162 絶望と後悔と懺悔と
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
……ところで、真弓もお出かけ? それとも、偵察?
[よく似あってると、花の色に似た紫と袴姿を褒めながら、縛り過ぎた紐を緩める。あぁ、赤い痕が出来てしまった。血流を良くすれば早く消えるだろうと擦る。>>*24。]
(*35) 2014/02/14(Fri) 19時半頃
|
|
………は?
[真弓の口から出た問いに、思わず声を上げてしまった。 愛されたい?]
何、言って……。 充分お父様からは……
[額が痛むのは、周と頭突いたせいだ。 『お父様』。何度口にしてもしっくり来ない呼び方。]
……周は、優しいよ。 どうなるとも分からないのに、この城に来てくれた。
殺しても良いって…、言ってくれた。
[俺だけ、という条件付きだけどと付け加え。]
(*36) 2014/02/14(Fri) 19時半頃
|
|
……そうだよ。 俺は、俺の為に周を殺さなくちゃならない。
いや、殺すんだ。
お父様の――トルドヴィン=エメリッヒの為に、捧げなければならない。
周以外だって……。
なんだい、真弓。 言いたい事があるならはっきり言えばいい。俺の前でも隠そうとしないでよ。
真弓は――違うとでも?
[同じ金の祝福を受けたというのに。 色みの異なる紅の眸を背に向けた。*]
(*37) 2014/02/14(Fri) 19時半頃
|
|
―回想・真弓と―
へぇ? 『ただの』。 自由に出歩ける外の世界はどうだった?
気分転換は叶わなかった様にも見受けられるけど。逢ってきたんじゃ、ないの?
[物言いに、ただの訳がないと。>>*41
城の中に居たくなくて。 城の外に出たくて。
理依のように怪我でもしたかと様子を伺ったが、血の香りはしなかった。寧ろ、鉄の。油の。]
(*44) 2014/02/14(Fri) 20時半頃
|
|
――その通り。 明にだって、直円にだって……勿論、真弓にも、ね……。
『俺を殺せ。でも、俺一人にしろ』って、他を庇う。
[彼の怒りの先を思えばこそ。]
……子が親に愛されたいのは……当たり前のことだよ。
[彼女は繰り返す。 確認させたその後が、分からない。 咎めたいのか、それで良いと認めるのか。或いは、自身の確認の為か。*>>*42]
(*45) 2014/02/14(Fri) 21時頃
|
|
[全ては『家族』の為に――と。
すぐには言えなかったと、口を覆う。 目を伏せる。
桜花の。その向こうに誰かが居た気がして。 零瑠は手を伸ばした。**]
(*48) 2014/02/14(Fri) 21時頃
|
|
―回想・主の私室―
[井戸から冥府へと渡り、鬼の傍に身を置く高官の物語。 女の手を取り逃げたが、鬼に呑まれてしまった男の物語。 猿雉犬を供にして、鬼を退治した少年の物語。
そんなに『鬼』の物語に気になるものかと思えば、帝都観光のススメや西洋菓子のレシピ本があったりと、本の種類は多いように見えた。>>3:*126]
安心させる為に……。 えぇ、敵わぬ存在だとしても。弱点がひとつあるだけで手が届くと思ってしまいますから。
[まるで夢のような。]
(*63) 2014/02/15(Sat) 00時頃
|
|
ぁ
[鬱金がさらり、頬と耳の下を擽る。 小さく声を洩らし、今度は吸われる側になったのだと傷みが報せた。 一度宙を掻いた指は主の背に戻り、掴み。 自ら首筋を伸ばして牙を受け入れ、再びの恍惚に細く長く囀る。]
甘い…
[惚けた紅は血の絆を証す様、その下に鬱金を敷き。ゆるゆると手を動かし身を整える。背にかけられた言葉に振り返り]
勿体無き御言葉、しかと――…大事に、致します。
[恭しく礼をした。退出し、扉を閉める。 去り際口元に浮かべていた笑みを思い出し。]
(*64) 2014/02/15(Sat) 00時頃
|
|
[あぁ、矢張まだ『鬼』には成りきってはしまえないのだと顔を覆う。
『人』と『鬼』との狭間で揺れ続けることこそが主の愉しみ。その終わりが訪れれば、『お気に入り』とはいえ、いつ首をはねられるかは分からない。
『家族』が無事で居られるか、わからない。
狂えてしまえばどんなに楽か…。 いっそ、何もかも捨て去って狂ってしまおうか。鬼と成ろうか。
後に、真弓からの問いで沸くのは。 誰の為でもない、ただ自分個人の為ではないかと――…いう、疑念。 廊下を歩きながら、零瑠はつきりと痛む胸元と、悦の残る首筋を手で抑えていた。**]
(*68) 2014/02/15(Sat) 00時頃
|
|
―補給基地―
……素直に生贄になる周じゃあないだろ?
嬉し涙って、あぁ……、感動させ過ぎて、川が出来てしまうかもね。
[そんなやり取りも、謁見の間に近付くまで。>>78 零瑠は最小限の言葉しか発しなかった。周の身体を抑え、下がらぬ頭を抑え。ただ、交わされるやり取りを聞いている。
ずっと、ずっと。 あの路地で対峙した時から。周は主にずっと会いたかったのだと、思う。 出来ればそれは、こんな形ではなく。
5年前。共に居たのに。 今はこんなにも、違う。
曲げぬ意思。吠える姿。 零瑠からは見えなかったが、彼がどんな表情でどんな目で主を睨んでいるのかは想像に易い。]
……ほら、周。聞こえるかい?
(97) 2014/02/15(Sat) 00時半頃
|
|
……戦いの音が。
[視線を転じた先。耳を澄ませ、様子を伺う。 何を挑発しているのやらと周の脇を小突き、>>94 学帽を被り直す。外套の端を風に乗せ。]
行こうか、周。
[腕を掴み、移動を促した。]
(108) 2014/02/15(Sat) 00時半頃
|
|
[決断の時が、来たのだ。>>*59]
(*71) 2014/02/15(Sat) 00時半頃
|
|
死ぬ場所位は選ばせてあげる。……と言いたいけど。 少し離れるだけだよ。
[左の肩は外したままだった。>>111 離れる間際、主の視線に微笑み返す。>>102
そう、主の目の届かぬ場所では意味がない。
匕首の『夜刀』は吸血鬼が振るうには相容れない武器ではあるが、単に背中の糸を傷付けるには充分か。]
――…
[背中に回した腕を抑え、彼の背後に立ち、振るう。]
(120) 2014/02/15(Sat) 01時頃
|
|
ほら、見えているかい、守護隊の!
[周の髪を掴み顔を上げさせる。 声を張るが、戦闘の開始されたなか、どれだけの者が此方を見たか。]
お前たちと同じく守護隊員の一人を捕らえてある。 それでもお前たちは、我々に剣を向けるか!
[切り裂かれた夜桜と、散る紅都とを見下ろす。>>122]
(125) 2014/02/15(Sat) 01時半頃
|
|
……ねぇ、周。 まだ答えを貰ってない。
『自由』にだなんて言うけれど それって結局は……俺達を殺すのと、何か違うのかな。
[しゅと刃を滑らせては、また新しい血を零させる。]
(131) 2014/02/15(Sat) 01時半頃
|
|
[抑えて居ても、周が抜け出すことが出来るように力の方向は一方に寄っていた。
無論、逃げだそうとすれば深く刃を刺せば良いし、 匕首を奪われても零瑠には爪も刃もある。]
(135) 2014/02/15(Sat) 01時半頃
|
|
質問に質問を重ねるのは、ずるいよ。周。
正直、こうして周を傷付けることが得策かは分からない。でも、流れる血を綺麗だと思うし……
[目を細め、緩くかぶりを振ると押し黙り。>>136 逃れるその身に何度目かの爪を突き立てた。]
………ありがと。周。
(146) 2014/02/15(Sat) 02時頃
|
|
……お父様。
俺の決断は、――…謁見の間での彼を見て、変わりました。
是非、新たな『家族』に。
(*81) 2014/02/15(Sat) 02時頃
|
|
い…
[突き立てたはずの爪は弾かれ、零瑠は手首を抑える。>>145]
………俺は、周があの方に刃を向けるのを、止めなければならない。
だからね。決めたんだ。
[主に任されていた周の処遇を。]
(152) 2014/02/15(Sat) 02時半頃
|
|
[もう、どうしようもないから……。
変わらない周が眩しく見える。 変わらず『家族』想いの周が、羨ましく見える。]
やっぱり周は、『お兄ちゃん』だ。
[だからこそ――…。 刃には刃を。零瑠は自身の夜桜を手の中に収め。 周囲の吸血鬼達に分かるように、声に出した。]
―――逃がさない。このまま帰したりは、しないよ。
(159) 2014/02/15(Sat) 02時半頃
|
|
お父さ……っ
[主が動いた。>>156 名を呼ぶ声に、踏み出した1歩を止める。]
……えぇ。俺もそう思います。
[構えた刃はそのままに、零瑠は止めた足を横にと動かす。 周との距離を運びながら、回り込もうとする。]
(170) 2014/02/15(Sat) 02時半頃
|
|
[距離を測りながら、回り込もうと動く。>>170>>169]
どうしても……だよ。 それが抗えない絶対の命令だし、
きっと俺は、そう――――願って、る。
(178) 2014/02/15(Sat) 03時頃
|
|
[手習いの折。 無意識のうちに綴っていた文字があった。
『冀望』。
『冀』の中にある『異』は『鬼』を差す。
何故――と、思い出すには、足りぬものがある。 例えばそれは、菊結びの―――記憶。**]
(182) 2014/02/15(Sat) 03時頃
|
|
『冀望』 ―――鬼を、望む
(*84) 2014/02/15(Sat) 03時頃
|
|
―補給基地―
[始祖を中心とした陣の外側に、守護隊の陣がある。其処にはちょうどリカルダが対峙していた。
基地内を照らす照明器具。それは火を怖れてか。
光が必要とするのが『人間』だというのなら。食糧を必要とするのが『人間』だというのなら。
そんなもの、壊してしまえば良い。 焼き払ってしまえば良い。
提案には、実行あるのみ。]
(271) 2014/02/15(Sat) 23時頃
|
|
っ、2対1だとでも!?
[主の瞳が鬱金に変わった。サーベルではなく、御手での対峙。 ならば、自ら壁になる事も無いと思っていた。が。 低くなる姿勢。周の右側へと回っていたが、先程の匕首の間合い、それに踏み込みと。まずは避ける為に足を退け。>>188 それでもぶつかろうとする身と、視界で舞う血染めの桜花に目を奪われて――…引くのが遅くなった。]
く
[血肉に届かず、ズボンの布地だけが切り裂かれたのは訓練の賜物か。始めは、戯れのように人の命が散らされるのを厭うて、死に物狂いで振るっていた居た刃。 それを躊躇いなく周に構える。]
(275) 2014/02/15(Sat) 23時頃
|
|
[刃と刃のぶつかる音が響く。>>216 追撃を1受け止めただけでは、周を止められない。
執拗に脚ばかり狙われ、その意図が痛い程に伝わってくる。]
……周が、必要なんだ。 周じゃなきゃ、だめ、なんだ……
[重いと感じる剣戟と、予測し難い動きが零瑠の動きを狭め。>>217]
ぐっ
[流しきれない刃の勢いに負け、小太刀が手から零れ落ちそうになる。]
(292) 2014/02/15(Sat) 23時半頃
|
|
[その隙を見逃してくれる周ではない。 地面を這うように低く落とした刃が跳ね上がり、零瑠の脛を裂いた。
傷みに顔をしかめ、右手から離した柄を左手で受け止め肩に向かい鋭く内角に下ろすも、揺れた左腕が阻む。肘から先の肉を断つ事になったとしても、主への牙を――止められなかった。>>260]
(293) 2014/02/15(Sat) 23時半頃
|
|
あまね!
[主が臨んでいるならと、ただ見ていることしか出来ない。 命の危機故にではなく、 曲げぬ意思の為に周は刃を振るっているのだと、間近で。
ぎゅと、拳を握る。]
(314) 2014/02/16(Sun) 00時頃
|
|
[そう、周じゃなきゃ、だめなんだ。
自分では、皆の『兄』にはなれない。
例えばそれは、今も頭の上に乗る学帽の持ち主のように。]
(*101) 2014/02/16(Sun) 00時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る