162 絶望と後悔と懺悔と
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―『常磐』―
[部屋一面に、緑色の反物が用意される。 萌黄、若葉、若竹、緑青、千歳緑、常磐、深緑、鉄色、天鵞絨、革色……。]
『―――、わかるかい?』
[男児は首を振る。 すると男は障子を明け、小さな中庭の松を指さした。]
『松は桜と違い、秋になっても冬になっても、葉を落とすことがない。 つまり、』
(124) 2014/02/12(Wed) 17時頃
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『――――永久不変、
なんだよ。』
[男児はじっと松の葉を見ていた。触れれば刺さってしまいそうな、細い松葉を。 青みの濃い、緑色を。]
『……では、もう一度。―――。 自分の色を、探してみなさい。』
[柔らかな朝の日差しが室内を照らす。 深呼吸し、男児は目を凝らす。
日の当たる場所。陰る場所。 松葉と何度も往復させ。
小さな指は、やがて―――『常磐』を指す。**]
(125) 2014/02/12(Wed) 17時頃
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―城の中・自室―
[額に浮かぶ汗を拭ってやる。 握った手が動き、目覚めを知らせた。]
あまね……おはよう。 傷の具合は、どう?
[まずは様子を伺い。]
………まだ、殺さないだけ。 まだ少し、生かしてるだけ。
(138) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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トレイルは、瞬き、言葉を詰まらせた。**
2014/02/12(Wed) 19時半頃
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―城の中で、理依と―
つまり、今回も理依が逃げた――…と?
[笑って言う事かと眉を顰め。>>*41 互い違いの様に表情が変わる。
嫌味のある物言いをしたと左足を下げて身構えたが拳のひとつもとんでこなかった。]
………そう。 その言葉、覚えたから。
忘れたら、――――恨むよ?
[握られたままの理依の拳。 何と一緒に握り締めたのか……何も、聞かなかった。**]
(*50) 2014/02/12(Wed) 21時半頃
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―城・自室―
……
[『そうだよ』だなんてリカルドの物真似をしたら白い目で見られてしまいそうだし、何よりすぐ近くに彼女が居たとしたら気まずい。なので、零瑠は大人しく黙っていた。>>151
手当ての言葉にこくと頷く。>>155 歯を噛み締める音に、眉を寄せる。]
悪趣味……。 なに、周。目覚めなければ良かった?
[手の力を緩めていく。>>157]
(163) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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………周の知りたい『みんな』って、誰の、こと?
[守護部隊の、陸軍の。 そして吸血鬼の。死体の数は多い。]
直円、は……死んだ、よ。 殺された。形見のひとつも、ない……
(165) 2014/02/12(Wed) 22時頃
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仲間全部……は、ふふ。
周、らしい…。俺のことも、うん。 だから、
[だから周は此処に居るんだろう。 ばかな事を聞いたと項垂れる。]
敵方に、捕まったまま――って。
[嬉しいと思ってくれたことに小さく笑み、言葉の先があるのかと待つ。>>164]
(172) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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……あぁ、涼平も、城の中に居るよ… どうして来たのかは、俺、知らないけれど。
[サミュエルが死んだ情報は手に入れてないと 告げ。リカルダも無事だと告げる。]
……ねぇ、周。おなか、空いてない? 俺。食べられるものを持ってくる、から。
[その前に。 夜桜に指先を伸ばし、桜花を撫でる。 紅の眸がいま求めるのは、ひとつだけ。]
(175) 2014/02/12(Wed) 22時半頃
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―回想―
[居なくなってしまった直円への反応は皆様々で。 主人の視線も様々に見える。>>*51
零瑠が見せる言動は、計算したものではないけれど、 主人の視線と表情とに、喜びを覚えた。]
…
[武勲を立てたものとして真弓の名が上がり、 零瑠は唇を結び視線を下げる。
が、次いで自分の名が呼ばれ、はい、と明るい声で応えた。]
(*55) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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[別の褒美とは何だろうか。真弓に視線を投げるものの。 与えられる褒美に喜びを隠せない。
また、あの至福を得られる。
けれど、自分一人の成功ではなかった。 作戦を成功させたのは、明之進も同じ。 この人は全て見ていたのに…。
やや後方に居る彼を振り返り、その視線を主人に向け。 恭しく頭を垂れた。*]
(*57) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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そう、涼平まで。周は何も出来ないよ。これは、覚えていて。
[桜花から周の首筋へ。 1度噛み付いた傷痕が、微かに残っている。 背中の傷も、まだ痛むようだ。 あぁ、周は人間なのだなと。思う。
自分の分の食事も――と、首筋に顔を寄せようとしたが、 扉の叩く音に邪魔をされた。それに、リカルダの声もする。>>180]
……先に、周の分を持ってくる。
(194) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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[立ち上がり。]
大人しく待ってて。 リカルダに何を言われても、この部屋から出ないように。
いい子で居てよ? 周。 俺に命令を破らせるような事を、しないでくれると助かる。
[ぴんと額を小突いて念押しすると、零瑠は部屋の扉を開けて部屋を出て行く。>>184]
やぁ、リッキィ。周なら起きているよ。 手短にね?
(196) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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トレイルは、リッキィの頭に手を乗せ、やんわりと労わる様に撫でた。
2014/02/12(Wed) 23時頃
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…わかっていると、思うけど。リッキィ。
(*59) 2014/02/12(Wed) 23時頃
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周は怪我人だから、無茶な事をさせないで。
それと、万が一だけれど。 部屋や城の外に逃がそうだとか…そんな事、しちゃいけないよ。
周は俺が、此処に連れて来たんだから。 どうするかの権利は俺に在る。そうでしょう?
[再会の為に、部屋を訪れたのだと思いはすれど。 ほんの僅かの可能性だって、潰しておきたいのだ。]
(*60) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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トレイルは、サミュエルの髪の色は山吹茶だなとふと思い出した。
2014/02/12(Wed) 23時半頃
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……磔にされた周や涼平を、見たくはない――よね? 俺だって、見たくない、よ。
[彼女を疑っている訳ではない。 在るとすれば、焦り。
どんな風にすれば主人が愉しめるか。 『贄』をどうすべきか。>>*63 思考を巡らせる。 余計な事を考えてしまわないように。追い出すように。]
(*65) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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[やれる事の1つに自分との会話も含まれていた。 目頭が熱くなり、釣り上がる唇を眩しそうに見詰め。>>198]
頼もしい。流石、『おにーちゃん』。
…周はさっき、リッキィの事呼んでたから。 ちょうど良かったんじゃない?
[周の匕首は腰にあるが、学生服の上からは見えぬだろう。 良かったと微笑み。>>199
リカルダとの内緒話が終われば、今度こそ部屋を後にした。*]
(209) 2014/02/12(Wed) 23時半頃
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ん、そっか。ごめん。
[余計な事を言ったと、髪を撫でる手は優しく。>>*66]
『家畜』>>*63の辿る末路>>*65を口にした。 周は『特別』なのだ、とは
……言えなかった。]
そう、だな。 聞いておいてよ…。 吸血鬼になるつもりはないか、って。
そうしたら、『みんな』……
(*69) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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…いや。何でもない。
リッキィはリッキィの、したいようにすれば良いよ。 最善を尽くせば、いい。
あぁ。 涼平の事は柊に任せようと思ってるけど、リッキィも気にかけてあげて。
[言葉を途切らせたのは、自分でも何を望んでいるのか分からなかったからだ。]
(*70) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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[指先は、先ほど桜を愛でた。 現実であって欲しいと願った、夜桜。
何か、なにか。 大事な事を忘れている様な、気がするのに。
例えば、どうして流血がダメなのか。 鬼になり、克服させられたことに少なからず安堵したものだ。 理由の分からぬ事への恐怖が、消えたから。]
(222) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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[希望。希望。
昔。 書き散らしたものを思い出す。
『冀望』。その意味は―――…*]
(*71) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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―城の中・厨房らしきもの―
……酷いな、ここは。
[鍋の中には具の少ない汁物。 あからさまに栄養価が不足している。
『家畜』用の食事なんてこんなものかと、腰に手を当てて溜息ひとつ。*]
(226) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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―陸軍駐屯地襲撃の翌日―
お父様。食事の支度が整いました。
[用意された血杯>>*54を盆に乗せ、主人の部屋を訪れる。褒美の為に。
明之進との違い>>*63は何か。 聞けばそれは明らかで。]
…贄は、まだ眠っております。 怪我の治りを待つつもりはありませんが、 失った血が少しでも回復するまで、しばしお待ち下さい。
(*72) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[鍋に火をかけ、形の歪んだ貧相な人参とじゃがいもを刻んで放り込んだ。 今日の食事は豪勢になるな。喜べ。 その分、明日の食事はないかも知れない。
何をするのかと咎める吸血鬼を制す。]
……
[医者に治療させたのは「生かせておけ」という『命令』ではない。 今、周の首が繋がっているのは、『許可』があってのこと。
彼の暫しの延命を願い出たのは、零瑠だ。
けれど、正直には言わなかった。 誤解を深める事を口にした。
生かすも殺すも――…零瑠次第。そう、今は。*]
(244) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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―主の私室―
[古びた本の香り。>>*75 墨色が指を染めなくなって、5年が経つ。
主人の手に和綴じの本が在るのを認め、 題名が何かと首を伸ばした。
上がる顔の、その耳に掛かっている眼鏡を認め、 まさかと思考を明後日の方向に飛ばし。 有り得ないと自ら打ち消した。]
珍しいお姿を拝見出来ました。 良くお似合いで。
(*78) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[襟元を緩めた長い指、上下する喉仏に視線を奪われ、呆とその場に立ち尽くす。>>*76 食事の終わり、掛けられた言葉に姿勢を正す。
殺すと鬼として活かすのと。 どちらがより愉しみを引き出せるのかと、考え倦ねていたのを見透かされた様で。 唾を飲み込む。
揺れる金の髪。椅子の僅かに軋む音。]
……はい。では、お側に。
(*79) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[紅と金の、その色に。魅入られる。 どんな懺悔も叶う気が、して。
片膝を長椅子に乗せ、白絹の下に指を滑らせる。 左側を選ぶのは、主の右腕を自由にさせる為。
一頻り撫でて血の筋を探し。]
あなたの血を頂けることを、感謝いたし、ます…
[礼と共に口を開き、牙を刺した。 目を伏せて味わうに意識を向ける。 次第に腰が下がり、椅子に半身を置く頃には、 腋下に入れた腕が左肩を掴み、縋る。*]
(*82) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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―厨房→明之進の部屋―
[ましになった汁物を椀に注ぎ。 温かい内にとまずは明之進の部屋に寄る。
扉を開けて中を一瞥する。]
涼平。飯。
それと、伝言。 「ありがとう。生きててくれて」
――って。
[誰からの伝言か、と問うて見せ。 外れれば素直にリカルダだと知らせよう。*]
(258) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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[そうして。
―――ごめん、と。
心の内で誰かに詫びた。]
(*83) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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―自室・前―
[部屋の前で立ち止まり、扉を叩くを憚った。 耳を欹てるとまだ声がするように思えたから。
廊下で暫く待っていようと。壁に背を預けた。
待つ間。ふと唇を指でなぞる。 空腹かと尋ねられれば否と答える。
あの至福の時間は、思い出すだけでも全身が喜色を示す。
それでも周の血を求めようとしたのは、 人間と吸血鬼なのだと、再びその差異を示す為。**]
(263) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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―ゆめ―
[扉を叩く音に応じると、そこには絢矢の姿があった。 どうして、と目を見張る。 帝都から遠く離れた海外だというのに。]
『おめでとう』>>236
[益々訳が分からない。零瑠は悩み、 白髪の目立つようになってきた胡桃色を掴む。
絢矢は腰まで届く黒髪を揺らし。 自身の誕生日を忘れたのかと責める。]
……あ。あぁ…そう、か。今日。 いや、別に、誕生日如きでわざわざ遠くになんて。 それに、もう祝われるような歳でもなく…
あぁ、待て。待て、絢矢! すまない、俺が悪かった。
(266) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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