけど。 くすくすくす。
[いつの日にか、一度だけ。 血に見た姿は、とても清廉とはいえなかった―――]
ベネット。 この体の主のことかな?くすくす。
[アリスの様子には、気づかぬふりをして。 わかったよ、と一言告げた。]
(35) 2010/03/20(Sat) 17時頃
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|
[運命の基礎となる9人《シャダイ・エル・カイ》に潜む、偽りの《イミテーション》ジーニアス。] ――彼、なら。 [――探し求めるその人《喪われし詩》ならば、相手の本質を見抜くことができた、はず。 ずきり、と右眼が痛む。ああ、やはり肝心なことは上手く、*思い出せない。*]
(36) 2010/03/20(Sat) 19時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 19時頃
|
>>19 [湖畔を歩いていると、竪琴の音色が響き渡る。 澄み切った音色(しらべ)は、周りの空気さえも清浄と化す。
そして――先ほどの人魚姫《ディーヴァ》で蘇った記憶によるリンデルの心の疼きまで、浄化していくよう]
……この奏者も力在る者《ジーニアス》?
(37) 2010/03/20(Sat) 20時頃
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|
[――ドクン]
[ああ、まただ……
先ほどのような記憶の奔流とは違い、心の痛みは伴わない。 頭の中に何かの光景が流れ込んでくる]
(38) 2010/03/20(Sat) 20時頃
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『……本当なのですか? ――――本当に、この逃れえぬ鳥籠(おり)から、私を解放(さら)ってくださるの?』
『ええ、あなたの帰還(かえり)を待っています―― 。 そして、 へ共に……』
(39) 2010/03/20(Sat) 20時頃
|
|
[銀の歌声とはまた違う調べが、微かに耳に届く。 外の音はこちらに聞こえないはずなのに、何故だろう?]
きっと、ふるいうた。
[どこか懐かしい響き。 何かまだ、忘れていることがあるような気がした]
(40) 2010/03/20(Sat) 20時頃
|
|
[光景は、濃霧がかかったかのようにひどく曖昧で。 目の前にいる人物の姿さえもわからない。 聴こえた声にも、一部に明らかな途切れが見られる。
しかし、女を一番混乱させたものは]
なに、あの“声”…… ――――なんで私と同じなの?
(41) 2010/03/20(Sat) 20時半頃
|
牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/20(Sat) 20時半頃
|
[チェスの部屋に帰れば、 歌う銀と、濡れた青年。]
―――こんにちは。
あの鎖から解放された気分は、どう?
くすくすくす…
[銀は自分を知って居るだろうか。 青年は、身体を見てどんな反応をするだろうか。]
(42) 2010/03/20(Sat) 22時頃
|
|
― トランシルヴァニア・ノインシュルツ大聖堂 ―
[次元の異なる空間へと吸収されたユーラシア大陸。 その何処かの神殿で、祝福の鐘が鳴る。《影》達は歓喜の声をあげる。
《主》が!《主》が再び降臨する!!
永きに渡りその主人を喪っていた玉座。 忌まわしき《聖戦》により、封印されたその主。 その高貴な魂の波動を、熱き血の昂ぶりを、確かに聞き届けたのだ!
嗚呼、麗しき我が主よ、 王の中の王、闇の中の覇者、高貴な血を持つ悪魔――
(*7) 2010/03/20(Sat) 23時頃
|
|
"闇夜を統べる者《ノスフェラトゥ》"よ!!
(*8) 2010/03/20(Sat) 23時頃
|
|
従僕達は、主の到来を待ち望む。
《鍵》は王に魅入られている。あれがあれば、王は目覚める。
だから《影》達は、身を捧げる。 闘争が、血の飛沫が、主の眠りを覚ますだろう。 その身を捧げて、主の眠りを覚ます鐘となるのだ。
そうだ――]
【闘いを!生贄を!《聖戦》を!!】
[熱狂的な信仰《フェイス》が、漆黒(くろ)い大聖堂に満ち溢れる。]
(*9) 2010/03/20(Sat) 23時頃
|
|
【―名も無き白い森《ヴェイスヴァルト》―チェスの部屋―】
[横たわる同じ姿―――身体たる魄≪カァ≫と魂≪バァ≫とに分かれたベネット… 静謐で生命が発する毒が存在しないこの森で、静かに魂魄に変化が起こる…
初めに額が白色に輝く―――第一のセフィラ≪ケテル≫ 次に左肩が灰色に輝く―――第二のセフィラ≪コクマー≫ 次に右肩が黒色に輝く―――第三のセフィラ≪ビナー≫ 次に左腕が青色に輝く―――第四のセフィラ≪ケセド≫ 次に右腕が赤色に輝く―――第五のセフィラ≪ゲブラー≫ 次に胸央が黄色に輝く―――第六のセフィラ≪テファレト≫ 次に左腰が緑色に輝く―――第七のセフィラ≪ネツァク≫ 次に右腰が橙色に輝く―――第八のセフィラ≪ホド≫ 次に臍部が紫色に輝く―――第九のセフィラ≪イェソド≫ 次に丹田が透明に輝く―――第十のセフィラ≪マクロト≫
そして、魂に“神の真意≪ダアト≫”―――歪な日本地図が描かれたまま]
(43) 2010/03/20(Sat) 23時頃
|
|
― 河口湖畔 ―
[重い瞼を、ゆっくりと開く。 どれぐらい眠っていただろうか……長い長い夢を見ていたようだ。 ゆるりと頭を振って、身を起こす。]
……ここ、は。
[呟いて見渡せば、広がる湖がさっきの戦闘を呼び覚ました。 そしてその共鳴《シンクロ》から得た事…… 自分の中に、もう一人の自分――いや、内なる真の魂がある事も。 ぐ、と心臓の辺りで拳を握り、呟く]
――早く。覚醒(めざ)めなくちゃ。
[この魂が、呼んでいる。]
(44) 2010/03/20(Sat) 23時頃
|
|
[――記憶、
思い出したもの。]
ボクは。 アリスを幻想庭園へ連れて行き そして奇しき薔薇を見せたかった―――
[されども、 楽園とも呼ばれる箱庭への 扉は固く閉じられて。
門は自分の中にあるけど、 どうにもこうにも開かない。
入場口にて立ち往生。 導く鍵は、どこだろう?]
(45) 2010/03/20(Sat) 23時頃
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…へぇ。
[輝くベネットを見つめ、]
幻燈鏡<<セフィラ>>の、いろ。
[どうやら彼は、自分と何か関係があるらしい。
彼の側に落ちて居る、 涙輝石<<ブルートルマリン>>を手に取って]
これなら、多分。
少し、貰うよ。くすくすくす…。
[輝く石を、 ひとつぶ、ふたつぶ、いくつか口に放り投げる。
その味は、少年が知らないモノであったが、 きっと“哀しみの涙”の味だったのだろう**]
(46) 2010/03/20(Sat) 23時半頃
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[辺りを見渡すと、純白(しろ)い服を身に纏った男や、魔眼を持つ男が言葉を交わしている。 その中に含まれるキー・ワード……]
失われた清水の地《ロス・アクウィエス》…… そこにも《影》――咎屍《ナイトウォーカー》が、いるの?
[気がつけば、そんな事を男達に問いかけていた。 問われれば、自己紹介もするだろう。]
あ、ええと…僕、如月・翔太、です。小学六年生。 《影》を、倒したいんです。
(47) 2010/03/20(Sat) 23時半頃
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それは世界を救う為ではなく―― 可愛い僕《ファミリー》を美味しく頂き、
我が魂を、解放するために。
(*10) 2010/03/20(Sat) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 00時頃
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>>47 おはよう。鍵に選ばれし少年。 [覚醒(めざ)めた様子の少年に、純白は、ふわり、と微笑んで。] 咎屍《ナイトウォーカー》――……あれ、そういうんだ。 さあ、詳しくはまだわからないけれど、奴らの根源とも謂うべき要因が其処に在るのは確かだろうね。 ――きみも、闘うのかい? [畔を歩く姿>>37の方は、純白の視界に入っただろうか。]
(48) 2010/03/21(Sun) 00時頃
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―――世界は…破壊の後の再編を願っているのか…?―――
[ゆっくりと閉じていた目を開き、ぽつりとつぶやいた言葉は、それ]
(49) 2010/03/21(Sun) 00時頃
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>>48 ……僕のこと、知ってるの? おにいさん達は……誰?
[先の戦闘では顔を合わせていなかったためか、僅かに警戒の色を滲ませるも。]
咎屍《ナイトウォーカー》…奴らの、根源……? それなら、なおさら行かなきゃいけない。
――闘うために。
[問われる言葉には、力強く頷いた。 その姿を、トビウオとなっている祭門も見ただろうか。]
(50) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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世界は光も放ち闇も生み出す…ドナルドの存在もまた…世界の意思――― …そうだろう? “輝光仔蝙蝠≪Twinkle, twinkle, little bat≫”
[ゆっくり起き上った身体は“神の真意≪ダアト≫”の方。自分の傍に座る黒髪の少年にゆっくりと視線を向ける。
その手にはある涙輝石≪ブルートルマリン≫その石を認めて、ふと自分の身体を見つめれば、10の幻燈鏡≪セフィラ≫が灯る身体―――
そして悟る。偽りの《イミテーション》ジーニアスの存在を]
(51) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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>>50 視ていたんだ。遠くから、ね。 ……誰? 誰だったかな、私は……ええと? [ちら、とザックの方を見やり] ああ、そうだ。 セシル、らしい。 彼がそう呼ぶのだから、私はセシルなんだろう。 ……そうか、闘うのか。 [左の蒼と右の紅が、力強く頷く翔太を静かに見つめる。 ――以前視た姿と、どこか違う気がする。] 二度と戻れなくなってしまっても、後悔しないね? ――ならば、行こうか。
(52) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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[釈然としない思いを抱きながら。 湖畔を歩いていると、翔太たちの姿が目に入る]
あ……みなさん、お怪我などはありませんか?
――そして、この度はお力添え、誠にありがとうございました。 カサルティリオからの使いとして、同胞の分も深く感謝致します。
……ただ、これで一件落着とは、いかないのですよね。
[――視線は無意識に、先ほどの竪琴の奏者らしき純白に身を包んだ男に注がれていただろうか]
(53) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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>>52 [ 闘う。 その言葉を紡ぐ度、少年の奥底が、どくりと震える。 拳を握って、それを押し殺しながら]
闘い――闘いの中で、僕の存在意義《アイデンティティ》が、生まれる。 そんな気がするんです……
――えと、セシル…さん。 連れてって、下さい。
[真っ直ぐに紅い眼《ルビー》を見つめて、手を伸ばした。]
(54) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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>>53
あ……リンデル、さん。 無事、だったんですね。
[凛とした声に、振り返って応える。 彼女への疑念は晴れたのか、その表情は元の素直な様子を取り戻していた。 なんだか互いに視線を交わすようなリンデルとセシルを交互に見ると、きょとりと問い返す。]
……お二人は、知り合い、なんですか?
(55) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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>>53 おや? [まだあまりはっきりとしない視界に彼女の姿を捉えれば、ぴくり、と僅かに眉が動き。] ……どこかで、会ったかな? [視ていた記憶はあるのだが、実際に出会った記憶はない、はず。 しかしその気配や声。確かに記憶のどこかに存在している気がして。] ……怪我はないと思う。心配いらないよ。 ああ、滅びの連鎖《カタストロフィ・チェイン》はまだ、経ち斬れてはいない。 ――寧ろ、始まりにすぎないのだろうね。
(56) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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>>54 [差し出された手に、双眸を僅かに細めて。] ああ。 ……ただし、連れってってくれるのは私ではなく―― ――そこのトビウオだけど、ね。 [くすり、と唇に微笑みを湛え、その手を取って。軽く翔太の頭を撫ぜた。]
(57) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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[翔太の瞳の色の変化を捉える。 彼もまた、戦いの中で変わりゆくのだろうか]
私は大丈夫…翔太も、無事で何よりです。
[いつもの無表情で返すが、翔太の次の言葉には]
え……?
[言われて始めて、彼と視線が“逢った”ことに気づいたようだ。 続くセシルの言葉にも、少しだけ困ったような表情で沈黙するが]
いえ……私の記憶では、初めてお会いしたはずです。
[初めて――本当にそうだったろうか? それに初めて会ったならば、あの音色(しらべ)で起こったことの説明がつかない]
不手際で忘れていたなら申し訳ありません…お名前をお伺いしても構いませんか?
(58) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 01時頃
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>>57
……。 とびうお?
[ぱちくり。深い赤茶が瞬いた。
ぴちゃん。トビウオが跳ねる。跳ねる。跳ねる。 みるみるうちに、流線型は湖畔へと飛び上がり、光に包まれると人型を成して――]
う、わ、わあぁぁ!?
[影のある神主へと変貌した。 彼もこれまでの話は耳にしていたらしく、何も言うことなく一つ頷いて、湖へと向き直るだろう。]
(59) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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>>58
……?
[二人の様子に、首を傾げる。 なんだか変な感覚だ。 話しぶりは初対面なのに、どうにもそんな空気を感じない……
まるで、運命の鎖《リーニュ・ディスタン》に導かれているかのように――]
(60) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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>>58 ……うん。私も、初めてだと思う、のだけど。 [だけど、何だろう?ナニカが再び、右目を刺す。] 名前、名前ね。 セシル、というらしい。 [軽く瞼を手で押さえ、ぎこちなく微笑んでそう返す。]
(61) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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…ええ。初対面ですよね……不手際を働いてしまったのかと思うと、肝が冷えそうでした…。
[男と同様にぎこちない、ほっとしたような表情を作る。 ――心の中では、未だに疑問が残ったまま]
セシル……らしい?なんだか曖昧ですね。
あ…私はリンデル・リグレットと申します。よろしくお願い致します。
[その後、セシルから偽りの力在る者《イミテーション・ジーニアス》などの情報を得ただろうか]
(62) 2010/03/21(Sun) 01時半頃
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[翔太とリンデルと、それから亮とも詞を交わしただろうか。ひととおり、持つ情報を共有したならば] 6人、か…… 結構多いけれど、大丈夫かい? [祭門に問い掛けてみるも、答えは待たず] なんなら、私は独りで後を追おうか。彼ほどの力の持ち主が残した軌跡なら、今の私でも追えるはず。 ……それに。 [近くに居るのは、7人。 ――もう1人が、気になった。]
(63) 2010/03/21(Sun) 01時半頃
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…不思議だな…今まで生きてきた18年では知りえなかった知識が俺の中にある…―――
[霊体でありながら、今のベネットには質量があった。それは“神の真意≪ダアト≫と繋がる十の幻燈鏡≪セフィラ≫からの力のおかげ… そして、このセフィラは運命の基礎となる9人《シャダイ・エル・カイ》と力在る者《イミテーション・ジーニアス》の存在…―――命である事を、ベネットは理解していた…そう、自分の身体は今や、この世界を支える世界樹のように、運命の標識≪アイン・ソフ・オウル≫となったのだ]
(64) 2010/03/21(Sun) 01時半頃
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[リンデルと同じくセシルから情報を得ると、真面目な顔で頷いてそれを聞く。 以前とは違い、徐々に知識も"戻って"いるのか、すんなりと話も理解できているようだった。 彼らのやりとりを横に、祭門は着々と『時空術』の準備を進めていた。]
「オン・マカラギャ・バゾロウシュニシャ・バザラサトバ…… 神聖なる湖よ、大いなる霊峰よ、導き給え。 失われた清水の地《ロス・アクウィエス》への路を、示し給え――!」
[祭門は真言を唱えて湖へと触れる。 《言霊》が波紋を伝われば、穏やかな湖面の中央に白亜の鳥居が浮かび上がるだろう。 しかしまだその姿はぼんやりとしたものだろうか。]
(65) 2010/03/21(Sun) 01時半頃
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[祭門の術を間近で見ると、その神々しさに感嘆の声を挙げた。]
なんか、すごいな…… こういうのって、神道?なのかな?
[集中している神主には、少年の無邪気な言葉も耳に入らないだろう。 鳥居は時間をかけて徐々に実体化してゆくように見えた。]
(66) 2010/03/21(Sun) 01時半頃
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[そして、霊体たる意識を持つ自分は…運命の羅針盤《コーディエライト》…標識にあり、一つの道を指し示す針――― 独り言のように呟いた後、今度はしかとオスカーに視線を向けた]
君が、俺の身体を使って鏡の外から出れるのは…この身体が『君の身体』でもあるからだ…そして、『他の10人』の身体でもあり、この世界そのもの…
(67) 2010/03/21(Sun) 02時頃
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(リルは―――妹は、だから俺の傍にいてくれたんだ…俺を…世界を守るために…)
[今、“神の真意≪ダアト≫を宿したベネットは、妹が…いや、家族と思っていた人たちが偽りの家族で在ったこと…そして自分を守るために命を既に落としている事も…理解していた。 信じていた者に裏切られたような気持が湧きあがらないわけでもない。 だが、それ以上に、妹が向けてくれる親愛、信頼、そして情愛は疑う余地もなく]
(68) 2010/03/21(Sun) 02時頃
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>>63 [「それに。」その言葉に続く視線を、目で追った。 穏やかな笑みを浮かべる魔女。 彼女もまた、この運命に手を添える一人なのだろう――**]
(69) 2010/03/21(Sun) 02時頃
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[浮かび上がる鳥居を見上げるが、暈けた視界で暈けたモノを見るものだから、何がなにやらわからない。] ほんとうに、不思議な力在る者《ジーニアス》だな。 ……不思議というより、奇妙、が正しい、かな? [残るもう1人の力を探してみる。 嘆きの河の蒼、その水面に彼女の姿を捉えたなら――] ん。それじゃあちょっと、行ってくるよ。 [G3の音色で羽ばたく。 向かう先は―― ――*神に愛されし乙女《フロイライン・グローリア》の元*。]
(70) 2010/03/21(Sun) 02時頃
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[ふっ…と、コーリンの哀しき歌>>8がベネットに届く]
確かに人は…世界を汚してしまう…けれど、俺は人がこの世界にもたらす美しいものも知っている…守りたい…この世界を―――
[それは中立な立場で、世界の為の指針を定めるはずの運命の羅針盤《コーディエライト》としてではなく、世界に住む一人の人間として…そして兄として選んだ選択]
(71) 2010/03/21(Sun) 02時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 02時半頃
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……っ、鏡が。
[祭門が白亜の鳥居を具現しつつある最中。 次第に鏡が熱を持ってくるのを感じとる]
中で何か起こってる、の…?
[鏡はリンデル以外、何も映さない。 今はこちらに語りかけてくる者もいないのか。 あのオスカルのくすくす笑いさえ届きはしない。
――その時、ふと鏡面が揺らぐ]
オスカル?
[しかし――そこに映ったのは]
(72) 2010/03/21(Sun) 02時半頃
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[“いのち”を持った植物たち。 大地を翔ける風も、ただありのままの姿で巡る。
いのちの鼓動が感じられなかった名も無き白い森《ヴェイスヴァルト》とは違い、今見える空間は確かに“生きて”いた。
――この領域は、鏡の幻影(じゅうにん)であるオスカルでさえ知らない。
そう、リンデルの頭の中で確信が過ぎる]
(73) 2010/03/21(Sun) 03時頃
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[――緑の中にそびえる純白はセフィロトの祭壇。
そこに捧げられし供物はなくい。 ただ十の、『原初の幻燈鏡《セフィラ》』のみが宙に浮かぶ。]
[第一のセフィラ《ケテル》は尊厳なる支配者を宿す青年を。 第二のセフィラ《コクマー》は邪眼使いを。 第三のセフィラ《ビナー》は時渡りの白鴉を。 第四のセフィラ《ケセド》は運命の羅針盤を。 第五のセフィラ《ゲブラー》は時空を操る神主を。 第六のセフィラ《テファレト》は純白の奏者を。 第七のセフィラ《ネツァク》は清廉なる人魚姫を。 第八のセフィラ《ホド》は秩序の鍵持つ至高の原石を。 第九のセフィラ《イェソド》は輝光仔蝙蝠を。 第十のセフィラ《マクロト》は幻燈鏡の主を、それぞれ示す]
(74) 2010/03/21(Sun) 03時頃
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[――現時点で“覗く”ことができるのは、主を示す《マクロト》以外の九つから一つ。
――セフィロトの祭壇は、主アリスの意思のままに。 必ずしも即断する必要はない。
――原初の幻燈鏡に映るものからは、アリスのほしいものが得られるかもしれない。 何も得られないかもしれない。
――さあ。 どれを現視(み)たい?]
(75) 2010/03/21(Sun) 03時頃
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[頭の中で言霊(こえ)が響く。
響く――――**]
(76) 2010/03/21(Sun) 03時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 03時半頃
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―聖母の佇む庭― [暈けた視界にその人を捉えると、ふわり、彼女の許へと舞い降りる。 決戦の湖畔。たゆたう癒しの波紋《ラリマール》。 あの煌めきは、力ある言葉《カーズ・ワーズ》。あの懐かしさは、力ある言葉《カーズ・ワーズ》。 ――――しかし、それだけでは、なく。] ……っやはり……、やはり、そうか、貴女は……! 神に愛されし乙女《フロイライン・グローリア》―― 時渡りの白鴉《シュトゥンデ・ヴァイスクレール》―― そして――――
(77) 2010/03/21(Sun) 04時頃
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月詠の聖母《ルナ・マリア》 ―― 我が母、ビアンカ――……! [純白は跪き、老いて尚しなやかなその手に、自らの手をそっと、添える。 聖母の許に。 *偉大なる母の許に。*]
(78) 2010/03/21(Sun) 04時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 04時頃
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…キミは。
[輝光仔蝙蝠<<Twinkle, twinkle, little bat>>。
まだ“生きて居た”ときの名の内の一つを持ち出され。 そのように呼ばれたこともあったか、と]
キミは、古い世界<<アルティマヴェルト>>かな。
ボクを知ってるなんて、相当むかし。若しくは、博識。
けれど、ごめんね。 ボクは、キミを思い出せないんだ。 永い刻を、生きすぎたものだから。
――きっと今は、神、なのかな? よりによって幻燈鏡<<セフィラ>>に宿るなんて。
(79) 2010/03/21(Sun) 07時半頃
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[続くベネットの言葉で、気付いた。 ボク達――世界のことを知っているのは、本人らのみで]
…ああ、なんだ。 キミは幻燈鏡<<セフィラ>>に関わる者。 不思議の子供達<<トゥイードゥルチルドレン>>のひとりか。
[くすくすくす。面白い予想外に、笑いが止まらない。]
こどもを忘れるような親で、ごめんね。 他のきょうだいは元気かな。 内のひとりふたりは、道を踏み外したようだけど。
[恐らくひとりは、そこの銀。彼女にはまだ救いがある。 しかしもうひとり、後戻り出来ないところまで 来てしまったのが誰なのかは、思い出せない]
(80) 2010/03/21(Sun) 10時頃
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ボクは、前の聖戦<<ジ・ハード>>の時に呪われたよ。 壊した世界の残滓たち<<サンクトゥス・ダスト>>にね。 今のボクには、色は無い。力が無ければ、出られない。
[蒼の色、呪いの主は、今誰に宿っているのだろう。 まさかそれが自分の子供だとは、知る由も無く]
だから身体を借りてたよ。ありがと、ね。くすくす。
[もっとも、不思議の子供達<<トゥイードゥルチルドレン>>だと判っていて借りたわけでは無いのだが]
(81) 2010/03/21(Sun) 10時頃
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でね、困ったことに。 同じことが起ころうとしているんだ。
[聖戦<<ジ・ハード>>を引き起こせば、 また世界は無に帰る。 今までにちらほら起きて来た紛い物じゃない。 その証拠に、<<カタストロフィ・チェイン>>が進行していて]
今度は本物みたいなんだよね。 ボクのほかに、こんなことをする人が居るなんて思わなかったよ。くすくす。
道を踏み外したひとり。 例の偽りの力を持つ者<<イミテーション・ジーニアス>>が、黒幕かな?
[答えが返ってくるとは思えぬけれど 問い掛けるような口調で話す]
(82) 2010/03/21(Sun) 10時半頃
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やぁ魔銃の少年、さっきは助かったよ。 蒼い翼のお譲さんもだ。
[ 何故かリンダとは眼を合わせようとしないまま、同じく情報を交換する。 ]
うん、今解っているのはこんな所だ。 後はそこでピコピコやってるラルフ次第かな?
(83) 2010/03/21(Sun) 10時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 10時半頃
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―深層世界― 前回の聖戦の閲覧
呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! [ 先代の言霊が響く。 ]
己は何者か? 己は只の観測装置… 全てを識る者≪ラプラス≫が遣わした眼の一つに過ぎない…
己は聖戦の顛末を見届ける観測装置… だが現在、己自身もまた観測される側に立っている…
観測装置の干渉によって聖戦の顛末(未来)が変わるのだとしたら…
呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! 呪われてあれ! [ 先代の過ちを繰り返してはならない。 ]
(84) 2010/03/21(Sun) 12時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 12時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 12時頃
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[――現在(いま)ではない刻。 現世(ここ)ではない場所――] ―第九の監獄《κωκυτός》― [裏切りの末に行き着く先は、凍れる煉獄。 嘆きの河の水面、横たわる純白の奏者は、紅の双眸を天(そら)へと向ける。] ――王の命は、欠けた月。 ――天へ還した私は、Προδότης. Αντίο, σεληνόφως μου―――― [『彼』は其処へは来なかった。 ――嘆きの河の水面に眠る、ひとつの、追憶《memories》]
(85) 2010/03/21(Sun) 13時半頃
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―現在(いま)― ああ、月詠の聖母《ルナ・マリア》――我が母。 貴女とこうして、二度と逢えるとは思ってもいませんでした。 [ずきり、右の紅が痛む。 母なる彼女ならば、気付くだろう。かつての“暁”と違うのは――――瞳。] 月夜の皇女《ロイヤルブルームーン》――死せる彼女を、冥府の河の流れより引き戻したのは、私。彼女の記憶ごと、その音色を受け継いだのも、私。 ――私なのです。 [からん] [弾く、爪弾く、楽園《エリュシオン》への鍵。記憶(すべて)を封じ込める、冥府の鎖。] ……母上。貴女なら識っているはず。 私の『喪われし詩』―― 魂を分けた、私の片翼―― ――私と同じ刻に産まれ、同じ刻を生き…… 同じ刻に屠られた、もう一人の騎士の名を。
(86) 2010/03/21(Sun) 14時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 14時頃
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[舞い降りた純白。それは確かに彼だった]
フォウル――"暁の騎士《ロードナイト》"にして、"漆黒の王《モーリアン》"と"月詠の聖母《ルナ・マリア》"の息子――
[手をとられ、懐かしい声で呼ばれる。その声は記憶と違えることなく。息子の名を呼ぶ老女の声が震えた]
あなたは、あなたは……本当に、心配ばかりかけて――!
(87) 2010/03/21(Sun) 14時半頃
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[胡桃色の髪をした青年を優しく抱きしめ、間近で顔を見つめ、気付く]
あなた、その瞳――月夜の皇女《ロイヤルブルームーン》の……そう……彼女は、貴方に楽園《エリュシオン》の鍵を託したのね――
[識っているはず(>>86)という問いかけには悲しげに目を伏せて]
貴方の片翼――もう一人の私の子――"宵闇の騎士《カイヤナイト》" ウィ・ナ――そう、真冬の奇跡《スノゥドロップ》とも呼ばれたあの子は、かつての記憶を封じて……今も、闘っているわ――
[本当は、そんなことをさせたくないのだけれど] [その道を選んだのは、彼女の意思]
(88) 2010/03/21(Sun) 15時半頃
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[記憶の欠片をもう一度紐解いてみる。 あの光景はなんだったのだろう、と。
私の記憶に、あんなものは存在しない――]
(89) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[エリシュ街の路上に捨てられていた私を拾ってくださった兄上。
カサルティリオに所属していた兄上は戦いに身をおいていたから、私は孤児院で育ったけれど。 任務が終われば、いつでも顔を見に来てくれた。
兄上のお友達たちも、とても私を可愛がってくれたっけ]
(90) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[――ああ、ここからは残酷な記憶《Marchen》
ある任務の最中に咎屍《ナイトウォーカー》に心を乗っ取られてしまった兄上は、お友達を壊して。市民を壊して。 虐殺の果てに孤児院に辿り着く。
子どもたちは次々屠られていって。
最後に兄上が私に微笑んで腕を振り上げた瞬間――]
(91) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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|
[前後の記憶はあれだけ鮮明なのに、ここだけが未だにはっきりしない。
覚えているのは、子どもたちの流した血(なみだ)から海を創り出したこと。
緋色の大海に人魚姫の名前を喚んだこと]
(92) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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|
[気がついたら、緋色の大海はいつのまにか消え失せていて。 兄上の亡骸だけが私の目の前に横たわっていた。
そして……未知の魔術体系を発現させたことがきっかけで。 枢機院十三魔爵家が一つリグレット家に引き取られ、兄上につけてもらった名前もその時に捨てた。
カサルティリオには間もなく自らが志願して入った。周りの人間は嬉々として受け入れてくれた]
(93) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[だから存在するはずはないのだ。 異形への復讐と、兄上への贖罪が私の記憶を形づくるモノなのだから。
あんな記憶など、存在するはずが――――]
(94) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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―― の記憶――
[私は気づいた時には籠の鳥《caged bird》だった。
――いや、鳥とすら言えない。魂の両翼《ゼーレ・フリューゲルス》が欠けた存在]
(95) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
|
|
[ある時、もうひとりの片翼が、私を導いた。 鳥籠を壊してくれた。 私の運命(さだめ)を識らせてくれた。 私を家族の元に還らせてくれた。
それからの戦いの日々もまた厳しかった。 でも、かあさまや――――にいさまが、いてくれたから。 辛くはなかった]
(96) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[ある時――にいさまが裏切りをはたらいた。
やさしいにいさまは、他のすべてを捨て去ることができなかった。 傷ついた私を庇い、凍てつく監獄に入れられてしまった]
(97) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[――――だから私は願った。
にいさまを救って。
私からは何を差し出してもいいの。
命さえ差し出せるの]
(98) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[ は言った。
――ならば。
これまでの全ての記憶を差し出せ。
その美しき片翼を差し出せ。
――そうだ、お前に流れる時間すらも童子の時まで巻き戻してしまおう。
遙か遙か離れた時空にお前を捨て去ってやろう。
――――それでも、救いたいのか?]
(99) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[解(こたえ)は、最初からひとつだった]
(100) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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>>88 宵闇の騎士《カイヤナイト》――ウィ・ナ。 私の『喪われし詩』。私の大切な、詩(ひと)。 …………ッ―― [どこか懐かしさを孕んだ名。しかし思い出そうとすると、右の紅が酷く痛んだ。] ――ふぉう、る。 それが、私の名なのですね。しかし…… 大切な記憶(もの)はすべて、鍵に縛られてしまうのです。次に貴女に逢う刻には、きっと―― ――私はその名を、憶えてはいないでしょう。 [嘆きの河の水面が、物哀しげに揺らぐ。] 母上。私は失われた清水の地《ロス・アクウィエス》へと向かいます。其処で、待っています。貴女を。 そして――――宵《ウィ・ナ》も、きっと―― [愛しき聖母の手の甲に、口吻けを。 束の間の会瀬に僅かな詞だけを遺し、暁《フォウル》は左の翼をはためかせる。] 有り難う、愛しき我が母よ。 グローリア・グローリア――――神に愛されし乙女に、栄光あらんことを。
(101) 2010/03/21(Sun) 16時半頃
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[母《ビアンカ》の許を飛び去る頃には、元の純白(しろ)が残るだけだろう。 楽園《エリュシオン》への鍵。裏切りの代償。嘆きの河の流れに逆らい、堕とされた呪縛。] ――生まれゆく暁を見届ける宵と、死にゆく宵を見送る暁。 二つの翼。喪われし詩。 私の大切な詩(ひと)。 私の大切な ――――かたき。 [唇が紡いだ詞に、目を見開く。 思い出そうとすれば、紅が痛む。傷む。悼む。 それは真実の追憶《memories》?それとも――偽りの追憶《memories》。 ――――解えを知る《鍵》は、未だ*黙したまま。*]
(102) 2010/03/21(Sun) 17時頃
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―チェスの空間―
[歌を止む。旋律は響きとして残り、空間に彷徨う]
お前は――……
[思い出せない。どこか、懐かしいようなそんな感覚]
(103) 2010/03/21(Sun) 19時頃
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はじめまして。長谷川亮です。
[今まで姿を見ていない者には、あくまでも一大学生の長谷川亮として自己紹介をしただろう。 しかし、<<ジーニアス>>の者達にはすぐに正体を見透かされてしまう。]
ええ……。僕はラルフ・ブラウンの転生体です。ラルフの意識の一部は僕の中に突然出てきて、何の為にこうなったのかもわかってはいません。
−はじめまして。いや、中には違う者もいるかな。
[不適に笑うラルフ。姿は亮の物であったが、その後ろの気配はラルフが不適に笑っていると感じられた。]
−別の姿であり、既に肉体は亡くとも割れの表情を読み取れるとは流石は<<ジーニアス>>。
−しかし中には、<<ジーニアス>>をコピーした偽者もいるようだな。肉体が亡いとはいえ、私の力を甘く見てもらっては困る。
(104) 2010/03/21(Sun) 19時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 19時半頃
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なるほど……全ては失われた清水の地、<<ロス・アクゥィエス>>が理由である……。
[事情を聞き、亮は納得する。]
それではそこに行けばどんな夢が叶うという訳ではありませんが、その危機を何とかし敵を倒せば危機は回避されると。
−失われた清水の地、ロス・アクゥィエスか。
[ラルフが非常に興味深そうにしていたのでそれを疑問に思い尋ねる。]
(105) 2010/03/21(Sun) 19時半頃
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>>108 ええ、フォウル……それでも私は貴方の真名を呼びましょう。 貴方たちがその名を忘れても。 貴方たちが私を忘れても。 貴方たちがその宿命《サダメ》に呑まれても。
――いつだって私は貴方とウィ・ナの事を想っているわ
[その呟きは、飛び去る純白に届いただろうか]
――失われた清水の地《ロス・アクウィエス》。 今度こそ、喪うわけにはいかないわね……私の命に代えても。 『左腕に導きの光《フローライト》』
[彼女は時空を渡る白鴉の姿になり、失われた清水の地《ロス・アクウィエス》へと飛び立つ]
(106) 2010/03/21(Sun) 20時半頃
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[リンダに不自然な視線を向けるザック>>83を不思議に思いながらも、ラルフの話>>104に耳を傾ける。]
ラルフ・ブラウンって、教科書で、見ました。 確か、すごい独裁者じゃ…… あ、あの……平気、なんですか?
[翔太にもその気配が多少伺えるのか、少し怯えたような様子で問いかけた。]
(107) 2010/03/21(Sun) 20時半頃
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−失われた清水の地<<ロス・アクゥィエス>>は私が生前に探し求めた場所であったが……どんなに手下を使っても、決して見つからない場所であった。
……確かに、ラルフのいうように失われた清水の地<<ロス・アクゥィエス>>に行くにはちょっとやそっとでは行けないでしょう。 この間の蛇みたいなもの……いえ、もっと強力な力を持った凶悪な物が現れる可能性だってあります。
[wolf-zを叩きため息をつくしぐさをする。]
それでも……行くというのですか?
(108) 2010/03/21(Sun) 20時半頃
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[ザックと会話している最中、彼が視線を合わせようとしないのを気がかりに感じたのか>>83]
……どうしました?私の顔に、何かついてますか?
[泥でもついているのかと、確かめるように片手で軽く頬に触れる。 …しかし、特に普段と変わりない感触だった]
(109) 2010/03/21(Sun) 21時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 21時頃
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―始まりの終わりの湖畔― [ふわり、軽く風を纏い純白が舞い降りた時、先の5人の姿は在っただろうか。] ――真冬の奇跡《スノゥドロップ》――――リンデル。 [聖母(はは)の詞を疑う訳ではない。彼女とは、何処かで、いつか。出逢っていると、思う。 宵闇の騎士《カイヤナイト》。本当に彼女が、彼なのだろうか?] [ ――生まれゆく暁を見届ける宵と、死にゆく宵を見送る暁。 二つの翼。喪われし詩。 同じ刻に産まれ、同じ刻を生き、同じ刻に屠られた――――二人の、裏切り者。 暁を屠ったのは宵。宵を屠ったのは暁。 月を満ちさせるのは暁。月を欠くのは――? 冥府へ堕ちたのは暁。宵は――何処へ堕ちた? ]
(110) 2010/03/21(Sun) 21時頃
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[ からん ] [触れてもいない《鍵》が、鳴く。] ……きみも、其処に居るのだろう? [嘆きの河の流れが、ゆっくりと、血の紅を凍らせてゆく。] ――何処へ隠れても、無駄だよ。 [それが、純白が*現世(ここ)*に居る、理由。]
(111) 2010/03/21(Sun) 21時頃
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>>108
行きます。行かなきゃいけないんです。
[亮の問いには、セシルに問われた時と同じ答えを返す。 その言葉に迷いはない。
湖の方を振り向けば、祭門の作りし白亜の鳥居《ディジョン・ゲート》が出来上がっている頃だろうか。 鳥居の内側には、空間のゆらぐ波が見える。 神主は水面の上を歩み鳥居に触れ、導かれし者達を誘うだろう。]
(112) 2010/03/21(Sun) 21時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 21時半頃
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[白亜の鳥居《ディジョン・ゲート》を見つめている。
そこに異形が在るならば。 そこに滅びの根源が在るならば。 いかなければいけない――。
幻燈鏡《セフィラ》の主・アリス。 不可解な記憶にいた自分。
こんなにも欠けた破片《ピース》があるとは思わなかった。 しかし、それでもカサルティリオのリンデル・リグレットとして。 断罪を、贖罪を。 続けなければならない――]
[宵が堕ちたのは、紛れもなく煉獄《カサルティリオ》]
(113) 2010/03/21(Sun) 21時半頃
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ああ。
久し振り、銀の。
くすくすくす…
[彼女は、判らないと言った様子を見せた。 実に面白い。笑う、笑う。
聖戦<<ジ・ハード>>。 自分の過去の過ち。
ボクの可愛いこどもたちは、 これからどうなって行くのだろうか]
(114) 2010/03/21(Sun) 21時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 21時半頃
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―時空の狭間―
遠い遠い昔。漆黒の王に、子供が二人産まれました。 純白の双翼を持つ妹と、持たぬ兄。 純白の翼は強すぎる能力《チカラ》の証。時空を越えた世界まで巻き込んでしまう程の強大な力。 当然、その力を欲する輩が、妹を狙います。
父王は、娘を護るため――鳥籠に閉じ込めてしまいました。
しかし兄は願いました「僕がその業《チカラ》を半分背負う。だから妹を、ウィ・ナを開放して」
同じ血を分けた兄妹だったからでしょうか。願いは叶いました。片翼となり力の半分を失った妹は鳥籠から開放され、平穏な日々を送ることができた――はずだったのですが。
(115) 2010/03/21(Sun) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 22時頃
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[輝光仔蝙蝠≪Twinkle, twinkle, little bat≫ それは世界で唯一無二の力を持つ者を表す名前の一つ…
ベネットは複雑な表情で笑うオスカーを見つめる…
かつての聖戦≪ジハード≫でサンクトゥスを滅ぼした本人…呪いをかけられ、その強大な力は10に分けられた…それが自分たちに宿る≪ジーニアス≫ 彼の力が分散させられた事によって、安定した世界…―――しかし、オスカーの言葉(>>80)に驚愕に目を見開く]
二人…?! 二人が、滅びを願っていると…?
[それはベネットも把握していなかった情報]
(116) 2010/03/21(Sun) 22時頃
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[ リンダ>>109を受けて、 ]
どうもしないよ、うん。 どうもしないとも。
今は目の前の問題に集中しないとね。
[ 視線をサイモンへと向ける。** ]
(117) 2010/03/21(Sun) 22時半頃
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― 白亜の鳥居《ディジョン・ゲート》前 ―
……この、向こうが。
[祭門の術のお陰か、水面の上もただの塗れた地面のように歩けてしまう。 水滴をスニーカーの裏に感じながら、鳥居《ゲート》の前に立った。]
すごい魔力《マナ》だ……
[鳥居の向こうは別の世界。その"境界"越しにも色濃い魔力《マナ》の気配、力の奔流が感じられる。 次に向かう世界は、まさに魔力《マナ》の源流。全ての始まりにして終わりの場所。そして川から全ての世界へと繋がる交差点――
どくん また、心臓が跳ねた。
どくん。どくん。どくん。どくん。どくん。
何故だろう。懐かしい香りがする。]
(118) 2010/03/21(Sun) 22時半頃
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久し振り……?
[懐かしさを匂わせつつ、言いようのない不安]
[衣擦れの音が、まるで風の音のように響く]
(119) 2010/03/21(Sun) 22時半頃
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(>>115)
ある日のこと。 兄の恋人が、不幸な事故によって亡くなりました。 悲しみに暮れた兄は、冥府の河の流れから彼女を救おうと、その力を使いました。 しかしそれは、世界の理を歪め、時空を破壊すること。しかもそれは力を共有する妹も巻き込んで。
――父王は怒り、悲しみ、兄を凍てつく監獄に幽閉しました。
(120) 2010/03/21(Sun) 22時半頃
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リィン。
『なに?』
僕は――誰なのかな。
[その一言で、リィンは確信した。 『《鍵》は、解け始めている。』]
『あたしにも分からない。だけど、ショウタは今までにない至高の原石よ。それは保障する。 刻が来たら――きっと全て、分かるわ』
[どくり。また震える。]
……どうなっちゃうのかな。僕。
(121) 2010/03/21(Sun) 22時半頃
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あの時私は、ただただ悲しむだけで、何もできなかった。止めることも、諭すことも、護ることも、怒ることさえ。
―失われた清水の地《ロス・アクウィエス》― [失われた清水の地に、白鴉が降りる。ここを目指した者はもう到着しているだろうか]
けれど、今度は止めてみせるわ――
(122) 2010/03/21(Sun) 22時半頃
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9の力と1の力…世界はそれで吊りあっている。 そうか…その均衡が崩れてきたから滅びの連鎖《カタストロフィ・チェイン》が始まろうとしているのか…
[眉間に皺が寄る…キッと表情を改めると、コーリン、自分の身体を経てオスカーに視線を向ける]
輝光仔蝙蝠≪Twinkle, twinkle, little bat≫…彼女と、俺の身体―――運命の標識≪アイン・ソフ・オウル≫をお願いします。きっと…この場所が一番安全な場所だから…
(123) 2010/03/21(Sun) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 22時半頃
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俺は失われた清水の地≪ロス・アクゥィエス≫に向かいます。 幻燈鏡≪セフィラ≫が灯った事により…きっと運命の基礎となる9人《シャダイ・エル・カイ》も目覚めてきているはず…ならばきっと清水の地≪ロス・アクゥィエス≫に集まるはず…そう、偽りの力を持つ者≪イミテーション・ジーニアス≫も一緒に…―――
[“神の真意≪ダアト≫”を宿す彼は、各幻燈鏡≪セフィラ≫が持つ力を少しだけ借りる事が出来る…―――]
オン・マカラギャ・バゾロウシュニシャ・バザラサトバ……
[神主と同じ祝詞を唱えれば湖の上に現れる白亜の鳥居《ディジョン・ゲート》―――彼が作り出すものよりも、かなり小さいが…]
(124) 2010/03/21(Sun) 23時頃
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[少年が逡巡している間に、他の力在る者達は鳥居《ゲート》をくぐったのだろうか。 少年も後を追う様に、未知の世界へと手を伸ばした。 とぷん。 音を立てて、手が吸い込まれる――]
[どさり。]
[背後の音に、振り返った。]
――祭門さん!?
(125) 2010/03/21(Sun) 23時半頃
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[ザックは何ともないというが――]
…そう、ですか。
[首を傾げる。 わずかに釈然としない感情が滲んだだろうか]
…………。
[白亜の鳥居《ディジョン・ゲート》の精巧さか、魔力《マナ》の奔流がすぐ近くに感じられる。
――女は鏡をぎゅっと握り、誰にも聞こえない小さな言霊(こえ)で何かを呟いた。 そして新たな聖戦の地に、足を踏み入れる。
祭門の異変は女が鳥居をくぐった直後のことだったので、気づけなかったのだろう**]
(126) 2010/03/21(Sun) 23時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 23時半頃
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[神主は膝を付き、口から大量の血を吐き出していた。 《影》から何らかの内部干渉を受けているのか、それとも術の対価に自らの命を削ったのか―― それは翔太の目には分からなかった。
しかし神主はぎらついた目でその場に残る面々を見渡すと、血に濁った声で急げと告げた。 彼の意識が途切れる時、失われた清水の地《ロス・アクウィエス》への路は断たれてしまう。
急げ。運命の基礎となる9人《シャダイ・エル・カイ》よ。 世界を、この地球を護って欲しい――
頼む。眼が、そう告げていた。]
(127) 2010/03/21(Sun) 23時半頃
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[血。 紅き、生命の色。
ああ、やはり美しい――
この手で触れれば、いや、その紅き液体を浴びれば。 どんなに心地よいだろう。]
(*11) 2010/03/22(Mon) 00時頃
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[後ろ髪を引かれるような思いにかられるが、鳥居《ゲート》の輪郭がいよいよ危うくなると、そうも言っていられなくなった。 祭門は強くこちらを睨みつけて早く行けと急かす。]
……っ、行って来ます! 必ず、世界を――!!
[叫び声も半ば吸われながら、少年も鳥居《ゲート》へと足を踏み入れた。]
(128) 2010/03/22(Mon) 00時頃
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[水面を渡り、小さな白亜の鳥居《ディジョン・ゲート》へと近づく…――― と、その時]
うっ…!!
[鋭い痛みが走る。見れば右の肘から先が闇の色に染まっている]
幻燈鏡≪セフィラ≫が消えるっ…―――!!!
(129) 2010/03/22(Mon) 00時頃
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急がなければ…!
[均衡が崩れてしまう…そのためにも、失われた清水の地≪ロス・アクゥィエス≫へいってあれを…
[そうして、彼の姿は鳥居をくぐる−−−]
(130) 2010/03/22(Mon) 00時頃
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ああ、必ず。 必ず世界を――"救って"みせるよ。 私なりの、やり方でね。
(*12) 2010/03/22(Mon) 00時頃
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