49 海の見える坂道
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そのまま装飾品を使ってくれてる人も居れば、 転売目的だろうなって感じで大量に買う人も居て お客さんも色々いて商売って楽しいよ。
私って場を賑やかす才能あるのかも!
私はもうお腹いっぱい!
[パンが飛ぶように売れる様を見てからセシルに笑いかけ]
薬売りなさいよ、薬。 行商人にとって薬って生命線らしいわよ?
[薬を売る気のないサイラスに呆れてため息をつき 続く話題には少し考えて]
サイラスはお風呂入ってる時とかに急に新しい調合とかを やってみたくなったりしない?
(349) 2011/04/12(Tue) 22時半頃
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今の時期ってホント何でも柔らかくて美味しいのよね。
ヒントになったなら美味しい料理出来たらご馳走してね!
[ネルの反応に目を輝かせて手を組んだ]
手先の器用さなんて関係ないよ。 ありきたりな言い方だけど、反復練習と後は情熱ね。 やる気になれば人間なんでも出来るって。
自慢のパパだけどたまに存在が大きすぎる気もしちゃうけどね。
私はそんなパパの考え方を広げる役割なのよー。 うん、行ってらっしゃいネル、また後で!
[走ってゆくネルの背に声をかけて大きく手を振った]
(351) 2011/04/12(Tue) 22時半頃
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これと、同じ? もちろん全く同じ形ってわけじゃないよね?
んー……いいよ、その方向性で作るね。
[ネックレスをじっと見つめてから凛とした表情で頷き すぐに表情を笑顔に戻す]
私、お風呂入ってる時に一番インスピレーションが湧くんだもん。
インスピレーションってそんなものよ。 突然急激に何かしたくなるみたいな、 しかもそう言う時に作る物は出来が良かったりね。
[サイラスが考えてくれる事には嬉しそうに微笑んで]
わー、じゃあ儲かったらお酒奢ってね♪ うふふ、タダ酒タダ酒♪
(359) 2011/04/12(Tue) 22時半頃
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うん、絶対サイラスが気にいってくれるような物作るよ。
リラックス出来るからなのかもね、 だから人それぞれで違いはあるとは思うけど。 例えば、ゼルダさんのネックレスとかは私が作ったよ。
[エヘンと口に出しながら胸を張った]
大丈夫大丈夫、儲かる儲かる! 別に紹介しても良いけど……あ! あのマズイ薬の事聞こうと思ってる?
えー、いっぱいお酒呑むのダメなんてなんでー? アンタが真面目にお店やれば財布も潤うと思うんだけどね……。
[深く深くため息をついて指を離した]
(375) 2011/04/12(Tue) 23時半頃
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っと、もう大分日も暮れてきたし 私も最後にもう一回りして今日は帰ろうかな。 じゃあ、サイラス、楽しみにしててね!
あ、ゾーイちゃんと、モニカちゃん、ジョージ君もまたね? あんまりお話しできなくてお姉さんちょっと残念。
三人ともいっぱい食べて大きくなるのよー。
[ゾーイ達に手を振りながらパン屋の前から駆け出し 雑踏の中へと消え……ずに戻る]
いけないいけない、これ忘れるところだった。 じゃ、今度こそまたねー!
[リボンの付いた箱を台の上から手に戻して改めて駆け出す]
(378) 2011/04/12(Tue) 23時半頃
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うーん、大分露店も終わっちゃってるなぁ。 何か物珍しい服とか、あったら欲しかったんだけど。
[人々の群れも疎らになった市を見回せば まだ服らしきものが飾られている露店を目にして]
お、まだやってる露店なんてラッキー! ソフィアへのお土産第二弾!
[露店に駆け寄って店員に声をかける 頭に帽子を被ったモコモコ頭の仕立て屋が明るく話し掛けて来る]
ねえねえ、珍しい服はない? この辺じゃ見ないような服が欲しいんだけど。
[仕立て屋は少し考え込んでから数枚の服を取りだして並べた]
(383) 2011/04/12(Tue) 23時半頃
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[仕立て屋が取りだしたのは 1.チャイナドレス 2.着物 3.バニーガール 4.ベリーダンスの衣装 5.熊の毛皮 6.黒いワンピースと赤いリボン の6つ]
……え?
[流石に絶句したが、 どうやらこれしか売れ残って居なかったらしい 代金は半額で良いと言うことだったので 珍しさもあってとりあえず3を買う事にした]
……まあ、ソフィアに着せよう。
[改めて購入したソレは異質だったが 蚤の市らしい買い物ではあるよね、と自分に言い聞かせた けれど自分では着る事はないと思う、多分、いやきっと]
(392) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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さ、気を取り直して自分のお土産買おう。
[買ってしまった物は仕方ない、 翌週の蚤の市に出るかもしれないソレを手に再び露店を巡る]
うーん、もう大分露店もないしなぁ。 なんかこう、ずばーっと胸に刺さる物はないかな。 そう言えばセシルが玩具があったとか言ってたっけ。
[茜から濃紺へと姿を変える空に慌てて露店を見に行くが 既に玩具を売っていたらしい露店はそこには無かった]
あーあ、残念……。 ま、しょうがないかぁ。
[とぼとぼと帰路につこうと思った矢先に一つの露店が目に入る]
(398) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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これ、綺麗ね。 どうして売れ残ったの?
[小さな宝石箱を手に柄の悪そうな露店の男に話し掛ける
「店を出したタイミングが遅かったのと……。 俺の見た目だろうよ。 自分で言うのもなんだが、かなり怪しいだろ?」
と言って笑った男はどこか可愛く思えてつられて笑った]
ねえ、これいくら、買うわ。
[男はぽかんとしていたが口端を吊り上げて値段を告げた
「毎度あり、中の石はサービスしとくぜ」
宿代1日分程の代金を支払い、男の言葉に箱を開けると 中には宝石ではないが綺麗な石が入っていた]
(407) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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気前良いのね? それともこれ、盗品か何か?
[冗談交じりにそんな事を聞くと男は大きく笑い飛ばした
「いくら綺麗でもただの石ころだ。 価値なんざないそこらへんのな。 それでも子供には喜んでもらえるかと持って来たのさ。」
男は宝石箱の代金を受け取ると片付け始めた]
おじさん名前なんていうの? また今度来た時にもこういう石、見つけてきてくれない?
私、顧客になってあげるから。
[男は再度大きく笑い飛ばしてヘクターとだけ告げて 少ない荷物を持って闇の帳へと姿を消した**]
(414) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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