44 【game〜ドコカノ町】
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[世界が、壊れる。]
……待って! アシモフくん勝ったよ!? 願い事は!?
[状況を把握できていない。天使と一つ目の姿を捜し、虚空に叫んだ。]
(15) HISANO 2011/02/26(Sat) 02時頃
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──学生会館──
[ぎくしゃくと。きょろきょろあたりを気にしながら、やせ気味の青年が学生会館に足を踏み入れた。 変なポスター。よくわからない横断幕。肌色の多いフィギュア……はまだ馴染み深い物だからいいとして、とにかくどこのサークルにも属していない自分には酷く居づらい場所。]
うー、なんやこの人外魔境……。
[誰もこちらを見ていないのに、じろじろ見られてるんじゃ無いかと自意識過剰になる。そそくさと掲示コーナーにたどり着き、画鋲で一枚の紙をとめた。
『ドナさんへ。 また遊びたいです。連絡ください。 phyco_plusxxxxxx@xxxxxx.jp
レティより』
]
(48) HISANO 2011/02/26(Sat) 11時半頃
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おっしゃ。
[ぎゅっと止めてさっと離脱。メルアドはサークル勧誘の餌食になりそうだけれど、気にしないことにする。
……プレイヤーネームをきちんと書かなかったのは、別のドナルドが釣れたら困るのと、リアルの姿を見られたら失望されそうで怖かったから。服装のセンスの無さも顔の悪さも声のひどさも散々自覚してるし。]
……あかん、ぼーっとしとったら遅刻する!
[授業では無く大会に。ドコキャノン目指してばたばた駆け出す。痛んだ金髪がひょろりと揺れた。
──すり抜けた隣のテーブルで、医学書を広げた女性がすやすやと眠っている。**]
(49) HISANO 2011/02/26(Sat) 11時半頃
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──ドコキャノン──
んー、やっぱ微妙に調子狂ぅなー?
[今日の舞台は火山ステージ。マッチングの待ち時間にぴょんぴょんと跳ね回りながら、プレイヤーの口調で呟いた。 熱気も、足下の砂利の感覚も、一応再現されているそこ。けれど──あのリアルさを体験してしまった後では、何かが違う、 たとえば空気の乾燥だとか。肌に伝わる空気の抵抗だとか。]
ま、そんなこと言ってもしょうがないよね。
[これがいつものロクヨン。だってあの痛みが再現されたら戦える気がしないし。そう苦笑しながらメニューを呼び出した。]
「サイコ? どした?」
[話しかけてくる友人──相変わらずスク水着用のホリーの声。]
ちょっとメニュー見てるね、先やっといて!
[設定画面を呼び出して、個人設定を表示した。]
(59) HISANO 2011/02/27(Sun) 01時半頃
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『今の名前:レティーシャ・シュガーハート』
↓
『変更後の名前:レティ@ドコカノ町みんなにあいたい』
変更しますか? 『OK』 『NO』
(60) HISANO 2011/02/27(Sun) 01時半頃
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よしっ。
[ぽちっとOKを押して、メニューを閉じる。いつものサンゴーで遊ぶときはチーム名(ボリスがレティとホリーを連れてるから、『チームロリ誘拐』なんて酷い名前だ)を入れているアットマークの後だけれど、しばらくはこうしているつもり。 初プレイっぽい人も居たし、これで連絡がとれるかはわからない。会ったところでうまく話せるのか不安もある。けれど、彼らとあの不思議な体験を共有したい、また会いたいと思うから。]
「サイコ、お前それ何?」
んー、ないしょっ!
「うっわサイコのくせに生意気! くすぐるぞおら」
パンケーキケージ切るよ?
「すみませんでしたサイコ様」
[馬鹿話をしている間にマッチング終了。カウントダウンが始まった。]
いっくよー! "ショコラフォンデュ!"
[そして、今日も魔法少女は跳び回る。]
(61) HISANO 2011/02/27(Sun) 01時半頃
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レティーシャは、Σ しおりだと人の名前入らないんだ! アシモフくん!
HISANO 2011/02/27(Sun) 03時頃
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雨降り池の水質……そこは竜神さまに頑張って浄化してもらおう!
(68) HISANO 2011/02/27(Sun) 14時半頃
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──数日後 自宅──
[ベッドにごろんと横たわり、日課のケータイゲーム中。 今回の期間限定イベントは、ボタンの連打が必要でちょっぴりめんどい。課金はしたくないから意地でこまめに覗くけれど。
そんなとき、ぺろれろれーん、と着信音が鳴った。]
んー?
[公式配信のロクヨンコイン投入音は、アドレス帳に登録していない相手からの物。 今度こそ、いやまさか、でも。……ここ数日何度も裏切られた期待。失望する準備をしてメールを開いた。
メールの中身はたった一文。
『ごめん
ドナルド』
]
(83) HISANO 2011/02/27(Sun) 16時半頃
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ドナルドっ!?
[がばっと身を起こす。]
あの、ドナルドやんなー? ぅおー、気づいてくれたんやー!
[多分今レティーシャの姿だったら、ケータイを胸に抱いて目を閉じて笑っていただろう。けれど今はサイコプラスだから、何度も何度もそのメールを読み返す。]
……あぁもぅ、気にしてへんのに。
[返信ボタンをぽちりと押して、どう返そうか悩んで。その短いメールを彼がどんな気持ちで書いたかを想像して、胸が痛くなる。]
『レティはだいじょぶ。無事に帰れたよ。
あのドナさんだよね? 最後誰と戦ったか覚えてる? 約束、覚えててくれたら都合いい時間教えて。マッチングしよ!』
[すぐに返したつもりだったけれど、手は震えるし何度も推敲したくなるしで、結局30分くらいたっていた。]
(84) HISANO 2011/02/27(Sun) 16時半頃
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──自室──
[『新着メールはありません』『新着メールはありません』『新着メールはありません』 三分おきに新着メールの問い合わせをしていたら、電池があっという間に一つ減った。 こんなことをしなくてもこの部屋の電波は悪くない。ただ待ちきれないだけの行動だ。ちらりちらり、同人サイトを覗いてみたり、意味も無くゴミをまとめてみたり、動物園の熊並みに落ち着かない。]
『ぐ〜だぐだ考えんなぁ性に合わねぇ! 天辺でイこうぜ! きぃやっはぁああ!!』
きたっ!
[鳴り響いたドナルドの公式着ボイス。スマートフォンの反応タイムラグすらもどかしくメールを開いて。]
(97) HISANO 2011/02/27(Sun) 22時半頃
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……あー。
[浮かれた気持ちに冷水を浴びせられた気分になった。
考えてみれば当然だ。途中何回かの異常はあれど、レティーシャとして何時も通りのバトルを繰り広げ、きっとどうにかなるという根拠の無い信頼を裏切られなかった自分と違って。 彼は、何者かに完全に乗っ取られていた。]
……怖いの、思い出したくないの、当たり前やん……。
[ぽちり。アドレス帳を設定。着ボイスを削除して、レベルアップ音に切り替えた。 最初の彼は、こんなマクロが似合わない、優しい人だったと思ったから。]
『ごめん。最後の戦いのこと聞いたのは、思い出させようとかじゃなくて、別のドナルドじゃないか知りたかったの。
待てるから、また、なにかで遊んでくれたら嬉しい。 ゲーセンのときと、ヤニクから逃げるとき、助けてくれて嬉しかったよ。』
[言葉を選んで、選んで。また30分くらいかかって、どうにか送信した。]
(98) HISANO 2011/02/27(Sun) 22時半頃
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──自室──
[ごろり。ごろごろり。ベッドの上でしばらく転がっていた。]
……あかん。飲も。
[このままメールが返ってこなかったらどうしよう、とか。悪い方向にばかり転がる想像を制御するのに疲れて、冷蔵庫に缶ビールを取りに行った。 飲んでヘッドフォンつけてがんがんの大音量でゲームして、寝落ちてしまえばその間は何も考えなくてすむし。
一本目を半分くらい空けたところで、ロクヨンのレベルアップ音が鳴り響いた。おそるおそる、開く。]
……っ、顔文字似合わへんなぁ。
[ちょっと吹き出した。忘れたいわけじゃないという言葉にほっとして、大きく息をついた。]
(105) HISANO 2011/02/27(Sun) 23時頃
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『避けちゃうのかっ!
家庭用はもちろん買うよっ! あんまりリアリティあるとおうちに引きこもっちゃいそうだから、劣化してよかったなぁとか思ってたの。
それまでにM○THERはクリアしておくように! なんてね。
ほんと、無事で良かった。またあえて嬉しい。』
[最後の一行はつけるかどうかだいぶ迷った。無事と言い切っていい状態かわからなかったし。 けれどアルコールの回り始めた脳ではこれ以上の言葉を思いつかなかったし──ニュースになっていないから生きて帰れたのは多分確かだろうけれど──アシモフの鎌を喰らって倒れ伏した彼の姿は、今も覚えているから。]
(106) HISANO 2011/02/27(Sun) 23時頃
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レティーシャは、ライトニング達に混ざって肩をたたいた。
HISANO 2011/02/27(Sun) 23時頃
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──自室──
[メールが返る。嬉しくなってビールが進む。強くも無いくせに二本目を開けた。]
『えー。一回くらいキャンディ系統がっちりつけて思いっきり秒殺してあげようと思ったのに。じたばた。 ケイン持ったレティは強いよ? えへへ。
一週間でやる気かよ! ドナさんもなかなかの廃人だね? よーく味わうように!』
(128) HISANO 2011/02/28(Mon) 00時半頃
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[そこまではすぐに書けたけれど、次の返しにちょっと迷った。だって自分と──サイコプラスとレティーシャじゃ、差がありすぎる。会ったら夢が壊れる、というか。]
『レティはすごく元気。ゲーセンでもいっぱい遊んでるしだいじょぶ。 ちゃんとドナさんのこと大好きなレティのままだよ。』
[送信ボタンを押して。]
……あれ?
[酔った勢いで変なことを書いた気がする。こちらは怪我もせず乗っ取られもせず元気なままだ、ということを伝えたかっただけなのに。]
……まぁ、えっか。
[なんだか幸せだ。つけっぱなしのパソコン開いて、お気に入りの音楽かけて。
いつの間にか机に突っ伏して眠っていた。**]
(129) HISANO 2011/02/28(Mon) 00時半頃
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レティーシャは、アシモフもふもふ!
HISANO 2011/02/28(Mon) 10時半頃
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―数日後―
[ドコキャノンは工学棟から、歩いて7分走って3分。 幸か不幸か一緒にご飯を食べる友達も居ないので、コンビニおにぎり詰め込んで、お昼休みはロクヨンタイム。]
おっしゃ空いてる。
[するりと筐体に滑り込み、いつも通りにエントリー。今日は大会じゃないから、適当に人の多そうなステージを選ぶ。キノコの森に飛び込めば、水玉キノコがぽふんと煙を吐いた。]
〜♪
[ステージの様子はランダムに店内のモニターに表示される。映っていたときにかっこいいように、くるんと宙返りして笑顔を作る。今日もシンクロ具合は上々だ。
頭の上には常に自己紹介ウィンドウを表示している。帰ってきてから設定を変えた。
表示されている名前はもちろん。]
(192) HISANO 2011/02/28(Mon) 14時頃
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──キノコステージ──
"キャンディーアロー!!"
[キノコのトランポリンを使って、思いっきり飛び跳ねながらの空中戦。パステルカラーのキャンディーケインの先、きらきらの棒付き飴が次々相手に向かっていく。 墜落した相手の上にとんっ、と着地してコンボ完了。オーバーキル。]
よーし、この調子っ♪
[次の呪文を唱えながら、一番高い木の上で戦闘している次の標的を見上げる。火炎の竜と虎が激突しあって、あそこだけノリが任侠映画(?)だけれど、乱入したら楽しそうだ。絵面的な意味含めて。]
と、その前に。隙あ…… り……?
[後ろに現れた気配に、振り向きざま攻撃しようとして。 『ドコカノ町のアシモフ』その言葉に、手は止まった。 杖の先、ぼんっ、と魔法が暴発して、ばらばらと色とりどりのキャンディーが溢れる。]
(200) HISANO 2011/02/28(Mon) 19時半頃
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ほんとに……ほんとにアシモフくん? レティは無事だよ、アシモフくんも、良かったぁ……
[優しげな瞳を見上げて。ネズミと人間じゃ表情が違いすぎるけれど、なんとなくアシモフだとわかる、気がする。ちょっと躊躇ったけど、いいやと思ってぎゅっと抱きついた。]
レティより大きくなっちゃってる。
[逆転した身長差に、くすくす笑った。]
会えて良かった。
(201) HISANO 2011/02/28(Mon) 19時半頃
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──自宅──
んー……
[机に突っ伏して睡眠中。寝返りがマウスにぶつかって落っことして、ガタゴトいう音で目が覚めた。]
ぅぁ、やば、寝てた。
[スマートフォンがぺかぺか光っている。せっかくメールもらってたのに寝落ちかよ、と自分にため息ついて、謝らなきゃなーと思いながらメールを開いた。]
……。
[まず目に飛び込んだのは大量のハートマーク。自分が何かするたびに出してくれたPOPみたいな。]
(208) HISANO 2011/02/28(Mon) 20時半頃
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……俺、なに書いてんねん。
[大好きとか書いた気がする。確かにレティーシャの素直な気持ちではあるけれど、相手の返しだってレティーシャに対するものだとわかっているけれど、うっかり我に返ってしまっているせいでとても恥ずかしい。
そして次の段落を読んで、今度こそ完全に固まった。寝起きの頭に、ゆっくりゆっくり言葉がしみこんでいく。
『あの時のレティーの中身が君じゃなけりゃ、俺きっと戻れてねぇや。』 ]
……なんや、これ。
[胸がなんだかぎゅっとするような。目の奥が変に熱いような。 自分が、すごく嬉しいのだと気づけるまでに、しばらく時間を要した。
だって、レティーシャだから好きって言われるんじゃなくて。 そこそこ強いから尊敬されるんじゃなくて。いつでもONできるからよく誘われるわけでもなくて。
中身を見ていると、誰かの役に立てたと、こんなにダイレクトに言われたのは初めてだったから。]
(209) HISANO 2011/02/28(Mon) 20時半頃
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『よーし、ドナさんを目覚めさせてあげよう。ふふふ♪ なんてね。
ドナさんが戻って来れて、本当に良かった。 レティが役に立てて、本当に良かった。嬉しい。ありがとはこっち。
あとあと、寝落ちちゃってごめんね!!』
[メールを作成して、夜中の二時に送るのは流石にまずいだろうと何度も時計とにらめっこして、読み返してはぐるぐるして。
忍耐の限界で三時頃にはメールを送信してしまったけれど、その後もまんじりともせずに、軽くパニック状態の気持ちを噛みしめていた。]
(210) HISANO 2011/02/28(Mon) 20時半頃
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──キノコの森ステージ──
[やっぱりベネットの身体だと、アシモフをもふもふするのとはだいぶ感覚が違った。ぎゅっと抱きしめられてなんだか変な気分。]
……うん。ドコカノ町の、プレゼントの探しっこしたレティーシャ。
[取り合いというのもなんだか殺伐していて嫌で、戦いのことを言うのも嫌で──あざとくかわいらしい言葉に落ち着いた。]
……裏切られてないよ。レティちゃんと帰って来れたもん。
怖かったけど、中にドナさんいるのわかってたし。痛かったけど途中からよくわかんなくなってたな?
レティはずっとロクヨンやってて、痛いのは慣れてるからだいじょぶ。
[少し嘘をついた。普通のロクヨンではあそこまで痛みは感じない。帰ってしばらくは体中に痛みの記憶が残っていたし。]
(229) HISANO 2011/02/28(Mon) 22時半頃
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ま、一応、もっと早く動いてくれたらとか思わなかったわけじゃないけど、アシモフくん初心者っぽかったし。
……一番辛いとこ、任せちゃったしね。
[背中に回した右手で、ぽふぽふと撫でるようにたたいた。ネズミさんをもふもふするみたいに。]
そうだ! ドナさんも無事なんだよ! こないだメールくれたの!
[二人がすでに会っていることを知らないから、ぱっと明るい声で伝えた。]
(230) HISANO 2011/02/28(Mon) 22時半頃
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──キノコの森ステージ──
むー。
[平静を保つのは慣れている、という言葉に、やっぱりそうか、と思う。ネズミの行動は、なんだかいつも的確だった。]
いきなりゲームからでれなくなって、仲良くなった人が操られて、それで落ち着いてられる方がおかしいと思うよ?
[ネズミ相手ならぷにっと鼻先を押していたのだろうけれど、ベネット相手だとちょっと躊躇われたので、ほっぺを押してみる。 誰かを恨む気持ちは無い。自分の願いは叶ったのだし、ロクヨンは今日も続いている。 ただ一つ、気にかかるとすればセシルのこと──ついでにあの鳥の正体も──だけれど。それはどうにも手立てがないから。]
(247) HISANO 2011/02/28(Mon) 23時半頃
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え。ドナさん会ったの? うー、ドナさん酷い、教えてくれれば良かったのに! 〈次に会ったら開幕キャンディーアローやな。〉
[物騒なことを呟いて。]
うー……。
[続く言葉に、ちょっと苦い顔して目を泳がせた。]
……正直、おすすめしない、かな。 レティのお兄ちゃん……ナカノヒト見たら、多分夢壊れるよ?
[顔も体格も声も服装も何もかもが自信が無い。しゅん、とかわいらしくしおれてみたけれど、これだって行動マクロの賜だ。]
(248) HISANO 2011/02/28(Mon) 23時半頃
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──キノコの森ステージ──
[男の人だったんだ、と目を丸くされて、ほらやっぱりとちょっぴり凹んだ。]
……うー、見てない言うても……。
[素の口調をちょっぴり使ってみる。だってあの仕草とかあの台詞とか、あんな男が中でやってたってわかったら、見てない夢も壊れる、と思う。]
……まぁ、アシモフくんが言うなら……。
[冷静な彼なら確かに大丈夫かもしれないな、と思って、渋々同意した。アシモフがどんな人かも興味があるし。 ──アシモフの性別を知ったら土下座するほど驚く羽目になることを、サイコプラスは未だ知らない。]
レティは今ドコキャノンから入ってるけど、アシモフくんは?
[そこまで聞いたとき、上空戦闘組の流れ弾が飛んできて。 16mほど吹っ飛ばされて、リタイアする羽目になった。]
(279) HISANO 2011/03/01(Tue) 00時半頃
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──キノコの森ステージ──
……あっかん、完璧油断した。
[場外観戦ステージに追いやられてため息一つ。アシモフ──もといベネットが、華麗な連射で仇を取ってくれるのを見ていた。]
……レティを倒した人をあの装備で倒しちゃうなんて……ただ者じゃ無いね!
[ぐっと拳を握って言ってみるけどなんだかむなしい。だってレティーシャの打たれ弱さは異様。避け続けなければ生きて行けないのにそれを忘れてはどうしようもない。]
気合い入れんとランク下がるなー。
[ディスプレイに表示されたポイントを見てため息ついて、カードをタッチして同期して。 目印になるような物が何も無いことに気づいて、とりあえず自販機でココアを二本買ってみた。]
(292) HISANO 2011/03/01(Tue) 01時頃
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レティーシャは、ココアを買いにちょっぴり離れていたらしい。
HISANO 2011/03/01(Tue) 01時頃
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──ドコキャノン──
[半分指定席になっている右から二番目の筐体の前。誰か遊ぶ人のじゃまになってはいけないからもたれかかっては居ないけれど、温かいココアをもてあましつつアシモフを待つ。
……ボブカットの綺麗な女の子がきょろきょろしているけれど、まさか自分を探しているとは思いもせず。目にかかる前髪をこのままにするべきか、オールバックに縛ってしまうべきか考えながら立っている。]
(302) HISANO 2011/03/01(Tue) 01時頃
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──ドコキャノン──
[ボブカットの女の子。見つめられた。ばっと目をそらした。 ……ちょっと可能性は思いつくけれど、いやまさか、と否定したい気持ちが勝って。]
……。
[74秒間の膠着状態。小さいけれど確かに名前を呼ばれて。]
……アシモフ、さん、ですか。
[ぎくしゃくと答えて、右手のココアをばっと押しつけた。]
(307) HISANO 2011/03/01(Tue) 01時頃
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──ドコキャノン──
[名乗られた。冬月玻璃。綺麗な名前。どうしよう。女の子だ。さっき思い切り抱きしめてしまったんだけれど。]
……女の子や、思ってのぅて。セクハラのつもりは、なくて、その。ごめんなさい……。
[今日の自分の服装は、よれ気味のセーターにユ○クロのジーンズに、ロクヨンカードを加工したペンダント。彼女と並ぶのが恥ずかしくてとりあえずペンダントを外した。 挙動不審なこちらとは対照的に、彼女はふわりと笑う。]
あぁも、こんなんがレティーシャでごめんなさい堪忍……。
えっと行く場所? 俺マックと牛丼屋くらいしか……
[めし どこか たのむ。そんなツイートをしたい気分だった。評判のレストランという手もちょっとだけ考えたけれど、困ったことにそこに行くだけの持ち合わせが無いし彼女におごらせるわけにはいかないし。]
……ラーメンとマック、どっちがええ?
[結局はそんな色気の無い二択を提示しつつ。 彼女の歩幅に合わせてゆっくり歩こうと、そればかりを気にしながら歩き始めた。**]
(317) HISANO 2011/03/01(Tue) 01時半頃
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レティーシャは、ヨーランダに懐に入られた! 瞬殺されちゃう!
HISANO 2011/03/01(Tue) 23時半頃
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──ラーメン屋 ジローラモ──
えっと、ここ……。
[アシモフ──冬月さんと連れだってやってきたのは、床彼三大油田の一つ、油とニンニクまみれの麺で有名なラーメン屋。 ドアを開ければもわっと熱気が押し寄せてきて、初対面の女の子を連れてくる店じゃ無いやん、と気づいたときにはもう遅く。二名様ごあんなーい、という威勢のいい声が響いた。テーブル席に案内されて向かい合わせに座る。]
ええと。レティーシャの……サイコプラス、です。呼びづらかったらサイでも、サイコでも。
[話題を探して視線を泳がせた。]
あー、冬月さんもロクヨン好きなん? ですか?
[結局はものすごく今さらな質問。あのプレイが初めてだと聞かされれば、プライドを打ち砕かれてショックに頭を抱えただろう。]
(372) HISANO 2011/03/02(Wed) 00時半頃
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すっごいいろいろ落ち着いとったなー。びっくりや。
あの白衣どうしたん? 初期装備違うかったはずやけど。
にしてもなんでアシモフ。
[ロクヨンのことになればだんだんと饒舌に。]
……なー。セシルは一人しか帰さん言うてたけど。少なくとも俺ら三人は無事、やんなぁ。 最後、どないなったんやろ。
[ぽつり、そんなことを問うた。]
(373) HISANO 2011/03/02(Wed) 00時半頃
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──ラーメン屋 ジローラモ──
うっそ。初めて……?
[思いっきりショックを受けた。]
……回避主体のレティーシャに、閉鎖空間で霧かけるとか正着。センス良すぎやん。てかアシモフレベル1で生きのこったん!? まじめに凄いわー。
[ため息一つ。どうしよう急成長して追い抜かれたら。 驚いて素っ頓狂な声を上げたせいか、緊張が結構ほぐれた。]
うんにゃ、可愛くないとかそんなことは。 レティーシャは……あー、まあ、可愛くするためにマクロとかいろいろ組んどるし。うん。
[照れるのと居心地が悪いのと半々のような落ちつかなさ。 ラーメン(という名前の、スープの表面を油とニンニクが覆った物体)が運ばれてくれば、まず麺を野菜の上に上げてー、などと食べ方を指南した。]
自作。器用や……。
[舌を巻く。ついでにラーメンをすする。]
(385) HISANO 2011/03/02(Wed) 02時頃
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だってアシモフ見るからにムズめキャラやん。ちっこいし、踏みつぶされたら終わりやし。
[せめて魔法攻撃あれば扱いやすいんけど、と続けて首をかしげた。 そして、プレゼント所有者の願いが語られる。]
……そか。みんな帰れたんやな。
[HPが0になった自分も帰って来られた。どこかにみんな居るとの言葉に笑顔になる。]
……やっぱり、アシモフに任せて良かった。ありがとう。
[セシルが見ていたのは悪夢だったのだろうか? そう思ってしまったのはきっと、セシルとほとんど話せなかった故の感想だろう。]
(386) HISANO 2011/03/02(Wed) 02時頃
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──ラーメン屋 ジローラモ──
あー……。
[戦いを思い出してか、悲しげな瞳で冬月が笑う。 ここがロクヨンの中で、レティーシャとアシモフの姿なら、ぽふぽふと指先で撫でて慰めていただろうけれど、今はなにも言えずにお冷やに口をつけた。]
反応……なぁ。
[何を思い出されているかは知らないけれど。居心地の悪さ継続中。
トップランカーアシモフの話になればちょっと顔を明るくして。]
そうそう! カピバラサイズになって突進ナイフ組み合わす道もあるし、スピードSPに振って相手が自滅するまで耐えるのも強いんよ! 固有装備も癖強い分面白くて……
[水を得た魚、スイッチの入ったオタク。楽しそうにしばし戦術を説明した。]
(391) HISANO 2011/03/02(Wed) 03時半頃
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|
[そして。]
……なんや、照れる。 みんなで協力して帰ってきたんやなぁ。ロクヨンなのに。
[しみじみと呟いて、照れ隠しにごくごくとお冷やを飲んだ。
その後は、もし冬月が食べ終わっていないなら、ドナルドってどんなやつ? などと訊ねてみたり。そういえばライトニングの名前知っとるの? と聞いてみたり。 女の子相手で緊張しているから、ちょっと会話が途切れると、気を遣ったつもりで質問攻め。**]
(392) HISANO 2011/03/02(Wed) 03時半頃
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|
──ドナルドと会う日──
服を買いに行く服が無い。
[朝8時半のドコキャノン。毎朝の習慣、早朝音ゲー100円2クレを済ませ、真顔でため息ネタ台詞。
M○THERをクリアしたというドナルドから、リアルで遊ばないかという誘いをもらったのが昨日のこと。 「レティのイメージが崩れるからダメ」と抵抗したものの、なんやかんやで言いくるめられ。結局授業の終わった昼から遊ぶことになった。]
あーもぅ……。
[ぼさぼさの髪は梳かしてみたけれど傷んでこれ以上どうしようもないし。長袖と半袖を重ね着したTシャツだって、ジーンズと合わせてなきゃ寝間着と言っても通用するレベル。 買いに行こうにもユニクロ以外に怖くて近寄れないから、こうやってうじうじ悩んでいる。]
(439) HISANO 2011/03/02(Wed) 15時半頃
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|
……。
[スマートフォンを確認したけれど、ついているコメントは「服無いの? 貸すよ!(byゴスロリさん)やら「ヒント:全裸。(byスク水ホリー)やらで。 まとめて「うるせーおまえら!」と返信してから、とりあえず一限に向かおうとリュックを背負った。]
……なんで男に会うのにこんな気ぃつかわなあかんねん……。
[自問自答の答えは決まっている。だってレティーシャを気に入ってくれた人だから。幻滅させるのが申し訳なくて。それだけですかそれだけですよ。
工学棟大講義室の隅っこで、今からできる対策を考える。授業が頭に入る気がしなかった。**]
(440) HISANO 2011/03/02(Wed) 15時半頃
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──夕方──
[結局服を買う暇は無く。いつものキャンパス、挙動不審にぎくしゃく歩く。]
……逃げたい。
[ぼそりと呟いた。 こちらの目印は金髪と、首から提げたロクヨンカードのペンダントと、購買で買ったチョコレートの大袋。待ち合わせ場所にたどり着いて、おどおどと周りを見渡した。]
(469) HISANO 2011/03/02(Wed) 20時半頃
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[声をかけられた。びくり、と思い切り背筋をただしてしまった。]
……あ、えっと……ドナルドさん、ですか。
[ぺこりとお辞儀をした。人違いならあれだけれど、話しかけてくる相手なんて他に心当たりないし。]
レティーシャの……サイコプラス、です。……こんなんですみません……。
[いつもの似非関西弁を無理矢理標準語に直す。イントネーションはおかしなままだったけれど。]
(473) HISANO 2011/03/02(Wed) 21時頃
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[シンリンと名乗った彼は、ベンチの隣を開けてくれた。攣られるように座る。 少しよれ気味のスーツ姿。先輩なんだろうかと考えた。]
……まぁ、あそこまで酷くはなぃ、ですけど。踊ると結構汗だくで。
[笑わせようとしてくれているんだろうな、と思ってどうにか笑顔を作る。]
あ、うん。本名呼び苦手なんで、サイでえぇ、です。
[メールだとあんなに話せるのに。言葉が見つからなくて視線をさまよわした。]
(478) HISANO 2011/03/02(Wed) 21時頃
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[メールにする? と問われてこくりと頷いた。気を遣わせてしまうのが申し訳なくて、けれどとてもありがたい。]
『新装備はちょっと動作が重めかな。遠距離とり続けるタイプならいいけど、ヒットアンドアウェイやろうとすると足取られる感じ。なんて言うのかな、薄いマントみたいな空気抵抗。』
[キーボードを引き出してかなりのスピードで打ち込み、送信。一拍遅れて隣から着信音。その後の沈黙がちょっぴり落ち着かない。]
あ、そうだ!
[思い出したのはこの間のこと。声を出してみた。]
アシモフに会ったで! 元気そうやった!
[そこまで言って、二人がすでに連絡を取り合っていたことを思い出す。]
……会ったなら教えてくれれば良かった、とか、いや別に怒るとかじゃなくていけずやなと言いますかその……
[また黙る。ややあってメールを打った。]
『……レティだったらこんなとき、ドナさんのばかー、ってぽかぽか叩けるんだけど、ね。 うまくしゃべれなくてごめんね。楽しくないとかじゃないよ。』
(496) HISANO 2011/03/02(Wed) 22時頃
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[なんでこんなに緊張しているんだろう? ぐるぐるした頭で考えている。 普通でない状況で出会ったから? 違う、アシモフとはもう少しまともに話せた。 殺しあいをしたような物だから? 違う、乗っ取られていたのはわかっているし。彼がそれを気にしていることも知っているし。 それを言ったらアシモフは綺麗な女の子で、もっと緊張してもおかしくないはずだった。じゃあなんで。
……飛ばされた、たくさんのハートマークを思い出した。それに応えるように出した、こちらの音符とハートマークも。
いやまさか。そんなはずは。 多分あのときにもらったメールが嬉しかったから。レティーシャの中身が自分で良かったと言ってくれたから。それで幻滅させるのが嫌で緊張しているだけだ。きっとそうだ。 ぐるぐると思考は巡る。]
(500) HISANO 2011/03/02(Wed) 22時頃
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[帰ってきたメールに、なんだか酷く安心した。急かされない感覚。 そして……ちょっと顔を赤くする。]
『好きって言ってくれて嬉しいな♪』
[メールにはレティで返す。主語を抜いたのは微妙にわざとだ。]
……ありがと。
[音声でも感謝を返して、飲み場所を提案されれば、どこでも大丈夫と頷いた。]
(515) HISANO 2011/03/02(Wed) 22時半頃
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──居酒屋──
[酒が入れば変わるというシンリンの考えは大当たりで、こちらも酒に頼る気満々だった。一杯目を一気飲みして、二杯目を半分飲んだ頃からはどんどんと饒舌になる。]
んー……なんつーか、ゲーセンのそばにあるから学校行ってるって感じやなー。朝も行ってきたし。
なー、シンリンはどんなゲーム好きなん?
[話題はいろいろ。主にゲームの話を振った。]
(516) HISANO 2011/03/02(Wed) 22時半頃
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持ち帰ってくれるん? 親切やなー。
[一気飲みして、さぁスイッチ切り替えましょうと自分に合図。けらけら笑った。]
そうそ、遠いってだけで選んだけどいいとこやんな。名前忘れたけど半地下のところで、格ゲー筐体改造してポプ入れてるの見たときは笑ったわー。
[ビール。カシスオレンジ。ウィスキーロック。熱燗。脈絡のない頼み方をしつつ。]
おー! カタン一回やってみたかったんよ!
[別のゲームに名前だけ出てきてなー、とがっつり食いつく。 萌えているのか、と問われれば、はて、と悩んだ。]
んー。萌えはするけど。なんつーのかな。 あっちは理想の女の子って感じやな。レティたんのえろいのとか読む気せぇへんし。
[メアリーペラジーあたりも好きやで? と首をかしげてみる。]
(526) HISANO 2011/03/02(Wed) 23時頃
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──居酒屋──
あー、そんときはまだ前のケータイだったから……
[画像ない、としょんぼりして。]
売るほどかいな!!
[びしっとツッコミ。メンツが居ると言われれば、人見知りひどいけど大丈夫かと心配しつつ、なんだかんだで行くと頷いて。]
なんつーか可愛い妹? みたいな感じなんかなー。気分は。うっわーシンリンそんな目でレティたんのこと見てたん? 不潔ー。
[どんどんと話は転げ落ちる。そして意識もどんどん混濁し。]
……あかん。初対面で迷惑かけれへん。うぎゅ……うんにゃまだまだ飲めるでいまからダンスだってー!
[飲み放題が終わる頃には、けらけら笑う酔っ払いが一名様できあがっていた。]
(547) HISANO 2011/03/02(Wed) 23時半頃
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シンリン大好きやー!
[浮かれきってそう叫んだことは、翌日になれば覚えていないと言い張るのだろう。]
(548) HISANO 2011/03/02(Wed) 23時半頃
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[……その後。 シンリンの自宅という名のたまり場に、入り浸るゲーム好きが一人、増えていたとか。**]
(552) HISANO 2011/03/02(Wed) 23時半頃
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──しばらく後──
あかん、遅刻する!
[工学棟はドコキャノンから歩いて七分バイクで二分。幸せなことに一緒にご飯を食べる友達ができたので、お昼休みはご飯タイム。 代わりに増えたのは早朝のロクヨン1クレ分。……と、週に二回程度のうっかり遅刻。けれど、今日は授業に遅れそうなのではなく。]
堪忍! うっかりサドンデスまで勝ち残ってもぅた!
[走った先には、あの日のドコカノ町の仲間達。 自分がエントリーネームを変え、ドナルドに手紙を書いたように、彼らもまた様々な方法でお互いを見つけ出したようで。 ライトニングにごちゃっと大勢紹介されたときは流石に驚いたけれど、今ではそこそこ馴染めている。]
(567) HISANO 2011/03/03(Thu) 00時頃
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[ロクヨンを続けている者、やめた者、交流の多い者少ない者、いろいろだけれど。怖いことも辛いことも多かったあの事件が、マイナスでは絶対に無かったと言い切れる。]
……しかしまぁ、大学病院なんてあったんやなぁ。盲点やった。
[自分だって一応セシルを探したのだけれど、どうにもこうにもピント外れで。今日のお見舞いも持ちかけられたときはきょとんとしてしまった。
──こんなに大勢、友人と呼べる者が居るのはいつ以来だろう? 多分小学校以来。話題はロクヨンの話だけにとどまらなくなって、なんだかリア充っぽい俺、などと感動したりして。
ロクヨンの外でも、自分はちゃんと息をしている。**]
(568) HISANO 2011/03/03(Thu) 00時頃
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