162 絶望と後悔と懺悔と
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―父への問いかけー お父様が愛するのは、お父様の役に立つ者、 それ以外には由はないと以前伺いました。
たとえば、もっとお父様のお役に立つために、
お姉様の全てがほしい、と言ったら、 ―――その許可はいただけますか?
[>>*0 役に立つから覚えがある、というのなら、 “お姉様”より役に立つ者があれば、父にとって“お姉様”は不要な存在だ。まるで悪趣味な遊戯でも提案するような穏やかさで、少女は告げた*]
(*1) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
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ええ、 純血のお姉様の血を――全てを。
お父様の許可があれば、 お姉様の意思は関係ないのでしょう?
[>>*6 支配する者は“父”ただひとりだけなのだから*]
それにお姉様がご存知ない方が、 ――……“愉しい”のではありません?
[もちろん、それは姉の力と命を奪うということだ。 “姉”に刃をむけたところで、叶わなければ滅ぶは自身。 ――己を賭けた悪趣味な遊戯*]
(*16) 2014/02/12(Wed) 02時半頃
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―帰還前― [リカルダがキャロライナへ向けた。 「またね」という言葉を知らない。
>>77 再び会う為の、別れの言葉だ。
彼ともう二度と会うつもりがなかったのは、 ――自ら突きつけた言葉が理由]
……簡単には、見つからないわね。
[>>22>>55 交わされた二人の言葉、そう。 生きているのなら関わってないはずがないと考えた。 邪魔な者は容赦なく屠りながら、その姿を探していたけれど、 やがて帰還の命令が届けばそれに従った]
(139) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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[それから“父”に聞いた直円の訃報]
――直円、 そう、……随分強い敵がいたのね。
[彼はもういないのだという、不思議。 死は酷く遠かった、簡単ではないと考えていた。 なのに、こんなに呆気なく、解き放たれた。
押し込めた心は、悼むこともない。 失われた空白に、寒さを覚えたとしても、
――その言葉と意思を忘れないようにしなければ、 しっかりともう一度思い出すのは]
(*39) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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―回想― [二つの鶴を手にしながら、 >>2:*113 直円に尋ねた言葉にはまだ続きがあった]
時を待つ。
その“時”が訪れる前に、 ――なにかするべきことは、あるかしら?
[ここにあるは、道化と人形、とるにも足らない戯言だ]
(*40) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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[着替えたのは和装、 袴姿の女学生、和傘を手にした紫衛門。 皮のブーツは足音立てて、城の廊下を外へと向かう。
ふと、足を止めれば、 背中にあるのは柔な感触、>>*23 冷たいとも感じなくなった冷たい小さな手。 その上に悪戯を咎めるように指を重ねる]
ごきげんよう、お姉様。 お話?……戯びでは、ないのですか?
わかりました、今からご一緒致します。
けれど、今日は外へ出ようと思いますので、 あまり長居は出来ないかもしれません。
[父と交わした言葉、それは何ら“姉”と話すに臆する理由にはならない。そう、己は彼らにとって取るに足らないものなのだから*]
(*42) 2014/02/12(Wed) 20時頃
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―城内にて・明乃進の部屋―― [明乃進が倒れたと聞いて、その部屋を訪れた。 目的はそれだけであったのかどうか、 少なくとも“その話”は耳に届いていた。
熱にうなされた明乃進の額を一度撫でて、
そして、
ひたと見据えた、緋色の目。 眼差しの先には、記憶と重なる涼平の姿。 怪我らしい怪我も無い、自分の意志でここにいると見えた。 そこに感情は何も浮かばないままに、口を開く]
妹たちを、裏切ったのね。
[そう音にして、部屋の扉へと足を向けた]
(156) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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―現在・帝都の夜道― [道を歩く袴姿の女学生がひとり。 皮のブーツと足音と、紫衛門のひらりと揺れる。 雨もないのに傘を差し、さらり零れる黒髪は月の清か、 ガス灯りの薄明かりの下を歩いて――]
――……、
[足を止めた、 あの壁を越えるのはさすがに危険だろう。 ――偵察、といっても近づきすぎる。 けれど、見たいものは、きっとその先にあっただろうから。
キャロライナの口から出た“養成所”という言葉]
(159) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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[その庭を一目、見たいと思った。それだけだ]
(160) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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[>>96 畑仕事をあまり手伝わせてもらえなくなったのは、 何時からだろう。冬をひとつ越えた季節のことだった気がする。
きっとそれもまた“さみしい”と思っていたのだ。
院に来てからは淋しいと思うことなどなかったのに、 それを思い出させたのはいつだって彼だった。 ―――思い出させるのはいつだって]
(166) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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[――壁くらいは乗り越えられる、 けれどそれで今騒動を起こしたくは無かった。 遠くからでも、見えればいいと考えたのだけれど]
………、
[時は夜篭り] [月は清か]
[見上げた先に、 人影が見えたような気がして、 傘のふちを下げて、視界を隠し、目蓋を閉じた。
そして、ゆっくりと背を向けた]
(178) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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[引かれた手のままに、小袖の矢絣模様の揺れる、 彼女の部屋へと引かれるように着いていく]
……戯び、
[>>*53 彼女のあそびといえば、 大抵は残酷な遊戯だ、ある意味無邪気ともいえるそれ。 >>*54 笑顔を向けられれば、小さく首を傾けた]
その味わいの違いは、 わたしにはまだよくわからないのです。 お父様やお姉様のものが、素晴らしいことはわかるのですけれど。
[わたしの血も美味しいのかしら、 そんな呟きを零して、薦められるに口をつけた。 純血の吸血鬼のように血に酔うことは出来ない]
……姿を見たのは一人です。覚悟の足りぬようでした。
[少女は声音は穏やかなまま、応える]
(*56) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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[袖ぐりをついと掴んで、 己の手首を持ち上げれば、 むき出しになる、青く透ける血の脈]
試されたことがおありなのですか? ――なら、やめておくことにします。
[冗談のような言葉を口にしてみせる]
お姉様はわたしを買い被っていらっしゃるわ。 ……ええ、彼に学ぶべきことはたくさんありましたけれど。
彼を殺した者について、伺っても?
(*61) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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――確かに、そうでした。 極限まで飢えて我をなくした時も、 自分の身には牙を立てる気になりませんでしたもの。
[あの出来事を、最初に人を殺した出来事を、さらりと口にして見せた。 過去は今でも棘ではあるが――その痛みを感じることはなく]
あ……、
[脈のある手首に姉の冷たい指がふれて、小さな声が零れた]
そうでしたか、あやが。 ……人は歳月で変わるものですね。
それに、鬼とさして変わらず良い趣味をしている。
[また一人、家族のその存在を知る。 あの子にも誰かが選択肢を与えたのだろう、殺す刃を]
(*67) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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[その場を離れてしばし、傘をおろす。 清かな月に鈍い金、幻だったのかもしれない。
城で――、 理衣と語る時、彼の名を出すことはなかった。 けれどいつもその存在を感じていた*]
(231) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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では――、 お姉様に牙を立てることを、許していただけるのですか? もしそうならば、わたしはとても嬉しいです。
[>>*86 笑うホリーにゆっくりと唇を笑みの形にする。 彼女の基準はいつも、“愉しい”か否かだ。 見目の通り無邪気で、けれど残酷な少女]
……お姉様が愛するものは、愉しいもの、かしら?
ではわたし、 お姉様を驚かせてさしあげられるように、 努力しなければ、なりませんね。
わたしがこうしているのも、お姉様のおかげですものね。
[平坦な感情の言葉に、滲むものはない。それは己の愚かさだ。 あの時、こうならなかったら――仮定の枝葉はいくつも在るが、 少なくともこの枝はいまだ花も実もつけてはいない、結末は知れず]
(*103) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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[>>*87 重く瞬いた、緋色の瞳が交わる。 似てもいないのに、向かいあい触れる手は、 その黒髪もあいまって、鏡を見るを錯覚させた]
……それでお姉様は来るな、と仰ったのですね。
[眼差しを伏せたのは、 その名だけが理由ではだけではなかった]
(*104) 2014/02/13(Thu) 20時頃
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―夜道― [静かな夜道は思考の巡る。 風の止んだ夜、傘をおろして畳んだ。 直円の言葉を思い出している。
始祖に願いでた褒美、 ――その許可は得た。
けれど賜った褒美について、 明乃進やリカルダに話すのは無理だ。 理衣もきっと難しい。残るのは零瑠だけれど――]
(354) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[>>*51 告げられた己の名に、 真弓は自動人形のように礼をする、 けれど感謝の言葉は紛れもなく本物だった。
そして――視界の端に沈む零瑠の眼差しと、続いた声。
もの問いたげにこちらを見やる視線>>*57 けれど声には喜色の滲む、 まるで本当に心からの悦びのような]
(*110) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[――首を横に振って、再び歩き出した*]
(355) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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……あまり、痛くはしないで下さいね。
[>>*105 その会話する光景すらも、 話の中身や杯を満たすものがなければ、 微笑ましいものであったはずで]
お姉様は驚いてくださるかしら……? あまり驚いては下さらないかもしれませんね。
でもお姉様が驚いてくださったほうが、 きっとお父様もお喜びになるでしょうね。
[ふわりと雲の上のような、言葉はすらりと流れる。 頬に触れる姉の手に、目を細めて指を重ねた]
(*115) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[そのまま伏せられた目蓋。 >>*106 その冷たさを感じなくなろうとも、 その言葉は確実に違う生き物であるのだと、わかる。
彼女の言葉は酷く素直で、だから無邪気だと思うのだ。 人から見れば邪悪な残酷、けれど彼らはもともとそういう存在なのだろう。
語られる言葉が流れていくように、 心に染み込んではいかぬように、息を吐く。 表情も声音も、何も変わらずにいられた]
……お姉様もきっと、 孤独など知らぬのでしょうね。
[理衣とサミュエル、戦えばどちらも傷つく。 彼らが互いに特別だと知っている。 ――やがて、月の中空を回る頃、彼女の部屋を辞したのだ*]
(*116) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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[――>>356 自動二輪の駆動音、 灯りに照らされるを嫌って、ふたたび傘を開いた。 道の脇にどいてそれが通り過ぎるのを待つつもりだ。
紫衛門の女学生。さらり零れる黒髪は、 きっと彼女の記憶の誰かに良く似ていただろうけれど]
(359) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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……あら、
[それは通り過ぎるものと考えていたが、案じる声をかけられた。絡むような輩であれば、その運命は不運なことになっただろうが。 声は少しはすっぱだけれど、少女のものだった。 ――記憶に残る、それに、よく似た]
心配してくれるの?ありがとう。
……そうね、 ここは確かに鬼の出る場所のようね。 では、神堕の橋までご一緒してくださる?
[傘に隠れた口元だけが、柔な形を描く]
(365) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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[――似ている、それだけでよかった。 それ以上を確かめるつもりはなかった。
何故なら、確かめることに意味など無い。 確認した瞬間に、再び繋がりが生まれてしまう。 ――失望に満ちた、キャロライナの悲鳴。
不要なものだ。 彼女にとって、彼女の人生において、 家族だった者が鬼となっている事実など、不要なものだ。]
そんなふうに簡単に、 乗せるなんて言ってしまって、いいの?
[紡がれる言葉に抑揚は無い、 平坦な、感情などないような声音。 視界に映る差し出された少女の手、 彼女が巻いてくれた包帯も、罪無き血に染めてしまった。
――確かめるつもりはなかったのに、訪れた風の悪戯]
(375) 2014/02/13(Thu) 22時頃
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――……、
[息をのむ、 緋色の双眸に月明かりが映りこむ。 らん、と輝くような鮮やかな緋]
(376) 2014/02/13(Thu) 22時半頃
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[――少女の顔を見た、 不良じみて眉のないどこか背伸びしたような、 けれど消しきれぬあどけなさの残る大きな瞳。
どうしてか、それに重なるのは幼いあの子の泣き顔だった。 そして痛々しい耳の手当ての痕と、 ――髪を結ぶ白い]
………、
[名を呼ぶ声、伸ばされる手、 その小さな手の温もりを知っていた。 口唇を閉ざせば表情は消えて、記憶の温もりは殺される。
その手を払った]
(391) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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……円、
逃げることは、 悪いことではないわ。 辛いことを忘れても、誰も咎めない。
――あなたにいる家族は、今いる家族だけよ。
[>>395 応えた言葉は否定というには拒絶が足りず]
……そうでなければ、 あなたは家族を殺すことに、なるでしょうね。
[続いた言葉は、ただの現実であり、未来図だ]
(407) 2014/02/13(Thu) 23時頃
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養成所で何を習ったの? ……軍など向いていないわ、 やめてしまいなさい。
[吸血鬼の血のもたらす、 支配の呪縛、父の命令には逆らえない。 ――知識ではないとわかっている、 この少女はどうにもならないことを、 どうにかしようと必死で、だから諦めさせねばならない]
それにね、円、わたしは……、 もう人を殺しても何も感じないのよ。
[緋色の瞳の能面のような鬼の貌、 転がる傘を拾い上げて畳んだ、この場を立ち去るために]
(420) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
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[>>428 視線は畳んだ傘へと向けたまま、 マドカの言葉を聞いていた、ゆっくりと目蓋を閉ざす。
あの恐れを忘れていないだろうに、 彼女は諦めてくれない。
>>431 ぐしゃぐしゃに泣いた顔、 もう手を差し伸べることも、抱きしめることも無い。 けれど、否定の言葉を発しはしなかった]
そう……、
[言葉を失ってしまうのは、 感情が酷く遠いせいか、わからない。 ただ去り際の言葉は、諦めの言葉だった。]
……円、またね。
[目蓋をこすってはだめよ、そう付け足して*]
(442) 2014/02/14(Fri) 00時頃
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