204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[自分とは違う体つき 湯気の間に、見える
永遠に手に入らない身体 浮かび上がる劣等感
何度目になるのか、絶望を殺し 穏やかに、無感情に 務めるのは]
(283) 2014/11/18(Tue) 13時半頃
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[知っているだろう 知っている筈 ノックスを見て、フィリップを見て ラルフを見た。 それから、下ろして欲しいと身じろいで]
……
[ラルフと同じように首を振る。 冷たい手足 いきなり湯につけては]
(292) 2014/11/18(Tue) 13時半頃
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[それに。
胸にあるのは 焦りと、それから
距離の近いふたり 食べる所だったのか
彼の衝動はおこりやすい
トレイルでなくても、かまわない トレイルであるひつようはない
僕は]
(297) 2014/11/18(Tue) 14時頃
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―温泉― [下ろしてもらう事が叶わなかった。 トレイルの体力では、暴れたところで無駄だと幼いころから身に染みて、いまだ彼にかなわないと思い込むまでに至っている。
ここで湯に入るには、服を脱がなくては ラルフに見られたくない このままではいけない
フィリップが他の誰かに牙をむけるなんて あの音を 他の誰かのものにするなんて このままではいけない
同時に思いが混じり合い、衝動は破裂する。 トレイルの右の手が、自身の鎖骨の指輪で隠していた 噛み跡に爪を立てた。 そのまま、ガリと広げるように力を入れて下に引く]
(308) 2014/11/18(Tue) 14時半頃
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[トレイルの名を形取った大きな音 耳の近くで聞こえ、身を竦ませる。 爪では、深くまで抉れない なにか尖ったものをと探すトレイルの脳裏に浮かんだのは、いつもノックスが木彫りに使うナイフ
片膝をついた、ノックスに右手を掴まれた。 床が近い。 身じろいで、手を伸ばす。 ラルフへ、フィリップへ
どうして ノックスはラルフと 顔を合わせないようにする必要があるのか どうして ラルフはフィリップを つれてゆこうとするのか どうして]
(315) 2014/11/18(Tue) 15時頃
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トレイルは、悲鳴の形に口を開いた。空気が漏れるだけだ。
2014/11/18(Tue) 15時頃
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[もともと、ここには湧き出る湯の独特なにおいがある ノックスに掴まれた右の手が抉った赤も 左の手が擦った赤も においは、すぐに掻き消えてしまうだろう
傷跡は残る。 ラルフが急くように風呂を後にする。 フィリップが続く。 ノックスの発する音はラメンタービレか それとも、
トレイルは気の抜けたような顔でノックスを見上げた]
(320) 2014/11/18(Tue) 15時半頃
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[壁際に下ろされ、背をつける。 ふ、と息を吐くと同時、彼の腕の中に包まれた。 音量の落ちた哀しい声 どうかしたか、と問われて
ラルフ
唇はそう、形を作る。 フィリップとのことは、内緒 こんな時でも、その約束は頭の中にあった。 ノックスが既に彼に忠告したとも知らないで。
ラルフに、顔を合わせないようにするのはどうして? ノックスは、大人なのに衝動を感じたの? ノックスも、ラルフがいいんだ?
じくじくと痛むところをそっと抑えた。 傷口から流れる血は隠れない]
(326) 2014/11/18(Tue) 17時頃
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[傷口に触れられるのは、痛みを伴った。 近づいてくる、ビスケットいろの髪で視界が埋まる。 何をしているのか 気付いたのは、首にかけたチェーンが引かれてから。
父と母とのつながりは ぷつんと、切れて
深くに落ちる水音と共に消えた。
つと、頬を伝うのは透明なしずく。 どうしてほしかったのか―― それは、彼に言ってはいけない事だと思った。
フロスティブルーは全てを見透かしているよう]
(327) 2014/11/18(Tue) 17時頃
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[その目から、逃れなくてはいけない。 そんな強迫観念。 故に、応えにならないよう答えを告げる
僕を食べて
音にならない音をこぼし、ぎゅうと自ら抱きついた。 鎖骨の噛み痕を広げた傷 流れる血をすする音は、テンポ・ルバート
紅い あかい
あの鳥の色に似ているな、と思いながら ゆっくり目を閉じた**]
(328) 2014/11/18(Tue) 17時頃
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[瞳を閉じて、音を拾う。 困らせた――会わない 街を出る時と似た話だと、思う。
唇のはしが歪む。 家族――酔狂で憐れな、同行者 けれど、彼等がいたから、安心して旅を続けられた
昔を忘れようと何度も振り払うたび 何も持たない自分に嫌気がさし トレイルは何度も音に逃避する。
時折水音が聞こえていた。 天井にたまった水滴が、湯へ落ちる音]
(403) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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[おなかがすいた のどがかわいた
さむい あったかい
いたい]
(405) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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[自分で広げた傷だ じくじくと
痛むのは
黒を侵す手が止まるのを感じて シノワズリがぼんやりと開かれる
トレイルは、 音のない音を 唇に乗せる
――いたい]
(413) 2014/11/19(Wed) 00時頃
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トレイルは、ノックスが解放してくれるものと思っていた矢先。
2014/11/19(Wed) 00時半頃
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[視界に迫るのは 護ってくれると約束した大人。 彼に任せておけば、安心だった 筈だった。
トレイルは両の目を見開いた 突然ふさがれた唇が震える。 咥内に広がる、血の味 呑みこむ喉に、違和感
眉を寄せて 両手が引きはがそうと、彼の両肩にかかる。 力なく]
(426) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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[音が、 唇が離れ はっと 息を呑んだ
唇を噛み、視線を落とす。 トレイルの嫌いなたまごの話 覚えている、と頷く]
(436) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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[箱の話――トレイルのきらいな、卵の話 親しいほど、気になる相手ほど、食べたいと トレイルは、思う事がなかった。 あれは、醜い衝動の塊だ。 ごくりと喉を鳴らしても ぺろりと舌で舐めてみても それは無意識
初めて自分の意思で 彼に食べられる、夢の続きを見る 最初は、アダジェット アチェレランド インカルツァンド クレッシェンドがかかるあたりで ファルセットに変わる―― 思い出すだけで、愉悦が身を包む。
もう一度 もういちど 音への逃避は、止まない]
(457) 2014/11/19(Wed) 01時頃
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[痛みは、苦手だった
>>435声が出なくなってすぐのころ 攫われた大人の連れ子に何度も眠りを妨げられた。 マロン色を掴み、>>437騒音を巻き散らかす子供。 憤慨して、抵抗しようとしても 食いちぎられ、内面のバランスの崩れた身体が 言うことを聞かなかった。
ニコラと、痛みは同じモノという認識が出来上がる。 グレーの瞳が真っ直ぐ見つめて 謝罪を口にして>>438、悪戯は回数を減らして それでもしばらくは、ニコラを避けていた 諦めたのは 慣れたのは いつだっただろう。
痛みは、苦手だった筈だった]
(458) 2014/11/19(Wed) 01時頃
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[そっと額が触れる程の距離。 トレイルは、ノックスを見て
瞬き、 首を振る。
彼の言葉に、否定を。
――――もう一度あの音が手に入るなら 僕だけのものにできるなら でも、ノックスが残されてしまう。 どうしたら良いだろう]
(459) 2014/11/19(Wed) 01時頃
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[ニコラの存在は、トレイルの痛み。 慣れて、諦めて、受け入れる そうすれば、悪い事ばかりではなくなった。
哀れで酔狂な大人の拾った 図体の大きな子供 トレイルが正しく躾けてやらなくては これは、余所に出せるものではないだろう 目的ができたとき 声を失っても、生きていく意味ができた。
そういう意味では、ニコラは、ノックスは トレイルの、大事なモノ 悲しませるのは、本意じゃない]
(461) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[首を傾いだ。 ノックスの言い分 彼には言ってもいいことになる。 彼は残されて、痛みを感じるのに。
どうして、 そこでフィリップの名が出るんだろう 上手く隠しているつもりのトレイルは
困った顔をして、背を壁に預ける。 息を吐いた。 ずっと熱気の中に居て 身体が温まり過ぎているのかもしれない]
(484) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[軽い眩暈。 血の気が抜けたおかげか、思考は正常
思い出した空腹感 居間にはいきたくないが
外の世界がどう変わっているかも知らず ちらとトレイルを見上げる シノワズリ]
(486) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[手を取られ、視線をその先へ移す。 舐られる間も、ずっと、そのまま。
まるで人形だ
穏やかな笑みを湛えて、お礼を言う真似事。 彼の望むトレイルを続けていたら きっと彼は満たされるんだろうと思い
でも 僕はどうやって満たせばいい? 浮かんだ言葉を、押し殺す]
(494) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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[欲しいのは、声だ。 誰もが羨み、妬み、望んだ あの声はもう戻らない
ニコラはまるでトレイルを居ないモノとして扱った ノックスはトレイルを際限なく甘やかしてくれるけれど 生きていく理由をうわまわる望みを見つけたら
音が聞こえる。 反響する室内に ノックスの声と、時折聞こえる水音
傷口をそっと見下ろすも、視線の届く位置ではない。 鎖骨の下が痛い。 流れる赤が、着ている黒も汚したろう 着替えは、荷の中に]
(495) 2014/11/19(Wed) 02時半頃
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トレイルは、ノックスに上を指さして見せる。
2014/11/19(Wed) 02時半頃
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[落ちた指輪を、トレイルは忘れた。 父が、声の出ないトレイルを忘れたように。
出たいかと問われて、迷い、頷く。 どのみち湯場に居続けるわけにもいかない]
(499) 2014/11/19(Wed) 02時半頃
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[生成りの布は、ごわごわとして きつく締められた胸が苦しい。 トレイルは嫌な顔ひとつせず、されるがまま。 黒ではない、少し大きめの服を着て 当然のように両手を伸ばし、抱え上げられた。
熱気のこもった湯のにおいがふわりと外に逃げる。 冷たい空気に交じるのは濃く新しい血の香り。 赤い鳥の鳴き声を久しぶりに聞いた。 耳に痛い。
身を縮めて首を振る。 目を閉じ、両手で耳をふさぐ。 耐えられないのは、血のにおいよりも
騒音]
(503) 2014/11/19(Wed) 03時頃
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[音が一層強くなり、そして遠ざかる ゆっくり耳から手を離した。 水が遠く、激しい音をたてている。
シメオン 誰かの名 そう、ニコラとフィリップと 内緒の話を邪魔した少年
ノックスの声。 閉じた目を開く
血のにおいがする場所で その少年が息絶えていた。
誰が、と周囲を見て 見てはいけなかったのに
>>500保護者がフィリップを藁の寝床に運んでいる姿を見つけてしまって]
(506) 2014/11/19(Wed) 03時頃
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[ああ、キミの衝動は 本当に些細な事で起こってしまうんだね。 僕の時は止められたのに 彼の時は止まらなかった
僕の価値は――――彼以下だったわけだ。
呆然と、見送る目から光が消える。 息を吐いて、力を抜いた。 指先でノックスの腕をつつく。 もういい、 ここは寒くて臭い]
(507) 2014/11/19(Wed) 03時頃
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[過ぎるのは、幼いころの思い出
ゴミ溜まりのピアノ以下だね、酷い雑音だった。 そう告げた年上の少女 不完全な、売り物にもならない楽器だ そう告げた年上の少年
いまの自分が、それ以下だと 知っている 思い出させないで]
(510) 2014/11/19(Wed) 03時半頃
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[あれ以来
やっと、役に立てるかもしれないと思ったのに やっと、望むものをみつけたのに
また、駄目だったのか]
(511) 2014/11/19(Wed) 03時半頃
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[失っても、うしなっても、傍にいる 酔狂な大人に身を預けて
トレイルは小さくわらった]
(512) 2014/11/19(Wed) 03時半頃
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[中央の死体を見て、 湯所とは逆側の階段へ向かうノックス
抱えられたトレイルは、揺れる天井を見上げていた。 穏やかな、微笑みで**]
(518) 2014/11/19(Wed) 03時半頃
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