194 花籠遊里
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[彼らは籠の花、今は己の花。 散らすも愛でるも、一夜主人の匙加減一つ。
どれだけ夜を深めても、彼らの目の前には、朋が居る。 夜と切り離されたはずの、昼の世界も見えるだろうか。>>235]
それもそうさな。 ――では、藤の字よ。お前さんが教えてくんな。
朧は今、どんな顔をしているかね。 ―――…お前の朋は、どんな顔で啼いてくれるかね。
[態とらしく、思い至ったように嘯く唇。 ねとりと低音が朧の背に落ち、体液に塗れた怒張の先端が、 朧に自慰を強いて綻ばせた菊座を捉えた。]
………さぁ、教えてくれよ。
[朧の後ろ髪を強く引いて、痩躯を一息に穿つ。 狭隘な肉の狭間を押し進み、朋を犯した熱杭が、空に滲んで浮かぶ月さえ、辱め堕とす。]
(241) 2014/09/16(Tue) 23時頃
|
|
[逞しい熱は、斜に勢いづけて打ち込む角度。 最初から性器裏から始まる隆起に狙い定めて抉り。
己の熱は、万進するほどに欲情を呼び、硬度を取り戻す。 陰茎に浮き上がる血管すら、朧の体内へ細かい脈を走らせて。
グ、と腰が朧の臀部にぶつかるまで、身を軋ませた。 休息を与えず、満たす身体と、己の征服欲。]
―――ハ…ッ、
[朧月の向こうから惑う藤色を見下ろし、獣の瞳が声を促した]
(242) 2014/09/16(Tue) 23時頃
|
|
はい、約束です。
[後で、指きりげんまんでもいたしましょうか>>236 僕がベルさまを忘れてしまったなら、針千本残らず飲み干しましょう。
こうして、身体を重ね、情を繋ぎ。 いずれ訪れる結末までは、咲き誇る花であり続けるのです。
ベルさまが何かを謂いかけてらっしゃる気がしました。 ですが、唇は動きませんでした。 だから、僕も言の葉には致しません。
暖かな櫻の『花』が『しあわせ』そうに、笑むのです。]
(243) 2014/09/16(Tue) 23時頃
|
|
ン、くっ… はぁ、っ あ
[愛おしいまぐわいの中、滲む寂しさを胸の裡に感じながら 彼が零す吐息に息を上げては、浅い呼吸を共に二人で繰り返しました。 圧し進められていく熱はやがて ベルさまが僕の名前を呼ぶと同じ頃に、締め付ける襞の奥へと辿り着いたのでございます。]
ル、さま… ベルさ …まっ
[きゅう、きゅうとそこは蠢いていたでしょう。 繋がりあう喜びに、涙の代わりに汗が伝い 噎せ返るような櫻の香を、纏いて蝶を誘うのです。
宣言通りに>>239繋がる部分が引き抜かれかけ 行かないで、いかないでと強請るように 欲を示すベルさまを、締め付け引きとめようとするのでした。
腕は自然と、彼の背中へと回ります。 肩口に額を押し付けてしまうこと、数度。 僕の中にある熱を感じながら、名前を何度も呼ぶのでございます。]
(244) 2014/09/16(Tue) 23時頃
|
|
[僅かに与えられるもどかしい刺激>>240。 心と躰は繋がっているようで切れている。 男としては随分と細い肩をぶるりと震わせ、熱い息を一つ吐く。
……あぁ、嫌だ。自分でも制御できていないこの快楽に染まり始めている朧の顔を。 見られたくは、無いのに。
手綱のように手荒く扱われた痛みも、自ら受け入れやすいように解したはずなのに走った痛みも。 藤之助から感じる視線さえも。]
っく、 ぁ!
[異物感も熱も全て、『意思』とは全く関係無く全て快楽へと書き換えられていくのは花故にか。 我慢できずに零れた甘ったるい菓子のような声。 切なげに、しかしどこか喜びすらも孕んで低く響いた。]
(245) 2014/09/16(Tue) 23時頃
|
|
[嫌というほど熱を硬さを訴えたそれは、朧の内部を掻き回す。 そこには花への情や気遣いなんて優しい物は無い。>>242
奥深くまで届きうる荒々しい動きに、熱っぽい息は段々と悩ましい声が混ざっていく。 自分ではどうにもできない、快楽と熱に溶かされつつある声。]
んっ! ……ぁぁっ、 は、ぁ……
[下腹部に熱が集まり、徐々に鋭く硬さを増していってしまっている陽物が嫌でも目に入り。 真っ白な布にはっきりと皺が刻まれた。]
(246) 2014/09/16(Tue) 23時頃
|
|
[虚勢を張っているのだろうか、それとも凛と雲の無効で輝いているのだろうか>>235 この状態を崩さない様にと腕に力を入れる友へ向ける視線は不安と心配が混じったものだったろう 蝶と己の物とで化粧された白を拭おうかと手を伸ばそうとするが、その前に遠ざけるようにと弧を描いて顔は蝶の方へと向けられる
それに戸惑っていればぽたり、髪を掴まれ顎を逸らした彼の顔を彩る白が頬に落ち同時に蝶の声が響く>>240>>241
朋の顔はどんな顔か そう聞かれれば困った様に友を見る 戦慄く唇、揺れる瞳。日常が還ってくる そんな表情を荒々しい光宿した瞳で、蝶は捕えていたろうか]
(247) 2014/09/16(Tue) 23時半頃
|
|
[やがて、少しだけ震える唇が紡ぐは友の痴態]
朧の雲が撮りさられた顔は色を帯びて御座います。 与えられる熱に潤んだ瞳、吾亦紅色に染まる頬、そして張り詰めた弓の様にぴぃんと鳴る艶やかな声
煽情的ともいえましょう。 白い夜露に濡れた大輪の華にてございます。
[淡々と述べる。どこか哀願するような許しを請う様な声音になってしまったのには気づかれない様に願いながら
腹の上では友が言葉通りの痴態を見せる>>246 褥を掴み皺が出来るのも構わず喘ぐ様はまさに花が咲き乱れる様であった]
(248) 2014/09/16(Tue) 23時半頃
|
半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/09/16(Tue) 23時半頃
|
――……
[ごめんなさい、朧
と。蝶の言葉により友の貌を伝える際に小さく告げる 命によりその怜悧な顔を穢し、なおも言葉で責めねばならぬ事への謝罪と、それでも目を逸らせぬことへの懺悔であった]
(*52) 2014/09/16(Tue) 23時半頃
|
|
[朧の形整う肩に走る痙攣は、己の下肢に熱い欲を誘った。 媚を知るからこそ、無意識の痴態は不意打ち如く邪を掻き立て。 己の深層から滲む身震いは彼に収める熱にまで伝う。>>245
満たされる悦びを知っている肉体は甘く、 玲瓏な普段の面差しを忘れさせるほど内壁が妖しく絡みつく。 充足の呼気は途切れて熱を孕み、彼の臀部に手を掛け尻朶を左右に開いた。
そのまま。隙間無く己の形を覚えさせる狭隘を 拡張するように最初に与えるのは淡い旋回。 奥ばかりに円を描き、淫液を塗りこめ。彼の腰も追従させる躾。
ぐず、ぐちゅ、と水飴のように蕩けた音が三者の合間で立ち。 朧の身体で奏でる旋律は、砕鏡を細かく粉に変えさせる。]
(249) 2014/09/16(Tue) 23時半頃
|
|
流石に年季が違うねぇ――…、 男に強いられて、こんなに感じるかい。朧よ。
[年下の藤之助の前で、揶揄めいた賞賛を投げ、 素直に喘ぐ花に褒美の一打を深く与えた。
腰を引けば、懐いてくる媚肉を歪め、衝撃で均す。 その度に生々しい音が溢れ、牢に反響する性交の楽。
腹の内側を暴れる熱源は、従順な身体に最終的な成長を遂げ、 脈の一筋すら粘膜に刻み、体内に己の鼓動を覚えさせる。]
(250) 2014/09/16(Tue) 23時半頃
|
|
[彼の上で睦む蝶と花。 蜜吸いに喩えるには苛烈で、その様は捕食に似ていた。 朧の躯を串刺す度に、藤之助の瞳には色の浮き立つ友が映る。
近すぎる息遣い、近すぎる体温、近すぎる嬌声。 そのどれもが―――、彼を犯すようにも錯覚させるだろうか。
悪趣味な配置は計算されたもの。>>247 平静を装い、搾られた評価の声は、嬌声以上の糖度を伴った。 己の唇を舌で詰りながら拭い、強い眼差しが彼を覗く。]
(251) 2014/09/17(Wed) 00時頃
|
|
―――…花に月、とは、艶雅なことよ。 だがな、藤の字よ。
[唐突に朧の顎に手を掛ければ、彼の眼差しと向き合わせ。 腰を放縦に繰り出すたび、勃起した朧の慾が彼の腹を掠め。]
視たままを告げて良いんだぜ。 ―――…なんて……、淫乱な朋だってな。
[明けを知らない夜の底。>>248 また、鏡の欠片がぶつかる音を聞いた気がした。]
(252) 2014/09/17(Wed) 00時頃
|
|
……そう、ですが。 残念だとは思いませんが、慣れも、好みも、御座いましょう?
[ざらついた感触に静止され。 勃ちかけの男根と、蝶の指先に垂れる、人工的な蜜。>>237>>238 見えたのは一瞬の事。
此方を押し倒した相手が自ら押し広げる様子は何処か艶かしく、部屋を照らす焔に揺れた。]
……このようなお気持ち、なのですね。 "蝶"は。
[笑みを深く、左手は彼のモノをゆるゆると扱き。 右手を伸ばし彼の指先を追った。 ぬるついた場所を探し当てると、指先を手伝うべく、添えて。]
優しく、致します。
[其処に痛みを伴わないよう。 それが"丁"の望み。]
(253) 2014/09/17(Wed) 00時頃
|
|
[やがて解れた其処を拡げ、丁の上へと蝶を導く事ができたなら、言葉にした通りに出来る限りの気遣いを持って、沈めて行く事になる。
周囲に奏でられる淫靡な音色に、僅かばかり急かされながらも、ゆっくりと。]
(254) 2014/09/17(Wed) 00時頃
|
半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 00時頃
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 00時頃
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/17(Wed) 00時頃
|
[背中を駆け抜けていく痺れ。 やめろと静止する事も、藤の口を塞いでしまう事さえも出来ずに、ただ主の動きに合わせて身を震わせる。
―――…月が、段々と欠けていく。
藤之助が己の痴態を正確に、余す事なく主へと伝える。>>248 辱められ、甚振られ。 許されるものならば、主に汚い言葉を投げつけてしまいたいはずにも関わらず。
男の形が筋までハッキリと分かるくらいに包み込み締め付け、耳を塞ぎたくなるような水音が響き渡り。 昼の顔からは想像できぬ位に蕩けきる。 夜の朧が真の姿か、その反応は偽りでは無い事を主張するかのように躰は小さく跳ねあがる。]
っ! っは…! く…ッ!!
[無理やりに視線を動かされれば>>252、藤之助と視線は合っただろうか。 本能に花の習性に身を任せたままに瞳を細める。 蝶の声が脳を揺らせば、それは嫌だと伝えるかのように締りは良くなっていった。]
(255) 2014/09/17(Wed) 00時頃
|
|
約束なんて大仰な、
[笑おうとして、その約束が途方も無く嬉しい自分がいた。 きっと、櫻子は嘘偽りの言葉は軽々しく口にはしない。 櫻子という一本の花を演じ続ける一人の人間…僕はその真名を知らないが、その演技は真実となって一夜限りの夢を具現させるのだろう。
だから、彼の言う約束はきっと本当の約束。
僕は息を吐き、吸うと。 締め付け求める内部の奥に向かって思いっきり楔を打ち込み、縋りつき名を呼ぶ櫻に叫ぶようにして囁いた。]
櫻子、好きだ……!
[蕩けるまぐわいの中でなら、熱に酔っての言葉だと自分を誤魔化せる気がしたから。]
好きだ、好き…櫻子だけだ…ッ!
[狂熱の酩酊をむしろ蜜毒へと変えようかと言葉を繰り返す。 愛の囁き、打ち付ける肉の音が響くたびに櫻の花弁は僕を締め付けたか。]
(256) 2014/09/17(Wed) 00時頃
|
|
[櫻子を強く抱き締め、ほとんど密着した二人の身体。 漏れる嬌声は直に耳に届いて僕の欲を脈打たせる。 汗の浮いた小さな身体は僕の腕の中で踊って、身体を反らせて、目一杯に悦楽を表現する。
問うまでもなく、好いのだ。 苦痛ではなく。
僕はそのことに安心すると、強かに櫻の芽を抉った。]
…っ!
[柔和な微笑みを崩し食い縛る歯は、 こちらも悦びを感じている証拠であった。
寂しくなんかはない。 一緒に熱に熔けてくれる君がいる今宵は。]
(257) 2014/09/17(Wed) 00時頃
|
|
[慣れも好みもあったもんじゃねェ。なんて台詞は胸中でボヤいただけの戯言。小さな蟠りは自嘲の笑みとなって吐き捨てられた。
これが"蝶"の気持ちか>>253、と深い笑みを讃える様子を、開花を目にした瞬間の感動と重ねて見る。しかし爛々と光を灯した目は添えられた手によって閉じてしまった。 静かに熱を蓄えて行くそこは白い布地に染みを作る。 指先を手伝われてしまえば頬は上気し、薄い唇から熱が漏れた。
それでも無理矢理唇を歪めれば、細めた目元がピクリと跳ねる。]
や…ッさしく、すんな… ……惚れちまう…
(258) 2014/09/17(Wed) 00時半頃
|
|
[相手の脚の上に手を乗せて、後ろ手に身体を支えながら奥へと沈む。うねる腸の中が圧迫されれば、耐えきれなかった音が呼気に乗る。すっかり上を向いた所からは透明な雫が伝う。 根元まで食い尽くして、息を整えながら]
気持ち、い、かよ…なァ
[腰を上げて、もう一度、落とす。重い水音が耳に毒。]
は、わかるか…?濡れてんの… お前は、どうだよ
[ゆっくりとした律動を繰り返しながら、相手が達するまでそれを続けるだろう。]
(259) 2014/09/17(Wed) 00時半頃
|
|
[腹上で睦みあう朧月と山繭。その大きな翅は月を覆い隠す>>251 色を匂いたたせる朧月、吐息、水音、肌が交わりうちつけ合う音、温度を感じればきゅ、と困ったかのように眉を垂らした]
……そ、れは
[蝶に告げられた言葉>>252、鏡の欠片は更に軋む ブルームーンよりも今や輝く月は、蝶の前でその美しさを際立たせ、悦ぶかの様なその声を聞きたくない、とばかりに緩く首を振る その様な事は許されないとわかっていたけれど
友の視線が此方へと蝶により向けられる そこに映る自分の顔は泣きそうな子供の様で
自分は花だ、華であると胸中で戒めなければ今にも崩れてしまいそうだった]
(260) 2014/09/17(Wed) 00時半頃
|
|
[「大仰な、」>>256と謂われてしまいました。 ですが、僕は本当にお約束するのです。 それはきっと、しっかりベルさまにも伝わっておりました。 表情が、空気が、それを物語っておりましたから 僕は安心して、微笑むことが出来たのです。
お優しい、お美しい、ベルさま。
そんな御方と夜を共に出来ることが『しあわせ』でなくて 一体何を『しあわせ』と謳いましょう。 誠の『しあわせ』を、彼が、感じてくれていたらと僕は思うばかりなのでありました。
叫ぶほどの声が、耳に 熱く猛った心が、身体に 突き刺さる矢の如く、切なさを増していくのでございます。]
ベル、… ──ベルさま、あ、あっ!
[僕だけだなんて、あゝなんと甘い蜜なのでしょう。 叫ばれる愛の苦しみに、僕は嬌声を上げました。]
(261) 2014/09/17(Wed) 00時半頃
|
|
ん、ぅ …っ!
[隙間も無いほどに埋め尽くされた距離。 伸ばした手は、ベルさまの美しい髪を掻き抱きました。 小さな身体は律動に激しく揺さぶられますが 不釣合いにも壊れるほど柔でないのは、長年『花』として咲いてきた証でしょう。
奥まで穿たれ、櫻の芽を抉る熱に 一際高く、掠れた囀りが零れ落ちます。]
───あぁッ!!
[ベルさまの身体に縋りつくようにして。 二人の間に揺れていた櫻の枝は 情熱的で、どこか寂しげな今宵に
蜂蜜のように甘い精を飛沫させたのでございます。]
(262) 2014/09/17(Wed) 00時半頃
|
|
───べる …さま。
[果ててしまったのは、先だったでしょうか。 きゅうと彼自身を締め付けながらも、蕩けた射干玉が見詰め上げ
愛しげに、櫻の香纏いて。 彼の名を呼んだのでございます。]
(263) 2014/09/17(Wed) 01時頃
|
|
[光も閉ざしてしまう朔の闇へ。>>255 輝きは漆黒の中でこそ、最も価値を上げる。
朋の声で辱められる彼の貪婪に波を立てれば、また高く啼いた。 恥辱に塗れながら、彼は抗えぬ花月。 彼は花たる故に、咲き誇る以外を知らない。
淫蕩に融けた彼の顔は、藤之助の瞳に映して垣間見。 熱情の赴くままに、欲しい侭に貪ってゆく。 太い剛直が抽挿を繰り返し、奥に淫液を垂らしこんで、 熱烈に絞る肉の抱擁に喉を微かに上下させた。]
見せてやれよ、朧。 ―――…本当のお前さんを。
[彼を背中から緩く抱くと、ぴったりと背に逞しい胸が乗り。 朧藤の眼差しを繋げ、月も花房も夜に堕ちてしまう様を見る。]
(264) 2014/09/17(Wed) 01時頃
|
|
[一時の熱は、己を慰めてくれる。 己の不足に慈雨を降らせ、渇きを癒してくれる。]
―――――……っ、
[長い悦は腰に蟠り、彼らの眼差しがぶつかる瞬間、 奔流の飛沫を朧の内側に爆ぜさせた。
重なる美しい二輪の花、うっそりと瞳を細め。 一度に収まらぬ逐情は、二度、三度と朧の腹を内より叩き。]
(265) 2014/09/17(Wed) 01時頃
|
|
[身体を苛む蝶は背後、朧の目前に在るは藤の君。 愉悦に脆い花が、性感押し上げられて、頂を駆ける時も、 きっと、朋ばかりを視界に入れる。>>260
花を蝕んでいく毒は重く、貞淑を気取る彼の皮を剥く。 一枚下に隠れているものを暴くように。]
……悦ぃ―――…夜よなぁ、
[上がる息を乱し、それでも君臨するは夜の上。 熱い精を迸らせた朧の髪を漸く解放し、 藤之助の上に捨てるよう、背を押しやる。
悪辣な夜蛾は、熱の頂を越えて尚、 最後の最後に、何もかも突き放すよう、手離した。]
(266) 2014/09/17(Wed) 01時頃
|
|
[体液に塗れた二輪の花。
然して乱れの無い己の着衣を、緩やかに引いて、 内側に風を送り込めば、周囲に煙る艶香の濃度を知る。 夜を区切った檻の中には、それぞれ蜜が詰まっているのだろう。 ――――たっぷりとした、甘い秘蜜が。
そうして、息を注ぐよう、低い天井を仰ぎ。 一時、耳を澄ませて、日常には無い悦に身を浸す。
チラと見やるは欲と精に穢れた二輪の花。
日が昇った後も、眼下の友情が、元通りに収まるかなど、 奔放に振舞った享楽蝶は与り知らぬところ。
だが、瞬きを数度越えると、黎明は案外近くまで迫っていた。*]
(267) 2014/09/17(Wed) 01時頃
|
|
ーー…ッ…!
[下腹部に与えられる痛みに、否快楽に、咽喉から小さく嗚咽が漏れる。 それは空気に融けただ銀月に届いたかは定かでは無いけれど。
己の肩口に沈む花頭には自分の蝶頭さえも寄せ。擦り寄るようにただ耳元に唇を寄せ吐息を吹き掛けて。]
仕方無いなァ、
[ただ紡いだ言の葉。余裕ぶって挑発を、自尊心を着飾る為に聲に芯を這わせた筈なのに。 自分に反響したその声色は何処か打ち震え、まるで自分こそが耐えられないとでも言うように、ただただ焦りの色が混ざる。
そうして気付いてしまった己の”我慢の糸”に思わず花の躰に優しく触れる翅を休めては、暫くの思案の内に強くその肩口を押し。
ぐるりと景色が一転したならば、花の色はどのように揺らいだだろうか。 布団に花が沈む感覚を膝から知り得つつ、花の上に蝶が躍り腰を据えたならば。窪みに嵌めて居た指先を緩々と動かし退かせ、履くベルトを解き始めた]
(268) 2014/09/17(Wed) 01時頃
|
|
ーー待った、ナシね。 急かしたキミなら、きっと大丈夫だろうけど。
[最早余裕の欠片など見せることもせずに。 脳裏に誘い>>233を反響させては、笑みは冷ややかに、蝶は花に唄う。
ただ丸窓の無い月から降る光を身体に当て、紺瑠璃は鋭く淡藤を射抜いて。
言葉尻を待つ間も無く翅が彼の膝裏に差し込まれたならば、ゆうるりとそこを広げ。 常闇の中目を細め、だらしなく垂れる透明の汁にぺろりと唇は潤いを欲して。 余興だと言わんばかりにその先端へと口付けを落としては、一回。 喉奥までその熱を咥え込み、舌にて弄ぶ。
其れから先端の液をこくりと喉に通したならば、蜜を吸う口先を離し、漸く後ろ孔へと熱を当てがいーー花の身を案ずる間も無く、一気に熱を深めた。]
(269) 2014/09/17(Wed) 01時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る