85 私達しか、居ませんでした。
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[お茶会がお開きになってから。 ソフィアにリボンを見せてもらい。 ベージュに近い淡い桜色のリボンを買って。]
しばらくいけないかも知れないし。 ……散らかっててもよければ。 工房でうちの子たちの顔を見て欲しいかも。 どんなリボンや飾りがいいか聞いてみたいわ。
[そういって、雑貨店を後にした。]
(14) 2012/04/08(Sun) 00時半頃
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[傘のフリルを眺めつつ。 視界に入るは白い花でぼやけた空。 道も建物もレースのヴェールを被り。 やっぱり、夢のような霞んだ景色。
そんな世界を見ていると。 生きているのかも曖昧になりそうで。 だけども、生も死も等しく存在している。
今はまだ分からなくても。 色濃い影を落とす死者の声が…… 生の光り輝きを感じさせるに違いない。**]
(15) 2012/04/08(Sun) 00時半頃
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[少し遠まわりをして墓地に向かうと。 銀の髪に淡いグレイの衣を纏った墓守と 渋めのピンクのワンピース姿の女性が。
ふたりが何を話しているかは。 姿が見えるくらいの距離では分からないが。
墓守から近々結婚してこの地を離れる。 そう聞いていたので。 もしかすると、別れを惜しんでいるのかも。
そう思い、ふたりを眺めるだけにして。 無言でその場を退いた。
真白い積み木を並べたような。 墓標からはまだ何も聞こえることもなく。]
(27) 2012/04/08(Sun) 16時半頃
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[工房そばの路地まで戻ってみれば。 花籠を手にして立つおさげ髪の女性。 その服の色はまるで真紅の薔薇。
籠に溢れそうな花々よりも。 彼女を摘みたいと思う客もいるのでは。 そう思うくらいに可憐で愛らしく。
棘があるのを知りつつも。 香りに誘われ蜜を求める蜂のように。 近づいて、声をかけた。]
……お花を一輪、売ってもらえるかしら?
[買えたなら、工房に飾ろう。 そんことを思いつつ。]
(28) 2012/04/08(Sun) 17時頃
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[花売りの女性とやり取りして。 工房に着くと。
身を包む服はまだかと。 濡れたグラスアイで見つめる新しい娘が。 じっと待ちのぞんでいた。
細かな花柄模様のベージュベースのゴブラン織り。 それとオフホワイトのシフォンにオールドレース。 前張り出しのボネはどうだろうか。 髪の色は月光を思わす淡い金。 買ってきた桜色のリボンは。 服やボネのアクセントであしらうか。
顔を見ていてふと。 そんなひらめきがわき起こる。 春の色、あたたかく清らかな色合いで。 心の中もほんわりしてきた。**]
(29) 2012/04/08(Sun) 17時半頃
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[満面の笑みを浮かべる花売りの女性。 差し出された籠の中。 花の影に潜むのは……見慣れぬ薬や香草で。 棘が刺さったかのようにチクリと胸が痛む。]
……ごめんなさい。初めてだからよく知らなくて。 籠の底の"それ"はどんな花が咲くのかしら?
[困惑を気どられぬよう。 にっこりと微笑んで問いかける。 彼女は一体何者なのか。]
(43) 2012/04/08(Sun) 22時頃
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[工房で娘の服やボネの下準備。 まずは型紙、想い描く形を作るため。 ボネと、下着とドレスとコートと。 細い細いレース糸で靴下を編まねばならず。 靴は焦げ茶色した編み上げブーツがいいか。
あれこれイメージを固め素材も吟味しながら。 やっぱり、思い出すのは花売りの彼女。]
(45) 2012/04/08(Sun) 22時半頃
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そうね……私は好きなひとと一緒に生きていく夢がいいわ。
この世界は夢のように不確かで。 ただ、ぼんやりと白いだけなのだけど。 でも、最後まで生き続けて見届けたいかしら。
……そこに貴女もいたらいいのだけど。
[花売りの女性に微笑みながらそう告げた。]
私は最後まで、このままの私であり続けたい。
[叶うことならば。そうあって欲しい。 愛する者と共に生きていけるなら。 苦痛が伴っていたとしても幸せなのではないのかと。
それとも自分はわがままな願いを抱いているのだろうか?]
(51) 2012/04/08(Sun) 23時頃
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そんな希望を咲かせてくれる花があるなら。 一輪で構わないの。欲しいわ。
[花売りの女性ににっこりと微笑んだ。]
(52) 2012/04/08(Sun) 23時頃
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[それは夢か現か幻か。 白い花の降るぼんやりとした中で。 赤く色濃く鮮やかに際立って落ちた影。]
(61) 2012/04/08(Sun) 23時頃
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[「懸想」の言葉に、胸の内がざらつく。 そこだけぽっかり穴が空いたままで。]
……残念ながら、まだかしら。
[弱々しく微笑む。 求める者も求めてくる者も、まだいない。 それがどれだけ心細いことか。 今の自分にあるのは、その孤独だけ。]
誰かを愛したいし、愛されたいわ。 でも、そのために自分を曲げるのは……何かが違う気がするの。
[どんなに捻じれていびつであっても愛は愛とも思うけど。]
永遠を望んではいないの。でも、刹那も望まないわ。
(70) 2012/04/08(Sun) 23時半頃
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世界の終わりまで踊る……。
[口の中で言葉を転がすが。]
そうなのかしら? 踊らされているような気がするわ。
[それが神か悪魔か、それとも違う何者か。 分からないにだが何となく。 それは気まぐれな何かなのだろう。そんな気がした。]
(74) 2012/04/08(Sun) 23時半頃
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それは魅力的な申し出ね。ありがとう。
[花売りの女性を再び見つめるが。 底知れぬ瞳は何を思うのか分からぬままで。
もしかしたら、気まぐれな何者かは。 こんな可憐な姿で地上にいるのかも。 そんなことが脳裏を過る。
気づけばあたりは世界の終わり如く。 暗闇の気配に覆われて。]
(83) 2012/04/09(Mon) 00時頃
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あてがないなら、うちへ来る? 一人暮らしだし。 ……なんて、ね。
[クスッと笑った。]
ごめんなさい、長々と。……私はクラリッサよ。 また、どこかで会えると嬉しいわ。
[そして、手を降り別れを告げる。 真紅を纏う彼女は名を教えてくれたか。 教えてもらえたのなら、次はその名で呼ぶだろう。]
(85) 2012/04/09(Mon) 00時頃
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[娘の服のイメージが固まったならば。 区切りのいいところまで進めればいい。
必要な型紙と生地は準備完了。 型紙を生地にセットして、裁断も終わる頃には。 夜も更けすでに眠りの時刻。
仮眠用のソファへ横になってから。 「行く場所もない」というメアリーを思い出す。]
(93) 2012/04/09(Mon) 00時半頃
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どこで寝てるのかしら?
[ポツリとつぶやいた。 エマに起こった出来事はまだ知らない。**]
(94) 2012/04/09(Mon) 00時半頃
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[うつらうつらしながら見る夢は。 ダーラの元に行った娘。
さらりとした射干玉の黒髪は。 真っ直ぐ流れる闇のようで。 深く青い瞳は空の星。 レースは控えめ、ドレスは濃紺。 身ごろはタックで縫ってすっきりと。 裾はギャザーでふんわりと。 胸元には、瞳に合わせた青の石を。 ブローチの様に縫い留めて。 ボネのつばの内側は漣のような。 細かなひだをあしらって。
さながら夜のプリンセス。]
(100) 2012/04/09(Mon) 10時半頃
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[漆黒の闇、夜空の星。 対になるなら、光と思ったが。
薔薇を思わす真紅もいい。 鮮血のような深い"あか"。
夢の中でぼんやりと。 ただぼんやりとそんなことを。]
(101) 2012/04/09(Mon) 10時半頃
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[翌朝、目覚めてしばらくして。 エマのことを知ったのは。 工房から出てすぐのこと。
静けさがどこかよそよそしく。 夢のような世界がさらに空々しく。
この界隈の惨事に色めき立つ人々は。 存在感を主張する待ち針のように。 この世界が現実なのだと縫いとめる。]
(102) 2012/04/09(Mon) 10時半頃
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ソフィアの所に……。
[自分のできることなどは。 高が知れてはいたとしても。
心細い小栗鼠が寂しくないように。 手を握り、涙を拭うくらいはできたらと。
雑貨店に向かった。**]
(103) 2012/04/09(Mon) 10時半頃
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[雑貨店にたどり着くと。 すでにダーラもそこにおり。 ソフィアは誰か……昨日管理局で出会った彼女と。 話しているのだが。 詰め寄る姿はいつもの小栗鼠とは違い。 針鼠を思わせる、尖り具合。]
(137) 2012/04/09(Mon) 22時頃
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[力なく、崩れ落ちるソフィア。 それを支えるダーラ。
その光景に。 やはり、エマのことは現実なのだと。]
ダーラ、私も何か手伝うわ。
[二人のそばにいく。]
(138) 2012/04/09(Mon) 22時頃
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ええ、ついているわ。
[小柄とはいえ、脱力した身体を支えるのなら。 大柄な自分の方が適任だろう。 どうにか、肩に手を回し。 店の別室にあるベッドに横たえた。
そして、髪にかかった灰をそっと取り払う。]
(144) 2012/04/09(Mon) 22時半頃
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[張り詰めた糸が切れ、眠るソフィアから。 白い花……灰の甘い香りが漂う。
一体、どんな夢を見てるのか。
店の中から扉越しで聴こえてた。 エマの名を呼ぶ声は痛々しく。
歳が離れ、日頃も密着とは無縁な姉妹だったが。 やはり、かけがえの無い家族を亡くすのは。 自分の一部をもがれるくらいの辛さなのかと。]
(150) 2012/04/09(Mon) 22時半頃
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[ソフィアが何かを探がす手が。 視界をかすめ、その手をそっと握る。]
(153) 2012/04/09(Mon) 23時頃
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ダーラも私もそばにいるわ。 ……今はゆっくり休んで。
[自分に出来ることといえば。 ついたない励まししかないが。 その運命を共にとまでは思えないのだが。 いつか、この妹のような友人に。 そのような相手が見つかることをただ祈る。]
(156) 2012/04/09(Mon) 23時頃
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[ソフィアの目尻を伝う一筋の。 真珠のような涙を持っていたハンカチで。 やさしく拭った。]
ごめんなさい。 今してあげられるのはこれだけ。
[そうつぶやくのは、密かな懺悔。]
(159) 2012/04/09(Mon) 23時頃
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[突然命を落としたエマは最期に何を思ったか。 耳を澄ましてみても、気配は感じず。 もしかすたら、ここからはすでに去り。 新たな旅に発ってしまったのかも知れない。]
(165) 2012/04/09(Mon) 23時半頃
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今のところはまだ夢の中かしら。
[ダーラに問われれば、ただそう答えて。 先ほど拭った涙の跡は目を凝らせばわかるだろうが。 唯一の身寄りを失った若い娘なら。 むしろ、自然なことなのだから。 そこは触れる必要もない。
ソフィアはあの時の自分に似ている。 唯一違うのは……あの時は犯人も共にこと切れて。 現場でその血を流していたくらいだろうか。]
(166) 2012/04/09(Mon) 23時半頃
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[ダーラの気づかいにこくり頷く。]
(171) 2012/04/10(Tue) 00時頃
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