211 【腐女子と】冬にゃこ【炬燵です】
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―わくわくこたつ周辺―
……嫌だ。 やめねえ。
[にやり、笑って。>>*3 なかなか素直にならない黒猫の額に口づけた。**]
(*5) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 01時半頃
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―わくわくこたつ周辺―
[抗議に低く笑うと、額から下へと移動した唇を、閉じられた目蓋に落として。>>*6 ケイの両肩を掴んで仰向けに寝かせ。 その上に覆いかぶさる体勢をとる。
改めて口づけを与えれば、隙間をこじ開けて舌先を入り込ませ、ケイのそれを引き出すように軽く突付いた。
その隙に両手は、ケイの上着を脱がせにかかっている。 腕上げろ、と肘を軽く叩いた。**]
(*12) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 11時半頃
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―わくわくこたつ周辺―
[触れた舌を捕まえて、その付け根まで届かせる心積りで貪っていく。>>*13 舌をなぞり、口内に隠された牙の先をなぞって。
腕を少し浮かせたのに気づけば、袖口を引っ張って服を剥ぎ取る。名残惜しげに口を離して体を起こし、自分の服にも手をかけ、脱いだ。]
……
[改めて見下ろすと、ケイの肌へと掌を滑らせて。]
……やわらけえ。
[体全体で味わうように、上半身を重ねあわせた。*]
(*14) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 13時頃
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―わくわくこたつ周辺―
[素肌同士で触れ合っているのは、それだけで気持ちがいい。 心音が高まっていくのもダイレクトに伝わってきて、色々とやりやすそうな。>>*15]
……てっ、
[そんなこと考えていれば首元に甘い痛みを感じて、苦笑が浮かぶ。腕を伸ばして、ケイの前髪をかきあげた。隠されていた青い瞳を覗き込み。]
……いいじゃねえか。俺、片目分しか見えねえし。 恥ずかしいのも半分だろ。
[謎理屈を展開し、顔を見ながら胸へと片手を這わせた。 突起を探しあてれば、指先で撫で、摘んでやる。]
(*20) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 17時頃
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ドナルドは、(セシルのリンクぽちり)これは・・・
mikanseijin 2015/01/13(Tue) 17時半頃
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―わくわくこたつ周辺―
見ねえなら恥ずかしいことすんぞ?
[顔を背けるのを見ながら、愉しげに。>>*21 首筋がこちらに向いたので、顔を寄せて鎖骨までのラインを舌先でなぞる。
無論、その間も手は止めず。首筋で体を跳ねさせる箇所があれば、もう一度なぞって、同時に突起を弾いてみる。]
(*22) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 17時半頃
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小悪党 ドナルドは、メモを貼った。
mikanseijin 2015/01/13(Tue) 18時頃
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―わくわくこたつ周辺>>*26―
[問いには、笑って答えない。 恐らく想像通りだろうと。 擦り寄ってくる体に目を細め。]
言葉でも強請れるようになれればいいな? ま……今のお前も好きだがな。
[ケイの唇に指を押し当てて。 体を下へとずらし、胸元へと口付ける。 鎖骨の上を強く吸い、そのまま突起へとたどり着けば、指と同時、舌で苛めにかかる。押して、軽く噛んで、舐めあげて。違う刺激を同時に与えた。*]
(*29) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 18時半頃
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―わくわくこたつ周辺>>*32―
いや……
[ホレーショーにはホレーショーの良さがあるが、真似を求めているわけではなく。]
あそこまでいかずとも、お前はお前で可愛いから。
[さらりと、更に好意ある言葉で攻めた。 例えば、態度にしっかり表れている辺り。 話す口を閉じて、しばらく胸を弄る。]
んぅ……
[耳を食まれれば、顔をあげて。唾液で濡れ、膨れた尖りへと息を吹きかけ、改めてじっと眺めてやった。*]
(*36) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 19時半頃
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― ボス猫モブレされ隊>>*33 ―
[迂闊だった…… 一匹でいた所を襲われ、そして人質を取られていれば、いかに腕に自信があろうとも、手も足も出ずに……]
[ぐたりと倒れこんでいた体の両脇に手を入れられ、無理矢理に起こされる。顔をあげるのも億劫だったが、「起きろ」とばかりにバケツの水を頭にぶちまけられ。あげていた前髪が乱れ、一部が前に下りる。]
…………
[無理矢理覚醒させられ、呼びかける男を睨めあげる。]
――殺せよ。
[掠れた声で呟いた。 慰み者にされるくらいならば……と選んだ選択肢。 どう働くかは、タバサちゃんのみが知る。*]
(*37) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 20時頃
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―わくわくこたつ周辺―
[言葉も、視線を送るのもわざとだ。>>*40 肌へと向けられていた視線は、ケイの顔へと戻される。 本気で退けようとはしていない手ではびくともしない。]
赤くなってんな。顔も、体も。
……良かったな。 俺、いけそうだわ。
[ケイの下肢に自分の硬くなったそれを押し付ければ、言わんとしていることは伝わるだろう。ケイの具合も敢えて確認するように、下半身に纏う物もずらし、中心を暴こうと。]
(*41) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 20時頃
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― 98人はやめてくださいしんでしまいます>>*43 ―
………っ!!!!! やっ、やめろ……っ!!!
[腕や脚になけなしの力を入れても、数匹に押さえつけられた体はびくともしない。それでも暴れようとすれば、爪が食い込み、血が流れた。]
ぐっ………
[せめて喜ばせてなるものかと、悲鳴をあげまいと歯を食いしばる。だが、慣らされてもいない体に、穢れた物を押し付けられ、無理矢理犯され……]
あっ……が、あああああ!!!!
[刺されるのとも切られるのとも違う、内部からの痛みに、耐えられず苦悶の悲鳴をあげる。赤い血が流れ、まるで処女を喪失したような(省略されました。続きを読みたければここをクリックしてください)]
(*47) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 21時頃
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―わくわくこたつ周辺―
[硬くなっているケイの物を掌で大きく撫でると、 自分の衣服も邪魔だとばかりに脱ぎ捨てた。>>*44]
ん。
[もう一度、ケイの体を抱きしめて。 何だか甘えるように、肩に頬を擦りつけてから、 ケイの顔をこちらに向けさせて軽い口づけを。
さすがに三度も出していれば、がっつかない余裕があるようだ。]
(*48) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 21時頃
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―わくわくこたつ周辺―
なんだ?ケイ。
[むしろ穏やかさすら感じさせる表情で問いかける。>>*54 片目の奥には情欲が静かに燃えているが。 追ってくる唇をぺろりと舐め、啄むように何度も口づけた。
そろりと中心へと手を這わせ、先端を突付いたり、緩く擦り上げて刺激を与える。
後ろへ指を伸ばさないのは、解す必要はなさげだから。]
(*60) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 22時頃
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― それじゃ物足りないわ!とタバサちゃん吠える>>*55 ―
ぐ、ああああっ…… クソが!!!殺し、て、やる……!
[まさか映像が残され、直に見られているなど、夢にも思わず。 首を振り、屈辱に震えながらも毒づいたが、15匹も相手にしているうちに、段々と抵抗が弱くなっていく。]
………!!! な、それ、は、まさかっ…… や、……やめて、くれ……
[ひたすら耐えて、悪夢の時間がすぎるのを待っていたが、それも薬物を打たれるまでのこと。恐怖の潜んだ懇願は聞き入れられるわけもなく。
快楽に溺れ、自ら腰を振りながら涙を零したあの時間は猫生最大の屈辱の時間。何をする気力もなくなり、路地裏に捨てられた後、このまま世界から消えてしまえばいいと蹲っていた――…**]
(*61) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 22時頃
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ドナルドは、直円の口をそっと前足で押した。(肉球ぷに)
mikanseijin 2015/01/13(Tue) 22時頃
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―わくわくこたつ周辺―
……欲しい?
[答えはわかっているが。>>*66 触れる中心からは蜜が零れ、手を汚している。 見せつけるように、手のひらをケイの前で広げてみせた。]
なあ、言わなきゃ、今度はやめちまうかもしれんぞ。
[もう片方の手で中心の根元を押さえ、簡単にはイかせぬよう。]
(*71) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 23時頃
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―わくわくこたつ周辺―
………よく言えたな。
[ようやく引き出せたその一言。>>*78 やばい、結構腰にくる。 褒めるように中心に口付けると、押さえていた手を離して足を抱え、窄まりが見えるよう上げさせる。
既に昂った物を其処に当て、割りこむように押しこめば、先ほどの緩みと滑りもあってあっさりと繋がっていく。]
ケイ……
[ケイの体に伸し掛かり、深い口づけを求めた。]
(*83) mikanseijin 2015/01/13(Tue) 23時半頃
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―わくわくこたつ―
なーお。
[カルヴィンが近くに来ているのにも気づかず。>>2 黒白の片目猫は、野良の黒猫と仲良くじゃれている模様。]
(3) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 00時頃
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―わくわくこたつ周辺―
くっ、ん……
[舌を絡め、ケイを抱きしめ返しながら。>>*91 甘い声としがみついてくる腕はやはり、愛らしい。 反応のよかった場所を思い出し、先ほどの動きを模すように。
――ただ、達するまで、多少時間がかかりそうな気がした。 さすがに四回目ともなればきついか。 ケイの体に負担をかけそうな予感を覚えながら、内心申し訳なさが脳内をちらりとよぎった。]
ふ、……
[それも、行為に溺れて流されていくが。*]
(*96) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 01時頃
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―わくわくこたつ周辺>>*107―
んう……
[うねり、熱く絡みつく中へと、硬く熱を持った物で穿ち、押し込み、突き上げる。
口を離せば、笑みを浮かべて。]
だめじゃなくて、いい、だろ……? お前ん中、本当……いいわ。
[交わる合間にケイの頬に触れて。 白く、薄っすらと赤く染まる肩口に噛み付き、歯を立てる。*]
(*114) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 12時半頃
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―わくわくこたつ周辺>>*115―
[体でも言葉でも快感を示すケイに。]
……………
[余裕がふっ飛んだ。] [ずるりと自身を引き抜き、膝をついて体を起こした。 さらにケイの腕を引っ張って体を起こさせる。]
よ、っと
[絨毯の上に座ると、ケイの脇の下に腕を入れて持ち上げ、 まだ衰えない自身の上に跨がらせ。 支える力を抜いて、一気に下から貫いた。]
……っは。
[詰めていた息を吐き出し、目の前の体を抱きしめる。*]
(*116) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 14時頃
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―わくわくこたつ周辺>>*118―
[カルヴィンには気づいていないが、見られているとわかっても今していることを止めるつもりはさらさらないので、何も変わるまい。>>*117]
……なあ、ケイ。
[両腕で抱きしめ、背中をそっと撫で。 少しだけ、落ち着く時間を作った。 耳元に口を寄せて。]
(*120) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 15時頃
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……好きだ。
[低く呟くと、抱きしめたまま律動を再開する。 どうあっても奥へと届く体勢が、ケイの逃げ場を塞いだ。]
(*121) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 15時頃
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―わくわくこたつ周辺>>*123>>*124―
ああ……、一緒に、おかしくなろう、ぜ?
[多分自分も既におかしい。
こんな風に囁いたり、しがみついてくる腕が心地よかったり、快楽に浮かされる顔を愛しげに見つめてしまったり。
熱籠もる息を吐きながら、腹に当たる熱とぬるつきに気がついて手を伸ばし。 素早く往復させて、先を促すように先端を親指でぐっと押した。]
(*124) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 16時頃
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―わくわくこたつ周辺>>*125―
……っ
[ぎちりと締め上げられ、息が詰まる。 耐えるように動きを止めていたが。]
……!
[腕に縋られ、微かに聞こえた声に、どくりと熱が集うのがわかった。中で大きくなってしまったのが、ケイには伝わっただろうか。 達したばかりの細い体を抱くと、手加減出来ずに幾度か突いて。
一滴残らず、ケイの中へと熱を吐き出した。]
……あー。
[気恥ずかしそうに唸って、顔を見るのが照れるのか、ケイの方に顔を乗せてしばらくぴたりとくっついていた。]
(*126) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 17時半頃
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―わくわくこたつ周辺>>*127―
[ぽんぽんと背中を叩いて。 呼吸を整え、互いに落ち着くまで待った。]
……嘘じゃねえよ。
[わざと主語は告げず、ぼそりと呟いて。 軽く体を揺らして、いじめてみたり。 まだ離れようとせずに、膝の上に乗せていたが。]
…………
[あ、なんか尾が見えたような。気のせい?>>*117]
(*129) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 18時頃
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―こたつって素晴らしいな―
[うにゃにゃごろごろ。>>8 猫同士が仲良くしていると、タバサちゃんの妄想も実に滾る。]
へくしっ。
[ふわっと降り注ぐ綿毛に猫くしゃみ。]
(9) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 19時頃
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―わくわくこたつ周辺>>*132―
[ケイの耳、顔を舐めて毛繕い身繕い。 全裸ではあるが、まあ、気にしないし誰も気にしまい。 ふわふわと綿毛が振ってくるのにくしゃみをしたのは、 冷えたのもあるか。>>*131
温めるように尾をケイの体に巻きつけた。 でもさほど寒くはない。 やはりここは温かい場所なのだ。**]
(*142) mikanseijin 2015/01/14(Wed) 19時半頃
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ドナルドは、ヴェスパタインぐしゃぐしゃに混ざる!混ざる!!!
mikanseijin 2015/01/14(Wed) 22時半頃
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─ ある飼い猫との邂逅 ─
[襤褸布のように扱われ、捨てられた。 ひどい甚振りに気を失っていたが、地面に投げ出された時に打った痛みで、意識が一瞬戻ってきた。
けれどこの怪我だ、もう助かりはしないだろう。 縄張りも、ボスの座も、雄のプライドも、何もかも失った。 生き恥を晒すくらいなら、このまま死を待つか。
投げやりな気分になり、実際ほぼ動けずに衰弱死していく…… ものだと、思っていた。>>*184]
………ぅ。
[しかし、どこかのんびりとした響きの慌てた声が上から振ってきて、右目をそろそろと開ける。左目は傷を負ったままで、うまく開けられなかった。]
(*187) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 01時半頃
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……ひっ。
[ぼやける視界に映る影。それが、雄猫だと分かれば、一瞬怯えた表情を見せた。奴らの仲間かと思ったのだ。散々雄猫たちに嬲られたせいで、恐怖心を抱いた。
しかし、敵意もなく、ただ心配をしているだけなのだと知れれば、腕の間に顔を埋めて。]
……ほっといてくれ。 俺なんて、生きてたって……仕方ない……
[か細く、呻くような言葉。絶望に塗れ、現状を把握すれば狭くなった視界が滲んだ。*]
(*188) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 01時半頃
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─ ある飼い猫との邂逅 ─
[死にたいと思っていたはずなのに、伸ばされた腕に縋り付いてしまったのは、何故か。その時は、ほとんど無意識で理由がわからなかったが。>>*193]
あっ……さ、わるな……! やめて……
[通りすがりの猫とはいえ、知られたくなかった。 はらはらと、右目から堪えきれなくなった涙が落ちる。]
怖い……嫌だ……
[低く鳴いて泣きながら、結局抵抗も出来ず。 けれど、優しさに触れていれば、だんだんと落ち着いてきたのか、大人しく、じっとしていた。]
…………。
[慰めは、心にまでは届かなかったが。]
(*196) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 03時頃
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[ライオンだのタバサという誰かの名前だの、どこか遠い世界のようにぼんやりと聞いていたが。>>*194]
にゃっ
[人間だ。人間がいる。 暴れようとしたが、逃げ出す事もできずに、タバサに抱きかかえられた。>>*195]
生きて…… …………………。
[楽しいこと、気持ちいいこと? そんな日は来るのだろうか。 来ないように思えたが……
くたりとタバサの腕の中、動かなくなる。 疲労で、眠ってしまったのだった。*]
(*197) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 03時頃
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─ 怪我が治った頃に ─
[元野良の片目猫は、タバサの家で過ごしていた。 怪我も治り、元気に跳ね回れるようになっていた。 ただ、まだあの日の恐怖だけは完全には消え去らず。]
…………。
[ある日、意を決したように、片目猫はホレーショーの所へ。]
……なあ、ホレーショー。あの時お前、言ってたな。 楽しいことも気持ちいいことも沢山あるって。 俺は……あの日以来、怖くて仕方ねえ。
[暴力と、意識が朦朧としながら無理矢理施された快楽が。]
(*200) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 03時頃
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……お前となら。優しいお前と、なら。 怖く、なくなんのかな……
[ホレーショーの優しさにつけこむような。 卑怯な真似をしている自覚はあった。 けれど、助けてほしかった。]
やな思い出……上書き、してくれねえ?
[おずおずと。ぼそぼそと。 言い終わった後、羞恥心から俯いた。**]
(*201) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 03時頃
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―残暑の夕暮れ―
[元気になったとはいえ、動きまわるのはタバサの家の中と、庭先だけ。キャットタワーやら障害物やらを登っていく辺り、体力も体調もすっかり元に戻ったと思われるのに、白黒の猫は外に出ようとはしなかった。]
[それ故に、外で囁かれる、自分が拾われた家に住むホレーショーの放蕩っぷりの噂を知ることもなかった。元々、この家は縄張りの範囲に入っていなかったから、ホレーショーのことは「ライオンのような絶倫猫がいる」と噂で聞いていても、ホレーショーがそのライオンだなんて知る由もなかった。もし知っていたら、もうちょっと己の行動について慎重になっていたかもしれない。>>*204]
……こんなこと、頼むなんて、どうかしてるし。 あ、嫌ならもちろんいい……
[繕うように言った言葉は、覗きこまれて途中で切れた。>>*206]
(*225) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 14時半頃
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あっ……
[傷跡の残る左の目蓋を舐められて、思わず声があがる。 かあっと赤くなって、自分の口を片手で塞いだ。 低いとはいえ、今の声は、まるで雌が雄に媚びて強請るような響きがあったのだ。少なくとも、本人にはそう聞こえた。
雄に舐められて、体の奥底からざわつく感覚。 あの日の屈辱と、痛みと――快楽が、蘇る。 無理矢理にでも、男の味がしっかり刻み込まれているのだと、素面の状態で突きつけられるのは、苦しくて。]
ホレー、ショー……
[助けを求めるように、頼りなげな右眼がホレーショを見つめた。**]
(*226) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 14時半頃
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―元ボス時代―
[その地域を治めていたのは、喧嘩に強く、負けたのはせいぜい仔猫時代くらいではないかという噂の黒と白の模様の猫。(だからこそ陵辱された経験などはなく、のちにいきなり輪姦されてトラウマになるのだが、それはまた別のお話)
ある時、他所から流れてきた黒い猫がいると噂を聞いた。 自分とは別の縄張りで襲撃を受け、辱められたとも。 どうします、こちらでも痛い目に合わせます?と子分に尋ねられたが]
ほっとけ。 すぐ流れていくだろうし、馬鹿なら向こうからちょっかいかけてくるだろう。
[一匹で生きている猫の、その旅路を邪魔するのは無粋に思えた。>>*210 一度だけ、遠くから姿を見かけたが、軽やかに駆けていく様はどこまでも自由で、逞しさを感じたものだった。>>*211]
(*229) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 16時半頃
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[そんな猫に、憧れを抱かれていたなど知らない。
ヴェスに告げられて、追ってきたケイが目にしたのは、縁側で仔猫を自分の上に乗せてすよすよと眠る姿。>>*222>>-505
あまりに無防備な、野良時代にはあり得なかった態度で。 平和的な光景すぎて、牙が抜けたと噂されても仕方がなかった。]
[その後、タバサの家に出入りするようになった黒猫に、自分が失くした野良としての矜持を見せられて。残された右眼に映るその姿はあまりに眩しくて、しばらく直視出来なかったのだ。**]
(*230) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 17時頃
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―オフレコ亭カウンター席―
[ヴェスの隣りでラーメンすすっている]
(*235) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 17時半頃
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―アフレコ亭に安全な場所なんてなかった―
!?
[そんな所に潜んでいるとは、貴様猫か! 猫だった!!!>>*237]
あっ、おま……っ、ば、ばかやろっ……!
[前しっぽの口に押し込められれば、腰にぞわりとしたものが走り、取り出そうと手を伸ばす。]
おい……
[これどうやって取るんだ……!?]
(*238) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 18時頃
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―オフレコ亭・ラーメン通側―
あっ、ふ、くああ……!
[連動するようにラーメンが狭い場所で蠢き始めたからたまったものじゃない。内側から圧迫され、悲鳴じみた声をあげる。
聞こえてますが、こっちも大変なことになっています!>>*245]
あ、あああ……し、ぬ……
[ヴェスのように手洗いにいくという考えも思い浮かばずに悶絶中。>>*246]
(*247) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 19時半頃
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─ 黄昏間近の木陰 ─
え、でも……
[隠そうとした手を剥ぎ取られば、心細さが付き纏う。>>*267 しかし、ホレーショーの普段と変わらない軽い調子が、緊張で固くなる気持ちを解きほぐす。]
嬉しい……?本当に?
[言葉よりも、触れた物が雄弁に今の状態を物語る。>>*268 目を瞬かせたが、二度目のくちづけは最初のものよりもっと素直に受け入れることが出来た。 背に触れてくる太い尾に、自分の細い尾を絡めて。]
あの、ホレーショー…… 出来れば、優しくしてくれると、その、ありがたい。
[後から思えば、生娘かと自分に突っ込みたくなるが、精神的に凹みすぎていたその時は本気で必死だった。*]
(*270) mikanseijin 2015/01/15(Thu) 22時半頃
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―遠き山に日は落ちゆく―
……………。
[ホレーショーの言葉を聴いていると、自分が悩んでいることは、そう大したことではないかのように思えてくる。>>*294
きっと、胸の重みを軽くしてくれる為に、わざとこういう風に振る舞ってくれているのだろうと。この時は、そう思っていた。 本音がところどころ混じっているとは、見抜ける程にはまだ親しくなっていなかった。]
……ありがと、よ。
[だから礼を告げて。 抱き寄せられれば、安らぎを求めて抱き返す。]
ん……顔、見えていた方がいい。 ホレーショーは、怖くないから。
(*298) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 00時半頃
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んっ……
[腰を撫でられた時、微かに体が跳ねた。>>*295 静かに炎が燃え始める。]
あー……っと。 そんなに、体勢には詳しかねえんだけど…… 正面からだと、顔見えるか? 背中くらいは、多分平気だ。
[後ろから以外なら大丈夫だ、と頷いて。]
(*299) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 00時半頃
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―時代劇番外編―
[まだ若いながらも侮れぬ忍が隣国に居ると知ったのは、 何時のことであったか。>>*302
戦場を偵察しに行ったその帰り、闇に紛れて襲い来る影。 向けられし苦無を、同じく苦無で受け止めた。 隻眼の己は、元々視覚よりも他の感覚に頼っていたが、相手はそうではないのに、ぴたりと正確に刃を向けてきた。]
――面白い。 お前、名は?
[低く笑い、名を尋ねたその状況は、互いの首に苦無を当てあうという不穏な物であったが。名を聴けば、そうかと頷いて。]
……「鳴神」だ。また会おう。
[助太刀に来た仲間が煙玉を投げるのに気づいたから出来た芸当だった。それがなければ、どうなっていたことやら。きっとまた、その忍とは出会う予感がしていた。
まさか、それが数カ月後、己が捕縛されることによってだとは、予想していなかったが。**]
(*307) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 01時頃
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[こんな感じでどうかしら! このあと、あんなことやこんなことされちゃうんでしょうね! 拷問よ!
きゃーーーーーーーーーーー!とタバサちゃん大盛り上がり。]
(*308) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 01時頃
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― 猫はこたつで ―
[しばらく抱き合ったままでいたが、ずっとこのままで居るのは色々問題がありそうで。]
ケイ。……抜く。
[一応宣言してから、ケイの体をずらさせて、萎えていく自身を抜いた。どろりと中から液体が零れていくのを見れば、また変な気を起こしそうになるが。]
……舐め清めてやろうか?
[断られるの前提で尋ねながら、ケイを抱えてこたつ布団の中へと移動していく。ずるずると。]
(*309) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 01時半頃
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― 丸くはなってない ―
いや?寒いかと思って。
[しかし服を着るのが面倒なので、布団の中に避難した模様。>>*314 肩から上だけこたつから出して、いつものスタイル。 少し違うのは、隣りに黒猫がいることだけれど。]
……さすがに、5回目は無理かもしれんな。
[けらけら笑いながら、ケイの額に手を伸ばし、髪をさらりと撫でた。 黒猫を眺める瞳は、穏やかだ。]
(*315) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 02時頃
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― 猫はこたつで>>*318 ―
隠すなよ、見てたいのに。
[それでも、寄ってくるケイを迎えて、片腕をケイの体に回した。 こうして引っ付いていると、胸の中が暖かくなる心地がする。]
……うん。 この家は暖かいけどよ。 そろそろ……外に出るかな。
[口にしてみると、案外すんなりと出てきた。]
俺は、一度別の縄張りの猫たちにやられてな…… すっかり臆病んなって、閉じこもってたんだ。
[ぽつぽつと、打ち明け始め。]
(*319) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 02時半頃
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― 猫はこたつで>>*320 ―
この家の猫たちのおかげで、立ち直ったけどな。 いつまでもこうしてちゃ駄目だと思ってはいたが…… ここが居心地良いのもあってな。つい、ずるずると。
[寄り添ってくる尾を撫でながら、目を伏せた。]
……けど、お前となら行ける気がする。 別に、外行ったって永遠に別れるわけでもねえし。 お前が旅に出たいっていうなら、ついていく。
[あげられた顔、覗きこんで。]
一緒に、行ってくれるか?ケイ。
(*323) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 03時頃
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― 空の色も見えず ―
いや。……大丈夫。 お前だから、大丈夫。
[何度も優しさを与えてもらえれば、少し余裕も出来てきて。怖くなんてないと首を横に振る。>>*321
背に当たる夏草はやわらかく、青い匂いがする。 終わったらきっと、自分もホレーショーも草の匂いが移るな、なんて考えた。]
ん……そうだな。
[覆われるのを承諾し、そろりと足を開けば、視界がホレーショーでいっぱいになる。ライオンのたてがみにも似た髪に指先で触れて。]
(*326) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 04時頃
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ぁ……
[太腿を滑っていく手の感触。>>*322 触れられた箇所から熱が広がって、中心へと集まっていくようだ。 じくりと、後ろが疼いた気がした。 其処は、手の動きだけで期待をして、立ち上がりかけていたが。]
あ、あ……
[手で口元を隠すような真似はしない。先程やめるように止められたからだ。堪えようと思うのだが、声は自然に零れていく。吐息が湿り気を帯びて、それでも見ていようと目を離さずに。
二人同時に握られれば、瞬く間に熱が灯り、硬く立ち上がってホレーショーの雄へ蜜をかけ始めた。**]
(*327) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 04時頃
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― 猫はこたつで>>*331 ―
――…そうか。
[想像していたよりも、ずっと好意的な返事に、こちらも最初はそうとしか返せなかった。しかし、表情が緩んでいく。自分じゃ見えないが、多分ニヤけてる。]
そうかー、ありがとうな。
[黒猫に顔を近づけると、誓うような口づけを落とし。 ぎゅっと強く抱きしめた。*]
(*338) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 14時頃
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― 猫はこたつで>>*339 ―
[みるみる真っ赤に染まっていく顔を、甘えるような声。 ああこれまだまだ俺イけるんじゃねえの、と考える。 雄相手なのに、可愛くて愛しくてしょうがない。]
……お前が好きってことだよ。
[なんだ、なんて言うから、またずるいと捉えられそうなこと告げた。羞恥なんて物はどこかへ飛んでいったようだ。
ごろごろと喉鳴らし、もう離さないと言わんばかりに抱きしめて、心臓の音を聞いていた。**]
(*340) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 16時頃
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― 夏草に背を預け>>*348 ―
[手のひらに額をすり寄せてくる様は、仔猫のようで。 自分よりも大型なのに、よほど無邪気なホレーショーの髪を、何度も梳いて。]
ん…… ……俺も、お前のことは、好きだな。
[どちらの意味で言われたのかわからず、返事に少し考えたが。 友愛の意味でなら、かなり好きになっているのは事実で、素直に口にすることにした。]
そ、だな。一緒、に、んっ。
[強く、高見へと押し上げられる手の動きに、言葉を発する難易度が上がる。]
あっ……ふぁ、……あ、
[意味のない発音のみが口から漏れて、口づけられれば強請るように唇を舐めて、何も考えられなくなっていく。]
(*360) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 19時半頃
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……そう、ホレーショぉ、も。
[肩で荒い息をつきながら、言われるがままに重なる雄を手で軽く握る。]
あ、一緒、な……っ、
[譫言のように呟いて、気持ちの良い場所を探り、見つければ夢中で動かして。しかし、奥底へと続く場所へと尾で撫でられれば、一瞬、体が怯えたようにびくりと跳ねた。>>*349]
は……あ。大丈夫、だから……このまま…… ……やめないで、くれ……
[体が動いたのはほとんど無意識のこと。 だからやめないでほしいと、汚れた手同士を重ねた。*]
(*361) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 19時半頃
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― このまま熱で溶けていきそうな ―
はっ、ぁあ…… ホレ……ん……、
[涼しげだった風の温度もわからない程、今は熱い。 手が離れていけば、一瞬心細そうな表情を見せた。 しかしホレーショーのしようとしていることを悟れば、自分の手はそのまま移動させず、重なった物を緩やかに扱いた。>>*371]
あっ、くぅ、……い、やぁ……
[多数に弄ばれてから然程時間の経っていない窄まりは、指を拒まず。 もっと奥へと誘うように絡みつく。 早くホレーショーを迎えたいと、ひくついた。]
(*374) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 21時半頃
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― 夏の暑さよりも熱く ―
んあっ、う、…… 俺、もう……、
[後ろを弄られながら、前も同時に触っていれば、気を抜けばそれだけでイってしまいそうで。怯えや嫌悪よりも、いつしか快感を追い求めている自分を自覚することもなく。>>*374]
くっ、あっ……あ……もう、いい、か? もう、待てない……
[目を閉じて、行為に没頭していたらしい。 ホレーショーに手を取られれば、呆けたように見上げて。 蕩けた頭は、言われるがまま、腰を少し上げる。
すぐに待っていた物を宛てがわれ、受け入れようと体からなるべく力を抜く。ホレーショーの背へと腕をまわし、抱き寄せる。ずくずくと其処に集まった熱が疼いた。]
……っ、ふ、あっ
(*386) mikanseijin 2015/01/16(Fri) 23時半頃
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― 忍者外伝 ―
…………。
[勝手に舌を噛まぬよう、猿轡を噛まされた状態で転がっていた忍びは、言葉なく直江を睨み上げる。>>*383
戦って死ぬのは忍者の役目ではない。 あくまでも生き残り、任務を全うする。 機会を与えようとする判断は甘いと思うものの、生き残る可能性があるならば、何をしてでもそれに賭けるべきであり。
[直江の手腕を知らぬ忍の瞳は、死んでいなかった。 片方ながら、鋭い瞳が直江を見据え――]
[次回イベント発行予定、鳴神総受本に続く**]
(*393) mikanseijin 2015/01/17(Sat) 00時頃
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― 黄昏と夕闇の間 ―
かっ、はっ……
[指よりも太く大きい物に満たされて。>>*395 若干の苦しさを伴いながらも、体は確実に快感を追う。]
……ほんと、入っちまった、な。 ん……苦しくない……大丈夫。
[抱きしめてくる腕の力は強く、応えるように力を込めて。 尾でホレーショーの体を撫で、巻きつける。]
だから、一緒に。もっと、気持ちよくなろう…… ……なって。
[恥ずかしい台詞に、照れながら笑って。 足もホレーショーの体に絡ませた。]
(*399) mikanseijin 2015/01/17(Sat) 00時半頃
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― やがて夕闇が全てを隠す ―
気持ちいいのは、嬉しいこと……
[これからの自分へと刷り込ませるように、言葉を繰り返して。>>*404]
あっ、あぁっ……
[塞がれない口からは、引っ切り無しに甘い声が零れて。 押し込まれる快感を、体は新しく覚えていく。 一方的でない、優しさに満ちた気持ちよさ。]
ホレー、ショー……っ、 あっ、それ、イく……っ、イッ……
[抱き起こされて、良い所を激しく付かれて。 あれ以来、あっち方面は控えめになっていた為に溜まっていた濃い白濁をまき散らした。*]
(*409) mikanseijin 2015/01/17(Sat) 01時頃
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― 後日譚 ―
[タバサちゃんの修羅場が終わった数日後。 元野良の黒白猫は、こたつでゴロゴロと共に野良の黒猫に続くように、タバサちゃんの家から外へと出ていった。
とはいえ、きっと黒猫と同じように、時々はタバサの家にやってきて、餌を食んだり飼い猫たちと遊んだりするだろう。
仲睦まじく出かけていく猫たちの後ろ姿を見て、 「きゃーーー!!!ケイがドナルドを立ち直らせてくれたのね!野良と元野良ですもの!きっとこんなことがあったに違いないわ!」と妄想をたぎらせた結果があれである。
妄想はともかく、猫たちは実際、仲良し仲良し。]
(14) mikanseijin 2015/01/17(Sat) 01時頃
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― 後日譚 ―
ケイ。
[庭を越えて、久しぶりに外の世界へと出ていく片目の猫は、愛しげに黒い猫の名前を呼んで。
どこまでも共に行こうと、微笑んで手を伸ばす――**]
(*410) mikanseijin 2015/01/17(Sat) 01時頃
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