193 古参がゆるゆるRPする村
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―廊下―
勘違いってなんだ? 人違いか何かか?
[何か、そんなことが聞こえた気がした>>131]
――?
[ガラスが宙に浮いて、片付けられていく。 半透明の姿に、瞬いた。]
(136) 2014/09/12(Fri) 23時半頃
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せっかくお呼びがかかったけど、デートの約束があるんだ。 またね。
[ぱん、ぱん、と手についたガラス片を払うと、サイラス医師を横目に院を出る。]
(137) 2014/09/13(Sat) 00時頃
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> なんとかカッコカリみたいなハナシだな
(*70) 2014/09/13(Sat) 00時頃
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アヒルさんも、またね。
[様子を見に来たのか偶然居合わせたのか、サイラスと話すドナルドにも、軽く手を振る。 じゃあね、のほうがよかったろうか。まあいいか。]
(138) 2014/09/13(Sat) 00時頃
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そう、そんな感じです。 ……あ。
[ガラス付近のモヤが揺らめいた気がした]
片づけありがとう。
[モヤが引くように移動していくとそちらに軽く手を振った]
……カラクリしらなきゃ、私達が超能力者みたいですね?
[動け、と破片に念じてみたが、さっぱり動かなかった。 あの頃はいともたやすい事だったのに]
(139) 2014/09/13(Sat) 00時頃
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[玄関から外に出る。もうすでにそこには、グロリアが待っていた。]
女の子待たせるなんて、男失格、だね。 いこっか。
[海の方へ。 水際で恋人同士のように、水遊びは出来やしないけど。]
(140) 2014/09/13(Sat) 00時頃
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いえ、待って等居ませんわ。今来た所です。
[微笑むと、彼と並んで、海へ向かう。 波は今日も優しく、引いては満ち、満ちては引いて行く。]
私への、お願い。でしたわね。一体、どんなお願いでしょうか?
[静かな時間の中、そっと話の水を向けた。]
(141) 2014/09/13(Sat) 00時頃
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そうだね、体はあんまり丈夫じゃなかった。 いつも本を読みながら窓辺から外を眺めててね いつもにこにこ笑っていたよ
(142) 2014/09/13(Sat) 00時頃
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―廊下―
はァん。 看護婦の方がそれで怒った?
[首を傾げた。]
―――。 親切なポルターガイストだな?
[幽霊です]
ハ、確かにな。動かせりゃァ楽なんだろうが。 火、熾すくらいしかできないからなア
(143) 2014/09/13(Sat) 00時頃
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いや…利口な子だったから 私に心配させまいとしていただけかもしれない。 本当はとても寂しかったのかもしれない
[目をきつく瞑る。 昔の事をゆっくりと思いだしていく]
(144) 2014/09/13(Sat) 00時頃
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んー……、
[花を先にもらって、それでお茶を濁しながら話すつもりでいたから、先に話を振られて、まごつく。 砂を見て、波の泡を見て。]
な、んていうかさ。 そばにいてほしい? みたいな。
――これだとほんとにデートみたいだな。
(145) 2014/09/13(Sat) 00時頃
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傍に?
――…はい。傍におります。 立派なデートですわよ。
[腕に抱いた花を一輪。彼に差し出す。]
デートの記念に、受け取って頂けます?
(146) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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グロリアさ、ほんの少しだけだけどさ、似てるんだ、僕の好きな人に。 ほんとに、少しだけだけど。
だからあと少しでいいから、僕と居てよ。 重ねて、とかじゃなくて、えっとさ。 一瞬だけでも気持ち切り替えようかな、みたいな。
[ざあざあと波が鳴いている。 グロリアは何か言うだろうか、何でもないふりをしても、どこか不安げな顔がグロリアを見た。]
(147) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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[>>*10おわりたくない。 >>*11さよならは嫌だ。 >>*12どこに還されるかわからない。
彼の悲痛な呟きを思い出す。]
(*71) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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…。
[自分には、帰りが待ち遠しい両親ではなかったし、すぐに一人になったから何とも言えないが]
いっつもにこにこ、かあ。
[―もっと笑いなさい。 聖母のような微笑みで、言われたことを思い出す。 毎日、自分がどんなにみすぼらしいか、浅ましいか思い知らされて、 やっぱり元居た場所に帰ろうかと何度思ったか]
大事なんだね。
(148) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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あの子の母親が不幸な事件で亡くなってね… わたしはあの子を愛していたから あの子が母親みたいにならないようにと ずっと大事に育てたつもりだったけど
[きつく目を瞑る]
あの子が大事だったんだ 不幸になってほしくなかった わたしが護って遣りたかった だけど本当はどうだったんだろう あの子は幸せだったのかな
(149) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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――うん。
[差し出された一輪を受け取る。 見たことはある花だけど、名前までは知らない。そんな赤は、右手に。]
あいつにももらわなかったよ、花なんて。
(150) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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[波打ち際で、そっと望に寄り添った。]
私の時間の許す限り、お傍におりますわ。 私の時間を、望さんの為に、使いましょう。
[不安気な顔に、優しく微笑む。]
(151) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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―廊下―
まったくです。 いえ、ほんとうに助かりました。
[ガムテープを手に巻きつける]
まぁ、火は皆おこせるでしょうが……
[とはいえ、この病院には火打石も暖炉もない。 スイッチをひねれば火がつく。 火起こしというのは特別な事なのだったろうか? 今一つよくわからなくなってくる]
それともなんです、指先からぼぅっと出たりするんですか?
[ガムテープで床をぺたぺたする手を止め、火の玉を乗せるような手振り]
(152) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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花の名は、リコリス。
別名は――幽霊花―― 望さんに、ぴったりでしょう? そうして、もう一つの別名が。
――天上の花――
赤い花が慶事に振るように、おめでたい花として、知られています。
[――何処に還るか分からない。]
望さんが、天上に還れますように。 祈りが、込められております。
(153) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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[ヤニクの為に海に流した天上の花。
地獄の底に、慶事を示す、赤い花弁が散ると良い。 地獄の底に、天上への道を示す、赤い花が振ると良い。
それはきっと心からの余計なお節介で、彼には嫌な顔をされてしまいそうだから。決して教える事は無いけれど。 地獄の底を生きる彼に、天の花よ届と。祈りを込めて、海へ弔ったリコリスの花。]
(154) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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[>>149少し目を伏せる。氷嚢を当てる姿を見ていると申し訳なくて]
わたしは違うから、代わりの言葉って訳じゃないけど…。
一時はうっとうしかったり突っぱねたりするかもしれないけど。 そういう思いって、通じるんじゃないかなあ。
…でも、一方通行はいやだな。ちゃんと聞いてほしい…と思う。 家族でもそうでなくても、一人の人なんだから、考えとかって、あると思うし。
(155) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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三度目のさよならは、嫌だと言ってらしたわね。
リコリスの花言葉は「再会」
さよならの後に、必ず会えるように。願いを込めました。
(156) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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いいんだよ、少しで。 ミルヒおねーさん待たせちゃうしさ。
[体重も感じないこの身体は、寄り添うグロリアの重みを受け止めることはできない。 重くもない。温度もない。隣にいるのは、あいつじゃない。 そう思えば、泣きそうなくらいに胸が痛くなってくる。 自分でもくだらないと思うのに、それが存在の"核"だから、止まらない。 この痛みが、自分に真実を突きつけてくる。]
(157) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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――…どんな方だったのか、聞いてもよろしくて?
[そっと手を取る。ひんやりした手に、自分の温もりが伝わるように。]
(158) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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リコリス、――幽霊花。
[本当にぴったりだと、苦く笑う。 そんな名前をつけられたこの花はどんな気持ちだろう。]
天上に行けるのかどうかは、わかんないな、僕も。 行ったことないし、ここを離れたら死ねるのかもわかんない。
だけどさ。
(159) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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幽霊と再会なんて、考えちゃダメだよ。 君に死んでくれって言ってるみたいだし。
――あいつとも、会いたくないし。
[それでももらったこの花を突き返したりはしないけれど、出来ることなら別れることすらしなければいいのに、と思ってしまう。 別れなければ、再会を――誰かの死を願うこともない。]
(160) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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嗚呼――…。
誰かの死を願ってしまうのは、どれだけ辛い事でしょうね。 望さんは、ご自分が天国に行く事を、考えた事はありませんか?
もし、少しでも考えた事があるのなら、メアリーに、相談してみるのも良いかもしれません。
(161) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/09/13(Sat) 00時半頃
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[>>155一生懸命伝えようとする言葉をほほえましく聞きながら]
そうだね… ちゃんと説明して 理解すれば大丈夫だったのかな 君のようにまっすぐに なんでも言い合えばよかったのかな
(162) 2014/09/13(Sat) 00時半頃
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―廊下―
幽霊って手ェ切れないのかねエ?
[素朴な疑問。欠片を拾い上げる。
それから、人差し指をピンと立てて ふわ、と赤い炎を燈し、サイラスの掌の上。]
できるぜ。 こんなカンジ?
[やや、悪戯に。これくらいの力は行使できるらしい。逆に言えば、この程度。]
(163) 2014/09/13(Sat) 01時頃
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