78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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―砂漠の街マスア・ナ―
…ッ!
[突如、空が明るくなる>>6。 流石に驚いた様子でペラジーも空を見上げると、二つの光がそれぞれ別の方向に空を駆けて行くのが見えた]
…あの女といい、さっきの『声』といい、今日は本当に何なのよ…。
[うんざりした声で呟く。 空の異変は気になるが、光の落ちる方角を考えると、足で追いつけるものでもなく…となれば、今騒いでも仕方がないだろうと妙に冷めた結論に至った]
…で、どうするの、オニイサン。 必要なら、換金所《ギルド》のひとに紹介してもいいけど?
[なにやら体調の優れない様子の連れの女性をちらりと見て、男性へともう一度視線を戻した]
(29) 2012/01/29(Sun) 01時頃
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……!
[本日何度目かの爆発音。 それはやはり天からで、それが聞こえたのは丁度ギルドに到着し、彼らの事情を説明し終えた頃だっただろうか]
っ。
[窓へ駆け寄り空を見上げると、月が不自然に欠けていた]
…ったく…なんなのよ、ホント! ……あぁ、もう! ヤニク、その二人のことはよろしく!
[今日はもうさっさと寝てしまうつもりだったが、こうも異常な出来事が立て続けに起きては、じっとしていられないのがペラジーの性格だった。 苛立たしげにヤニクへそう残し、重い大剣を背負ってるとは思えないほどの速度で街の外れまで一気に走り出る。 そうして人目がなくなったところで]
(215) 2012/01/29(Sun) 12時半頃
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ピューィ!
[指笛を鳴らす。 と、遥か上空から大きな羽音が聞こえたかと思うと、大人数人は乗せて飛べそうな巨鳥がペラジーめがけて滑空してくる]
よ…っと!
[ペラジーはその足めがけて跳躍し掴まると、そのまま巨鳥の背へとよじ登った]
久しぶり、エスト。 いきなりだけど、里までお願い。超特急!
[ペラジーは鳥をエストと呼び、親しげに声をかける。 巨鳥はそれに答えるように一声鳴くと、言われたとおり、超特急で、夜空をまるで流星のように駆けて行った。 向かうは、幻想ノ刃の隠れ里…アルマ・テルム]
(216) 2012/01/29(Sun) 12時半頃
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いい子ね、そうよいい調子。 なるべく急いでねエスト。 私も手伝うから…!
[幻想ノ刃《パンタシア》は稀少種族である。 どのくらい稀少かというと、実物を見たことのあるものは極めて少なく、その存在自体ある種の伝説視するものすら居るほどだ。 そして、そのパンタシアの娘たるペラジーを乗せて夜空を駆けるこの巨鳥も、今や隠れ里、アルマ・テルム以外では確認が難しいほどの稀少種だった。 ペラジーはその巨大な友人の背に手をつき、意識を集中させる]
……ミュートロギアの名において、汝に力を与えん…。
(219) 2012/01/29(Sun) 13時頃
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降臨《アドヴェント》!!
[ペラジーの体がうっすらと白い光に包まれ、その白い光は徐々に巨鳥をも包み込む。 地上からは、白い流星が空を駆けているかのように見えるだろうか? この光はペラジーの力の証。 その力の一部が働いている証。 彼女の幻想ノ刃として他者に与える力は…《断ち斬る》力。 その力の一部を使い、彼女はエストの、『疲労を断ち斬った』のだ]
さ、コレで怖いものなし! 超特急、超特急よ、エスト!!
[白き流星は、ひたすら速く、空を駆ける]
(220) 2012/01/29(Sun) 13時頃
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―幻想ノ刃隠れ里 アルマ・テルム―
はぁ…はぁ…はぁ…。
[息ひとつ乱さぬ巨鳥と、それとは対照的に随分疲弊した様子の少女が里へついたのは、マスア・ナを出てから僅か79(0..100)x1分後のことだった。 常識では考えられないほどの速度で移動してきたことがわかる。 普段あまり使わない幻想ノ刃としての力を、人の身で使い続けたせいか、身体が重い。 ペラジーはエストの背から崩れるように降りると、彼を労うかのように、その翼をぽんぽんと二度たたいた]
ありがとう、エスト…。
[鬱蒼と木々の生い茂るの森の奥…そこに張られた結界のさらに奥に、その里はある。 里のものはペラジーに気がつくと、笑顔で声をかけてくる]
ただいま、みんな。 でも今は挨拶してる時間も惜しいんだ。 ばあちゃん…長老は家?
(224) 2012/01/29(Sun) 13時頃
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―アルマ・テルム 長老の家―
ばあちゃん! …痛っ!?
[幻想的な雰囲気の漂う里の中心。 そこの扉を開け放つや否や叫んだペラジーの額目掛け、お玉が飛んでくる。 普段ならいざ知らず、疲弊している上に慌てていたペラジーにそれをよけることが出来るはずもなく、お玉が直撃した衝撃に仰け反り、額がうっすらと赤くなる]
ッ…なにすんのよ、たった一人の孫娘にぃ! …えぇ? 長老って呼べって? だって…あぁ、もう、はいはい、『長老』! これでいい? …って、それどころじゃないんだってば! 外が大変なことになってるのよ!! 月は崩れるし、何か大きな光が二つ空から落ちるし、ネオ・イルーナには大きな穴が出来てるし…それに、様子がおかしい人も出てきてるみたい。 つまり…私が何をしに戻ってきたかっていうと…。
(230) 2012/01/29(Sun) 13時半頃
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[ペラジーは、ここに来るまでの間、空から目にした光景を思い出しながら語る。 そして、パン、と両の手を合わせると祖母に頭を下げ]
お願い! ばあちゃ…長老の書斎に入れてほしいの! どうしても気になることがあって…。
[孫娘のその言葉を聞いた長老は、驚きの色を浮かべる。 勉強嫌いの彼女が、まさか自分からこんなことを言ってくるとは思ってもいなかったのだろう。 以前不純な目的で書斎に忍び込んでからは使用を硬く禁じられていたのだが、どうやら今度は真剣だということが伝わったらしい。 長老は柔らかく微笑むと、書斎の鍵をペラジーへ渡した]
…ありがとう、ばあちゃん!
[ペラジーは笑みを浮かべ、感謝の意を表すように祖母に抱きつくと、書斎へと駆け出して行った]
(231) 2012/01/29(Sun) 13時半頃
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―書斎―
…うわー、懐かしい! この絵本も書斎にしまってあったんだー…わぁー…。
[書斎に入ってしばらく。 ペラジーは目的の本を探すと中に見つけた懐かしの絵本に眼を落としていた。 眼をキラキラと輝かせ本に夢中になる姿はまさに子供のようであったが、やがてはっとして、絵本をもとあった場所に戻す]
いけないいけない、こんなことしてる場合じゃなかった…! えーっと…えーっと……。 …………あ、あった!
……『ウルヴェレア』。
[ずっと気になっていたこと。 それは、あの女統領の口にした言葉だった]
(235) 2012/01/29(Sun) 14時頃
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『ウルヴェレア』と『アルメヴィア』 天空爆ぜ別たれし光は地に落ち 地穿ちし者 月の民にまみえし時 英雄は目覚め 革命の使徒と再会を果たす 天使と悪魔が踊りし地で 龍と鳥は天を駆け 古の絆によって結ばれし者たちが暗躍する 幸運受けし者は天に願い 天の呼聞きし者は天に応える 地上に在りし幸と凶は無限を描き 刃によって天は裂かれ 刃によって地は成される
運命《サダメ》をうけし戦士たちよ 汝らと共に『再生の破戒』があらんことを
(236) 2012/01/29(Sun) 14時頃
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[それはある書物の記載。 コレが予言なのか伝承なのか、はたまたただの作り話なのかはわからない。 彼の言葉に関する記述は他にも多く存在するかもしれないし、これが唯一のものかもしれない。 ただひとつ確かなのは、仮面の女の言った『ウルヴェレア』と関係する事象がもうひとつ…『アルメヴィア』という事象が存在するということだ]
…なるほど、ね。
[記述に眼を通し終わったペラジーは、二度三度、その記述の書かれたページを行き来し、笑みを浮かべてパタン、と本を閉じた]
(237) 2012/01/29(Sun) 14時頃
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うん、さっぱり訳がわからん。
(238) 2012/01/29(Sun) 14時頃
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わかるわけないじゃないこんなの! なにこれ? 文章として成立もしてないし。 もうちょっとこう、ストーリー性とかつけてくれないとさー、退屈で寝ちゃうよ?
[そう文句をこぼしながら、本の拍子をパンパンと叩き、元あった場所に戻す]
…ま、何にせよ…ウルヴェレアっていう言葉が書物にもあるってことはわかったし…それと組になる何かがあるのもわかった。 とりあえず…まぁ、何かの事件かなんかって認識でいいのかな、コレは…。
(239) 2012/01/29(Sun) 14時半頃
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[思ったほどの収穫はなく、ペラジーは頭をがしがしと掻く。 と、砂粒がぱらぱらと舞い、ふと思い出す]
…そういえば、お風呂まだだっけ。 …うん、出発は水浴びしてから、かな。
[そう言うとペラジーは書斎を後にし、近くの小川へと向かった。 世界各地で川の水が汚染されているなどとは知る由もないが、幸いこの里の水は、結界により守られているようだった]
お風呂もいいけど、水浴びなんてこんなときでもないと出来ないしねー。
(240) 2012/01/29(Sun) 14時半頃
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ペラジーは、里の小川で水浴びをしている
2012/01/29(Sun) 14時半頃
ペラジーは、レティーシャ《ホーリーブレイズ》が先ほどの記述にあった『英雄』なのだろうかと考えた
2012/01/29(Sun) 14時半頃
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―アルマ・テルム 小川―
…と、なれば…。
[身体の砂と汗を小川の水で清める。 ひやりと冷たい水が肌に心地良い。 岸に上がると、褐色の肌をタオルで拭い、洗濯された服へと袖を通す。 二本の短剣を下げたベルトを腰に巻き、白の外套を羽織、最後に大剣を背負う。 いくらかの休息もとったし、食事も済ませた]
よし…行きますか!
[長老や里の者に軽く挨拶を済ませると、ヤニクへ連絡を入れ、再び巨鳥とともに空へと昇っていった]
(241) 2012/01/29(Sun) 15時頃
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-------------------------------------------- ―ペラジーからヤニクへ―
イェル=ゥラ自治区へ向かう そっちはよろしくっ --------------------------------------------
(242) 2012/01/29(Sun) 15時頃
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―イェル=ゥラ自治区上空―
おーけー、エスト。 この辺で良いよ!
[人目に付きにくい場所を選ぶと、巨鳥は一度地面に向けて急降下し、その背から白い影をおろすと、再び空へと帰って行った。 背から降りた白い影は巨鳥へと手を振ると、あたりを見渡す]
さて…と。 そういえば、星の片方が向かって行ったのがこの辺だったっけ…? …いや、でもあんまりそれはあてにならないし…まずは『英雄』の確認かな。 あの記述が何か意味があるなら、…既に『空は爆ぜ』たし、『光も別たれ』た。 なら、英雄が『目覚め』てるかもしれないしね。
[尤も、あの氷漬けの少女がどう目覚めるというのか、いまひとつピンとこないが]
えーっと…英雄の聖苑は…あっちだっけ?
[ペラジーは以前ここを訪れたときの記憶を頼りに、ふらふらと歩き始めた]
(243) 2012/01/29(Sun) 15時頃
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―英雄の聖苑―
えーっと………。
[ペラジーは眼を細め、眉間にシワを寄せ、そのシワを押さえるように右手を宛てがい唸り声を上げていた]
……どういうこと?
[そこにあるはずの氷塊…そこにいるはずの英雄の姿はなく、ただその名残があるばかり。 腕を組み、思考をめぐらせても答えなど出るはずもないのだが、ふとあの記述が頭をよぎる]
…何かの理由で移動させたのでないとすれば…。 …もしかして、『目覚めた』?
[思い浮かぶのはあの文章というのも躊躇われる記述>>236。 しかし、だとすれば一応この状況は説明がつく]
…けど、なぁ…だとすれば、他のもある程度実現するかもね、ってこと?
[そんなバカな、と呆れたように天を仰ぐ]
(247) 2012/01/29(Sun) 16時頃
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…ま、良いや、ちょっと情報収集。 …っていっても近くに人なんてあんまり…お?
[聖苑をぐるりと見回すと、やや離れた位置に、学生…だろうか。人影を三つ発見する。 その内二つは何処か奇妙な雰囲気の服装をしている気がするが、この際気にしない。 …というより、この場においては、白いローブ姿の自分も割りと浮いているなどとは、思いもしないままに彼らに近づき]
おーい、アンタ達、ちょっと聞きたいことがあるんだけど、良い?
[そう声をかけた。 が、あからさまな武器を背にひとつ負っているのだ。もしかしたら警戒のひとつもされるだろうか]
(248) 2012/01/29(Sun) 16時頃
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>>251>>254>>255 ? 妙なことを聞くのね? どう、といわれても……。
[どう話したものかと考える。 ここまで乗せてくれた巨鳥のことを素直に話すわけには行かないし、かといって誤魔化すようなことでもない。 第一、下手に警戒されては話をきくことも出来ないだろう]
…んーーー…まぁ、詳しくは省くけど…「飛んで」来た後、「歩いて」きたわ。 …コレで答えになってる?
[そう応えながら、どうも服装と雰囲気がちぐはぐにも思える男子二人組みを、不思議なものを見るような目つきで一瞬見て首をかしげる。 それからもうひとりへと眼を移す。 瞬間…彼女のその姿がペラジーに何かを訴えかけられた気がして、一瞬息をのむが…]
…ちっ……。
[彼女の一部が目に入り、思わず小さく舌打ちがもれた]
(256) 2012/01/29(Sun) 16時半頃
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…こほん…とりあえず、そっちの質問には答えたし、今度はこっちの番。
[咳払いを指摘を引き締めると、氷塊の元あった場所をちらりと見やってから三人をまっすぐ見据え]
あそこにあった氷塊…封じられた英雄…セイクリッド・レティーシャが見当たらないんだけど…なにがあったか知らない?
[歴史やなんかに興味の無いペラジーは、氷中の彼女の顔をよく見てはおらず、目の前に居る少女が本人だとは気づいていないようだった]
(257) 2012/01/29(Sun) 16時半頃
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ペラジーは、ヴェスパタインが何故そのようなことを聞くのか、意図を理解できていない
2012/01/29(Sun) 16時半頃
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>>258>>260>>262 …? …なんでかわからないけど、アンタ達のその目、不快だわ…。 ものすごく…心外なことを考えられてる気がする。
[どこか生暖かさを感じる彼らの視線に、眉間にしわを寄せる]
…とりあえず断っておくと、妄想でもなんでもない、事実よ。
[ため息をつきながら応対すると、今度は天使なのか、などと問われ]
(268) 2012/01/29(Sun) 17時半頃
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……はぁ?
[確かに、そういうものがあるらしいことは聞いたことがある。 が、そんなもの実物は見たことはないし、何より]
(「も」? 「も」っていった?)
[どう見ても目の前の少年が「天使」には見えないし、何か特別な力も感じられない。 声をかける相手を間違えただろうかとこめかみを押さえる]
……ゾンビ? …あぁ、なるほど…そういうこと。
[そういえばここを何かがぐるりと取り囲んでいたような…なるほど、先ほどの問いの理由はそれかと納得する]
(269) 2012/01/29(Sun) 17時半頃
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>>263>>265 金の焔とともに爆ぜたぁ?
[ゾンビの件で、ようやくマトモな話しが聞けたかと思えば、また突拍子もない話に戻ってしまったように感じる。 しかも、それだけならともかく、中身が目の前に居る子の少女だというではないか]
…アンタが?
[しかも本人まで認めている]
あー…んー…。 ……まぁ、良いや。 安心して、別に何かを期待してきたわけじゃないから。 アンタがセイクリッド・レティーシャかはともかく、あの氷が…封印が溶けたってことは確かみたいね。 …ってことは、あの記述…まさかでしょ…?
[腕組をしてぶつぶつと考える]
(270) 2012/01/29(Sun) 17時半頃
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…確認するけど、アンタ本当に「あの」セイクリッド・レティーシャなの? …なら、私が「何」なのか、わかる?
[恐らく通常の人間でくあれば、問いかけの意味すらわからないだろう。 しかし、里の伝承が正しければ、その昔、自分の先祖は彼女と共に戦ったはずなのだ。 ならば、自分という存在に何か感じるのではないかと、屈んで彼女の顔を覗き込んだ]
(271) 2012/01/29(Sun) 17時半頃
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>>275>>276 …へぇ。
[一瞬目を見開き、声を漏らす。 正直…期待はしていなかっただけに、不意打ちを食らったような気分だった]
…なるほど、今のが適当じゃないとすれば…セイクリッド・レティーシャかどうかはともかく、アンタに「何か」あるのはわかった。 よく斬れそう…か。 そうね…。
[幻想ノ刃としての能力を差し引いても、「自分」の切れ味には自信がある。 目の前の少女の答えに満足したのか、表情を緩め、笑みを浮かべた]
(279) 2012/01/29(Sun) 18時頃
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おーけー、とりあえず、アンタ達のいうこと、信じるわ。 氷が砕けて、彼女がそこから出てきた、ってね。 …でも…だとすれば。
[あの記述どおりのことが、いくつか同時に起きていることになる。 そこには、何かの意志が働いているような気がしてならない]
『ウルヴェレア』と『アルメヴィア』……か…。
[今起こっている一連の出来事が、それらに関係あるのだろうか、と、小さく呟いた]
(280) 2012/01/29(Sun) 18時頃
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>>278 どうやって…って言われてもねぇ。 省く、っていったじゃない。
[しかし、少年がそんな返答では満足しなさそうな雰囲気を感じ取ると、深くため息をつき]
そうねぇ…話せる範囲で言うと…羽で?
[少年の妄想を余計刺激するであろう結果を見越せるはずもなく、どうやって飛んできたのか話す。 続く彼の問いかけは、コレは別段隠すことでもなかったので、めんどくさそうにしながらも正直に答えることにした]
セイクリッド・レティーシャの氷…アレはどう見たって封印だったでしょ…ま、私が勝手にそう思っただけで、違うのかもしれないけどさ。 で、記述ってのはばーちゃんの書斎にあった本に書かれてたモノのこと。 昨日から起こってるあからさまな異変のいくつかが、偶然重なったんじゃなくて必然的に同時期に起こったのかもしれない、ってことよ。
[フードを脱ぎ、大きく息を吸うと、レティーシャらしき少女を見つめ]
彼女が目覚めたことも、昨夜、二つの光が地上に落ちたことも、ね。 ま、詳しいことは私も知らないけどさ。
(282) 2012/01/29(Sun) 18時頃
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>>281 ん?
[彼女がなにやら戸惑っていることになど気づかず、かけられた声にきょとりとする]
私? …まぁ、いっか、隠すことでもないし。
[一瞬、首をかしげ、考える。 が、別段名前を伏せなければならない理由もないだろうと判断して]
私はペラジー=ミュートロギア。 あちこち回りながら賞金首を狩ってるバウンティハンター。 …コレで良い?
[そう自己紹介して微笑む。 そよぐ風に小さく髪がさらりと揺れた]
(283) 2012/01/29(Sun) 18時半頃
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>>284>>285 [もうひとつ、という彼女の言葉に、どうぞ、と先を促す。しかし、続く彼女の言葉を耳にして、やはりというか、不機嫌な表情を垣間見せた]
あの女!? あー…んー……そう、居たの…目覚めた場に…。 …記述どおりなら、『再会した』とか、そういったところかしらね…本当かどうか知らないけど。
[そう呟くペラジーは、いかにも面白くなさそうだ]
捜せなくは…ないけど…。
[捜したくない、というか、会いたくもないというのが正直なところだ。 昨夜の様子だと、次で会えば戦うことになりそうだし、なによりあのボディラインが気に食わない]
そう…この二人はなにも知らないのね。
[あるいはこの二人も記述に関係あるのだろうかと考えたが、先んじて少女に「この二人と違って」と念を押された形となる]
…はぁ…捜すしかないのかしらね、あの女を…。
[気が進まない、とでも言いたげに深いため息をつくと、前髪をくしゃりと掻きあげた]
(290) 2012/01/29(Sun) 19時頃
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>>286>>287>>288 [と、そこで、脇でぶつぶつと自分の世界に没頭していた少年がなにやらやる気を出し、変なテンションになってくる]
え? …えぇ、コレと…後、コッチ。
[まずは背中の大剣。 そして、外套をめくり、腰に携えた二本の短剣を示す]
…って、ちょっと待って! …今、なんて言った? 「戦いを生業としてるヤツがいると心強い」って言った…? ……ちょ、ちょ、言っとくけど、アンタ達の仲間になったつもりはないわよ!? 今の口ぶりだと、アンタ達戦えないってことでしょ!? っていうか、アンタ!
[そういって、びしぃ!っとレティーシャを指差す]
(291) 2012/01/29(Sun) 19時頃
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あんたレティーシャなんでしょ? なんで戦えないのよ!?
…そりゃあ…ゾンビくらいどうってことないけどさぁ…。
[戦ったことはないが、そう苦労はしないだろうことはわかる。 …しかしながら、どうやらあれらはつい先ほどまでは人間だった存在。 「自分」を扱えるモノさえ居れば、「穢れ」を「断ち斬って」元に戻せるのでは、と微かに考えた]
(あぁ、もう…ヤニクと分かれたのは失敗だったかな…)
(292) 2012/01/29(Sun) 19時頃
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>>293>>294 な…期待に応えられないって…そういうこと!?
[なにやら面倒な状況になっていることだけは理解した様子で、もう一度ため息をつく]
はぁー…わかった…。 セイカ、ね…。 多分、封印が完全にはとけてないんでしょ。 なら、何らかの事象なり何なり、それをとくキーがありそうなものだけど…。 とりあえず…そっちのおまけ二人、アンタ達の名前は?
[ここで放置して死なれても目覚めが悪い。 仕方がないと腹を決める]
言っておくけど、仲間になるわけじゃないからね。
(299) 2012/01/29(Sun) 20時頃
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>>295>>296>>297 …ま、つまるところ、アンタ達もやっぱり戦えない、ってことよね。
[期待してなかったけど、と付け加える]
はいはい、封印ね。 アンタ達の封印の氷も早いところ砕けてくれることを祈るわよ、ホント。 そうすればいくらかは楽になるんだろうし?
[思い切りそう皮肉ると、めんどくさいテンションの二人を見つめて苦笑する]
……で、何か宛てはあるわけ? 安全なところなり、あの女の居場所なり、さ。 とりあえず何処かにアンタ達を連れてけばいいの? それともアンタ達を連れまわさなきゃいけないわけ?
[何処か目的地があるならまだ良いが、この先少なからず行動を共にするなら…セイカはともかく、オマケ二人のテンションは、頭痛の種になりそうだと内心ため息をついた]
(300) 2012/01/29(Sun) 20時頃
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>>302>>303>>304 なるほど…ね。
[そういう意味では、里は変わった様子はなかった。 ならばあそこも安全地帯なのだろうが、流石に隠れ里に素性の知れないものを連れ込むわけには行かない]
(尤も、彼女がセイクリッド・レティーシャなら…別に問題はないだろうけど)
[どちらにしても二人の少年の処遇に困るので、隠れ里という選択肢はない]
賞金稼ぎでしょ、って…賞金稼ぎをなんだと思ってるわけ? まぁ、確かにツテとか手段はないわけじゃないけど…。
[ちらりとゾンビの徘徊するであろう方角を見て]
そもそも、元来の情報提供者があんな状態じゃあねぇ…。 となると…。
[方法がないわけではない。 ないわけではないが…]
(308) 2012/01/29(Sun) 20時半頃
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はぁ…気が進まない…。
[自分が彼女に協力すると意思を示せば、何らかのコンタクトが望めるだろうが…正直、協力するつもりはさらさらない]
まぁ、いいわ。 とりあえずは図書館とやらに行きましょう。 それはここから近いの?
[とりあえず様子を見がてら、移動するのもいいだろうと、三人を見る。 移動する先がわかったなら、大剣を引き抜き、そして]
はい、男子ーズ。 それ、貸したげるわ。 いい? 絶ッッッッッ対になくすんじゃないわよ?
[そういって、一人に一本ずつ、腰の短剣を渡した。 つい先ほどまで人であったであろうそれらを倒すことにいくらかの躊躇いを覚えながらも、極力大剣のミネでなぎ払いながら、先陣を切ってゾンビの群れへと足を踏み入れるだろう]
(309) 2012/01/29(Sun) 20時半頃
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>>317 おっけー、ちゃんとついてきなさい、よ!
[群れまでいくらか距離のあるところから、大剣を身体の脇に構え、群れへと一気に走り出す。 そうして、群れの手前まで来たところで身体ごと大剣で群れを薙ぎ、そのまま更に回転するようにしてもう一度群れをなぐ。 人であったソレの動きは鈍く、出来た道がすぐにふさがることはない]
ほら、走って!
[後ろにいる三人をせかしながら、ミネへ返した大剣で、ひたすらに、力任せに群れを薙ぐ。 しかし、ソレがどうにもうまくない。 普段は対象を切り裂くために腕への負担を気にしたことはなかったが、この戦いでは、対象の数が増せば増すほど、腕への負担が大きくなる]
(318) 2012/01/29(Sun) 21時頃
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(っく…さっさと進まないと、案外コッチがやばいかも?)
[素直に刃を返してしまえば楽なのだろうが、まだ救える可能性のある者を殺してしまうのは抵抗があるようだった]
あぁ、もう…! こいつら全員悪人なら、楽なのに!
[一緒にいる三人には何のことか理解できぬかも知れぬことを、苛立たしげに叫び、また一掴みの群れを薙ぎ払った。 図書館までは、後少しだ]
(319) 2012/01/29(Sun) 21時頃
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―図書館前―
どっっっっっっせぇぇい!!
[一際強い怒号と共に、ゾンビの一団が、まるでボーリングのピンのように弾け、道が出来る。 そうしてペラジーたちが図書館にたどり着いたのは、先客たちの話に一区切りついたころであっただろうか]
…な…アンタ…!
[イヤな時に出くわしたものだと、仮面の女を見つめる。 もし、散々ゾンビを力づくで薙ぎ倒し、腕が疲弊している今戦いを仕掛けられれば、苦戦は必至だろう。 大して労せず、目的地への到達と、目標の人物の発見を達成できたことは喜ばしいが、あまり歓迎できる状況ではないことは確かだ。 何にしても、連れてきた三人には、先に図書館の中へ入るように促しただろう]
(331) 2012/01/29(Sun) 21時半頃
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…って、アレ?
[あの女統領だと思って声をかけては見たものの]
…別…人?
[確かに同じ仮面はつけているが、少し見てみれば、服装も、髪の色もまったくの別人であることがわかる。そしてなにより]
…胸が平たい。
[ポツリと呟いた。 そして、そこへ新たな乱入者>>362が姿を見せると]
っ! …なに、アンタ。 ただの人間じゃあないみたいだけ…どっ!
[目の前の少年に話しかけながら、セイカたちの行く先を阻んでいた群れを大剣で殴り飛ばす。 が、無理が祟ったか、腕にビキリと痛みが走った]
(373) 2012/01/29(Sun) 23時頃
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つっ!? …っく…ほ、ら。アンタ達は早く中に!
[そうやって声をかけながら、大剣を鞘に収め、金色の少年と、あの女と同じ仮面の男へと視線を戻す]
アンタ…アンタ達は…?
(374) 2012/01/29(Sun) 23時頃
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ペラジーは、レティーシャたちを中へと促したが、うまく彼らは中へ入れただろうか
2012/01/29(Sun) 23時頃
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>>382 ヴェラ…!?
[突如聞こえた仮面の女の声に眼を丸くする。 その声は紛れもなく、仮面の男の手元から聞こえていた]
…そんな…まさか…。
[同族ならば、知らぬはずが無い。 里の者は少なくとも全員把握している。 しかし、彼女のことを、ペラジーは知らない…否、少なくとも、記憶には無い]
どういう…こと…。
[ペラジーに明らかに見て取れる同様が走り、その漆黒のガントレットに目が釘付けになった]
(393) 2012/01/29(Sun) 23時半頃
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>>396 そ? 『ドイツもコイツも』なんて言うあたり、アンタも口の聞き方がなってない部類に入るんじゃない?
[そんな軽口を叩きながら、背後から迫る人だったソレを蹴り飛ばす]
ちょっと、私が信じるか信じないかは私が決める。勝手に判断しないでくれる? それにしても…ふぅん、シメオン? じゃ、昨日の光はアンタ達なんだ。 てことは別の方向に飛んで行ったのはセレストってこと。 まったく、ここまであの胡散臭い記述どおりだと、逆に面白いわね。
[少年の思いとは裏腹に、ペラジーには彼の説明がとてもしっくりきた。 昨夜落ちた光。その墜落予想地点がこの付近で、そこに居合わせた「人ではない何か」が、自分をシメオンだという。 となれば、疑う必要などなかった]
で、地上にはなにしに来たわけ? おつかいってわけじゃないでしょ?
(405) 2012/01/30(Mon) 00時頃
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>>395 [そんな話をしているところにあの女の笑い声が聞こえると、その声が何処かペラジーの神経を逆なでした]
何が可笑しいの? …アンタも…そうなの? アンタも私と同じ…? …でも、私はアンタのことなんか記憶に……答えなさい!
(407) 2012/01/30(Mon) 00時頃
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>>418 へぇ?
[ヴェラの声に逆立った気持ちのまま、シメオンへと視線を向ける]
『庭の持ち主』たるシメオン様が? 庭の雑草にモノを訊ねるんだ? …ま、良いけどね。 ここから北…多分、玉兎山のほうよ。 ついでに、雑草がひとつ忠告するなら、父上とやらがアンタ達を逃がした理由も探らずに戻ろうっていうなら、やめといたほうが良いんじゃない? そこには何か、理由があるはずでしょ。 ま、聡明なシメオン様なら言われなくてもわかってるだろうけどさ。 なんにせよ…行くなら、気をつけなさいよ。
[とげとげしく言いながらも、最後の一言だけは、何処か気遣いの色がにじんでいたかもしれない]
(431) 2012/01/30(Mon) 00時半頃
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>>417 無智…? なに…いったい何のことよ!?
[何処か勝ち誇ったような彼女の声。 それにカチンときたペラジーは、次の瞬間、仮面の男の腕部目掛け、蹴りを放っていた]
てぇっ!
[その蹴りが当たろうと防がれようと、ひるまずに、鋭い視線を漆黒へ向け、続ける]
無智で悪かったわね! 確かに私には、アンタがなにを言ってるか、これっっっぽっちもわかんないわよ! じゃあ…そういうアンタは、この力が何のためのものかわかった上で、その上で『あんなこと』してるっていうの!?
[思い返されるのは、彼女がコレまで、レジスタンスとして行ってきたことだった]
(440) 2012/01/30(Mon) 00時半頃
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>>447 ごめん! イラッときたもんだからつい。 でも、アンタがそいつと一緒な以上、アンタを狙うしかないでしょ。
[装着者たる男の言葉には素直に、きっぱりと…というより、妙に堂々と謝りつつも、特に悪びれた様子も無い。そして]
私だって話が見えてないの! アンタと一緒!
[明らかに八つ当たりな怒声が仮面の男に向けられた]
(455) 2012/01/30(Mon) 01時頃
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>>459 だから、ごめん!
[また妙に堂々とした謝罪をする。やはり、構えをとく気配は無い。 が、一応すまないと、本当に思っているらしい。 そして、黒と銀の螺旋が男からはなれ、男は少年と、そして仮面の女…もとい、ヴェラへと別れる。 ヴェラが少年を、その豊満な胸へと抱きしめると、先ほどまでと違った苛立ちがペラジーの中に芽生える]
ちょっと! 私の言葉、聞いてる!?
[こちらを無視するかのような彼女の言動に、ダン!と地団駄を踏んだ]
(465) 2012/01/30(Mon) 01時頃
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>>460 え…あ…。
[シメオンの意外な言葉にも驚いたが、それ以上に、すっかりゾンビたちのことを忘れていたことを思い出し、声を漏らした]
あーもう、なんなのよこいつら…! っていうかなに、なんで普通の人間がこうなっちゃうわけ!?
[ヴェラへとちらちら視線を投げつつ、ゾンビの群れへも注意を向ける]
それで、シメオン? アンタはコレ、何とかしなくてもセレストのところまでいけるわけ?
[そんなことを問いかけながら、ゾンビを二、三人蹴りたおす。 …どうやら、あのどろどろした肉を、素手で殴りたくはないらしい]
…あぁ、もう! 『私』を使えるような人間が居れば、あのくらいの穢れ一発で『断ち斬って』やるのに!
[迫り来る大群を見て、ペラジーは苛立たしげに小声で呟いた]
(471) 2012/01/30(Mon) 01時半頃
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>>475 アンタわざとやってない!? ケンカ売ってる? ケンカ売ってるでしょ!! ねぇ!?
[むきー!という形容(?)が似合いそうな様子でヴェラを睨みつける]
で、アンタも!
[そして、その矛先は胸に抱かれた少年にまで向けられた。とばっちりである]
なにちょっと嬉しそうな顔してんのよ!! そんなにその脂肪の塊が良いわけ!? そんなの…そんなのねぇ、あったって肩が凝るだけなんだから…!!
[…と、一般的に言われているが、大分なだらかなペラジーには、想像もつかない。 なんにしても、完全なるひがみ、負け犬の遠吠え状態だった]
(481) 2012/01/30(Mon) 01時半頃
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ペラジーは、何故か別の方角からも『敵』の気配を感じた気がした
2012/01/30(Mon) 01時半頃
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>>485 う、うっさい! 誰が貧乳か!!
[入ったフォローに、頬を微かに赤く染めてチョップを入れる。 もちろん、手加減はして、だ]
別に気にしてない…気にしてないんだからね!! これっぽっちたりとも!
……っていうか、さっきからちょっとうるさい! もうちょっと静かに出来ないの、オマケ男子ーズ!
[これもまた、八つ当たりだった。 そんなことを言いながらこそっと自分の胸を押さえていたのは無意識だったか]
(491) 2012/01/30(Mon) 01時半頃
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>>486 うっっっさい!! 誰がぺったんこか!!!!!
[細い、と言われたのを、当然のように曲解した]
超肥満じゃない! 局部的に!!
(492) 2012/01/30(Mon) 01時半頃
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ペラジーは、叫びながら、近くのゾンビを思い切り蹴飛ばした。ゾンビに9(0..100)x1のダメージ。
2012/01/30(Mon) 01時半頃
ペラジーは、怒りのあまり狙いが狂ったようで、蹴りはゾンビの表面を掠め、勢い余ってペラジーは尻もちをついた
2012/01/30(Mon) 01時半頃
ペラジーは、「アンタのせいで転んだ!」とでも言いたげな視線で、ヴェラを睨んだ。
2012/01/30(Mon) 02時頃
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>>490 なんでもない!
[尻餅をついた状態から立ち上がり、外套についたほこりをはたく。 そうして、よってきたゾンビをもう一度蹴り倒した。 そう、自分を今まともに扱えるとすれば、セイクリッド・レティーシャかさもなければ、無駄に脂肪を蓄えた眼前の女か、だ。 恐らく、同族、ないし近しい何かであるヴェラならば、ペラジーの力を十分に引き出すことが出来るだろう。 となれば、このくらいのゾンビの群れ、一瞬で穢れを断ち斬り、元に戻すこともかなうのだろうが]
…でも、アンタに使われるのは断固拒否するわ。
[言って、ヴェラをキッと睨んだ]
(501) 2012/01/30(Mon) 02時頃
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>>505 な…アンタ、人を仲間に誘っておいてソレ!?
[呆れて大声を出す。 と、そこへ落ち着けと言われ>>498、落ち着いてるわよ!と、明らかに落ち着いていない様子で返す]
ペラジーよ! ペラジー・ミュートロギア!!
[これだけ敵視している相手の問いかけなのだから、答えなくてもよさそうなものだが…その辺は、根が素直故だろうか]
あ、そう! アンタがまともに戦える状態でも、コッチから願い下げだからどうぞご安心を。
[そう皮肉たっぷりに言った後、舌を出して見せる。 かといって、このままではキリがない]
あぁ、もう、うっとうしいなぁ!
(509) 2012/01/30(Mon) 02時頃
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肉じゃがぁ!?
[目の前の女が突然なにを言い出したのかと、思い切り微妙な表情を浮かべる]
冗談! 誰がアンタと肉じゃがなんて…そもそも、ちゃぶ台なんて五人も座ったら満員御礼状態じゃない! そんな至近距離でアンタとご飯なんて…って、そんなこと言ってる場合じゃないって!! …あぁ、もう、しょうがないなぁ…!
[観念したように吐き捨てると、もう一度大剣を引き抜く]
いい? 私に何か変なことしたら、ただじゃおかないからね!
[主にヴェラにそう言うと、大剣に力をこめ始める。 と、同時に、白金の輝きがペラジーを包みこんだ]
は…あぁぁぁぁぁ……。 …ミュートロギアの名のもとに…。 我は刃 我は全てを断ち斬る者 我が名のもと 彼の者達の穢れを……
(522) 2012/01/30(Mon) 02時半頃
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『断ち斬れ』!!
(523) 2012/01/30(Mon) 02時半頃
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[そう叫ぶと、ペラジーは大剣を一気に振りぬく。 と、纏っていた白金の光が大剣を伝い、まるで渦巻く風のような斬撃となって人だったそれらを襲った。 だが、ソレを受けたゾンビたちは崩れる様子もなく…むしろ、元の人間であった頃の姿へと立ち戻って行く]
…った、く…「使用者」無しで…こんな…させるんじゃ…ない、わよ……。
[ペラジーはそう呟くと、大剣を握ったまま、どさりとその場に倒れこんだ]
(525) 2012/01/30(Mon) 02時半頃
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ペラジーは、気絶しているようだ。しかし、ものの17分ほどで眼を覚ましたか。
2012/01/30(Mon) 02時半頃
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―図書館 館内―
う…ん
[コウにほっぺを引っ張られたり等々あったことなど知らず、館内のソファに寝かされ、しばらくたったころ、ペラジーがもそりと身じろぎをする。 そして、ヴェラと、オスカーと呼ばれていた少年が会話>>559を始めた頃、ガバッと体を起こすと]
(564) 2012/01/30(Mon) 14時半頃
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誰がペタジーかぁ!!!
[カッと眼を覚ましたかと思うと、開口一番、誰へともなく叫んだ。 人の少ない図書館に声が木霊し、一瞬動きが固まる]
…ん? …アレ?
[コウやリョウが自分に何かしたかせずかは知らないが、どうやら無事戦闘は終わったらしいことは理解する。 それから…ひょっとすると、今自分が恥ずかしいことを口走ったのではと、気まずさと羞恥から顔を赤くし、こほんと咳払いをひとつして]
…で、ゾンビたちはどうなったの?
[先ほどの絶叫はなかったことにした。 そうして、外を示されれば、ダメだったか、と落胆の色を見せただろう]
(565) 2012/01/30(Mon) 14時半頃
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>>567 外…? ……ダメ…だったか…。
[示された方向を見やり、肩を落とす]
…? ヴェラが話して…? って、そうだ、アンタ、私の質問にもまだ答えてないでしょ! ちゃんと話してもらうわよ、アンタが何者で、さっきいってたことはどういう意味なのかちゃんと説明しても
[ヴェラに食って掛かりながら、先ほどまでヴェラとともに戦っていた少年が何か口走ったような気がして]
らうわよ!!
[顔をヴェラに向けたまま、少年を威嚇するように、投擲用の小さなナイフを三本ほど投げつけ、それらは少年の座っていたソファ、身体の数センチ脇にきれいに突き刺さっただろう]
…あぁ、ごめん、なんか『空耳』が聞こえた気がしたから、つい。
[そういって、くるりと少年に向けた笑顔は、目が笑っていなかった]
(571) 2012/01/30(Mon) 16時頃
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>>569 …ん、ありがとう。
[彼の言葉から、微かに自分への気遣いを感じた気がして、悲しげながらも微笑を浮かべ、礼を述べる]
…そういえば…運んでくれたのはアンタ…コウ、だっけ? コウが運んでくれたの?
[そう問いかけながら、外され、きちんと鞘に納まっている武器を見て]
ん…短剣も無事二本あるし…ちょっと見直した。
[そういって浮かべた微笑には、幾分明るさが戻っていただろう。 …しかし、このくらいで見直すとは…どれだけ二人がオマケ扱いだったかがうかがえる]
…あ…ソレ外すとき、変なことしなかったでしょうね…?
[言って、短剣の鞘がつけられたベルトを見やった。 言葉ではそう訊ねながらも、疑っているわけではない様子で、どちらかと言えば冗談を言ってからかっているようにみえる]
(573) 2012/01/30(Mon) 16時頃
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ペラジーは、ヴェラの発言に、「あぁそう、それはどうもありがとう!」と舌を出した。
2012/01/30(Mon) 16時頃
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>>574 結構です!
…まったく…なにが「私のもの」よ…。 言っとくけどね、こんな小さい子供に手を出したら、アンタ確実に犯罪者だからね!
[手を出してなくても既に犯罪者ではあるわけだが。 ついでに、少年が見た目に反してコウたちと同年だとは思いもしない。 …尤も、それでも犯罪には変わりはない]
それに病院ならアンタだって脂肪吸引でもなんでもしてもらったら良いじゃないのまぁその点私はそんな余分な脂肪はないしおかげで戦闘の邪魔になんてなったことも一度もないんだから!
[なにやら悔し紛れに口を開いたら、かえって自分の傷口を抉った気がして、言い終わった後にちょっとへこんだ…]
…く、悔しくなんてないからね!!
(576) 2012/01/30(Mon) 16時頃
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[コウから返される言葉>>577に、微笑気味にバーカ、と返しながらも、少年…オスカーの歳を耳にする>>579と、ある種の親近感を感じた]
え…あ…うん……小さいのは、罪じゃないよ、ね…。 …その…がんば?
[微妙な温度の視線をオスカーに向け、エールを送った]
…と、り、あ、え、ず…。 ヴェラ…アンタ……。
[同族なのか、と改めて問うかどうか、一瞬迷う。 それは、一族を守るため、というのももちろんあるが、この状況だ、そこを今気にする必要はさして感じられない。 ソレよりも、彼女が同族かどうかを知って、自分がどうしたいのか、という点が、ペラジーに問いかけることを躊躇わせた。 今まで、同族と本気で戦ったことなどない。 同族だとするなら、ソレをわかった上で彼女と戦うことになった際、彼女を倒すことが出来るのだろうか…]
(583) 2012/01/30(Mon) 16時半頃
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ペラジーは、ヴェラの反応に、なんでそうなるのよ!と突っ込んだ
2012/01/30(Mon) 16時半頃
ペラジーは、ヴェラがこちらをスルーしつつ場を仕切り始めたことに、面白くなさそうに頬を膨れさせた
2012/01/30(Mon) 16時半頃
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>>584 …っ…。
[やはりこちらの素性を知っていたかと、微かに表情が険しくなる]
虚想ノ拳≪メンタシム≫……。 ……。
…アテ、ね。 とりあえず、当初の目的だった図書館到達も、あんたの発見もすんじゃったし…。 まずは情報収集して、これからの身の振り方を考える、ってところかしらね…。 …そういえば、セイカは…。
[情報収集…ふと、先に図書館にはいった少女のことを思い出す。 …一応、館内にはいるらしい気配を、微かに感じる]
(587) 2012/01/30(Mon) 17時頃
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>>590 ……? ニオイ?
[なに言ってんの?とでも言いたげな眼差しをヴェラに向け、コウに歩み寄ると、彼のニオイをくんくんと嗅いでみた]
…? 別にニオイなんてしない気がするけど……? …ま、なんにしても、アンタがその子連れてくのは別に止めないわよ。 いまさら誘拐罪が増えたところでどうってことないだろうし。 えーっと…オスカー、だっけ。達者でね?
[本島に止める気はないらしい]
(593) 2012/01/30(Mon) 17時半頃
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ペラジーは、ヴェラの言葉に、ゾンビのニオイじゃないの?と首をかしげた
2012/01/30(Mon) 17時半頃
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―図書館 館内―
達者でねー。
[立ち去るヴェラとオスカー、そして引っ張られて行くコウを見て、ひらひらと手を振る。 特に引き止める様子はない。が、]
あ!
[扉が閉まる直前、声をかける]
…死ぬんじゃないわよ。
[そう、微かに笑みを浮かべ声をかけたのは、誰へだっただろうか]
(626) 2012/01/30(Mon) 23時頃
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さぁて? リョウ、アンタはどうするの? …ま、アンタの好きにすればいいよ。 調べものするでも、何処か行くでも。さっきので、付近のゾンビはあらかた片付いただろうし…。
[言って、ちらりとそれらが折り重なった山を見る]
私は…セイカを探す。 出る時には、アンタに声かけるから。
[ソレまで自由行動、解散!と言いながらも、ついてくるようなら、はぐれないようにね、とだけ念を押しただろう]
(628) 2012/01/30(Mon) 23時頃
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―図書館内 廊下―
セイカー? セーイカー?
[館内を、少女の名を呼びながら歩き回る。 館内にいるような気配はするものの、正確にどこにいるかなどは流石にわかるはずもなく]
んー…とりあえず、セイクリッド・レティーシャについての文献があるコーナーでも行ってみるかな。 セイカが調べるとしたら多分その辺でしょ。
[人気の少ない館内に、自分の声と足音が響く。 もし近くまで行けば、声か足音で相手も気づくだろうと、館内をゆっくりと歩いて探す]
(634) 2012/01/30(Mon) 23時頃
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ペラジーは、ヴェスパタインの返答には微笑み返しただろう
2012/01/30(Mon) 23時半頃
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―館内―
そういえばさ。
[コウたちを見送った後、リョウがペラジーについてくるならその道すがら、そうでなければ別れる前、ふとリョウに話しかける]
アテと言えば、アンタは何かこの後どうするー、とか、決まってるわけ?
[それは、特に他意のない質問]
…ま、なんにしてもさ、この状況じゃあ、多分異変が起きてるのはここだけじゃない。 得物さえあれば、少数のゾンビ相手なら、何とか出来るようにするくらいは、してあげられるかもしれないけど?
(657) 2012/01/31(Tue) 00時頃
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[どする?と問いかける。 いくらかでも戦える人間と、まったく戦えない人間とでは、先ほどのようなときに負担が大分違う。 どこへ行っても外があの様子なら、戦う術を軽く手ほどきする位はしておいたほうが良いかもしれない。そう思ったのだ。 …それになにより]
(多分、相方がああやって連れて行かれた中で、自分になにもないと、へこみそうだしね。 さっきまでのこの子たちの様子見てると)
[なんだかんだで、世話焼きなほうなのかもしれない]
(658) 2012/01/31(Tue) 00時頃
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>>656 ん? あぁ、いたいた。
[セイカに声をかけられ、ひらりと手を振る]
無事って…あの位のゾンビ、私の敵じゃ…ないわよ。
[微かに言いよどみ、セイカから視線を外す。 それは…ペラジーのせいではないのだが、結局彼らを助けられなかったことへの悔しさゆえだろうか。 それでも、労を労われれば素直に]
ん、ありがと。 で、そっちは何か見つかったの?
[言いながら、傍らの絵本やら何やらをちらりと見やり、ソレから奥に居る男へ視線を移した]
…こんにちは、アンタも読書?
[そう言葉では問いかけながらも、探るように彼を見つめた]
(661) 2012/01/31(Tue) 00時頃
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>>663 あぁ、アレは無理。
[思った以上の食いつきに、あぁ、やっぱりこういうの好きなんだなと思いつつも、そこははっきり否定した]
…あぁ、いや、ほら…能力っていうのはー…えー…個人差?があるものだから…。 …あ、そう! リョウにはリョウの、ね! 『リョウだけの能力』がある…かもね?
[まぁ、ないならないで、そこは別の何かで補えばいいと思っている。 とりあえず、鍛えておいて、彼にとって損にはならないだろうと頷いた]
(679) 2012/01/31(Tue) 00時半頃
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>>670>>671 弟子…んー…いや、弟子じゃないけど…。 セイカも、同じスタートラインの仲間が居たほうが心強いでしょ?
[特に悪気もなくしれっと言い放つ。 つまるところは、どうレベルの者同士組ませて鍛錬したほうが楽、という思考のもと、既にセイカとリョウを一組で考えているらしい]
…ま、なんにしても、あの女もここに来てたってことは…オスカーに会うためだったのかもしれないけど、それ以外にも何かあるのかもね。 どうする?まだ文献漁るの?
[手近にあった本を一冊手にとって、セイカへ訊ねた]
(685) 2012/01/31(Tue) 00時半頃
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>>704>>705>>706 うん……うん…?
[納得しかけてなにやら引っかかった様子の彼女に、彼女が漏らしたのと同じような音をこぼし、首をかしげる]
なんでって…セイカがレティーシャであるにせよないにせよ、自分の身くらいある程度守れるようになりたいでしょ? ゾンビのご飯になりたいなら別だけどさ。
[当然のことのように言い放つ。 それから、ヴェラのことを思い出し、眉間にうっすらシワを浮かべる]
そ、あの局部肥満女。 …あの様子じゃ、聞いても答えてくれたとは思えないわね。 ぽよぽよぽよぽよ揺らしてあの女…! その上ショタコンだし! …あぁ、いや、あの子はリョウたちと同い年なんだっけ。
[と、見てなかった人にはまったく伝わらないであろう回想シーンの断片を口にする]
(715) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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とりあえず…地下? 案内板にないってことは…元来客が入り込めるところじゃないんでしょうね。 職員じゃなきゃ入れないか、立ち入り禁止区域か…。 何にせよ、そっちのお兄さんがなんで知ってるのか気にはなるけど…。 ま、ひとまず手っ取り早いのは…。
[そこまで言って、背の大剣に手をかける]
…床、砕いて降りる?
[止めなければ本気でやりかねない様子だ]
(717) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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うわ…っと!?
[剣に手をかけたところで、大地が激しく揺れ、危うくバランスを崩しかける]
…はぁ…世界の終末、ってやつかしらね。 隣の区域では地面に大穴開いてたし。 …でもま、そのタイミングでこれだけ色々目覚めだのなんだのが重なってるんだから、何かしろってことでしょ。 上等。やってやろうじゃない。
[そういって薄く笑みを浮かべ、セイカとリョウを見つめると]
…ま、面子は心もとないけど。
[小さく呟いた]
(722) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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>>729 あ…大丈…。
[自分にとってこのくらいなんともない故か、誰かを支える、という発想がなく、セイカが転んだのを見て、支えたほうがよかっただろうかと己の失念を少しだけ反省した。が、]
……。
[局地的にゆれる『震度計』を見て、無言で眉間にシワを寄せる。 そのまま流れるように自分のそこを見るが]
…。
[当然、震度0だった。 実は少しくらい観測してはいないかとそっと手を添えて見るが、やはりそんなこともなく]
…そうね、揺れたわね。揺れなかったけど。
[何処か遠い眼をして呟いてから、セイカに手を差し伸べた]
(734) 2012/01/31(Tue) 01時半頃
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>>735>>738 ん…まぁー、大丈夫。ある程度は『秘策』があるから。 それ以上はアンタ達次第だけど。
[自身の能力で、彼らの『鈍さ』を一時的に断ち斬り、その間に仕込めばいくらかはまともになるはずだ。 そんなことを考えながら、セイカがやれるかと目で訴えるのを見れば悪戯っ子のように笑みを浮かべて]
えー? もう、しょうがないナー、『レティーシャ様』が言うんじゃあ、聞かないわけにはいかないよねー。
[満足げに答えると、やや広いところへ移動し]
(746) 2012/01/31(Tue) 02時頃
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揺れ……なかったのーーー!!!
[そんなことを叫びながら、大剣を床に突き立て、見事に下の回想への道が出来た。 割りと高さがある]
…よっ。
[しかし、躊躇う様子もなくペラジーは飛び降りると上を見上げ]
ほら、セイカの番。 …大丈夫、揺れないように受け止めるから。
[そういって微笑を浮かべて手を広げた。その微笑が微かに怖く見えるのは、目が半ば笑っていないせいだろうか]
(747) 2012/01/31(Tue) 02時頃
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ペラジーは、>>733何か…聞こえた?と首をかしげた
2012/01/31(Tue) 02時頃
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>>757>>758>>759 暑い…そう? ソレより、何か聞こえなかった?
[地下だから聞こえたのだろうかと首をかしげる>>733]
…ま、そこのお兄さんがついてきても何でも良いけどさ、そのお兄さんたちが降りる前にセイカが下りないと。 スカートの中見られてもいいなら別に後でもいいけどさ。
[そんなことを言いながら、彼女の言った『叩き斬る』が、もし実現すればそれは自分の仕事なんだろうな、となんとなく察した]
捻挫ですめば良いけどねー。 うんうん、モチロンウケトメルヨー。 ダイジョブダイジョブー。
[笑顔は変わらないまま、わざと片言で答えた。 が、いざセイカが飛び降りれば]
(762) 2012/01/31(Tue) 02時半頃
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よっ…!
[しっかりと受け止めたのだった。 …尤も、実は飛び降りるときに抱えて飛び降りるのが早かったのだが、揺れた揺れないの腹いせに少し怖がらせようと思ったのは内緒だ]
ね、ちゃんと受け止めたでしょ。
[そういって浮かべた笑みには、今度は影はなかっただろう]
(763) 2012/01/31(Tue) 02時半頃
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>>761 ほら、リョウ! そこで待ってるんじゃなかったらアンタも! 『覚醒』とやらしてないんだったら、アンタも自力で着地は難しいでしょ!
[一応彼の設定を重んじつつ、ジャンプを促す。 そして、その傍らの、先客の男>>754をみて]
(…アイツ…アイツも、あの記述に関係あるのかな…)
[里で見つけた、あの記述を思い出していた**]
(765) 2012/01/31(Tue) 02時半頃
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[もし、男>>754がついてくるようなら]
どうするー? お兄さんも飛び降りるのが不安なら受け止めるけどー?
[そう、一応声をかける。 …尤も、重さ的には問題ないだろうが、体系的に受け止めきれるか少し、不安だ。 が、男がもし受け止めてくれと言うならば、とりあえずはキャッチを試みただろう**]
(768) 2012/01/31(Tue) 02時半頃
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―英雄の書斎―
へえ…こんなところがあるなんてね…。 ……お兄さんはここのことを知ってたわけ?
[見たところ、妙に小綺麗なのに、長い間殆ど人の立ち入った形跡がない]
…ここの管理人、てわけじゃあないよね。
[大鎌の青年に訊ねる。 …大鎌。 鎌というと、必然的に相棒の赤い外套の青年が思い出される。 彼が変身するその『刃』の形状は大鎌。 自分は分かりやすくて良いと思うのだが、正義を重んじる彼は自分のその破壊的なみためが好きではなかったようだった]
…珍しい得物ね。
[このような得物を持ち歩く人物が管理人のはずがないかと自己完結すると、部屋の中を見て回ることにした]
(806) 2012/01/31(Tue) 08時頃
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ふぅん。
[書斎の中をぐるりと回る。 勉強熱心な者ならば本の一冊も手に取るのだろうが、あいにくペラジーは、どちらかといえばその対極に近い。 書斎をしばらく歩くと、何やら紋様の描かれた壁を見つけた]
…これ…幻想ノ刃の紋章?
[紋様の前には何も置かれておらず、さっぱりとしていた。 紋様を見る。 …よく見るとそれは、一族の紋章によく似ていた]
(807) 2012/01/31(Tue) 08時頃
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何でこんなところに…。
[紋章に手を触れる。 と、固いはずの壁に、まるで水面のように波紋が広がる]
へ!?
[それだけではない。 なんと、ペラジーの身体が紋章に吸い込まれるように、壁に沈み始めたのだ。 ペラジーは思わず声を漏らし、なんとか身体を引き抜こうとしたが]
わ、え、な、ちょ!?
[そのままとぷり、と、壁の中へと沈みきってしまった。 あとには、ペラジーの白い外套と武器一式だけが床の上に残っていた]
(810) 2012/01/31(Tue) 08時頃
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―英雄の書斎 刃ノ間―
なによ、ここ…。
[壁に吸い込まれたと思うと、次の瞬間には真っ白で果ての見えない空間にたっていた。 振り返っても、そこには入り口どころか壁すらない。 とりあえずは出口を探して歩き始めたものの、それらしいものは見当たらない。 それどころか先程から]
あぁ、もう! しつこい!
[空間のあちこちから、その空間を切り取ったように白塗りの異形がペラジーに襲いかかっていた。 対抗しようにも武器はなく、利用できる障害物もない。 体術を駆使するも、まったく手応えがなかった]
(818) 2012/01/31(Tue) 08時半頃
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どうしろってのよ…!?
[いや、先程から方法は思い付いている。 彼等のような実態のない相手なら、自分の能力を使えばなんとかなる。 しかしそれには、力を注ぎ込む為の媒体が必要なのだ。 ペラジーの能力は、自分の身体を媒体に出来るものではない。 となれば、残るは]
…自分のコピー…仮初ノ刃を作ってそれを媒体にしろって…? ったく、どれだけ消耗させる気よ。
[どちらも消耗の激しい行為だ。 実行すれば、そう長くはもたないだろう]
(820) 2012/01/31(Tue) 08時半頃
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>>824 っ。 なによ、偉そうに…!
[白の攻撃をかわしながら毒づく。 かといって、このまま続けてもじり貧になるだけだ]
上等! やってやろうじゃない!
…汝は我 汝は影 汝は刃<ジン> 汝は幻想! 汝 具現せよ!
(832) 2012/01/31(Tue) 12時半頃
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幻想具現<アルター>! 白ノ軌跡<ミデントロキア>!!
[ペラジーが叫ぶと同時に、彼女の右手の甲に重なるように、宙に紋章が浮かび上がる。 あの壁にあった紋章によく似ている…。 その紋章が強く発光したかと思うと、その光がペラジーの右手に集い形を変えていく]
(833) 2012/01/31(Tue) 12時半頃
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[光が収束する。 そうしてペラジーが手にしたのは、純白の刃、白き刀。 ペラジーはソレを軽く振るい、白い異形の爪を、牙を捌く]
は、ぁ…これやるとすごーく疲れるのよね。 だから…さっさと決めさせてもらうわ!
ミュートロギアの名のもとに! 我は刃 我は全てを断ち斬る者! 我が名のもと 彼の白き幻影を…! 断ち斬れぇ!!
[ペラジーが叫ぶと、図書館外の時と同じく、刃が白い光を纏う。 そのまま異形の爪を宙へ逃れてかわし、そのまま刀…白ノ軌跡を降り下ろす。 大剣よりも遥かに軽いソレから繰り出される斬撃は、鋭く、疾い]
(841) 2012/01/31(Tue) 14時半頃
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[鋭い斬撃が、異形の腕を、足を刻んでいく。 生物ではないソレに対して容赦など、ない。 白い光が幾重にも走り、段々と陽炎は小さくなっていった]
これで、とどめぇ!
[叫ぶと同時にペラジーは異形へ飛びかかり、光が一閃する。 ずるりと陽炎がずれたかと思うと、次の瞬間、ソレは霧散していた]
ぜ…ぜぇ…は…こんな、もん…でしょ…。
[肩で息をつきながら、満足げに笑みを浮かべる。 が、すぐにその笑顔はひきつることとなった]
(845) 2012/01/31(Tue) 17時頃
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な…。
[霧散した揺らぎが再び集い、もとの形に戻ってしまったのだ。 となれば、当然のようにソレは再びペラジーに襲いかかってきた]
く…なら、もう一度!
[疲労で重い身体をおこし刀を構えると、未だ光を失っていないソレで再び陽炎を刻んでいく。 しかし、今度は先程より随分早い段階で陽炎は霧散してしまった。 その上、陽炎はまた異形となって表れ、三度刻むも、結果は似たようなものだった]
(846) 2012/01/31(Tue) 17時頃
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ぜぇ…ぜぇ…なん…なのよ、あんた…。 あ…ぐ!?
[何度倒しても戻ってしまう陽炎を相手に、とうとう体力もつき、異形の爪がペラジーをとらえ、辛うじて刀で受けたものの、派手に吹き飛ばされてしまった。 幸い壁のない空間だったため、壁に叩きつけられることはなかったが、もはやまともには戦えない。思わず強気な表情のまま苦笑を浮かべた]
……こんなのと、どう戦えって…? ……ん? …あぁ、そうか。戦わなきゃいいのか。
[なにか思い付いたのか、呟くとニヤリと笑みを浮かべた]
(847) 2012/01/31(Tue) 18時頃
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中略! 此方と彼方の空間の隔たりを、断ち斬れ!! てぇい!
[そう、思い付いたのは、偶然にもほぼ同時刻ヴェラがとった移動手段と同じものだった。 もっとも、幻想ノ刃の能力は千差万別。同じことがてきたのはおそらく、偶然にすぎないのだろうが…]
あ…こういうことも出来るんだ。試してみるもんね。 …ばいばいゴースト。悪いけど私はアンタの相手してる暇はないからね。
[最後に一言残し、空間に空いた亀裂へと身を滑り込ませた。 書斎と繋がったであろう亀裂に…]
(848) 2012/01/31(Tue) 18時頃
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―?????―
…あれ?
[空間の亀裂を抜けでると、そこは先ほどの書斎ではなく、また白一色の空間が広がっていた。 はじめは失敗したのかとも思ったが、どうやら違うらしい。 壁…とは少し違うようにも思えるが、壁のようなもので仕切られたそう広くは無い空間だとわかる。 その中心に、一人の人物がたたずんでいた]
…アンタ……。 ……は? ……な!? あ、ちょっと…!
[その人物はペラジーにいくつかの話をすると、ペラジーに向けて手をかざす。 その掌が光ったかと思うと、次の瞬間]
…ふえ? …きゃ…!?
[書斎の空中へと放り出され、その事に気づいたのは床に尻餅をついた後だった]
(856) 2012/01/31(Tue) 20時頃
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あ…いたたたた……。
[ペラジーが振り返ると、壁には相変わらずあの紋章が描かれている。 夢でも見ていたのかとも思ったが、極度の疲労と、脱げた外套、床に落ちた、鞘に納まったままの武器、そして、先ほど受けたダメージの痛みと、ところどころ破れた服が、先ほどまでのことが夢ではないと告げていた]
…にゃろう…。
[金色の炎のような…そんな髪をしたあの人物…。 彼…あるいは彼女が何者かはペラジーの知る由もなかったが、ペラジーが告げられたのは、要約すると以下のようなことだ。 『試練』の途中でペラジー逃げ出し、心底がっかりした、ということ。 ペラジーのような能力は稀な上便利、強い力を持っているが、能力に頼りすぎていて今のままでは宝の持ち腐れだということ。 そして、その点を克服した上で…ウルヴェレア…アルメヴィアに備え、『役目』を果たせ、とのことだった]
…ヴェラも言ってたっけ…何なのよ、『役目』って…。
[ペラジーは、自分が割りと酷い格好なのも気にせず…というより、気にする余裕もなく、そのまま床に倒れるようにして寝転び、天井を見上げた]
(858) 2012/01/31(Tue) 20時頃
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ペラジーは、書斎の片隅で寝転んでいる
2012/01/31(Tue) 20時頃
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>>903 ……ただいま。 瞬間移動なんて…してないわよ……。 …いや、したか、ある意味では。
[リョウに声をかけられても、体を起こすことも出来ないままぐったりとした様子で、声だけ返す。 故に、リョウの視線が泳いでいることも、彼の言葉が尻すぼみになった理由も思い当たらないままだった。 何とか片腕だけもちあでると、手の甲を額に当てるようにしてため息をついた]
…ったく…「アレ」は…「使用者」無しで一日に何回もやるもんじゃないってのに…。
[そんなことをぼやいていると、今度はセイカに声をかけられ>>912、とりあえず視線だけ動かして彼女を確認する]
(924) 2012/01/31(Tue) 23時頃
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えぇ…? この状況のどこをどう見たらそう見えるのよ? …あぁ、寝転がってるのは今ちょっと勘弁して。今起き上がるとか無理…。
[自分の状況を正しく理解できていないペラジーは、心底不思議そうだった]
いかがわしい事どころか、腕一本動かすのだって今はしんどいのに…。 …あ、そうだ。
[ふと、例の壁の紋章に視線をやって]
…二人とも、そこの壁になんか図形が描かれてるでしょ? 一応触んないほうが良いわよ。 …あのキンキラキンのいう事を信じるなら、多分この場では私以外にはあんな効果はないだろうけどなにがあるかわかんないからね。
[中でのことを思い出してため息を漏らす。 …もう少しこうして休んでいれば、とりあえず起き上がる位は出来そうだ
(925) 2012/01/31(Tue) 23時頃
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>>928
??? そうなの?
[セイカがなにを言っているのかいまひとつ理解できなかったが、自分が居ない間に何かあったのだろうかと、リョウに視線を向けて問いかけた]
…それにしても…ふぅん、セイカはこの空間に何か感じるのね…。 見たところ、セイクリッド・レティーシャに関する部屋みたいだし…そうなるとセイカはやっぱりレティーシャなのかしら…?
[言いながら、ようやく動くようになって来た腕を持ち上げ、ぐ、ぱ、と手を握ったり開いたりしてみる]
(939) 2012/01/31(Tue) 23時半頃
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>>947 へぇ…ま、その辺は男の子だったってことかしらね。
[変なところで会話がかみ合ってしまってるなどとは夢にも思わず、一度深呼吸をすると]
…よっと!
[上半身を跳ねさせるようにして起き上がる。 何とかそのくらいの体力は回復したようだ]
…へぇ、1000年ねぇ。丁度レティーシャの時代、か…その頃から封印されてた、ってことかしらね、この状態で保存されてるってことは。
[いいながら書斎の中を座ったままぐるりと眺め、その折、微かに自分の体が視界に入り]
(954) 2012/01/31(Tue) 23時半頃
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…!?
[思わず二度見した]
なっ!!?
[壁際に落ちたままになっていた外套をあわてて引っつかむと、あわただしく羽織、身体を隠し]
ちょ、こういうことになってるなら早く言ってよ!!
[顔を赤くして二人に噛み付いた]
(956) 2012/01/31(Tue) 23時半頃
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>>970>>967 こういう場合の『見てない』ってのはね! 見たらまずい物を見たからこそ出てくる言葉なのよバカァ!!
[当然のように、リョウの言い分など信じる気配も無い。 が、セイカの様子を察すれば、そちらへ眼をむけ、表紙の文字に眼を走らせる]
…聖火の書…レティーシャ直筆の本、か。
…やっぱりここには、レティーシャに直接かかわりのあるモノが保管されてるみたいね。
[となると、先ほどの黄金の髪の人物は…。 …尤も、アレは『生きている』ようには思えなかったが。 言ってみれば、残留思念…あるいは、魂、とでも呼ぶべきもの、だろうか]
(971) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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>>977 はう…!
[ペラジーの心に55(0..100)x1のダメージ。 ペラジーはしょんぼりしている]
……ま…そう…ね…。 …でも、こんな厳重に保管されてるわけだし…それに……私がさっき『会ったモノ』のことを考えれば…。 少なからず、それは重要なものなんじゃない?
[激しくへこみながらも、一応話は続けた]
(982) 2012/02/01(Wed) 00時頃
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>>992 [大笑いするセイカを横目に見る。少なからず何か収穫が会ったのだろうことを理解して]
…で、なにがわかったの?
[本を覗き込もうにも、まだ立ち上がるのは少ししんどい。 床に座ったままセイカを見上げ、首をかしげた]
(1003) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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>>1001ちょっと待って、私をその『同類』に組み込まないで。 酷く心外な気がするわ。 言っとくけどねぇ、私のは妄想やなんかじゃないし、オリジナル言語なんて作ったことは…!
[ない、と言い切りかけて、「ヴァイスイーター」あるいは「ヴァイスハンター」もそれに抵触するならば、ないとは言い切れないな、と小さく唸った]
ま…いいや、それは…で、何かわかりそうなの、セイカ?
[妙な脱力感にさいなまれながら問いかけた]
(1032) 2012/02/01(Wed) 00時半頃
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