人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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【人】 会計士 ディーン

―いつか、どこか―

[身支度を整えて街に繰り出したディーンは、その足でまずは書店に向かった。
店頭に並べられたばかりの文芸誌を掴み取ってレジを済ませてから、今度はいつもの喫茶店に向かう。
ディーンの席はいつも窓際だ。
朝日が美しく輝いて見えるその席は、ディーンのお気に入りだった。

いつもの席に座り、いつもの紅茶を頼んで、ディーンは文芸誌を開く。慣れた手つきで募集ページを開いて――]

 …………やった……!!

[思わず、そう呟いて握った拳を小さく揺らした。]

(82) nico 2014/11/27(Thu) 12時半頃

【人】 会計士 ディーン

[ディーンの作品は奨励賞だ。大賞には程遠い。
ただ、大手の出版社が主催しているこの賞は、受賞者全員に担当者がつく仕組みになっている。
プロの監修の元で腕を磨き、プロの作家を目指すことを目標にしている若者たちの登竜門。
ディーンはそこをくぐったのである。

そうして、作家としての前途は開かれた。
しかしまだ、売れるための実力を備えているとは言い難い。
ディーンはいつものように安物の紙と、使い古した万年筆をテーブルに広げた。
作家になって、売れっ子になれば、安い紙にペン先を引っ掛けて用紙を汚すこともなくなるに違いない。]

(83) nico 2014/11/27(Thu) 12時半頃

【人】 会計士 ディーン

[店員が、ディーンの席の側の窓を開く。
その途端、吹き込んだ風が白い紙を舞い上げた。]

 ――…………あ。

[紙は手の届かない高さまで上がっていく。
ディーンが顔を上げてその軌道を視線で追おうとすると>>77窓の外にいる少年と、目が合った。

じわりと、薬指の痣が疼く。
――ああ、そうか。
すとん、と何かがディーンの中に落ちてくる。
たとえるならそれは、パズルの最後のピースが嵌ったような感覚だった。]

(84) nico 2014/11/27(Thu) 12時半頃

【人】 会計士 ディーン

[>>78窓の外からの声に、ディーンはふわりと口元を緩める。
母親とも父親とも違う、しかしよく耳に馴染む声だ。
こちらを見つめる灰色の瞳は薄曇りの空を思わせ、淡い金の色をした髪は柔らかく差し込む朝の光を思わせる。
まるで長くて冷たい夜を抜けて、おとぎの国から現れたような。
ディーンは、そんな印象を少年に抱く。]

 ――……物語を書いているんだ。
 君みたいな少年と、魔法使いが一緒に旅をする
……そういう、話を。

[何故だろう。彼の前では、上手く喋れない。**]

(85) nico 2014/11/27(Thu) 13時頃

【人】 道案内 ノックス

 ……

[バーナバスとプリシラの元へ戻ると、裁縫道具を傍らに置き、二人の手を取って強く握った。]

『……生きよう。』

[そして。此処ではない何処かで、死のう。訴えるように。フロスティブルーは晴れた冬の空色。*]

(86) k_karura 2014/11/27(Thu) 13時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

k_karura 2014/11/27(Thu) 13時頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

nico 2014/11/27(Thu) 13時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

azuma 2014/11/27(Thu) 13時頃


【人】 御者 バーナバス

[プリシラの声が聞こえる。
何か、悲しいことがあったのか。
慰めてやりたいのに手は動かない。

頼りない保護者だ、と自分自身に苦笑しながら。
最後まで聞こえるのがこの声なら、幸せだ。

瞼裏が赤に染まる。]


(お前の、色だな。)


[もう、赤を見ても血を思うことはない。

愛しい相手を思い浮かべるだけ。]

(87) 唐花 2014/11/27(Thu) 13時頃

【人】 御者 バーナバス

―― ――
[男は歩いていた。暗く細い道筋。

止まらなければ、と心のどこかで思うのに、足は止まらないまま。
いつの間にか目の前に現れた下り坂へ足を踏みだそうとして――]

「バーニィ」

[懐かしい声が男を呼んだ。
振り向いた先の、幼馴染の姿に何か話しかけようとしても喉は動かない。

どうした、と問うことも出来ないままの男の前に、幼馴染は手を差し出した。]

「あげるよ」


[旅立つあの日、贈られた素朴な木製のスプーン。
ああ、過去の思い出か、と考えた男だが。
すぐさま違う、と首を横に振る。]

(88) 唐花 2014/11/27(Thu) 13時半頃

【人】 御者 バーナバス

[特徴的な赤みを帯びた木で作られたスプーンは、二つ。

旅の無事を願って、幸せを祈って。


誰のために。




男と、それから、


それから――]

(89) 唐花 2014/11/27(Thu) 13時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[音は続く。
天上のレクイエムは、彼等の為に。
>>6共に歌う音には、優しく応え、導くように。

神は、全てを見ていたのだろう

彼の歌を天へと招き
彼等へ第二の人生を与えた

彼等の為の、道標
その身に安息を

二人が再開できたかどうか
其れは歌の主には預かり知らぬ所
神だけが、知っている

Benedictus qui venit in nomine Domini.
彼は謡う]

(90) Ayame 2014/11/27(Thu) 13時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[歌声は天へと招かれた。
トレイル自身は、まだ其処に居る。
誰にも見えない。
声は天上へ。
姿は、まだ地上に。
召し上げられた魂は、歌声と共に
あった、はずだった。


>>1濁った眼を抜き取られ、喰われてゆく
>>3彼が名を呼ぶたびに
彼の傍に薄く、陽炎がうかぶ。

天上の歌は止まない]

(91) Ayame 2014/11/27(Thu) 13時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[>>12ひとつ、名を呼ばれ
その姿はひとつ、濃さを増す]

 ……

[音は無い。
ただ、自嘲を浮かべるノックスを
無い眼でみつめていた。

ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ
>>14行為の最中に名を呼ばれるたびに
トレイルの魂が姿をなしていく。

 ――――何で、なにを

[しているの、と
少女のような少年の声。
>>15濁ったものが流れるさまを呆然と見る。
>>68周囲の音は、居間のトレイルには苦痛だろう。
傍で惨状を見ているトレイルには聞こえないものだ]

(92) Ayame 2014/11/27(Thu) 13時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[止めて、穢い
そんな否定は、出なかった。
浴場での行為とはまた違い
影でしか行為を見ていない
幼い知識のトレイルでは
彼の行動の真意がわからない

ただ、名を呼ぶ音が
酷く胸を痛めた

また、名をふたつ。
シノワズリが、戻る。


――――天上の歌は止まない*]

(93) Ayame 2014/11/27(Thu) 13時半頃

【赤】 鳥使い フィリップ

 ーーーーーーっ
 …………戻って…… 戻ってよ

(*34) うに 2014/11/27(Thu) 13時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[動けなかった ここから 下山ルートに
 先導して ……山に戻ろうとすれば
 また 結局同じではないか?
 それをするだけの 体力と 食料は?
 
 髪に 肩に 動かないから白が積もる]

(94) うに 2014/11/27(Thu) 13時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[吹雪の名残が 冷やしていく
 無彩色の世界に 透明な色がはかれた]



 ………………っ

[たまらず その場に座り込む
 歌声は まだ遠いけど
 木の根元 足跡を残したまま
 小さく頭を抱えて 丸くなった

 このまま 雪が姿を隠してくれますよう

 押しつぶされそうな ルーツが
 不満げに小さく鳴いた
 それでも 彼は丸まったまま首を横に振った]

(95) うに 2014/11/27(Thu) 13時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

Ayame 2014/11/27(Thu) 13時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[フィリップが逃げるのも。
 それをドナルドとフランシスが追いかけるのも見ていた。

 声をかけても届かないから、ただ見ているだけだったけれど――]

 フィリップ、そんなところに座り込んじゃだめだよ。
 凍えてしまうから……

 早く、ドナルドたちと合流しなよ。

[フィリップの傍ら、小さく身を隠そうとするのに声をかける。
 このままでは三人とも、雪にやられてしまうのではないかと思い。
 どうしたものかと、ため息をついた]

(96) sinotaka 2014/11/27(Thu) 13時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[雪の中 冷たい のに
 ふ と なくした暖かさを感じる]


 くけ…………?

[丸々彼の腕の隙間から
 なにか に反応して ルーツがくちばし覗かせる
 何かは傍をじっとみていた]

(97) うに 2014/11/27(Thu) 14時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[繋いだ手にこめられる力>>73
先ほどまでとは少しだけ違った気がした。]

 ――… 、 フランシス。

[そっと名を呼びかける。
何を思うか知れぬまま、大丈夫と伝える代わりにその手握りなおし]

 無茶でもなんでもしてぇところだけど、さ
 そんな事したらフランシスが悲しむって知ってるし
 それに、フィリップも、さ……
 ラルフを悲しませたくないからって俺の事まで心配するんだ。

 だから――…、

[欲張りと思われても、己の思い叶える為に求め手をのばし続ける。
フランシスの笑み映しこむ隻眼は寄せられる頬の感触>>79に瞬く。
寄り添うようにあるこのぬくもりに何度救われたか知れない。]

(98) helmut 2014/11/27(Thu) 14時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[足跡続く雪を、葉の落ちきった木々を掻き分け進む傾斜。
歩むうち、隣から聞こえるはフランシスの歌声>>80
寝かしつける際の旋律とはまた違うそれが
遠吠えの代わりのように思えた。]

(99) helmut 2014/11/27(Thu) 14時頃

【赤】 小悪党 ドナルド

 戻るなら、お前さんも一緒だ。
 ――フィリップ。

(*35) helmut 2014/11/27(Thu) 14時頃

【人】 道案内 ノックス

―ブルー/それから―

[灰色の瞳の少年と、琥珀の瞳の少年と。寒さにかじんでいたノックスの両の足を擦っていた彼等を制し、手招きをする。おやすみのキスを交互に。]

『『ノックス、おやすみなさーい!』』

[扉が閉まり、ぱたぱたと足音が遠ざかっていった。

 旅を止めて工房を構えても、同族の少年たちが弟子入りをして、大人を迎えていく。作品は生まれ、愛されていく。]

(100) k_karura 2014/11/27(Thu) 14時頃

【人】 道案内 ノックス

[眠りに就く前に、ノックスはオルゴール箱を鳴らした。

 ひとつめ。黒漆で装丁し、小さな黒曜石を幾つか散らしたもの。流れる曲は、ドナウ。

 彼を、トレイルの代わりに喰らうことを躊躇わなかった。体を繋げ、愛を囁き、口を赤に染まらせることを厭わなかった。

 ただ、安らぎを願う。]

(101) k_karura 2014/11/27(Thu) 14時頃

【人】 道案内 ノックス

[ふたつめ。灰色の空に、星のような細かな金色。
 山小屋から持ち帰れたのは、ほんの一部でしかなかったけれど。

 彼は、生き延びた今のノックスを見てなんと言うだろうかと思う。愛し子の1人。可哀想だと笑うのだろうか。

 ふっと小さく笑い、頭を枕に乗せた。]

(102) k_karura 2014/11/27(Thu) 14時頃

【人】 鳥使い フィリップ



 くけっ  あ ぁ”う

[ぐいぐい と腕を押しやり
 無理やり腕の隙間から顔を出す
 不思議そうに 首を傾げる]


 …………ルーツっ
 ひえ…………る からっ

[飽きたのだろうか?ルーツの突然の動きに
 彼は困ったように ルーツの頭を
 引っ込めようと手を伸ばす

 のが ルーツにつつかれて]

(103) うに 2014/11/27(Thu) 14時頃

【人】 道案内 ノックス

[そして最後に。]


 ……トレイル。

[栗色に染めた皮膚と、シノワズリの瞳を持つ小鳥。
 箱の表層を撫でて、口付けた。


 存在を喪ってもなお、彼は居続ける。悲しむ気持ちはもう消えた。

 ただ、慈しみだけが残る。*]

(104) k_karura 2014/11/27(Thu) 14時頃

【人】 営利政府 トレイル

[天上の調べ
流れる讃美歌

トレイルの姿は
やげて薄れ、天へとかえるもの

現世へその魂を留めているのは
ひとつの



彼が紡ぐ、たった四文字の]

(105) Ayame 2014/11/27(Thu) 14時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 んー、お前、フランシスたち呼んでみない?

[顔を出したルーツに声をかけてみる。
 フィリップの手をつつく様子に小さく笑って、重ならない手を重ねたまま]

 フィリップも、あきらめてドナルドにつかまっちゃいなよ。

[囁きひとつ]

(106) sinotaka 2014/11/27(Thu) 14時頃

【赤】 鳥使い フィリップ

[歌声が聞こえるほど 先よりも近い]


 フラ ンシスも凍…………えちゃうっ から
 俺は いいから…………

[もがくルーツの羽に 落ちる雫の
 途切れる言葉で思う
 けれど ドナルドが折れないことは
 理解はしていて……ああ どうすればいいのか]

(*36) うに 2014/11/27(Thu) 14時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ルーツはしばらく彼の手をつつきながら
 虚空をみていた]


 あぁあ”ーーー♪あ

[得意げに歌っているが何の歌かさっぱりなレベルだった]

(107) うに 2014/11/27(Thu) 14時頃

【人】 営利政府 トレイル

[昨日は、傍にいた
今日は、傍にいる

明日は
わからない

信じきれていなかった彼に残した呪い
彼がその音以外を口にするさまを、まだ聞かない

記憶は風化し、溶けていくもの
やがて忘れ去られる
けれど
一番を決められない、彼が
最後まで、その枷を外すことがなかったならば

呼び続けてくれたなら**]

(108) Ayame 2014/11/27(Thu) 14時頃

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(4人 36促)

ベネット
67回 注目
フィリップ
47回 注目
ドナルド
54回 注目
プリシラ
29回 注目

犠牲者 (4人)

オスカー
0回 (2d)
シメオン
0回 (3d) 注目
トレイル
26回 (6d) 注目
バーナバス
28回 (7d) 注目

処刑者 (5人)

ディーン
19回 (3d) 注目
ラルフ
4回 (4d) 注目
ホレーショー
0回 (5d) 注目
ニコラス
21回 (6d) 注目
ノックス
38回 (7d) 注目

突然死 (0人)

客席に (0人)

村を出た人達

種別

通常
内緒
仲間
死者
客席
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