68 Trick or Treat? ― Battle or Die ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
― 孤児院 ―
[厚い皮のブーツ越しに、牙が突き刺さる。 ぎりぎりと、足を踏ん張って引き止めようとするが >>29、項を捕まれて引き剥がされた。 宙にぶらさげられて骸骨の顔と対面する]
ニ、ァ……ゥ……。
[炎で焦げた左目付近の骨、カタカタと語りかけられる音。 ぶらさげられたまま目の前の骸骨を引っ掻こうと 右手を伸ばしたと同時、放り投げられてまた床で全身を打つ]
ニャ、ア、フミャ……ァ……。 (何、するの、やめて……ゾーイちゃんは……)
[ぐったりとした南瓜を掲げ、ナイフを当てる様子に。 猫の上げた声は弱々しく懇願するような響きで]
(50) 2011/10/23(Sun) 14時頃
|
|
[しかし、目の前でその懇願は一蹴され。 南瓜の首から迸った血の雨が、猫の体を濡らす]
(あ、ぁ……)
[そして、掴み上げられていた南瓜の姿が人間の女の子の姿に 変わるのを見ると涙が一筋、見開いた目から転がり落ちた]
(ゾーイ、ちゃん……そんな……)
[カタカタと骸骨は変わらぬ調子で音を立てている。 人間の姿に戻ったゾーイ、そこから転がり落ちたグミ。 それがあっさりと骸骨の口へと飲み込まれていく]
ニャ……フ……。 (どういう……事……)
[お化けを倒せばお菓子は手に入る、そう思っていたのに。 “お化けの姿をした人間”から現れたお菓子。 そして、それを集めるでもなく食べてしまった骸骨。 涙で滲む視界に、かつん、と月の砂の瓶が転がってきた]
(51) 2011/10/23(Sun) 14時頃
|
|
[何かを語る骸骨を見上げ、きっと睨み上げる。 そこへ>>32ゾーイの体が落ちてきて。 黒い毛並みがその波を受けてまた赤く染まった。
自分にはとどめを刺さずに去っていくその後ろ姿。 Knightになれなかった黒猫はただのNight。 人型に戻った少女は月の砂の小瓶を握りしめて。 這うように事切れた小さな遺体の傍へと辿り着く]
ミャア、……フニ、ャア……。 (ゾーイちゃん……ごめんね、ごめんね……。 守って、あげられ、なかった……)
[両手を伸ばして、もう動かないその体を抱き締める。 袈裟懸けに切られた傷跡が痛み、朱の海へと流れた血が混じ入る。 金髪に頬を寄せると、ぽろぽろと涙を零して黒猫は泣いた]
(53) 2011/10/23(Sun) 14時頃
|
|
[血の香りむせ返る孤児院に、弱く悲痛な猫の鳴き声が*響いた*]
(54) 2011/10/23(Sun) 14時半頃
|
|
― 孤児院 ―
[血に汚れた少女の顔を拭ってやりながら]
ニャァ……。 (誰か……そうだ、コリーンさんが)
[少女の言っていた言葉を思い出す。 しかし、その時外から咆哮>>59が聞こえて。 小さな亡骸を抱き締めたまま、黒猫は怯えたように固まった。 しかし、敵意のある咆哮ではなさそうで。 自分の今の状況からしても、一か八か]
ニャァァ、フミャア……。 (誰か、助けて……)
[哀しげな鳴き声は、何かを訴えるような鳴き声に]
(65) 2011/10/23(Sun) 15時半頃
|
|
[鳴き声の合間に耳を動かす。 誰かがこちらに向かっているような気配がした。 ただ、それは玄関ではないようで]
(吸血鬼だったら、コリーンさん。 だけど、足音が重たそう……なら、別の何か?)
[ゾーイの亡骸を抱き締める腕に少し力が入る。 どうして、現れた見覚えのある大男]
ニャァ……。 (お願い、襲わないで……)
[懇願するような目で大男を見上げる。 血溜まりの中に座り込みぼろぼろのワンピースを ほとんど真っ赤に染めながら、首を掻き切られた 人間の少女を抱き締める黒猫は 彼の目にはどう映っただろうか――**]
(74) 2011/10/23(Sun) 17時頃
|
|
― 孤児院 ―
ミャ、ッ……。
[大男の憤りの声と床を殴る音にびくっと肩を竦め、身を縮める。 荒々しくカーテンを引き裂く様子を見てかたかたと震えながら。 亡骸を守るように抱き締める手が強くなったが、 大男が>>85少女の首を手当てしてくれようとしているのに、 少しだけ力を緩める]
フ、ニ……。
[最初の感情に任せた行動こそ荒々しかったが、 何かを訴えるように目を見詰めてくるのを見て。 綺麗に手当てされた少女の首元を見てから、 少女を抱く手を緩めた]
(86) 2011/10/23(Sun) 19時頃
|
|
[寝か、せ? 手当てをしてくれた様子、少女を何処かへ運びたがっている様子に その身を大男の手に預けると、黒猫は脇腹を押さえながら立ち上がる]
ニャ、ア。
[首を掻き切られ、鼓動の音もついえた事は 抱き締めていた故によく判っている。
大男の後を付いて、そして、どうやら部屋を探しているようだと 判れば空いている寝室の扉を一つ開けて中へと誘った。
月の砂の小瓶を握り締めたまま。 黒猫の足跡が血で汚れていたのは血溜まりにいた故か、 それともまだ傷が痛むからか、判断はつかない]
(87) 2011/10/23(Sun) 19時頃
|
|
[頭を撫でられて、ぴくと耳が揺れた。 無意識に警戒が少し解けたのか、毛並みが穏やかになっていく。 寝室に寝かされた少女は一見すると眠っているだけのようで。 その玩具の隣に、月の砂の瓶を沿え置く。
そして、大男がメモを書き始めたのに目を丸くして。 渡されたそれの内容を見ると]
ニャァ……。 (この人も……)
[自分達と同じ境遇のようだ。 筆談を促すのも、ある程度事情を知っているように見えて。 そして、先ほど少女にしたように傷の手当てをしてくれるのには、 ニャァ、と一つ鳴いて]
(90) 2011/10/23(Sun) 19時半頃
|
|
『ありがとう、ございます。
私、ここの孤児院に住んでるモニカっていいます。 貴方も、夢を見てお菓子を食べた人、ですよね、きっと?
この子はゾーイちゃんっていいます。 孤児院の子じゃないけど、昨日私と一緒にここに泊まって。 その後、お菓子を食べてお互いはぐれちゃって。 やっと再会したところだったんです。
ゾーイちゃんは、ジャックランタンの姿をしてました。 それで、ナイフを持った骸骨のお化けに襲われました。 骸骨がナイフでゾーイちゃんを刺して。 そしたら、ゾーイちゃん、ジャックランタンから人間の姿に戻って』
[そこまで書いて少し、躊躇した後]
『人間に戻ったゾーイちゃんが、お菓子を持ってました。 でも、そのお菓子を骸骨が食べてしまったんです。 私、ゾーイちゃん、守れなくて……』
(91) 2011/10/23(Sun) 20時頃
|
モニカは、メモに涙が落ちそうになって慌てて目元をこすった。
2011/10/23(Sun) 20時頃
|
[手当てをしてもらい、出血は止まったようで。 ありがとう、というようにぺこりと頭を下げた。 傷の具合を確かめるようにそっと脇腹に触れ。 続いて綴られた文章を読み、記憶を手繰る]
(お菓子が手に入るかどうか……)
[骸骨の声はカタカタとした音としてしか聞こえなかったため、 彼の言っていた内容は判らなかったけれど]
『判らない、だけど。 ゾーイちゃんが人間に戻っても驚かなかったし、 その後すぐにお菓子を拾って食べたから、 知ってたのかもしれない。
襲われたのは、女の人のお化けが一人。 この孤児院の中に入って来たの、すごい声で泣き叫んでた。 気付いた時には吹っ飛ばされてて、 何で攻撃されたのか判らなかったんだけど』
(94) 2011/10/23(Sun) 21時頃
|
モニカは、サイラスが取り出した包み紙をまじまじと見て。
2011/10/23(Sun) 21時頃
|
『味方かどうか判らないけど、襲って来なかったお化けはあと二人。 顔にお花が一杯で緑色の爪のお化けと、 三日月の顔でこの瓶とそっくりの砂の瓶を持ってた。 どっちも、多分お菓子を欲しがってたと思う』
[そして、血塗れの包み紙に何か文字の跡のようなものを見つける。 少し考えて、続きの余白に]
『私、路地裏で痩せた男の人が殺されてるのを見つけたの。 お腹がざっくり切り開かれてた。 それで、そこでゼリー・ビーンズを一つだけ見つけたの。 ゾーイちゃんの事があるまで分からなかったんだけど、 もしかしたらあれ、あの男の人が 殺された時に落としたお菓子なのかもしれない。
その人、お菓子を食べた跡とかなかったから』
[ゼリー・ビーンズは多分玄関の辺りを探せば見付かるかもしれない]
(95) 2011/10/23(Sun) 21時頃
|
|
[>>98、サイモンを殺した者と同一人物ではないかという サイラスの推測にこくこくと同意を示す。 そして、続く疑問の文にはやはり、頷いて]
『うん、拾ってすぐに“食べた”よ。 もしかしたら、あのお化けは私達と違って お菓子を集めなくても良い……元の日常に 帰る必要がないお化け、だったりするのかな……?』
[人間がお菓子を落とすお化けになっているのなら、 お菓子を手に入れるには誰かを殺さねばならない。 そう思うとぞっとした。 先程の骸骨はお菓子を持っているような気がしたけれど]
『あの骸骨も、人間なのかな。 でも、帰るためのお菓子を食べちゃうなら。 私達を殺しに来るなら、やっつけなくちゃ』
[と、そして>>99のメモを渡されるとその内容を見て、頷いた]
(102) 2011/10/23(Sun) 22時半頃
|
|
『“あるお化け”……? あのね、私、影の中を渡れるの。 だから、貴方の影に着いて行く事も多分できる。 一緒に着いて行って良いなら、一緒の方が嬉しい』
[ゾーイの亡骸を置いて行くのは忍びなかったが。 今は何とかしなければならない事がある]
(ゾーイちゃん、お菓子が手に入ったら迎えに来るからね……)
[寝台に横たわる少女の頬を一つ撫でて。 そして、枯れ木のお化けとメモの件についてはこくりと頷いた。 大きな手に頭を撫でられるのは、心強かった]
(103) 2011/10/23(Sun) 22時半頃
|
|
[翳った表情を黒目がちな猫の目が捉える]
『行動不能……参りました、でお菓子を差し出してくれたら それが一番良いんだけど。 お化けもお菓子を欲しがってるから、 そういうわけにはいかない……のかな』
[それこそあの骸骨のように容赦のない手合いであれば、 野放しにすれば何度でも襲ってくる事は想像がついた。 あれが何度も来る……そう考えただけでも恐ろしい、 ぎゅ、と服の裾を掴んだ]
(111) 2011/10/23(Sun) 23時半頃
|
|
[最初見た時はツギハギのフランケンシュタインも怖かったけれど。 こうして手当てをしてくれたり気遣ってくれて、 何よりお化けの中身が人間であるという現実を目の当たりにした 黒猫の少女は大男ににこりと微笑んだ]
ニャァウ。 (うん、解った。 ありがとう、サイラスさん)
[>>109との文章と影を使わせてくれる事に、 猫の声音が甘えの色を帯びる。 猫の姿へと変じるとするり、その影に潜り込み。 影の中から、ゼリー・ビーンズ探しを手伝う]
(私が投げたのがこっちの方、だから……)
(114) 2011/10/24(Mon) 00時頃
|
|
[影の中からくん、と鼻を利かせ独特の甘い匂いを嗅ぎ分けようとする。 血の臭いもあって嗅覚が完全な状態ではなかったが]
(あ、あれ……!)
[小さな棚の足の下に転がっていたオレンジ色を見つけると 這い出してきて小さな手で取れる位置までてしてしと引き寄せる]
ミャン! (あったよ!)
[投げられた骨を取ってきた犬の如し。 尻尾をはたはたさせてサイラスに足許の ゼリー・ビーンズの所在を示すように鳴き声を*あげた*]
(116) 2011/10/24(Mon) 00時頃
|
|
― 孤児院・少し前 ―
[入って来た女妖精>>154の姿に黒猫が怯えの色を見せる]
(あの時部屋に入って来たお化け……)
[庇ってくれる大男>>157の後ろに身を隠しながら、 恐る恐るというように彼女を見上げる。 >>161の声にはぎゅっと目を瞑って縮こまる。 ぺたんと耳を伏せ、尻尾を丸めていると>>163抱き寄せられ]
ニャァ……。
[守ってくれる腕の中で、恐々と目を開いた。 身を寄せたサイラスには猫の体が震えているのが伝わっただろう。 そうして>>162壁から現れた老人に目を移す。 筆談が成立している様子をじぃっと見守りながら。 >>168メモでのやり取りを見ようとその間は 猫の姿でサイラスの肩の上によじ登っていた。 頭を撫でられれば小さく鳴き声を洩らす]
(195) 2011/10/24(Mon) 21時頃
|
|
[>>171で老人の視線がこちらに向く。 少し首を傾げ、それから>>1:22を思い返し。 猫らしい動きで床に下りると人型になって自分もメモを取る]
『ヘクターさん、コリーンさんと一緒に広場で会った。 金髪の女の子と、それより大きな黒髪の女の子、覚えてる? 私、その黒髪のほうの子、モニカ。 金髪の方の子が、ゾーイちゃん』
[と説明したメモを渡したところに女妖精の声が響けば、 思わずペンを取り落として大男の影>>179に隠れた。
当人は感じていないようだが、怪我はしていないだろうか? 心配になって一度大男を見上げる。 ゾーイの寝室へと案内をするのには大男の傍にくっついて一緒に。 そして>>176との質問を受ければ]
(198) 2011/10/24(Mon) 21時半頃
|
|
『ううん、ゾーイちゃんもお化けの姿に見えてた。 空飛ぶジャックランタンみたいな姿だったよ。 でも、……骸骨に殺されちゃった時に元の姿に戻ったの。 それで、元の姿に戻る時にお菓子を落としたの。
骸骨は、そのお菓子が目的だったみたい。 カタカタ怖い音をたてながら、ナイフで襲ってきたの。 手当てしてもらったけど、私も……』
[女妖精と大男のやり取りを横目に、 やはり女妖精からは隠れるようにして老人にメモを渡す。 黒猫の服はもうあちこち血だらけで、 見える限りでも左肩から脇腹にかけて包帯が巻かれている]
(199) 2011/10/24(Mon) 21時半頃
|
|
― 孤児院・現在 ―
[お菓子を欲しがる女妖精と、それに拒否の意を示した大男。
いつでも隠れられるようメモを書き終えた後は 猫の姿に戻っていた少女は、自分を庇ってくれた時に できたであろうサイラスの大小の掠り傷を労わるように舐める]
ミャゥ……。
[女妖精がどう出るか。 老人はそうなったらどうするだろうか。 不安そうに、幾分身構えて]
(200) 2011/10/24(Mon) 22時頃
|
|
[サイラスの足許で、注意深く猫は成り行きを見守る。 もしも、もしもここで戦いが起こるような事があったなら]
(怪我も十分じゃない……猫の方が使える力は多いし)
[何より、先から自分を庇ってくれる大男を見ると]
(自分で身を守れないと、足手まといになっちゃう。 だって、サイラスさん、こんなに怪我してる……)
[老人――ヘクターはどうするだろう。 先程肩の上で見詰め合った>>205赤い瞳の女の子は。 ちらと彼らをかえり見ながら、大男とドアの影との間に立つ]
(209) 2011/10/24(Mon) 23時頃
|
|
ニャ――!!
[叫ぶ前の予備動作に、猫は甲高く鳴いてすかさず寝台の影へと飛び込んだ。 びりびりと空気が震え、寝室が破壊されていく]
(ゾーイちゃんが……)
[隠れている寝台の足が壊れ、がたんと目の前で音を発てて傾いだ。 小さな遺体が傷付いてしまうのではと、 しかし絶えぬ衝撃波に出て行く事もできず歯噛みする]
(どうにか、死角に回って、止めさせなくちゃ)
[がたん、がたんと崩れていく室内の家具。 その影を縫って女妖精からは見えないであろう部屋の隅へ。 そこからは隠れられるような影はなかったが]
(足許から狙えば……)
(219) 2011/10/24(Mon) 23時半頃
|
モニカは、へクター達は女妖精の叫びにどのような反応をとっただろうか。
2011/10/24(Mon) 23時半頃
|
[低い姿勢から、床に滴る真新しい赤が目に飛び込んだ]
ニャア!! (サイラスさん!!)
[我が身を顧みず突進していく姿に、案ずる鳴き声一つ。 そして、ゾーイを庇うように覆い被さる老人>>226の姿]
ニャァウ……っ。
[追い払うように手を振られても。 こんな状態を放っておく事などできそうにもなく]
(229) 2011/10/25(Tue) 00時頃
|
|
(これ以上、……っ)
[女妖精は大男のタックルをまともにくらったか。 その後、廊下ではどのような状況が展開されたか。
身を晒す事でまた傷を負うかもしれない。 もしかしたら、小さな猫の身。 誰かに阻まれるかもしれない。
しかし、できる事なら女妖精の動きを止めようと。 アッシュグレイの瞳に力を込めながら機を窺おうと――**]
(231) 2011/10/25(Tue) 00時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る