194 花籠遊里
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/13(Sat) 02時頃
|
…やっぱり、可笑しな人だ。 わざわざ花籠にて休まれるなんて。
[一見さんだとお聞きすれば、花にあるまじき言葉遣いで、目元を和らげてみせる。 それも一輪の麗しい花>>101を見咎めれば成りを潜め。慌てたように唇を引き結び。]
櫻子さんと仰るんです。
[それはそれは大事そうにゆっくりと名を紡いでみせただろう。]
(131) 2014/09/13(Sat) 02時頃
|
|
[目の前に佇む男性から名を呼ばれれば、反射的に視線を絡ませ。 控え目に握られた指先に瞬きを数度繰り返す。
そこから微かに緊張の色を感じ取った花は、静かに耳を傾け。
触れ合った繋がりから流れるように首元へと伸ばされる、指先に。 喉仏をこくりと嚥下させた後、真っ直ぐと相手を見つめ。]
──…貴方の望むままに。
[なんて陳腐な言葉をお行儀良く並べては、二人の先生の顔を思い浮かばせ。
僅か強張った自身の指先に気付かぬまま、口端を上げてみせれば、その人はどのようなお顔をされたのだったか。]
(132) 2014/09/13(Sat) 02時頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/13(Sat) 02時頃
|
[不意な言葉に、僕は一度きょとりとしてしまいました。 このような不躾な姿をお見せしたこともありましたし 今まで通われた中で、僕を買っていただいたことが無かったものですから てっきり、好みの色ではないのだろうと どこかで決め付けていた節があったのです。]
あ…。
[吐き出された煙を見詰め、眉は緩やかにしな垂れて。 追いかけようかとも思いましたが 足を踏み出す勇気と謂うものは この時の僕には、まだ無かったのでございます。]
失礼、致します。
[丁助さんには、俯いたしょんぼりとした顔を見せたでしょう。 乱暴な『蝶』には、眸さえ合わせることなく。 僕は廊下を進んでいきました。]
(133) 2014/09/13(Sat) 02時頃
|
|
そうでもないですよ。 琴と手何度も反復練習をしてやっとこさ形になった代物で。
[花魁の様に客を魅了するような琴の音ではないですしと苦笑する。普段の所作が綺麗な朧が羨ましいと常々感じていて でもそんな朧から琴を聞かせてと云われれば、蕾が綻ぶような笑みを見せて]
はい。 僕の拙い腕のもので良ければ、是非。
[そう彼に告げる。 コンと灰落として煙管を懐に仕舞った朧>>128 あのどぉなつ型の煙がもう見られないのは少しばかり惜しいな、と小さく呟いて ゆるやかに立ち上がった彼に散策を誘われれば]
ええ、歩きましょうか。
[ひとつ頷いて廊下へと歩みを*進めました*]
(134) 2014/09/13(Sat) 02時半頃
|
|
── 書斎 ──
[訪れたのは書物の保管された場所でありました。 この廓には鍵と謂うものがありません。 故に、扉は誰でも開けることが出来ますし 何方かが僕の後を追うのなら、すぐに追いつくことでしょう。
僕は二つの本を手にとり、ソファーへ腰を下ろしました。 一つは亀吉さんへ、横文字の読み書きを教えて差し上げるためのものです。 先程、中庭におられた時には笑顔らしきを返してくださいました>>105 大事そうに紡がれた名までは>>131聞き取れはしなかったのですが 僕はその本を手に取ると、傍らへとそっと置き もう一冊の本のページを、はらりと捲りました。
判りやすく、櫻色の栞がずっと挟んであるそれは 何の変哲も無い、古い植物図鑑でありました。
色褪せたページを見詰め。 僕は溜息を、吐き出したのでございます**]
(135) 2014/09/13(Sat) 02時半頃
|
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/13(Sat) 02時半頃
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/13(Sat) 02時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/13(Sat) 03時頃
|
ー中庭/硝子戸の廊下ー
[よもや先の自分の視線に居心地の悪そうにされているとは梅雨知らず。 拙くもしかりと耳に届いた音の色>>129に、やんわりと口端を上げ。 それが何度か繰り返されるようものならば、小さく「…そんなに呼ばずとも、俺はココに。」と 先の微笑みも面映い表情へと変わっただろうか]
――櫻子サン、ね。 …キレイな黒髪をしているね
[ちらり。其れから告げられた彼の方の名前には、否名前の紡がれ方には何を訝しんでか彼の瞳をちらりと見遣り。 ただ言葉を並べただけとも取れる世辞を口先から流したならば、一体どんな反応をその端麗な顔に浮かばせただろうか――なんて。
緩んだ言葉遣いは如何にとも取らずに。自分は淡藤色を宵闇に咲かすこの儚くも月下に居る花としか会話をしたこともなければ。只々気さくな花なのだろうと柔らかなその言葉を甘受し。]
(136) 2014/09/13(Sat) 05時半頃
|
|
俺の望むままに、…か。 ――じゃあこういうコトも、…してイイのかい
[その喉を通った感覚を手に通し。真直ぐに此方を見つめる瞳には、見透かしの念さえ錯覚して少し、少しだけ居た堪れなかったけれど。 その指先が、否動きが何の所以か強張ったことを知りながら、首元へと当てがった手を更に上へと向わせその唇の下へと置いたならば。――やがてゆるりと、その唇へと自分のそれを近付けて――]
……なんて、ね。
[――触れる寸前で止めてみたりもしただろう。 緊張の色さえ窺えたその動きと、勝気とさえ見えたその笑みと。 アンバランスなその二つにちいさく喉を鳴らしながら、そうして近付いた顔を離し。 慣れないコトをしてしまった、そんな言葉を脳裏に浮かばせながら、その硝子戸を引き夜風を頬に当ててみたこと*だろう*]
(137) 2014/09/13(Sat) 05時半頃
|
|
あ、さっきの。
[廊下を歩いていると、ちょうど部屋から出てきたらしき二人の花>>128>>134と遭遇した。 片方は先ほど見かけた琴が上手らしい籐之助という花だ確か。 もう一方は初めて見かけるが、なんだか品の良さそうな雰囲気が漂っている。研ぎ澄まされた鋼のような凛とした美しさだ。]
えっと、籐之助さんですよね? 先ほど櫻子さんに教えてもらいました。 お琴が上手だって。
そちらの方も、始めまして。
[にこりと微笑んで二人の花に挨拶をした。 果たして二人の目には僕はどのように写るのやら。]
(138) 2014/09/13(Sat) 08時頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/13(Sat) 08時頃
|
─中庭/硝子戸の廊下─
[横文字が余り得意でないことから、どうしても繰り返し呟いてしまうのは、きっと櫻子から教わっている時の習慣でいて。 そのために意図せず柔らかく微笑を湛えた相貌が、くるりと変わってしまったようならば、指先をピクリと跳ねさせる。]
…存じ上げております。
[なんて、可愛げのない言葉で相手に恨めしいような視線を向けていた瞳は僅か揺れていて。 そのことに気を取られていたからか、彼の唇から紡がれる先生の名に。汲まれた心情には気付けず。]
………綺麗、でしょう。
[ふふ、と漏れる声は柔らかいまま。ただ刹那の間だけ、睫毛が震えてしまったこと。そのことに青年は気付いただろうか。 指を絡ませていたのなら、キュッと力を入れてしまっていることにも。
その当の花は自身の顔付きなど知らぬ様子で、二対の相貌を揺らすだけ。 少しずつ崩れる言葉遣いを責められなかったのなら、見るからに安心した顔付きへ。そのことは自覚していたけれど。]
(139) 2014/09/13(Sat) 11時頃
|
|
[「こういうコト」 許可を得ながら唇掠める指先と、薄い唇。 濃くなる影と仄かに香る気配に。]
──…ッ!
[見開く瞳はそのままに、息をするのも忘れたかのように硬直。 やがてぎゅぅ、と伏せた睫毛が開かれるのは、困惑の色を滲ませた後で。]
………。してくれても、…構いやしなかった、のに。
[つい、お門違いな呟きを零してしまう。 ハッとしたように口元を隠してお客人の顔を窺った頃か、どうだったか。 ガラリ、と。引き戸が音を立て開かれたのは。 ふわりと頬を撫でる夜の風。夏の花の香りはあまりせずとも、凪いだ空気に触れたからか。 僅か早鐘を立てていた左胸は穏やかさを取り戻し。 一歩、踏み込んではそっと囁いた。]
(140) 2014/09/13(Sat) 11時頃
|
|
──…連れ出して下さって、ありがとうございました。 ………、良い、夢をいただきました。
[“また、腕を引いてくれますか?”なんて。流石に過ぎた願いかもしれないと。 音にするのは躊躇われて、それでも零れた言の葉は囁きとなり。 僅か空気を震わせたけれど、伝わってしまったのかどうか。]
…有難う。
[少しの躊躇いの後。全ての感情に蓋をして、きちんと音にしたのは、そのひとこと。
蝶は新たな蜜を求めて移ろうものではないだろうか。 そう考えればこれ以上引き止めてしまうのも、申し訳なく。]
──貴方に相応しい花が見つかりますように。
[踏み込んだ言葉を囁いていることを自覚しつつも、身を離しては出会った頃と同じ笑みを浮かべて。 佇むその人の邪魔をしないよう、背を向けては遅れて赤らむ頬を隠すよう、早足で月に背を向け中庭から身を翻し。
あてもなくふらりと、蝋の灯る箱の中へと戻ろうと足を踏み入れただろう。]**
(141) 2014/09/13(Sat) 11時頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/13(Sat) 11時頃
|
ああ、貴方は確か櫻子さんとお喋りされていた。 こんにちは。
[声の主>>138に気づけば会釈する。さらりとひとくくりにした黒の髪が肩を流れた 名乗る前から自分の名を知られているというのも気恥かしいもので。琴を嗜んでいる事を指摘されれば自分はまだまだで、と笑うだろう
柔らかな金色の髪が黄昏映して淡く橙色の燐光を帯びており、それは蝶の鱗粉が煌めく様によく似ていた]
隣は朧、所作がとても美しく気品ある方ですよ。
[と、隣にいる友人を紹介するがさて目の前の蝶はどう反応するやらと]
(142) 2014/09/13(Sat) 12時頃
|
|
朧さんかあ。 確かに見てるだけでその気品というか、 凛々しさが伝わってくる人ですね。
[藤之助の紹介ににこにこと同意する。>>142 藤之助の遠慮深い謙遜の笑みも愛らしく、 二人とも素敵な人物だなと僕はすぐに思った。]
あ、僕はニコラス。ニコラス・ベルと言います。 ベルの姓には美しいという意味があるんだけど…
[そういえば自分は名を名乗っていないと気づき、 先ほどと同じく姓の意味を説明してから櫻子との会話を思い出す。]
僕にぴったりの名前でしょう?
[胸を張って笑った。]
(143) 2014/09/13(Sat) 12時半頃
|
|
ええ、そうなんですよ。 それに気配りもできて優しい人なんです。
[金糸を靡かせる綺麗な蝶々、彼に友人を褒められれば>>143嬉しそうに笑みを零す それは普段の客へ向けてのものではなく心底嬉しそうに 同意を得られたことでその瞳は輝く]
ニコラスさんですか。 ベル、というと私は鈴を思い出します。 凛と美しく鳴る金色の。 貴方は華がありますので、お似合いの名だと私は思いますよ。
[そう同意してのんびりと笑みを浮かべた]
(144) 2014/09/13(Sat) 13時半頃
|
|
[風に吹かれ、雨に打たれても、この花は落弁を知らない。>>118 されど、櫻の眼差しに彼の弦が揺れた。 呼気を吐き出す形で、傲慢に笑みを作る唇。
嘘吐きと詰った悪辣な男は、彼の動揺を接吻で丸呑みし。 貞淑と平静に隠した牙に、滲ませるは鉄錆の味。 触れた軟体で拭う微かな出血は、彼に蝶の毒を垂らした。]
お前さんは本当に物騒な花よ。 嘘吐きの顔め、嘘吐きの唇め、――今宵も俺を袖にするかい。
[最後は彼に向ける挑発の語。 彼に選択権など無く、いつも己が他華に留まるだけ。 それでも、からからと笑う呼気を語尾に絡めた。
底の知れない沼も、沈溺を知らぬ男は怖気ない。 無聊を慰める小火は、いつも彼の髪のように赤く淡い色。]
(145) 2014/09/13(Sat) 13時半頃
|
|
[そうして眼を向けるのは、この花籠に長く在る櫻の子。
歪な日常を受け入れてきた彼に逢う度、 悪趣味な男は成長を忘れたような幼さを揶揄った。>>119
無論やたら滅多に手が早く、口の軽い男は、 彼にも誘いを掛けたことが無い訳ではない。
だが、実質彼を買ったことは一夜も無かった。]
(146) 2014/09/13(Sat) 13時半頃
|
|
アレ、コレ、ソレ。 旦那、華の蜜に誘われるのは性分よ。 それとも何かい、旦那はヒトを金で買っている心算かね。 ―――そいつぁ、剛毅だ。罪深い。
[ひらりと舞わせた掌が、彼の逆鱗の傍をチラチラ飛び交い、 双眸は彼の値すら計るように撓んだ。>>120]
旦那が自ら止めてくれるってぇなら、 提言通り賞味に浮つくのも吝かじゃねぇな。
[フランクの下降する機嫌に構わず、 口から生まれた男は言葉を操り屁理屈を捏ね、 彼の気を一層損ねるように、桜の枝へと肢を伸ばした。>>123]
(147) 2014/09/13(Sat) 13時半頃
|
|
――――…、
[しかし、翅を休める直前に、零れる桜花が己の手を包んだ。 花弁を思わせる爪の形に視線を落とし、彼の紡ぐ拒否を聞く。 いやらしく歪んだままの唇は、不変のまま。>>125]
―――いいや、櫻子よ。
中庭の木々に虫が付くのは、密植栽が過ぎるからよ。 籠に囲われる櫻に毒虫が群がるもの、――…まぁ、
[彼の五指を握りこんで、美しい爪先に触れた。 こうして、いつも彼に手を伸ばし、言葉で遊ぶのに、 一度も買ったことのない、性質の悪い蝶が嗤う。]
そんな、“外”のこと。 お前さんは知りもしないか。
[愛想笑いですらない彼の微笑みに、 此方は心底楽しげに微笑んで、籠花に自覚を促した。]
(148) 2014/09/13(Sat) 14時頃
|
|
ー中庭/硝子戸の廊下ー
―――か、
[彼の瞳を見遣った頃>>136に 揺れる睫毛>>139が目に映り、何故だか良からぬ事を言ってしまったかと不安を胸に、その淡藤を認めたなら再度唇を開こうとして――そうして間も無く安堵の表情を浮かべられたのを見たなら、その唇もしじまに呑まれてしまった]
(149) 2014/09/13(Sat) 14時頃
|
|
……いつか、ね。
[表情とは以って似付かぬ矢張り強気な言葉>>140には、唇のみを笑ませ、意味深に返し。 口元を隠す仕草さえ視界の隅に止めたのなら、その言葉が素であったなら、なんて妙な期待も抱いたことだろう。
夜風は未だ肌には優しく。 夏の残り香が鼻を擽り、懐古に耽ったなら。目を細め夕闇に浮かぶ月を眺めて見たことだろう。 隣に銀月。前に金月。 ならば黒を纏う自分は夜なのだろうか。ふと黒に包まれ夕闇と同化する手の平を見下ろしたのならば、やがてはぎゅうと握り締め。 然しされとてこのふた月を占めているのは玄関先にただずんで居た宵闇なのだろうと、少しだけ妬みの念さえ覚えてしまったところで。
きしり。小さく歪んだ廊下の底に。近付いた銀月を感じて、ゆるりと其方へ向いた。]
(150) 2014/09/13(Sat) 14時頃
|
|
眼は口ほどにものを言うぜ。旦那。 ゴロツキに精一杯返す世間知らずが可愛いじゃねぇか。 これでソレは一端気取りなのよ、旦那。
[沈黙を選んだ彼の目は雄弁で、 密やかに送る小声は、目先の桜花を計る声。>>126>>130
櫻子の別離に合わせ、自身も手を払うと、 彼の不興を嬉々として買う性質の悪さを露呈。>>127 男は廓に長く在る彼の日常を乱し、 惑わす行為を殊更好く悪辣な夜蛾であった。]
(151) 2014/09/13(Sat) 14時頃
|
|
……こちらこそ。
[告げられた言葉>>141には、緩く会釈を返し。 その間にちいさくちいさく。まるで雪解け水のように途中で姿を消してしまいそうな言の葉は、静かなこの場でさえ聞き取るのはやっとのことで。 然し耳に触れたのならば、「まさかそんなことを言われるとは」なんて、予想外にひとつふたつ、目を瞬いたりしたけれども。]
――喜んで。
[――驚嘆に呑まれてその音は掠れてしまったけれど、彼には伝わっただろうか。 礼と、そうしてその後を追った言葉には。また困惑し眉を寄せてしまったけれど、やがては黒の手をその淡藤色の髪先へと置いて、ふんわり軽く撫でようし――] ……、うん。
……亀吉。今夜は月がキレイだったね。 ――そうして、キミも。
[――伸ばした手は空を切り。暫く宙に滞在したなら、軈て指先を畳み引き戻され。 薄暗い廊下の方へと顔を背けてしまった彼の赤らむ頬は、残念ながらも視線さえ向けずに。淋し気に自分の手を見つめてはいたけれど、背を向けた彼にはきっと、同じように自分のことも見えなかっただろうか。
そうしてまた空に笑う月を見上げたならば、ゆっくりとその背に届くよう、言の葉を紡いだ。*]
(152) 2014/09/13(Sat) 14時頃
|
|
[唇に残る疼痛を指で拭い、櫻子より視線送られた丁助を見、 最後には口角を持ち上げ、苛烈な蜜を飲み干した。]
―――…さぁて、丁助。 夜までには媚びのひとつも覚えておけよ。
[行儀も悪く、粗暴で乱雑な男の向ける余計な助言。 トンと床を靴裏で弾き、宵帳を彷徨うが為の一歩を踏み出し。 移り気な蝶如く、灯火から別離を選んで。**]
(153) 2014/09/13(Sat) 14時頃
|
|
―中庭/硝子戸の廊下→中庭―
[まだ頭に残る暖かな音を持つ彼>>141と別れたのなら、今度は引いた硝子戸の隙間に身体を滑り込ませ、その庭へと足を付けてみたことだろう。 庭に坐る花々は未だ咲き誇ってはおらず。 ただ時折目に入る朽ちた夏の花に近付いたのならば、しゃがみその茎を手折り、その枯れた体を持ち上げ月に晒す]
…月の光を浴びたら若返るなんて、ウソじゃないか。
[幼少の頃に聞いたその話。ちいさく舌を打てば、軈てはその朽ち花を地面へと棄て。 そうして腰を上げたならば、夜空に向かって伸びをして、またゆるり月をただ*見上げる。*]
(154) 2014/09/13(Sat) 14時半頃
|
|
―廊下―
[己を庇う様な言葉を蝶へと告げるおうじ。 蝶たちに悪感情を抱かせることに何のメリットも無いというのに、彼は一体何をしているのだろう。
一羽の蝶に、思わぬ反応を貰い。>>130 もう一羽の蝶はまた、意地の悪い素振り。>>148
他人の為に傷ついてどうする。 傷ついた顔を見、>>133 言いたい台詞は、溜息を吐かないようにと堪える肺の奥へ。]
(155) 2014/09/13(Sat) 18時頃
|
|
[小さな嵐の去り際の、助言という名のお節介。>>153]
気に留めておきましょう。
[心にもない言葉と共に、揺られ焔を離れる赤を見送ると。
さて此処から己はどうすべきか、と。 考え歩むのは、おうじの去った方向。 小さく開いたままだった書庫の戸を見つけ、中へと。]
何してんだ。
[本を見詰めるおうじへと声をかける。>>135]
(156) 2014/09/13(Sat) 18時頃
|
|
[いつもの笑みは癖。 少しぶっきらぼうになった言葉に理由は無い。 強いて言えば、蝶相手ではないから出る、言葉遣い。]
僕は、ああいうのは気にしてない。 だから、おうじ、お前は。
他人の為に傷つかなくて、良いんだよ。
[面倒見がいい心算も無いが、放って置くという気分にもなれなかった。]
お前が勝手にむかっ腹立てて突っかかっただけ、ってんなら、この言葉は要らないだろうけれど。
嗚呼……ごめんな、優しくすんの、苦手で。
[どう慰めればいいのかと、迷う。 言うべきでは無かったかもしれないと、言った後に後悔する。
どうにも、年上には見えない年上の、純な振る舞いをするおうじを相手にすると、調子が狂う。 言うだけ言ってしまえば、書斎に他の用は無く、踵を返し。**]
(157) 2014/09/13(Sat) 18時半頃
|
|
優しい人かあ。 それは是非…
[言いかけた言葉を途切れさせる。 朧を褒められた藤之助の笑顔が心の底からのものに見えたからだ。>>144 二人は仲がいいのかしら。禁じられた花同士の……という下賤な想像が僕の頭を過ぎらなかったわけではない。]
…是非、仲良くなりたいです。
[なんだかそのまま言うのが憚られてやや遠回しな言い方をした。 そもそも婉曲な言い回しを楽しむのもここでの掟なのかもしれぬが、自分にはそんな口の上手さも度胸もなかった。 どちらかというと優しい人が相手だといいなとは思ってるのは確かだけれど。]
鈴かあ。 綴りが違うけど、 それはそれで素敵だね。うん。
[似合うとの言葉には礼を言って、「櫻子さんにもそう言われたんだ」と微笑んで付けたした。]
(158) 2014/09/13(Sat) 18時半頃
|
半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/09/13(Sat) 18時半頃
|
[友人の良さを肯定してくれる蝶々>>158、嗚呼いい人だなとほっこりとする。まさか下賤な想像を過らせていたなんて思いもせずに]
きっと朧も君と仲良くしたいと思うと、私は思うよ。話せばきっと楽しいひと時を過ごせる筈。
[自分の事を話すよりも、他の花を褒められる方がずっと嬉しい。彼らの様に凛として美しく咲き誇る姿を見るのは、憧れると同時に尊敬の念を抱く]
櫻子君にも。彼はとても博識で慈しみ深い性格をしているから。 庭の植物はみた?彼がずっと世話しているのだけれど。ああ言った植物は育てる人の気性を反映する。夏はそりゃあ見事だった。朝顔、昼顔、夕顔、向日葵と夏の華が日の光を浴びて輝いていて。
やはり櫻子君は凄いよ。 [と、この花には珍しく饒舌に語った 綴りが違う、と言われれば不勉強ですみませんと頭を掻いただろうか]
(159) 2014/09/13(Sat) 18時半頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/13(Sat) 18時半頃
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る