215 【誰歓】エンドローグ
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[目が覚めてから、心のどこかでずっと感じていた不安。今の状況に、現実的で合理的な理由なんて、つかないのではないかという思い。全ての出入り口が閉ざされた建物の中を、誰とも会わずに歩き回ったと答えた日向。>>0:@35 それならば千秋たちは、この大きな密室と言える建物の中に、突然湧いて出たということだろうか。それこそ、まるで幽霊かお化けのように。 千秋は小さく首を振った。不安を口に出しはしたが、>>0:257 あまりにも馬鹿げている。さすがに、同意は得られないだろう。]
(6) 2015/02/03(Tue) 07時半頃
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千秋、言います。高校一年。あー、意識のし過ぎ、いう気もしますけど、一応言うておきますか。2015年の3月9日で、16歳になる予定、ですわ。 この……合宿所? には、来たことがないんで、勝手とか分かっとらんですけど、力仕事と……カップ麺にお湯いれるくらいの役には立つんで。よろしゅうお願いします。
[自己紹介の流れに乗るついでに、千秋は誕生日を告げてみた。先ほどの日向のように、見た目よりも年長の者や、あるいはその逆ということもある。それに、千秋はもう、ここを現実的な空間だとは思っていなかった。だから、馬鹿な考えではあるのだが……同じ時間から来たとは限らない、という気も、していたのだ。]
(7) 2015/02/03(Tue) 07時半頃
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[各々が名乗りを終えた後、幾人かがホールを後にした。一方で、瑛美たちは窓を破る算段を話し合っていた。 先ほどまでであれば、単独での行動は危ないと、出ていった誰かに付き添おうとしたかもしれないが、すでに一人で合宿所を探索したという日向の行動を知った後では、そうする意味も薄いように思われた。 考えてみれば、千秋はまだ扉が開かないという現象を、その手で確かめてはいない。ならば、瑛美や寧斗を手伝おうか……と、考えながら視線を巡らせた先。一人の少年の姿が目に入った。>>1]
梶くん、で合ってたやろか。君は、行かんでいいの?
[ホールを出ていた面々は、須藤、神田、そして日向。食堂を探索してきたと言っていたメンバーだ。先ほどまでのやり取りを見ていれば、良好な仲とは言わないまでも、それなりの交流はあったようだった。 問えば、彼が一人でホールに残った理由を答えてくれるだろうか。]
(56) 2015/02/03(Tue) 22時半頃
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[>>56 梶と名乗った少年に話しかけ、いくらか言葉を交わした頃、ガン! という大きな音に驚いて千秋は振り向いた。 視線の先、ホールにある窓のそばで、スツールを取り落している瑛美の姿が目に入った。何をしようとしたのかは、先ほど漏れ聞こえた話を思い出せば、容易に想像がついた。 あのスツールを窓ガラスに叩きつけたのだろう。その結果が、先ほどの衝撃音だと言うのなら……。]
防弾ガラスでも入っとるいうんか、ここの窓は……。
[冗談にしても笑えない。けれど、分かったことが一つ。何人かが別々に語った「出られない」という言葉が、事実だったということだ。 それは、あまり嬉しい知らせではなかったけれど。*]
(67) 2015/02/03(Tue) 23時半頃
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[一人でなければどこでも良いのだと、梶は言った。>>79 そう語った理由までは察せないものの、一人で居たくないという言葉は、千秋にもうなずけるものだった。]
僕も、似たようなもんやわ。
[一人で居るのは不安だ。誰も手本にできる人が居ないのは、怖い。 立派な人間になろうとまでは思わないけれど、外れた人間にもなりたくない。もちろん、そんなことを口に出せるはずもない。]
みんなでおった方が、楽しいですやろ?
[そんな、状況からすると見当はずれな言葉を、へらりと笑って返していた。]
(117) 2015/02/04(Wed) 07時半頃
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[瑛美の呟き>>70 を聞いた梶が、いきなり笑い出した。>>80 それは、死んでいるかも、という言葉に対する不安を笑い飛ばすためというより、それを口にした瑛美のことを嗤う種類のものだった。 それが気丈さから来るものでないと気づけたのは、単に同じ種類の笑いを千秋が向けられたことがあるからだったけれど、ともかく、こういう行為は止めた方が良いのだと、千秋は知っていた。]
ちょっと。
[笑い転げる梶に、声をかける。]
そういうの、格好悪いのと違いますか。 不安だって、口にしたらいかんこと、無いでしょう。
[梶の反応はどのようなものだったか。 何にしろ、千秋の表情は、続く梶の言葉で固まることになる。>>80 >>81 隠し事、なんて、ない。千秋は、この合宿所へ来たことなど、無いということになったのだ。]
(118) 2015/02/04(Wed) 08時頃
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チアキは、リーに話の続きを促した。
2015/02/04(Wed) 08時頃
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[煽るように、梶は笑った。>>130 いや、それはただの彼の本心だったかもしれないが、図星をさされた千秋は煽られたのだと感じる。]
僕がええ恰好しいやて、言うんですか。
[実際、その通りだった。 特別な自分を、格好良いと思える自分を作ること。それは、誰だって多かれ少なかれやっている演出だ。ただ千秋は、人よりも少しばかり度が過ぎているというだけのこと。 たとえばそれは、クラスの友人たちと毛色を変えるためだけに、一年近くもの間、関西弁でしゃべり続けたように。]
格好よくなる方法なんて、僕の方が聞きたいですわ。そんならせめて、格好悪くなりたないて、思っとるだけやないですか。
(145) 2015/02/04(Wed) 23時頃
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[千秋たちへと棘のある言葉を投げた梶は、トイレへ行くと告げて、ふいとホールから去って行った。 格好良くなろうと頑張るなんて無理だと言った彼は、しかし、必死に格好悪さから逃げているように見えた。それはどこか千秋と似ているのではないかと思ってしまって、いや、と考え直す。 千秋と梶では、その考え方の根本が、異なっているように思えた。]
行ってしもた。
[ホールには、千秋と瑛美、それから寧斗の三人しか残ってはいなかった。どこか口論めいた梶とのやり取りを見られていたことに気づいて、千秋は頬をかいた。]
はは、それこそ、格好悪いとこ見せてもた。 どうしましょ。窓も扉も破れんとなると、それこそ、腰を落ち着けるとこでも探さないかん、いう感じでしょうか。
(148) 2015/02/04(Wed) 23時頃
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[追いかけた方が良かったか、という瑛美の言葉。>>147 千秋は、気まずげに笑ってみせた。]
や、さすがに。トイレや言うて出てった人を追いかけるのも……なあ。 それに、追いかけるなら、ええと、須藤くんとか、神鳥さんの方やったかな、て。
[そこまで言って、ぐう、と千秋のお腹が鳴った。]
ははは、そですね。台所、行きましょか。 なんだかんだ言うて、お腹減りましたし。他の人らあも、追っつけご飯食べに来るのと違いますか。
[瑛美の提案に乗る形で、千秋は食堂への移動に同意する。この合宿所で目を覚ましてから、結構な時間が経っていたことに、今更きづいた。*]
(149) 2015/02/04(Wed) 23時頃
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[千秋の頭には、とんと浮かんだことのない言葉が、瑛美の口から投げられた。>>158 カッコつけようとする方が、清々しい、のか。みっともない事であるという自覚と共に立ち止まる千秋にとって、それは新鮮な響きだった。 まじまじと瑛美の顔を見る。少しばかり上気した顔は、照れているようにも、怒っているようにも見えた。]
格好いいなあ。
[思わず、素のままに口から零れた言葉は、瑛美に聞こえてしまっただろうか。格好いいだなんて、女の子に使って良い言葉だったろうか。そのあたりの判別は、千秋には上手くつかない。]
(180) 2015/02/05(Thu) 21時半頃
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[誤魔化すように、千秋は瑛美と寧斗の言葉に同意した。>>159]
そ、そやね。 なんか、とりあえずガスも水道も使えるいう話ですし、材料、何ありますかね。カレーとか、良いのと違いますか。大人数やし、作るのも簡単やし。
[そういえば、と千秋は思い出す。ここでは、辛口が好きだという設定を、誰も知らないのだ。友人たちと一緒に行ったカレー屋で、うっかり激辛を頼んだ日から、別に得意でもないのに、辛いものが好きな人間として、振る舞ってきた。 誰も、千秋のことを知らない。それはもしかすると……すごく、楽なことなのかもしれなかった。 ああ……、と千秋は今更ながら思い至る。標準語で、話していても、良かったのだ。もう、遅いけれど。]
(181) 2015/02/05(Thu) 21時半頃
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[台所へ向かう途中、日向と行きあった。>>@12 瑛美の誘いに、後で合流すると答えた日向>>@13は、相変わらず一人で歩くことへの不安を感じていないようだった。慣れている……いや、慣れたのだろうか。千秋たちだって、こんな得体のしれない場所で、ご飯を食べる算段をつけ始めている。]
そしたら、日向さんたちの分も作っとくし……他の人らにも会ったら言うといて。
[千秋は、寧斗の言葉を思い出す。>>154 確かに、お腹が減っているだけでイライラするというのは、一理ある。]
ちゅうても、僕のレパートリーなんて、カレーか肉じゃがかシチューくらいのもんやけど。あとはレンジでチンかお湯いれて三分か……。まあ、合宿所いう話やし、米くらいは炊けるやろ。
(182) 2015/02/05(Thu) 22時頃
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[頑張るのが嫌になったのだと、瑛美は言った。>>191 意外にも感じたが、つまり千秋の知る瑛美の言動は、ほんの一面だけでしかないということだろう。彼女が頑張るのをやめた理由を分かるはずもない。けれど、この異常な状況で発揮された瑛美の行動力は、その「頑張っていた昔」があったからこそなのではないか。だとするならば。]
なんでここにおるのか、見当もつかんですけど……。案外、楽になれる部分も、あるんやな、って思いますわ。 みんな、僕のこと知らんわけですし。格好つけ放題やと、思いません?
[千秋は、少しだけおどけて言った。 一つ一つ、これまで作り上げた自分から外れないように、なんて、考えながら動く必要がない空間。それは、千秋が久しく身を置いたことのないものだった。]
(200) 2015/02/05(Thu) 23時半頃
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[日向からのリクエストを受け、>>@15 材料に何がそろっているのかも知らずに了解したと安請け合いをする。問題は、ルーがあるかどうかだけれど。 そんなやり取りを交わした隣で、あまり自信がないという瑛美と、料理は一人暮らしで作れる程度、と嘯く寧斗に、千秋は苦笑を返す。]
僕も似たようなもんですわ。一回カレーを作ったら、冷凍してそのまま三日くらい同じメニュー、とか。ようやりますし。 まあ、カレーなら、不味く作る方が才能いる、って感じですし、僕ら三人でもなんとかなるのと違いますやろか。
[肩を叩かれ、頼りにしている、と言われた。>>197 ここが現実世界で、三日の猶予が貰えるのならば、任せてくださいと見栄を張って、その日から料理の猛練習を始めたに違いない。ここでは、そんなことをする必要はないし、できもしない。 千秋は、やれるだけやってみましょうと、寧斗に頷きを返した。**]
(202) 2015/02/06(Fri) 00時頃
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