223 豊葦原の花祭
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[男がにんまり笑いながら麦酒を指さす>>4と、おもんも口角をあげ、毎度ありと応えた。 とぷとぷと樫の木から作った杯に麦酒を注ぐ。 琥珀に近い色の液体が、白い泡の膜を作りながら杯に満ちていく。
杯を渡せば、砂糖漬けの金柑も求められ、これまた白い砂糖をまぶした大粒の金柑をいくつか取ると竹の葉をくるりと三角錐型に丸めてぽんぽん放り込んだ。
――今年初のお客さんで幸先がいいにゃァ。
[そう言って大粒の金柑もいくつか余計に入れると、そのまま包みを紐でくるりと縛る。 紐をほどけばそのまま片手で器代わりにできるという訳だ。]
毎度ありィ。
[喉を鳴らして小銭を受け取る。]
(32) 2015/04/18(Sat) 23時頃
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[渡した包みの重さに、男がごそごそと袖を漁った。>>5 出てきたのはキラキラ光る、お月様みたいなきんいろで。 一瞬おもんの目が丸くなり、瞳孔がしゅうっと開く。
手の中に渡されたそれに少しだけ目は釘づけられ、そして慌てて顔を上げれば男は袖をすでに袖をひるがえしていた。]
……あンた、こんな"良い物"はお代にゃァ多すぎるよォ……!
[光る蝶がふわりと男を追いかけ男の姿は雑踏に消える。]
(33) 2015/04/18(Sat) 23時頃
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[夕暮れなのにそのきんいろの櫛は何故か檸檬のような色で光って見えた。 今度は眼を細めその櫛を夕日に透かす。]
こりゃあ"良い物"だにィ……いいのかにゃァ。
[尻尾でござをてしてしと打ちながらしばし思案してから、おもんはかんざしの上にその櫛を差した。
そうしていそいそと今度は甘酒を温めだすのであった。]**
(34) 2015/04/18(Sat) 23時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/04/18(Sat) 23時頃
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「おねえさん それなあに 売り物?」
[甘酒を温める背に細い声>>65がかかり、振り向けば。]
―――あらァ、かわいい狐様だにィ。
[そう言って目を細めた。]
もちろん売り物だよォ……取って置きの麹で作った甘酒だにィ。 狐様でも飲めるやつだにゃァ。
[そう言って温めている甘酒に指先を付け、ほかほか湯気の出るそれを味見した。]
ん――ばっちりだにィ。
[見ていた少女をどう反応しただろうか。 反応しようがしまいが、小さめの木の杯にとぷりと出来立ての甘酒を注ぎ差し出す。]
ちょうどいいから味見してくれないかにゃァ?……お代は気にしなくていいよォ。
(83) 2015/04/19(Sun) 15時頃
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[差し出したときだったか、じゃり、という音>>80に気づいてそちらを見やれば踵を返す茶色い髪が見えて。
少しの間、くびを傾げてから気付く。]
……にゃァー!
[着物の裾からのぞく2本の尻尾。 しまい忘れていたそれを見て驚かせてしまったのかも知れない。
慌ててしゅるりと着物の中にしまい込む。]
あァ……ぼんやりしてたにゃァ。
[接客業失敗だと少しだけ落ち込みつつ。]**
(85) 2015/04/19(Sun) 15時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2015/04/19(Sun) 15時頃
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