229 流水花争奪鳥競争村
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、占い師が3人、呪狼が1人、恋愛天使が1人いるようだ。
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ねえ。見て見て。パン持ってきたんだ。 みんなにはナイショだよ?
(0) 2015/07/07(Tue) 00時頃
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また一つ試験は終わり、
数千といた候補者は、半分、また半分と消えて。
ついには、三名に。
それぞれが巫女に面識がある者たちとなった。
(#0) 2015/07/07(Tue) 00時頃
残る試験はたったの一つ。
少しの間ではあるものの、
彼らには、巫女との二人だけの自由な時間が許された。
それぞれに書かれた日時と場所にて、
事前に護衛からの武器の携帯などのチェックが行われた。
大事な祭も大詰めとなって、
巫女の身に万が一があってはならない。
その為の処置だった。
それも終えれば、
最後の試験開始となる。
(#1) 2015/07/07(Tue) 00時頃
神殿の外。里は祭に賑わい、
祭りを楽しんでいる子供たちが、
また楽しそうに駆けて行った。
行き交う人々は、
この祭を思い思いに過ごしている。
その祭の裏で、
試験は静かに始まった。
(#2) 2015/07/07(Tue) 00時頃
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― to ラルフ 第二試験後 ―
[ぱっ。ぱっ。と変わる画面。 知った顔とかは少し時間は長くなる事はあるけれど、押しつけがましい男は速攻でボタンを連打していた。たまにその連打に巻き込まれた人もいた気がするけれど気のせいって事で処理している。 >>0:372 ぱっ。と変わる画面。なぜか手が止まった。 知っている顔?いや、でも、という僅かな間が手の動きを止めていた。]
(1) 2015/07/07(Tue) 00時半頃
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…、らるふ
[名乗られる名前。 机の中の奥底で、捨てられてはいないけれど、皺が増えた一枚の手紙。 まだそれは確かに存在していて、]
ラルフ。
[パーツが一致しなかったり、していたり、あべこべだ。 思わず、]
(2) 2015/07/07(Tue) 00時半頃
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痩せた?
(3) 2015/07/07(Tue) 00時半頃
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アマルテアは、年頃の乙女なので気になる事をつい聞いた。
2015/07/07(Tue) 00時半頃
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[知ってる?の問いに対しては、]
―――… 覚えてるわ。
[そう短く返して、画面越しにラルフを見る。 椅子に座って少し疲れていたのもあって、頬杖ついて口元に掌をあてがっていた。]
……
[だから、好きだと言われて。 ちゃんとその視線とは、画面越しだけど目線は合っていて。 大きくなる目は向こう側にも見えたはず。]
(4) 2015/07/07(Tue) 00時半頃
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そっか。 ……、知らなかった。
でもまあ、… またどこかで会えるといいなって 思ってはいたんだ。
今のいままで、忘れてたけど。
(5) 2015/07/07(Tue) 00時半頃
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[画面に伸びてくる指先。触れられはしないのに、視線が奪われて。]
――…、期待しないで*待ってる。*
(6) 2015/07/07(Tue) 00時半頃
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― 朝 ―
[巫女をどう迎えるか、は 委ねられたものの 迎えに行くのは護衛の時と代わり映えがしないし、 壊れ物の巫女様を迎えるようで気乗りしなかったので 普通の人が普通にするように、待ち合わせを伝える。]
――少し、早いか。
[常よりラフな格好で(というかナナオがうるさかった) 神殿から続く橋の上で流れ落ちる滝を見遣る。
思えば、随分と睨まれた後に承諾をもらえた。 もちろんそこにどんな理由があったかなど知る訳も無い。 結果的に試験に残してもらった形になったのは 我ながら良くなかったな、と反省しつつ。]
(7) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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[人の気配に視線をやれば、 アマルテアその人が見えて。]
ああ、 悪いな、出向かせて。
[口にするほど謝罪の気配はなく、片手をあげる。 お付きの侍女もなく外に出向くのはいつぶりか、 それとも初めてかと思いを馳せて。]
行きたい所があるならどこでも。 せっかくだ、動ける範囲ならどこでもいいぞ。
俺が一緒なんだ、危険な目には遭わせない。
[と、言えるのは鍛錬に裏打ちされた自信のせい**]
(8) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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― 朝 ―
[あんまり眠れないとおもっていたけれど、疲れていた身体は、侍女にマッサージしてもらっている間に見事に眠りに落ちていた。そして、朝は侍女に起こされた。 身支度を整えられている間に、今日の朝の予定が伝えられる。]
! すごい!普通のデートみたい!!
[嬉しそうに声が弾んだ。 白のワンピースにふんわりとした素材の玉虫色のショールを羽織る。 いつもはあんまり履かないけれど、白いヒールを履く。 髪はいつも通り、編み込みをしてもらった。]
(9) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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……変じゃないかなぁ〜〜?
[姿見の前で思案すること10分くらい。 そろそろ待ち合わせの時間だと侍女に言われれば、慌ててピンクの小さな鞄を手にする。]
いってきます!
[キルロイが言うには仕事抜きだし、護衛も侍女もつかないし! なにこれ結構、楽しいじゃない。という単純な思考。 まあ、その後に、そういう浮かれ気分で今まで失敗してきたよね、と自分に言い聞かせる。反省。]
(10) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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おまたせー。
[橋の上で軽く手をあげるキルロイの姿が見えれば、こちらも手を振りかえす。 人ごみのなか、慣れないヒールで歩けばちょっとよろめいて。 おっとと、とよろめきながらキルロイの傍まで到着する。]
…頼もしいけど、硬いなー。 武器とか取り上げられてるのに。
[どういう方法で、かまでは知らない巫女ですが。 キルロイの恰好を上から下まで見れば、数度瞬いて、]
ふんふん、服装はいいんじゃない? いつもと雰囲気違ってちょっと新鮮ね。
[とりあえず歩きましょうか、と滝を背に端から城下の方へと足を運ぶ。]
(11) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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……聞きたい事とかあるかと思うケドさ、 まずはちょっと 聞いてっているか―――
キルロイには知ってて欲しい事があるの。 ナナオからどこまで聞いてるか知らないけど、
…、私の昔付き合ってた1人が、 今のキルロイと同じ仕事をしていたわ。
名前はフランク。
[こつこつと歩く速度は変わらない。 口調も淡々として、さっきまでの浮かれた顔も消えている。]
(12) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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だけど、…4年前に ――仕事中の事故で死んだの。 …別れて、そんなに経ってなかった。
雨の… 雨の降る日だった。
(13) 2015/07/07(Tue) 01時頃
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あれから私は、たぶん、 恐いの。 彼と近い人、とか、同じ人と付き合うのが。
…、また、いなくなるんじゃないかとか そういう悪い事ばっかが頭を過る。
――― だから、今日、これから
キルロイが向き合って話して 私をどうとか思ってくれたとしても、…
(14) 2015/07/07(Tue) 01時半頃
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[俯いて下唇を緩く噛む間。 だけど、と顔を上げてキルロイの方へ顔を向ける。 眉はやや下がって、神妙な面持ちに近い。]
いっそ、ナナオと義姉妹になりたいから とか、そういう理由に…逃げたくなんじゃないかって
そう考えてる …、私がいるの。**
(15) 2015/07/07(Tue) 01時半頃
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―朝―
[試験の疲れがたまってらっしゃったのだろう。 わたしたちが起こすまで巫女さまは眠ってらっしゃった。
先輩の侍女が朝の予定を告げている。わたしは巫女さまの身支度のお手伝いをさせてもらっていた。]
(16) 2015/07/07(Tue) 03時頃
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[用意したお召し物に、 巫女さまが声を嬉しそうに弾ませている。]
わぁ… かわ…っ
[清楚で可愛らしい姿に目を輝かせて、つられて声を出しかけたところで先輩の侍女の鋭い目がわたしに飛んだ。 わたしは思わずびくりと肩を震わせる。
…あっぶない。気を付けていないと つい敬語が抜けがちになるのはわたしの癖だ。]
ん゛ん、 …も、申し訳ございませんっ
大変お似合いですっ 巫女さま。
(17) 2015/07/07(Tue) 03時頃
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[いつもは履かないヒール。 それでも髪はいつも通りの編み込みでお願いされた。 綺麗な赤毛をいつもの編み込みにして、 わたしは満足気に、小さく頷く。]
[昔はワレンチナさまに結ってもらっていた髪。 その三つ編みに憧れて、 子供の頃は祖母に何度も頼んでいたのを思い出す。
これは、侍女になって一番やりたかったお役目で。 わたしはドジだったけど、必死に練習して お役目が許されたのは数年前だ。]
(18) 2015/07/07(Tue) 03時頃
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…ぅうううううううううう
か わ い い !
巫女さま ほんとうにかわいいです…っ!
(*0) 2015/07/07(Tue) 03時頃
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清楚だけどこう! いつもの感じの清楚とはまた違うっていうか こうもっともっと女の子らしいっていうか
でもかっこいいんだもんなあああ!
ほんっと巫女さま ほんとすごい
あれだな!?
ギャップ! ギャップかわいいってこういうことを言うんだな!?
な る ほ ど !!!
(*1) 2015/07/07(Tue) 03時頃
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[可愛らしいお姿に、小さく何度も満足げに頷いていれば 先輩の侍女から巫女さまからは見えないように 肘鉄をもらった。
これもわたしの悪い癖だという。
いたい。 けっこういたい。
強かに打たれた脇腹に 思わず小さくくの字になったのを、 一緒に鏡を覗き込むことにして わたしはなんとか誤魔化した。]
(*2) 2015/07/07(Tue) 03時頃
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[姿見に映る巫女さまを、少し離れた後ろから 覗き込むようにして見る。
その前で思案するさまは、普通の女の子のようだった。 なんだか昔を思い出して。わたしは少し嬉しくなる。 …それと一緒に、ほんの少しの寂しさもある。]
(19) 2015/07/07(Tue) 03時頃
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…ぁ、巫女さま。 そろそろキルロイ様とのお時間です。 [時計を確認して、そう声をかけた。 鞄を手に出掛ける背中を見て]
…巫女さまっ
[わたしは、思わず呼び止めた。 他の侍女も少し驚いた様子だったけど、 わたしも自分で驚いていた。
巫女さまが外出なさるのに、お付きがつかないなんて わたしがこの仕事をしてからあっただろうか。
なんだか見慣れないようなその背中に 何か言わなきゃと思ったのになかなか言葉は出てこない]
(20) 2015/07/07(Tue) 03時頃
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えっと、あの ハンカチ…は いれてありますしえっと、
あ、お慣れでない御靴ですからご無理は、 あとそのえっと、
[リッサ、と先輩の侍女から咎めの声がかかる。 わたわたと言葉を寄せ集めても、 結局あんまりまとまらなくて。]
… 、 いってらっしゃいませっ!
[最後に、わたしはそうとだけ告げて。 頭を下げた**]
(21) 2015/07/07(Tue) 03時半頃
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[普段の仕事の衣装とは違う"女の子"の姿に瞬く。]
こういう格好を見るのは初めてだな。 ……よく似合ってる。
[大丈夫か?とは危なっかしい足下へ。 硬いと言われればふむ、と思案げに上を向いて。]
巫女を守るのは俺の仕事。
今日はオフだからこの通り丸腰だが――― ツレ一人守れないで男が名乗れるか。
[無自覚なドヤ顔。 同僚に面白半分につつかれたりなんやかんやで 武器を取られたことは胸にそっと秘めておく。]
(22) 2015/07/07(Tue) 03時半頃
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[服装のチェックには一瞬視線を彷徨わせたけれど 評価されたと思えば妹に心の中で礼を言う。]
俺自身も新鮮だ。
[もらしてしまえば己のチョイスでないことは知れる。 歩こうかと促されるまま、城下へと橋を下りていく。
時折、足下を気にしながら よろめくようならそれとなく支えるけれど。]
(23) 2015/07/07(Tue) 03時半頃
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[知っててほしいこと。 言われて、拒否するはずもない。]
問題ない。 ――アマルテアの話が聞きたい。
[そうしてフランク――と聞けば、僅かに目を見開く。 当然同じ仕事をしていたし一緒に門番もしていた縁。 違ったことは、彼は巫女護衛の任をもっていたこと。
四年前、あの大雨の日に その死をそっと悼んだ。
歩みの早さは変わらない。 つとめて淡々とした声で 紡がれる音を、聴く。]
(24) 2015/07/07(Tue) 03時半頃
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[ひとつひとつ、言葉を拾う。 何を言えばいいか、何から返せばいいか。 そんなことを考えながら。]
守る、ということは 矢面に立つこと。 当然、命の危険も他の者より多い。
[当たり前のことを、もらす]
だが――…いなくなりたい者などいない。 中には死んでも守りたいという者もいるが
死んだらもう、守れなくなる。
[それもまた、当たり前のことのはずで。]
(25) 2015/07/07(Tue) 03時半頃
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フランクが、 どんな想いで任務にあたっていたかはわからない。
その気持ちはフランクのものだし、 誰もその志を侵すことは出来ない。
[推し量ることはできても、それは推測にすぎず また、他人の口から言うべきことではきっとなくて。]
(26) 2015/07/07(Tue) 03時半頃
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だから、これは俺の話なんだが――
守る、というのは単純に命をさすわけじゃなくて 共に生きるため、共に笑うため、共に泣くために 未来を繋いでいくことだと思ってる。
……だが、死んだら何もかもが終わる。 笑わせるどころか 悲しませ泣かせてしまうし、 もう誰の傍にも居られない。
俺は欲張りだから、笑っていてほしい人が多いんだ。
(27) 2015/07/07(Tue) 03時半頃
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だからかな。
笑ってるのに、 笑っていない君を見て、 今のこの仕事に 迷いが生まれ始めたのは。
(28) 2015/07/07(Tue) 03時半頃
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俺は、皆を幸せにしたいと言ったが
……今のままじゃ その"皆"の中に "アマルテア・レウォス"がいないんだ。
(29) 2015/07/07(Tue) 04時頃
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――アマルテア。 俺はいなくならない。そのつもりもない。
他の仕事仲間だってそれは同じ想いだ。
それでも、いなくなってしまうことがあるなら それはこの仕事をしているからじゃない。
各々の良心に従って行動した結果だと、そう思ってる。 だから、どうかその死に 怯えてやらないでほしい。
……なんてのは、綺麗事か?
[こぼしたのは、苦笑。]
(30) 2015/07/07(Tue) 04時頃
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今回のこの"試験"の召集が届いた時 これさえも、巫女の『仕事』なのかと思ったら
…――正直、腹が立った。
[祝いのムードの中、眉間の皺を深くした日。]
今でも、君が自分を切りおとした言葉が残ってる。
巫女は自分で自分の思う道は歩んではいけない―― とも言っていたか。
あの時は実感がなかったが、今なら。 君が仕事をこなすにつれ笑顔が消えたのも頷ける。
(31) 2015/07/07(Tue) 04時頃
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でも多分、あの日の言葉からだ。
少しずつ、気付いたら どうすればアマルテアを幸せにできるか、 どうすればアマルテアが笑えるのか、
そればかり考えてる。
[ひとつ、息を吐いて。 ガラにもなく緊張しているのかもしれない。]
(32) 2015/07/07(Tue) 04時半頃
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試験や任務のためにきたわけじゃない。
[何度も繰り返す言葉。]
俺と未来を繋いでほしい。 アマルテア・レウォスを守らせてほしい。
これを恋とか愛とか言うのはおこがましいが、 ナナオといる時と同じ顔でいつも笑わせてやりたい。
……だからこそ、ナナオと義姉妹になりたいから、と 逃げてくるなら、男としてそこは抵抗する**
(33) 2015/07/07(Tue) 04時半頃
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クラリッサは、アマルテアの様子を思い返している。
2015/07/07(Tue) 12時頃
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― 朝 城下町 ―
[城も街も、水の音がどこでも聞こえる。 水路がいろんな場所であって、水車がどこかで回る音。
街をキルロイと歩いていて、周囲の目も確かにあるけど 私が男の人と街をふらつくのは別に珍しい話じゃない。 寧ろ、相手が変わりすぎていて悪い噂が流れたとかも聞いた。
>>22ドヤ顔するキルロイを鼻でふんと笑って。 >>27何度となく彼の口から聞く“守る”という言葉を聞く。 >>28“笑ってない”と聞けば、昨日見た自分の顔を思い出す。]
(34) 2015/07/07(Tue) 13時頃
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綺麗ごとよ。 ほんっっと、偽善みたいでムカつくくらい。
怯えるなとか、だから、それが無理だっていってんのよ…
[声色はそんなに怒ってはいないけれど、 羽織るショールを両手で握りしめていた。 編み込みが今日も乱れることなく髪を飾る。 切りそろえられた髪や白い服は清楚さを感じさせる。]
(35) 2015/07/07(Tue) 13時頃
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私は …、そんな たいそうな女じゃないの。 確かに、そりゃあ、浄化の巫女ではあるけど、 別に処女でもないし、我儘だし、悪口だって言うわ。
(36) 2015/07/07(Tue) 13時頃
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…けど、巫女である事、仕事も含めて 私は別に嫌いじゃないから…――
――、キルロイが腹を立たせることでもない。
これは、結局…今日の今日まで決めきれなかった私の責任。
[肩を軽く落として、足を運ぶ。 緑が見たいなと思い立って、公園に向かう。 祭で屋台とかも出ていたから子供も少ない。]
(37) 2015/07/07(Tue) 13時頃
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…色々、忙しくて、昔みたいに他愛のない事とか 友達とばかな事してはしゃいだりとか、 そういうのが減ったから、笑う機会もそりゃ減るでしょ。
[ふ、と薄い唇の隙間から息を吐く。 瞼をやや落としたまま聞こえる言葉はなんかむずかゆい。>>32]
(38) 2015/07/07(Tue) 13時頃
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その無愛想な顔で、よくもまあ… いつも笑わせてやりたいなんて言えるわね。
[ううーん、とひとしきり唸った後、 少し足のかかとの上が痛くなってきたのに気付いた。
公園の芝生の上はヒールの靴では歩きにくい。 それでも少しだけ駆け足をして距離を取る。]
その顔見て、私が笑えるとでも思ってるわけ?
(39) 2015/07/07(Tue) 13時頃
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じょぉーーだんじゃ ないっっつーーの!!
[左の膝を曲げ、靴を脱いだと思えば そのままヒールの尖がった方をキルロイに向かってぶん投げた。 全力で。]
(40) 2015/07/07(Tue) 13時頃
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[さく、と左足が芝生の上に落ちる。]
…もう少し、違う顔みせてよ。 それが本当のキルロイなわけ?
(41) 2015/07/07(Tue) 13時頃
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[投球ポーズのまま顔だけ上げて、 歩きにくいと右足の靴もぽいっと芝生に放り投げる。 それから上体を起こして腕組みをする。]
それならそれでいいけど、 男なんてどうせ心の中じゃ 理性のないことのひとつやふたつ思ってんでしょ?
(42) 2015/07/07(Tue) 13時頃
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[右腕を真っ直ぐキルロイに伸ばして、 人差し指で、びし!と指差す。]
私は逃げない。 それに、時間もない。
だーかーらー!
(43) 2015/07/07(Tue) 13時頃
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[芝生を裸足で蹴って、目掛けるのはキルロイの背中。 跳躍力は人並みだけど、腕を首目掛けて伸ばして補佐する形。]
ほーら!おんぶおんぶっ! 女の子1人くらい余裕でしょー?
[問答無用で背中に柔らかいものを押し付けて 細い腕を首の前に絡める。
視線はいつもより少し高くなると、 いつも見ていた景色が少しだけ新鮮になる。]
とりあえず肌くっつけて 同じ視点で世界を見れば 手っ取り早いんじゃない?
よーし、とりあえず、向こういってみよー!**
(44) 2015/07/07(Tue) 13時頃
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― 朝の城下町 ―
[男を連れた巫女が周囲の目を引くのか――それより、 むしろ自分が女連れであることの方が珍しいかもしれず。 知人が見れば野次の一つも飛びそうだけど。]
あー、俺のせいで目立ってたら すまん。
[巫女を差し置いて言うことでは けっして ない。
気持ちいいくらいに言葉を否定されても(>>35) 声音で怒ってないことはわかるから。 いつかでいいし、できなくても構わないけど]
せめて。
フランクと――昔の男と同じ仕事をしてることで 最初っから同じ土俵にあがれないのはご免だから。
[じろ、と不満気に告げる言葉は本音が滲むか。]
(45) 2015/07/07(Tue) 16時頃
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[たいそうな女じゃない(>>36)と。 我儘も悪口も言う、と自分を評するのには溜息ひとつ。]
――知ってる。
というかな。
ナナオと親友やってるようなヤツが、 清楚で上品な大和撫子なわけないだろう。
[これはけっして悪口ではない。けっして。 清楚で上品な 白いワンピースがふわりと揺れる。]
いいじゃないか。 君は、人を振り回すくらいでちょうどいい。
[何度か見えた アマルテアの素顔の片鱗に想う。]
(46) 2015/07/07(Tue) 16時頃
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[にぎわう街とは反対に公園はいつもより人が少なく。 笑う機会が減ったという彼女に、そうだろうなと相槌一つ。
無愛想、と言われれば、あー、と納得しつつ。 駆け足で距離を取るのを見るともなしに見ていれば]
……!! ―――−ぶっ !
[予想だにしないものが飛んできて、 クリーンヒット からの しりもち。]
いって……
[じゃじゃ馬に違いないと思ってはいたけれど。 思っていたけれど。]
(47) 2015/07/07(Tue) 16時頃
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…………………ぷっ
(48) 2015/07/07(Tue) 16時頃
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あっはっはっはっは、 やってくれるな!
[文投げられた上品ヒールに、こみ上げた笑いが 抑えきれず、ナナオですら珍しがる大きな声で 笑う。
ひとしきり笑って、落ち着いてもまだ笑み顔で。]
あー、笑った。 はは、さすが、 ナナオの親友だな。
油断してた俺も悪いが、クリーンヒットだ。 肩のコントロールがいい。
[選手にでも言うような言葉は褒めたつもり。]
(49) 2015/07/07(Tue) 16時頃
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まあ、俺はこういう顔だし、 芸をして物理的に笑わそうってんじゃない。
特別なことじゃないさ。
日常に巫女じゃなくていい時間を作ってやれたら、 君はもっと君でいられるのかと、思っただけだ。
[芝生に投げられたもう片方の白を見て、 ようやく立ち上がると、彼女からの宣戦布告。]
ま、これで俺も男だから 煽るんならほどほどにした方がいいぞ。
(50) 2015/07/07(Tue) 16時頃
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[逃げない。 その言葉に、浮かんだのは喜色。]
アマルテアが言う通り、 ―――少々硬すぎたみたいだな。
[鼻血はどうやら出ていない。 痛みはまだ残るから、恨めし気に鼻の頭をひと撫で。
おんぶ!と背中に飛び乗られれば一瞬面食らうけど]
子供か、ったく。
[言いながら、よろめくこともなくひょいとおぶって。 背にあたるやわらかい感触に、嫌味のない舌打ちを]
っち、たいした子供だな。 なんなら肩車でもいいぞ?
(51) 2015/07/07(Tue) 16時頃
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|
――君が怖くないならな。
[挑戦的な笑みは、友人同士で浮かべるそれ。 ナナオでさえ、友と見せ合う顔はきっと知らない。]
駆け降りるぞ。 しっかりつかまってろ。
[はたから見ればただのバカップルだ。 公園を超え、坂道を駆け降りると風が気持ちいい。
こんなバカは自分にとっても久しくて心地よい。 息が切れるまで走った**]
(52) 2015/07/07(Tue) 16時頃
|
|
― 朝 城下町 ―
[>>45 多分、キルロイは普通に言った言葉なんだろうけれど、そういう言葉を言われた事はなかったから。は?と驚いた顔をしたのは確か。普通の女の子として見てくれているんだろうな、というのは感じてきていた。]
ナナオの性格をよーく理解してくれているお兄様だこと。
[ふふん、と鼻を鳴らしてある胸を張った。彼女がたまに兄の話をする事はある。仲がいい兄弟だなっていつも思ってた。そういう時、だいたい、「いいなー。」って言ってた。私はひとりっこだから。悪口とも思わずすんなりと言葉を受け入れて。]
(53) 2015/07/07(Tue) 17時頃
|
|
[ぶん投げたヒールは見事にヒットした。>>47]
っちょ
[驚いたのはこっちだ。 仮にも衛兵だから避けるなり払うなりすると思い込んでいた。 やば、と嫌な汗が手に滲んだのに、向こうからは笑い声だ。]
(54) 2015/07/07(Tue) 17時頃
|
|
失礼ね。 あれくらいどうにかしないで、 どうやって守るっていうのよ!
[まったくもう。と頬を少しだけ膨らませた。 ただ、初めて見た笑い顔のせいか、すぐに眉と肩が下がって表情は和らぐ。]
(55) 2015/07/07(Tue) 17時頃
|
|
…そうね。 侍女も近衛もなしでうろつくなんて、 普段じゃ絶対出来ない事だわ。
けど、私はいつだって私でいたいのよ。 そりゃお仕事の時は〜、色々と気を付けるけどね。
[非日常に連れ出してくれた事へ感謝は述べて。 芝生に裸足で立った状態で聞こえた言葉は>>50 背中へ駆ける助走の後押しになるだけ。]
(56) 2015/07/07(Tue) 17時頃
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|
…、… あのさ。 さっき、逃げないって言ったでしょ。
[背中に乗っかって、耳元近くで声を小さめに出す。 不満げだった声色はついさっき。>>45すぐに返事をせずに顔が見れない状態でいうのはずるい手段。]
最後の試験、残した人は3人だけ。 そのうち1人は、フランクの双子の兄だよ。 もう1人も…、昔から 知ってる人。
って え。 なに、こわい?
(57) 2015/07/07(Tue) 17時頃
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|
[しっかりつかまってろ。>>52 言われた事を実行するより、上半身だけが後ろに突然引っ張られるような感覚が襲う方は先。]
ぎゃ !
[巫女らしくない、というか女性らしくない悲鳴が出た。 思わず身体を強めに寄せて、振り落とされないよう絡めた腕に力を込めた。]
(58) 2015/07/07(Tue) 17時頃
|
|
――――― わ !
[風を切るみたいに公園から坂を下る。 見下して広がる景色が瞳に飛び込む。
遠くで流れ落ちる滝が太陽の陽を浴びてキラキラ輝いていた。 夏の青々とした木々がどこにあるかもよく見えた。
向かい風を受けたみたいに、髪が後ろに流れて。 思わず瞳は細くなる。
速度に少し慣れれば、片腕を伸ばして]
今度はあっち! 広間の中心に噴水があるの!
[見たい!と我儘を言って駆けるキルロイの後から声を飛ばす。 声色は少し弾んだもの。]
(59) 2015/07/07(Tue) 17時頃
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…、ふふっ。
[それから遅れて仄かに笑う気配だけ伝えて顔は見せない。 左の肩口に頭を乗せて、顔は外側を向ける。 顔が横を向いた状態で流れる景色も新鮮だ。]
(60) 2015/07/07(Tue) 17時頃
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*
キルロイって結構、面白い人だったのね。 あれだけして顔の皮一枚も動かなかったら どうしようかと思ってた。
[息が切れるのが先か、噴水に辿り着くのが先か。 どちらにしろ靴は放り投げたまんまで来たから裸足だ。
噴水が近付けば、降りる!と言って背から離れる。 結構温かかったのか、離れた時にその隙間に冷気を感じた。
広間は祭なのもあって公園よりも人は多い。 子供が指をさして「みこさまだ!」と言っているのも聞こえる。]
(61) 2015/07/07(Tue) 17時頃
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[じゃぶ。] [だからどうしたと、広間の中央の噴水を囲う小さな塀を越えて足を突っ込む。 ワンピースの下の部分が水に濡れて色を濃くした。]
んーーーー きもちーー!!
(62) 2015/07/07(Tue) 17時頃
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キルロイ。 裸足になると水の流れも温度もわかる。 足の裏から大地も感じられるわ。
…来る?
[足を水に浸したまま、さっきまで走って息を切らすキルロイの方へ顔を向け、視線を合わせた後、小首を傾げた。*]
(63) 2015/07/07(Tue) 17時頃
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アマルテアは、キルロイに話の続きを促した。
2015/07/07(Tue) 17時頃
クラリッサは、アマルテアに話の続きを促した。
2015/07/07(Tue) 17時頃
クラリッサは、アマルテアに話の続きを促した。
2015/07/07(Tue) 17時頃
キルロイは、アマルテアに話の続きを促した。
2015/07/07(Tue) 17時半頃
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[見せぬ顔で囁く声。 残された3人。 思い出の共有という点ではきっと誰より薄い。 けれど分が悪い、とは思わない。]
最初から向き合うつもりはあったか。 ――えらいな。
[とだけ言葉にして――加速。 背中に響く悲鳴が楽しい。]
ひどい声がでたな。
[くく、と笑って。]
(64) 2015/07/07(Tue) 21時頃
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[いつもと違う高さで見る景色は新鮮らしく 徐々に慣れれば弾む声が聞こえて]
了解、お姫様。
[皮肉ではなく、我が侭を許す男の声で。 背に漏れる笑い――顔が見えないのが少し残念。
肩に感じる温度は 甘えてもらっているように錯覚するような体勢で。 背には相変わらず柔らかいものが密着してるけど。
噴水が見える頃には多少減速していて、 それでも着くまで降ろさないのは男の意地。]
(65) 2015/07/07(Tue) 21時頃
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はーーー……、走った。 はは、
[降りると言えばふらつかないように降ろして ふいに離れた温度に微かな淋しさを覚える。
完全に息があがってたから、呼吸を整えていると じゃぶ、と見えたのは噴水の小さな塀を越えた彼女。]
おい、服が
[裾が濡れるもおかまいなしに、ご満悦の声。]
(66) 2015/07/07(Tue) 21時頃
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ああ、ちょうど今、暑い。
[誘いには、そんな返しをして。
外で素足になることなど殆どなくて、 靴を脱いでみるだけでも新鮮な心地がした。]
――良い子は真似しちゃだめだぞ。
[付近の子供へびしっと声をかけても説得力はなく 同じ水に足を浸してアマルテアの前に立つ。]
うん、 なるほど――気持ちいいな。
(67) 2015/07/07(Tue) 21時頃
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でしょ?
[付近の子供に注意する様子を眺める。 この背丈にこの顔だ、子供は素直に言う事を聞いたようだ。]
…、こうしてるだけでも 私は存在してていいんだって
不思議と思える。
[噴水の飛沫が飛んで、腕に球をつくる。 足元はだいぶずぶ濡れだし、髪も少し乱れた気がする。
円形の噴水の端。流れる水の感覚と、石の感触が伝わる。 足を蹴り上げれば、水飛沫が上がってキルロイの服も濡れるだろう。]
(68) 2015/07/07(Tue) 21時半頃
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存在してていい、か。
[彼女は無意識なのかもしれないけれど、微かに苦笑。]
いや、良い意味ならいい。
ただ、アマルテアが存在していい理由なんて、 巫女として以外にもたくさんあるから。
俺が、少し気にしただけだ。
[ばしゃり、と水飛沫が服を多めに濡らす。]
……―――アマルテア。
(69) 2015/07/07(Tue) 21時半頃
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――俺は、 君と何か昔の思い出があるわけじゃない。
フランクがあんなことにならなけりゃ、 今こうしてここには立ってなかっただろう。
任務を引き継いだのも、ただの縁だ。
ただ、 衛兵として、巫女としての君を見て 妹の親友――ただの女の子としての君を見て どちらの君も、守りたいと思った。
――考えてみてくれないか。
(70) 2015/07/07(Tue) 21時半頃
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悪い意味ではないわ。
[巫女としての意味合いの方が強い言葉だったけど、それを含めての自分だ。]
…、ありがと。
[ただ、貰った言葉には感謝を返して。]
(71) 2015/07/07(Tue) 22時頃
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…、人との出会いも繋がりも、縁であり運だわ。
[と、そこまで言って。 言葉を聞いて、考えてみてくれないか。と言われて
頭の上に?が浮かんだ。 怪訝な顔で、水を蹴るのも忘れてキルロイを見上げる。]
何を?
(72) 2015/07/07(Tue) 22時頃
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アマルテアは、キルロイに話の続きを促した。
2015/07/07(Tue) 22時頃
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[自分の場合は、人の死の上に成り立つ縁だから それは少し複雑な思いもあるけれど。
率直な疑問に、少し思案して頬をかく。 きちんと言葉にしようとすると照れが見え隠れして。]
…幸せにしたい、という気持ちは変わらない。
自分にそれが出来るのかはわからないが、 だからといって他の誰かに託すのも嫌になってきた。
こうして話したり、笑い合ってるうちに 君がほしい、と――欲が出てきたから。
[周囲には子供だっているだろうに、 それも気にならず、ただひとつ深呼吸をして。]
(73) 2015/07/07(Tue) 22時半頃
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アマルテア…… 君が好きだ。
本来なら、試験期間とやらにとらわれずに じっくり考えてみてほしいところなんだが――
動くのも、気付くのも、遅すぎた。 気にしながら、気になりながら、何もしなかった。
だから、あまり考えてもらう時間はないけど 後悔は、したくない。
――伴侶として、戦友として、傍に居たい。
(74) 2015/07/07(Tue) 23時頃
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………あ、あのさ。
(75) 2015/07/07(Tue) 23時頃
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今更、というか、今ここで言うかって 事を言うケド……
[面と向かっての告白はやっぱり照れくさい。しかも周囲に人も多い。噴水の中に入っているだけで目立つというのに。
足元は冷たい水で気持ちいいけれど、自分の中の温度が上がっているのが水温の変化をもたらさないかとか気にしてしまう。]
(76) 2015/07/07(Tue) 23時頃
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…私は、嫌いな奴をここまで残してないし、
一応…、その、結婚相手になって後悔しないぞ、 って人のうちの、キルロイは一人…よ?
[わかってる?と確認するよう顔を覗き見る。まじまじと。 それから、ふはっ、と息を吐きだしてから、お腹を抱える格好になって笑う声が短く響く。]
(77) 2015/07/07(Tue) 23時頃
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なんか、 ……惚れ直させちゃった?
[ひひ、と口を横に引いて白い歯を見せる形で見上げる悪戯な顔。]
(78) 2015/07/07(Tue) 23時頃
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―――…うん。
[それから、言葉と同時に頷いて。 一度瞼を落としてから、顔を上げて柔らかな表情を見せる。]
ちゃんと、受け取ったわ。 ――、 …ありがとう。
(79) 2015/07/07(Tue) 23時頃
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デート、すっごい楽しかった。
[そう言えば、ふ、と淡く笑んだ顔。 それから、濡れたワンピースの裾を持ってその場で絞ってから、噴水から出ようとするが、ふと何か思い立ったのでキルロイの方を見て、右手を伸ばす。]
帰り道もエスコートしてくれるんでしょ?*
(80) 2015/07/07(Tue) 23時頃
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[ぽつりぽつり、話し始めるに耳を傾けて 語られる言葉を受け取る度に、 知らず頬が熱を帯びていく。]
その、 ……試験、がとか考えてなかったからな。
向き合いたい、 と伝えたことを、叶えてくれたんだと
[まじまじと覗き込まれて、片手で口元を覆う。 ふは、と嗤い声が聴こえて耳まで朱がさす。
そう、思ってくれたことを今更知るとか。]
(81) 2015/07/08(Wed) 00時頃
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[悪戯な笑みに、まだ赤いながら顔をさらして]
――ああ、 惚れ直した。
[じ、とアマルテアを見つめる。 足下のひんやりとした水で自分の熱を余計に感じて。
受け取った、と言われれば照れ笑い。]
ありがとう、俺も楽しかった。 久々に思い切り笑った。
[思い出し笑いするように、ふ、と頬緩めて。]
(82) 2015/07/08(Wed) 00時頃
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――当然。 お手をどうぞ、お姫様?
[小首を傾げて戯れて、右手をとってきゅ、と握る]
……なんというか、散々だな。
[置き去りのヒール、濡れたワンピース、 綺麗に整えた髪も、乱れてしまっている。 けれど、それも全力で遊んだからと思うと愛おしい。]
ああ、ヒールは拾っておくから。 ……結論、待ってる。
[さんざんな格好の巫女を神殿まで送り届けるけれど 侍女の視線が刺さるような心地して軽く*咳払い*]
(83) 2015/07/08(Wed) 00時頃
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キルロイは、アマルテアに話の続きを促した。
2015/07/08(Wed) 00時頃
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──神殿、待機室、外──
[テラスから、里の連なる屋根を見下ろす。]
……
[ぷか。と煙を吐くように口をあける。 水蒸気にフレーバーをつけた電子煙草では、 丸い煙が空へ昇ることはないまま、
ただ、家々を眺める間に陽が空へ昇り、 隣り合う家へとゆるやかに影の手を伸ばした。]
(84) 2015/07/08(Wed) 00時頃
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……
[顔を下げる。首裏を撫ぜる間に黒髪が顔に掛かる。]
……んーーーー。
[背を丸めて、柵に置いたままの腕を伸ばす。]
(85) 2015/07/08(Wed) 00時頃
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[はあ。と息を吐ききって、浮かしていた爪先をテラスのタイルにつけた。]
…空き時間に外出すんのはいいんだよな?
[振り返って、待機室にいる侍女に声をかける。 ちょっと出てくる。と、手を挙げて許可を*求めた*。]
(86) 2015/07/08(Wed) 00時頃
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|
― 第二の試験 ―
[痩せた?]
[そんな一言に>>3] [錆色の瞳が瞬いて]
[真横に引いた口から、 ふっ と、堪えきれず空気が漏れた]
ははっ
[眉下げて噛み締めるみたいな笑み。 口元手の甲で隠しても視線はそのまま]
そうだね、痩せたよ。
[笑う口元から離した手を胸元に置いた]
(87) 2015/07/08(Wed) 00時頃
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[それから、 大きくなる目も。 言葉も。 ひとつひとつ受け取るまなざしが
”期待しないで待ってる”
言葉なく細まった*]
(88) 2015/07/08(Wed) 00時頃
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クソ真面目……
[思った事は口から零れる。 仕事抜きなら言ってもいいし、相手も素の自分を知りたいだろう相手だと解れば容赦なし。]
(89) 2015/07/08(Wed) 00時半頃
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あなたの事をもっと知りたいんです! お互いの理解を深める時間を下さい!
とか、他の人からも言われてるから…。 けど、その中でも――、 ってのがぁ〜
[あなたよ、と視線だけで語る。 赤い顔、照れ笑い、緩む頬。 どれも仕事をしている彼からは見えなかった顔。
それに比べて自分は、どうだろう、と。 ふと省みる時間は短め。]
(90) 2015/07/08(Wed) 00時半頃
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[神殿までの道のり。途中までは濡れた足跡がてんてんと。 やがて乾いて、橋を登る頃には少しだけ服も乾いてきた。 その間も、手は繋いだままならデートの余韻を楽しむ間。
思うことはあるけれど、 その先を考える方も忙しい。]
ただいま戻りました。
[神殿が見えれば、ふう、と一度息を吐いた。 侍女と近衛は若干心配そうな顔をしていた気がする。 まあ、恰好が格好だし仕方ない。]
(91) 2015/07/08(Wed) 00時半頃
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ごめんなさい、ヒールは脱いできてしまったの。 それから、少し濡れてしまったから着替えるわ。
リッサ、髪をまた整えてくれる?
[そうして、キルロイと別れれば、次の予定がありますと、侍女達に連れられてすぐにその姿は見えなくなっていった。
――――昼が近い。]
(92) 2015/07/08(Wed) 00時半頃
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[次の時間まで、自室に戻る事になった。 濡れていた服は風邪を引くからと全部服は脱がされた。
待つ時間、適当にローブを羽織って椅子に腰を落す。 着替えと髪の手入れを侍女達に頼んだ。**]
(93) 2015/07/08(Wed) 00時半頃
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― 面談試験 ―
[扉を開けると室内の空気がふっと横を過ぎる] [清らかな水の匂いと温度]
[ コツ コツ ささやかな足音] [裸足の彼女の前で足を止めた。 前に立つと、彼女の方が背が低かった]
…
[視線はゆっくりと。 足のつま先から、薄手の布を辿り、細い指先。 胸の膨らみにやや逸れてから彼女の顔を見る]
(94) 2015/07/08(Wed) 01時頃
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アマルテア。
[名前を呼んで、視線が合うのを待つ。 そっと手を伸べて、細い指先に触れる]
(95) 2015/07/08(Wed) 01時頃
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[拒まれるなら、 その一挙一動さえ目に焼き付けるつもりで。 微かに触れた先。 温度もかたちも確かめるように、 ぎゅっと手を握る]
…うん、 [訳もなく、好きだと思う]
(96) 2015/07/08(Wed) 01時頃
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散歩は好き?
[近い距離で、ほんの小さくくすりとして]
遊びに行こう、アマルテア。 お弁当を持って。 森の少し先に開けた場所があるんだ。 今は僕しか知らない。
案内するよ。
[無邪気さを添えず わざと、子供の頃の言葉をなぞった]
(97) 2015/07/08(Wed) 01時頃
|
|
ところで、聞いていいかな。
[面談の部屋を去る前、ひとつ思い出したように]
君がまた会いたいと思っていたのは、 待っていたのは、
どんな僕?
[尋ねはそんな言葉*]
(98) 2015/07/08(Wed) 01時頃
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― 神殿待機室 ―
[朝に出発された巫女さまを見送ってからというもの、 わたしはずっと上の空だ。 正直、仕事してる場合じゃなかった。
…だからと言って巫女さまを追えるわけもない。 これは試験なのだし、そもそも仕事を すっぽかした時点でわたしは大目玉だ]
[かと言って仕事も出来ず、 わたしは先程から落ち着けずに待機室の角で うろうろとしている。]
(99) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
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|
どうしよう。 巫女さま、大丈夫かな。 何も起きてないといい。
いや、ある意味起きててほしい。 むしろ何かしら起こしてないと逆にこう…!
いくら真面目なキルロイさまといえど! いえどだ!
女の子に恥をかかすな!って おばあちゃんが言ってた!
たぶんこういうときのことを言うんだ! 知らないけど!
(*3) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
|
|
だからこう…何かしら… たとえば… たとえば…っ えっと…っ!!
[……そう言って思いつくものが大してない辺りで、 食玩目当てでチョコを贈った頃と 変わっていないかもしれない。
そう気付けば、一人で葛藤した結果 少なからずの敗北感を覚えたりもした。]
(*4) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
|
|
[一人部屋の隅で色々と思い浮かべては、顔を赤くしたり青くしたりしているわたしに声がかかる>>86]
っふぁあああい!!
[あまりの驚きに変な声が出て、 目を白黒させて急いで振り返る。
まずい。明らかな挙動不審になってしまった。いや、もしかしなくともこの部屋に居た時からそうだったかもしれない。]
(100) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
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|
[これはあとで怒られるやつに違いない。 わたしはそう確信しながら、肩を竦めて頭を下げた。 今更ながら挙動不審をごまかそうとすれば、 声は変にくぐもった。]
も。 ……申し訳ございませんでしたっ
い、いってらっしゃいませ、エフさま!
[エフの問いに肯定の意味の頷きを、 こくこくと小さく何度もしたあとに。 見送りに深々と頭を下げた。]
(101) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
|
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― 昼前 神殿前 ―
[昼前、そろそろキルロイさまの試験の時間が終わる頃。 里を下りる橋に、巫女さまのお姿が見えた。 ほっと息を吐きながら、わたしは近侍と ほかの侍女と共に巫女さまたちを出迎えた。]
! おかえりなさいませ 巫女さっ、 ま゛
[出た声は、思わず次第に 首を絞められた鶏のようになってしまった]
(102) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
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……な、なにが起きたのこれ!! 何かしら起きたっぽいけど 何が起きたのこれ!!
ぬ、ぬぬぬ 濡れるなんてわ わああああ!!
ど どんな!どんなことをなさったのですか キルロイさまあ!!!
女の子に恥かかせちゃいけないって 濡れさせたのは恥カウント!? これ恥カウントなのかなあ!! どっちなんだろ教えておばあちゃんん!!
(*5) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
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|
[口をぱくぱくとさせ、思わず巫女様を凝視していた私に、 無礼な様子のわたしに見かねたのだろう。 先輩の侍女から肘鉄が入った。 巫女さまには見えないように、わたしの脇腹へ。
いたい。おなじとこは勘弁してほしい。]
(*6) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
|
|
[巫女さまのお姿にわたしはあたふたと動揺を隠せずに、 巫女さまとキルロイさまの顔を見比べた。 他の侍女や近侍も心配そうな顔だ。]
ど…っ どうなさったのでっ!?
おおお風邪をひいてはいけませんから、それはもう…!
[着替える、と聞いてわたしは小刻みに何度も頷いた。 リッサ、と名前を呼ばれて、はいっ!と上ずったような返事を返す。条件反射だ。 髪を、と続く言葉。わたしは目を瞬かせて、巫女さまの顔を見る。]
… はいっっ お任せ下さいっ
(103) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
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|
[自室へ向かう巫女さまたちへ続く。 神殿の奥へ入る前に、一度わたしは振り返った。
…万が一巫女さまが御風邪を召したら、 今度護衛当番の日に、文句を言いに行こう。
わたしはドジだから、よく口で負けるけど。 言葉少なで生真面目な彼になら もしかしたら、万が一で勝てるかも。
でも、少し満足げに笑って。
わたしはキルロイさまへ、深々と頭を下げた。]
(104) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
|
|
[朝から、戻ってくるまで。 巫女さまは、どこか昔のような印象に ほんの少しだけ、戻った気もする。
…少なくとも。 試験でお疲れだっただろう数日には 見られなかった雰囲気だ。]
(*7) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
|
|
ありがとうございます。
[良く笑う、妹とは似てないけれど。
やっぱり似てるな、と思ったのは、
「いつもきりっとしていて、 よわいものをたすけてくれる」 従兄が教えてくれたブリキの人形。]
(*8) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
|
|
[やっぱり、思った通り。 巫女さまの隣に立てる人なんだろうと、そう思った。]
(*9) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
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|
[巫女さまの自室に戻り。
冷えててはいけないかと思って、温かい茶を出す。 ラルフが待機室に居たなら、侍女たちには内緒で手伝ってもらえないだろうか、と思った。 いつか手伝ってもらった時>>0:380に、 うっかり火傷しそうだったり茶葉を零しそうだったり やらかしたせいか、地味に苦手意識がついたのもある。
…本当は、これくらい覚えなきゃいけないのだろうけど。]
(105) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
|
|
[巫女さまの綺麗な髪を編んでいる間、 彼女の様子をちらりと伺いながら]
…キルロイさまとのご試験、いかがでしたか? [そう尋ねてみた。 朝、嬉しそうに弾んだ声を上げて、 姿見と睨めっこしていたのを見ていたから。 先程までの時間が巫女さまにとって 良い事であったならいいと思った。]
(106) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
|
|
次のお時間は、ラルフ、 ぁ。 ぇ、えっと。 ラルフ、さま とのことです。
[キルロイもラルフも内部の者と言えど、 彼は巫女さまにここまで選ばれた祭の立派な候補者だ。 …それだけでもなく、今は心から彼らを尊敬してもいる。
だから敬称を付けるべきかと思ってつけているが、ラルフは子供の頃からの付き合いが長いせいか、未だ口慣れない。]
(107) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
|
|
…なんだか、少し懐かしいなって 思います。
[わたしは自然と小さく笑って。 ぽつり、と思わず小さく漏らす。]
(108) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
|
|
―――できました、巫女さまっ
[やがて巫女さまの髪も結い終えて、 仕上がりに満足したように わたしは小さく笑って頷いた。
…これは、もしかしたら昔はお母さまとの繋がりの 一つだったのかな、と思う。 家族のつながりみたいなもののひとつ。
侍女で、そもそも家族でもないわたしが そこに入ろうとは、さすがに思わないけど。
でも、そこを任せてもらえるのは本当にうれしかった。]
(109) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
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|
[結い終わる頃には、他の侍女が 巫女さまの新しい服を見立て終えていた。
里の澄んだ青空を、流れる水路の水で薄めたような。 淡い空色の入ったワンピースと、 白いショールだった。
いかがですか、と侍女たちから声がかかる**]
(110) 2015/07/08(Wed) 02時半頃
|
|
― 昼前 待機室 ―
[椅子に腰掛け頬杖をついたかたち。 リッサが落ち着きなく動き回っているを 見ているような見ていないような。 本人としてはぼんやりとしているだけだが 下がりの眉のせい困っているようなそんな顔。
テラスに居る男とは面識がない。 水質管理局長のご息子ということは、 使用人として知っている]
(111) 2015/07/08(Wed) 04時頃
|
|
!?
[リッサの謎のかけ声に、驚いて顔を上げた>>100 一瞬ここにいないアマルテアへの応援かと思ったが、 どうやらただの返事だったらしい]
[浮かぶ苦笑。 おこられないといいけど。声は内心で]
[男の姿が待機室からなくなり] [やがてリッサの姿もなくなる]
[腕時計の秒針がささやかに時を刻む]
[朝来て焼いたサンドイッチ用のパンが そろそろ冷めた頃合だ、…昼も近い。 厨房へ向かおうと腰を上げると、リッサが戻って来た>>105 何やら助けを求める目配せにこっそり頷いた]
(112) 2015/07/08(Wed) 04時頃
|
|
今日はリッサが作ってあげたいんじゃないの?
[厨房の隅っこでリッサと並ぶ。 茶葉もフレーバーも選ばせて、 手伝うよりは、教える態。 蒸らしの時間に砂時計をひっくり返す]
あとは、おどれおどれ〜って念じる時間。 茶葉が上手に踊っていたら大丈夫だよ。
[見えるように耐熱ガラスの容器を選んだ。 リッサが念じている間に温めたカップの水気を拭いた]
(113) 2015/07/08(Wed) 04時頃
|
|
それじゃあ、いってきます。
[紅茶と弁当の支度を終えれば皆へ一声掛ける。 昼前の忙しい時間だ。 ああ、とかおうとか返事は素っ気なくも、 横を通る度遠慮なく背中を叩かれた]
〜〜〜〜〜〜〜っ
[背中に季節外れのもみじでも咲いてそうだ。 痛みに涙目、それでも笑って。頭を下げた]
(114) 2015/07/08(Wed) 04時頃
|
|
― 昼 ―
[城下町への坂とは反対側の門。 足下にリュックを置いた青年は、 藍色のパーカーを羽織った軽装の出で立ち]
[腕時計を眺めて、神殿の方を見る] [待合室に居ればちょうどの時間は知らせて貰えたが、 なんとなく、早めに出てアマルテアを待つ時間]
[ぐっと伸びをする]
[ぐぐぐっと横に体を倒して、戻して。 ふっと力を抜いた。 門の壁にとんと背を預けたら、 赤くなってるであろう背の痛みに壁に預けずまっすぐ立つ]
(115) 2015/07/08(Wed) 04時頃
|
|
[空は快晴。遠く山々は青い。 湖の中心に浮いた神殿と森を繋ぐ石橋。 橋の向こうには白樺の木立が並ぶ色。
渡る風が心地よくて少しの間目を閉じる]
[とくり、とくりと心音が聞こえた*]
(116) 2015/07/08(Wed) 04時頃
|
|
― 試験後の面談 ―>>94〜
[何人捌いたっけ、とひとつ息を吐いた後。 次の片ですと通されて見えた姿に、少し瞳は大きく開く。 画面越しでは全身は解らなかったから。]
ラルフ。 なによ、根性あるじゃない。
[中央でややラルフを見上げる形。 触れようと伸びてくる手に、僅かに身構えて長いスカートの下に隠れた脚に密かに力を込める。いつでも蹴り上げる準備は整った。]
(117) 2015/07/08(Wed) 10時頃
|
|
――…
[指先に触れると温度が伝わり合う。 離れ、握られる手は視界の端の方。 本当に痩せたなぁ、とまじっと見る。 どうやったんだろうと思考が逸れるのは仕方ない事で、]
(118) 2015/07/08(Wed) 10時頃
|
|
散歩は好きよ。 森の先…?
―――…考えとく。
[お弁当を持って、遊びに行こう。 案内すると言われれば、何だか変な気分だ。]
(119) 2015/07/08(Wed) 10時頃
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[ここで部屋を去るなら、ないかなー、と心の内で×をつけかけた時。 言われた言葉が心の中の筆を止める。]
―――
[ああ、そうか。 と、確かに後から湧く思い。]
(120) 2015/07/08(Wed) 10時頃
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…、… リッサが好きなんだとばかり思ってたけど 違ったのね。
[彼との思い出の中には、侍女の姿も見え隠れ。 城で仕える者同士が結ばれるなんてのは珍しい話ではなかったし。]
(121) 2015/07/08(Wed) 10時頃
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そうね。
[そうね、ともう一度心の中で反芻して、]
(122) 2015/07/08(Wed) 10時頃
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成長したラルフを待ってた。
だって、…いっつも走っても遅くて、 隠れても柱からはみ出て見えるし、 顔はおまんじゅうみたいに伸びてた。
今のラルフは、声も違うし、背も違う。 だけど、画面で見た時、すぐに気付いたのは どこかに昔の面影が私の中にちゃんと残っていたから だわ。
――…、ってとこかな。
もう行って、…。
[明日の約束はこの時はせずのまま。 ラルフに合格が伝えられたのは全員の面談が終った後の事。 伝えられた時間は昼からの数時間。**]
(123) 2015/07/08(Wed) 10時頃
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― 昼少し前のこと ― >>106 [クラリッサに髪を結い直して貰っている間は 椅子に背筋を伸ばして座り、視線は正面。 鏡が正面に見えれば、クラリッサの表情も良く見える。
少しだけ飲んだ紅茶は横の小さな机の上。]
―――
[キルロイとはどうだったかと問われれば、 僅かに右手を緩く握る間。]
……、……
[それから瞼を落として、ほんのり口元だけ緩めて片目を瞑り]
(124) 2015/07/08(Wed) 10時頃
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な・い・しょ♡
[次はラルフ、さま、というクラリッサの顔を、じ、と見る間。 懐かしい、という言葉に――、そうね、と小さく返し残っていた紅茶を飲んだ。 結び直された髪の出来に満足すれば、羽織っていたローブを肩から落す。
用意されたのはやっぱりワンピース。 清楚!!を絵に描いたようなその服を見れば、頷いてから腕を伸ばす。 慣れた仕草で侍女たちが布地を纏わせる。]
(125) 2015/07/08(Wed) 10時頃
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― 昼 ―
[淡い空色のワンピースと白のショール。 裸足の上から紫陽花の花がちょんとついた桃色のサンダルを履いて、また神殿を後にする。
待ち合わせの場所は、城から出てすぐの門。 朝とは反対の場所だ。
ぺたぺたとサンダルの音は小さくて。 藍色のパーカーがちらりと視界に入る。]
(126) 2015/07/08(Wed) 10時頃
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|
ん。 よし、…よしっ!
[ぺちぺち。と頬を掌で叩いて気合を入れる。 深呼吸は一度。心音を落ち着かせる間。]
おまたせ。
[ひょこ、と身体を斜めにしてラルフの前に顔を見せた。]
さ、連れてってよ。**
(127) 2015/07/08(Wed) 10時半頃
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[落ち着かせた筈の心音が ひょこりと覗いた顔に跳ね上がる]
――。
[かぁぁと、頬に朱が混じった]
あ、ああ。…うん、
待ってた。
[逸れそうな顔をぐ、と留めて。 嬉しさは目元に滲む]
(128) 2015/07/08(Wed) 13時頃
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うん。 すごく。似合うよ。
大人びてるけど、かわいい。
[恥ずかしさ隠さず素直に伝え]
僕は、変かな…?
[パーカーの胸元を撫でる]
(129) 2015/07/08(Wed) 13時頃
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[連れて行ってよ]
うん。
[なんとなくこのまま] [なんでもないデートみたいに、手を取って] [どきどきした気持ちだけを連れていきたかったけれど]
――でも、その前に。 ちゃんと、話したいことがあるんだ。
[息を吸って、吐いて。 ぱしりと自分の赤い頬を叩いて締める]
(130) 2015/07/08(Wed) 13時頃
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|
思い出づくりにここに居る訳じゃないから。
[目を見て前を向く。 ――面談が終わった日、後悔をした]
僕から、君を。見ているだけじゃなくて。 今の僕を知って欲しいと思う。 君が何を見て、どんな風に思っているのか。 知りたいと思う。 言えない日だって傍に居たいと思う。
僕が好きなのはアマルテアだ。
(131) 2015/07/08(Wed) 13時頃
|
|
本当は、君と居られるならどこでも良かったんだ。 行きたいところや好きな場所を聞けば良かった。 僕の何を知りたいのかも。
[後悔はあっても、 今はまっすぐに彼女を見詰めて、 言葉を区切れば足下のリュックを背負った]
(132) 2015/07/08(Wed) 13時頃
|
|
…お待たせ。
行こう。
森でなくてもいい、 一緒に見てみたいものがあれば、 今からでもそこに行こう。
[装いは完全にピクニックだったけれど、 どこへでも行く心意気を篭めて手を伸べた*]
(133) 2015/07/08(Wed) 13時頃
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|
― 昼 ―
別に変じゃないわよ。
[きょと、とした顔で二度瞬きラルフの顔を覗き見る。]
…森に行くんだから、 私ももう少し動きやすい方がいいんだけど ま、…自分で服を選ぶ事の方が少ないからね。
[スカートの端を指先でつんと摘んで、ひらひらとさせる。 虫とか多かったら嫌だなー、くらいは思うけど。]
(134) 2015/07/08(Wed) 13時半頃
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|
うん?
[>>130話したい事、と言われて。 こちらも背を伸ばし、ちゃんと向き合う。]
(135) 2015/07/08(Wed) 13時半頃
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ぶっ。
[真面目な告白を聞いて、リュックを背負うラルフを見て。 行こうと言われて、それで、差し伸びてきた手を前に
とうとう噴出した。 くくく、とお腹を抱えたまま顔は下を向いたまま笑い声だけが響く。]
――… はー。
[20秒くらいそうした後、息を吐いて。]
(136) 2015/07/08(Wed) 13時半頃
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|
あのねぇ!
[下を向いていた顔を、勢いよく上体ごと上げる。 言葉と同時に、伸ばされていた手をこっちから、ぱしっと掴むように握る。]
ぐだぐだねちねち 言ってんじゃないわよ。
[ぐい、と手を引いて少しだけ距離を縮める。 睨むみたいに見上げれば、感情のまんま湧き出る言葉に口を任せる。]
(137) 2015/07/08(Wed) 13時半頃
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|
今更他の人の事好きでしたとか言われてもね、 私があなたがいいって思ったら、もうそれまでなの!
私のこれからがかかってんだから、 あっったりまえの言葉ばかり聞いてらんないし、 お互いのこと知りたいとか、わかりきってんの!!
(138) 2015/07/08(Wed) 13時半頃
|
|
ぶっちゃけそろそろ 聞き飽きた!!
[わかった?と確認するように言えば、 こっちから無理矢理手を、ぺいっ、と離して腕を組む。]
(139) 2015/07/08(Wed) 13時半頃
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|
好きだとか愛してるとか、 言われりゃ嬉しいし、…てれる、し?
この祭が私の人生の中で 一番のモテ期来てるわ!って、過信すらしてる。
[いい天気だと、遅く気付いて空を仰ぎ見る。 淡い色のワンピースは太陽を浴びれば色が白に近付く。]
……はー
[ため息を吐いてからわざとらしく肩を落とす。 それから、ぽつ、と]
(140) 2015/07/08(Wed) 13時半頃
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|
お腹すいた。
(141) 2015/07/08(Wed) 13時半頃
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|
[言ったと思えば、連呼する。]
おなかすいたおなかすいた!
朝から喋って走って疲れたし どっかでごろっとして休みたい!!
だーかーら! 連れてって、って 言ったでしょ!!
[はいっ!と組んでいた腕を解いて右手をラルフへと伸ばした。*]
(142) 2015/07/08(Wed) 13時半頃
|
|
[常より僅かにきりっとさせた眉が、 噴き出す様子にきょとんと定位置に戻る。 ぐっと引き寄せられて、ぺいっとされた]
[間近でさんざん浴びた言葉に ぱちぱち瞬いていてから素直にこくりと頷く]
(143) 2015/07/08(Wed) 14時半頃
|
|
…うん?
[肩と一緒に落とされた言葉。 聞き返すまでもなく連呼され、 駄々っ子みたいなアマルテアに ふっと笑みがこぼれてしまう]
うん、ごめん。
[伸ばされた手を取る]
そういうとこ、 結構好き。
[聞き飽きたと言われたこと。 悪びれず添えて、手を引いた]
(144) 2015/07/08(Wed) 14時半頃
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[白樺の木立の影に入れば涼しくなる。 人が踏みしめてできた小径。 木漏れ日がまだらに落ちていた。 気温もあって虫は少ない]
アマルテアはどうして今まで結婚しなかったの。
[小径の途中、脇道へ逸れる際。 服を枝葉に引っ掛けないように、 茂る枝を片腕で押さえて彼女の通る道を造る]
(145) 2015/07/08(Wed) 14時半頃
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[ほどなく森を進むと、視界がさっと開けた。 柔らかな草地は崖の一辺。 里と神殿を一望できる。 滝へと落ちていく小川の水辺には色とりどりの花が咲く。 日当りのよい斜面には陽射しを受けた瑞々しい野菜の畑。 下から吹き上げる滝の飛沫が空気を潤し虹を作っていた]
ついたよ。
[転ばぬようにと繋いでいた手をふっと離す。 髪を後ろに流して清々しい空気を顔に浴び ぐっと伸びをした。
敷布はこれから敷くけれど。 ここならどこでごろごろしても 柔らかい草地が彼女の体を受け止める]
(146) 2015/07/08(Wed) 15時頃
|
|
…っ
[素を曝け出しても、変わらず好きと真面目に言われれば、聞きすぎた言葉だとしても思わず息がつまった。 伸ばした手は繋がって、白樺の木々の間を通り抜けていく。 サンダルの隙間、短草が時折、足を擽る。 木漏れ日の中、ラルフからの問いに、うっ、と小さく唸る声。]
(147) 2015/07/08(Wed) 15時頃
|
|
…… それは私が、知りたい。
[苦虫を噛み潰したような声で絞り出す。
とはいえ、知りたい事なのだろうというのは解るし、 知らずにいてもらっても困る事なのだろうとは思う。 それに――、まだ言ってない事も、ある。]
(148) 2015/07/08(Wed) 15時頃
|
|
『気が強すぎる』 『酷く我儘』 『自分の都合を押し付ける』 『そのくせ甘えたがりで嫉妬心も強い』
『会いたい時に会えない』 『敷居高い女すぎ』
[ぽつ、ぽつ、と落すのは別れた原因となった理由。言われた事。言った事。あんま相手の顔は思い出したくない時もあるから、むすりとした面持ちに気付けばなっている。]
(149) 2015/07/08(Wed) 15時頃
|
|
『ちょっと巫女様と遊びたかっただけ』 『付き合うだけで結婚とかは考えてない』
『好きだけど、関係を続ける自信がない』 『親に反対された』
とか、まあ、……色々。 結局さ、お互いが好きでもどうしようもない事もあったし。
[黒歴史を吐き出した気分になった。 流石に、一番の黒歴史は吐き出してないけれど。]
(150) 2015/07/08(Wed) 15時頃
|
|
別れてしくったなー、って奴もいたけど ……そいつは、もうこの世からもいなくなっちゃったし。
[フランクの事も、ぽつ、と漏らして、]
(151) 2015/07/08(Wed) 15時頃
|
|
結局、私が結婚したいって思える相手 じゃなかったんだろうなって今は思ってる。
なーーんか、付き合ってて、どっかで、 ふっ、と冷めちゃうんだよね。
だから長続きしない。 した事がない。
だから今、こうなってる。
[結論だ。]
(152) 2015/07/08(Wed) 15時頃
|
|
[小枝にあたる事もなく、森の中を抜ける。 ちゃんと守ってくれている様子を見れば、なんだか変な感じだ。 太かったらわざわざ片腕で押える必要もないのかしら、とか、やっぱりどこか昔と重ね見る。]
(153) 2015/07/08(Wed) 15時頃
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|
――…
[突然開けた視界。 声はなく、飛び込んだ景色に魅入る時。]
いいとこじゃない。
[そう言えば、やっぱり靴は嫌いなので、その場で脱いだ。 素足で柔らかな草を感じながらその場で深呼吸。 それから、背伸びをして、その場をひょこひょこと探索を始めるが]
ごはんの準備!おねがいね!
[腹ぺこアピールは忘れなかった。]
(154) 2015/07/08(Wed) 15時頃
|
|
[草の隙間、咲いている小さな白い花の傍。 しゃがんで、露に濡れるその花をつんとつつく。]
…、…ちょっとの毒を飲んだくらいじゃ死なない。 だから毒見役はいらない。
学校でもみんなと同じ物を食べられたのって 当たり前だけど、私にとっては特別に感じてた。 お屋敷にいるといっつも美味しいご飯が出てきて、 綺麗なお洋服が用意されていて、 …、自分で何かをしなくても 別にいい…。
(155) 2015/07/08(Wed) 16時頃
|
|
だから、せめて好きな人にくらいは、 自分の手で作ったものを食べさせてあげたかった。 多分、最初はそんな事も思わずに ただ――…喜んで欲しかっただけ。
[ぐぅ。ご飯の話をしていたら腹の虫が鳴った。]
(156) 2015/07/08(Wed) 16時頃
|
アマルテアは、その場でゆっくりと立ち上がる。
2015/07/08(Wed) 16時頃
|
ラルフは、…ラルフを最後の試験の1人に選んだ理由を 言おうかずっと迷っていたけど、 言わなきゃラルフに悪い気がするから、 言う。
[距離は少し遠い。だけど声は届く位置。 すこしだけ勇気がいるからスカートの端を両手で握りしめたまま、]
(157) 2015/07/08(Wed) 16時頃
|
|
他の2人は、一緒になっても、 昔の辛いことを思い出す気がして…
先を考える前に、どこか、 踏み止まるものが私の中にある。
だから、…嫌な言い方をすると、 ラルフは保険だと思った。
(158) 2015/07/08(Wed) 16時頃
|
|
逃げないつもりでいるのに、 私はラルフっていう逃げ道を自分に作ってた。
(159) 2015/07/08(Wed) 16時頃
|
|
すぐに、…今日の事を伝えなかったのは それが悪い気がして、迷ってたから。
…、…ごめん。**
(160) 2015/07/08(Wed) 16時頃
|
|
でも、
[謝って、頭を上げて。 よれっとした顔でラルフへ顔を向ける。]
でもやっぱ、…ラルフとまた会えて 一緒にここに来て 良かったって思ってる。
それは本当。 …ほんとに、ほんとだから。*
(161) 2015/07/08(Wed) 16時半頃
|
|
[小さなうなり声を聞いても 質問を取り下げる気はさらさらない。
苦虫を噛み潰した顔ってこれかー。 などと、得心をしつつ。
小径を進みながらも ぽつぽつと零される項目に ひとつひとつ頷いたけれど モテ期の来なかった青年には ぴんと来るような来ないような]
いい女って大変なんだね…
[しみじみ、まずそんな感想を口にして]
(162) 2015/07/08(Wed) 17時頃
|
|
そっか。
[フランクの話へはそう言って、 亡くなった過去の男のことを何も知らない。 そんな風に思う相手がいて、 無くして、今そう思うまで。 其々に生きて来た時間の空白を想う間]
(163) 2015/07/08(Wed) 17時頃
|
|
ふっと、冷めるか。 僕はそういう経験ないからなぁ…
[アマルテアのことだけじゃなくて。 料理も勉強も辛くとも冷めたりはしなかった]
誰の何を見てんのよ。とか? んん、違うかな…
冷める、冷めるかぁ…
[むむ、と眉間にあまり出来ない皺を寄せる。 視界が開けるまで、思案顔は続いた]
(164) 2015/07/08(Wed) 17時頃
|
|
[開放感のある草地についた] [弾む足取りとご飯の催促]
いえっさー。
[少しおどけた敬礼を返す。 レジャーシートを広げて飛ばないように荷を置く。 携帯コンロで手洗い用の湯をゆるく湧かしておく。 サンドイッチの詰まる弁当箱の蓋を開けて用意した。
厨房人として味の好みは熟知していたから、 詰められtものはほとんど彼女の好きな具材。 隅っこに少しずつ自分の好きなもの。 小分けの入れ物には川魚のマリネや果物がある。 保冷の容器に入れてきたからまだ冷たいままだ]
(165) 2015/07/08(Wed) 17時頃
|
|
[あらかた揃ったところで、 手洗いのぬるま湯をボウルに移した。 小鍋は紅茶の為にもう一度コンロに掛ける] ん?
[小さい花をつつきながらの話>>155 ふるりと揺れて露が零れる。 はじめは何の話か判らなかったが 聞くうちにバレンタインのことに至る]
[お腹の音に小さく笑ってから]
(166) 2015/07/08(Wed) 17時頃
|
|
でも、喜んでくれたでしょ。
[ただ、と紡がれるきっかけを受けて>>156 ぐるりと回してそのまま渡し返す言葉。
意地悪をしている訳ではないのは、 ふわりと届けた声音が物語る]
(167) 2015/07/08(Wed) 17時頃
|
* Cast *
(#3) 2015/07/08(Wed) 18時半頃
アマルテア・レウォス ――― wallace
(#4) 2015/07/08(Wed) 18時半頃
キルロイ・トレイサー ――― cunnon
ラルフ・グリーン ――― sin
エフ・リード ――― miseki
(#5) 2015/07/08(Wed) 18時半頃
フランク・リード ――― miseki
ナナオ・トレイサー ――― cunnon
クラリッサ・ハッジ ――― bou
(#6) 2015/07/08(Wed) 18時半頃
* * *
イアン ――― bou
イスルギ ――― bou
テッド ――― bou
セシル ――― bou
ワレンチナ・レウォス ――― bou
(#7) 2015/07/08(Wed) 18時半頃
■ 流水花争奪鳥競争村 ■
- fin -
(#8) 2015/07/08(Wed) 18時半頃
|
[アマルテアが立ち上がる気配に、 鍋の具合を見ていた視線を上げる。 こちらは適当な岩を椅子代わりに腰掛けていた]
…
[ラルフは――] [声音にがんばりを感じて、青年は笑みの気配をひっこめる] [視界の端には握られた両手も入る]
うん、いいよ。 聞くよ。
[彼女の話を遮らない程度に促す]
(168) 2015/07/08(Wed) 19時頃
|
|
[一緒になっても] [踏みとどまる]
[勇気が――欲しいと。 聞こえた気がして]
[ラルフは保険]
(169) 2015/07/08(Wed) 19時頃
|
|
[勝手に下がる眉。 上げようとして口元だけ上がった]
そっか。
[うん、と、呟きは下に落ちて。 ぐっと両膝頭に手を置き、岩から腰を上げた]
(170) 2015/07/08(Wed) 19時頃
|
|
いいよ。 ちゃんと言ってくれたから、ゆるす。
[保険と言われたこと。 気にしてないとは言わない。
満面の笑みにはほど遠くて。 笑ってるけど困ってるみたいな顔。
上がったアマルテアの顔を見て。 背後に広がる景色は雄大でどこまでも美しいのに 彼女の顔はよれよれだ]
(171) 2015/07/08(Wed) 19時頃
|
|
はじめはどうなるかと思ったけどね、 大丈夫、 今、伝わったよ。
[ほんとを受け取り、頷いて]
…ん、
[よれよれの彼女へ向かって 緩く両手を横へ広げおいでと示す]
(172) 2015/07/08(Wed) 19時頃
|
|
[その仕草が長く続かないのは、 今ここで、飛び込んで来ないと思っているから。
どんなに逃げ道だといっても、 冷めたり悩んだり笑えなくなったりしても。
きっと逃げないんだろう]
[空っぽの腕の間抜けな仕草など気にしない]
[ひとつ、息をついて姿勢を解く]
(173) 2015/07/08(Wed) 19時頃
|
|
さて、
[再び岩に腰を下ろして]
言いたいことはたくさんあるんだけど。 ちょっと待ってまとめるから。
[言って、思案を巡らす顔で紅茶にとりかかる。 こんこんと小鍋の底を沸いたあぶくが叩く。 野生する小花を摘んで茶葉と一緒に蒸らした。 砂時計は必要ない。 温めておいた金属マグの水気を拭い 淡々と慣れた手つきで紅茶を煎れた]
暑くても。 温かいものは体にいいから。
[仄かに花の香。にこりともせず手渡すマグ。 冷たいのがいいと駄々は捏ねさせない]
(174) 2015/07/08(Wed) 19時頃
|
|
まず、ひとつ。 僕は全然あきらめる気がないよ。
[アマルテアの隣に立ち、紅茶を啜る]
そのうえで、
言うけど―― っ
[言いたくないと、 思いは唇を一度横に結ぶ。
固くなる口を紅茶の熱で無理に解す。
――は、と息で湯気を混ぜると、 意を決したように彼女の目を見た]
(175) 2015/07/08(Wed) 19時頃
|
|
当たってきなよ。
(176) 2015/07/08(Wed) 19時頃
|
|
先に進みたいんだろ。ずっと。 冷めるのはこわいからなんじゃないかって、
気づいてるんだろ。ほんとは。
幸せになれるかもしれないって思うなら、 こんなところでうだうだしてないで、 ぶつかってきなよ。
それで砕けるっていうんなら、 僕が拾って集めてやる**
(177) 2015/07/08(Wed) 19時頃
|
ラルフは、アマルテアに話の続きを促した。
2015/07/08(Wed) 19時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/07/08(Wed) 19時頃
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[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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