275 突然キャラソンを歌い出す村
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― 座敷守家・夜・おふとん ―
[パイーパティの王技の一部は、ヒューに宿った。 深夜、パイーパティ語女性ボーカルが流れだした。不完全な月の酒盃に祝福あれ……。
ヤニクは二人の友人はしっぽりよろしくやるだろうと安心していた。いい顔して眠っていた。]
(164) 2018/03/31(Sat) 12時半頃
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[♪
ナ ハニヤナ ニェナーチャ (精霊の手よ 魂に触れ給え) トゥナァニィプ ハトゥビナィニャ (月の酒盃 精霊の花の蜜) ニァ カプルカラマミナ (恵みを口に 乳海で魚となる)
♪]
(179) 2018/03/31(Sat) 13時半頃
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[目を見て 精霊に委ね 星降りそそぎ 今夜君の甘いトコロを暴く (台詞:悪用だなんていわないで……) Feeling 何も言わなくても 酔わせて 月の酒盃 ここからが本番 蕩かして 砂漠もすべて 甘い蜜の海 マナミリャ ニァナンマニャホァニェ (温め合う まるで二頭の獣) 星のまたたき 溶けあい、僕ら朝まで (台詞:ぜんぜんたりないよ……)
Feeling 深いトコロ 感じて 舐め合おう 月の神酒 鼓動見透かして 蕩かして 君のカタチ 君のあまい熱
Feeling 火照る体 君の息 飲み干そう 月の神酒 潤んだ目 やめてあげない 蕩かして もっともっと 君をもっと ……]
(180) 2018/03/31(Sat) 13時半頃
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― 早朝/座敷守家 ―
…… ……あぇ?
[朝、部屋になにか来た気配で半分起きた。>>156 ――かわいい子達。動物達が起こしにきてくれたのだろう。 そう思っていつもの調子で構ってやろうと身を起こした。 触り心地が違って、もう半分起きた。]
……ン〜〜〜? …… カメキチのトコで寝るのかと思ッタ…… 追い出されタ……?
[目を軽くこすり、首をかしげる。 ヒューが布団も使わずに部屋の隅で毛布一枚で寝ている。
ヤニクはいつのまにやら自分が半裸になっていたことに気付き、床におちていた服を拾って着た。 控えめに欠伸をして、起きる準備をすることにした。]
(181) 2018/03/31(Sat) 13時半頃
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― 朝の座敷守家 ―
[さすがに毛布一枚で寝かすのも忍びなかった。 ヒューは恐らくは布団で目覚めたことだろう。 早朝のうちに運んでおいたからだ。
そして亀吉が部屋にやってきたのがもう少し後。 朝ごはんに呼びにきてくれたらしい。]
実はずっといいニオイして気になってマシタ〜!
[大喜びする。]
(182) 2018/03/31(Sat) 13時半頃
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[ヒューは筋肉痛で動けないらしい。]
筋肉痛で済んでよかったデスネ! 毛も抜けた?引っ込んだ?みたいデス。 良かった良かった。
カメキチも顔色イイネ?
[右腕も治ったそうだし、いいことづくめではないか。] オー!ヤニクのコトはキニシナイ! ニポンの朝ごはんだけ楽しんだらお暇しマース!
昨日空から確かめマシタ。学校の場所わかりマス。
(183) 2018/03/31(Sat) 13時半頃
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[襖が開く。純和風素朴な朝ごはん。]
たぅたぅたぅぅぅぅぅぅばああああ〜〜〜♡
[歓声をあげた。]
アレイ・ヤール!!!(最高!!!!)
[亀吉をハグする。]
ずっと憧れデシタ〜〜〜〜〜!!!! ヘイ!ヒュー! 早く!ヤニクはもう我慢できないネ!!
[筋肉痛で起きられないヒューを引っ張り上げて、朝ごはんの席につれていくつもりだ。]
(186) 2018/03/31(Sat) 14時頃
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ナニ〜〜〜!? そんナニ〜〜!?
[ヒューを引っ張り上げようとして、絶叫されて肩をすくめた。]
ヘイヘイヘイ、早くスル。
[でもやめない。朝食が待っている。 あの柔らかそうな湯気が逃げてしまう。]
(190) 2018/03/31(Sat) 14時頃
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[揃っての挨拶。いただきますは覚えてきた。 そして、一言「ほんとうにゴメン!」と不躾を謝ってからいそいそスマホで朝食をカメラにおさめた。 朝ごはんを食べ始める。
この外国人は可愛げもなく、箸がまあまあ上手だ。南のパイーパティでも魚はよく食べる。みっともないと思われたくなくて多少練習してきたのである。]
この、すりおろした野菜、さっぱりしててオイシデスね。 下に葉っぱ……なんでショウ?
ワオ……それナニ……?
[ヤニクは納豆を指さした。 その数分後、納豆初体験をすることになるが、口にいれた後固まって、中々のみこめなくて困っていた。 その時ばかりはすっかり消沈した様子で]
想像以上デシタ……
[と呟いていた。]
(194) 2018/03/31(Sat) 14時半頃
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[♪ いただきます 手を合わせるが日本風 シンプルな食べ物 もはやデザイン的
これもまた一つの美 数ある国の美食の美
!!≪美味≫≪美味≫≪美味≫≪美味≫!!
(納豆の食べ方は解る?) 教えてクダサーイ! (焼き魚の食べ方は?) ベンキョしてきましたヨ! (作法なんて気にしないで) Thank you. (感じるままに好きに食べてね) オイシデース! ]
(199) 2018/03/31(Sat) 14時半頃
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[納豆についてだけはテンサゲコーラスを受けながら]
さくらさん納豆スゴイスキだったら困るノデ……。
[かなり難しい顔をしながらも納豆も食べ切ったようだ。 食事を残すのはパイーパティでもあまり上品とされない。ゆえにすっかり皿をからにして]
ごちそう様デシタ。
[手を合わせてから、座敷守家使用人達にお礼を言った。]
(200) 2018/03/31(Sat) 14時半頃
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[おそらくはヒューのアドバイスがなければ完食できなかった納豆。>>201 味噌汁に入れるときいた時には戦慄した。 口直しに味噌汁には助けられていたので、それを失いたくなくて真似できなかった。]
さて…… すっかりお世話になってしまいマシタ。 アリガト、カメキチ、ミナサン。
[日本風にお辞儀をした。 時間を確認して、ヤニクは亀吉とヒューより先に座敷守家を出ることになった。**]
(203) 2018/03/31(Sat) 15時頃
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― 座敷守家→学校 ―
[外泊とはいえ護衛がついていないわけはなく、亀吉の家を出て少し散策後合流。 ヤニクは黒塗りの高級車に乗り込んだ。
昨夜亀吉の家の大きな檜風呂にも入れて貰っていたので、ホテルまで戻る必要はなさそうだ。 今日着るための制服を持ってきてくれていたので、車の中で着替えを済ませ登校した。]
(209) 2018/03/31(Sat) 16時頃
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― 学校・桜の木の近く ―
[桜の木の傍を通ってぎょっとする。 >>@33 先日の櫻子さんが眠っていた。]
(エェーッ……!寝方〜〜……!)
[よく眠っているようなので声をかけるのも憚られた。]
(霊体の方とはいえ……)
[羽織っていたパーカーを脱ぎ、櫻子にかけてはみるものの、想像はしていたが体をすり抜けて服が地面を覆うだけ。 けれど女性の無防備な一人寝。しかも外。しかも木陰とはいえ地面。 放っておくのはヤニクには難しかったので、そのまま桜の木の根元に服を忘れていくような形で、その場を後にした。]
(210) 2018/03/31(Sat) 16時頃
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― 朝の桜守学園・昇降口 ―
[昇降口でばったり会った朧が片手をあげて挨拶してくる。昨日の敵は今日の友。ただしヤニク的には好敵手と呼ばれようとも、暫くはこの男とのバトルは遠慮したかった。>>216]
オハヨー、オボロ。
[下駄箱で靴を履き替え終わるのを、どうやら彼は待っていたようだ。 手招きされたので、軽く首をかしげてついていく。]
(218) 2018/03/31(Sat) 16時半頃
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― 朝の桜守学園・階段 ―
[朧に傷のことを謝られて、ヤニクは意外そうに目を瞬いた。それから小さく噴き出して、懐っこい笑みを浮かべた。>>219]
アレイ・ヤァル?(おいおい) ワタシがやろーと言いマシタ。 お互いサマ。ソッチもお大事にネ。
[どうやら朧が人目を気にしているらしいことはすぐに知れた。事情は謎だが、素直に階段の壁に寄り掛かるようにして、返答も小声で返すことにした。]
(229) 2018/03/31(Sat) 17時半頃
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[事情を聴いての返事は曖昧なものだった。 ヒューと一緒にいた事を言われているのであれば、ヒューにとっての面倒を避けるため知らないことに出来ればよかったのだが、目撃談が出ているらしい。]
ジンロー? ……あぁ〜……?
どういうモノですか? ジンロー。 ワタシ、ジンローというモノわからナイ。
[あくまでヤニクはヒューのことを『人狼と扱っていない』のである。昨日ヒューに対して人狼として接していたのは亀吉だけ。]
……オボロはさくらさんの護衛として多分話してるネ? さくらさんは気にしなさそうデス。 ンー。見たっていうお兄さんが気にシテルカナ?
[首をかしげて微笑んだ。]
ワタシ、お兄さんと直接話したいデス。
(230) 2018/03/31(Sat) 17時半頃
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[それから、ヤニクは鞄からメモ紙一枚取り出して、連絡先を書き付けた。]
ハイ。 ワタシの連絡先。 オボロと、さくらさんと、お兄さん用に。
(231) 2018/03/31(Sat) 17時半頃
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ヘイヘイ、勝手に落ち込むなヨ、オボロ。 ワタシ、ジンロー分からないから分からないと言ってる。 分からないもの答えようナイ。
ニポンに来て間もない外国人の文化の無理解と ニポンゴパワーの弱さナメてはいけナイ。 少し喋れても分からんコトは分からんデスヨ。
[背筋を伸ばせと背中をぱしんと叩いた。>>236]
アブナイ? そうナノ? それはワタシとしても心配デス。
[主が気にしてるかどうかに関しての返答には、うんと一つ頷いた。]
オボロはそうかもネ。
(240) 2018/03/31(Sat) 18時頃
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[ヤニクは朧が佐倉チアキと接触する切っ掛けを持って来てくれているのかどうか、佐倉チアキという人が今どんな事を気にしているのかが気になっている。佐倉チアキもまた、ヤニクにとっては『さくらさん』だ。 そして朧が器用にスマートフォンをスイスイ使いこなしているのを見て]
サムライなのに……
[と呟いた。連絡先の交換が済んでから、あっと声をあげる。]
ヘイ朧。 ま・・・んさく?まんさく、知りまセンか?
[パイーパティの巫女が占って出た名だが、調べても何も出なくて困っている。ダメモトできいておくことにした。]
(241) 2018/03/31(Sat) 18時半頃
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フツーの規格と比べて貰っては困りマス。 ヤニクは王子様ですヨ?
[と腕を組んで悠然と笑ってみせた。]
Ok. さくらさんの為なら力なりマストモ。 マァ、危険てヤツが何か分かってないデスケド。
[はははと声をあげて >>243]
ンン、詳しい話きけるかどうかは、 話きいてるとチョトわからないケド。
ま、サイアク?サイテイ? ワカランなりに力になれることもあるでショウ。
(247) 2018/03/31(Sat) 19時頃
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[よく言われるんだなあ……>>244 ある種期待通りの反応ともいえた。] たしかに不便とおもいマス。 オボロ面白いネ。
[それから、占いで出た名前に対して目を丸くするのを見ると、朧のリアクションにヤニクも目を丸くした。]
タゥバ!?!?(マジ!?) ソレこっちのセリフデース!!! 知り合い!? やっぱどこかには居るんデスネ!?
NoNoNoNo 全然しらばっくれてナイ! これは占いで知った!!! 全然ワカランからダメモトだったネ!!!
(248) 2018/03/31(Sat) 19時頃
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サムライとゆー珍妙な生き物に言われるとは…… ニポンの思い出にしマス。
[ふーんて顔をした。>>249]
なんともナイ。 ワタシもすべての事情 皆に話せることばかりじゃないのよく知ってル。
話せる範囲でして欲しコト教えてくれタラ 対応できることもあるでショウ。
(252) 2018/03/31(Sat) 20時頃
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チアキ!? さくらチアキもマンサク?知ってる??? タゥバ???どこいた??? まさかJAPANESE座敷牢??? いやでもそれだと学校これナイネ???
[未だ食い気味。朧は完全に引いている。パイーパティの民たちの間ではあまりに情報がないので、存在しないのではという説が流れていたのだ。]
Oh.言ってなかった。
[予鈴が鳴る。話せないといっていたからにはマンサクのことも朧からは聞けないだろう。だからヤニクは朧と教室に向かいつつ]
ワタシの国、占いでお嫁さん決める。 ワタシのお嫁さん「さくら」という名前持つそうデス。 今年の春、この学校で出会う「さくら」さん。
どの「さくらさん」かまだ分かりまセン。 ワタシはワタシの運命のさくらさん、探しにきマシタ。
(253) 2018/03/31(Sat) 20時頃
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[めちゃめちゃ怒鳴られた。>>255]
四人さくらさん居るのわかっていますが さくらソフィアさんが 運命かもしれまセンし! オボロにさくらさんに話しかけるたび 怒られてたら困りマス。
もし違ったとしても誠実にできることシテいれば 損ないデス。 違うカモ?でテキトーにしたら 運命のヒトいなくなるカモしれまセン。 全員に全力投球ガンバルしなければ。
[キリッ。]
アー。同性婚認められてナイとは聞いてマス。 パイーパティの精霊、 運命の相手に同性示すよくあるネ。 前例タクサン。気にするポイントなりまセン。
(256) 2018/03/31(Sat) 20時半頃
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[キリッ。>>258]
しかし最初にワタシの目的話しておくコト、 誠実に振舞う一歩デス。 隠し事・ウソ、お互い傷つくコトになりかねまセン。 ンーーー軟派といわれテモ、 そゆ占いでちゃったカラ、仕方ありまセン!
[しかし朧的に無しだそうなので、抗議の声をあげる。]
エェ〜〜〜〜〜〜! なんでソーナッタ???? ナゼナニ!? アレイ・ヤァル!(ねえってば〜!) コレ話せばわかるヤツデスよー!! オボロ〜〜〜!
[朧の後ろからついていきながら、教室に向かうのであった。**]
(268) 2018/03/31(Sat) 21時半頃
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── 回想、満開の桜の木の下──>>@37 >>@38
[頑張る、頑張る、と口にするたび あの人のことが脳裏をかすめる。]
(277) 2018/03/31(Sat) 23時半頃
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[額に口づける真似をしてみた時、あの大和撫子は随分狼狽えていた。ヤニクはすぐに少し照れたように]
失礼しまシタ。 お嫌だったのなら、婚礼まで控えるコト出来マス。 ワタシ、アナタのコトもっと知らなけれバ。 そういうの全部教えて欲しデス。 恋バナとして、でも。
(278) 2018/03/31(Sat) 23時半頃
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[幽霊の彼女には何を思ってか、溜息をつかれてしまう。>>@41 諦めが悪い性格だから、その程度では諦めないし嫌な顔ひとつする気がおきない。 けれど、「できれば……」と櫻子からの気持ちを聞いた時。一瞬はっとしたように表情が驚きに抜け落ちて、すぐに少し情けなさそうに笑った。]
ハイ。 そう思いマス。
[勿論、何かを一緒に喜んでくれるようになって貰えるまで頑張るつもりでいた。 幸せとは尽くされることだけでは、かなり足りないものだろうから。 だから「じっくり」という言葉を選んだ。自分のことを好きになってもらうための時間を思って。喜びあうことが出来るまでの時間を思って。
けれど。どうしても焦りがあった。 異国。一人ではない占いの結果。 もはや自分の努力で振り向いてもらう他あるまいという七年分の想いによる焦り。我武者羅な努力を盾にして走り抜けなければと思っている自分を、おそれを、見透かされたようだった。
だから、まるで純粋に手放しで「運命のひと」と自然に思い合えることを祈られたときに、ヤニクは自分が情けなかったのである。]
(279) 2018/03/31(Sat) 23時半頃
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[そして今も。 そうであればいいと思ってもらって尚、つい「がんばる」と口にしてしまっているのだから、実に情けなかった。**]
(280) 2018/03/31(Sat) 23時半頃
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ヤニクは、チアキにアンコールした。
2018/04/01(Sun) 03時半頃
ヤニクは、亀吉にアンコールした。
2018/04/01(Sun) 03時半頃
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