50 桜散る 華の宴
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[手と手が触れる。 風が吹いた。 記憶まで吹き飛ばしてしまうような、強い風]
…やだよぉ……
[ローズマリーの言葉に、 ホリーの言葉に、 ぎゅうっと胸の奥が締めつけられる。
眉を歪める。
風が吹くたびに、 薄紅舞うたびに、 感じていた、痛み。]
(108) 2011/04/24(Sun) 03時半頃
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[一瞬。 ほんの、一瞬だけ。 理解した。 あのときの涙のわけを。 いまの涙のわけを。]
いかないでよ。 いなく、ならないでよ。
[そして次の瞬間には、理解したことさえ忘れているのだろう。
舞う桜のなか、ローズマリーの姿は見えなくなる。 もう、遅い。]
(109) 2011/04/24(Sun) 03時半頃
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わたしも、楽しかった! 納豆のおねーさん。
[忘れないで、の理由は分からなかったけれど。 またね、の気持ちは同じだったから。
ただいちど、大きく手を振った。
ペンダントを渡したというムパムピス。 ふと目をやれば、いつか見たローズマリーと同じように]
……やっぱり、妖精さん? それとも、
[ローズマリーのキラりとした明るい輝きとは違う。 どこまでも優しくて温かく、少し弱気な、 灯火のような輝きが身体を包んでいるのが目に映った。 瞬きを繰り返せば――ふわりと花吹雪に消えて]
(110) 2011/04/24(Sun) 04時頃
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[ローズマリーがいなくなった桜の下。 ごしごしと、目を擦る。]
ふわぁ…強い風だったね〜。 目にゴミ、入っちゃったみたぁい。 [なぜだか流れていた涙を、手の甲で拭って]
(111) 2011/04/24(Sun) 04時頃
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[そこに、もうローズマリーの姿はない。 涙を零すタバサの手をそっと握って、柔らかに微笑み]
どうしたの、おねーさん。 ほらまだあったかいよ、このじゃがいも。
はんぶんこって約束したもんね。
[自分の分を割って、はい、と差し出す。 それからふと何かを思い出したように]
あ、わたし、買って来たいものがあるんだった! ちょっと行って来る!
[綺麗に畳んだ浴衣の上に、ブックカバーを乗せて、 汚れないように大切に茣蓙の上に置いてから]
(112) 2011/04/24(Sun) 04時頃
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だいじょうぶだよ、この歳で迷ったりしないって。
[桜の下のみんなに手をひらひら振る。 一度だけ振り返って、後はもう屋台の方へと駆けてゆく。
ワンピースの裾が風にはためいた――**]
(113) 2011/04/24(Sun) 04時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2011/04/24(Sun) 04時頃
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[そっと手を握られ、ホリーを振り返る。 この手に持っていた3本のチョコバナナは、もう残っていない。ソフィアと、先生と…?あと1本は、誰に渡したんだったか。]
大丈夫。あとで目薬点しとかなきゃね。 あっ、そうだそうだ、半分コ!忘れてたわぁ! [にこりと笑んで、彼女の髪を撫でる。 差し出されたじゃがいもを受け取ると、自分のぶんも半分に割って渡そうと。]
ん、どうしたの? ちゃんと前見てね、気をつけるのよ〜ぉ! [はためくワンピースに向けて、声を掛ける。 すぐに戻ってくるだろう、そう思って後は追わずに。
バジルとラー油、半分になった2つのじゃがいもを、一口ずつ齧った。*]
(114) 2011/04/24(Sun) 04時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/04/24(Sun) 04時頃
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[ひとしきり屋台を満喫した後、兄から声がかかれば>>4:52]
ん、そうだね。私もじゃがバター食べたい!
[宴会場に戻れば、聞こえてくるローズマリーの声。>>104]
ローズマリー、さん?どうしたの…? え…? どういう意味? どっか、いっちゃうの?
[ローズマリーの言葉の半分も理解できずに、ただ立ち尽くすのみ。タバサがローズマリーの手を取れば、途端に大きな風が吹いて、桜が舞い上がる]
きゃっ。 え? な、何…!?
[一瞬目を閉じ、そして再び開けた時。そこにローズマリーの姿はなく]
・・・・・・・?
あれ。今…なんだっけ…?
(115) 2011/04/24(Sun) 05時頃
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[ローズマリーの消えた場所を見つめていたが、ふと気付けばタバサの涙が目に映って]
タバサ、ちゃん?どうしたの? なんで、泣いてるの…? 目にゴミ…さっきの風、凄かったもんね。
[タバサの涙に、なぜか一瞬だけ胸が締め付けられるが、ホリーがタバサにじゃがいもを手渡すのを見て、ビニールシートの上に様々な料理>>4:14がいっぱい広げられているのに気付く。]
わあ、おいしそう。どれから食べるか迷っちゃうなー…これにしよっと。
[>>4:16 6を手に取りぱくり。]
(116) 2011/04/24(Sun) 05時頃
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うん、じゃがいもに調味料なんていらない! お芋本来の味を楽しむ! これが王道、だよね!
[何ていいながら、喉に引っかかったじゃがいもにちょっとむせつつ、お水をコップに注いで飲んでいると、ホリーが立ち上がるのに気付く。>>4:113]
あれ、ホリーちゃん? え、お買い物? ふふ、何かさっき面白いもの、あった?
[一緒に行こうか、と言う前に、だいじょうぶだよ、と告げられればゆるく微笑んで]
そっか。うん。気をつけてね。変な人に誘われても、ついていったらだめだからね! いってらっしゃい。
[駆け出すホリーの背中を笑顔で見送った。]
(117) 2011/04/24(Sun) 05時半頃
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[それから、もぐもぐとじゃがいもを食べながら、むこうのほうにある箱ティッシュの山が目に入る。ぽつんと、少し離れて5箱置かれたティッシュの箱を見つめながら]
・・・何で、あんなに箱ティッシュがあるんだっけ。そうだ、お兄ちゃんがすごいくしゃみしてたんだよね。それで…。 くしゃみしてたの、お兄ちゃん、だけだったっけ…?
[なぜか、もう一人いたような気がする。誰だか思い出せないけれど。]
…? よく、分かんない…
[思い出そうとすればするほど、頭にもやがかかったように思考が鈍ってしまう。ぼんやりしながらじゃがいもを食べ終わるころには疑問も消え、疑問に思っていたこと自体も全て忘れてしまっていた]
(118) 2011/04/24(Sun) 05時半頃
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あ、そうだ。サイラスさん。サイラスさーん。 約束の黒い出目金、取ってきましたよー。
[>>4:79 うとうととしているサイラスに、話しかけてみるが]
…寝ちゃってるのかな? 起きたときに渡せばいっか。
[きょろきょろと桜の樹の周囲を見回し、ちょうど良く短い枝がちょこんと飛び出ている所を発見すれば、金魚の袋を、そこにひっかけておいた**]
(119) 2011/04/24(Sun) 05時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/04/24(Sun) 05時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/04/24(Sun) 07時頃
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