238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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[女の細腕を、力任せにつかんだ。
白い腕を折らんばかりに捻り上げた手は徐々に温度を上げ、直に火傷までの熱さに達する事だろう。 掴む黒い手には紅色の炎が揺れており、 それが女の服や皮膚を焼く事は無かったものの、脅しとばかりに時折その白い肌を舐めた。]
…物騒で悪かったな。 裏切り者じゃないってんなら、 このまま大人しくしててくれりゃいい。
[上≪天の扉≫のゴタゴタが終わるまで、何処か別の場所で静かにして居て貰おうか。 大人しくと言う物の掴む力は酷く強く、火傷の前に痣でも残りそうな男の握力は、恐らく彼女がどんな反応を示そうとも、恐らくそのまま。
直、温度は熱した金属のように上がっていく。 手に纏う炎もまた大きくなり、女の美しい髪を焦がそうとも、気にしてやる義理は一切ない。 拷問の火に薪をくべながら、男は静かに見下ろして。]
(122) 2015/09/18(Fri) 22時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/18(Fri) 22時頃
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そうだな、 多分大須賀の馬鹿を何とか――……?
[…なんだ? 不意に、掴む手の違和感に視線を手元へと滑らせれば、それはそれは、奇妙な物>>125が見れただろう。 掴んでいる筈なのに、掴んでいない。 幾ら力を込めても、自分の指と女の手の間の空間は広がるばかりで。]
お、まえ、 一体、何して…、
[普段レンズの奥でだるそうにしている目を驚愕に見開いて、見上げる女の大きな瞳は、
――笑っている。
得体の知れぬ感覚に冷や汗が滲むと同時、空いた片方の手が伸びたのは懐の黒銃で。 何の妨害も無ければ至近距離で発砲するそれではあるものの、さて、そもそも抜けたかどうか。]
(130) 2015/09/18(Fri) 22時半頃
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エフは、オーレリアに対し目を見開き見つめ。
2015/09/18(Fri) 22時半頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/18(Fri) 22時半頃
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ッ―――!!
[>>132走った痛みに、握りこんだ銃を弾かれる。 視界に捕らえたのは確かに彼女の獲物で、こんな器用な事が出来たのかと記憶を更新しても、食らってしまってからでは既に遅し。 ホルスターから半分程抜き出した銃をそのまま地面に取り落として、重い金属音が地に落ちたとしても、今は拾う余裕は、無い。]
…悪ィが、防御なんてチンタラした物、 ウチの家は興味無くてよ。
[怖いのは、どっちだか。
怪我は無い。指は折れて居ない。銃は握れる。 それでも弾かれた手は衝撃に痺れを覚え、黒銃は地面の上だ。 女の腕を握り損ねた手はそのままに、手に纏う炎の火力を幾らか上げても、さてダメージが通るかどうか。
見なれたワイヤー>>144が女を絡めると同時手を離し飛びのけば、 銃は相手の足元に取り落としたまま、拾う余裕は今は無く、
それより。]
(150) 2015/09/18(Fri) 23時頃
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これは抵抗と見ていいんだな。 なら、
(151) 2015/09/18(Fri) 23時頃
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燃やされても、文句はねえよなぁぁッ!!!
[女から、距離を取る。 落とした銃は一丁で、しかし此方にはもう一丁。 無事な方の手で片割れの黒銃を構えると、]
七緒ォ!日向ァ!伏せてろ!!
[放ったのは普段と同じ、炎を纏った一発の黒い弾。 しかし威力は段違いで、殆ど火球に近い紅を纏ったソレのスピードは、核である銃弾と同じくして。 巻き起こる熱風だけでも凄まじく、 周囲の酸素を燃やしながら、一直線に女に迫る。]
(153) 2015/09/18(Fri) 23時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/18(Fri) 23時半頃
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…チッ、平気か。 結構威力上げたんだが、なあ。
[さて、仲間二人の防御体制は間に合ったか。 熱の灯った銃口を笑う女>>162に向けたまま、眉間に一層の皺を刻みこむ。 …対人での威力を越えていたと言うのに、こうも簡単に阻まれるとは。
紅に照らし出された彼女はまるで、地獄の業火の中で笑む悪魔か鬼のようで。]
日向、アイツの言う事は聞かなくていい。 どうせしょうもない戯言だろ。
[かつて悪魔と謳われて居たのは俺≪三黒≫だと言うのに。 人を唆し誘惑し、引きずりこみ、堕落させる悪魔その物の様な女に、静かにしてろと放ったのは先より威力の低い弾。 引き攣る皮膚に表情を乱す事はなかったが、違和感の見える動作の端々は、きっと女の知れる範囲。]
(170) 2015/09/19(Sat) 00時頃
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心配するな。 お前は何にも、悪くねえ。
俺が保証する。
[それじゃ、駄目か? 銃口は未だ女を捕らえて。しかし瞳は、アレの面影を残す少女>>173を優しげに見つめていただろう。 戦闘中のよそ見などもっての外。それでも、今目の前で起こる事より優先すべきは、自分にとっては幼い少女で。]
だから泣くな。 俺が何とかしてやるって、言った。
(190) 2015/09/19(Sat) 00時半頃
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[この黒銃は土御門の作ったものだ。 つまり、そんな銃が大人しく弾を吐く役目をこなし続けている訳は無く、]
麗亞、 火は好きか?
[30cm程もある重く黒い拳銃は幾つかのギミックと共に形を変え、 重量はそのまま。 しかし、些か装飾や質量の増した拳銃へと変貌する。 普段片手では扱えぬ程のそれではあるが、今は幸運なことに、片方しか無いわけで。
装弾された弾も同じく大きく、より威力の増したそれを両手で構えると]
…――ブラック・パーガトリィ≪黒き煉獄≫
[火球を纏うのは先と同じ。 しかし今度の炎は紅ではなく、
男と同じ黒い炎。 反動の大きい一撃を放つと殆ど同時、籠城を決め込む女の元へ踏み込んだ。]
(191) 2015/09/19(Sat) 00時半頃
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その面倒な壁、綺麗に剥がしてやろうじゃねえか!
[例え炎が弾かれたとしても、次に打ち込む衝撃が至近距離からであるのなら? 飛び込む先は女の目の前。 黒と紅の炎を纏う男は、その空間を燃やし尽くそうとせんと。]
捕獲はナシだ。 お前は俺が、灰にしてやる。
[初撃の炎が晴れると同時、打ち込み燃やしたのはそれより威力が強い物。]
(193) 2015/09/19(Sat) 00時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/19(Sat) 00時半頃
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てめぇに聞かせる懺悔はねえ!!
[生憎、そんな物は全て隠して生きてきた。 この先明らかにする事も、誰かに聞かせる予定も無し。償っても償いきれないのなら、いっそ話し離さぬ方がマシであろう。
一枚目の盾は砕けた。>>195 しかし次は? 弾かれた至近距離の爆発は男の身を焼く事は無く、燃え盛る空気の中で肺を焼かれる事もない。 散り乱れる炎渦の中の男は、女と同じ悪魔の笑みを浮かべて。]
ばぁか、 俺が近接戦出来ねえとでも思ったか。
[三度目の攻撃は、盾でも光の剣でも無い。 地面を狙った火球の爆発は男を上へと押し上げて、
身を捻り、 盾の、女の頭上へ黒いコートが舞う。
残念な不発に終わった光の剣を眼下に見据え、無防備な頭を狙い撃たんと、4発目を放った。]
(203) 2015/09/19(Sat) 01時頃
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[光の剣が放たれた刹那、ワイヤ>>204に引かれた剣の位置が僅かずれた隙を狙い、男は高く跳躍する。 コートの裾を掠めた剣は不発に終わり、その後は――>>203]
(206) 2015/09/19(Sat) 01時頃
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[4発目は再び盾に弾かれ、不発に終わったのは此方も同じ。 しかしそれでは終わらぬと追撃の引き金を引かんとした瞬間、 放たれたのは、無数の槍。>>207>>208
――こいつ…!! それでも打ち込んだ数発は、女の盾に衝撃と燃え盛る熱を与えただろうか。 打ち込んだ反動で僅か身を逸らし数本を避けたとしても、]
グ、ぁ …ッ!!
[数が多くては対処しきれぬ。 身を貫いた神の槍を纏ったまま、受身も取れず槍の出力のまま無力に地に落ちた。
獲物を握る為の腕は何とか庇ったものの、腹や足に食いこむ傷は深――…]
(212) 2015/09/19(Sat) 01時半頃
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どう、いうこった。
[確かに串刺しにされ地に転がった筈なのに、負っている傷に刺し傷は無い。 貫かれた槍は近くに散らばるものの、貫通した気配すらなく。 不意に、コートの胸ポケットに入れた赤い鳥の式>>33>>34>>3:185が、パチリ弾け消えた気がした。
ふら付きながらも体制を立て直し、瞬時に銃を握り構える。 成程これは、そう言う、役目か。 どう言う理屈や原理かは知らぬが、命拾いした事に心の中で礼を述べ、今一度攻撃をくわえんと。]
(213) 2015/09/19(Sat) 01時半頃
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日向?!
[しかし近距離で女と対峙する少女>>211を見れば、流石に冷静さを失ってしまう。 一体いつ飛び込んできたのか。 剣を受ける小さな体に駆けだそうにも、致命傷を避けられただけの身体では、地に付ける足も傷だらけで。 方膝を地面に落したまま、次の炎の銃弾は、少し、遠い。]
(215) 2015/09/19(Sat) 01時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/19(Sat) 02時頃
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ンなの、反則だろ、
[>>216何が癒しと守護の一族だ。ふざけやがって。 明らかな殺傷力を持った攻撃の数々に、銃を下ろし両の手袋を投げ捨てる。 火傷に引き攣る手の平は痛々しく、しかし目の前の女≪敵≫には何度も見せた物。
無理な術の酷使は寿命を削る事になる。 其れを抑えるための道具が土御門の作った黒銃であるのだが、抑えるがため、それは出力を弱めてしまう。 なら、それを使わぬならば? 答えは明白。]
…それなら、 こっちも反則させて貰う。
[逃げろよ日向、七緒。悪いが、気にしてはやれん。 それでも女の傍に留まる幼い少女を思ってか、麗亞の傍までは炎を張り巡らす事はしなかった。
これは攻撃手段ではなく、男にとっては珍しい防御の為の手段である。]
(222) 2015/09/19(Sat) 02時半頃
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インバイオラビリティー・レッド ≪不可侵の紅≫
[ひたりと、自身の血のにじむ大地に手をつけた瞬間、 法陣の光が焼く空間を、沸き上がる巨大な炎の壁が遮り燃え盛っただろう。 それは女と自分のと間に立ちはだかり、爆ぜる光を圧倒するかのように爆ぜ、燃え、巻き込み、周囲を灼熱に誘う赤い空間。
燃やす炎が男の肌へ新たな火傷を刻んでも、決して止める事は無く、 その光線が止むまで、それは続く。
収まった後に立つ男は、両の手から僅か血を滴らせて、 かけた眼鏡は少々、熱で歪んでいる。]
(223) 2015/09/19(Sat) 02時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/19(Sat) 02時半頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/19(Sat) 03時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/19(Sat) 03時頃
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…痛ェ。
[手の平を見下ろす顔は歪んで、ああ、こうも酷い無茶をするのは十数年振りか。 久しく相見えた強い相手に血が沸きはするものの、その結果がこれでは困りものと言えよう。]
だったら攻撃なんてして来ンな。
[吸い込んだ熱にけほりと咳込んで、やはり黒銃を通さぬ炎は身体に負担が掛かり過ぎる。 籠る熱さにシャツの襟元を緩めれば、触れた布地に血が滲んだか。
心配か忠告か。余計な事を言う相手>>224を強く睨みつけながら、 合間に煙草を吸おうとポケットを叩いても、残念ながら煙草は、無い。
滴る赤をコートで拭って、…ああくそ、銃が血でヌルつきやがる。 走る痛みは大きい物だったが、生憎それには、慣れている。]
(226) 2015/09/19(Sat) 03時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/19(Sat) 04時頃
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[けほり。咳を、もう一つ。 吸い込んだ熱が喉を焼いたか肺を焼いたか、血の味混じった咳に心の中で毒を吐き、 それでも舞う空気の流れを感じれば顔を上げる。
七緒か。 …一つ、手助けしてやる。 血が滲み滑る銃を構えると、打ち込んだのはほんの一発。 それは麗亞を狙った訳ではなく、女に迫り堕ちる避雷針>>230に向かって。
先程麗亞が放った槍めいた避雷針の周囲に炎を纏わせ、 恐らく麗亞にアレが着弾する瞬間、大きめの爆発が起こる筈である。**]
(232) 2015/09/19(Sat) 04時頃
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[降り飛ぶ破片>>235を撃ち落とし燃やしつくし、それが金属であれば簡単に溶かしてみせて。 二人に被害が及ばぬよう天を覆う程に炎を広げて見せたとしても、それはやはり、自分の力を越えた術の領域。 麗亞の攻撃を受けたのは数える程。しかし身を濡らす赤は、其れに比べて随分多い。
しかしまあ、おっかねえ女だ。 今までこんな力を隠し通して、しかも無理なくジャンジャン使うと来た。]
…魔女め。
[聞こえるか聞こえないかの声でボソリと呟き、呑気に微笑む隙に此方は弾を補充させていただくとする。]
テメェ、何でそんなに門を開けたいんだ。
そんなにあの世≪天国≫に行きたきゃ、 今すぐ俺が頭ぶち抜いてやるぞ。
[マガジンを交換した黒銃を再び構え、応えるかどうかも分からぬ戯言の問いの合間に、僅かな隙を探して。**]
(236) 2015/09/19(Sat) 06時半頃
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エフは、麗亞の足元に転がったままの対銃の片割れ>>150を、ちらりと見て。
2015/09/19(Sat) 07時頃
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あの、馬鹿…!
[何の為に炎を張り巡らせてやったと思ってる。 残骸が彼女の身を割いて行く>>237>>238のを横目にみながら、しかし助けに動く事は叶わなかっただろう。 使い方を誤れば自らを焼きかねない炎を従えて、よそ見の具合によっては、纏う炎が此方の敵にも成り得るのだから。
七緒には悪いが、少し利用させて貰うとするか。
いくら彼女のナイフを弾いても、運ぶ風までは封じる事までは出来やしない。 風の流れにそのまま炎を混ぜ、渦巻く炎は視界を覆う程濃く赤い。熱に揺れる陽炎に周囲の風景を滲ませながら、 麗亞の放った光の軌道>>240とほぼ入れ替わりのように、防御を決め込む女の元に飛び込んで行く。
遠距離は盾で、 近距離は槍や剣で。 阻まれ続ける隙のない鉄壁>>239にイラつき手を止めたって何もいい事は無い。
秋津の当主を助けに走るより、それより先に潰すか此方に意識を向けさせるか。その判断の方が早かった。 なにせ自分は、そういう戦い方しかできないのだから。 優しさの属性を司る白い翼とは極端に、己の黒い翼と血脈は、壊し続ける事に意味がある。]
(241) 2015/09/19(Sat) 17時半頃
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[デスパレードを踊る趣味は持ち合わせていない物の今回ばかりはそうはいかず。たとえ光の刃が身を割いたとしても、止まってやるつもりは毛頭ない。 光の爆心地をもう一度焼け野原にせんと飛び込んで、 しかし、聖女を装う女と障壁に叩きこんだのは黒弾では無い。
阻む障壁を揺らしたのは、高く振りかぶった黒銃の、硬く重いグリップの底。
銃で肉弾戦なんて馬鹿な事をと思うものの、 実行したのは、弾を使わんアイツ≪白≫の顔が急に浮かんだから。 普段は出力装置として使用する武器を今はただの鈍器として、力任せに叩きこんだ一撃に燃え盛る炎は勢いを増していく。 幾ら皮膚を焼かれてももう知らぬとばかり、押し込む障壁に亀裂と熱波を刻みながら。]
(242) 2015/09/19(Sat) 17時半頃
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エフは、オーレリアと向かい合い、炎の中で笑っている。**
2015/09/19(Sat) 17時半頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/19(Sat) 17時半頃
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そりゃあいい、 俺も、お前は好きじゃない。
[むしろこっちから願い下げだとばかり、刻んだ亀裂に押し付けたのは今度こそ黒い銃口で、]
スラスト・ブラック≪猛攻の黒≫
[障壁の内側で、そのまま蒸し焼きになりやがれ。
当てられた盾の柱を避けようともせず、結果吹き飛ばされたとしても構いはしない。 不可視の塊が骨を軋ませ肉を潰したとしても、男は笑っていただろう。
ゼロ距離で撃ちこんだ数発の銃弾≪炎≫は、今度こそ相手に火傷ぐらい負わせられただろうか。]
(245) 2015/09/19(Sat) 18時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/19(Sat) 21時頃
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ッ、 ぅ
[…ああ、回復されンのは、厄介だ、なあ。 転がった地面の上で消える傷跡>>246を眺めて、遅れてきた自身の身体の痛みに小さく呻く。
数本折れたか。 激痛を叫ぶ腹部に手を這わせても、あっちのように治癒が働く訳でもなく。 それでもまだ両の指が動く事を確認すれば、立ち上がり今一度銃を握りしめるのだ。
不味い状況だ。 だが、あっちでドンパチやってる白供には頼れん。 大須賀は大須賀で妙な玩具を出しやがるし、下手をすれば此方より苦戦しているかもしれない。 故に救援は呼べず、呼べぬと言う事は今の頭数で押すしかない。 それでも手負いの者しか居ないこの盤面、ひっくり返すには、些か火力が足らなさ過ぎる。]
そりゃあ悪かった、な。 次はきちんと、心臓狙ってやる。
[鉄の味を感じながら軽口を吐いても、あの障壁を何とかしない限り心臓どころか顔にも届かん。]
(261) 2015/09/19(Sat) 21時半頃
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[…――となると、七緒と日向を逃がす、か。 んで、二人を逃がして、自分はここ。 しかし時間稼ぎの薪にはなれても、彼女達が最終的に逃げ切れるのかどうかまでは分からなくて。
自分らしくない計算に、弱った三黒の血を恨んだ。 あれほど手放したくてたまらなかったこの血脈が、今は酷く惜しい。]
(262) 2015/09/19(Sat) 21時半頃
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[己がつまらぬ思考を回したからか、撃ちこんだ事にあちらがとうとう怒ったかまでは知りはしない。 だが突如出現した巨大な盾>>247を目の前にして、思考を切り替えない者が何処に居ようか。]
だっ、から、 何が癒しと守護の…!
[走るか、飛ぶか。 そのどちらも間に合わぬ事を瞬時に理解すれば、逃走の道は切り捨てた。 女と同じように手をかざし、皮膚を焼きながら大地から沸き上がるのは炎の塊。
しかし、炎の威力が足らぬ事も、男は同時に理解している。]
レッド――…!! ≪紅の
[沸いた炎を封じ込める様に盾が閉じ、神聖を孕んだソレが消え去る頃には、 黒い鴉は今度こそ、地に落ちた。]
(263) 2015/09/19(Sat) 21時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/19(Sat) 21時半頃
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[己の炎と迫る壁と。 一瞬飛んだ意識の向こうで、白い光を見た気がした。]
(334) 2015/09/19(Sat) 23時半頃
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[途切れた意識を呼び覚ましたのは、別の、熱。 遠い意識と耳鳴りの向こうに、少女の声を聞きながら、 沈んだ身体の上を這いまわる奇妙な異常>>305に、朦朧としていた意識を覚醒させる。
最初に感じたのは、驚愕。 視界に飛び込んできた己の火傷の皮膚は信じられないほど綺麗に治っていて、更に言えば先ほど負った傷の痛みさえも、嘘のように綺麗に消え失せていた。 異常事態に身を起こしても、折れた骨もあれほど酷使した四肢も、服を汚す血のシミを覗いて、奇跡の様に治っている。
しかし次の瞬間、 その表皮の様子は変貌する。 正常から異常へ。もう一度、赤く紅い、焼け爛れた物へと。]
(335) 2015/09/19(Sat) 23時半頃
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―――――…ッ!!!!
[骨折、内臓損傷、そんな比では決してない。 其れは、若い己がかつて経験した事のある痛みによく似ており、しかしそれを遥か上回る激痛が襲う。
そう、全身を覆う火傷である。
声にならない叫びの中何度か血を吐いて、重力に従おうとする身体を何とか支えるものの、支える腕すら血がにじみ、治り、修復され、そしてもう一度崩れていく。
幼い少女は左腕をたった一度。 しかし此方は全身を彼女の「治癒」に任せてきた長い過去。 内臓さえも焼かれる様な熱に呑まれながら、意識を手放す事すら出来ずにいた。]
(336) 2015/09/19(Sat) 23時半頃
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[先ほど感じた光>>334とは異なる光の濁流の中、視界の端で、 貫かれる女の、屈託なく笑う、弱い、ばかな、ほがらかに、笑む、
史夏チャンと、何度訂正しようともそう話しかける親しい少女の、]
なな、お、
[護り損なった、逃がし損なった七緒の死を見た。>>332]
(343) 2015/09/19(Sat) 23時半頃
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[視界に散る目の覚めるような色に落ちかける意識を何度も覚醒させて、そして再び赤に濡らし沈みかける。 爛れた自分の手が、酷く痛々しい。
俺が、何とかすると言った。 何とかすると約束した。 護ると言った。 まかせろとも言った。 しかしその全てが守れていない現状に酷い苛立ちを覚え、 浅い呼吸を繰り返す口から赤を溢れ零し、地面に新たなシミを刻んでも、生憎いい事なんて一つもありゃしない。
動かぬ身体で立ち去る女>>344を睨みつけても、どうやら自分はアイツの興味の外側らしい。
それでもと向けた銃さえも、引き攣る手に照準をまともに合わせられずに、 その内身体の限界が訪れれば、再び静かに、地と血に沈む。]
(351) 2015/09/20(Sun) 00時頃
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