204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[トレイルがしゃがむように腕を引く ニコルのばたつく足に 蹴られないよう気をつけながら 藁の上座って 眉間にシワを寄せ なんとか文章を読み取る
読んで理解して……バツの悪い顔一つ] [言わなきゃダメだろうか? けれど 食べようとしたのはこちら 彼には 知る権利があるし 知ることで 対策も立てられるかと思えば]
…………トレイルの 裸が なんだか あんまり 同性に感じなくて……
[しゃがみこんで シメオンから 渡された防寒着に 顔を突っ伏して 細い声で答えた]
(455) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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[トレイルの倫理観を知らない 彼も山で暮らした時期はあるけれど それでも 一定の年齢までは集落で ごく普通の少年として生きていたから
ある一線から性的な接触とスキンシップは別れ 別れた性的接触には 羞恥やモラルは持っている
だから トレイルがどう感じたか 理解する糸口も見えず ただ 笑顔を覚えているから 改めて危険だと 伝えようという意図はあったけど]
(457) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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[笑うような気持ちで 薄く羞恥プレイに 恥を感じる思考もあれど 今はのんびりと楽観の中笑って]
ふっ 獲物になり切りすぎて 逃げないでね?
[などと 冗談もこぼれ]
(*145) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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[防寒着に突っ伏しながら ニコラのばたつく足と舞う藁の気配を感じる
そこまで 自分への関わりに それを制止することに 明らかな不満を見せられると どうしていいかわからないけれど 同時にだからこそ 近寄らないようにと思えば ふてくされる遠ざかる足音を 引き止めることはぜず ……そのまま 怒って忘れてくれればいいと思った]
ーーー…………
[ちらと トレイルはどうしたかと 微か顔をあげれば 苦笑が見える 其の後書き始める動作も]
(462) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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ーーーー………………
[聞き分けのない子供たちと そんな牧歌的な気分だった それが……扉でも空いたかのように 一気に冷やされた気がして マグカップを無意識地面に置いて …………何度か読み直した 自分の読解能力で誤解したと思いたかった
あの音 が自分がこぼした嬌声とは わかっていないけれど
最後の方 所々単語の読み取りが]
(468) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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ーーー…………ぅ
[食べても良かったのに] [一瞬 あの時みた 鎖骨からかすか流れた紅 それに 染まる姿を幻視した
ぞく と 背筋を撫でる何か 何度も振り払うように 頭を振る
ダメだ 考えては……いけない
二人きりになってはいけない]
…………ニコラっ 行かないでっ
[喉が乾燥する みたしたくなる それをねじ伏せるように かすれた声で 3人 あの無邪気なニコラがいれば 何もきっと起きないから]
(469) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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[なにか ラルフにいいことがあった様子
だから ダメだ 心配かけちゃ ダメだ]
ーーーーーうん……そうだね
(*147) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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[首を傾けるトレイルが視界に入る それはどう言う意味なのか?
……彼が直接内容を指導したとしても 音楽を知らない彼には異国語のように 言っている意味を理解出来ない]
ーー…………??
[どう言う意味なのだろう? まだ 頭に残る妄想の残像を 振って粉々に消して]
…………
[リングをいじる指先 時折赤が覗いて目をそらして]
(475) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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…………そう 二人きりはだめ………… こわい……二人きりは怖いよ
[うわ言のように触発されて思考が落ちる]
(*149) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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フィリップは、トレイルから意識を逸らすためルーツは今頃遊んでもらってるんだろうなぁと思う
2014/11/17(Mon) 02時頃
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[ニコラの足音が遠ざかる ああ これじゃ 意味がない それでも ニコラがトレイルにかける声で理性をつなぐ]
…………だめだよ 君は……彼らのお荷物と自分を思っても きっとノックスとニコラは 悲しむから
[ただ同時にトレイルなりに 切実な 何かがあるのも汲み取れて]
どうしても……食べられたくなったら 二人を ちゃんと 説得して……?
[そうしたら……ディーンに言ったように …………考えよう と思う トレイルを食べることを 母を食べた時のように ]
そうじゃないと 俺は ノックスに殺される
(482) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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……ごめん
でも 大丈夫 だから …………難しい ね
(*151) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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[ニコラを笑顔で見送るトレイルを見 トレイルがいなくなったら ニコラ泣くよね ノックスに殺されるよね と 改めて意識を強く持つ
此方へ向き直る姿に目があった 深い色彩の瞳
その表情は苛立ちだろうか? 伸ばされた手 びくりと怯えるが
そのまま 掴まれるままに]
(484) 2014/11/17(Mon) 02時半頃
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居間じゃ……人間が多すぎて 息が詰まるけど
どうしたら いいのかな………… 縛り付けて 檻にお互い 入っているわけにも……いかないしねーーー
(*153) 2014/11/17(Mon) 02時半頃
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[文字を書かないトレイルの意思を汲み取るのは 容易なことではなく 納得してくれたのか していないのか よった眉は不機嫌そうなと言うことは伝えるが]
…………?
[強く引かれて 藁の上に二人で ……ちょうど トレイルを押し倒すような形で 寝転がることになって
行動の意図が読めない 彼が言うあの声 が何かわからない それを望む強さは強いとわかっても 音楽と縁がない 自分の声とはかけらも思わず]
…………ごめん 重いね
[そう言って 掴まれていない腕と脚で互いの身体に隙間を作る 密着した時の服越しの温度は 心地よさが逆に怖かった]
(490) 2014/11/17(Mon) 02時半頃
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フィリップは、くけーと猛り叫ぶルーツの声を聞いた気がした
2014/11/17(Mon) 02時半頃
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ーーーー……………… ラルフも…………二人 きり?
[トレイルの行動に困惑一つ 覚えはしたが 食べられても良かった そう書かれた言葉をみた時の 衝動になりそうな それは今はなく]
(*155) 2014/11/17(Mon) 02時半頃
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[首を振られた……重くない? 付き合いの浅い彼には トレイルの思考は読めず
どうやら 上で……ルーツが暴れているようだ 身を竦ませる様子 ぽんぽんと 保護者がするように頭を撫でてから トレイルの上から彼の体重をどかして]
あ…………これ ディーンの……
[倒してしまったインク瓶 染まる周囲 赤でなくて良かったとおもうけど]
……ノックスたちのところに 戻ろう?
[自分も ルーツを引き取りに行かなければいけない そう思って 助け起こすために 手を差し伸べながら 首を傾げた]
(495) 2014/11/17(Mon) 02時半頃
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ノックスと…………
[釈然としないものを感じる 自身は大人だから 子供と二人っきりでいいのだろうか]
…………そう でも……気配は……あるの?
[まだ 先ほどもこぼれた思考 緩く首を傾げるように思考が尋ねる]
(*157) 2014/11/17(Mon) 03時頃
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[何度もため息をこぼすトレイルの ゆるく首を傾げるしか彼には出来ない 彼より背が高いの けれど狩をする彼にとって 引き上げたトレイルの身体は軽く そうして 彼は彼で 床に置いたマグカップを回収し トレイルが片付け終わったところで]
ーー…………行こう?
[と 言葉少なに促して]
(502) 2014/11/17(Mon) 03時頃
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[何か失望させているのはわかるけれど そんなに食べられたいのか?と 別の方向でしか考えられない それ以外の点で トレイルが彼に 失望する事象を彼は 思い当たることは出来ないから]
ーーーん
[黙っていて 内緒に] [そんなジェスチャーに頷く そもそも彼の内面に深く根ざすであろう 問題は 他人が口にするべきではない
また 地面に落ちたインク瓶 彼は拾って……呼びがなければ トレイルの言葉 で理解できるものが ほとんどなくなったことがわかる]
(510) 2014/11/17(Mon) 03時頃
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インク 予備があるといいね
[真っ黒にそまった トレイルの言葉 予備があれば 話せるだろうか?
まだ旅の途中で食べられたがる 過保護な腕の中の子供
その保護者の行動を今は知らないまま上へと向かう]
(511) 2014/11/17(Mon) 03時頃
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…………
[自分が感じるものと違う 思考から流れ込むものに 衝動とは違う何かが背筋を冷やして]
大丈夫 落ち着いて …………どこにいるの…… 今 二階にむかってる
[何かあった時 約束通り 鳩尾に一発……その心構えをして]
(*159) 2014/11/17(Mon) 03時半頃
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[視線に気がついても ゆるく首を傾げる 頷きと首振りだけで 聞き出すような 会話スキル 残念ながら 持っていなくて
居間から 聞き慣れた ルーツの 呆れたように 同時にディーンに 迷惑をかけてしまった と 思っていた足が 2階の廊下で止まる]
(516) 2014/11/17(Mon) 03時半頃
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…………っ
[具体的な視覚想像までは流れ込まずとも 今にも外れそうなほど緩む箍の それを後押しするような感覚]
わかった 答えてくれて ありがとう …………ね 戻ったら 何か 食事 作ろう 美味しくて お腹に溜まるもの
[少しでも 思考をそらそうと考えたのはそんなこと]
(*161) 2014/11/17(Mon) 03時半頃
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[彼は二階で廊下で一度止めた足を 急いで三階へ向かう階段へと
一度振り返れば トレイルがそこにいる]
ーーーー先に 居間に
[そう 何時もの淡々とした声に 焦り滲ませて階段を上がる]
(521) 2014/11/17(Mon) 03時半頃
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うん…………
[赤く染まることのない様子 遠目からの姿に安堵をこぼすけど
近づいた時の 苦しげな表情に …………こちらまで苦しい]
うん…………がんばったね 強かったね…… たくさん休んで ゆっくりおちつくまで…………
(*163) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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[ぱちっとラルフと目があって 部屋に逃げ込む様子を視線で追った後 そのまま視線は ラルフが来た方向へ]
…………
[その先を見据える ]
(526) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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ーーーー………………
[ノックスが近づけば 彼よりも背が高い 視線は自然と上へと ただ 引き締めた口元 ノックスの言葉に声を返さない
無事に こくりと頷くだけにとどめて]
(529) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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フィリップは、もう一つのノックスの問いにも頷く
2014/11/17(Mon) 04時頃
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[視界の端 伸びたノックスの腕が見える けれど フィリップは動かない]
俺たちは”旅”の途中で あなたは制御できる大人だ
[距離が縮まればより目線は上げざるを得ない ニコルに狙われ 包帯を巻いた淡い青 それを 瞼でニコルからガードした 孔雀石は見上げたまま そう言って首を傾げるだけ]
(531) 2014/11/17(Mon) 04時半頃
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……このことは フランシスに言えますか?
[誰が誰の保護者か 紐付けは危うく うろ覚えのまま じっと見つめたまま]
(533) 2014/11/17(Mon) 04時半頃
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[頭の上に乗った手 これが保護者……ホレーショーの手なら 嬉しいだけだった ニコラの手はくすぐったいだけだった]
[眉を潜めて 撫でる手を払うように右腕をかざす]
…………じゃあ どうして
[と 言いかけた その口を噤んで 唇を引き結ぶ 言われた言葉に返すことが出来なかった 衝動も トレイルの書いた言葉も 何も それでも 孔雀石はじっと見上げていた*]
(538) 2014/11/17(Mon) 05時頃
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