283 突然キャラソンを歌い出す村2
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[ くらり ]
[ くわん ]
(*2) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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……?
[止めろ、と焦る姿に一瞬だけ理解を示さない間をあけるが、現代ではおそらく柵の向こう側に人がいるとううのは、危険、というやつなのだろう…と、考え]
解った。
[短く頷けば、走る速度はまるで電光石火のよう。擬音語を当てはめるとしたら「バビュン!!!」だ。数秒で辿り着けば、柵の向こう側にいる女子生徒は目の前だ。]
おい、お前、動くな。
[しかしザンネンなお知らせがあるとすれば、風太の周囲にはやや強い風が吹いているということだ。]
(266) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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[痛っ、と思ったのは左手だった。 もがいた拍子に、何かに手首をぶつけたらしい。]
[ ぶつん ]
っけほっ! いっ たあっ
[ぶあ。と水面に顔を出す。足がつく浅さのおかげで、ちょっと飲んだ水を吐きながら水面に顔を出す。目はあけられなかった。]
(267) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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[シンイチのジャージは、投げられた後だったので無為に濡れた。合掌。]
あーっ … あー!
待った待ったストップ無事無事無事!
[むしろ、取り乱して飛び込もうとしている同じ顔に>>23、一度きょとんとしてから、ざぶざぶと水を割って岸に近づく。ジャージはちゃんと回収しました。]
(268) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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[ずぶ濡れびしょびしょのままで、手だけを軽く服で拭って、エニシの頭をぽんぽんと撫でる。]
ごめんごめん、びっくりさせたね。 なんともないから。
[ぽたぽた頭からしずくを零しながら、エニシに抑えた笑みを向ける。さっきのものより本気度が高い謝罪だった。]
…大丈夫。
[そうして、視線をちゃんと合わせて、 自分の顔を指さして]
大丈夫?
[同じ言葉を繰り返しながら、少しのパーツ違いのエニシの顔を指さした。]
(269) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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[そうしてエニシの飛び込み防止に成功したなら、ずっしり重たくなったジャージを持ったまま、深々とため息を吐き出すシンイチにからりと笑った。]
ありがとう。ふふ。ごめん 図らずもMVPだね。
[ピースサインをシンイチに向けて ぬれねずみは暢気なことを言い]
ジャージ、すぐ必要?
[洗ってから返そうか。と提案をひとつ。墓にある池の水は、あまり手入れをされていないのか藻が繁殖しすぎなのか沼のような緑色をしている。ぎゅっと絞って水分だけは軽く地面に落とした。]
(270) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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[それから、]
…あ。
[自分の手首に気づいて、小さく声をあげた。]
(271) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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[一瞬動きを止めたヨスガに、目ざとく気づいたのはナツミだった。 あー。と少し困り笑いを浮かべる。]
… ナイショにしてくれる?
[少し身を寄せて、顔の前で指を立てる。 しー。という言葉と同時に笑った。]
(272) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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御守りを、 池に落としたみたい。
[革紐に天眼石を通したブレスレットが嵌っていた左手を振ってみせる。水に飛び込んだ衝撃で、落としてしまったらしく手首は空になっていた。]
(273) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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[父からの贈り物だった。魔除けの効果がどうだとかで、 エニシにも石違いの似たものが送られている。]
うん、後で探してみる。 気にしてくれてありがとう。 大丈…… っくしっ!
[大丈夫。の途中でくしゃみをひとつ。 流石にずぶ濡れは少し冷えた。]
… だいじょうぶ。
[今は夜だし、肝試し中だ。水を差したくないから秘密にしてね。と、ナツミには言いおいた。]
(274) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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[そうしてから、くるりと皆の輪に戻る。]
ごめんごめん、続行続行! 次の先頭って誰だっけ!
[輪に戻る勢いのまま、引いたところで混じっている久世の肩にどーんっと構わずに突撃をかけた。相手を濡らさないように細心の注意は払いつつ。]
久世君の番じゃなかった?
[相手が久世とあたりをつけて、肩側から突撃した相手の顔を覗き込む。暗いし判別がつきにくいから、もしかすれば別の誰かだったかもしれないけれど*]
*
*
(275) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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はあーこの徘徊JK、徘徊JKの写真でもとれれば完璧なんだよなー!しかたがねえ……!
[カメラを手にして、勢いよく立ち上がる]
[ちょうど忍び込んできたおもんと、目が合う(>>250)]
……。
[カメラをゆっくりと構えて、シャッターを切ろうとする。 パートタイム部員は訝しげな顔で、レンを見上げている]
(276) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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[そうして、肝試しから一晩が経った後。
天地 ヨスガは、風邪をひいたのか 結構な高熱を出して夏休みの二日間を 寝込んで過ごす羽目になった。]
(277) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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>>266
――!?
[「知らない人」の方が、物凄い速度ですっ飛んできた。 ばびゅんと。 自分の全力疾走より早く動ける人間を見たのは久々だな… なんて呑気に思いながら、]
え、あ。はい。 動きません……
って、 わ。 あわわ、
[知らない人に声を掛けられた動揺(コミュ障だから)と、 急に強まった風。 踏ん張りきれない――]
(278) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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あっ、
[投げ出されるように、セイカの足が屋上の縁から離れた。 その瞬間に考えた事と言えば、]
(……受け身、取れるかなあ。)
[だった。]
(279) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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─昼休みの屋上─
[笑みが見えた気がした。>>261 相当追い詰められているのか…! って、あ!?あの顔!]
セイ、
[名前を呼ぶより先に、 バビュン!!!と強い風が吹いたから。>>266 そこで一度中断される。
まてまて、こっからじゃ、 俺だと間に合わねえって!]
何かにつかまれ!
[この声くらいは間に合うだろうか!?]
(280) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/09/08(Sat) 13時半頃
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─回想、夏休み:天地家─
[何年ぶりだかに熱なんて出したおかげで、両親のいない家で、エニシには随分手間をかけさせてしまった。 分担の掃除洗濯だけはやりおおせようと起き上がっても、途中でずるずるとベッドに背中が倒れこむ。ドアが開いた。
ただ、幸いにも水分をもって部屋に来てくれたエニシに向けて、にこっと笑うだけの元気はまだ残っていた。]
あ。 んん、 ……ちょっと 待ってね
[身体に力が入らない。ベッドの脇に背中を預けて休憩をはさむ。零す息が熱いのは自覚ができた。 困って少し笑った。]
(281) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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[床がいっそひんやりしていて気持ちがいい。数秒目を閉じてそれを味わってから、ちょいちょいとエニシを手招いた。目の前に来るように片割れを促す。 目線の高さが合うところに来るまで納得しないし譲らない。こういうときは、強情だった。]
──ねえ。
[同じタイミングで、瞬きをひとつ]
なんで、眼鏡なんて。
かけるの。
[両目とも2.0あるでしょ。と熱に浮かされた目を瞬きながら聞く。 浮かされた左手の指先が、エニシの眼鏡に伸ばされる。]
(282) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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―昼休み・屋上―
[学はなくとも生身の人間が屋上から落ちれば大怪我をする。くらいの認識はしている。そこまで俺は馬鹿ではない。 故に、ダン、と柵を飛び越えて女子生徒側へと飛び降りる。 彼女が落ちた理由が自分の風のせいだとは思っていない…。]
おい、手を伸ばせ。
[>>280「何かにつかまれ」の声は聞こえた。 つまりは自分の手に掴まればいいだろうと考えた。
風太もセイカと同時に落下しているのが現状である。]
(283) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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― 新聞部 ―
[レンと目が合う。>>276 おもんはにやりと目を細めて、パートタイム部員の頭をぽんぽんと撫でて見せたが、パートタイム部員は髪を少し整えただけで、おもんに気付きもしなかった。]
♪ 甘酸っぱいホントウ 他人が不幸で甘党 必死に齧りついてサ お味はどうだお坊ちゃん 業突く張りの面の皮 食らい足りんと書いてある [新聞部のパートタイム部員たちのタイピング音の軽快なリズムに乗せて、おもんはねっとりと嗄れ声で歌い始めた。窓枠で脚を組み替える。 火酒を一口、唇湿らせ、カメラのレンズに口の片側吊り上げて笑顔で応えてみせた。]
今食べたいかい 赤いイチゴ 真っ赤な嘘じゃ味が無い 今食べたいかい 赤いリンゴ この赤舌は二枚舌
甘酸っぱいホントウ 他人が不幸で甘党 野次馬たちのお山の大将 お味はどうだお坊ちゃん
(284) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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♪Yosuga 〜 Nightmare Ver.〜
窓に浮かぶ 熱帯夜の月 また 夜は巡って 今晩は そこにいるのはだあれ 同じ顔に尋ねるNG行為
同じ匂い 同じ顔 曖昧な境界 自分の顔さえ溶けて わからなくなりそう ───ねぇ
透けてる冷たい硝子の壁 そっと指先で触れてみようか 違うことの確かな証明
Yosuga 手掛かり まだ探してる Yosuga 道しるべ ここにあるはず
だから きっと みつけられるよ ────
(285) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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[その時俺の頭の中は相当に大混乱だった。 大根持った妖精が頭の上で踊るくらいに。
後輩が自殺しそうになったところを止めようとしたらクラスメートの転校生が凄い速さで止めてくれたかと思ったら凄い強い風が吹いて後輩の自殺の後押しをしてしまって俺はと言うと全力で走ってはいるしそんなに遅くはない筈だけども先ほどの転校生のはやさと比べるとそれはもうスローモーションのようなのでは?あれ?もしかして俺って運動できない?いや今はそう言う問題じゃないはやくどっかにつかまるんだっつーか捕まえてくれよてんこうせ、]
はああああああああ?!?!?!
[ダンッ!と追いついた時には既に二人とも眼下だ。 柵に手を付いて下を覗き込む。 あいつ今自分から飛び降りたな?!?!?!>>283]
セイカ!転校生!!
(286) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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♪
──── 他の誰でもない 君を
(287) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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─回想、夏休み・天地家─
[曲が、途中でフェードアウトしていく。 眼鏡の弦に指を置いたまま、 とんとん。とそれを少し揺らした。]
…… 俺と同じ顔は、イヤ?
[目を細めた笑い顔。エニシが不得手な表情。 尋ねて見つめる間があって]
(288) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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[はあ。と熱い息を吐いた。熱が上がっている。エニシの返事がどうでも、隔てる眼鏡からは指を離した。ベッド横に背中をつける。]
同じ顔でも。……同じに見えても。
全然、中身は違うのにね。
[言って、双子の片割れは、 眠りに落ちるように目を閉じた*。]
(289) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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― 新聞部 ―
[仕上がるであろう写真におもんは映らない。 まるでそこに居ないかのように。
映っていたのは、光の加減かレンズにゴミがついたのか、おもんのいる箇所に長い蛇のようなおかしな靄が映るだけ。 おもんを撮って撮れるのは、心霊写真だけだった。]
(290) 2018/09/08(Sat) 13時半頃
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[シンイチの声>>280があったから。 自分を追うように飛び降りてきた男の方へと、咄嗟に右手を 伸ばす事ができた。 いやでもこれ、二人とも落ちますよね?]
♪ 繋いだ手と手 Fall'n Fall'n あなたとあたし Fall'n Fall'n 見知らぬあなたと In The Sky ... 落ちてオチ着く School Life ? 残機は一つよ Only One Life !
あたしどうなる? どうなっちゃうの??
[手を繋いだ状態で受け身ってどうやって取れば良いんだろう… なんて考えてしまう程度には馬鹿だった。]
(291) 2018/09/08(Sat) 14時頃
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― 九尾塚学園・昼/英語科準備室 ―
[午前の授業を終え、一区切りの昼休みだ。そこらじゅうを生徒が駆けずり回り、賑やかなキンキン声が当たりから響いてくる。優雅を好むクラウザーにはさながら動物園のように思えた。]
[机に両手をつき、窓から外を視線を落とす。]
まったく、見苦しい。
[薄くため息を吐きながら机に腰掛け、朝にも確認した二年生の提出物をぺらりぺらりと順繰りに指で弾く。]
(292) 2018/09/08(Sat) 14時頃
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[クラウザーは生徒の成績に、教育に興味がない。 だから提出物が未提出であろうと、無記入であろうと これまでさして問題にしなかった。 自分の授業に興味を持たないということは 気に入らないが、ただ事務的にその生徒の成績に影響する。 それだけのことだ。 提出期限を延ばしてやる、など。 そういう温情も持ち合わせていない。 他人にわざわざ厳しくする趣味もないので、 出しに来るならば受け取りはするが。
しかし…―]
(293) 2018/09/08(Sat) 14時頃
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― 九尾塚学園・昼/二年教室 ―
[昼食もそろそろ終えて、一息くらいの頃合い。二年生の教室にきつめのミントガムを噛んだ後鼻から思い切り息を吸ったときのような爽やかな空気が吹き込む。イケメン風。俗に言うそれである。]
許鼓ナツミくん、少しいいですか?
[二年の教室に現れた英語講師は、ナツミに向けて手招きをした。素直な女子生徒は言われるがまま、こちらにとことこと駆け寄ってくる。友人との会話は一区切りしていただろうか。]
(294) 2018/09/08(Sat) 14時頃
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