162 絶望と後悔と懺悔と
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[退路確保の目処は立った。 機動力で上回る機動隊が地理でも有利を奪ったのだ。 退路の制圧は時間の問題だろう。
絢矢は東端の戦陣を離れ、 周達の元へ戻るべく踵を返す。
そこへ──>>130]
…────っ
[勢い良く、絢矢は振り返った。]
(135) 2014/02/10(Mon) 21時頃
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―陸軍駐屯地・指令所付近―
――分かった。後ろは頼む。
[>>45絢矢の目配せに頷き、涼平を追い、 一番の激戦地となっている駐屯地指令所の方へと駆け出す]
邪魔だ、邪魔だ! どきゃあがれっ!!
[長ドスから鞭剣へ変幻自在に姿を変える『夜刀』と練り上げた歩法を駆使して、群がる鬼の群れをいなす]
涼平!! 突っ込みすぎだ! 戻れ!
[戦場で張り上げる叫びは、涼平の耳にとどくだろうか]
(136) 2014/02/10(Mon) 21時頃
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俺は俺の家族が無事なら後はどうでもいいよ。
[思い出したようにホリー>>*27へ返した言葉 人間性を再び得たとしても、吸血鬼となった現実は変わらない。 それが逆にまた惨い仕打ちとなって身に降りかかるだろうけれど]
(*42) 2014/02/10(Mon) 21時頃
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……貴方の家族、ね。
今は誰なのかしら。
[そう問いかける声はどこまでも愉しげであった。]
(*43) 2014/02/10(Mon) 21時頃
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円、駄目──!!
[円の見立ての正誤は知らねど もし、正しければ──
────否、正しいのだろう。
絢矢は、その声、その顔、その喋り方。 ひとつとして忘れたことなどないのだから。
予兆を振り払うように足を止めたのは その先に待ち構える哀しい運命を 絢矢は既に“識って”いるから──。]
(137) 2014/02/10(Mon) 21時頃
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―過去―
……理依。 本当にお前のせいか?
恨んで欲しいなら、……そうする。
[運命だなんて言葉で片付けようとする彼の、次の言葉に詰めた息を1度吐き出した。>>*37]
約束――誰と。
(*44) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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[取り戻した記憶の中の──、
──父を追って屋敷から消えた母の。 戻って来たその腕に抱かれた 父の頭部を愛おしげに撫でる母の。
長い睫毛に縁取られた瞳の真紅を───。]
(138) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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此処に、連れてこられても……あいつらの様に――家畜にされる可能性だってあったじゃないか。
[手は離さない。 生きるためだと受け入れる前の、選択。
返事を聞いて、安心したような、寂しそうな、よく分からない表情を零瑠は浮かべた。
また、自己犠牲だと、思ったから。*]
(*45) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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[──過去の話──>>*44]
…あの時、あのきんいろに会わなければ。 こんなことにはならなかった。
恨んでくれるなら恨んでほしいね。 でも、誰も恨んでくれない。
[孤児院の皆はきっともう死んでしまった。 だから、もう誰も恨んでくれない]
約束…多分、大事な人と。 思い出せない、けど……。
(*46) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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ふーん。 思ったより善戦してるじゃない。
それとも、弛んでたのかしらね。
[また、配下の吸血鬼が何体も倒されていく>>136のを感知していた。家畜に倒された事に嘆息しつつも。 実際にはそこまで痛手では無い。
何故なら――彼女が育てた雛はそこかしこで開花している。 これならば、次の世代も攫って育てた方がよほど良いではないかと。]
(139) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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[成長し、翼も爪も狩りも覚えた彼らは もう雛とは呼べぬ動きを見せていた。
次々と広がる血潮と悲鳴が心に染みて好い]
そうそう。 少しは小賢しいところを見せてくれなければな。
[優秀なブレインがいるのだろう。 劣勢の全体から一部の有利を生もうとする動きが 使い魔から届く。 わざわざ目立つ地に足を置いているのは、余す所無く 愉しむ為だ。 例え情報が伝わるとしても>>78、隠れもしてないのだ。 彼がもっと近くに寄っていれば、 視線を合わせる位はしてやったのだが]
いよいよ愉しくなってきたようだな。
[ホリーが動く気配に牙が光った]
(140) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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[>>137制止する声
直円へ近づく足を一歩とめて なぜというふうに 首を傾げて、絢矢の方を振り返る]
(141) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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[払っても落ちこれない刀身の血糊を、倒れた男の服で拭う。 『涼平』と―――>>136 呼ぶ声が近い。
まだ息のある、その軍人の。耳を削ぎ落とした。]
(142) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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[基地の中枢とも言える指令所は既に陥落していた。>>77 逃げ惑う兵士達に押され、涼平を追うどころか前進すら儘ならない]
……ちっ。仕方ねェ。ここで防御線作るぞ。
[付近にいた仲間達に呼びかけ、兵士達の撤退支援と 涼平や先行した隊員たちの為の橋頭堡作りの為、指令所前の広場で足を止める]
死にてえヤツから、かかって来い!
[雄叫びに呼応すかの如く、 鋼糸で繋がれた双児の鬼と、大兵肥満の鬼がゆらり近づく]
(143) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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…もし家畜にされても俺は生きてやる。
[その時彼を見つめていた目は死んだ魚のような目。 それでも…光がともればその目にも映るのだ*]
巻き込んで…ごめん、零瑠。 それでも…それでも。俺は死なないと決めたんだ。
(*47) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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[あっさりと機動力の優を手放し 無防備に近付いてゆく円と鬼の──、
──直円の前に、絢矢は無理やり躍り出た。
円を庇うように漆黒を閃かせ、 近付く直円を牽制する。]
…──駄目。
[視線に、答えることが出来ない。
直視したくないものがそこにある。 識って欲しくない現実がそこにある。]
(144) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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………おや、優雅だな。
[溢れる異形の気配に、動物どころか虫すら沈黙するのが 当然の戦場で。 ひらりひらりと時と場所を忘れた様に、白い蝶が飛ぶ。 渡りにはぐれた様に、生きる時を間違えた様に。 それでも懸命に飛ぶ白は。 眼下で戦う家畜達のシンボルカラーの様だった]
だが哀れな。
[ふらりふらりと通り過ぎようとした白い身体は。 右手の中、砕けて消える]
まさに貴様達の様では無いか?
[砕かれた白は風と共に、予言の様に戦場に降った]
(145) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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これが貴様達の運命だ。
[砕いた白と共に、堪え切れぬよ様に嗤いが響く。 その声を聞ける者は果たしていただろうか]
(146) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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ホリー。どうだ? 愉しんでいるか?
[殺戮をではない。 目には映らない、心の血が流れる音>>*26を聴いたから。 ホリーに問い掛ける声は明らかに悦に入っていた。 断末魔に並んで、これ程素晴らしい音色は無いだろう。 心の断末魔かも知れないが、一瞬で派終わらない。 深い長いそれ。
やっと聴けたと、ほぅと震える心のまま息を吐いた]
(*48) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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―回想・3ヶ月前・二度目の帰り―
[ただいま戻りました、と告げる声は静。>>*32
落胆や焦燥は隠したつもりだったが、 真弓の主張ぶりに、もしや表に出たかと心配になる]
……僕に、決められる事じゃないけど…… 真弓ちゃんなら、きっとお許しが出るよ。
[彼女が吸血鬼として役に立つようになる事を、 月影も黒百合も喜ぶだろう。
自分も、そりの合わない他人の吸血鬼より、 家族が来てくれる方が、ずっと良い。
一人で駄目でも、二人で歩けば、もしかしたら。
――誰かが、見つけてくれるかも知れないから*]
(*49) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/10(Mon) 21時半頃
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[見たくない。 知りたくない。
けれど識っている。 出てはいけない囲いの外へ出たものの末路は、 家畜となるか鬼となるか──。
──その、どちらかしかないということを。]
(147) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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―現在―
[黒百合が動いた。 主の気配を鋭敏に察知して感覚で追いかけるも、 いかにもな人払いにお呼びではないと知る。>>91
理依と二人なら、相手がどんな強者や集団でも 人間に膝つく事などありはしないのだろうが。 結局、何度やっても彼には勝てていない。>>*1:284
ただ、どこか、嫌な予感がしている。
訓練の初めに刺される人間を見た時のようだ―― とまでは、意識の上には浮かんで来ないけれど]
(*50) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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ええ、お父様。
お父様はこうなる事が分かっていて半分残しましたの?
[愉しげな声と共に、問いかける。 そこには、これほど愉しい趣向を用意したトルドヴィンへの礼賛があった。先ほどサミュエルを深追いしなかったのも、もっと愉しませて貰えそうだと思ったからであった。]
(*51) 2014/02/10(Mon) 21時半頃
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直お兄ちゃん──
[絢矢と直円の関係は、五年前で止まったまま。
守護部隊に保護された仲間の呼称を 戦場で呼びやすく短く変えても、 絢矢にとって、直円は今もお兄ちゃんのまま──。]
──どうして、ここにいるの?
[絢矢は感情を抑え込んだ人形のような眼で ただ真っ直ぐに、直円を視た。
見たくなかった、その瞳の色を確かめるために──。]
(148) 2014/02/10(Mon) 22時頃
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―陸軍駐屯地 端地→―
[眉を顰めている間に、声が掛かる。>>132 応じることは視線と歩みで表した。 流水のあとを流れる葉のように、動きは精練されている]
敵は撤退を始めるみたいだ……
[退路なら、戦火の薄い所を選ぶだろう。 後詰が到着した報もある。 連綿と血の道が、振り返らぬ背後に敷かれた]
(149) 2014/02/10(Mon) 22時頃
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[それは単純な気まぐれで。 相手がこちらの気配を追いかけていた>>*50とは知らずに声を響かせる。]
明之進。
貴方は何度か城外に出ているから経験があるだろうけれど。 こんな戦場も愉しいでしょう?
[それに彼は果たして同意するのだろうか。 いずれにせよ、言葉を続ける。]
理依は見事な戦いを見せたわ。 貴方にも期待しているからね。
(*52) 2014/02/10(Mon) 22時頃
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− 過去 −
[柊が献上する贄を探しに外に出た時も。 マユミが次に共にと望んだ時も、特に止める事はしなかった。
報告は逐一届く。
柊に同行した吸血鬼が堪りかねた様に訴えた。
彼の傍では時折全身を何か釘で刺されている様な感覚に 襲われてしまう。 献上する贄を探すと言いながら、別のものを 探しているように見え、何かを企んでいるのではないか、 傍近くに置かない方が良いのではと進言してきた]
当然だ。柊は鬼が忌み嫌う植物だ。 言霊と言うものもある。名が力を持つ事もあるが。 影響を受ける等、貴様がその程度と言う証拠だ。
[柊を明らかに気に入らない様子の吸血鬼に冷笑を向けて]
(*53) 2014/02/10(Mon) 22時頃
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[ぎゃらり――金属音を響かせ、唸りを上げる鞭剣を 双児が鋼糸で捌き、その隙を突いて肥満の鬼が鉄拳を振るう]
けっ、しゃらくせえ。……鬼のくせにやるじゃねえか。
だが、な――
[姿勢を思い切り下げた状態から踏み込み、鉄拳を掻い潜って、するり巨体の裡を取ると、匕首を心の臓へと叩き込んだ]
――まずは一つ。
[次の獲物に視線を向ける。
>>142すぐ近く、残酷な運命が迫り来ることを知らぬ周の口元に再び、獣の笑みが浮かぶ]
(150) 2014/02/10(Mon) 22時頃
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―駐屯地・司令所の近く―
[悲鳴は軍靴に混じる。 此方を見た軍人は、子供がと眉を顰め。
次いで学帽の奥の紅と、刀に武器を構え直す。 視界の端に同族を捉え>>143、 加勢にと足を向けた。
声に。そわりとしたというのもある。]
(151) 2014/02/10(Mon) 22時頃
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それに判らないのか? 柊が探しているのは絶望だ。
[その意味を理解出来ないと言った様に、吸血鬼は 不本意な表情で笑う。 そしてその吸血鬼の首はそのまま落ちた*]
(*54) 2014/02/10(Mon) 22時頃
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