59 海の見える坂道2
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[逃げれたか?多分、うん、逃げれたはず。 元々青年は見た目通りすばしこい。ホリーには掴まらないだろう。 既に場所は、随分と坂道の上まで登って来た様だった]
だっ、大丈夫、か?オスカー? 流石に、疲れた、だろ?
[荒い息を吐きながら、もう前方に聳えている時計台を仰ぐ。 背後から追い縋る"鬼"から全力逃亡するのは体力を使った。 やがて、同じく荒い息を吐きながら顔を上気させて居るオスカーを窺って]
(201) 2011/08/09(Tue) 20時半頃
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…………そ、その……
…………………悪かった…よ…… 本当に女だったなんて、思わなくて、さ……
[色々と、直視出来なかったので少し目線は逸らしてる。 只今脳内で性別認識を全力変換している事と、上気して艶ぽく視える頬と。 後何やらかんやら、女性に対してやらかした事辺りが理由]
(202) 2011/08/09(Tue) 20時半頃
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で、でもよう…… 確かに説明もされなかったし、思わなかったけど。
ん……
[可愛いと思うなら気付けよバカ、ともごもごと口の中で。 妙に気まずくて視線が戻し辛い]
とりあえず……ホリー、どうしよっか。 このままじゃ俺、絶対祟り殺されるよな
[或いは刺される。食事に毒物混入もありうる]
(219) 2011/08/09(Tue) 22時半頃
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と、とりあえずさ。 そこ、座って考えねー?
[時計台の正面には、小さな広場があり、幾つかのベンチが。 誘って示したベンチの対岸には、桃色のガウンを羽織った老婆が一人。 確か彼女はこの時計台の看守だったか]
足、お前も疲れてるだろ? 何か飲みもん買ってこようか?
[今日は夏日にしては涼しい目。 多少雨足もありそうだが、年寄りには助かる気温なのかもな、と埒外に考えたり。 兎に角ベンチに誘いながら、さてどうしようか、と]
(222) 2011/08/09(Tue) 22時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/09(Tue) 22時半頃
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あ、俺はスイ…… ごめん、レモンジュースでも飲むわ。
[一瞬飲み物を訂正したのは気のせいと言う事にしておく。 近くなら酒場でもどこでもジュースなら売っているだろう]
今のホリーなら、本気で祟りでも呪いでもやりそうだぜ。 ……どーーしよっかなぁ……
[オスカーの分のジュースも奢る。少しお詫びも込めて。 中々良い案が思い浮かぶでもないが、素直に土下座も勇気が要る。 果たして、素直に土下座すべきか(奇)、突飛な考えに飛びつくか(偶) 1 ]
(235) 2011/08/09(Tue) 23時頃
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やっぱ土下座しかない……?
[他に解決策が中々思い浮かばない。 幾つか突飛な考えを思い浮かべたりしたが、流石にそれは色々とまずい。寧ろ逆に怒りを煽りそうだった]
オスカー… 良かったら、俺の骨は拾ってくれな……?
[ほんの少し小粒な雨がぱらりぱらりと。 雲は真白、にわか雨はすぐに止みそうだが、どうする、と顔を向けるだろうか]
(237) 2011/08/09(Tue) 23時頃
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女の子に金払わせるなんてカッコわりーだろ。
[気にしてるのもあるが、照れ隠しの様に、二歩ほど先に進みながら]
昔からそういうのは男の役割だって相場決まってんだよ。 ちなみにヤロー同士は半分コな。
…あ、そのジュース良い香りしてんな。
[こっちも随分と夏の酸味が効いたレモン。 寧ろジュースの割に、果汁効き過ぎなくらいで、寧ろ美味しい]
(257) 2011/08/09(Tue) 23時半頃
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俺は絶対に理解されないと思うぞ……
[多分、いや決して大げさではないと思ってはいる。 寧ろ土下座してもそのまま頭踏みつぶされる覚悟も勿論]
幾ら間違いや勘違いでもさ… 流石に、双子の妹の…… ……その、胸…触られた、で。 殺されないって事は無いと思うぞ
[尤も、当人である双子の妹の判断が正しい事を祈る。 そりゃもう切実に祈る]
(259) 2011/08/09(Tue) 23時半頃
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雨…降って来たな。 どうする、そこの時計台にでも入れて貰おうか?
[手の甲にぽつりと水滴が落ちる。 此処からアパートまで降りるとなると少し時間も掛かりそうだ。 何より今はまだホリーと鉢合わせる勇気は無い]
ほら、濡れるぞ、オス…… ……あー、オスカーって、男の名前だよな。 やっぱ呼び方ちゃんと呼んだ方が良いか?
[そういえば最初会った時、本名らしき物は訊いて居たが。 "女っぽい名前"は忘れて、早々にオスカーと呼んでた気がする。 やはりちゃんと女の子ぽい名前で呼ぶべきだろうかと]
(260) 2011/08/09(Tue) 23時半頃
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……ま、まぁそういう事で良いんじゃねーの
[勿論女の子扱いしている。 寧ろここまでやって男扱いしてたら、流石に救われないと思う]
――……
[少し後ろで、美味しそうに歓声を上げる様子。 ちら、と後ろを見ると、綻ばせている顔は、充分可愛いと言って良い物。 さっきコンプレックスと言って居たが、正直何に対してか青年はギモン。充分可愛いと思う]
(279) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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…これも。飲むか?
[檸檬の香りのする、未だ半分以上残っているそれを、ぶっきら棒に差し出そうと。 ただ、既に口付けているとか細かい事を考えれたら最初から苦労しない]
…わりぃ…… てか、何度も聞いてるけどお前はそれで良いのかよ? 俺が言うのもあれだけどさ…… もう少し、気を付けても良くないか?
[まぁ確かにパッと見男の子に見える。 でも可愛いと言う点は変わり無いんじゃないか? 寧ろ今までよく無事だったな。色々考えたり]
(280) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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おいおい、俺に聴かないでくれよ。 ガキの頃ならまだしも、俺、まだ半年何だぜこの街。
まぁ、この街で一番見晴しは良いんだとよ。この上からの景色が
[時計台の中はまぁ普通と言ったところだろうか。 上の方に上るのは、少しだけ苦労しそう。子供には少し危ないだろう]
……まぁ、最初の時も構って無かったしな。 あー、わりぃ、確かー……
オティーリエ、かぁ。 ……何か随分可愛くなったな、名前が。
[眼の前で、くるりと振り向きながら冗談ぽく。 こうして見ると、確かにどこからどうみても女の子だった]
えーと。よろしく……?
(284) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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