158 雪の夜に
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[灯りの少ない冷えた空間だ、 老人を痛めつけることに何の意味があるのか、 ましてや彼は人狼ですらないのに]
……医者を呼びなさい。 あなた方もわかっているのでしょう。
この人は人狼ではない、 ここで死んでしまうようなことがあったら、 あなた方はただの人殺しよ。
[自警団などというのは所詮は、 町民が自衛の為と寄り集まった組織だ。 正当化されない暴力を震える人間など、 もともとそう多くはないのだ。]
(52) 2013/12/29(Sun) 00時半頃
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まあな。
[青鉄に意味ありげな艶をのせる。 実際勿体つける程かと言われるとそれは否なのだが。 手櫛で髪を弄ると、突っ立っている女を見上げた。>>49]
ぶふっ。
[続いた言葉に咽る。]
……また突拍子もない事を。
んな訳ねぇだろ、どうかしたのか?
(53) 2013/12/29(Sun) 00時半頃
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[そう、たとえば、 あの少女を人狼だと声高く騒ぎ立てるのは、 子供に暴力を奮ったことへの罪悪感を、 正当化するための行為なのだろう。
けれど人狼など、しょせん御伽噺の類。 遠い昔に存在したことを耳にしてはいても、 あれが本当に人狼なのか、断言できるものなどいない。
案内の団員は困惑を浮かべながらも部屋を出た、 ごく普通の人間であれば、診療所へと向かうだろう。
そして女は横たわる老人に、 羽織っていた上等なセーブルをかけた]
(54) 2013/12/29(Sun) 00時半頃
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[目深な帽子は被っていない。 眠りを妨げぬように静かな所作で、 静かな瞳で――女は老人を見つめていた]
(55) 2013/12/29(Sun) 00時半頃
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…おやおや、 深くは詮索しない方がいいかね。 まあ、手紙を出せる相手がいるってのはいいもんだ。
[艶の乗った瞳に冷えた指先を仰ぐ素振りを見せて。 咽る、様子。ヤニクの姿に女は苦笑を見せた。]
突拍子もないかね。 まあ、そうか。 いいや…容疑者だからね。疑ってみたのさ。
[ちっとも温まらない指を組んで]
にいさんが人狼なら訊きたかったことが訊ける、 …とも思ったのさ。
――悪かったね、忘れてくれ。
(56) 2013/12/29(Sun) 00時半頃
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勿体ぶった言い方されると、俺の方が気になっちゃうね。
[手を組むと、そこに顎を乗せた。 斜向かいの椅子を視線で示す。]
もしそうなら訊きたい事って何?
(57) 2013/12/29(Sun) 01時頃
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なあ、アンジェ。
[一人旅の長い都合上、普段は余り発しない囁きに、 己が疑われている最中だという動揺は、 なるべく乗せないように。]
何か解ったら教えるっつってたじゃん。
どう? あの後、自警団かどっかにでも行ったか?
(*4) 2013/12/29(Sun) 01時頃
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……忘れてくれって、言ったのに。
[椅子を、目で指される。 女は眉を下げると、示された通りに 斜め向かいの椅子を引いてそこに座った。 視線は、ヤニクへとは向かない。暗い床へと落ちる。]
(58) 2013/12/29(Sun) 01時頃
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…あたし達は…、 どうやっても、人狼のあんたの気持ちを わかってやることはできないのか…。
あたし達人間と…人狼は、 互いに傷つけあわず…、 共に暮らすことはできないのか。
[言葉は、ヤニクに向けられたものではない。 言葉の先には、小さな少女の姿があるのだろう。 呟いた後、床を見つめたまま長い長い溜息をついた。]
(59) 2013/12/29(Sun) 01時頃
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[起き上がろうとするのを、 制するように傍らに、手を伸ばす。
老いて皺の刻みこまれたその手を、 女の両手はそっと包み込んだ]
ここに、……いるわ。
[目蓋を閉じれば、声がわずかに震えた]
(60) 2013/12/29(Sun) 01時頃
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……――。
[背もたれに体重を預けて腕を組む。微笑んだ。]
よくよくお人好しだな、あんたも。
人狼って人間喰わないと生きてけないって話だろ。 あんたと嬢ちゃんなら、そりゃ解り合って共に暮らすって、 出来るようになるかも知れないけどさ。
じゃあ、嬢ちゃんの腹が減ったらどうするって事だよ。
(61) 2013/12/29(Sun) 01時頃
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今、……そこにいるの。 わかったこと、なんて……、
拘留されていた人の容疑は、 とりあえずは晴れた、ということくらいだけれど。
……どうしたの?
[そう問いを返したのは、 特に用件のあるでなく囁きかけてくるのが、 少し珍しかったからだ]
(*5) 2013/12/29(Sun) 01時頃
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逆に言えば、"それ"さえなくなれば、可能性はあるかもよ。 嬢ちゃんが人間喰わなくて良いってんなら。
もっとも――
[笑みが途切れて、声は静かに低くなった。]
嬢ちゃんじゃない他の人狼がどうかは知らんがな。
[カラン、と暖炉の薪が燃え落ち、中で火の粉が舞う。 見上げた天井に炎の光が揺れた。]
(62) 2013/12/29(Sun) 01時頃
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んー。
[唸り声がどこか幼い色を帯びた。 決まり悪い気分になっている時の。 いつかの、女が生きる理由と言った、思い出話の。]
……嬢ちゃんをどうにかする方法ってあんのかなーって、
割と今、考えてる。
[ものすごく柄じゃない事を言っている、という自覚の所為だ。]
(*6) 2013/12/29(Sun) 01時頃
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――…家畜の肉じゃ、だめなのか? 満腹に食べさせても、 人間を食わないと生きていけないんだろうか。
[可能性はあるとヤニクは言う。 ハナに、人間を食べることをやめさせればいい。 自分が人狼だという自覚のなかった子供。]
もう、人間を食うのはやめて。 ――…やめて、一緒に暮らそう。
……もしもにいさんが人狼だったら、 …そう言われたら、どう思う?
(63) 2013/12/29(Sun) 01時半頃
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[長らく働いていないさび付いた処刑台、 拘置部屋は喧嘩した酔っ払いの頭を一晩覚まさせる、 その程度にしか使われることもないのだろう。
大した事件など起きもしない、田舎の港町。 警備といっても、たかが知れたものだ。 ――あの頃は、そんなことわからなかった。 この小さな町しか知らず、それがすべてだった]
……あなたがあの子を連れて、 逃げてしまえばいいのではなくて。
[無力な少女には出来なかったこと]
(*7) 2013/12/29(Sun) 01時半頃
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人間の場合は色んな食いもんが選べるから解りにくいけど、 獣にはそれぞれ適した餌がある。
まるで駄目、ではないだろうけど、多少の不利はあると思う。 例えば、体が弱りやすくなるとか。
[セレストを見遣る。]
……熊や普通の狼だって、人間の肉の味を覚えれば、 好んで人間を襲う事がある。
もし俺が人狼だったら――
[少し身を乗り出せば、俯く女の顔を近く覗きこめる。]
それはもう、試した後だと思わない?
(64) 2013/12/29(Sun) 01時半頃
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流石にあんだけの集団に追い回されて、 猟銃でも向けられたら俺だって死んじゃいますし。
[おいそれと突っ込んで大成功と言う訳にはいかない。]
だから、どういう状況なのか知りたいなーって。
(*8) 2013/12/29(Sun) 01時半頃
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[老人は熱でもあるのだろう。 朦朧とした様子で、その手は酷く冷えていた。 包み込んだ手を温めるように擦る]
……あなたのせいじゃないわ。
[投げた言葉は、確かに楔になっていた]
私も、あなたに、 謝りたかったの、……ごめんなさい。
……あなたのせいじゃないのに。
[苦味と痛みを堪えるように吐き出された言葉、 眉根の寄せられたまま、青の双眸は滲む]
(65) 2013/12/29(Sun) 01時半頃
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[人狼は人間ではなく獣だと、ヤニクは言う。 その言葉に違和感を感じるように眉を寄せる。 だって、ハナは言葉だって通じるし見た目だって。 あの爪と牙がなければ人の子供だったから。]
……体が弱くなっても。 死ぬよりは…マシじゃないか。
…死んだら、全部終わっちまう。
[ただの名もない石になる。 女の母親がそうなったように。
少女は、あの少女はどうだったのだろう。 あの自覚のない人狼はどうして人を襲ったのか。]
(66) 2013/12/29(Sun) 01時半頃
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[身を乗り出す気配がして、はっと顔をあげた。 女の瞳に、暖炉の灯に照らされた青鉄が映る。]
……試して…、駄目…だったのか……?
(67) 2013/12/29(Sun) 01時半頃
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あら、想像つかない? 設備なんて粗末なものよ。
なんなら人狼を捕まえた祝いとでもいって、 薬でも混ぜたお酒でも差し入れしてあげましょうか?
[状況はどうとでもなる、と踏んでいる。 あとは当人たちの意志次第だろう、と]
(*9) 2013/12/29(Sun) 02時頃
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[ハナが自警団に連れていかれるに至るまでのやり取りを、ソフィアは見ていない。 祖父は自警団に捕らえられている事を、セレストから聞いた。 きっと酷い目にあわされたに違いない、と祖父の言葉を思い出す。 目から涙が滲み指で拭った。
連れていかれたハナはどうなってしまうのだろう。 普段から馴染みがあり、よくその姿を見かけていただけに胸が痛んだ。 何故あの子が人狼なのだろう、そう思っても仕方のない事はソフィアにもわかっている。 けれど、そう思わずにはいられなかった。]
(68) 2013/12/29(Sun) 02時頃
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……ああ、
[そして、ふつりと、途切れる]
(*10) 2013/12/29(Sun) 02時頃
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……そうだな、多分死にたくなかったんじゃないか。
[旅人は、ハナの死んだ母親の祈り文句を知っている。 恐怖によって容易くコントロール出来なくなる暴力を、 傍に置いて生活する事の危険性を考えた。
言葉で、切迫した本能を凌駕出来るとは思っていない。 弱った体が均衡を取り戻そうとして人を襲う事もある。]
あんたがそこまで肩入れする理由が、良く解んないや。
[間近の双眸に暖炉の炎、橙色の光がちらりと揺れた。]
まだ小さい子供だから?
(69) 2013/12/29(Sun) 02時頃
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[そっと壁に身を預けた。 その向こうで彼はどうしているだろう。 痛がっているだろうか、苦しんでいるだろうか。 彼に万が一の事があった時、ハナをゆるす事は自分にはできるだろうか。]
…お願い、死なないで。
[きっと彼には聞こえない声だろう。 それでも彼に届いて欲しいと、祈るように言った。]
(70) 2013/12/29(Sun) 02時頃
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――…、
[ヤニクの言葉に女は黙りこくった。 あの牙を見ても、爪を見ても、 女から見てハナは人の姿をした子供だった。 人の姿をした獣とは見られなかった。 人なのだから理性で制御できる筈だ、と、 その考えが頭から抜けきらない。]
(71) 2013/12/29(Sun) 02時頃
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[女がハナに肩入れする理由はなんだろう。 まだ小さい子供だから。そうだ。]
…違う。
[思ったことと違う言葉が口を突いて出た。 青鉄の瞳を見ていられなくなって、視線が落ちる。]
あの子が…、
…あの子が、 人殺し…だったから。
[ああ、と、小さく呻くような声が零れた。 両手で、顔を覆う。 どうしてこんなにも少女を助けたいと思ったのか。 違う、少女を助けたいわけではなかったのだ。]
…あたしは…、…最低だ。
(72) 2013/12/29(Sun) 02時頃
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[ヒューの怪我の具合はどうなのだろう。 彼もまた、生死の間を彷徨う程には重症なのだろうか。 港で会話した時、懐い笑みを見せてくれた姿が脳裏にうつる。 また、彼は船を見送らねばならなくなるのだろうか。 しかも、去年よりその身体は悪い状態になっている可能性すらあり、それは…、 ]
……
[彼の笑んだ顔が頭から離れず、額に手をあてた。]
(73) 2013/12/29(Sun) 02時頃
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[絞り出されたような問いに、言葉では答えない。>>67]
……あんたは、良いかも知れないね。 嬢ちゃんも良いかも知れない。
――けど、あんた以外の人間は駄目だろうな。
[人狼に喰い殺されたという人間。 あるいは襲われた船乗りの男。その縁者。 何よりハナを捕らえ、人喰いの化け物を殺せと叫ぶ大多数。]
そして、嬢ちゃん以外の人狼も、駄目かもな。
[ただ、不思議と艶を帯びた青鉄は、薄く笑みを刷いて、 深淵を覗く覚悟を問うようにしている。]
(74) 2013/12/29(Sun) 02時頃
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