243 【突発誰歓】もみの木輝くランダ村
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お、明るくなったべ。 良かったなぁ。アイリスさん、ヘクター……さん? あんらま、どこさ行ったべ?
(0) 2015/12/24(Thu) 23時頃
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あ、あんらま。 いろいろ落ちちまって……って、ま、まさか、おら落としてただ? あわわわ……べんしょ、弁償……!
[真っ青。]
(4) 2015/12/24(Thu) 23時半頃
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[グロリア>>#2の声を聞き、ほっと胸を撫で下ろす。]
そだったな。 グロリア様は豪快……いんや、寛容でお優しい方だ。 何か手伝えることがあればいつでも言ってな。
[優雅に歩き去って行く彼女に憧れの眼差しを向けながら、ぺこりとお辞儀をするのであった。*]
(6) 2015/12/24(Thu) 23時半頃
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[安堵すれば、気づくのは手を繋いでいたアイリス>>3の様子。]
アイリスさん、大丈夫だか? おらはのんびりしてるし、ここにいたいたらおればええ。 散歩に行きたいならいけばええ。
[妹や娘を見るような優しい目をして、彼女の髪を梳く。]
緊張しとるやろ? 休みたい時、おらのとこに来るといいっぺ。 いってらっしゃいとおかえりなさいを準備して待ってるかんな。
[そう言って、少し休憩するようにソファへ腰かけた。]
(7) 2015/12/24(Thu) 23時半頃
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[アイリスの答えを待つ間、ぼんやりとコシュカの姿を探す。 ちょうど名を知らぬ女性>>5の傍にいたようで、その近くにはサミュエルの姿もあっただろうか。]
(やっほー)
[口の形だけで挨拶を紡ぎ、ひらひらと手を振ってみるが、さて、気づかれるだろうか。]
(9) 2015/12/25(Fri) 00時頃
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[サミュエル>>12は、何を言われたか分かりません顔をしているように感じた。 勘違いかもしれないけれど、何だか面白くて、ぷふっと噴き出す。]
( )
[今度は別の言葉を唇だけで紡いで、笑顔で手を振り返した。]
(14) 2015/12/25(Fri) 00時半頃
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[食欲がファイヤーしている自分は、新たに出てきた料理>>13を見逃さない。 美味しそうな甘い香りに釣られるように、ふらふらと歩き出した。 もしアイリスも共にいるのなら、一緒に行こうと誘っただろう。]
へへ、何にするっぺかなぁ?
[目を輝かせて、どれにしようかな! 結局、悩みに悩んだ末、2を選んだ。]
(15) 2015/12/25(Fri) 00時半頃
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ジリヤは、サミュエル[[who]]と一緒に食べたくなるパネトーネを一切れ、お皿に盛った。
2015/12/25(Fri) 00時半頃
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[フォークで一口サイズにパネトーネを切り取れば、もぐ、と口に運んで咀嚼する。 クリスマスの定番とも言えるそれは、どこか懐かしく、暖かい味がした。]
(あん子は、こういうのちゃんと食えてるんやろか)
[ふと思い出したのは、店で忙しいと聞いていたサミュエルのこと。差し入れした本人とは知らず、お裾分けしようと彼が一人ならば声をかけようか。 もし誰かと話しているようなら、また後にすることにしよう。]
(17) 2015/12/25(Fri) 01時頃
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[ちょうどひとりになったところだろうか。 サミュエル>>18の姿を見つければ、パネトーネの乗ったお皿片手にそっと近づいていこう。新しい一切れを追加するのも忘れない。 共にアイリスがいたなら、一言声をかけただろう。]
どうしたっぺ? 何だかぼんやりしてるように見えただ。
[そう声をかけながら、「ん」とお皿を差し出す。]
元気ないのか通常通りかは分からんけど、とにかく食え食え。 美味いもんくったら笑顔になる。笑顔になったら元気になる。 このパネトーネ、ふわふわですっごい美味かっただよ。 そしたら、サミュエルさんにお裾分けしたくなったべ。
[からりと笑って、もう一度「ん」と。]
(19) 2015/12/25(Fri) 01時半頃
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あぁ……おらも年末に向けて追い込みだなぁ。 そういえば、サミュエルさんはどんなお店やってるだか?
[サミュエル>>20の言葉に、思わず遠い目をする。 前々から準備をして参加させて貰ったとはいえ、新規の注文が増えているだろうから。 忙殺されるであろう日々を思うと、共感せざるを得ない。]
しっかし、もうパーティも終わりか。 おら、こうして表に出るのは初めてだったけんども。 やっぱり裏とは違って面白かっただよ。 1回きり、いい思い出ができただ!
[また参加できるとは思っていないので、1回きりだと思い、めいっぱい楽しんだ時間だった。 来年も参加できるかは、グロリアの声かけ次第。]
(21) 2015/12/25(Fri) 02時頃
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美味いもんも贈り物と同じで、人と一緒がいいんだと思う。 サミュエルさんも、父ちゃんや母ちゃん友だち、大切な人とさ。 うめぇもん食って頑張るといいっぺ。 そしてたぁんと褒めてもらうといいべよ!
[微笑みが何となく新鮮で、こちらも目を細めてはにかむ。 応援の意味を込めて、勢いよく背中を叩いた。]
おらも、サミュエルさんと美味いもんが食えて良かった。 これで年末も頑張れるなー!
[からりと晴れやかな笑み。 当初の緊張は何のその。一皮むけたジリヤは、楽しそうに笑いかけるのだった。**]
(22) 2015/12/25(Fri) 02時頃
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あぁ、もしかしてあそこの……。 よう頑張ってるっぺな。ええ子や。
[サミュエル>>23の言葉に思い浮かべたのは、代々引き継がれているという老舗の靴屋。 歴史があれば、信用も責任も増える。大変だろうにそんな顔ひとつしない彼の姿に感心した。]
んだ。おらは元々裏方、表に出る方がおかしいだ。 今年で一生分の楽しいを満喫させて貰っただよ。 それに、これっきりじゃない人、いっぱいできたしな。 サミュエルさんもそうだって、思ってもいいべか?
[何人もの友だちができた。たくさんの幸せが生まれた。 だからこれきりにしたくないのだと、少し上にある顔を覗き込む。]
(38) 2015/12/25(Fri) 19時半頃
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へへ、その調子だっぺ! お互い、よく働いてよく食ってよく寝て、健康に過ごすべよ。 そんでたまには、ここの皆で遊べたらいいな!
[当たり前で、ささやかで、けれどきっと一番贅沢な願い。 サミュエル>>24の自然な笑顔を見られたことが何よりのご褒美だと、パーティの終わり迫る空気の中、満足そうに目を細めるのだ。*]
(39) 2015/12/25(Fri) 19時半頃
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[暫しサミュエルと談笑した後、別れれば、壁にもたれて周囲を眺める。 随分と人の少なくなってしまった会場だが、確か毎年のことだった気がする。]
おらも最初に来た時は、随分迷って苦労かけたっぺなぁ。
[グロリア様に採寸を頼まれて来た日のことを思い出して、懐かしそうに目を細める。 あれから、10年の月日が経った。長いようで短い日々だった。 その10年の中で、このパーティはどんなものとも比べられない特別なものになった気がする。]
あぁ、楽しがったなぁ……。
[ぼんやりしていると、ふと感じる視線>>26。 レティーシャさんと一緒に、「すえきち」の意味を教えてくれたお兄さんだ。 そういえば名前を聞き忘れていた。]
お兄さん、「すえきち」の時はあんがとな。 今でも大切に持ってるっぺよ。
[少しだけくしゃくしゃになってしまった紙を見せて笑う。満たされた顔で笑うのだ。]
(40) 2015/12/25(Fri) 19時半頃
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ジリヤは、壁にもたれてぼんやりと。**
2015/12/25(Fri) 20時半頃
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[穏やかで朗らかな青年は、どうやらヤニク>>44と言うらしい。 新しい名を口の中で呟いて、音を覚える。不思議な音色がした。]
いんや、レティーシャさんとヤニクさんが教えてくれただよ。 ふたりがいたから、おらは「すえきち」を知ることがでぎだ。 へへへ、良いことはなー。いっぺぇいっぺぇあったぞ!
[それこそ、両手で抱えきれない程に。 両腕で大きさを表しながら、年甲斐もなく無邪気に笑う。 続いて彼から投げられた提案には、一瞬驚いたような表情を浮かべてから、笑顔で頷いた。]
もちろんだべ! 美味いもんは、分け合って食べる方が断然楽しいかんな!
[差し出されたのはふたつのお皿。少しだけ大きいものと、少しだけ小さいもの。 「んー」と少しだけ迷った後、少しだけ小さい方を手に取った。]
(47) 2015/12/25(Fri) 22時半頃
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じゃあ、こっちを貰うべ。 おらはな、いっぱいいっぱい繋がりを貰っただ。 最初はプレゼントから始まったのかもしんね。 最初はただの偶然だったのかもしんね。 それでも、たくさんたくさんの繋がりを。今も、な? だがらそのちっと大きいやつは、 ヤニクさんが繋がりてぇって思う人と分けてくんろ。
[繋がりはひとつだけじゃない。強さだって同じじゃない。 それなら優劣があったっていいじゃないか。 何となく、何となくそう思って、お皿片手に手を振る。]
これは、別れの挨拶じゃね。 「またね」だ。次に会うっていう約束だ。 そん時は、おらが大きい方貰うかね?
[悪戯っぽく笑って、「またね」と。 未来は、どこまでも繋がって行く。*]
(48) 2015/12/25(Fri) 22時半頃
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[来た時より少し薄着になってはしまったが、暖炉と暖かい料理と幸せな気持ちで身体を満たしたためか、指先までぽかぽかだ。 随分と慣れたブーツで絨毯を踏みしめる足取りは軽く、白く染まるベランダへと出る。]
おら、ここに来て良かった! 世界中の皆に、メリー・クリスマス!
[いつもより、ほんの少し大きな声で。でも迷惑にならない程度に、ちょっとだけ。 たくさんの宝物を抱えた幸福な女を、澄んだ空に浮かぶ満月が優しく見下ろしていた。]
(54) 2015/12/25(Fri) 23時頃
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