204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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全
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[夢のようだ
幼い頃の美声そのままに さらにテナーまでも備えた
クリスタルの如き声音には 甘やかな色香も備わり 低くふるえば 野性味を兼ね備え
官能的な
僕の歌声が、
聴くもの全てを魅了している]
(16) 2014/11/15(Sat) 15時頃
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[父の望み 僕の望み 母の夢
血の呪縛に捕らわれない もう一つの世界で
僕は、この世の全てに微笑みかける]
(17) 2014/11/15(Sat) 15時頃
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ー3階ー
[目覚め、そっと身を起こす。 辺りを見渡したトレイルは、深いため息をついた。
ただの
夢のようだ**]
(18) 2014/11/15(Sat) 15時頃
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[ノックスの声 瞬き、首を傾ぐ。
物憂げな顔で。
目覚めは、絶望の始まり。 何度諦めれば良いのか]
(89) 2014/11/15(Sat) 23時半頃
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[ぼんやり、思い起こすのは 眠りにつく前のこと
結局お皿ひとつ満足に運べないトレイル 何時ものように、世話を焼いてくれるニコラと ノックスが取り出したーー
ふ、と 柔らかな挨拶に気付き 微笑み 同じように、返す仕草 もちろん、起きたならニコラへも。
食器を返して 吹雪が収まっているか、確認して 早くここを、出ないと]
(103) 2014/11/16(Sun) 00時頃
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[相変わらず、ぼんやり。 起きているけれど、トレイルの反応は薄い。
何故ここにいるのか そこから思い起こしながら
ノックスの後ろを歩いていて 居間にそのままついていって]
(125) 2014/11/16(Sun) 01時頃
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―2F居間― [ラルフ、と名を呼んだ声を耳が拾った。 そうだ、此処には知らない人間が大勢いた。 それから、彼の連れに、フランシス 周囲を見るも、幸いにして彼の姿は見えない。
哀しみの、卵>>43をふと思い出す。 この卵が、トレイルは嫌いだった。 穏やかな音を乱す>>44原因だから。 其れを見るシノワズリは、いつも、とても冷やかだ。 そう、幼いころフランシスを見下したときと同じ。
人の多い場所だ。 何があるかわからないと、ノックスは心配しているんだろう。 >>46彼が守ってくれるのに。 >>99ニコラと共に、頷く仕草を見せながら、眠る前のトレイルは首を傾いだのだった]
(130) 2014/11/16(Sun) 01時半頃
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[これ以上の不幸があるだろうか。 何を不安に思う?
現状より悪い状態が、思い浮かばないトレイルは 幸せをまだ、幸せだと知らない。
声は出ない。 昨日も今日も、きっと明日も。
医師やら祈祷師やら、色々と巡って たどり着いた結論は、精神的なものでしょう そんな判断。 傷は癒え、黴菌に侵されて命を落とす危険も去ったのに]
(131) 2014/11/16(Sun) 01時半頃
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[歩みを止めるのを忘れ 思考の渦の中
ぽすん
ノックスの背が 目前にあるのに、そのまま歩き続けた結果]
(132) 2014/11/16(Sun) 01時半頃
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[まだ、目が覚めていないんだ。 顔でも洗って すっきりしよう
ふと、薄い硫黄の匂いを思い出す 此処へ来てすぐの、ノックスのにおい
たしか、湯があった。
ぶつかった恥ずかしさをごまかす為 呼び止めたのだと、理由づけて 階下を指さし、背を向ける。
下へ行ってくるよ。 お湯があるんだろう?
そんな気持ちまでは聞こえなかったろうけれど とりあえずは、目を覚まそう そう思って、階下へ向かう。 階段のきしむ音が耳につくから、そっと音を立てずに]
(136) 2014/11/16(Sun) 01時半頃
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―湯所―
[二階と違って、随分寒い。 ふるりと身を震わせる。
お湯がたっぷりあるなら、つかろう その方が目も覚める筈。
貯蔵庫側の階段を下りて、 反対側の扉へ向かう。 開くと、少し独特のにおい]
(142) 2014/11/16(Sun) 01時半頃
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―湯所―
[あけた扉を閉めて 湯へ近づいていく
ちゃぷんと湯で顔を洗う。 暖かさにじんわりと思考が戻り ついでだからと、
誰もいない事を確認して トレイルは服を脱いだ]
(144) 2014/11/16(Sun) 02時頃
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―温泉― [ぴちょん、と水の落ちる音 雨だれとはまた色味が違う 湯気で響きも鈍るから
考え事をしながら 足を湯に浸そうとして 扉の音に気付く。 続いて、何かを置く小さな音 咄嗟に振り返って
トレイルは、悲鳴の形に口を開き]
(152) 2014/11/16(Sun) 02時頃
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―――――――
[無音。 少しの硬直のあと、慌ててしゃがみこみ 例のごとく、ぐらりとバランスを崩して
少女のように滑らかな身体は ばしゃん と 背から落ちた]
(153) 2014/11/16(Sun) 02時頃
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―温泉―
[熱さと痛みが同時。 衝撃は湯が受け止めるし 足のつかない場所ではないから 怪我こそなかったけれど
驚きに、格好を忘れ 腕を掴まれた相手に すなおに引き上げられた。
瞬いて、相手の顔をようやく認識する。 これは、無口な少年だ。 名前は、名乗った覚えがなかったけれど 誰かから聞いたのか
一糸まとわぬ姿で相手を見つめる。 トレイルの下半身には 彼と同じものがあり 彼と同じものがない]
(158) 2014/11/16(Sun) 02時半頃
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[片腕が、少し痛い。 濡れた服は、そのままだと風邪をひいてしまうだろう 彼は――いつ離してくれるのか。
父は息子の声を永遠に変えたくなくて 母の面影を残しておきたくて トレイルがまだ幼いうちに、ソレを行った。 下肢に排泄器官はあれど、子を為す術はもうない。
常はひとり入浴するし ノックスやニコラには今更隠すものでないから こういう対応は、久しぶりすぎて トレイルは眉を下げる。
瞬いて、首を振った。 腕を少し動かして、痛い、と 声の出ぬくちびるを動かして、うったえる]
(162) 2014/11/16(Sun) 03時頃
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[腕を離して貰ったら、黙ってて、と 釘をささねばならなかった。 濡れた衣服越し、彼の身体は成長期の、少年のもの トレイルが諦めたもの]
!?
[俯いた相手が何をするのか 気づいたのは、鎖骨に痛みが走った後。 驚いて、息を呑んで]
…………
[今度は彼が、湯に落ちる番 音が、跳ねる]
(164) 2014/11/16(Sun) 03時頃
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[トレイルは、慌てて彼に両手を差し伸べる。 引き上げて、告げなくては
言わないで
これは、種族の 呪いの証]
(165) 2014/11/16(Sun) 03時頃
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―温泉― [引き上げようとした両手を掴まれて、バランスが傾いた。 跳ねる湯の音が耳につく。 押し倒したわけではないが、結果、似たような恰好
痛みは、背に、それから鎖骨に。 何が起きたのか、彼の行動に頭がついていかない。 抱きしめられる事に慣れていたのが裏目に出て 家族相手でもないのに、ふ、と息を吐く]
?
[耳元に直接、くすぐったい音 混じっているのは、抑制か緊張か
顔を上げて、人差し指を唇に。懇願の表情 見たものを黙っていてくれるなら――ここを出るけど。 そう示したくて視線を下へ。 彼にその仕草がどうとらえられるのかは、わからない]
(167) 2014/11/16(Sun) 03時半頃
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[黙っていてくれるだろうか 湯の中、暖かさがじわりと身を侵食してゆく ゆっくりと身を温めて目を覚ましたら、ノックスの元へ戻る予定が、何故こうなっているのか。
少しかさついて感じる少年の指先を くすぐったいと、思わずのけ反り ばしゃんと倒れかかると、まるで馬乗の姿勢 腰に回った腕ががちりとトレイルを離さないから、非力で体力もない以上抵抗らしい抵抗はしない]
?
[彼は、何をしようというのか。 疑問に首を傾ぐのは、理性 ぺろりと舌なめずりをして瞳を細めたのは、本能
まるで、獣のようだ 初めて無口な彼を見た時と、同じ事を思った]
(174) 2014/11/16(Sun) 04時頃
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[熱を帯びた音だ。 とろんとした表情で、無口な少年を見た。 彼の呼ぶ名は、トレイルのものだ]
――? ……――
[ぱしゃんと跳ねる水音を聴きながら、 視界が一度、少年に埋め尽くされる]
……!
[気付けば、跨った尻に何か熱いものが当たっていた。 彼の行動は、欲の削げ落ちたトレイルには無縁だったもの]
(178) 2014/11/16(Sun) 04時半頃
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[けれど、彼が零した音は とても甘美で 響きのズレが寧ろ、ぞくぞくと背筋をかけてゆく
もっと鳴かせたい この音を、もっと
もっと
にぃ、と口元に笑みを浮かべて、嬉しそうに トレイルは揺すられるまま、少年の上で踊る。 濡れた服に縋るだけだった手は いつしか食い込むほど強く爪を立てて、行為に没頭する。
浅い呼吸を繰り返しながら、擦れる下肢の熱から 白濁の代わりに透明なしずくがじわりと滲むまで**]
(179) 2014/11/16(Sun) 04時半頃
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―温泉―
[ちゃぷん、と両手を湯に沈め 掬っては、湯の外へ放り出す 衣服のまま、湯の中で暴れた彼の残したもの かき出しながら、ほぅっと、息を吐く。 濡れた身体を拭ってくれた彼は、もうここには居ない]
……
[内緒に>>181。 それはトレイル自身も望むところだったから 瞬き、固くうなずいた。 あらかた湯がもとに戻ったところで、立ち上がる。 少しくらりと眩暈がした。 湯の中に長居しすぎたかもしれない。 酩酊に似た感覚は、それだけが理由でないと、未だ知らない]
(200) 2014/11/16(Sun) 12時半頃
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[下着を身に着け、黒の衣服に袖を通し 首からチェーンを下げる。 丁度リングが、鎖骨にできた傷にあたる。 血はもう、止まっていたが 痛みはじくじくと続いていた。
内緒にしようと思ったけれど、 傷に気付かれたら、きっと説明が必要になる。 トレイルは、ノックスとの約束>>46を忘れてはいない。 ただ、自分の変化に気付かず 気になる音を、気になる人と結びつけられていないだけ。
視線を落とす 先に、トレイルのものではない防寒具。 鳥をつれた、無口な少年のものだろうと気づく]
(202) 2014/11/16(Sun) 12時半頃
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[そういえば、鳥がいなかった。 あれだけ騒々しい音をまき散らしていたから 傍にいれば気づきそうなもの。
ため息をひとつ。 上着は、置き去りにしようと決めた。 内緒にしなくては。 だから、多分 もって行っては駄目だ。
トレイルは自分の忘れ物がないかだけ、見渡して 少年の上着を、わかりやすいよう 入口近くに畳んで置いて 湯所をゆっくり出て行った。
湿った髪を、がしがしとかきながら]
(204) 2014/11/16(Sun) 12時半頃
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―1F― [寒い。 温度差に、両手で身をかかえて震えた。
折角温まったのに、このままでは無駄になりそうだ。 でも、目は覚めた。
雪はどうなっているだろう。 流石に扉を開いて吹雪、という事態は避けたい。 寒いし、何より 風の音は耳に痛い。
まだ誰も出ていく素振りがない つまりはそういう事だろう トレイルはある程度髪が渇くのを待って 居間へ戻る事にした]
(212) 2014/11/16(Sun) 13時半頃
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トレイルは、静かに静かに、音をさせないように、音の溢れる居間へ。
2014/11/16(Sun) 13時半頃
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―居間― [静かに表れたトレイルがまず見たのは >>215右腕に大きな鳥を乗せて、左腕を差し出す彼の姿。
>>50見るな、という重い音を思い出したが これを見ぬふり出来る少年がどれほどいるだろう 随分目を引く姿だ。
ゆっくりと、マグの行く先に視線を流す。 ああ。 あの声の主だ。 居間なら、濡れた服も乾きが早いだろう。
ニコラも、もう目が覚めたか ノックスと何か作りかけていた所のよう テーブルに、ナイフが見える。 トレイルにはまだ、上手く扱えない、ナイフ]
(218) 2014/11/16(Sun) 14時頃
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―居間― [鳥へ視線を戻す際、ラルフに視線が止まる。 挨拶に挨拶を返せないのは トレイルにとっては慣れた事でも 彼は無言で去った姿に何を思っただろう、と ひとつ、心が沈む。
それから、視線を鳥へ。 不意打ちの大音量 何度もあって 警戒すべき、獣。
ちらと、流し見るのは 獣のような少年 音を言葉として聞く ああ、話があるらしい
つい先刻の、今で? ニコラと、一緒に]
(220) 2014/11/16(Sun) 14時半頃
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[そろりと近づくのは、保護者達の傍 ニコラの横に立ち、ちらと彼を見上げて かえってきたよと 薄く微笑む]
――――…
[少し迷う。 後ろへ、半歩下がった。 ニコラは大きいから すっぽりこの身がかくれてしまう。
リングがうまく、鎖骨の傷を隠しているとはいえ そう大きな指輪じゃない 動けば、見える。 故に、念のための行動]
(224) 2014/11/16(Sun) 14時半頃
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[首を傾ぐ。 さんにんではなす。
音の羅列の意味を、理解できないまま ニコラの下ろす指の先 一度俯いて、顔を上げ
また下に降りるのかと 居間の入口へ視線を流す]
(227) 2014/11/16(Sun) 15時頃
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トレイルは、フィリップとニコラに、寒いから三階にしようと言いたかったが、上手く伝えられず。
2014/11/16(Sun) 15時頃
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[声と声と声と声と―――― 重なると乱れたコードに聞こえるそれが、迫ってくるような感覚。 鬱々とした気分になりかけ、首を振った。
情緒不安定にならないように 穏やかにあろうと、心がけるあまり トレイルは先刻起こったばかりの事件を すっかり記憶の後ろへおいやってしまっていた。
ノックスがいれば大丈夫 ニコラがいれば、大丈夫
そう、この時はまだ信じていて**]
(233) 2014/11/16(Sun) 15時頃
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トレイルは、ニコラスに頭を撫でられながら、頼り切った様子で服の裾をきゅっとつかんだ**
2014/11/16(Sun) 15時半頃
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[姿の見えやすい場所 ノックスは相変わらず過保護だ けれど、だから 安心していられる 油断に繋がっている
家畜用の、あの場所なら 三階の個室よりは、ひらけている
寒いけれど ニコラの希望は、一階だったし トレイルはちらと視線を一周し 先ほどのニコラと同じように階下を指した**]
(238) 2014/11/16(Sun) 15時半頃
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[音から逃げるように 一枚の紙とペン、インクを受け取って ノックスのそばを離れ
フィリップと呼ばれた少年のあとを ニコラと共に階下へ。 さて、何を言われるだろうと思いつつ トレイルは黙してその場に立っている**]
(248) 2014/11/16(Sun) 16時頃
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[ニコラの手はあたたかいから、そのまま。 トレイルはフィリップの言葉に 疑問より先に頷いた。
一階へおりてきて 寒さに ニコラへと身を寄せながら 思い出していく。
湯に混じる あの、愉悦極まる音
話がそのことに関わるのだろうと 予測して**]
(265) 2014/11/16(Sun) 17時半頃
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[しにたくない
フィリップの音
思わず、瞳を細めた。
しにたくない?
僕は どうだろう]
(282) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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[黙っていると約束出来れば 話の続きは始まるんだろう
トレイルは、ニコラを見 フィリップを見て
微笑み
ニコラの温もりに身を寄せている**]
(283) 2014/11/16(Sun) 20時頃
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トレイルは、ぽかんとした顔で二人を交互に見た**
2014/11/16(Sun) 21時半頃
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[親しいほど、食べたい トレイルにはまだ、理解出来ない本能の話。
いきなりの本題に 両手で自身を抱き 瞬きを繰り返す。
二人を交互に見て そうなのか、と首を傾ぐ。
何か、伝えた方が良いだろうか 持ってきた紙とペン 視線を落とした**]
(317) 2014/11/16(Sun) 21時半頃
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[文字を、
ペンを持ったまま インク瓶の蓋もあけず
トレイルは固まっていた。
ニコラが撫でてくれたときも 二人の会話中も
恐怖や警戒でなく どうしよう、と 少し困惑したように**]
(389) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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トレイルは、シメオンの声に視線を投げた。思考は、つづく**
2014/11/16(Sun) 23時半頃
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[はっと顔をあげる。
話は終わっても 僕はーー
思わず、フィリップを引きとめようと 手を伸ばす**]
(424) 2014/11/17(Mon) 00時半頃
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[両手のふさがったフィリップを摑まえて、 それからぺたんとしゃがみこんだ。 引っ張って、座るようと促して>>351
”僕を たべたいと思ったのは、何故?”
まず、トレイルは文字をそうつづった。 あまり紙に字を書く習慣がないから、綺麗とは言い難いけれど]
(443) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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[フィリップは、同族。
ニコラは、>>330衝動を、知らない―― 知らないのか、気付いていないのか。 トレイルもまた。
ちょっとしたことで、食べたくなる フィリップは、トレイルを食べかけた。
シメオンが声をかけても トレイルはまだ、思考の中で 胸元に飾られたリングを握っていた。 その奥に、隠された傷が、きっとその たべたい 衝動のあと]
(451) 2014/11/17(Mon) 01時頃
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[>>369驚いたねと、ニコラは言うけれど 確かに、湯場で驚いてはいたけれど 今は、ただ、困惑していただけだ。
撫ぜられるのも、なぞられるのも 触れられるのも、擦りあわせられるのも 先ほどニコラが頭を撫でてくれたのと 何が違うのか、わからない。
ニコラは、たまに目をつつこうとするし >>438実際ノックスは怪我をしたりもしたけれど それはただ、大きな犬がじゃれているだけだったから。
フィリップの行為自体も、少し変わった遊びだったなと、そんな感想が残るくらい。 見られたくないものはあったけれど それ以上に、久々に高揚する音を聞いたから
――――いつのまにか、シメオンがいないことに気付く。 トレイルは、文字を綴る]
(452) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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[関わっちゃだめだ そう言われて不服なのは、>>439ニコラも同様のよう 藁が舞い、紙の上に落ちる。
返答に>>455苦笑い。 インクをペンにつけて、綴った。 藁の上、文字は歪んだまま]
(458) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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|
”少年には見えなかった? そうだろうね。 僕の秘密を、キミは見てしまっただろう。
僕の子孫は、残らない 声もない 生きていても二人に迷惑ばかりかけてる 壊れた楽器以下の僕なんか
食べてもよかったのに。 あの音を聞きながら、死ねるなら”
(460) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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トレイルは、ニコラスが立ち上がるのに、一度視線を上げた。
2014/11/17(Mon) 01時半頃
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”僕はきっと後悔なんてしなかったのに”
[ニコラを視線で追いながら、綴った最後の一行。 最早文字とも言い難い]
(461) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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[首を傾ぐ。 何故そんなに必死な音をたてるんだろうと。 >>469トレイルはフィリップの声に首を振った。
”違うよ、全部半音ずつずれてる。 もう少しファルセットかけて。 それから、もっと熱を込めて”
少し似ていたけど、あの音には遠い。 もどかしい。 首から下げたリングのした 噛み跡に指を這わす]
(471) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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|
[幼い頃に奪われた繁殖機能 拾われた後は、ニコラとノックスが、世界のすべて 身体の所為もあって、生殖行為自体を知らぬまま。
フィリップの呼びかける音に対する>>479ニコラの行動 思わず微笑み、ひらひらと手を振る。 可愛い、おとうと。 きっと、たべられてもいたくない。 それから、フィリップへと視線を戻す。
わからないのか。 少し眉を顰め>>475目をそむけた彼に手を伸ばす。 ペンが落ち、転がって インクの瓶にこつんと当たる。 藁の上 紙に書くのがもどかしい]
(483) 2014/11/17(Mon) 02時頃
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[悲しむ――ノックスが、ニコラが 笑っていないのは、嫌だなと思うけれど。 トレイルは、眉を寄せたままだった]
…………
[それなら、たべずに あの鳴き声を聞かせてくれればいい。 うたえないかわりに 望む音を、ようやく見つけたのに。
どうやったら良いんだろう ニコラが悪戯していた時に、似た声で鳴いたから きっと、もっと そういえば浴場では、どうやっていたっけと トレイルはぐいとつかんだ手を引き寄せる。 そのままの勢いで、藁の上に寝転がろうとして]
(485) 2014/11/17(Mon) 02時半頃
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[腕がこつんと、インク瓶にあたる。 不安定な藁の上で、瓶は音も立てずに 紙の上を転がった。
黒がにじんでいく]
(486) 2014/11/17(Mon) 02時半頃
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[違う。 それじゃない。
矢張り、食べたいときじゃないと あの声は、あの音は聞けないのか。 行為の意味を勘違いしたまま。
ぬくもりが離れ、寒さが戻ったころ。 聞こえる、大きな音。 思わず身を竦ませるそれは、二階からか。
紙にこぼれた黒が、じわじわと広がっていく。 藁を染め始めた]
(492) 2014/11/17(Mon) 02時半頃
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トレイルは、フィリップの下で首を振った。
2014/11/17(Mon) 02時半頃
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[ため息をひとつ。 ああ、残念だ もう一度聞けたらと、 未練がましくちらりと流し見て 諦めて、またため息。
頭を撫でられるのは、悪くないけれど。 離れてしまっては、寒いまま。 差しのべられた手をとって、ゆっくりと起き上り 倒れたインク瓶を、拾い上げる。
底の方にほんのわずか。 これでは、もういくらも文字はかけないだろうと思い
ディーンからの借り物だったことを思い出した。 これは、謝らなくては。 食べる食べないは、また後で。 >>482彼の言葉をきちんと胸にしまったのは 死にたくない彼が、殺される可能性があるから]
(498) 2014/11/17(Mon) 03時頃
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[起き上がって、瓶を振ってみて 中身が増えないことに肩を落とす。
真っ黒にした紙も、持って行こう。 転がったペンも。
ひとつひとつ 拾い上げる]
(499) 2014/11/17(Mon) 03時頃
|
|
[肩を落として、フィリップに頷いた。 ニコラは先に戻っているかどうか。 文字のやりとりは、きっと見えなかったろうから トレイルの言葉をきいたのは、フィリップだけ
内緒にしよう お互いに
そう思いながら、インク瓶を持った手で 人差し指を立て、口元へ持っていく。 内緒だよ そんなジェスチャー。 案の定力のゆるんだ手から、インク瓶は再び転がり 更に中身を少なくした]
(504) 2014/11/17(Mon) 03時頃
|
|
[どう説明しよう 重い気分をかかえて、階上へ向かう事にした。
途中で、ちらとフィリップを見る。 音が、
ああ、居間の騒音が耳に付く]
(514) 2014/11/17(Mon) 03時半頃
|
|
[音をたてないように歩くのはもう、習慣づいている。 階段を、きをつけて一段、また一段 上り切って、止まった]
?
[フィリップは、何故居間に入らないのか。
温かい空気が、そこにあるけれど 同時に音の根源もそこにいた。 トレイルもまた、廊下で立ち尽くす]
(518) 2014/11/17(Mon) 03時半頃
|
|
[フィリップの言葉に頷いて、ため息。 階上へ視線を投げてから、ゆっくりと頷いた]
……
[気が重い。 音が、止まない。
欲しい音は――もっと、静かで もっと、甘くて美味しい――――
思考の渦に入りかけるのを、止めて。 覚悟を決めたように、居間へ一歩 足を踏み入れる。
騒音の原因は、すぐに見えた。 謝罪相手であるディーンと、プリシラの、傍。
気が滅入る**]
(522) 2014/11/17(Mon) 03時半頃
|
トレイルは、ニコラスに追いついた事には、少しだけ安堵していた**
2014/11/17(Mon) 03時半頃
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