238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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[幸々戸の家の祖は天から降りてきた人>>3:230だ。 自ら地に降り立ったその人は翼を持たず、『羽衣』と呼ばれる神具を身に纏っていたという。
『其の薄衣には神獣が従い 天へと還る事を赦された証に 纏う者を天の彼方までも飛翔させることができた』
言い伝えでは、祖先は結局生涯それを使う事はなく。 受け継いだ子孫も人に混じり、血が薄れるにつれ、"アレ"を使いこなせる者はいなくなり、ただ代々家宝として引き継がれて行くことになった。]
(153) 2015/09/20(Sun) 22時頃
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["アレ"が仰代――当時はまだ仰九羅だったかの家に渡ったのは、今と同じように当主が虚弱であったからだ。
現在と違うのは、当時は護り手になれる程の力持つ者もおらず、当時の政局の乱れもあり。 幸々戸の家が途絶える危機にあったこと。
血か家宝か選択を迫られた時。 助けるを得る為に止むにやまれず、対価>>123として引き渡したのだ。 幸々戸が仰九羅感謝はしながらも、油断ならぬと借りを作るのを警戒し始めたのもその時からだ。]
(154) 2015/09/20(Sun) 22時頃
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そこまでして理を曲げようとするかッ!
[血の薄まった今の12柱では誰も使えない筈だったのだ。 だから、今の今までその可能性に気づかなかった。]
(155) 2015/09/20(Sun) 22時頃
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神サマを一番冒涜してんのはオマエだろーが!
[空に掲げたままのファイルから新たな式鳥が数羽飛び出して。 鋼すら抉る鋭い風を纏って、光の槌を手にする仰九羅へと突っ込む。]
…………っくぅ。
[大鳥が大きく跳ねるように飛んで、光の衝撃>>163を回避する。 それにも拘らず、左腕の一部が焼かれた。 そらに衝撃は天を覆う式の群れの一部を吹き飛ばす。]
(166) 2015/09/20(Sun) 22時半頃
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カムイ……ッ!!
[突然の友が苦しむのが見えた。 光の槍が迫るのも。]
(167) 2015/09/20(Sun) 22時半頃
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[友の身体が槍に貫かれる。 けれど、血を流しながらも、彼>>170が倒れる事は無い。 素早い旋回をしながら、そちらへと降下しかけて。]
……『羽衣』?
[全てを焼く暴力的な光とは違う、温かな光を一瞬感じ。 ばっ、と勢いよく天を『視た』。]
(178) 2015/09/20(Sun) 23時頃
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[式達が灼かれ一部が露わになった天空。 そこには開いた天の門とそれを覆うオーロラの天幕。]
……あそこに。
『羽衣』があるのか。
[天の門を開くのに羽衣を使っているとすれば。 アレがある場所は当然、天だ。
気付いた瞬間、聖堂が光に包まれる。]
(179) 2015/09/20(Sun) 23時頃
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[光が晴れた時。 そこには『奇跡』を超えた『奇跡』があった。]
暫く、持ち堪えてくれ。
……頼む。
[百洲日向>>182のまっすぐな視線に頷くと。 ばさりと白鳳が羽搏き一気に上昇をする。 空を覆い全てを灼く光を防いでいた、式の群れたちも大鳥と術者を囲い一つの群れとなって追従していく。]
(184) 2015/09/20(Sun) 23時半頃
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リッキィは、イアンにちらと視線をやってから飛び立った。
2015/09/20(Sun) 23時半頃
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[太陽を目指した男の翼は溶けて墜ちた。
まずは外側の鳥達が鳴き声も上げずに燃え上がる。 炎は次々に内側の鳥達へも燃え移り。 天上の門近くまで目指す鳥達も焼かれて墜ちる。]
(201) 2015/09/21(Mon) 00時半頃
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[皮膚が光に焼かれる感覚がする。 灼かれるように眩しさに目もまともに開けられはしない。
幸々戸の血の薄い者に『羽衣』をどうこうできるのか。
そんな弱気な思いが浮かぶけれど。 でも、『羽衣』が使えなくなったのは本当に血が薄まったからなのだろうか。]
(202) 2015/09/21(Mon) 00時半頃
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……違うよな、必要なかったからだ。
[祖先は人の中にあろうとした。 だから、天に還る力なんて必要なかった。
――――キィィィィィンッ――――
耳鳴りがして天幕を突破する。 ふわりとした浮遊感を感じながら地上を見る。 暗い大地に赤と青の星が輝いて見えた。]
(203) 2015/09/21(Mon) 00時半頃
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[此処に来るまでに紙は全て燃え尽きて、残るのは火属性の一枚。]
だから、いらねえよな。 見せてやるよ、愚かしい人の思い切りの良さ。
――式鬼紙《シキガミ》 鳳凰-ホウオウ-
――火式・日輪
[燃え上がる鳥の式が現れて、その翼を広げる。 空を、『羽衣』を焼いて、鳳凰は羽搏く。]
(204) 2015/09/21(Mon) 00時半頃
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[炎は新たな宇宙の創世を祝福し空を焦がした。]
(205) 2015/09/21(Mon) 00時半頃
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だがその扉を開き続けられるか?
[ギラリと輝いた光>>207から。 仰九羅の声が聞こえた気がして、笑う。]
扉が閉じてこの光さえ失せれば。 ボクの最っ高の友達達が!
邪魔されることなくオマエを倒すんだよ!!
[必中の槍は背中を任せた日向>>208により止められたか。 例えここまで届こうとも軌道の変わったそれが直撃することはない。]
(213) 2015/09/21(Mon) 00時半頃
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[神風が吹いた。]
やるじゃないか。
神威。
[空高くまでもその銃声は聞こえた。 遥か遠く友の撃った弾が当たった事を確認すると、満足げに目を閉じてゆっくりと墜ちて。]
(237) 2015/09/21(Mon) 02時頃
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来い、黒凰-コクオウ-。
[日向へと貸し出していた黒鳥の式に空中で確保された。]
百洲の。 ……ありがとな。
[礼は少しばかり小声で告げて。 地上の大聖堂へと降りていく。]
(238) 2015/09/21(Mon) 02時頃
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[入れ違う様に光の粒子――否、真っ黒な妄念の塊が天へと昇っていく。]
んなっ……!
[それは『羽衣』を失くし、閉じていく扉へと吸い込まれ。
――――――――――ガァアアァァアァンッ
その妄念により扉が内側から押し開かれた。]
(250) 2015/09/21(Mon) 02時半頃
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まだ粘るか。
[日向>>247からの警告の声に、舌打ちを一つ。 大鳥に鷲掴みにされる形から一度落ちて、すぐに下に飛び込んでくる大鳥の背の上へと乗り換える。]
それが天の扉だと奇跡だと思ってるなら。 とんだ御笑い種だ。
――…潰させなんて、させんよ。
[体中を灼かれて、式ももう黒鳥しか残っていない。 だがその意志だけは揺るがぬまま天を覆い付くほどの妄念を見据える。]
(251) 2015/09/21(Mon) 02時半頃
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[ただ一瞬だけ。
繋がりもなければ、心が読めるわけでもないけれど。 聖堂内への友>>249へと懸念するような視線を送った。**]
(252) 2015/09/21(Mon) 02時半頃
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[大地と結界>>258が軋みを上げる。 今や魔女となった聖女が支配する天空を真二つに裂く様に、黒い線>>265が走る。
それは血の『奇跡』の結晶である黒炎の烏。
だが、その小さすぎる奇跡は容易く魔女の腕に掻き消される。]
(274) 2015/09/21(Mon) 14時半頃
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[いつかの路地裏で。 彼女と一族の血や使命からは逃れられぬといった趣旨の言い争いをした。 でも本当は違う、逃げられぬのではなく、逃げないのだ。]
おい、ババア。 痛ぇし、疲れたし、力も足りねえし。 聖痕にすら選ばれないボクには奇跡すら起こせないがなぁ。
潰えさせられないよう支える事は出来るんだよ! 百洲の!オマエもまだやる気あんなら手伝え!
[叫びに呼応し黒凰-コクオウ-が羽搏く。]
(275) 2015/09/21(Mon) 14時半頃
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[ばさあ…
ああ
あ
あああああ …]
(276) 2015/09/21(Mon) 14時半頃
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[仄かな光を纏う黒い羽根が、戦う者達を護るように大聖堂周囲を覆う。]
――結界式・黒曜 !!!
[無数の光線が降り注ぐ直前。 黒い羽根の光が強まり、煌く黒曜の多重結界を作り上げる。]
(277) 2015/09/21(Mon) 14時半頃
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[――――バリンッ!!!!]
……ぐっ。
[恐ろしいほどの衝撃に、結界は砕かれ、貫かれ。 術者も血を吐きながら辛うじてその攻撃を軽減するが、突然視界に映る景色>>273が変わる。
そこは異変の起こるまに行ったクレープ屋だ。 顔色もよく健康そうな弟の手を引いて、友に約束通りに奢らせている、そんな些細な望んだ世界だ。]
……。
誰よりも傷つけたオマエがなにを言う。
[幸せな悪夢をこの眼は見ていられない。 冷えて震えそうな声で言って、壊れかけの結界の維持を続ける。**]
(278) 2015/09/21(Mon) 14時半頃
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[―――ばりん また一つ>>279、結界が砕ける。]
はっ! 奇跡はな、起こしたくて起こせるもんじゃないんだよ!
[――ばりん ばり]
最初っから起きない奇跡頼りこそ自分を見限ってんだろ! 足りねえ力限界まで振り絞って! それでも足りなきゃ他の力使ってでも!
止めてやるって言ってんだよ!
[結界が押し潰されていく。]
(312) 2015/09/21(Mon) 22時頃
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それが人の戦い方だ!!!
[ごぼり、と叫ぶ口から血が溢れる。 その時起こったのは、奇跡ではなく『幸運』だ。]
……蜘蛛?
[降り注ぐ光線を避けて、手元に飛び込んできたのは折り紙の蜘蛛。]
(313) 2015/09/21(Mon) 22時頃
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[屋敷で帰りを待つ弟に渡したはずの式。]
『リッキィ……リキ兄……。
無事に、帰ってきて。』
[結界が軋んで、情報を止められていても流石に外の異変に気が付いた弟が送り出したそれ。 兄の無事を祈り、一心に自らの力を注ぎ込んだそれが無事に此処まで来たのも。 『形代』である兄に負担が行くほど体調を崩さなかったのも。
全て弟の幸運>>2:197だ。]
(314) 2015/09/21(Mon) 22時頃
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[そしてそれが間に合ったのは兄が限界まで耐えきったから。]
おい、ババア。 これは『奇跡』じゃないからな。
[蜘蛛を手の甲へ乗せて差し出す。 蜘蛛の背に淡く浮かび上がるのは幸々戸の聖痕と同じ文様。]
(315) 2015/09/21(Mon) 22時頃
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―――幸々戸式
大祓結界-オオハライノケッカイ-
[式が内側から破裂し、蜘蛛の巣のように波紋が広がる。 妄念によって穿たれる光線を祓い、浄化するその波動は、全てを裁く光の剣へと対する男>>307を後押しし。]
(316) 2015/09/21(Mon) 22時頃
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ボク達の想いだ!
[それに込められた二つの想い。 互いに案じ、己を削り、力の限り護りたいと願うその思いは。
白>>294へも力となって届いただろう。]
(317) 2015/09/21(Mon) 22時頃
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リッキィは、それでもそれは『奇跡』と言ってもいいものだったかもしれない。
2015/09/21(Mon) 22時頃
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