73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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[寒さに震えながら窓の方まで歩いていく。 玄関よりは近い。 ジェフェリーの見えた近くの窓をこつこつ叩いた]
ジェフ、ここ開けて。
[中にも聞こえるように少し声を大きくして]
(132) 2011/12/23(Fri) 22時頃
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[窓の向こう、知った姿が手を振っていたので振り替えす。 こんな寒い雪の中で何をしているのだろう。
少しだけ窓を開けて覗こうとして、濃厚な薔薇の香が廊下に広がった。 思い切り其れを吸い込んでまたあの酩酊感。]
…………ぅ、
[くらり、窓を閉めることなく頭を振って。 顔を上げるとロバートの姿。
身長に見合わない重そうなコート姿。何処かへ行くつもりだったのか。 そんなことより、今は……薔薇の、香が。]
(133) 2011/12/23(Fri) 22時頃
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1人にって言われてもなぁ……―――。
[エリアスの言葉に自由になった手で、後ろ頭を掻く。 気のきく同室の後輩が、まめまめしく看病する様をアイスブルーに収めながら、すんっと鼻を啜る。
薔薇の香り遠い場所に来た筈なのに、 それでも薄く香る香り。ずくっと痛むのは……―――。
はっと息を吐く。 その間に、オスカーに伸びるエリアスの指先。 その動きが妙に艶めかしくて。 気がつけば、食い入るようにその光景を見ていた。]
(134) 2011/12/23(Fri) 22時頃
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― 医務室 ― [校医でさえ、クリスマス休暇でここには居ない。 けれど、フィリップは勝手知ったるなんとやらで 同学年の医務室係がいたとしても まっすぐに一つの戸棚へ向かい開けて、 そこから錠剤が入ったビンを手に取った。]
[色鮮やかな姿は既にいつもの定位置肩で 雪のやんだ窓の外を 何かを感じるのか、じっと見ていた。]
(135) 2011/12/23(Fri) 22時頃
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――寮・裏口―― [鼻腔を擽る薔薇の香りはさらに濃くなっている気がした。 香りがしない方向に歩こうにも、寮内に充満しているようにすら思えた]
外の、空気が吸いたい……
[息をするのも苦しくて、表情が蒼褪めていくのが自分でも分かる。 倒れるのは御免だ。誰かに看病されたくはない。 人のいない場所をただ求めて、寮の裏口まで歩いていく。 外に出る前に外套を忘れたことに気付くも、少し空気を吸うだけだからわざわざ取りに戻らない。 バイオリンケースと楽譜は外に持ち歩くほどではないかと、裏口に置いておく]
…………いくら、なんでも。おかしい……。
[裏口から、外に出て、開口一番そう呟く。 中庭から離れたこの場所にすら、薔薇の香りが纏わりつく。 吹雪は止んでいる。風も今は無い。 袖を鼻に持って行き、くんと自分の衣服の匂いを嗅ぐ。 衣服にはまだ薔薇の香りは移ってはおらず、洗剤の仄かな香りがする。 自らの衣服に移った香りではないことを確認すれば、考え込むように眉を寄せる]
(136) 2011/12/23(Fri) 22時頃
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──医務室──
[誰もいない医務室はしん、と冷えて。消毒薬の匂いが沁みる。 押し付けられた医務室係だが、この空間に入れるのなら良いな、と思った。 息を大きく吸い込む。このまま自分も消毒されて、透明になってしまえばいいのに。そんな夢想。
ぽふ、と冷たいベッドに横たわり、ぼんやりと天井を見てどれくらい経っただろう。]
あれ……フィリップ。
[扉の開く音に身を起こす。]
どうしたの。
[鍵は空いて居たとは言え、もう一人委員が居るとは聞いていなかったし不意打ちだったので、多少挙動不審になった。]
(137) 2011/12/23(Fri) 22時頃
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[こんこん、とさらに叩いたところで、控えめに開いた窓に気付く。 そこまで行くとがらりと窓を開けた]
行儀悪いけど失礼しますよーっと。
[窓枠を手で押さえて、足を引っ掛けると窓からの侵入に成功。 ふと振り返って、残るといったヴェスパタインのほうを見た]
風邪、引かないと良いけど。 ……でも、ヴェスの様子もどこか――。
[おかしかった。言いかけてから窓から降りて無事廊下へと着地する]
(138) 2011/12/23(Fri) 22時頃
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[額に手を当て、立ちくらみのような眩暈をやり過ごす。 こんなだから、窓から戻ったベネットへ注意できなかった。]
外、何かあったのか?何でこんな時間に。 寒かっただろう。
ヴェス?
[説明を求める顔で、ベネットを見て。 ロバートの方へも、気にするような視線を投げる。]
(139) 2011/12/23(Fri) 22時頃
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― 医務室 ― [真っ直ぐに戸棚に向かったため 医務室の寝台に誰かが居るかを確認しなかった。 錠剤が入った瓶を手に取ったのと、 同学年の医務室係から声をかけられたのは同時だった。]
……別に、どうも…… 君こそ…寝るなら部屋に戻ればいい。
[錠剤が入った瓶……睡眠導入剤を 自分の背に回しながら。 確か……セレスト、といったっけ、と 辛うじて同学年の医務室係ぐらいは 覚えていた模様。]
(140) 2011/12/23(Fri) 22時頃
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――……っ。
[細い指が唇を擽れば、 ひくりと肩を震わせる。 漏れる吐息は、連鎖するように熱を帯び]
……ぁ……
[本当に、薔薇の匂いがひどいと。 同意の言葉を紡ぐ事が出来ず。 からからに渇いた喉は、 ただ掠れた声を一つ、漏らすに過ぎない。 薔薇の香りに酔うように その気配の元を探るように 意識がぼうとしていく]
(141) 2011/12/23(Fri) 22時頃
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フィリップは、セレストに負けず劣らず挙動不審。不振じゃないのは色鮮やかな姿ぐらいか。
2011/12/23(Fri) 22時頃
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[ジェフェリーのほうを見て一度首をかしげ]
どーかした? なんか気分悪そう。
外は、ああ。薔薇が咲いてるって言うから見に行ったんだ。 匂いがきつくてさ。 ヴェスはまだ残るって。 薔薇が気に入ったのかな?
[ジェフェリーの視線の先、白いコートの生徒が一人。 食堂で見かけた顔だと気付いて手をあげた]
えっと、ロバート、だったっけ。 そっちも外からのお帰り? 寒かっただろ。
(142) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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[小さい子のように頭をなでられても、何処か上の空だった。]
…ぇ、ちょっと、ノックスさん!? 冗談でも、そーゆーの…
[兄との睦まじい(と勝手に思ってしまった)姿が脳裏に浮かんで、おたおたとまたうろたえてしまった。]
う、うん…大丈夫だよモリス。 ちょっと切っただけなのに、ヴェスさん大げさだなぁ…。 [困った顔で悪友に返し、たははと情けなく笑った。 しばらく食堂の席に大人しく座り、温かいミルクを口にしていたけど、 それぞれが出て行ってしまえば、自分も食器を(今度はとても気をつけて)下げ、廊下へと出る。
ひんやりと冷たい板張りの廊下。 そこに漂う甘い香りに、不思議そうな顔をした。]
(143) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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ベネットは、ロビンの方をじっと見た。白いコートがやけに大きく見える
2011/12/23(Fri) 22時半頃
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誰でも、いいんだ……?
[かけられる甘い声に、咎めるでなく零す音。 誘うような色に、そのまま囚われるように ヒントを貰っても尚、オスカーに伸ばされる 指先の動きを見詰め続ける。
その続きを、本でなく知りたいというように。]
(*45) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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別に寝にきたわけじゃないよ。
[指先に鍵を引っ掛けてくるりと回す。]
マラソン大会の日の優雅な昼寝の代償が、休み中の医務室係ってだけさ。一応夜間は施錠するけど……。
[言葉が途切れたのは、不意に今が夜間かどうかわからなくなったから。パタパタと綺麗な羽根を見せる極彩色に視界は奪われて。]
……あれ? やっぱり、いいのかな?
[首を傾げ、フィリップのほうを見る。なんだかくらりとした。]
その棚、なんだっけ。
[独り言のように。何か先生に言われていたような気もするけれど、何だっただろう。]
(144) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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ベネットは平気か。 俺にはなにか、こう。酔ったような感じがする。 匂いが濃すぎる……?
[それでも、背筋を伸ばす。いつも通りの表情を作れるだろうか。 服の下で、ずきりと、戯れに付けられた紅い痕が疼いた。どうしてこれが今、そんなことを考える余裕も無く。]
風邪を引かなければ良いが。 戻らないようなら、後で毛布を、持ってゆこう。
[あの後輩を一人にしないほうが良い、何故かそんなことを思った。]
(145) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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季節はずれの花の香り、なんて…
[花の香りは、幼い幼い記憶に繋がる。 四角い白い部屋の、枕元に飾られた見舞いの花の香り。
大きな病気一つせず元気に育った自分が、一時期だけ病院で過ごした理由を、 当人はほとんど覚えていない。
氷の下に流れる水の冷たさは、記憶の奥底に封じられたまま。 その冷たい色は、澄んだ青に似ていた。]
(146) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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[投げた雪玉は砕けてしまった。 レオナルドの選択がどうであれ ただ自分はここに残ることを選び、そして]
──紅いね。
[冷えた薔薇に唇を寄せてささやく。 手袋もない手は薔薇の枝に伸び、 少年の手は枝を握りしめた。 何度か。何度も。まるで愛しむかのように。
食い込む棘の痛み。 枝を伝って、花びらのように落ちる赤。 薔薇と雪の匂いに混じる鉄錆の]
(147) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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[寄せた指は決して強くはなくて、 そのまま、その幼さを残した表情を見つめて、 弱弱しく微笑んで。
彼が抵抗しないなら、ゆっくり寄せる先]
…オスカー。
[何故だろう。頭の芯がぼぅっとしてて。 彼の顔が近くにあるから、 その口元に、自分のそれを寄せようとして……]
………。……───っ!!
[夢から覚めたかのような、驚きの表情に]
……何…して……
[それはこっちの台詞だろうと返ってきそうな、 けれどひどく動揺した言葉がこぼれた]
(148) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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[嫌な予感がさらに強くなる。 言葉にできないが、何か尋常ではないことが起こっているような気がする。 普段から、人の気配に過剰なほどに敏感な自分。 怯える自分が見せる幻か、何故かこの薔薇の香りに紛れた気配が気になって仕方ない。
募る不安。心情を吐露することなどできるわけもなく。 黒の蝶ネクタイを外して、ぴっちりと止められた白シャツのボタンを2個外す。 首元にかけた鎖に手をやり、十字架を取り出し、黒の皮手袋を外して握り締める。
自らはそれほど熱心な教徒ではない。 あくまでも気休めに信仰の証に直に触れて、祈るように天を見上げる。 今までに、自らの祈りが届いたことなどない。 分かっていても、自分は他人の手を借りる選択肢なんて持てない。 一人。ずっと一人。それでもいい。否、それがいいのだ。
長い睫毛に縁取られた瞳を静かに閉じる。 十字架に手を触れている間だけは、ほんの少し薔薇の香りが薄まった気がした]
(149) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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平気って……?
[聞いてから、続いた言葉に薔薇の方を見た]
匂いはきついけど、酔うような感じじゃないな。 でも、敏感な鼻してるときついかもね。
[少なくとも、まだそんな症状は現れていない。 けれどヴェスパタインの様子はそんな感じだったようにも思えて]
あー。うん。 戻らないなら持ってった方がいいだろうけど、それくらいなら無理やり連れて来たほうが風邪も引かなくて済む。
[本当にこの同級生は後輩に弱いな、と思いながら僅か見上げて]
(150) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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…僕が思いを遂げても、眠ってしまうんだろうか…
[今は、エリアスとは別の意識の中で、 彼に投げかける]
なら、薔薇のトゲを受け入れた、君達とがいい、な。
[眠ってしまうこと。それはきっと開花という、想い遂げた花が散華する、決まりきった運命のこと]
(*46) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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― 医務室 ― [寝てたじゃん。 と、寝ていなければ気づけたのに。 気づいていれば戸棚に向かうことはなかったと その思いから内心拗ねつつも 口には出さず回される彼の用事たる鍵を目で追う。
ただ、説明する言葉が疑問で終われば フィリップも首を傾げ返しはしたが……]
……いいんじゃない、かな。 来るやつが居たら、それはここに用があるんだろ…… その時、空いてなかったら面倒そうだ。
[そう、口にするのは施錠されたら 自由に出入りできなくなるのを恐れて。 ただ、棚に質問が戻れば フィリップは背後の棚を見た。]
……薬棚。
(151) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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[短く答えたのは、背に隠す瓶のことを追求されたくないから。 色鮮やかな姿は相手の視線を受けつつも 何か落ち着かないのか、そわそわしていた。]
(152) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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[つきん、とどこかが痛んで手を胸に当てた]
ああ、そうだ。うちの子ら見なかった? さっきまだ部屋には戻ってなかったから。
まだ戻ってなかったら探しに行くつもりなんだけど。
[気を紛らわすように話を変えて問いかける]
(153) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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……せん……ぱ……
[薔薇に酔う。 目の前で起こっている状況も きちんと把握することすら出来ず。 ただあるがまま、なすがままに。 近づく。 受け入れ……――]
――――!
[は、と目を見開いて。 流されるままだった意識が、 少しずつ戻ってくる]
(154) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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やっぱちゃんと診てもらったほうがいいのかな。 保健室…開いてるかどうか分かんないけど。
[右手をかばうように抱いたまま、保健室へ向かって歩き出す。 中庭に誰か出ているのか、不思議そうに窓の向こうをちらりと見た。]
(155) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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あ……し、しつれい、しま、す……っ!
[困惑の色を瞳に宿したまま、 少年は慌ててその場を走り去る。 混乱していた。 言葉は形にならず、 この充満する香りも 霧がかったような思考も 何がなにやら分からない。 だから、少年は、とっさに逃げてしまった。
慌しく向かった先は、 無意識だったかそれとも報告か。 保健室には、幸か不幸か人がいたようだ。 混乱を落ち着けることは出来ぬまま、 けれど思い出したかのように口を開く]
(156) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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あー……、俺お邪魔だったかなぁ。
[ガン見していた2人が夢から覚めたような姿に、 唯一人まだ夢を見ているような瞳で、歌うように呟いた。]
(157) 2011/12/23(Fri) 22時半頃
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……なん、なんだ…? 薔薇の香りといい…… その、なんか……
どこかで薔薇が咲いていたのかい? でも、学園で薔薇が咲くところなんて…
[一箇所しかしらない。けれど、そこだってこんな奥まったところに香りが届く訳がない]
何があったのか、君達…知ってる…?
[流石にノックスの手前でやらかしてしまいそうになったことに、色白の頬に僅かに紅を浮かべながら問う]
(158) 2011/12/23(Fri) 23時頃
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ロビンは、咳払いをした。
2011/12/23(Fri) 23時頃
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― 医務室 ―
あ……
[最初に室内に飛び込んだ際は、 人がいたことに驚き戸惑う。 そも、明確にここを目指していたわけではなく。 それでも先程の出来事を…… そしてそれより少し前を、思い出し]
あ、あの、えぇと…… せんぱいが、具合、悪そうで、その…… と、図書室で休んで……
[まだ混乱が強いからか、 若干要領を得ないながらも 具合の悪いエリアスが図書室にいることを伝える]
(159) 2011/12/23(Fri) 23時頃
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