255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―
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狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が5人、占い師が1人、霊能者が1人、囁き狂人が1人、人狼が2人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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[>>0:118金髪の男は自らをニコラスと名乗った。 細められた目元が、持ち上がった口角が、こちらの表情を見るなり苦笑いへと変わる。 上品な笑みよりも人間らしい表情を見ることができて、ようやく胸をなでおろしている自分がどこかにいた。
『探し物を見つけるためにここへ来た』というニコラスの言葉に、嘘の気配は見当たらない。
ならば疑うべきは館のほうだろう。 人など寄りつかぬ森の中、掃除はされている(と思われる)ものの生活感のない屋内、一向に現れない住人。
バカでも分かる。この館がフツーじゃないってこと]
迷い子。 ……ふふ、そうね。
[>>0:119顎先をわずかに沈めるように小さく頷くニコラス。 頷き方一つにだって、人間性が出るというものだ。
彼の言葉に、迷子のように頼りなげだった表情を、いたずらを思いついたような笑顔へと変えた]
(1) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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― →大広間 ―
[>>0:119促され、ブルーのジャケットの後ろをついて廊下を進む。 やがてある扉の前までたどり着けば、中からは人の話し声が聞こえてきているはずだ。
その声に誘われるように、わたしたちは扉を開け、大広間の中へ足を踏み入れるだろう**]
(2) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
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館へ訪れた君たちは、やがて気づきはじめるだろう。
全ての部屋に集音器が設置されていることに。
そして全ての部屋に小さな覗き穴があることに。
誰かが大広間のテーブルに置いてある赤い手紙を指差した。
中にはこう書かれていただろう。
(#0) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
『この中にショクが居る 見つけだすまで君たちはここから出られない』
.
(#1) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
最後の一人が館に足を踏み入れたなら、
玄関から、カチリと錠の閉まる音がした。
"館内"は、自由に動き回ることができるだろう。
――されど、"館の外"へ出ることは叶わない。
ショクを見つけ出すその時までは――。
(#2) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
/*
大広間のテーブルに置かれた一通の手紙からあなた方は異変に気づき始めます。
大広間では皆様とお顔合わせいただく形になりますが、急いで日付更新時に合わせずとも構いません。それぞれの流れに、臨機応変にご対応くださいませ。
2d以降の吊り対象者は村建て側が指定したランダムとなります。
対象者は、更新直後に天声より投下いたします。
襲撃対象者は、赤窓でご相談ください。
(#3) 2016/10/08(Sat) 00時半頃
森番 ガストンは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 00時半頃
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―― そして遊戯が開始される。 ――
……はい え?
[その手紙を見つけたのが誰であったかはわかりませんが。 私もその手紙の存在に気づきました>>#1]
わ 私にも見せて頂いて宜しいでしょうか
[誰かと歓談中だったかもしれませんが、異様な雰囲気が纏わり付きましたので手紙のある方へと向かっていきます。そして内容をまだらに呟きました。]
ショクが いる でられ ない?
[少々混乱した頭で手に取った手紙をテーブルへと落としました。 ショク、ショクだって。]
……なぜ どうしてこんなことに
[慌てたように、玄関へと走りドアに触れて思い切り押したり引いたりしてみましたが。 扉はびくともしませんでした。]
(3) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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ああ これは悪い夢では
[そう呟きたくもなります。ショクの噂や伝承は耳にしたことはあります。]
悪い夢で あってほしい
["ヒトの記憶を食らって生きる種族"。 伝承や伝説に、尾ひれがつくことは知っています。 けれど。されど。もし、本当だとしたなら。]
夢であって欲しい
[考えるだけ不安が後から追って来ます。 結局すごすごと広間へ戻ってきた私は力なく、その場にへたり込んでしまいました。]
(4) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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[ショコラの表情が緩んだのを見て取れば>>1、自然、口元も緩やかに弧を描く。 自身と同様に、彼女が自身の様子を伺っていることなどあずかり知らぬところであった。
この妙な館に他に同じ目的で来るものが一体何人居るのだろうか。 また彼女は、本当に招かれただけのようにも思えて、胸中で首をかしげる。
事の真相を確かめに来たまではいいが…、妙に背中に走るムズ痒さを、今は苦い気持ちで嚥下した。]
(5) 2016/10/08(Sat) 01時頃
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いや、ボクは迷子の歌うたいさ。 ご主人におうちをお伺いしたかったんだけど。
どうやら君達も、屋敷の者じゃないみだいだね。
[さすがにその言動から>>0:120彼が屋敷の清掃夫でない事は察しが付く。 司祭風の男>>0:115が声を上げ、その後続いてゆくだろう客人たちの言葉。 ようやく事態の異様さに気付きはじめた頃にはもう遅いのだろう>>#2
手紙を初めに取ったのは誰だったか。>>#1 男が玄関の方へ駆け出せば、>>3もとより静かな屋敷には 無慈悲な努力の音が響き渡る]
……ショク。
[きゅっと唇を噛みしめるのを悟られないように顔を下げれば 首元で小さく父と母が揺れた気がして。 またすぐに元の人懐こい笑顔を皆に向けた]
(6) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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―大広間―
[奥の部屋から順にノックして回って、それでも館の住人らしき人間に出会えなかった足は、自然、大広間へと向いた。 そこには"招待客"たちがもう集まっていただろうか。 見知った顔があれば声をかけるなり、片手を上げるなりで応じ、そこに幾つか会話もあったかもしれない。
人数の集まった大広間に、前髪の奥で眉尻が下がる。]
( うーん……パーティって面子じゃなさそうだけど、どうしたもんかなぁ )
[手元の招待状に目線を落として、一つ息を吐くと再びベストの胸ポケットに仕舞い込んだ。 辞退を、と誰にいえばいいのやら。
――それから、どれくらい後だったか。手紙が、見つかったのは]
(7) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[手紙の存在に気づいたのは、何番目だったか。 赤い手紙を拾い上げて、記された文章を目線で追いかける。]
―― …… ショク…… ?
[首を傾げて、他に読みたいという人間がいればそちらへ、そうでないならテーブルの上へ手紙を戻した。 見つかるまで屋敷から出られない、つまり、この面々の中に、そのショクが居るのか。]
(8) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[ ―― 自分以外に ? ]
(*0) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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― 大広間 ―
[ショコラ嬢をエスコートした後、広間へと向かえば、ちらほらと人影が見え始めた。
一人ずつに、ここを知った理由を、ここへ来た理由を問う機会は得られずに。 誰が気づいたか、テーブルの赤い手紙を見つけた者が内容を読み上げた。>>#1
郵便配達員の制服と思われる様相の男が、上擦った声で手紙を受け取っている。>>3 その様相から不謹慎にも、とても手紙が似合うなどと、この場に似つかわしくないことを思う。 男から、順にゆるりと視線を巡らせて人数を数える。]
…1、2…3、……10人か。 本当に、ショクがこの中に?
[疑問を口にして、同じようにこの館へ訪れた人々を眺めやる。 至って、化け物には見えない人間ばかりだ。
暫くして戻ってきた郵便配達員の姿が見えたなら>>4、大丈夫ですか?と、歩み寄り、声を掛けただろう。**]
(9) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[色々とやりかけて残してきた仕事もあるのに。 いきなり降って湧いた事象に、更に困ったように眉尻を提げると、手持ち無沙汰に小猿を撫でた*]
(10) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 01時半頃
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……何処でバレたんだろ。
[わざわざ他の"人間"も集めているのだから、特定されたわけではないだろう。 そもそも、同族に関して、ブローリンは多くを知らない。 親元を巣立ってから、同族に会ったのは――片手で足りるほど。]
……。 困ったね。
[深い青の瞳を伏せて、小さく独りごちる。 見つけ出して、それから、どうなる? あまり、よい想像は出来そうになかった**]
(*1) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[ 会話の中に、一際耳に響く声が、一つ。>>*0 ]
[ 視線を向ける先には、肩に小さな相棒を乗せる男。 ]
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(*2) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[シャラン、と陽気なリュート和音が部屋に響く。 こんな時に、と思う者もいるだろう。 こんな時だから、自分の生業は役に立たなければならないのだ]
ぼくは ペラジー まいごのひつじ♪ ショクなんて いるわけないよ おおげさな♪
……って。 楽観できそうもないのは分かるからさ。 とりあえず何か情報集めるなりしてみようよ。 お屋敷の人の勘違いかもしれないし。
玄関を調べてくれた郵便のおにーさんは 一度休んだほうがいいだろうしね。
[さて周りの反応がどうであれ、 旅人の性分。まずは屋敷内でも回ってみる心算]
(11) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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[男は気づいただろうか。 ……違う、――否が応でもやがて気づくことになるだろう。 私だって気づけたのだから。
視線が重なったなら、誰にも見られないように、トン、と唇に人差し指を宛てがう。]
居 た。仲 間 が。
[音にならない声をゆっくりと口にして、くすり、と淡く笑みを浮かべる。 その笑みには、苦味とそして、仲間と邂逅した喜びとが混ざっていた。 だが、それも続いた彼の言葉に、徐々に消えていく。 今はまだ、よく知らぬ同族の彼の様子を伺うように。**]
(*3) 2016/10/08(Sat) 01時半頃
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あっははは
[0:>>121 調子の変わらない真顔に重ねて笑ってやった。 名前すら知らないけど、君のそのド真面目なとこ、嫌いじゃないよ。僕はね。
お互い他人事なんだから口ぶりに何を思うわけでもないけれど、 それでも仕事を褒められれば悪い気はしないな。 ただ、褒められ慣れはしてないんだ。今さっきとは打って変わって、精々口元に笑みを浮かべて顔を背けるくらいしかできなかった。だって照れ臭いし。]
……込み入った事情があるみたいだね。 うん。なら、深入りはしないけどさ。 お疲れ、……って、いつも通り言っておくよ。
[拒まれないなら、痩せた背をぽんと掌で覆うくらいはしよう。 ただでさえどこか幸薄そうなんだもん。人の事言えないけど。]
(12) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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……あ?
[お喋りしているうちに広間に現れた、長身。>>7 郵便屋さんと同じぐらい、この場に似つかわしくない気がするけど。 ああ、だけど。見慣れた"お供"も一緒で、ちょっとばかり安心した!]
ジル!ジルエット! 元気そうだね、お腹空いてない? お弁当のみかん食べる?
[わざとらしく長身を無視しちゃってから、小猿をちちちと呼んでみた。 何せこの子はいつだったか僕が拾って、ブローリンに泣きついたんだから。 そのうち勝手に呼び名もつけちゃってさ。彼は他の名前を考えてただろうか。
街に降りてくる時間は少ないけれど、数少ない、僕が名前を呼べる友達。 僕の勘違いでなければ、だけどね。]
(13) 2016/10/08(Sat) 02時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 02時頃
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[なんて、知った顔に出逢って、妙な集まりに疑問を抱き始めた僕は安心していたのに。
>>#0 ふと見やったテーブルに目を引く赤が落ちているものだから、何かあるよと指し示して。 このままじゃ埒が明かない気がしたから、――つい、開いちゃったんだ。]
…………、 は、 ……え?
[僕は掃除夫として派遣されて来た、だけのはず。 なのに、あんまりにも予想をはずれたモノがそこに綴られていたもんだから、 息を詰めて、固まってしまったのも、仕方ないと思ってほしい。]
……この中に"ショク"が、いる。 見つけ出すまで、君たちは、ここから……出られない……?
[――最初に手に取った者として、文面を周囲に知らせたのも。 固まったままじゃなかったのを褒めてほしいくらいだ。 ここの誰にとっても、歓迎できない内容だっただろうけど。]
(14) 2016/10/08(Sat) 02時半頃
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[そのうち、手紙はひったくられたり、落とされたり。 僕の手からどんどん離れて行って、テーブルの前に残されたのは僕だけ。 道端のごみみたいに、誰も気にも留めない、風景の片隅に、 ぽつんと意味もなくあるだけの存在になっちゃって。
……一体なにが起きてるんだろう。 "ショク"だって。 見つけないと、出られないんだって。
元々住み込みの予定だったからって、 こんなのは僕だって、どこからどう捉えても、想定外だ。**]
(15) 2016/10/08(Sat) 02時半頃
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……………………。
……居るんだ。 "ショク" 。
[ああ、じゃあ、僕をここに寄越したおじさんは。 ひょっとしたら、僕の事、どこかで知ってた――のかもしれない。 だから売ったんだ。定かでは、ないけれど。
けど。 多分、僕は頭数には入れられてないんだろう。
だって、僕は巷で噂される、記憶を食べる力なんて持ってない。 半分は "ヒト" なんだから。 *]
(*4) 2016/10/08(Sat) 02時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 02時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 02時半頃
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[投げかけられた不安>>0:114。 それには曖昧にうなづいて、差出人のない招待状の話をしたでしょうか。
やがて人も集まってきて。 郵便やさんに掃除夫、詩人のようなフードの男、ああ、あれは街中で会った猿。それから安っぽいちいさな女。それはどこからどう見ても“パーティーをする”面々には見えず、怪訝な色は拭えない。 ――と、10人ほど集まった時に誰かが「とんでもないこと」を言い出したのよ]
…………ショク?
[知ってたわ。その記憶を奪う怪物のこと。 伝承だとは思っていたけど、まさか本当に? やがて郵便やさんの切羽詰まった顔を見た時に、それが、深刻な事態だって気づくわ。 ――ショク。記憶を奪う、怪物。]
(16) 2016/10/08(Sat) 04時半頃
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……嘘、でしょ。
[震える唇は、ぽつりと紡いだの。]
……嫌よ……なによ、それ。 なんでこんなことに……なんでこんなことに 巻き込まれなきゃいけないわけ!? 嘘、でしょう? ……ねえ、誰か……
[必死に紡いだ言葉も、徒労だったかもしれないわね。 ああ本当、誰か嘘だって、言ってよね……
広間の中の面々を見つめながら、へなへなと。 壁際に置かれた椅子へと腰を下ろしましょうか**]
(17) 2016/10/08(Sat) 04時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 04時半頃
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[やがて、室内の空気が一変する。]
ショクだと?
[その手紙が他のものの手から離れた時、拾いあげ、さっとその文章を読む。
そうして、表情を特に変えることなく、もとより表情の変化は少ないのだが。
もう、ぐしゃぐしゃになっていた、それを、大広間の机の上に置いた。
歳を取ると驚くことも、何かに怯えることも少ない。 それでも少し手に力が入ったか。
握っていた薔薇の棘がチクリと指に刺さり、プツリとあいた小さな穴から、血が盛り上がる。]
(18) 2016/10/08(Sat) 05時半頃
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[広間から走り出ていき、やがて戻りへたり込む男。 それを一度見、男が声をかけるのを見たならば、 その視線は再び大広間へと移る。]
花瓶はないか。
[現状に怯え、驚き、ざわめく室内。 そんな中、その場にそぐわぬ言葉。]
花を活けたいのだ。
[誰かに教えられてか、それとも自分でか。 そう言ってすぐに、まるで、用意されていたかのように空の花瓶を見つける。]
(19) 2016/10/08(Sat) 06時頃
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[それを持ち、一度、おそらく、そこは台所の設備があるだろうと、広間の奥の扉へと向かう。
そうして、しばらくすれば、その扉から出て、広間へと戻る。]
これは、皆既月食のときだけ、 花をつける薔薇でな。
[誰に向かってでもなく、そう言って。
花瓶に活けた薔薇を持ち、大広間の机の上にコトリと置いた。]
理由は知らぬ。 ただ、もうすぐ月食だ。 このまま、見れないのは、勿体無いだろう。
[この行動が皆にどう映るかなど、気にすることはない。そうして、そのまま大広間から廊下へと出ていった。**]
(20) 2016/10/08(Sat) 06時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 06時半頃
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[「花瓶を」という声は聞こえていた。>>19 だけど気分は「そんなもん知らないわよ……」という感じ。私の屋敷なわけじゃないし。それに今、花瓶を探すほど心の余裕なんてない。
やがてそれは見つかったらしいわ。 そうして生けられたのは、蕾のままの薔薇。]
……月食のとき、だけ……
[また思い出す。月食のときに現れるという「ショク」という化物の、噂。記憶を喰らう、生き物のこと。あの、薔薇が咲き誇るころには、もう――……
――それは無意識だった。 指がそっと、首筋のパールに触れる**]
(21) 2016/10/08(Sat) 08時半頃
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[>>13 その声があがったのは、"手紙"が見つかるより少し前。 名を呼ばれた小猿は、一際高く鳴くとちょろちょろと肩の上を動き回る。 遅れて気づくと口元に苦笑めいた色が浮かべ、さて、こちらもわざとらしく彼の眼前で掌を振っておくとしよう]
……僕は? 全く、ひとのこと登り木かなんかだと思ってるだろ。
[咎めこそするが、まあ、いつものことだ。 罠にかかって怪我をした小猿を、彼が慌てて山小屋に持ち込んできたのは、さていつの日だったか。 治療をするうち、すっかり懐いてしまって、どちらが引き取るという話もなく飼い主は定まった。
彼との仲のきっかけは覚えていない。 気づいたらよく話すようになっていて、そのうち気も置かなくなる。友人とはそういうものだ]
(22) 2016/10/08(Sat) 11時頃
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[友人が広間のテーブル>>14に向かうのをぼんやりと送って、ううん、と困ったように唸って息を吐く。 己もまた内容を知れば>>8、更にその眉尻は下がることになる。
やがて、手紙の合ったテーブルの上に、一輪の薔薇>>20が活けられた。]
……月食かあ、
[そういう噂話もあったな。ショクとはそういう生き物だと。 また一つため息混じりの息を落として、さて自分も何かしら行動に出るべきか。**]
(23) 2016/10/08(Sat) 11時頃
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[思案の淵に沈みかけて、ふと目線を上げる。>>*3 暫しの間の後――、浮かんだのは苦笑だった。]
―― やあ。 驚いた。
居たのか。
[仲間が。困ったね。 そう音もなく続けて、視線はもう彼を捉えては居ない。
さてかわされるお互いを確かめるような僅かな会話のひとつひとつは、混血の彼>>*4に聞こえたか、否か]
(*5) 2016/10/08(Sat) 11時頃
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……すまん、ショクとはなんだ
[手紙の内容。人々の動揺。狼狽。困惑。そのさま。 耳に届く和音(>>11)は、先程と同じ音であるのに、室内に人数が増えたためか少し凝って聴こえた。 一番、歳が上であろうローブを纏った男性が、淡々と花を活ける。(>>20) その背が廊下へと出てゆくのを視線だけで追いながら、彼の落した言葉を反芻した。 なるほど、もうすぐ月食。動物たちの行動に落ち着きのなさを感じていたが、月が影響を及ぼしていたのか。 手紙に在ったショクとやらも、月食と関係があるのだろうか? “この中に居る”という意味が分からないが、犯罪組織の一員とかだろうか。 ほとんど人里に下りない自分は、噂にも疎い]
(24) 2016/10/08(Sat) 11時半頃
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[それがどんなものが、皆は知っているのだろうか。 それは共通認識のある何かなのだろうか。 ここに呼ばれたということは、客観的に見て己もショク可能性があるということなのだろう。それは見て分かるものなのか。自覚があるものなのか。
その名を聞き、なぜ人々は動揺するのか。 それは恐ろしい何かなのだろうか?
まだ大広間に残っている人に、教えてほしいと乞う]
(25) 2016/10/08(Sat) 12時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 12時頃
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[広間を抜け、館をうろうろと。 とりあえず解った事といえば窓はあっても鉄格子に覆われており 外の様子が解っても出られる事は無いと言うこと。
幸いにも寝具の整った部屋は多くあるようで、 疲れたらそこで休む事も出来るだろう。 広間の外で会う者がいれば状況を伝え、広間の方へと戻れば 出た時には無かった薔薇の蕾がそこにあった>>20]
薔薇の蕾?こんなのあったっけ。 けど、一輪あるだけで随分穏やかな雰囲気になるね。
[広間の緊張感など気にしないと言わんばかりに 目が会う者にはニッと笑みを返し、 休める場所の事などを簡単に報告する]
(26) 2016/10/08(Sat) 12時半頃
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ショク、は。
ボクもきちんとは知らない、けど。 [ガストンの声が聞こえてか、>>25それともその場の空気か。 小さく放つ言葉は誰かに言うものでも無かったけれど。 言葉が出ると嫌でも陰る表情に、ぶんぶんと首をふった]
とりあえず、ボクお腹すいたから、 何か探してくるよ。
[勤めて明るく、再び部屋を後にする**]
(27) 2016/10/08(Sat) 12時半頃
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―廊下→玄関―
[廊下を出て、玄関へと向かう。 先ほど、大広間を走り出た男が行った先はそこだろう。 その結果は戻ってきた男の反応から、確かめる必要もないだろうが。]
………
[扉に手をかけ、グッと何度か押してみる。 ガチャっガチャっという音が続くのみで、やはり開かない。
次に引いてみる。やはりこれも同じく。]
これが、目的だったか。
[今更、理解したところで、遅いが。 そうして、扉から手を離す。]
(28) 2016/10/08(Sat) 12時半頃
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若者には、記憶を失くすというのは、 恐ろしいだろうな。
[扉に背を向け、かつりと一歩踏み出す。 さて、どこへ向かうべきか]
(29) 2016/10/08(Sat) 12時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 12時半頃
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―― 遊戯の始まる少し前>>12 ――
笑い事ですか
[そこまでされて漸く、ああこれはジョークであったのかと理解する私です。かといって笑われたことに関して気に留めるような事は致しません。泣かれたり怒られたりするより、よっぽどこちらの気持ちが楽であるからです。]
お仕事はここで住み込まれるわけではないのでしょうか もしそうなら残念な事だと思いましたが
[顔を背けられてもおや、と首を傾げるだけにしておきます。照れる青年をからかって追い打ちをするような真似はマダムの悪趣味…ああいえ高尚な趣味であるからです。]
案外首もかかっているかもしれませんので ええ、お疲れ様です
[いつも通りならば、ランチはどちらでなんて世間話もするかもしれません。 雑談するのには丁度の良い相手なのですから。 ぽすんと背中に手が当たります。お疲れの挨拶と思いましたので]
(30) 2016/10/08(Sat) 13時半頃
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お互い苦労しますね
[と添えておきました。まさか背中から薄幸さを同情されているとは思いもしないまま。]
お知り合いですか
[やがて掃除夫が知り合いと挨拶をかわしているのをみれば>>13 私も会釈をしましたが、そのあたりでしょうか異様な空気が辺りを包んだのは――*]
(31) 2016/10/08(Sat) 13時半頃
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―― 広間へと戻って ――
[私は未だに信じられませんでした。私に、そしてここに集まった面々にショクかもしれない疑いが掛かっているだなんて、いいえそれほど曖昧な文面ではありませんでした。 赤い紙には、"いる"としっかり記されて居ましたから。きっとここにショクは居るのでしょう。私達の中の誰かとして。]
…はな ?
[へたり込んだままで居た頃、私よりもどっしりと落ち着いた雰囲気の者の声が届きました>>19 この期に及んで、花を活けたいと口にした男性は広間を出て戻り、悠々と花瓶を机の上へ置きました。]
……は はあ
[その言葉は自分だけに向けられたものではなかった事を知っていながら返事のように返してしまったのは現実離れしたかったからでしょうか。 こんな時でも花は美しいと思う心が無いわけではない。けれど。]
月食、ですか
[今、それが重要であるかと言われると違うと思うのです。しかし男性は気にした風もなく、廊下へと出ていってしまいました。そこに残された花をなんとはなしに眺めていました所。]
(32) 2016/10/08(Sat) 14時頃
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――ショクとは
[大柄な男に問われる事があれば答えましたでしょう>>25 なにもしていない事のほうが余程精神に堪える気がしましたので。] ショクとは、人の記憶を喰らう種族。 と伝えられています。
とはいえ、詳しい生体、正体などは明らかになっていないはずです。 私の知る限りでは、ですが。
噂が噂を呼んだと馬鹿にするものも有り また、実際に記憶を食べられたと言うものも有り
[伝承程度の話ではありましたが。更に何か聞かれる事があれば答えることでしょう。]
(33) 2016/10/08(Sat) 14時頃
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ウェーズリーは、ラルフの方をちらりと眺めたりしたかもしれない**
2016/10/08(Sat) 14時頃
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[ショクとは――そんな話が繰り広げられるのをただ、聞いていたのかしら。目新しい話は無かった。「私の知る限り」と話した郵便夫には概ね同意で、貴族の人たちから聞く話も、庶民がする噂話も。大して違いはないというのはわかったわ。]
……きっと。
[気付けば誰にいうでもなく言葉を紡いでいた]
……記憶を食べられてしまった人は。 食べられてしまったことにも気づかないのでしょうね。 ただ、きっと、どこか空虚感が残るのよ。
……きっと。 恐怖を感じるのはそこからなんだわ。 「私は、何を忘れてしまったの?」って……
[奪われるのなんて、絶対に嫌よ。それならば――*]
(34) 2016/10/08(Sat) 14時半頃
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人の記憶を喰う…… なるほど、それは……とても、困るな
[己の問いに、郵便局員の服装をしている男が応えてくれる。 はっきりした内容ではなく、伝承のようだ。 他の人から否定が入らないところを見ると、彼の教えてくれた内容は世間での共通認識なのだろう。 呼応するように、ぽつりと呟かれた女性の言葉に視線を向ける。(>>34) 内容の痛ましさに、静かに目を眇めた]
でも、そうか、一見しただけでは分からないのか 見分ける方法などは、ないのだろうか 俺は自分のルーツを知らないから、 俺がショクだったとしても、何ら可笑しくはないな
[手紙に書かれていた“見つけだすまで出られない”の文字。 ならば、ショクを判じる手段が何がしかあるのではないか?]
(35) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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[ショク探しへ意識が向かう人々の声の隙間に。 音のない声が、響く。
笑う気配に>>*5、同調するように目を閉じて応える。]
はじめまして、森の人。
[日常の挨拶を交わすように、軽く。 機嫌を伺うように柔らかに、甘く。]
同胞の噂を聞きつけたんだ。 デマではなかったようだけど……、
僕まで閉じ込められるのは予想外だったな。
[最後の一言だけは、少しばかり声のトーンが沈む。]
(*6) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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― 大広間 ―
[大広間には、結構な人数の人が集まっていた。 聖職者>>18、楽器を持った青年>>6、野蛮な雰囲気の男>>24に、ドレスを着た女>>16。
見れば、においで分かる。――同業者だ。
しかも、自分よりも高給を取っている娼婦だろう。 くそ、と内心歯噛みする。
この面子で乱交パーティーでもしようってわけ? 悪いけど、わたしは3Pもスワッピングもお断りだけど。
そんな冗談は、掃除夫の言葉によって明確に否定された>>14]
はぁ?
[自分にしか届かぬほどの声量で、呟いた]
(36) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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[ショクとは、人の姿をして紛れ、知れず記憶を食べると言われている――架空の生き物だ。
それが、この中にいる? 探し出すまで出られない?
なんだかゲームみたいな話だった。そしてゲームにしては、ずいぶんと娯楽性がない]
っはー……ぁ。
[思わずため息をついた。 今日が公妾への第一歩かと思ったのに。まだまだ道は遠そうである。
>>17目に見えて取り乱したのは、ドレスを着た高級娼婦。 >>21胸元には似合わぬ質素なパールがぶら下がっており、祈るようにそれに触れていた
あーあ、うるさいな、オバサン]
(37) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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……あら?
[見覚えのある男が、大広間へと戻って来た。 疲れ果てた様子で、その場にへたり込んでしまう]
郵便屋さん。 また会えましたね。
[ふふ、と笑みを漏らし、公園で会った以来の郵便屋さんの元へと近寄った。 途中テーブルを通り過ぎれば、花瓶に活けられた薔薇の蕾へ鼻を近づける。 花開いていないため、まだ香りは遠い。
その後、郵便屋さんは修道院には来てくれなかった。 娼婦だと知って幻滅したか、それとも時間がなかったか、はたまた金がなかったか。
どれだろうと、こちらの知ることではないけれど]
(38) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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[そうしている間に、大広間からは一人、またひとりと人が去ってしまう。>>28>>27
ローブを羽織った男はともかくとして、楽器を手にした青年は「お腹がすいた」だなんて、随分と呑気だ。 吟遊詩人か何かだろうか。きっと、時間にも仕事にも追われる生活をしていないのだろう]
……とにかく。
[郵便屋さんの傍らに立って、慣れぬ大きな声を出した]
ショクを見つければいいんでしょう? 出られる方法が分かってるのに、 長居する必要はないんじゃない?
[仕事でない、給料ももらえない、公妾への第一歩でもない。 こんな場所、長くいるだけ無駄だ。わたしは暇じゃないんだよ]
(39) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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ショクさん、いたら手ぇあげて?
[片手を上げて、大広間にいるものに問いかける。 記憶を食べると言われている種族。人を襲う訳でもない、隠す必要もないでしょう。
バレて困るんなら、証拠隠滅すればよい。“記憶を食べられる”んだから、いくらでも後から潰しが効くだろう]
これで出られるんでしょ? 簡単じゃないですかぁ。 いないなら、出てった二人がそうってことになりますけど。
[あるいは、ショクがいるなんて妄言か。 ショクが身分を隠す必要など考えても分からない。
ぐるりと、室内を見渡した*]
(40) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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[言葉を交わす中、聞こえたもう一つの呟く声に。>>*4 おや…と一瞬、意識が傾いた。
年頃は同じ頃合いのその男に、目配せをしてみせる。]
もう一人、声が聞こえる者が居たとは。 君も同胞かい?
[尋ねる音に探るものが交じるのは、 ブローリンほど気配がしなかった故の意識。]
(*7) 2016/10/08(Sat) 15時半頃
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[ショクへの不安を、疑問を口にするのを尻目に。 人の手から人の手へと渡る手紙は、やがて私の元へも届いた。
文字からは特に特徴を得られない、ありきたりな癖のない文章。 1文だけでは、その人となりも見えない。
不意に聞こえた謳う声に>>11、ふ、と息を吐き出して笑えば]
勘違い、には到底思えないが…、 情報が必要なのは、一理あるね。
さきほど館内を回ってみたが、 どの部屋にも集音器がついている。>>#0 いくつか覗き穴も見つけた。
まるで、誰かを見張っているようだった。
[赤い封筒に手紙を折りたたみ、手紙を次の者へと回して]
(41) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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[お腹が空いたと広間を出てゆくペラジーの背中を見送り。(>>27) そうして、少女、と呼んで差し支えないだろう年頃の女の子が、簡潔にショクを捜すのを。 少し、考え。ゆっくりと片手を挙げる]
俺がショクならば自覚がないんだが その場合は、どうすればいい
それとも、ショクとやらは、必ず自覚があるものなのか
[己はそれさえ知らないので、少女に訊ねる]
(42) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 16時頃
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[やがて、ひとりの手が挙がる。>>42 手を挙げたのは、背丈が180cmは超えるであろうと思われる大柄の男だった。 身体に被っているのは毛皮だろうか。見るからに野蛮そうな雰囲気を醸し出している。
やった、任務完遂。さようなら、訳の分からない館。
けれども彼の口から出た言葉に、かっくりと肩を落とした。 落胆の色を隠しきれない]
どうすればって……そんなの、 わたしも、自分がショクだなんて自覚ないよぅ。
[低く挙げていた手を顎に当てて、考える。 ショクとやらは、必ず自覚があるものなのか……そんなこと、わたしに訊かれても困るのだが]
(43) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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記憶を食べられるって言っても、襲われるわけじゃないですし。 あの方が言った通り、食べられたって実感もないかもしれない。
[あの方、と示すのはドレスを着た女のほう。 どこか自分の世界にトリップしてしまったような雰囲気があるけれど、大丈夫だろうか]
でも、食べる方は何かしら実感があるんじゃない?
食べるほうも食べられるほうも、 どっちも覚えてなかったら単なる記憶喪失で、 伝承なんて残らないんじゃないですかぁ?
[そもそも伝承なんて曖昧なものだけれど、伝承が残るのなら根拠があるはずだと結論付けた。
この館から出るには、嘘っぱちでもでっち上げでも構わないから、ショクを探さねばならない。
それとも、一生みんなで仲良く暮らす? どうやら集音器や覗き穴がいたるところに設置されているらしい>>41、この館で]
(44) 2016/10/08(Sat) 16時頃
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[甘ったるい声がした>>40 安っぽいドレスと似合わない化粧を施した少女が、皆に呼びかけているようで。見た感じ公娼……いえ、私娼かしらね。 そんなんで見つかるくらいなら、こんなところに呼び出したりしないでしょうに。 ―と、思ったら身体の大きな男が手を挙げたので、少し驚くのだけれど、どうやら名乗り出るわけではないようね。その話は、引き続き会話を聞くことにしましょうか。
その会話が終わった頃だったか合間だったか。 ふと思ったことをつぶやくの。誰かきいてくれたかしら]
「この中」って。 本当に私たちの中に化物がいるのかしら。
「屋敷の中」「まだ来ていない人の中」 そんな可能性だって、考えられないこと?
[もっとも。どちらにしろ、嫌だけど。そもそもパーティーが嘘だったこと自体が本当、腹が立つのよね。*]
(45) 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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[厳かな雰囲気の男の、妙な提案に>>19]
花瓶……ですか?
[問いかけを拾ったものの、ここに詳しくはない。 やがて見つけた花瓶に落ち着いた薔薇の花は、秘密を守るように蕾の状態のまま、テーブルに鎮座した。>>20
一人、一人と広間から外へと出ていくものを暫く見届けながら、どうしたものかと肩を竦める。]
初対面の者同士、見知らぬ館でショク探し、ね。 私たちに一体何の利益があるのか。
[テーブルに添えられた、椅子を一席引いて、ぽつりぽつりと紡がれていく会話を静観する。数人、部屋の外へ出たものが居た。 彼らから情報が入るというのなら、再び自身の足で情報を取りに向かう労力は避けたいところ。 ショクを知りたがる男>>35と、点呼を取る声が聞こえたら>>40]
記憶喪失者が現れたら、確かでは? そのときに、ショクに聞いてみるといい。
(46) 2016/10/08(Sat) 16時半頃
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なるほど、何もかもが曖昧だな
[己の返答に肩を落とす少女に、すまん、と一言告げて手を下ろした。 食べる方には何がしか実感があるのでは、との考察に、なるほど、と頷く。 あの方、と呼ばれた女性がぽつぽつと呟く内容。(>>45) その可能性は低いだろうと心の中で相槌を打ちながら、考える。
青年の齎した情報──覗き穴や集音器などにはあまり興味がなかった。(>>41) 取り乱す様子もなく椅子に座った、身なりの良い青年の言葉に目を眇める]
俺たちではなく、集音器をしかけた側に益があるのだろう ショクは見つけたいが、自分たちは被害にあいたくない そんなところか
(47) 2016/10/08(Sat) 17時頃
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ありがとう、何となく把握した 分からない部分も多いが、それは俺だけじゃなさそうだ
何か、文献や、資料などはないのだろうか 書斎らしき部屋があるかどうか、捜してくる
[既に館内を回ったという青年がその場所を知っていれば、教えてもらうかもしれない。 会話を区切ると、ゆったりとした足取りで大広間を後にした]**
(48) 2016/10/08(Sat) 17時頃
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[>>47すまん、と謝罪の言葉を口にして、大男が手を下ろす。 武骨な印象だけれど、人の話にはちゃんと耳を傾けてくれるだけの知性はあるようだ。
ニコラスの、憎まれ口ともとられかねぬ言葉>>46にも、至極真っ当な返事を返していた。 ……『集音器をしかけた側に益がある』『ショクは見つけたいが、自分たちは被害にあいたくない』 恐らくその通りであろうと、静かに頷いた。
自分たちは、所詮、駒だということ。
どうせ男に身体を開いて媚びを売る娼婦。 死守するほどのプライドもないが、ニコラスのような位の高そうな人間(そのうえ男)にとってはこの状況はどのような心持ちをもたらしているだろうか。
>>0:118『探しもの』をしているとニコラスは言うっていたけれど、いったい彼は何を探しているのだろう。 『ここなら見つかる』もの。……まさか、ショク探し。
なんてね。そんなこと、一人ひとり怪しんでたらキリがないか。
>>48文献か資料を探しに行くという大男を、「いってらっしゃい」と手を振って見送った]
(49) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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[何やらぶつぶつと呟いていた女>>34の耳にも、わたしの問いかけ>>40は届いていたようだ。 >>45手を挙げた大男に少しばかり驚きの表情を返し、その後、ぽつりぽつりと言葉を発している]
さっき、郵便屋さんが玄関を確認してくれたみたい。 『まだ来ていない人』っていうのは、望み薄だと思いますけど。
[傍にへたり込んでいる郵便屋さん>>32が玄関を確認したということは、楽器の青年が言っていた>>11]
郵便屋さんも、椅子に座ったら?
[テーブルには、ニコラスの腰かけるもの以外にも椅子がいくつか添えられている。 そのうち一つを引いて、郵便屋さんへ促した]
(50) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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[先ほど薔薇を活けた男性は、奥の扉から花瓶に水を汲んできた。>>20 恐らくあちらが台所なのだろう。
扉を開けば、そこは予想通り台所で、いくらかの食器とシンク、キッチンが設えられていた。 ここにも生活感はまるでないのに、埃などは積もっていない。 この場所も誰かから聴かれ、見られている。そう思うとひどく不快だった。
台所でコップに水を汲んでくると大広間へと戻り、郵便屋さんへとコップを手渡した]
ごめんね、レモネードじゃないんですけど。 お水、飲む?
[もしこんな不気味な館の水など飲めないというのなら、仕方がない。 あるいはこちらが先に口をつけて毒味をしても、よいけれど*]
(51) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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[男の言に、なるほど。と浅く相槌を返す。>>47 幾人もの手を回った手紙はテーブルの上に舞い戻っていた。 指先で拾い上げ、封書を確かめるように表裏を眺めてから、赤い薔薇が備えられた花瓶に立てかける。
その端を、指先で弾いたら。]
あまり気持ちのいいものではないね。
[一言。思いを漏らした。 納得したらしい彼もまた何かを探しに行くという。]
書斎…、という程ではないが、 書物が置かれて居る場所ならあったね。 案内は必要かな?
[そう、尋ねて。彼から応えがあれば共に席を立っただろうか。**]
(52) 2016/10/08(Sat) 17時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 18時頃
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[人々のやり取りを見ていた。 冷静な反応を見せるものや、部屋を出ていく者。「まだ来ていない人は望み薄」という言葉>>50にはがっくりと肩を落としましょうか。]
……見られているし、聞かれてる。 誰に? というのは、明白なのかしらね。 館に招いた人。ショクを見つけろという人。
[探す?どうやって。誰かと一緒じゃないのも心細いし、ショクかもしれない誰かといるのも気が滅入る。それなのに、どんどん、この部屋から人は減っていくんだもの。]
……私も。ちょっとなにか、探してきますわ。
[何を、という明確な目的はなかった。 でもせめて、この重苦しい空気をなんとかしたかったから。そうね、1番明るく振舞っていた、あの白いフードの男なら。せめて空気を軽くしてくれるかもしれないわ、と。彼の出ていったあとを追いかけるようにその場を後にしただろう]
(53) 2016/10/08(Sat) 18時半頃
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―ぺラジーを見つける―
[館のどこで、だったでしょうか。落ち着いた色合いの館の中で、白い服装はよく目立っていましたわ。]
……お待ちになって。 ねえ、ええと、あなた。
[恥も外聞もないわ。はしたなく廊下を走りながら男に近づきましたら声を掛けましょうか。]
……あの。私も。 なにか、お役に立てないかしら、と思って……
[本当は心細かっただけ。重苦しかっただけ。 目の前の彼がショクではない保証はないけれど、それでも。*]
(54) 2016/10/08(Sat) 18時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 18時半頃
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[花瓶に活けられた、まだ蕾の花を弾く青年の指先。(>>52) 零された吐露が、皆の心境を代弁しているようで、目を眇めた。
そんな彼は、書物の置かれている部屋を知っているという。 案内はと問うてくれるのに、こくりと頷いた]
助かる、ありがとう
必要ないかもしれないが、呼び名が分からないのも不便か 俺は、ガストンという
君は
[人々が集まる前、ペラジーがしてくれたように。 久方ぶりに口にした自分の名前を告げ、青年にも尋ねる。 個体を識別できる呼び名を知りたいだけなので、教えられるものが本名じゃなかったとしても特に気にはしないだろう]
(55) 2016/10/08(Sat) 20時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 21時頃
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[頷きを合図に、大柄な男の元へと向かう。 自ら名を名乗るその姿勢に、警戒の色が少ないことが見て取れて。>>55]
どういたしまして、ガストン。 私のことは、ニコラスと呼んでください。
[大広間から廊下へと向かう。そして先に歩き回っているうちに見つけた、部屋の方向へと身体を向ける。 数歩先を行けば、彼も後を追ってくるだろう。]
(56) 2016/10/08(Sat) 21時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 21時半頃
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[きっと。というその言葉に少し顔をあげました>>34 けれど続いた言葉は希望に溢れたものではなく、むしろ。]
そう そうなのでしょうか 無くなった事にすら気づけないなんて なんと、物寂しい
[不安が大きく募っていく言葉でした。 静寂の中で聞こえた女性の声に、少々手が震える思いがしました。]
(57) 2016/10/08(Sat) 21時半頃
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― →書斎へ ―
[絨毯の敷かれた廊下を歩く道中。 ガストンが後に付いてくることを確かめように時折振り返る。 窓の外は、来た頃よりもいくらか陽が傾いていた。]
……何なんでしょうね、この館。 別荘のようには見えませんし、 とても利便がいいようには思えない。
[何気なしに胸中を零しながら、ガストンへと水を向ける。*]
……貴方は、どうして此処へ?
(58) 2016/10/08(Sat) 21時半頃
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[体躯に似つかわしい声が、私の説明の後に続きました。 わざとらしさや白々しさは感じ取れませんでした。けれど、可能性としては。 彼がショクである事も考慮に入れなければならないのでしょう。
そして顔見知りの彼や、挨拶を交わした方々も――。]
なに を…?
[長身の男性の発した言葉>>35に、焦りが沸いてきました。 己がショクだとしても、とそう口にしたのです。冗談にしては笑えません。 思わず眉間にしわが寄りましたが、彼がこちらを見ているかどうかは知れぬ事でした。]
(59) 2016/10/08(Sat) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 21時半頃
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[とりあえず当てもなく、ふらふら歩いていると 背後に綺麗な声が誰かを呼ぶ>>54 振り向けばその相手は自分らしいので、立ち止まってニカリと微笑んだ]
どうかした? おねーさんも、お腹でもすいちゃった?
[ドレスを着ている人を走らせてはいけないと、 少し彼女より背が高いくらいの白フードが陽気に ボクはペラジーだよ、なんて呑気な挨拶を]
(60) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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―― 手紙が見つかるすこし前 ――
迷子の……?へえぇ。 じゃ、旅人さんか。 それなら、こんな辺鄙な所で足止め食らっちゃって、ツイてないね、君も。 ここの主人って、結構かなり、変わり者みたいだよ。
[>>6 彼……彼女?の口ぶりはどことなく昔なつかしい童謡を彷彿とさせる。 一言二言でも緩やかに滑る風みたいに耳に心地よかった。 この自己紹介をまんま受け取るなら『故郷を探している吟遊詩人』なんだね。 僕へ向けた質問へも、一歩遅れて頷いて返事をしておいた。
招待客も雇った掃除夫も完全に放置する屋敷の人なんて、ロクでもないに決まってるから、館の主への嫌味と一緒に同情してしまった。 雇い主への呆れを隠す気なんてもうないよ。実際ひどいもの。]
(61) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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よく喋る登り木だなぁ…… なんてね、うそうそ。 君も大概、似合わない場所に居るね。 僕や郵便屋さんも中々だけど。っていうか、僕らは一応仕事だけど。
[>>22 目の前を遮られれば流石に無視を決め込むのも無理があって、代わりに軽口で応えてやった。雑な扱いを笑って流してくれる距離って良いよね。 お猿さんに手を伸ばせば、ちいちゃな手と指先で挨拶出来るかな。
そうそう、この子を見つけたのは彼の山小屋に行く用事があった時だったかな? 僕にはどうしようもなかったんだ。結局宿なしだし、お世話出来る訳なくてさ。]
ブローリンは何しに来たのさ。
[なんて問いかけてみて。 招待されただなんて聞けば、間違いの可能性が付け加えられたとしても笑っただろうね。 ただ、あのお嬢さんも招待客らしいから、少しの引っかかりはあったけど。]
(62) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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あ あぁ あ
[情けなくも床へと膝をつけていた時のことです。 いつか見たようないつか聞いたような、そんな空気がやはり優雅さを纏って私へと声を掛けました。>>39 ああ、やはりあれは夢ではなかったのですね。そしてこれもまた。]
ショコラさん、でしたね またお会い出来るとは思っても見ませんでした
[あの時より少しは会話というものが出来ているでしょうか。 二度目というせいか、それともこの場所で会ってしまったせいかはわかりません。 けれど前より少し、夜の香りが強いように感じました。]
…まさか こんなところでとは 本当に
[私の感じた夜の香りは影に似ています。蝶の姿を幻想したわけではありません。 修道院の近くを配達で通ることはあっても、中へ入るだけの時間がありませんでしたから。]
(63) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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―― この中に "ショク" がいる ――
[>>3 動揺をあらわに駆け出す郵便屋さん。 >>9 寄せ集められたみんなを数える青年。 誰かは狼狽え、誰かはつとめて平静を保って。各々が手紙から溢れた不安に揺れ動かされてる。
そんな時、視界の隅で、黒い影がぬるりと動いた。>>0 黒一色の服に、長い髪。幽鬼って言葉が似合う、知らない男性。 ぴんと背を伸ばしたら上背があってそれなりに迫力あるんだろうけど、 今は腰を折ってぐしゃぐしゃに髪を散らして、見るも無残な姿をしている。]
……え、あ、ちょっと。
[逃げろ、とか、助けてくれ、だとか、他にも沢山。 よく聞き取れなかったけど、きっと恐慌状態なんだろう。 喚きながら、さっさと広間を離れて行ってしまった。]
(64) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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ねえ、……誰かあの人の事は知ってる? あのままだと危なっかしくて仕方ないんだけどさ……。
[名前も知らない彼だけど、屋敷を調べて行けばいつかは探し当てられるかな。 こういう時って、一人にならない方が安全な気がするんだけど、ね。]
(65) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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…なんと
[何から手を付けたらいいか、何をしたらいいか分からず頭を抱えていたときでしょうか。 ショコラさんは、こう言いました。]
『ショクさん、いたら手ぇあげて?>>40』
[呆気にとられるとはこのことなのでしょう。思わずぽっかり口が空いてしまいました。 その上、挙手まで出てしまって>>42更に呆然としてしまったのです。]
(66) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 22時頃
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― →書斎へ ―
ニコラス、覚えた よろしく……と挨拶をするのも、変か
[時折振り返るニコラスに、警戒させない距離を保ちながらついてゆく。 廊下を進みながら見掛ける窓には鉄格子が嵌められ(>>26)、逃げられないようになっていた。 己の持って来た荷物の中には猟銃もある。それで玄関を壊して脱出しても良いが──恐らく、無駄なのだろう。 結局は“集音器を仕掛けた側”に捕まるのではないか。 そんなことを考えていれば、ふと落とされる青年の言葉]
(67) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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山奥の建設物は、別荘以外なら 研究施設や隔離施設の場合が多いな 何度か、建設中、害獣からの護衛依頼があった
この館がそれに当て嵌まるかどうかは、分からんが
[どうして、と問われた内容に、そういえば、と思い当る。 己とペラジーの目的だって違ったのだから、きっとそれぞれ別の方法で集められたのではないか]
人伝に、こちらで呼ばれていると 仕事依頼かと思ってあまり詳細を訊かなかった
(68) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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前向きなのか後ろ向きなのか
[何もかもが曖昧だと言った男性>>47は集音器をしかけた側に益があるともいいました。 正直まだ混乱していましたので、礼に返事をすることを忘れたまま彼の背中を見送ったでしょう。 それからいくらかしてか、またはいくらか前か。玄関についてのことを誰かから問われれば]
鍵が掛かっていましたよ。 もしまだ来る誰かが居るのなら、どうやって入って来れるのでしょうか
[そう答えました。屈強な男数人で破れる錠なら端から意味は無いのです。なにせ男性が多いようですし。]
(69) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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あ い、いえお気になさらず
[その後に座ったらと、促されてそう答えましたけれど。 正直な所、体力的にも精神的にもかなり疲れてしまっていたので、一度目の前に両手を出して断ろうと思いましたが、その手をだらんと落とし]
すみません ありがとうございます
[ショコラさんが引いた椅子に腰を落としました。 ついでとばかりに、帽子を外しそれを握り込んでいましたところ。 ことり、と音が聞こえて>>51]
なにからなにまで申し訳ない
[そのコップは受け取りました。口をつけるまで少しかかったのはレモネードじゃないからでも、怪しんでいたからでもありません。心が落ち着くまでに少し時間を要したからでした。 のどが渇いていたのでしょう、一度口を付けたコップが空になるまでにはそれ程の時間はかからなかった筈です。]
(70) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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[「お腹でもすいちゃった?」などと聞かれたので>>60みるみるうちに顔を真っ赤にしましょうか。]
まあ嫌だ、恥ずかしい。 そんな風に見えたのかしら。
――……あの空気が、嫌だっただけ。 騙されて招かれて、ショクが居るとか言われて 挙句の果てに、監禁まがいの事をされているのよ? 自警団は動いてくれたりしないのかしら。
[先ほどまで怖がっていた筈の私の表情はきっと。怒っているふうに見えたに違いないわ。ペイジーと名乗るその男に向かって、恭しくスカートを持ち上げて一つお辞儀をしたならば。]
スザンナ・カーライルよ。 ……スージーでも構わないわ。
[と名乗りましょうか。名乗る義理などなかったけれど、名乗らないのも不便ですからね。*]
(71) 2016/10/08(Sat) 22時頃
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―少し前、掃除夫と―
足止め食らうのだって本来は悪くないんだよ。 でなきゃ君とこうして話せる機会だって無かったかもしれない。
…………まあ、ツイてないのは否定しないかも。 これじゃあ聞きたいことも聞けなさそうだし。
[あからさまに屋敷の主人には不満が募っているらしい>>61 何か甘い物でも見つける事が出来た暁には、 彼に一番初めにあげようと思ったのは自分の中だけに秘めておく]
(72) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
|
|
さて、実在するかも分からぬものを、 探せと言われてもな。
[廊下をかつりと歩く。 そうして、一番初めに見つけた扉の前に立ち、一度見上げる。 中に人の気配はないが、1つ2つ、拳を扉に打ち付け音を立てる。]
誰もおらぬか。
[扉に手をかけ、ガチャリと開く。 個室となっているのであろう。
周囲にある棚や小物等は古く傷んだものであるのに、 用意された寝床はきちんと整っている。]
(73) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
|
|
―館の一室― [その部屋に、足を踏み入れて、扉から手を離せば、 背後でパタンと扉が閉まる音がする。
窓には鉄格子がはまり、そこからは出れそうもない。 それでも、外を眺めることができるのは、まだ救いか。]
随分、古い書物だ。
[本棚を見上げ、そして視線を上からゆっくりと下ろし、 書物を確認する。
手に取ったわけではないが、その独特の香りが、それを古さを感じさせる。]
(74) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 22時半頃
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―― →廊下 ――
はぁ
[広間からは一人減り、二人減り。今はまばらになったでしょうか。 重苦しいため息は数度目です。極度の緊張と不安、そして疲労が私をゆるやかに取り巻きました。]
… …。
[ついつい、呟いてしまいましたが。 本日は日課をこなすこともできなさそうです。鞄を一度見やるとおもむろに席を立ちました。]
失礼 …煙草を
[その場にショコラさん、もしくは誰かが居たのならそう声をかけて広間を出ます。 広い廊下の端のあたりに据え置きの灰皿を見つけるとマッチで火を。 咥え煙草のまま窓を開こうとしてみましたが、嵌め殺しになっていて、隙間程度しか開きません。]
(75) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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本当に閉じ込められたのか
[もごもごと呟きながら一息、二息吹かします。壁に背中をべったりをつけるとひんやりとした冷たさが衣服を通して伝わってきました。**]
(76) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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[復唱される名に微かに笑いを見せる。]
確かに。 だが、ここを出られるまでは共に居るもの差し支えないでしょう。
[よろしく。と彼から向けられた挨拶を交わして、 鉄格子の隙間から、陽が差し込む廊下へ視線を落とす。
出られそうにない窓に、施錠を掛けられた玄関。 "ショク"を探す手段にしては大げさに感じる。]
研究に隔離施設、ですか。 ふむ……、前者にしても、後者にしても。 あの手紙の感じだと、一方的な気がしてならないな。
[言葉の端には、どうしても隠しきれない呆れが交じっていた。]
(77) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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やあ、スージー。落ち着いて。 折角の綺麗な顔が怒り顔だと勿体無いよ? 美人は笑ってるだけで皆んなが幸せになるって、 よく父さんが言ってたよ。
[あの空気が嫌だった。 その気持ちはとても分かる。分かるからここに居るのだから。]
そうだね、ボクはこの街を知らないから 自警団がどーこーは、よくはわからないけど まずはさ、腹が減っては戦は出来ぬ!って言うでしょ?
スージーは何が好き? 君の好きなものがあるといいね。 それとも、何か部屋みたいな場所もあったし、そこで休むかい?
[自分一人なら兎も角。 流石にひらひらの装いの女の子を危なそうな所へ連れていけない。 食料探しに付いてくるなら止めはしないし、 部屋で休むのなら案内するだろう]
(78) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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[ぽつり、ぽつり、耳に響かない声が聴こえる。>>*3>>*5>>*6 最近はこんな機会なかったから、久しぶりの感覚だ。 二人の声は、僕にはちゃんと聞こえているけれど。]
……違う、とも、そうだ、とも言える。
[>>*7 小さな小さな僕の"囁き"は、ちゃんと届いているだろうか。]
僕は、半端者だから。 ……君たちには及ばないよ。
[ただ、聞こえて、話せるだけだ。 彼が仲間探しにやってきたのなら、ちょっと申し訳ない気もする。 だけど。]
(*8) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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……おや、貴方も仕事の依頼でしたか。>>68
[不意に、先に挨拶を交わした女性を思い出す。 確か、彼女も人に呼ばれたと言っていた。
歩を進めた先、廊下に並んだ扉の、一つ。 程よく厚みのある木造の扉を指し示し、「ここだよ」とドアノブを握る。 力を入れずとも簡単に開く、その扉の先には書棚が幾つか置かれた室内が見えるだろう。*]
(79) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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……ブローリン、 君、"ショク"だったんだ。
[長いこと近くに居たのに、全然気づかなかったなぁ。って。 多少の距離ならものともしない、赤い囁きだけで、少し笑った。
聞く必要も、話す必要も、もう何年もなかったんだから、仕方ないけど。]
(*9) 2016/10/08(Sat) 22時半頃
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ラルフは、ショコラの提案に、眉を下げて困った笑い声を漏らした。
2016/10/08(Sat) 23時頃
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[1つ、本に指をかけ、取り出し、パラリとページをめくる。]
……ふむ。日記か。 気にならんわけではないが。
[日記ほど見られて嫌なものはなかろう。 そう思い、それを元に戻そうとしたが。
バサリ、と手からすり抜け落ちてしまい、 古さのせいで、紙が四方に舞ってしまう。]
………こういうこともある。
[来て早速、器物破損とは。 一度眉間を抑え、そして、すぐに舞ってしまった紙を、拾い集めた。]
(80) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[>>70テーブルに置いたコップを、郵便屋さんは受け取ってくれた。 帽子をとって、しわが残りそうなくらいに握り込んでいる。
一息ついたのち水を飲み干す様子を、眉根を下げていたわしそうに見つめていた]
気にしないで。
……煙草、吸われるんですね?
[郵便屋さんの身体からは、別段ヤニ臭いにおいはしなかった。 公園で出会った時も、吸い殻が散っているようなことはなかった。
吸っていないとやってられない、ということだろうか。 廊下へ行く郵便屋さんの背を、無言で眺めた*]
(81) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[宥められれば一息ついて。>>78]
ごめんなさい、そんな酷い顔してたかしら。 ……冗談みたいな出来事が起こりすぎていて なんだか訳がわからないんですわ。
[もう一度大きなため息。]
――……そうね。 温かなスープを、と願っても、 きっと、簡単には出て来ないのでしょうね。 パンでもあれば、良いのだけれど。 そうすれば、部屋に戻ってからも 食べることが出来るでしょうから。
[彼の食料探しには異論はないわ。もしどこかへ探しに行くのなら、その後を付いて行くのでしょう。*]
(82) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[意識にじわりと染み渡るような、ショク同士の"聲"による会話。>>*6 ――見つかるまで、出られない。そう言われたニンゲンたちの一挙一動を視界の端に、聲には僅かばかり、焦燥めいた色が滲んだ]
初めまして、月に揺蕩う同胞(はらから)。
――噂になってたのか。 ……そんなに、食べた覚えはないんだけどなぁ……。やれやれ。
僕も、閉じ込められるとは思ってなかったよ。
こんなに人の気配が濃いと、いろいろ、困るねえ。
[なにせもうすぐ月食だ。身を焼く飢えに、衝動のまま"お食事"とはいかない。]
(*10) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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――僕はまだ"大丈夫"だけど、
[君は? 問う。
時期が悪い。月食でなければ、適当にしらを切り通せたものを。 "あちらさん"が、どんな手段を用いてくるかは、まだ未知数だけれど、短期決戦というわけにもいかないだろう。
脱出の手段を得ないとならないのは此方も同じだ。 ――かつ、捕まるわけにもいかない。]
(*11) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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―少し前―
ほっとけよ。……自分でも、似合わないなあ、って思ってるんだから。
[おまけ扱いはともかく、似合わない、には少しへの字口にもなる。 伸ばされた指先を掴んだ小猿は、名前をくれたもう一人の"だいすきなひと"に、きゃっきゃと喜びの声を上げた。]
まあ、多分、誤送だと思うんだけど……
[と、掻い摘んで此処に来た"理由"を話す。 笑い声があがれば、ぴん、とその額を弾いて講義しつつ、最終的にはつられて少し笑った。*]
(83) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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―現在― [ふとあがった声に、そちらを向いた。>>39 女性というにはまだ幼く見える彼女が続けたのは、>>40
思わず、小さな笑いが落ちる。
和んでいる場合ではないのだけれど、あまりにも突拍子がなさすぎて、少し微笑ましく映ったのだ。 かわされる会話の一つ一つを反芻しながら、手元は無意識に小猿を撫でる。 自分はともかく、もののわからないこのこまで食事抜きだとかわいそうだ。]
(84) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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事実、一方的でしかない
[彼の「一方的な気がしてならない」という言葉に目を眇める。 続いた「貴方も」という単語には、ぱちりと一度瞬きをして]
君も、仕事依頼と称され呼ばれたのか
[彼の足が止まり、目的の部屋に着いたのだと分かる。 開いた扉の向こうには、本が並んでいる棚が幾つか。 ありがとう、と、案内してくれたニコラスに礼を言って室内に踏み込む。埃っぽさはないが、棚も本も日焼けや傷みが見られ、古いものだと思われた]
(85) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[>>40 集まった中では最年少に見える女の子が単刀直入にショクを探し出した。 いやいやそれはどうだろうと首を傾げてたら、>>42乗る大男さんも居るもんだから、ずっこけそうになっても仕方ないよね?]
僕が噂として聞いた話なんだけどね、 ショクの記憶を食べるちからを研究してる組織があるんだって。 ……そうそう簡単に名乗り出てくれると思わない方がいいんじゃない?
だって、あちらさんとしてもさ。 捕まったら何されるかわかったもんじゃないでしょ?怖いじゃん。
[集音器に覗き穴。>>41プライバシーもへったくれもない館だって事がわかった訳だけど、 つまりさ、元々"これ"が目的だったんだね。この集まり。]
(86) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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―― まあ、進んで言うようなものでも、無かったし、ね?
[>>*9そこに咎める色がないことに、少しだけ安堵する。 彼から薄く同胞の気配を感じ取ったところで、容易く教えてしまえるようなものでもない。 そこに、一度恐れを抱いてしまえば、踏み込むことはできなかった。
ただ、ただ、人間らしく。 そう、生きてきたから。]
(*12) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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君はこの部屋を見つけた時、本を手に取ったりは? ……ショクに関する本はあるだろうか
[一冊手に取りながら、ニコラスを振り返る]*
(87) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[ニコラスと大男が部屋から出て行き>>48、女が出て行き>>53、郵便屋さんが出て行き>>75。
大広間からは、随分と人が減ってしまった。
先ほどまで郵便屋さんが座っていた椅子に腰かける。残っている彼の体温で、わずかにあたたかかった。
まだ部屋に残っていた、猿を連れた男性の方を見る。>>84
優しく小猿の頭を撫ぜる手に、悪い人間ではないだろうと思うのは早計だろうか。 通った鼻筋に、長い前髪で隠された双眸はうかがい知れない]
ジルエット……で、いいんだっけ。 随分と懐いてるんですねぇ?
[掃除夫が彼に声をかけた時、自分はすでに大広間にいたか、いなかったか。>>13 どちらにせよ、その声は耳に届いていた。 こんなよく分からぬ状況でも、生き物を見ると笑みが零れるものだ*]
(88) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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[トン、と集めた紙を机で揃える。 順番はバラバラになってしまっただろうが、 仕方がないだろう。]
あぁ、まだ1枚残っていたか。
[もしかしたら、まだ抜け出た頁があるかもしれないが、 室内を隅々まで確認などしてられるわけもない。
それを拾い上げれば、目に入ったのは、 蕾の薔薇の絵。
あの薔薇とよく似ている。]
(89) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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―古びた日記のとある一頁―
今日は、いつの間にか外にいました。 空を見上げたら、月が欠け始めていて、 今日が、月の光が消える日だったって思い出しました。
だから、あの森に飲み込まれた古いお屋敷に向かったのです。 そこからは、いつも月がきれいに見えたから。
でも、不思議なことに、それを見た時、頭に薔薇が浮かびました。 そう、こんな感じの。
[蕾の薔薇の絵が描かれている]
私はなんで、外にいたのでしょう。 どうして、月が影に消えるのを見て、それを思い出したのでしょう。
私は本当は、どこに行こうとしていたのでしょう。
(90) 2016/10/08(Sat) 23時頃
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ペラジーは、スージーにニコリと微笑みかける
2016/10/08(Sat) 23時頃
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………
[これが誰のものか。思い当たるものがあり、 だが、ゆっくり首を振り、表情は変えることなく、紙の束にそれを戻す。
そんなわけはない。そもそも、ここにあるものでもないはずだ。 ここに呼んだものの、ただの悪戯だろう。]
趣味の悪い。
[元の通り、とはいかないが、ばら撒いてしまった日記を1つに束ね、 今度は落とさぬよう、本棚へと戻した。]
(91) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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― 少し前 ―
[みんなが手紙を発見したすぐ後、一人の男が真っ先に部屋から出て行った。>>0>>64 全身真っ黒、酷い猫背で、女みたいに伸ばした髪は汚らしく、はっきり言ってあまり近寄りたくないタイプの男。
……この程度で取り乱すなんて、馬鹿みたい。
>>65その後掃除夫が彼について問うてきたけれど、あんな男は知る由もない。ゆるゆると首を振った。
女も取り乱していたようだけれど>>17、みんな、我を忘れてしまうくらいに怖いのだろうか……ショクが。
さぞかし、絶対に失いたくない相当に大切な記憶でもあるのだろう。 髪の長い男の存在は、そんな疑問をわたしの心に残した]
(92) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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― 少し前・点呼をとった時>>40 ―
……そうなんだぁ。 その話、すっごく残念。できれば知りたくなかったな。
[>>86掃除夫の言葉に、ふぅと落胆のため息をついた。 出て行った二人にももちろん訊かぬ意味はないけれど、訊く意味もないかもしれない。
けれど考えようによっては、自分たちをこの館に閉じ込めた者をある程度特定することはできるかもしれなかった。
掃除夫の言う、『ショクの記憶を食べるちからを研究してる組織』。それが本当であれば、その組織がこんな面倒でクソつまらないゲームを主催したと考えるのが妥当だろう。
しかし、なぜわたしがその面子に含まれているのか。 本当、迷惑な話でしかない*]
(93) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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[食事を探しに行ってあげようかな。 そう、凭れかかっていた背を浮かせようとしたとき、椅子に腰をおろした少女の声に>>88、視線をそちらへと向けた。 浮かんだ笑みは、肩を陣取る相棒に向けられている。
何よりも可愛がっている相棒だからこそ、そういう優しい目を見れば、喜色混じりに口角は緩んだ。]
そう、ジルエット。 ラルフがつけてくれてね。
[小猿の顎を撫でて、笑み混じりに続ける。]
悪戯もするけど、可愛い子だよ。 ……抵抗がないなら、さわってみる?
[小猿は自分の名前を聞いて、そわそわと落ち着きなく立ったりしゃがんだり忙しい。 考え込んでふさぎ込んでも仕方ないし、多少なり、気が休まるならと提案してみる]
(94) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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司祭 ブルーノは、メモを貼った。
2016/10/08(Sat) 23時半頃
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そうだね、わけがわからないのは無理ない。
でも……いや、なんでもない。 あっちに倉庫みたいな場所があったから、いってみよっか。 パン、あるといいね。
[彼女に背中を向けて、顔を隠すように前を向く。
ひどく怯える彼女に事実を伝える気にはなれなかった。 無理もない。 だから今は、それが起こらない事を願うだけ。
そのまま倉庫に向かえば、ビン詰めの保存食ぐらいはみつけられただろう。 チョコレートなんかも見つけられたらこっそり彼女の手の中に忍ばせて。]
お猿さんの食べ物はさすがにわかんないな…… お猿の人にあとでココ、おしえてあげないとね。
(95) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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[応とも否とも取れる答えは、耳に届いたが返す言葉は持たなかった。]
……そう。
[半端者、自身をそう表現する彼に>>*8 僕自身が完璧だとも思えなかったから。
それからは二人の"声"を、静観する。]
(*13) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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[ブローリンの言うそんなに。は、僕にとってどの程度かは分からない。>>*10 息を吐き出すように、]
……噂か、罠か、分からないけれどね。
[自らこの館へ踏み込んでしまったことを思えば、目的は彼ではないのかもしれない。 多少、浅はかだった考えに、自嘲が入る。
会話の隙間に、投げられた問いかけに、こく。と喉が鳴る。 無意識に首筋を抑えながら]
……無遠慮に食事をするほど、飢えてはいない。 ――だけど、ここにずっと閉じ込められているのは、 さすがに応えるね。
(*14) 2016/10/08(Sat) 23時半頃
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いいの? ありがとうございまぁす。
[>>94『さわってみる?』との言葉に、驚かさぬようゆっくりと指先をジルエットへと伸ばす。 主がしていたように、顎先をくすぐるように優しく撫でた]
初めまして、ジルエット。 ……わたしはショコラ。よろしく、ね?
[小さな、けれど人間によく似た顔に、比率にしてはすこし大きめな耳。 頭からお尻まで、びっしりとちゃいろい毛が生えている。
彼は……ジルエットは、現状をどう思っているのだろう。小さな脳みそでどこまで理解できているのか。
ショクはジルエットの記憶も食べるのかな、なんて思ったけれど、真面目に考えると少し笑えてきた]
(96) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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ジルエットは何を食べるんですかぁ? この館に、彼の食料があるといいんですけど……。
[掃除夫の言葉>>86を信じるなら、長居を覚悟した方がよさそうだった。 幸いかどうかわからないが、休めるところはあると先程楽器使いが言っていたけれど。>>26
ああでも、お腹がすいたと言って出て行ったきり>>27戻って来ていない。 数日なら人間、水だけでなんとかなるけれど、食料もない状態であまり長くはいられないだろう。
悪い方へと行く思考を押しとどめ、ジルエットを撫ぜる。大きな黒い瞳が可愛らしい]
(97) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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……お兄さんは、お名前は何て言うんですか?
[順序が逆になってしまったか、前髪の長い彼の名を訊ねた。
まだ部屋に残っていただろう、掃除夫の彼>>86にも視線を投げかけ、「あなたも」という意味で首を傾げる。
わたしの名は、さきほどジルエットに名乗ったの大丈夫だろう、恐らく]
お兄さんがたは……失いたくない記憶とか。あるの?
[雑談の種にでもと投げかけたのは、そんな言葉だった。 長い髪の男を見て、そして手紙を目にした周囲の反応を見て、自分のうちに浮かんだ疑問。>>92 それがふと今、口をついて出たのだ*]
(98) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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|
[言葉を濁した彼には疑問符を。だけどそれを問いただすような真似はせず、ただただ付いて行くのでしょう。――彼の、心の内は、知ることのないままに。
幾つか見つかったのは瓶詰めの保存食。 これなら確かにしばらくは持ちそう――だけど。 そもそも今日帰るつもりでいたのよ、私。御者が気づいて誰かを呼んできてくれないかしら、なんて、心の中で願いながら。その願いが叶えられなかったことに気付くのはきっと。もう少し後のことなんでしょうけれど]
まあ、チョコレート。 ありがとう。
[これには少し頬が綻んだわ。こんな倉庫のチョコレート、おいしいかどうかなんてわからないけれど。それでも、少しでも嗜好品があったほうが、マシよ。]
そう、ね……とりあえず、 幾つかさっきのところに運んでみましょうか。 それとも、場所だけ教えればいいかしら?
[自分は幾つか、保存用に加工された魚や野菜の入った瓶を手に持って。]
(99) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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[断言する彼に、ふ、と笑う。>>85 ブローリンが先に室内へと足を踏み込めば、自身も後を追って室内へと。扉は、開け放したままだった。]
いいや、私は探し人の依頼を新聞で見つけてね。 依頼を受けてきたのさ。
[改めて室内をゆるりと見渡しながら、ガストンとは反対の本棚へと向かっていく。 本が並べられた棚の、背表紙だけを視線が追いかける。]
(100) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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|
[反対側から飛んで来た声に、顔を向ける。 ふむ、と一つ頷いて。 本棚から一つ、薄い古ぼけた本を取った。]
ショクに関する情報は限りなく少ない。
[手に取ったそれを持ちガストンの元へと向かえば、その本を差し向ける。]
記憶を喰らうと言われる種族だ。 出会った者の記憶を食べてしまうことも、造作もないことかもしれない。
ここに書かれていることも、先程、広間で誰かが言っていたことと大して代わりはしないよ。
一つ、人間の記憶を餌としていること。 一つ、飢餓を覚える時期があるということ。 一つ、見た目は人間と変わらないということ。
それぐらいさ。*
(101) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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ボクは広間にもってくつもりだよ。 ショクは危害を加えたりはしないから、 食事を邪魔したりは……多分しないだろうし。
[とりあえずいくつかの瓶を持って広間に戻ろうと。 道中は会話をすることもなく、無言で。
部屋の扉に手を掛け、開こうとして手を止める]
ねえ、スージー。 君には忘れたくない事って、ある? ボクは、あるよ。
だから……、早く、出られると、いいね
[頼りなさげに笑うと、広間に残る者に食糧を届けようか]
(102) 2016/10/09(Sun) 00時頃
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[ニコラスの説明(>>100)は、すぐには巧く噛み砕けなかった。 探し人の仕事依頼が新聞に載るのは、分かる。 その依頼を受けるのも、分かる。 だが、その依頼でこの館に足を運んでいることが、分からない。 探し人がここに居ると言われてやって来たのだろうか。 つまりは、その新聞の依頼自体がショク候補を集める罠なのだろうか? しかしニコラスがこの館への招集ターゲットなのだとしたら、その依頼を誰が受けるかなど新聞に載せる時点では分からないはずだ]
……つまり、君は、このショク探しに呼ばれた訳ではないのか 偽情報で館に集められたショク候補では、ないんだな
[思考を巡らせながら己が手に取った本は、日記だったようだ。 インクが掠れ、湿気で滲み、目を通すには少し困難な印象。閉じる。 それを棚に戻していれば、近付いてくるニコラスの足音。 振り返り、差し向けられた本に視線を落とす]
(103) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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いいよ。 今、知れたから。
僕も今、教えたしね。
[>>*12 友達の安堵には気がつけない。 だって僕も安心してたから。 僕の身体に半分流れる"ショク"のために細々と情報を集めていたけど、 やっぱり半分だけだから、よく聞く特徴どれもこれも中途半端で。 言える筈もなかったし、気づけもしなかった。 だから安心した。]
うん、全然そうは見えなかったし。 いいんじゃない?別に。
[こんなにさらりと受け入れたら、純粋な"ショク"にとっては失礼かな?]
(*15) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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……そう、ショクは危害は加えないのね それは……少し、救い、かしら。 化物、って聞いて少し、怖がりすぎたかしら
[勿論、記憶がなくなるのは嫌よ。だけど。襲われて、ひどい目に合わされて――そんな事を想像しなくて済むのは、少しまだ、前向きに頑張れそうだから。
大広間を開く前に、彼の足はぴたりと止まって。 ふと、質問が投げかけられて>>102
――忘れたくないこと。]
そう、あなたにも、あるのね。 私も、あるわ。
(104) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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|
[そして、ふと、話したくなったこと。 もし、記憶が消されてしまうのならば――そう思ったら、誰かに少し、身の上を語っておくのも良いかもしれない、なんて。]
……ねえ、知ってる? スザンナの意味は百合。 花言葉は"純潔"って言うのよ。
笑っちゃうわよね。 ――……私、娼婦なの。 一番似合わない名前だと思わない?
[悲しそうな笑顔を見せて。無意識に触れるネックレス。"純潔"の意味を持ったパールを嵌めた、質素な宝物を。 幾つか言葉を交わしたならば、そのまま大広間へ食料を届けましょうか。*]
(105) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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[小猿は伸びてくる指先に、ぱちりと一度目を瞬くとしげしげとそれを見つめた。>>96 気性が荒い個体も居るが、このジルエットは誰に似たやら、非常にのんびり屋さんでかつ人懐こい。うっとりと目を細めると、ちいちゃな指先が、彼女の指を確かめるように触れた。
自分の名前を聞けばキッと短くお返事だってしてみせるというもの。 やあおじょうさん?おげんきかい?ぼくはちょっぴり、おなかがすいたな。
猿は知能が高いとはいえ、所詮まぁるい頭にはそれなりの大きさの脳しか無い。おなじだけの脳の大きさで言えば、カラスのほうがずっと賢い。 ただここに、ブローリンがいるから、小猿もいるのだ、ひとりぼっちよりは、ずっといい。]
(106) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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[各々それぞれ散り散り、調べ物をしたりで広間から去っていく。 残された僕は適当な椅子に座り込んで、うーんと首を捻りきった。 偶然、あの女の子>>93と似通った思考に暮れていたみたいなんだけど。]
ショクを探せって言ったってさ。 はじめから僕ら10人まで絞れたなら、全員調べに掛けたっていいよね? ……いや、調べられるなんて嫌だけど。 たった10人のうち、何人だかのショクを探すなら、その方が手っ取り早くない? 9人分間違えたとしてもわかったら解放すればいい話じゃないの?
どうしてわざわざ容疑者同士で疑わせて、騙してまでこの屋敷に閉じ込めて、僕らにショク探しをやらせるんだろう。 ゲームだとでも言わんばかりにさ。
[そう、まるで、箱に入れた虫達のどれが勝つか眺める子どもみたいだ。 仕掛けた側の意図を考えるとふつふつと頭が煮えて来た。 閉じ込められて、無理やり参加させられた側の人生を何だと思っているんだろう。 僕らは実験動物なんかじゃないのに。]
(107) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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えーっと、くだものとか、ムシとか、あとは野菜とかかなぁ。 わりとなんでもあげちゃうし、食べるんだけどね。
[少し視線を宙へやって答えると、少し笑った。>>97 塩分が多すぎなければ、おそらくは大丈夫だ。本当に、食べられるものがあればいいのだけれど。 そうして、名を問われれば、ぱちと前髪の奥で瞬いて、思い出したようにああ、と短く声を漏らした>>98]
ブローリン。ブローリン・ロイエだよ、よろしく、えーっと、ショコラ?
[投げかけられた質問に、考えるように顎に手をやる。 失くしたくない記憶。 考え込んだブローリンに、小猿はぱちりと目を瞬くと、ぐいぐいと髪の毛を引っ張る。かまってほしいアピールだけれど、当の飼い主には伝わらないまま。]
(108) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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そうだなあ……、 人の、顔かな。
今までいろんな人と出会ってきて、 その人達がいたから、今の僕があるようなものだし。
――つまり、ほぼ全部?
とられちゃったら、困るな。
[いよいよ痺れを切らしたちいちゃな掌が髭を引っ張ろうとするのを宥めて、淡く微笑んだ。]
(109) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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|
[……なんてぐるぐると考え込んでいたら、名前を呼ばれて引き戻される。 僕の名前を知っていて、呼べる誰かなんて、限られている。 こんな状況では特にね。>>94]
あ、はいはい。僕がラルフ。 よろしくね、ショコラ。ジルエット、いい名前でしょ? 風見鶏って意味なんだってさ。 ブローリンの頭にとまった風見鶏。
[>>98 女の子の傾いだ首に挙手して名前を告げた。 そうか、ここにしばらくとどまるなら全員の名前を覚えなきゃ不便だし、全員に教えておかなきゃ不便だな。 今まではあんまり多数の誰かと関わり合いにならなかった僕だから、ちょっとばかり擽ったいけど。]
(110) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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なるほど、記憶を喰うというのは先程も聴いたが 飢餓を覚える時期、というのは初耳だな……
[この部屋に来る前、大広間で掃除夫の言っていた組織(>>86)について考える。 その“飢餓を覚える時期”に合わせて今回の招集は決行されたのだろうか。 分からないことは多く、情報はひとつひとつ積み重ねてゆくしかない]
ありがとう、助かった
[そうして、この部屋で何冊かの本を漁って過ごし、この日は終わるのだろう]*
(111) 2016/10/09(Sun) 00時半頃
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