22 共犯者
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>>228 色々とんでもないことになってるみたいですから、落ち着くまで……あんまり出歩かない方が良いかもですよ。ヴェスパタインさん。
[余所者と、保守的な人間に彼がそう噂されているのは知っている。 もしも犯人捜しみたいなものが始まってしまったら――ふと、そんな思いが脳裏をよぎって、気がついたら言っていた]
出歩いちゃってる僕が言うのも……ですけど。
[使いますか?と尋ねて、井戸から数歩離れた]
(231) 2010/07/30(Fri) 00時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/07/30(Fri) 00時頃
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>>222 リンドクヴィスト夫人。 まだそこは分かっておりません。 自警団の方の調査次第では分かるでしょうが、正確な情報を知りたければヤード……警察を呼んで正式に調査すべきかと思われます。とはいえ、祭の日にそれは無理な話かもしれませんが……
[続いて発せられる男の声に、鋭い視線を向ける>>227]
取材対象をからかって遊ぶような、信頼を失うような真似はできませんよ。「前夜の祈り」の写真撮影や、その場でメモを取ることすら自粛したというのに、そんな馬鹿な真似をしたら、全てが台無しになるでしょう?
ただでさえ「余所者」の私がさらに妙な真似をしたら、その時は私は「村から追い出される」だけで済むでしょうか?
……いえ、おそらく違う筈です。
(232) 2010/07/30(Fri) 00時頃
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―教会入り口―
[聖職者が顔を出せば安堵の息を、少年が顔を出せば深い溜息をつく。どちらにせよ少年が教会内にいるのを見つければ]
見るな!
[きっと普段は出さないような大声で怒鳴ってしまうに違いない。]
……。頼むから、さ
(233) 2010/07/30(Fri) 00時頃
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[妙に冷たい言い草に眉を顰めてピッパに視線を向けます。]
どうしたんです、今日は妙に…。 救ったり慰めたりでなくても傍にいるだけで救われるってこともあるんですし…。
そんな言い方しなくても。
(234) 2010/07/30(Fri) 00時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/07/30(Fri) 00時頃
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ミッシェル、私はいつも通りだ いや、いつも通りであろうと努力している
[こちらに向いた視線に、私はそう言うの 人を救うほど、私には余裕無いんだよ]
あんなの見た後に、人に優しくなんか出来るものか そんな事出来るような余裕がある人間は、異常だ
(235) 2010/07/30(Fri) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/07/30(Fri) 00時頃
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>>229
生贄? いけにえ、てどういう意味ですか?
[ 唐突に飛び出したミッシェルの言葉は、彼に驚きと途惑いをもたらしたようだ。 酷く混乱した表情をしている。 場所を譲ってくれたオスカー>>231にちらりと視線を移し、短い礼を言ったものの、井戸から水を汲む間も落ち着かない様子だ。*]
(236) 2010/07/30(Fri) 00時頃
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[ 夫人の動揺が激しいなら、近寄って肩を支える ]
……しっかりしろ。 コイツがお前さんの言う通りの人間なら、ソフィアはもう死んでるんだ。
確か昨晩の晩餐に姿を見せていたから、殺されたとして、その後だろう。
[ パピヨンが望むなら椅子にかけさせるなりしてからイアンに さすがに不機嫌な顔になる ]
…いやそうだな。アンタの言う通りだ。 失礼した。
獣と言ったな。このヘンは猪やらクマがそれなりに棲んでる。そいつらかもしれん。
(237) 2010/07/30(Fri) 00時頃
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>>198 [しばらく会談>>172は続いていたが、室内のベルが鳴った。 ヘクターは席から立ち上がり、下男からの要件を聞く。]
…ラトルの長老様が来られたみたいだぜ。 ああ、ナタリアの婆さんだ。
[そう告げると、家長である祖父は応接間へ移動し、散会となった。]
(238) 2010/07/30(Fri) 00時頃
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─ →礼拝堂 ─ [留守番を申しつけられ、掃除の途中だったのを思い出した。
ブルーノを見送った後、礼拝堂に戻り、再び掃き掃除を始める。今度は鍵はかけていない。]
ブルーノ様、なんだかおっかない顔していたなあ。
[自分が死んだ人を見た時には、いつも村長のもとにブルーノが知らせに行っていたが、今日はいつもと少し─いやかなり様子が違っていたのが気にかかる。]
[入り口のドアが乱暴にノックされる。どうぞ、と声をかけてから、ドアを開けに行った。 そこにいたのは、担架を担いだ男たち。]
──そこにいるのは、ソフィアだよね?
[問いかけというより、確認のような言葉をかける。 自分が「そういう子」なのは、村の他の者も知っているはずなので、彼らも驚いたようには見えなかった。]
(239) 2010/07/30(Fri) 00時頃
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あんなことがあった後に普通ではいられないのはわかるけれど…。 努力してまで何時もどおりに振舞わなくても。
[事故ではない。明らかに故意であるのだから不安を覚える気持ちはわかる。 この狭い村の中に犯人がいると考えればなおのこと。]
わたしだって余裕なんかないですけど、 自分から孤立する方に動くのは危険だよ…。
(240) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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ああ……なんていうこと。
[支えられるまま椅子にもたれて、眼を閉じる。]
長老様がたとお話しなくては……。 そう……止めないと……。 このままでは……。
(241) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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― 広場 ―
[ソフィアの事は村中に知れ渡っているだろうか。 ひそひそと噂話をする声がざわめきとして鼓膜を震わせる。 彼女の死を悼む声が大半だろう。 悲しみと不安が肌に感じられるようだった]
村の何処に居ても、変わらないのかもしれない……。
[溜め息混じりの吐息が零れた。 人の声が聞こえてくるのは井戸の方か。 チラと視線を向ければピッパたちの姿が見える]
………………。
[娘は思案気に柳眉を寄せた。 輪の中心となる彼女を識るのも良いかもしれない、と思う]
(242) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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>>237 猪……熊…… それなら……まだ「マシ」かもしれません……
ですが……
[首をぶんぶんと左右に振り、頬をぴしゃりと叩く。]
ソフィア嬢のご遺体は、その……状態は「食い散らかされた」という言葉そのものだったんですが……
整然と、並べられていたんです。 身体の、パーツが。
まるで、マーケットの品物か、或いは美術品を展示するかのように、整然と。
(243) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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――いけにえ? …………
[なんですかそれ。 問おうとして、――嫌な予感がした。だから、一度繰り返すに留めた]
とにかく、しっかり解決してもらわないと困りますよね。
(244) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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>>236 [この人は来て日も浅かったのだと今更ながら思い出す。]
そのまま。 ずっと昔はそういうことがあったのだって… 聞いたことがあっただけです。 ウチの家はほんの少しだけど関わりがあったから。
[この村で唯一、ウチは助ける側だった。 なんでそんなものが存在してるのかは知らないし、 実際本当に効果があるのかは勿論わからない。 本当ならソフィアを助けることもできたのかも…。 そこに思い至れば胸に軽い痛みが走るような気分がした。]
もっと真剣に話を聞いておくべきだったのかもですけど、詳しいことは知らないの。
(245) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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屯してたら安全、と言うわけじゃないだろう
孤立しようとしているんじゃないが 無理矢理つるむ気もないんだ、私は 私には、私の生き方がある
[仲良くしよう、なんて今更な事 私は、皆と等しく距離をとったまま生きて来た 両親が死んでから、ずっとだ 今更どうこう出来るものじゃないし、する気もない]
(246) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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……ソフィア、ひどい姿になっちゃったの?
[遺体を見てはいけない、そうノックスに制止された。]
うん、見たりなんかしないよ。ソフィアに……しばらく休んでいてもらわないといけないよな。待ってて。
[遺体を安置する部屋の鍵を開け、そこにソフィアを休ませるよう、担ぎ手たちに勧めた。]
(247) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2010/07/30(Fri) 00時半頃
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>>244
そうだね、解決するといいね…。
[贄は1人で満足するものだろうか。だとすればこれで解決ということにはなる。 しかし彼らの魔手から逃れる方法が伝わっているのだから1人で終わりでもないのだろうと推測はつく。]
じじばば達に話を聞いてみるべきとは思います…。
(248) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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[ >>243の内容に流石に言葉を失った ]
何だそれは。 ……獣がそんな器用なマネをするはずないだろう!?
…すまん。少し取り乱した。 どう考えてもそれは人間の仕業だろうが。お前さんさっき獣と言ったじゃないか。どっちなんだ。
[ 呆れと疑いの混ざった声音で詰問するようにイアンに尋ね パピヨンの肩を労るように撫でる ]
…今のお前さんじゃムリだろう。 俺でよければ代わりに行ってやるが、どうする。
(249) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/07/30(Fri) 00時半頃
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嫌ですよ、こんなの。 早く解決してほしいです。本当に。
[凄く嫌な予感がする。 これだけで終わって欲しい。ソフィアには悪いけれど、早く日常に戻ればいいのに]
――じじばばの話、か。 良い方向に進んで行ってくれればいいんですけどね……
[ふかぶかと溜息を吐いて。 そのまま、ぶらぶらと踏み出していく**]
(250) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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>>246
それはそうなんだけど…。
何だか1人で何処かへ行っちゃいそうでちょっと心配したんですよ。 どのくらいの距離を取るかは個人の自由だとは思う。 その生き方を否定しようなんて思わないんだけど、どんどん向こうに行ってしまうのはちょっと寂しいかなって。
[無理に普段どおりを貫こうとする彼女とは、このまま距離が離れていってしまうのではと思えたのです。 ただの思いこみかもしれませんけれど。]
(251) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2010/07/30(Fri) 00時半頃
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[>>249 ニールの言葉に弱く頷いて。]
……ありがとう。 じゃあ、あちらの様子を見に行ってもらえる?
私も……少し休んだら行きますから。
(252) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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>>249
……そうですね。本当に。
[溜息をついて、首を左右に振る。]
けれども……それが私が見た光景の全てなのです。嘘偽りはありません。
それを「やった」のは獣らしくもあり、人間らしくもある……本当に奇妙な話です。
(253) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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>>250
うん、そう思う…。
[オスカーの心情は知らぬまでも此処で終わって欲しいとの気持ちは当然あるのです。 無条件に同意の頷きを返します。]
それはちょっと何とも言えないです…。
[ぶらぶらと歩きだしたオスカーを見送って。 こちらも溜息をついた。]
(254) 2010/07/30(Fri) 00時半頃
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[青年記者は、そっと目を伏せた。]
(「獣」であり、また「人間」でもあり、そしてその「どちらでもない」… そんな存在を、私は知っている……
……けれども、私は……)
(255) 2010/07/30(Fri) 01時頃
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─ ブルーノ・リンドクヴイスト家 ─
「申し訳ないが、奥様にお会いできるかな?」
[訪ねた先の女中に、現在の屋敷の主への面会を乞うた。]
(256) 2010/07/30(Fri) 01時頃
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心配する意味が、あまりないな 私は、ずっと一人だったが、村からは出なかったろう つまりは、そのくらいの距離が私の距離だ
何処かに一人で行くなど、出来はしないよ 私は、そんなに強い人間じゃないんだ
[心配だってさ、面白いね 人は、自分に都合が悪くなったら友人でもすてるのに そうじゃない時は、仲良しになりたがる
少なくとも、私はそう思う だから、私は自分から近寄らないと言うのに]
心配いらない 逃げたり、追い払ったりはしないよ
(257) 2010/07/30(Fri) 01時頃
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(「それ」を告げてはならぬと、 私の胸が早鐘のように鳴るのだ。)
(258) 2010/07/30(Fri) 01時頃
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わかった。ムリはするな。 出歩くなら使用人一人は必ず連れて歩くんだ。いいな。
[ パピヨンの肩から手を離しイアンに近づく ]
獣に食い荒らされたソフィアを何者かがそう並べた、と考える方が早そうだがな、さすがに特殊な信仰の残っている村だとて、そこまで危篤な人間はいないよ。
夫人は落ち着くまでそっとしておくべきだろう。 …そう思わないか?
[ 探るように是非も言わさぬ口調で部屋の外へ促す ]
悪いが案内を頼めるか。森は広くてな。
(259) 2010/07/30(Fri) 01時頃
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肉屋 ニールは、メモを貼った。
2010/07/30(Fri) 01時頃
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―回想― >>169 そう。 多分、だけどね?
私も詳しくは知らないの。 私が知ってるのは、昔の村の人が神様と約束をしてお祭が始まったことと、お祭の夜に…。
[お祭の夜に…なんだっけ? そこだけ記憶に靄がかかる。 確かに祖母に聞いたはずなのだ。しかし、思い出せない。 そこがかつて、祭りの要であったはずなのに…。 自分はソレを聞かされて、怖くて怖くて、何日も眠れなくて、家に閉じこもっていたはずなのだ。 …外が怖かった…何故…? 特に夜が怖かった………何故…?]
えーっと…。
(260) 2010/07/30(Fri) 01時頃
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