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[何かが落ちる音を聞き顔を上げれば、固まるアイリスと、その傍らで本を拾い上げるメアリーの姿が目に留まる]
なんだ?それは。
[窓際から離れ、彼女達のところへと]
(212) 2011/01/18(Tue) 13時頃
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『悪霊の宿』・・・。 ホラー小説家だとかって話でしたっけ。あまり趣味が良いとは言えなそうです?
[拾い上げた本を手に取ってパラパラとめくってみている。]
ベネットさんの書いた本… みたいですけど…。 あまり今読みたい内容じゃないですね…。
[やや青ざめた顔でドナルドへ本の表紙が見えるよう差し出してみる。]
(213) 2011/01/18(Tue) 13時頃
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偶然なんだろうけど……今の私達は目にしたくない本だったね…。
ヤニクさんも悪霊って言ってたけど……まさか、だよね…。 そんな、非科学的な……。
[言葉とは裏腹に、声は震えている。]
(214) 2011/01/18(Tue) 13時半頃
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偶然… そうですね、偶然ですよね…。 小説のネタのために事件を起こしてるとかそれこそ本の読み過ぎ…。
[口ではそう言うが腑に落ちない顔はしていただろう。]
悪霊なんているわけがないって言いたいですけど、此処で話した人の誰かが殺人犯なんて話よりはそっちを信じたいかなって思ってしまったりもする?
天気は偶然だとして車、電話、管理人さん… 1人で全部やるには無理がある気もするし… かといって何人もこんなことをする人がいるとは…。
(215) 2011/01/18(Tue) 13時半頃
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偶然なのかしら、ね。 何か知っていて… 或いは何かを見て… それを描いている可能性もあると思うわ。
人間って変だから。 生きているまま此方へ憧れてそれを望む人もいる?
読んでみようかな、この本。ちょっと愉しそうな内容だし。
(*21) 2011/01/18(Tue) 13時半頃
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[メアリーに本を差し出されて受け取った後、裏表紙に書かれるあらすじを読んで]
へぇ。小説ねぇ。
…。 さっきもロビーに来たかと思えば、すぐ戻っちまうし。 なんか掴めねぇヤツだな。
[本を無造作にテーブルの上へと置いた]
(216) 2011/01/18(Tue) 13時半頃
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悪霊の話がもしそうなら……ヤニクさんに話聞いてみたいけど…。
お部屋に戻っちゃったしね。 うん、殺人犯よりは、そっちの方信じたくなっちゃうよね…。 誰かが意図的に……とか、思いたくない。
(217) 2011/01/18(Tue) 14時頃
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ああ、そういや。
[思い出したようにメアリーへと視線を向けて]
名前、まだ聞いてなかったか。 俺のことは、昨夜アイリスから聞いたかもしれんが、一応
[名を名乗り、それに返答されれば、宜しくと短く答えるだろう**]
(218) 2011/01/18(Tue) 14時頃
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ヤニクさんも本気で悪霊がいると主張したいわけではなかったみたいだけど、詳しそう?
犯人はもうこの建物になんていなくて車や電話が壊れてるのは逃げる前に通報されないよう壊してから逃げた、とか…。 そういう可能性もありますよね…。
[弱々しい笑みをアイリスに向け、ドナルドには自分も名前を名乗り宜しくお願いしますと頭を下げておきました。]
(219) 2011/01/18(Tue) 14時半頃
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そうだったら、いいよね…。
[彼女もまたメアリーに弱々しい笑みを返し。]
あと、私、詳しく見てないからよくわからないんだけど、ゴドウィンさんが管理人さんを殺した後に自殺したっていうことは、考えられないのかな…。
二人の間に、何か確執があったとか……。
こんなこと考えてると、亡くなった二人に何だか申し訳ないけど…。
[肩をすくめた。]
(220) 2011/01/18(Tue) 14時半頃
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ちょっと不謹慎かもしれませんけど無理心中… はあるかもしれないです。 失敗した時に備えて車や電話は壊しておいたとか…。 ゴドウィンさんってかなり体格の大きな方らしいですし、スタッフさんなら車や電話の側で何かしていても誰も不思議に思わないですよね。
それなら後は吹雪が止むまで待てばどうにか…。 ヤニクさんは歩いてきたんだって言うし戻れないこともないと思うんです。
(221) 2011/01/18(Tue) 15時頃
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アイリスは、メアリーの言葉にうなずいた**
2011/01/18(Tue) 16時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/01/18(Tue) 16時頃
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―浴室―
[ほのかにフローラルな、薄く色のついていそうな香りの漂う女湯で、髪と体を洗った後手足を伸ばしている。眺めるのは、相変わらず雪の降り続く窓の外]
……大変な事になっちゃったな… 管理人さんとスタッフのゴドウィンさん… これだけで終わるのかな? よくあるホラーやミステリーならこれで終わりなわけないけど…
(222) 2011/01/18(Tue) 21時頃
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……いや、ミステリーか。これは。 幽霊とか妖怪とかなわけがないし。犯人が…この中のどこかに…
[視線は、あてもなく外の銀世界を彷徨う。そこに右手の人差し指が差し出されて動いた]
『ここにはいっぱいいるよ。仲間が欲しいから今も見ているよ。管理人もいるよ』
[しばらく放心したように窓の外を見ていたが]
……いけない。のぼせちゃう。
[すぐに冷えないくらいには暖まった事を確認して、湯の外に出た]
(223) 2011/01/18(Tue) 21時頃
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― 1F浴場へと続く道 ―
リンダ!
[浴場へ向かうリンダに声をかける。柔らかく、明るめの声で。彼女が振り向いたなら隣に追いつくだろう]
あまり一人で移動したりしないほうがいい。 何がどうなってるかわかんねーから。 男手が傍にあったほうがいいっしょ?
[雑談をする間もあっただろうか。やがて脱衣所の前までついたなら、イアンは足を止めて]
んじゃ、俺はここにいるから。 何かあったらすぐ呼んでな?
[廊下の壁に背を預けた]
(224) 2011/01/18(Tue) 21時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/01/18(Tue) 21時半頃
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[脱衣所で、体を拭いて衣服を着替えている。ついでに鏡の前に立ってみた]
……足りない。これじゃあ…
[まじまじと見た後、何か考える風になって溜息をついたが、外の気配に気付く]
……誰かいるの?
[声をかけた]
(225) 2011/01/18(Tue) 21時半頃
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[視界の端でドナルドの姿が過ると、何事かと顔を上げた]
……本……ですか? ちょっと僕もどんなのか見てもいいです?
[歩み寄って、テーブルの上に置かれた本を手に取り、パラパラと眺める]
……ヤニクさんは好きそうだね
[それだけ呟いて、再びその本をテーブルに放った]
(226) 2011/01/18(Tue) 21時半頃
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無理心中?
[アイリスやメアリーの言葉に、考え込むように]
もしそうだとしたなら。 えっと……ゴドウィンさん? あの男の人、相当ヨーランダさんに恨みを持ってたんじゃないかな?
……僕が見た限りじゃ。 あんなひどい殺し方するのは、相当な恨みがあったか。 よっぽどの快楽殺人くらいだと、思う。
(227) 2011/01/18(Tue) 21時半頃
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もうあがっちまったらしいな。 杞憂だったらしい。
[リンダと顔を見合わせて微笑みあう。浴場の中に、外から声をかけた]
イアンだ。リンダもいる。 ひとりになるのは危ないんじゃね?ってことで、見に来たんだ。
(228) 2011/01/18(Tue) 21時半頃
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何か、安全な方法はないかな……
鍵を壊せても、絶対に部屋に入れない方法とか。 入ろうとしたらすぐにわかる仕掛けとか。 せめて、信用できる護身用とか。
[何かない物だろうかと、辺り一面を見渡しながら]
(229) 2011/01/18(Tue) 21時半頃
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ふーん……? 本当に見に来ただけ?
[髪をバスタオルで拭きながら、扉の向こうの声に訝しげに反応した]
まあリンダも一緒にいるんなら本当にそうなんだろうけど。 ……一緒に固まった方がいいとは思ったんだけど、やっぱり昨日から入ってないとね。つい。もう着替えたらそっちに行く。
[そう言っている間にも手早く素肌に衣服を纏っていく]
(230) 2011/01/18(Tue) 22時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2011/01/18(Tue) 22時頃
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なんだ、覗いて欲しかったのか? それとも一緒に入りたかったとか。 意外と積極的だね。
[軽口を叩く。リンダのジト目にも気にした素振りは見せない。邪気のない笑みでsorry、と彼女にジェスチャーを送ったことだろう]
オンナノコに時間がかかるのは理解してるよ。 話し相手もいるから急がなくて平気だから。
(231) 2011/01/18(Tue) 22時頃
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― 1階廊下 ―
[背後からの声に足を停める。振り向けばイアンの姿が視界に入り微かに眸を細めた。]
……、ん。 そうだけど……男手……は…。
[視線を逸らしながらも、雑談を振られればそれには応じた。あまり自分から話題を振る事はなかったけど。]
そう――…。 でも…廊下……あまり長く居ると冷えるから。
何かあったら声は出せると思うし、無理はしないでね。 [脱衣所の手前でそう告げ中に入ろうとした時に、モニカの声が聞こえた。]
(232) 2011/01/18(Tue) 22時頃
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―2017号室― [衣服に染みついた異臭を厭うかのように、備え付けのシャワーで熱い湯を頭からかぶる。 電力は生きているようで、狭い室内は吹雪の白よりも白く、湯煙で白く満たされる]
……はっ
[蛇口を閉める。半端に長い髪を伝い落ちる滴が、ぽたりぽたりと床に音を響かせた]
…今時磔とか、どんだけイカれてやがんだ。 ッチ、つくづくついてねぇな
[髪に隠れる顔に浮かぶのは、口許を歪めた自嘲気味な笑い。 イアンには太い重いなどと言われるが、好んで着る緩い衣服を脱げばヘビースモーカーのインドア派らしくどちらかと言えば細身だ。 暫く手を突いて立っていた後、バスタオルで身体を服と、下肢だけは着衣を身につけ、頭からバスタオルを被る。]
酒飲んで寝て待とうにも、俺ザルだしなあ。
[備え付けのミニ冷蔵庫を覗きこみながら、溜息をついた。 ぽたり、ぽたりと夜色の髪から滴が落ちた]
(233) 2011/01/18(Tue) 22時頃
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リンダ…よ。 隣にいるのはイアンさん。
一人で大丈夫かなって思って。
[イアンが微笑むのに、合わせるように薄く口端を緩めた。]
ん、なら…こっちで待ってる。 [中から着替えたらの声が聞こえれば、そのまま中に入らずに廊下の壁に背を預けた。]
(234) 2011/01/18(Tue) 22時頃
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鍵を壊されても安全な方法なんてあるかな。 ドアも窓も板で打ち付けちゃうとかくらいしないと?
でもそれだと自分も出られないですよね。
[うーんと腕を組んで悩んでいる]
護身用もそんな頭のおかしい殺人犯みたいなのが相手だとしたら、どこまで役にたつものか…。
(235) 2011/01/18(Tue) 22時頃
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守ってくれそうな人ならそれでもいいんだけどさぁ、 別の意味で襲われるのもゴメンだしねえー? 第一私覗いてもメリットがないでしょ。
[そう軽く言葉を返しつつ、部屋の中だが念入りに防寒ができるよう上着を羽織った]
お待たせー。戻ろうか?
(236) 2011/01/18(Tue) 22時頃
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[>>231 イアンの軽口に視線を送るも、すぐに逸らし。 気持ち距離を取った。]
イアンさんはあまり気にかけていない、のね…。 犯人は誰とか……、気にしすぎな人もあれだと思うけど……。 怖くないの?
[邪気の無い笑みに、言葉を向けた。]
(237) 2011/01/18(Tue) 22時頃
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んー……少なくともオンナノコが犯人ってこたないんじゃない? ヨーちゃんはともかく、ゴドウィンとかごっついおっさんだぜ? リンダみたいに宿帳に載ってない人もいっかもしれねえ。 そっちのほうがなんかあぶねーなーって感じしね? ほら、誰が犯人かわかんねーなら余計に顔見知りとは一致しねえってか。
[リンダの雑談>>237に付き合うさなか、やがてモニカが戻ってくる>>236]
前後があってないにゃーん? そんなに自虐的にならなくても君には君の魅力があるさ。 なあリンダ?
ま、ないよりマシだと思って我慢してくれよ。 インスタントの王子様だとでも思ってさ。 お手を取りませお姫様方。
[へらへらとリンダとモニカ、それぞれに手を差し出した]
(238) 2011/01/18(Tue) 22時半頃
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電気とボイラー止められなくてホントよかったわ。 ま、なけりゃ犯人にとっても都合悪いだろーし当たり前か。
[幾ら飲んでも酔えない酒に頼るのはやめ、片手で髪を拭きながら煙草を咥え、安物のライターで火を灯す。
白い窓辺の景色に、赤い焔がやけに鮮烈に映る。]
……さっさと止んでくれ
[煙と共に吐きだされた呟きは、切実さを帯びていた]
(239) 2011/01/18(Tue) 22時半頃
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[モニカが出てくれば、仄かに微笑み。]
――うん、戻ろ。 廊下にいても寒くなるだけだし。
お風呂の後、冷やすと風邪…引いちゃうもの、ね。
(240) 2011/01/18(Tue) 22時半頃
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