65 In Vitro Veritas
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おおー。
[誇らしげなドナルドにぱちぱちと軽い拍手を送り、タブレットを持ったままのホリーを見、それから再びドナルドを見た]
行こうか。 わ、こっちも暗いな……。
[此処が地下で、下り階段は更に地下に進むための道だなんて知らないから。 きっと出口だろうと、進むことを提案する]
って、……あれ?その声はさっきの。 そうか、お見舞いって言ってたっけ。
[と、南から聞こえてきた声に振り向く>>79]
そうなんだ。停電で転移装置が動かないから、出口を探しているところ。
[そして、すごく掻い摘んだ現状説明をした]
(86) 2011/09/26(Mon) 22時半頃
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ベネットは、他にも誰かいるんだな、と大声>>84がした方向を見た。
2011/09/26(Mon) 22時半頃
ベネットは、そして説明がドナルドと被った>>85ことに、少しばつの悪そうな顔を。
2011/09/26(Mon) 22時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/09/26(Mon) 22時半頃
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[先程叫んだ人も此方に来ているようだ。フランシスカが返事をしているのを聞いて、それは彼女に任せることにした。 自分は、この暗い階段の先に向かいたい。 犬飼ナタリアを待たせてしまうから]
そう。本屋。……僕は駅に行こうと思っていたんだけどね。 気づいたらこんなところに。 どうやら、皆目的地とは違うところに飛ばされたみたいで。
[と、……下から。 すぐ近くにいるはずのホリーの声が聞こえた気がして>>93、あれ?とホリーのほうを見た]
今、何か言った?
(99) 2011/09/26(Mon) 22時半頃
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ベネットは、ホリーが普通に返事をしている>>98のを聞いて、>>99思い違いかと首をかしげた。
2011/09/26(Mon) 22時半頃
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同じ内容だったら、こだまかなって思ったんだけどね。 そっくりな声の人もいるだなんて。一体どれだけの人が此処にいるんだろう。
[言ってない、そう答えるホリーに不思議だね、と返しつつ青年も階段を降りていく。 運動はそれほど得意なほうではない。壁に手を当てて、踏み外さないようにゆっくりと降りていく]
(106) 2011/09/26(Mon) 23時頃
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ベネットは、セシルの途切れた言葉に、やはり少し特別な病なのだろうかと考える。
2011/09/26(Mon) 23時頃
ベネットは、とはいえ、日頃病院に行かぬ身では分院に何があるのか知らないのだけれど。
2011/09/26(Mon) 23時頃
ベネットは、ホリーが足元を照らしてくれたことに、礼を言った。
2011/09/26(Mon) 23時頃
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…………へ?
[きょとん、とした。 横にタブレットを持ったホリーがいる。 その先にもホリーがいる。 格好が違うので鏡ではない。が]
……双子? 生き別れの姉妹?
[ドナルドやホリーのように近づくことはせず、階段の半ばに立ち止まって独り言のように問いかけを零しながら彼女"達"の様子を見下ろしていた]
(122) 2011/09/26(Mon) 23時頃
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あれ?
[次に聞こえたのはセシルによく似た声>>120。でも、彼が階段下にいるなんて、そんなはずは。
流石におかしいと思い、階上を振り返る。 つい先程まで話していたほうのセシルの姿を探して]
(127) 2011/09/26(Mon) 23時頃
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え、……ええ?
[上にいるはずのセシルの姿を探していたら、フランシスカが階段を降りてきて現状を訊う。 水無月ホリーのそっくりさんが、と口を開こうと再び階下を振り返って、そのフランシスカにそっくりな人がいるのに気づく。
おかしい。流石に、これは]
……僕にも、何が何やら。 一応聞くけど、黒田フランシスカ、君に双子の姉妹は……?
(140) 2011/09/26(Mon) 23時半頃
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[首を振って否定するフランシスカに、ああやっぱりという気分で頷く]
待って、……と、いうことは……?
[ホリーのそっくりさん、えー、じゅうさん、きゅうじゅうろく、そんな、とても人の名前とは思えない名を名乗った彼女が自分を指さして、自分ではない名前らしきものを口にした>>145]
[ああ、やっぱり。自分のそっくりさんも、いるんだ。きっと、……この階段の下に]
――……、
[珍しい感覚が背を伝った。暫く感じていなかった、悪寒、嫌悪感だ。 想像をする。
自分にそっくりな人は、
男だろうか? 女だろうか?]
(155) 2011/09/26(Mon) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/09/27(Tue) 00時頃
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……他に、さっきのフロアに人が残ってないか見てくる。
[そんな、誰に言うでもない断りを入れてから階段を登った。 自分の小型端末の電源を入れ、ライトで廊下を照らしながら先程セシルがやってきた方角――トイレ前の廊下を進んでいく]
[勿論、こんなのはただの口実だ。 自分にそっくりな誰か。
想像をする。 いや、きっと誰でも想像をしたことがあるだろう。 かつて何か大きな選択をしたとき。 もしそれを選ばなかったらどうなっていたか。
肩にかけた鞄の長いひもを、ぎゅうと握る。 できるなら会わずに此処を出たい。そう思っていた]
(162) 2011/09/27(Tue) 00時頃
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―地下1階・女性用トイレ前―
[カツカツカツカツと、床を踏むヒールの音が中から聞こえ、足を止めた]
……誰か、いるの。
[中には入らず、静かに問う。 暫くして、中からとても機嫌の悪そうなピンヒールの女が出てきた。
曰く。 ピアスを何処かに落とした。 暗くて化粧が直せない。 此処が何処だか解らない。 早く帰りたい。 お腹が空いた。 ていうかアンタ誰]
……通りすがりの村人Aです。
[そう答えたらふざけているのかとわめかれた。あんまり関わり合いになりたくないタイプだと直感して、名を名乗るのを避けただけなのだが]
(169) 2011/09/27(Tue) 00時頃
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……向こう。 向こうに人が固まってるから、そっちで聞いて。 僕は他に迷子になってる人がいないか探しに行くから。
[地下2階に向かう非常階段の方向を指さして、じゃあ僕はこれでと手短にピンヒールの女に別れを告げる。 そのまま、更に南。病室の方向へと壁に手を添えながら歩き始めた]
[途中で牧野と出会ったならば、先程階段に居た人影の中にこんな顔の女も居たような、と驚くよりも先に"やはりか"という感情が浮かぶことだろう。
ぐるりと、病室を見まわって、スタッフステーションを覗いて、他に出口らしきものが無いかを探して、結局フロアを一周しても見つからずに再び地下2階に繋がる階段のところに戻るのは……もう少しだけ、*後の話*]
(175) 2011/09/27(Tue) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/09/27(Tue) 00時半頃
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―地下1階・転移装置前―
[ヒールの女以降は誰にも会わぬまま、ほぼ、一周。やはり出口はこのフロアにはないようだ。 いや、途中で非常口のようなものを見つけたが、そちらは開く気配が全くなかった。 そういえばそんなことをドナルドが言っていた>>80……ような、気がする。
その時は全く気にしていなかったが、改めて考えれば不気味だ。 開かない非常口など、何の意味も無いのでは……?]
……ああ、皆登ってきたのか。
[登ってきた?ということは、下に出口も無いのだろうか……? 気づけば増えていたそっくりペア――遠くて顔は見えないが、同じ声2人が会話しているのが微かに聞こえて――ちょっとこれは予想外だとひとりごちる。 薄暗い病院で出会うならゾンビや幽霊のほうがキャッチーで解りやすいと思うのは自分だけか]
…………。
[この先に、自分と同じ顔の誰かがいるのかもしれない。 そう思うと、自然とこれ以上進むのを躊躇ってしまう。 男だろうか?男であってほしいと思う。女の姿をした自分を見るだなんて、気持ち悪くて吐きそうだ]
(222) 2011/09/27(Tue) 07時半頃
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[――パチン、という合図]
[灯る眩い光][流れる映像] [聞いたことのある、言葉] [クローン人間][移植手術]
[クローン人間は知ってる] [でも知らない][こんなの] [廊下の向こうから、足音]
あ……、
[明るくなった廊下の先に] [自分よりも後ろ髪が長い] [白の服と緑のエプロンの]
[――自分が、立っていた]
(223) 2011/09/27(Tue) 07時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/09/27(Tue) 07時半頃
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[ネクが会ってみたいと探していた――そんなクロの言葉>>225もどこか遠く聞こえていて、生半な返事しか彼女にはできなかった。 そしてそのすぐ後に、そのネクと出会うことになる]
……っ、
[青年と同じ顔をした女は笑っていた。笑っていた。 背を過ぎるこの感覚は恐怖と嫌悪だ。 随分と昔、小学校の入学式でスカートを履かされて、それが嫌で泣き叫んだ時のような、おぞましさ。鏡を見て、自分じゃない自分が映っていた時のあの――]
は、じめまして。
[それらをぐっと堪え、声はいつものように、意識して低く出す。髪を切ったのかと言われれば首を横に振った]
伸ばしたことなんて無いよ。 僕には似合わないから。
(240) 2011/09/27(Tue) 13時頃
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それに、男の子みたい、じゃない。 僕は男だ。
エプロンは偶然お揃いみたいだけど。 僕らは他人だ。
[きっぱりと告げる。 流れる映像、スタッフルームから聞こえてきた先程のピンヒールの女の声。 その情報をまとめれば目の前の女が青年自身のクローンであることくらいは解る。
だけど。だからこそ。否定したかった。 お前の細胞は、遺伝子は、女のものなんだと。女のお前はこんな姿なのだと、ニセモノ(クローン)に教えられているような気がしたから]
(241) 2011/09/27(Tue) 13時頃
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ベネットは、しかし、胸元を見られれば女であることは知れてしまうだろうか。
2011/09/27(Tue) 13時頃
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嘘じゃ……
[嘘じゃない。……青年の中では。 だけど、その理屈を説明するのには時間が掛かりそうで。……言っても仕方ないだろうという思いもあり、それ以上の反論を止める]
……それより、ちょっと状況を整理したいんだけど。
どうして、君達は此処に居るの。 君達は、何処からやって来たの。
さっきの映像、あれが真実なら。 君達は、……
[此処《僕らの世界》に居ることを許された存在じゃない。 ――その言葉は、辛うじて飲み込んだ]
(244) 2011/09/27(Tue) 19時頃
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仕事……掃除道具……?
[掃除道具はどこ?と聞かれて少し拍子抜けした。 ……あんな映像を見て、それでもなお掃除……仕事に向かおうとするなんてどれだけ図太いんだろう。 それとも、映像の意味を理解していないのだろうか。――解体されていたのは、同じクローンなのに]
さあ……? 僕も此処には初めて来たから掃除道具なんて……そもそもこういう施設の掃除って清掃ロボの仕事じゃ……。
(247) 2011/09/27(Tue) 21時頃
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――って、
[大事なことをスルーするところだった]
"移動するあれ"? 君達も何かに乗って此処に来たの?
それは何処?何処に到着したの?下の階?
[移動するあれとはきっと転移装置のことだ。動く装置がある可能性に期待して、少しだけ早口で問いかける]
(248) 2011/09/27(Tue) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/09/27(Tue) 21時頃
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[ああ、そうか。話が咬み合わない。 きっと彼らの常識と自分たちの常識は違うんだ]
だから、僕は布や箒も何処にあるか知らないし、 そういうものは此処には無いかもしれないよって。
[掃除道具はこっちにはない、と>>249ホリーのクローンの声が聞こえてやっぱりな、と思う]
下だね、わかった。 僕はあれは慣れてるから平気。 具合悪くなったりしないよ。
それじゃ。
[再び階段のほうに向かおうとして、>>256問いかけに足を止めた]
(264) 2011/09/27(Tue) 22時頃
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[A-13-023。やっぱり、ヒトの名前じゃない。 ヒト扱いされていないんだ。
違う常識を持っていても、こうして生きて、喋って、考えて、……血を流すのに]
――散花、ベネディクト。
きっともう二度と会うことはないだろうし、 君が僕の名前を呼ぶことは、ないだろうけど。
[胸に、複雑な思いが過ぎる。 女の姿をした自分への、生理的嫌悪感と。 彼女たちクローンの置かれた境遇への同情。
葛藤。ほんの一瞬、同情が嫌悪を上回った]
(265) 2011/09/27(Tue) 22時頃
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………………、 教えてくれてありがとう。
[手を伸ばす。自分よりも長い、彼女の髪。 拒まれなければ、軽く頭を撫でて]
そして、さよなら。 ネク達は掃除、頑張って。
[別れを告げ、階段のほうへと駆ける。 手を引っ込めてしまえば、再び嫌悪のほうが強くなった。 早く、……早く帰ろう。帰って、柔らかなベッドでゆっくり休みたい。
そう思いながら、足を早めた]
(266) 2011/09/27(Tue) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/09/27(Tue) 22時頃
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→地下2階・B1行き転移装置付近―
[頭を撫でて、彼女が何を思い返しているのかなど知る由もない。 知っていたら、きっと更なる嫌悪感に襲われていただろう。
問いかけには、振り返らず、返事もしないまま]
……さっきのフロアと同じ場所にあるとしたら……。
[と、階段を降りてそのまま直進する。 ドナルドの姿は近くにあっただろうか。 彼がそこにいてもいなくても、そこにある転移装置を軽く弄り――やはり動かないことに落胆した]
(278) 2011/09/27(Tue) 22時半頃
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ベネットは、階段を降りて扉を開けたとき、やはり無駄に大きく、扉が閉まる音が響いた。
2011/09/27(Tue) 23時頃
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これも動かない、か……。 でも、建物なんだから非常口くらいはあるはず。
……ある、よね?
[上の階にあった、開かなかった扉を思い出す。 窓も無かった。……だから、地下。誰かがそんなことを、言っていたような、いなかったような]
……いや、探さないと。
[首を振り、悪い予感を否定する]
(302) 2011/09/27(Tue) 23時半頃
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ベネットは、階段のほうから聞こえてきた悲鳴にびっくりしてそちらを見た。
2011/09/28(Wed) 00時頃
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そう。出口探し。……見つけてない、よね。
[ドナルドの言葉>>320にこくりと頷く。 そうだ、来られたのだから帰れないなんてこと、あるはずがないのだ]
そうそう、ホラー映画なら薄暗いままゾンビとかお化けとか出てこないとだめ――……
……大丈夫?
[笑顔が引き攣っているように見えて、心配げに声を掛ける]
(326) 2011/09/28(Wed) 00時半頃
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ベネットは、そういえば、岩瀬ドナルドは目が、と気づく。彼のクローンは今見える範囲にはいないが……?
2011/09/28(Wed) 00時半頃
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――あ、うん。そうだね、行こう。
[ドナルドの眼帯からはっ、と目をそらし、提案>>323に頷いて彼の後を追う]
今の声、誰のだろう。 此処に今何人いるんだろう……。
[牧野とは、途中すれ違った気もするが、顔はまだはっきり見ていない。 ホリーやフランシスカとは違う声だった気がする、ということしかわからない]
(330) 2011/09/28(Wed) 00時半頃
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それは……何というか。 いや、自分を責めても仕方ないよ。 僕らはクローンが……あんな風に移植が行われているだなんて、知らなかったんだから。
[ソリテスに居る時、人々は普通に明日手術だ、とか言う。 寧ろドナルドは怪我で手術する人間なのだからまだ良心的ではないだろうか。 中には、刺青を消すためだとか、日焼けしすぎたとか、そんな理由で皮膚移植をする人間だっているのだから]
ああ……。あれは、言い過ぎな気もするけどね……。
[そういえばそんな言葉も聞こえていたっけ。 目の前の映像と、自身のクローンに気を取られていたけれど]
少なくとも、本人たちの前で言うことじゃ、
……ごめん。
[つい先程、クローンに手術だと言ったことを気にしていた相手に言うべき台詞ではない。途中で言葉を切って詫び、歩みを進める]
(342) 2011/09/28(Wed) 01時頃
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ベネットは、軽く10人以上、と言われて指を折った。出会った人数の倍はいるとみてよければ。
2011/09/28(Wed) 01時頃
ベネットは、……サッカーチームも作れるね、と冗談めかして言ってみるが、自然には笑えなかった。
2011/09/28(Wed) 01時頃
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[声の主>>345は、近づいたところでようやく此方に気がついたらしい。服装からして、クローンではないだろう。 ドナルドの名を呼ぶのを見て、二人を交互に見る]
知り合い?
[ただのファンが呼ぶのとは違う気がしたから。 そんなことを問う]
(352) 2011/09/28(Wed) 01時頃
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担当医……。
[なんとなく察しはついた。 そして医者ならば知っているだろうか、と口を開く]
ここ、勤務先?
僕ら間違って此処に来ちゃったから帰りたいんだけど、転移装置が上の階のも此処の階のも壊れてて……。 他の出口とか、転移装置が何処にあるか知らない?
(363) 2011/09/28(Wed) 01時半頃
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……そう。 じゃあやっぱり足で探すしかないか。
[相手はどう見ても具合が悪そうだったが、素人で赤の他人の自分にできることなど何もない。 ドナルドが心配して駆け寄っているのだから、尚更だ]
(372) 2011/09/28(Wed) 01時半頃
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[だが、彼女は此処が何処かを教えてくれた]
……旧、中央病院?
[子供の頃、そんな名前の病院もあった気がする。 行く機会もない場所だからもうとっくに取り壊したものだと思っていたが……]
まだ残ってたんだ……。
[そして、思ったより綺麗だ。 掃除の必要を感じないくらいには]
…………岩瀬ドナルド。
[少し考えて、名を呼んだ]
(381) 2011/09/28(Wed) 02時頃
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彼女を何処か休めそうなところに連れていってあげて。 出口は、僕や他の暇そうな人に声掛けて探してみるから。
[気分が悪そうな牧野を一人にはしておけない。 かといって、自分が付き添っていても何もできない。 だったらそうするのがいいだろうと]
頼めるかな。
[そう、問う**]
(382) 2011/09/28(Wed) 02時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/09/28(Wed) 02時頃
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