62 あの、夏の日
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……ん?ところで、あの元気が暴走して奇妙な事ばかりやってる破天荒野郎はどうした。 監視しろとか言われたけど、その前に買い込んでたらどうしようもねーぞ。
[何かしら騒いでいるベネットが寮内にいれば、もっと煩いはず。 妙に寮内が静かだと気付いて零した。]
……ま、ヤニクが戻ってきたら即行すれば良いか。
[既にベネットが花火を買い込んでいるとは知らないが、なんとなく早く買いに行った方が良い気がしてきた。 野生の勘、というよりも。2年半近く奴の行動を見てきたからかもしれない。]
(4) 2011/08/28(Sun) 00時頃
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[談話室の椅子に座ったまま、ヤニクが戻ってくるのを待っていれば。 談話室を出て行ったディーンがダンボールを抱えて、ケイトとともにやってくる。]
……ヨーランダの母ちゃんと、ヤニクの母ちゃんがやってきた感じだな。
[先程>>1怒鳴られたことを忘れたかのように、ぼそりと呟き。 怒鳴るケイト>>1:150よりも、運ばれてきた物に意識を向けた。]
西瓜か。西瓜っつったら、西瓜割りだろ。
[花火と一緒にやっても面白いかもしれないと、ぼんやり考えていた。]
(14) 2011/08/28(Sun) 00時半頃
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[しばらくマリアと氷とヨーランダを眺めながらぼんやりしていれば、ヤニクが戻ってくる>>22。]
おう。 今から花火買いに行くんだ。 マリアもやろうぜ。
[聞こえてきた呟きに、にかっと笑って声をかけ。]
お前の母ちゃんいねーけど、まあいっか。 行くぞー。迷子になるなよー。
[ヤニクのきらきらとした笑顔に、立ち上がれば財布の中身を確認して歩き出す。 既にベネットが大量に買い込んでいるとは知らないが、コンビニまで一本道だ。 途中ですれ違うかもしれない。]
(26) 2011/08/28(Sun) 01時頃
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顔出せるなら、ちょっとでも良いから来いよ。 高校最後の夏なんだからな。
[マリアへそう言って。 落下傘花火の件>>32は、黙って頷いて手を振り返し、ヨーランダのリクエストにも頷いて見せた。]
(33) 2011/08/28(Sun) 01時半頃
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は? 寮母さんじゃなくて、お前の母ちゃんは、ディーンだろ。
[きっぱりと言い切った。 身長は同じくらいだが、行動の所為かどことなく幼い印象がある。 親指を立てられても>>30、少し信用して良い物か悩んでしまったが。]
そうだ。ケイトが西瓜持って来てくれたらしいから、花火ン時でも西瓜割りしたいとか言ってみろ。 ベネットあたりが乗ってくるだろうしな。
[コンビニまでの道を歩きながら、そう提案してみる。]
って、噂をすればほら。あいつ等だ。
おーっす。
[道の先にベネットたちを見つけ、手を上げ返した。]
(34) 2011/08/28(Sun) 01時半頃
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花火大会しようってことで、買いに行こうと思ったんだが……既に買ってたみたいだな。
[三人……というか、二人の荷物を見て呟く。]
お取ました? …………あー、何も取ってないと思うが?
[首を傾げるヤニクの言葉>>31は、全く通じていなかったらしい。]
(35) 2011/08/28(Sun) 01時半頃
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いいか、ヤニク。 年下の母ちゃんがいるっていう、そういう奇跡ってのもあるかもしれない。 奇跡ってのはいつ起こるか分からないんだ……そう、例えば今日とか、な。
[どこか遠い目をしてそんな事を言い。 テンションの低い声>>41に、少し首を傾げる。]
西瓜割りってのは、そうだなー。 目隠しして西瓜を棒で一刀両断……真っ二つにする、ジャパニーズの忍者の修行だ。 修行だから厳しいが、楽しいぞ。
ま、食いもんだから最後は残さず食うけど、ダメって言われたら止めた方が良いかもしれんが。
[頭を掻きながら、また適当なことを言った。]
(45) 2011/08/28(Sun) 02時頃
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ん?おとり……。 ああ、お取り込みって言いたかったのか?
[今更納得>>44し、気にすんなと声をかけてから、ユリシーズの漏らした言葉>>42に思わず噴いた。]
つーか、そんな買って金とか大丈夫だったのか?
[大量の花火と食料の袋を見て、一つ持つというように手を出した。]
(49) 2011/08/28(Sun) 02時頃
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おいおい。 ジャパニーズハラキリなんて教えたら可哀相じゃねーか。 まだヤニクには早いぞ。まずは忍者から修行させてだな、それからサムライの修行に入った方が良いだろ。
[テツの嘘>>47に対して、真剣な顔でそう返す。]
(51) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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[ユリシーズに押し付けられた荷物>>58を受け取ったが。]
おう。 って、お前手ぶらになってるじゃねーか。 仕方ないからこいつ迷子にならねーように面倒見てくれ。
[代わりにあたふたとしているヤニク>>59を任せた。]
(61) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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俺はじっくり基礎から育てていくタイプでな。 初心者にいきなりハラキリ発動はきついと思ったんだ。 まあ、練習ってことにすれば大丈夫だろうけどな。
[うんうん、とテツ>>60へと返し。]
良かったな。今回は特別に切腹はナシだ。 でもな、ヤニク。ジャパニーズは皆忍者でサムライだからそういう覚悟で皆日々生活してるんだぞ。
[日本への嘘の知識を適当に教える。]
(65) 2011/08/28(Sun) 02時半頃
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[ユリシーズ>>63が本気なのか判断が付かずに、そっと目を逸らし。]
お前が言うと洒落になんねー気がするんだけど、何でだろうな。
[じゃれているテツとヤニクを見ながら、寮へと戻るが。]
そーいえばさ。 合流する前、お前等なんか話して……ま、いっか。
[そうこうしている内に、無事に寮へと着き。 中へ入る前に、荷物に酒があることに気付けば呆れながらも一つにまとめる。 特にディーンやケイトにばれないように、こっそりと持ち込んだだろう。
そうして、花火の準備を始めるのを手伝った。**]
(71) 2011/08/28(Sun) 03時頃
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―寮:中庭― [夕飯を食べる前に、簡単に花火の準備を始める。 ベネットが買い込んだ大量の菓子と花火を並べ、物置からいくつかのバケツを持ってきた。]
あ、思い出した。
[バケツに水を入れる為に蛇口を捻りながら一人漏らしたのは、寮に戻る前にユリシーズが真顔で「俺忍者だし」と言った時に浮かんできたこと。]
なんとかっていうアニメで居たよな。 女装する忍者。
[部活がなく、早めに戻った時たまたまつけたテレビでやっていた忍者アニメを思い出して、すっきりしたようににこやかに顔を上げた。]
(84) 2011/08/28(Sun) 17時頃
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……なんでユリが忍者って言っただけで、あれ思い出したんだろうな?
[また、夢と混ざる。 あの時>>0:101、あまりの変わり様に何て返したら良いものかと、適当に笑った。 ユリシーズが女の格好をしていたところなんて、見たことがないはずなのに。
水の出ている蛇口の下に、頭を突っ込んで冷やす。 ぶるぶると濡れた頭振って水を飛ばすと、そのまま夕食の場に足を向けた。]
(85) 2011/08/28(Sun) 17時頃
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―夜:食堂― [食堂に入る前から、漂う匂いでメニューが分かる。 味噌の甘い匂いに腹の虫が鳴いた。]
いただきまっす!!
[両手を合わせ、大きな声で挨拶してから食べ始める。 部活をしていた時は三杯は軽くお代わりしていたが、今はニ杯で十分。 一杯目は味噌だけで。二杯目は鯖と一緒に平らげた。]
あ、ベネットたちがお菓子とか買ってきてたから、そっち食いてーって奴は量減らしておけよ。 そこの胃袋ブラックホールが全部食っちまうだろうから、余んないだろうし。
[食後の熱い緑茶を飲み、一息ついてからのんびりと中庭へと向かった。**]
(86) 2011/08/28(Sun) 17時頃
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―中庭― [叫びながら楽しそうにしているベネットは、また何か悪戯を仕込んでいるのかもしれないが気にしない。 先程準備した花火も変なものがいくつかあったが、自分が行く前に買われていた物だから、文句を言われるのは奴だ。
ヤニクに渡そうとしている物>>120を目の端で確認し。]
化粧までされたら流石に止めるか。
[でかい男の女装は目に毒だ。 適当に掴んだ、まともそうな花火に火を付ける。]
おーし、一発目行くぞー。
[その声と共に、あがる色とりどりの火花。]
(125) 2011/08/28(Sun) 22時頃
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あー? なーんか、風強いな。
[花火の煙が流れる様子を見ながら、ぽつりと零す。 今のところ、設置した花火が倒れるほどではないが、強くなってきたら止めた方が無難かもしれない。]
おら、さっさとしないと花火なくなるぞー。
[さくさくと次の花火を設置し、火をつけようとしたが。 火薬の匂いとは別に、甘い匂いが漂ってきてそちらへと視線を向けた。]
おう、ユリ。 煙草も良いが、花火にも火ぃつけて遊べよ。
[独特のバニラのようなチョコレートのような、甘い匂いは彼の吸う煙草の匂い。 壁にもたれているユリシーズの傍に向かうと、適当に手持ち花火を押し付ける。*]
(131) 2011/08/28(Sun) 22時頃
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お前だって葉っぱに火ぃつけて、煙吸ってんじゃん。 火遊びにはかわんねーだろ。
[文句を言いながらも花火を受け取ったユリシーズ>>135に、にかっと笑い。]
つーか、お前もアレ着てみろよ。
おーい、ベネット!それ余ってねーか? ユリが着たいつってるんだが!
[ベネットに声をかけながら、ディーンのお礼>>139に首を傾げた。]
まさか、お前も着たいとか言うのか?
[想像して、笑いを堪えたが。 ユリシーズに花火を向けられた様子を見て、我慢出来ずに噴出した。]
(184) 2011/08/28(Sun) 23時半頃
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[気付けばカオスな状況に、一緒になって騒ぐ。]
ってー!! なんだそのヘビ花火!!!
[手持ち花火がなくなり、補充しようと戻れば……異様な状況に、ひくりと喉がなった。]
(187) 2011/08/28(Sun) 23時半頃
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どわっ!あぶねーな! そんな地味な花火投げんじゃねー! 無理やり着せっぞ!
[お返しとばかりに、ユリシーズへ爆竹を3個ほど投げた。]
(192) 2011/08/28(Sun) 23時半頃
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[ユリシーズの近くで大きな音をたてて破裂する爆竹を見て、ざーまーみろと笑えば、ぽつりと顔に当たった水滴。 誰かが水鉄砲で遊んでいるのかと思ったが、そうではないようだ。]
あ?雨か?
[空を見上げれば、先程まで星が見えていたはずなのに、厚い雲に覆われている。]
おーい。雨だ。 一区切り付いたら、中戻るぞ。
全員、何か持って中入れよ。
[まだ使っていない花火と、お菓子を纏め始める。]
(200) 2011/08/29(Mon) 00時頃
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バカで結構、こけこっこーってな。 おら、これよろしく!
[文句を言ったユリシーズ>>206に、主に酒の缶が入った袋を押し付け。]
おい、あほなことしてねーで、中入れ。 ついでに寮内回って、開いてる窓全部閉めて来い。
[口を開けていたヨーランダにも、お菓子の袋を渡した。]
(209) 2011/08/29(Mon) 00時頃
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