179 仮想現実人狼―Avalon―
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ー 洗面所 ー [そう、ワンダが去り際言っていたように人間だ。 サイモンは人間だ。ワンダのいうことはわかる。
人間、そう、さっきの、臓物は 人間の]
ーーーーーーーつ!!
[そこまでかんがえて 俺はまた胃液を吐いて。 喉が酸に焼ける痛みが嫌に新鮮だった]
(66) 2014/06/03(Tue) 02時半頃
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ーーー…………襲撃って…………なんだよ!!
[俺は襲撃を確認したトニーに 思わず感情のままそう言葉を投げつけた。]
(*15) 2014/06/03(Tue) 02時半頃
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グレッグは、ずるりと洗面台にもたれて、ただ水の音が*響く*
2014/06/03(Tue) 03時頃
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/06/03(Tue) 03時頃
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[サイモンだったアバターが破壊された部屋。 アバター、破壊、人間そのもではない。 そう言い聞かせても、 一体サイモンはどの段階まで意識があったのか? どれほどの痛みがあったのか? 現実でも同じ状態になってないか? と、思わせるほど脳裏に残る映像は鮮やかで。 物音がする。人の足音。 俺の名前が呼ばれた。]
…………チアキ…… わりぃ………… 部屋まで、いいか?
[喉を酸で焼いたまま、 労わりが滲む声に俺は掠れた声を返す。 とりあえず笑顔を作ろうとしたが 果たして成功したかどうか? 彼の申し出に甘えて 手を借り部屋で休むことを選択した。]
(89) 2014/06/03(Tue) 09時半頃
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ー 空室 ー [チアキの助けを借りて、俺は寝台に横になる。 工房からもってきた荷物も脇に置いて。 結び目が気になってバンダナをほどけば 現実同様長めの前髪が軽く視界を覆うと 世界に対し淡く境界ができ内心安堵した。]
ーーーサイモン、大丈夫、かな ダミーって、村側? なら、まだ勝敗決して、ないし 消滅、はしてない、よな…………
[ぽつ、ぽつとそんなことをこぼす。 長目の前髪越しにじっとチアキを見た。 俺はうなづいて欲しかった*]
(90) 2014/06/03(Tue) 09時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/06/03(Tue) 09時半頃
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ー 空室 ー [俺の喉の状況に気づいてくれたチアキの 促しによって、喉の痛みは 随分マシなものになっていた。 清潔な寝台に横たわり、 ぼんやりとチアキを見上げて。 俺の欲しかった答えが降る。 少なくても勝敗が決するまで 消滅……最悪の場合現実からのそれは サイモンの身には降りかからないこと。 ……じゃあ勝負が決するまで サイモンの精神はどこにいるのだろう? と、かんがえかけたその時だった。]
(107) 2014/06/03(Tue) 16時頃
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ーーーーー…………
[たずねるように降る言葉に 俺は驚いて前髪の奥で目が丸くなる。 すぐには答えられず………… チアキが扉へ顔を向けてから 俺は呟くような言葉でたずねた。]
…………そのかわり狼側が…… フランか、クシャミのどっちかは 消滅するかも、って
ーーーーチアキは覚悟はできてる?
[「俺はできてない」] [空気に溶けるようなつぶやきをこぼした後 俺はチアキの反応を見たくなくて 前髪の奥の両目を閉じた*]
(108) 2014/06/03(Tue) 16時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/06/03(Tue) 22時頃
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ー 空室 ー
って…………
[目を閉じていれば額に衝撃。 痛みというほどではないが、 思わず俺はそうこぼして。 そのまま、暫くチアキと向かい合い 俺はチアキの言葉を聞いた。]
ーーー…………ああ……そうかな。 チアキは消滅、したくない。 だから、他の人も、そうだと、思う。
[至極単純なことだ、し それは真っ当なかんがえ、だと思う。 実際俺は別の考えをもっていても みんなそうだとは思わない程度には。 けど。]
(161) 2014/06/03(Tue) 22時頃
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…………俺は…… クリア報酬に、魅力を感じない。
[消滅したいわけ、じゃない。 ただ、クリア報酬に魅力を感じない]
(164) 2014/06/03(Tue) 22時頃
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[そう、今まさに目の前で 少人数側ゆえにチアキに切り捨てられて (チアキはそのつもりはないのだろうけど) そこに、少しの憤りも感じない程度には。]
(*35) 2014/06/03(Tue) 22時頃
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…………実数と、現実に帰還したいやつ それが、噛み合ってるのか ……俺自身がこうだから。判断できない。 俺みたいなのばっかりだったら…… チアキはどうする?
[俺はじっとチアキを寝台から 見上げたままゆるく首を傾げて。]
ーーー少なくても俺は そこがわからないと、覚悟できないよ。
[そこまで言って俺は目にかかる前髪を 一度手でかきあげて、 世界との弱い境界を打ち消す。]
…………でも、うん、チアキは消滅したくないって いうのはわかった。
(167) 2014/06/03(Tue) 22時頃
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[そうして手を離せば、 また、視界はぼんやりと前髪の金色がかかる。]
[其の後、 >>113の流れには 俺は何も頷けなかった。 ただ、情報はしりたいと、おもっていた。]
(168) 2014/06/03(Tue) 22時頃
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[俺はトニーの回答とクシャミの生きたい理由を聞く その間黙ってそれを聞いていた。]
…………正直言うと 俺自身も、じゃあどうするかまではわからん。 ただ、知らんままは動けん。
少なくても俺は、もし俺が村側で クシャミの事情を知らずに ただ、システムに沿ってゲームを展開して 勝ったら…………
ーーーーー到底自分を許せはしないだろう。 そこだけははっきりとわかる。
(*36) 2014/06/03(Tue) 22時頃
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ん…………なに?
[俺はチアキと話した後 しばらくうつらうつらしていたが トニーの声で目が覚める。]
って、はぁああ!? 投票?あ、これか、システムのこれか つか、どういう流れなんだよ! ちょっと待て、今行く!
(*38) 2014/06/03(Tue) 22時半頃
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グレッグは、空室から転がり出て広間に向かう
2014/06/03(Tue) 22時半頃
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ーサイモン襲撃前ー [クシャミの言葉には俺はただ無言で 頭を一つかいた。 それは、音声だけの世界では伝わらないだろうけど。]
消滅が本当に消滅なら 誰かの周りでそれが、おこるんだよな……
[と、俺にはそれしか言えず。 トニーの心にはしみたそれも 俺はただぼんやりと受け流した。]
(*39) 2014/06/03(Tue) 22時半頃
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グレッグは、バンダナを手に広間に転がり込んでトルトニスにぶつかりそうになる。
2014/06/03(Tue) 22時半頃
グレッグは、トルニトスに話の続きを促した。
2014/06/03(Tue) 22時半頃
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ー 広間 ー
な…………になになに? この険悪な空気。
[俺は前髪をかきあげて後ろになでつけつつ もう片手でバンダナをいつも通り 身につけようとしながら なんとも剣呑な雰囲気に ゆるく首を傾げつつ問う]
(177) 2014/06/03(Tue) 22時半頃
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グレッグは、きょろきょろ。した後首を傾げる。
2014/06/03(Tue) 22時半頃
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[驚くクシャミに俺は視線を向ける。]
ーーートニーは?
[ワンダがが連れて行ったトニーの その名前を口にして、キョロキョロと辺りを見渡した。]
(185) 2014/06/03(Tue) 22時半頃
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て言うか、トニーはどこよーーー!?
[システムが示すトニーの位置は宿 とりあえず広間に転がり込んだが 俺は目的の姿がいなくて右往左往]
(*43) 2014/06/03(Tue) 22時半頃
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シロガネ…………
[妹とよく似たアバターの けれど………… 俺はクシャミの口から言葉を聞けば顔をしかめて。]
…………頭痛か、なんか、トニーも不穏なこと言ってっし トニーが処刑されるなら、 シロガネ襲撃、かね? 霊能者だっけ? あれでばれんだろ? よくわかんねーけど。
(*45) 2014/06/03(Tue) 22時半頃
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グレッグは、ゴミ箱を開けてトニーを探したり慌てている。
2014/06/03(Tue) 22時半頃
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[先程空き室でクリア報酬に興味がない、 と、口にした時理由を聞いてきた その時の、さらに続いた言葉にも 俺は何も言えず 前髪を目元まで降ろしたまま 自虐的に微笑むしかなくて。]
…………お前の中の人が 女なら考えとく。
[と、告白かという言葉に、 答えることかそもそも、報酬についてか 何を考えるかも告げず 目を伏せる様子にこちらも目をふしたのが 先ほどのこと。] [そんなことがなかったように 俺は日常のように慌てて転がり込んで]
(197) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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ああああ! 本当悪趣味なシステムだこれ!! あれか、狼探して処刑するんだっけか? シロガネってあれか、霊能者か!
[かいつまんだ話を聞いて あまりの、冷静ぶりというか ただ単にゲームのノリにも聞こえる その状況にクラクラする]
(199) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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ーーー見殺しって………… 俺は!疑われても占われても 人間しか出ねーから!!
(*48) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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グレッグは、チアキワンダならこういうところにぎゅむって押し込むかもって……
2014/06/03(Tue) 23時頃
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ああ!くそ!諦めんな、馬鹿!!
[次第に弱くなる声 かわりに聞こえてくる息遣い 間に合わない?もう間に合わないのか? 俺は、何処かでさとりながらもそう声をかけ]
(*50) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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ワンダ、それ、もう、痴女通り越して プロレス技や
[俺は広間でゴミ箱を持ったまま ワンダの言い切りにそう言い返す。 しかし、そうもしている間に 時間はすぎて。
広間にはいない、それがはっきりすると 「あれつけてんと血の臭いで死ぬ」と チアキに言い返した後 俺はまた広間を転がり出る。 パト犬の鼻をつけるべきか 迷ったが……つける必要がないくらい 濃い血の臭いに俺は食堂へ足を向けた]
(211) 2014/06/03(Tue) 23時頃
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グレッグは、食堂を覗いたとき >>210が聞こえた。
2014/06/03(Tue) 23時半頃
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ー →食堂 ー
……………………っ
[カリュクスの声が聞こえて、 カリュクスの小柄な後ろ姿が 開いた食堂の扉から見えて。
その先の床に、テーブルクロスに朱色が。 床に朱に倒れるトニーの姿、そのそばに 軽い音と共に短剣が落ちる。
短剣がどこから落ちたかと視線をあげれば そこには妹によく似たシロガネの姿があって。 俺血の臭いを防ぐように手で口を覆い 呆然とその光景を見やる]
(219) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[カリュクスが動き、ワンダの声が耳に届く 俺はまた動き出して…………トニーに対して 動き出した二人、トニーは二人に任せて 俺はカリュクスが椅子に座らせた シロガネの前まで来る。 シロガネはまだ笑っていただろうか?]
(223) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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…………間に合わなかった…………
[そんな予感はしてた。 けれど、それでもどうにかしたかった。
けれどどうにもならなくて。 俺はクシャミに知らせるために そう、一つ言葉を落とした。]
(*52) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[クシャミの息を飲む音が聞こえる。 俺は目の前の様子を見ながら できるだけ冷静に状況を口にする。]
…………食堂で、どうやらシロガネがトニーを殺した。 今、カリュクスがシロガネを トニーはワンダががそれぞれ抱えている。
(*54) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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[俺はカリュクスに抱きかかえられる シロガネをじっと見ながら ワンダの回復の声にゆるく首を振って、 カリュクスが答えている。
俺はただ、妹とよく似たアバターに 視線を落とし続ける。]
…………理由は、聞けそうにないな。
[カリュクスから見るなと言われても 俺は感情を殺した声を落とす。]
(233) 2014/06/03(Tue) 23時半頃
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お、い…………ワンダ えっと、そのさ、あくまでアバターの消失で まだ、トニーが消滅……陣営敗北した場合の、失敗、な? したわけではないんだから、落ち着けよ……
[感情のままのワンダの声が聞こえて 俺ははっとして振り返る。 トニーを包むテーブルクロスは赤く、 それを見てまた口元に手を当てて。
トルトニスの姿がみえ、ワンダに声を掛ける様子に 俺は息を吐いて。]
トルトニス、ワンダとトニーを頼む 俺は…………
カリュクス、見るなとかどうとか前に、 ここよりどっか寝台に寝かせた方がいい。
(239) 2014/06/04(Wed) 00時頃
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シロガネ……なんで、トニーを狙ったんだろう
[クシャミの悪い、に俺は、いや 占い師の真似もあるしと言いつつ 謎の中になってることを口にして息を吐く。]
…………そうだな。 シロガネ自身のためにも それがいい、かもしれん
[襲撃の話には頷いた。 目の前の心ここに在らずの 妹に似た姿があるのが 俺には単純に嫌だった、ということもあり。]
(*57) 2014/06/04(Wed) 00時頃
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