202 月刊少女忍崎くん
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そうそう、他にも色々ね。
[氷見山の学校生活にはチラチラ、 二つのおさげが見えていた。 恐らく偶然の産物だろうか、
その内一つでも見つけていれば、 なにかは少し変わっていたかも。]
んー?
[よく一緒になる女子と言えば、 マドカちゃんは元気だし男前(上映会参照)だし、 真弓ちゃんは駿くんLOVEな普段とのギャップがすげぇし、]
一緒にいて落ち着ける子?
心のオアシスみたいな子が、タイプだなー。
(14) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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[丁度、忍崎とギャルゲーをプレイし、 一晩掛けて幸せにするルートを探した親友のような。 あれは泣ける…!あんな、あんな主人公によぉ…!
遠い目をして、ど直球を受け止めて返答>>8した。 あんな優しい奴がいたら、それこそ応援すらしてやりたい。
まるで取材を受けるような、 何気ない一言と同時に放送が鳴った>>3:#1。]
あ、書道部か。
雷司と増子ちゃんが出るんだったかな、行ってm...
[と、演劇と時間がかぶりそうな気がして、 言葉を発すのをやめると、同時に携帯(笏に取り付けてあり、使いづらい)が鳴った。差出人は鷹野マドカ。
、、、ちょっとごめんねと花園ちゃんに断ると、]
(15) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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TO:鷹野マドカ
件名:Re: 本文:
応援よくわからんがおおう!
でもハンカチが俺に必要ってなに!? 持ってるぞ!?
あ、もし今から行くのが雷司達のとこなら、 あいつらの写真おねがいしまするー
P.S. まぁ、うん、マドカちゃんも頑張れ
(*4) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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[それが上映会の氷見山暴れまくり事件に起因するとはすぐに気づかず、混乱を文面にするもただの現状報告に鳴ってしまった。放送後すぐだったために、もしかするとと当たりを付けて、書道部の写真を勢いでお願い。
すごいいそいでる感が半端無かったので、 労いも込めて、こちらからも応援を伝えた。]
(*5) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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花園ちゃんに向き直っると、 お好み焼きがほとんどなくなったのを確認する。]
さて、俺の出番も近くなってるしっ
そろそろまた回るかい?
[回るといっても、行き先は講堂だけど。と付け加え、 ワクワクした様子で(怯えた反動、実際デカイ)伝えた。*]
(16) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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[身近に>>17、なぁ。
基本うろちょろしている生徒。 常日頃から傍にいる奴といえば、 多くは忍崎んトコか、もしくは ――]
(19) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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[丁寧にまとめられた空容器を何気なく取れば、流れるようにほいと近くのゴミ箱へ。息の合った動作。そんな仲良しのような些事も気にしない。
講堂へと足を向ければ歩幅を合わせ、 思い出しながら質問に応える。]
えーっと、時間は書道部が終わった後辺り、かな。 交代時間は、、、あっ。
[ど忘れした。どう、なってたっけ。たぶん、]
...そっちは大丈夫大丈夫。
着替えの時間あるから体育館には行けなくて、 講堂にはちょっと早めに行っとかないとなのがなー。
リハもね。 関係者って言ったら花園ちゃんも通してもらえるかもよ?
[心なしか、彼女のうきうき気分が伝わってきて、 過ごすに心地良い時間が流れていると感じていた。*
(20) 2014/11/17(Mon) 23時半頃
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[身の安全って、、、 別にハンカチは黄色いわけではないけれど。 テンパっているらしい文面に吹き出した。
なら今のとこ返信はやめとこう。 あとで身の安全が確かになって報告すればいい。
氷見山の視線の先に鷹野は無く、 写真をとってもいいかと聞かれれば、 フラッシュ焚かなければかな?と返し。
ちょくちょく通りがかる人に伝言を伝え、 駿くんのアレは最後の大仕事になるかなと思いながら、 講堂へと向かった。]
(27) 2014/11/18(Tue) 13時半頃
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―― 講堂 ――
[演劇部の演目はどんな名前だ『タヌキ姫』であるが、 俺が代役をする時だけは、『タヌキ王子』になる。 いや、ぜんぜん変わってねぇから。
舞台は『とりかえばや物語』を独自にアレンジしたもので。キツネとして育てられたタヌキ、タヌキとして育てられたキツネの、新喜劇チックな恋物語を描くものである。ゆるいたぬきと厳格な狐の対比がキモだと部長は言っていた。
二つ返事で応答したのは悪くなかったと思っている。
リハーサルは滞り無く進んだ。 台本を持ち、不安な箇所を軽く通すにとどまって、 確かめる程度のその後、舞台袖に引く際、]
楽しみにしといてーっ
[とまだ一人しか居ない観客席の花園ちゃんに手を振った。 同時に、講堂の一般客への扉も開かれる。]
(28) 2014/11/18(Tue) 13時半頃
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―― 舞台袖/準備 ――
――― あっ。これじゃクラスの宣伝にならないな。
[花園ちゃんを観客席に残し、衣装を着替えた所で気づいた。リハはあの仮装で済ませていたが。まあいいかと思考を追いやったのは、変な物は撮らないだろうという彼女への信頼か。
ほっぺたの横に赤い楕円(こころばかりのタヌキ要素)を描かれる。因みに狐姫は某忍者漫画のヒゲ。
席にはぱらぱらと増え始める観客。席は自由。 一等前に陣取って、友人をにやにや眺める子もいれば、 だれかの保護者らしきそわそわしてる大人、先生もちらりと。
幕は降ろされたまま、今までとはテイストの違う劇の開演。**]
(29) 2014/11/18(Tue) 13時半頃
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