194 花籠遊里
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[櫻は誠の『しあわせ』に、まだ散るを知りません。
咲いてさえ、いないのですから。]
(*49) 2014/09/16(Tue) 15時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/16(Tue) 15時半頃
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櫻子…
[櫻子が自分の名前を呼ばわる度に、 僕も櫻の花の名を口にする。>>211
小鳥が唄を口遊むのにも似た可憐な声で、彼に ベルさまと呼ばれれば僕は嬉しくなってしまう。 もうすぐ誰も呼ばなくなってしまう名だから。
節くれ立った指で拡げるそこは暖かく、 未知の感覚であるにも関わらず その中を探っていくことに恐れは無かった。]
そう、ほんとうのしあわせ。 溺れさせてあげるよ、「おひめさま」。
[「おうじ」と読む彼の名に準えて、微笑む。 これがもしも美しい姫君に王子様が口づけをして終わる物語ならば、王子は僕で姫は君だね。 そんな、陰惨で淫靡な地下牢の中で巡らす思考としては余りにも滑稽に過ぎる喩えを頭に浮かべた。]
(214) 2014/09/16(Tue) 17時頃
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[瞼への接吻に視界が覆われ甘い芳香が近づく。 香りに惑わされ、一寸彼の身体を壊れる程に強く抱き締めたくなる。 だがそれは庇護欲のようなもので…愛しさではない、と思う。]
本当に櫻の花みたいな香りがするね。
[ただその芳香を褒めるだけに留める。 くちゅりと彼の中を押し割り進んでいく指は、感触の違う一ヶ所に行き当たる。 初めて触れる感触にそこでころりと指を転がしてみた。]
ここ…もしかして好いところ?
[嘲笑の響きも、羞恥を煽る意図もなく、 ただ柔らかく確かめる言葉。
櫻の花が甘い囀りを齎してくれればいい。 その一心で。]
(215) 2014/09/16(Tue) 17時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/16(Tue) 17時半頃
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[名を呼べば呼ばれ、呼ばれれば呼ぶだなんて>>214 本当に此処は檻の中でしょうか? 倒錯的な言の葉の間には、「おひめさま」とまで囁かれ あゝ、甘い毒に蕩けてしまう気さえ致します。
ベルさまがベルさまでなくなることを知らぬ『おひめさま』と 櫻子の誠の名を知らぬ『おうじさま』。 小鳥と金糸雀の囀り、櫻と蜂蜜の甘い毒。]
さま…っ べるさま、あ
[啜り泣くような声音が牢へと響きます。 それでも涙は一粒も落ちぬ、可愛いげのない花なのです。
くちづけに終わる幸福な物語。 それこそ、甘く甘い、毒のようなお話でありましょう。]
(216) 2014/09/16(Tue) 18時頃
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[薄い空に囀ずる小鳥が、瞼にそっと接吻けました。 「本当の櫻のようだ」と聞けば>>215 僕はとても嬉しそうに、笑むのです。]
ひぁ あっ、!
[迷いを知らぬ指先が、止まることなく圧し進み ある箇所に櫻の芽を見つけたようにございます。 節くれた指が掠めれば、高く声が上がりました。]
は …ぃ あっ、─── んっ!
[ぴく、ぴくと跳ねる小さな身体と その度に小枝が、蜜を溢しながら揺れました。 耐えるなど出来ません。 射干玉を彼へと向けて、先を、先をと強請るのです。]
(217) 2014/09/16(Tue) 18時頃
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櫻子、櫻子…。
[櫻色の花びらが高い声音で僕の名を紡ぎ、 僕を甘い時の中に閉じ込める。>>216
何の諺だったか、 「愛は時を忘れさせる」という文句を思い出した。 最もその諺は対句になっており、 「時は愛を忘れさせる」と続くのだけれど。
この一夜のことは時が流れれば無かった ことのようになってしまうのだろうか。
それとも櫻子は僕がこの館を訪れれば、 いつでもその可愛らしい唇で「ベルさま」と 呼んでくれるだろうか。 僕の名前が変わってしまった後でも。
僕の名を忘れずいてくれるだろうか……。]
(218) 2014/09/16(Tue) 18時半頃
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可愛い啼き声…ふふ。 もっと、啼いてくれるかい?
[意図せずして感傷的な気分に浸ってしまったのを誤魔化すように、僕は櫻子に甘い囀りをせがんだ。 彼の温かい裡を探る指を二本に増やして。
彼がその唇から荒れる吐息と共に高い啼き声を漏らせば、僕の熱も反応して早く彼と一つになりたい焦りが昂る。
その焦りが彼の中を優しく掻き混ぜる指に、時折不規則に荒い動きを与えるのであった。]
ねえ、そろそろいいかい…?
[なにがいいのかは言わずとも分かるであろう。 僕の欲望はもう我慢し切れないという風に張りつめていたから。]
(219) 2014/09/16(Tue) 18時半頃
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[何故でしょう、僕を呼ぶベルさまの声はどこか少しだけ寂しげな色を帯びました>>218 僕がそう感じただけかも知れません、ですがそんな風に思ったのです。
止まったように思う時間も、緩やかながら進んでいます。 その流れに取り残されてしまったような、そんなお顔をなされるから 僕は背に回していた細い指先で、彼をそうっと抱き寄せるのです。]
僕は、此処に、咲いております。 何時も、いつまでも。 何度でも。
[嬌声溢れる狭間にて、そんなことを告げました。 僕はいつでも此処にいて、いつでもあなたさまを待っていると。
忘れることなど、ありはしないと。]
(220) 2014/09/16(Tue) 19時頃
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ベルさまの、ために──…っく、ぁ!
[指は増やされ、始めはきゅううときつく締め上げていたでしょう>>219 次第に堪えきれぬ喘ぎが、囀りとなって響きます。 裡を掻這う指先が、時折見せる急いた動きも 僕の胸を震えさせ、甘い毒で犯していくのです。
「そろそろいいかい?」という、優しげな問いが届きます。 こんな風に優しくしてくださる御方はそうそうとはおりません。 僕はこくりと小さな肯きを返して見つめ、ふわと微笑んだのでございます。
ベルさまの、張り詰められたその熱に触れて 受け入れる場所へと、導きながら。]
(221) 2014/09/16(Tue) 19時頃
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僕のこと、忘れない…?
[気がついたら抱き寄せる体温に>>220 無意識にそんなことを尋ねていた。
自分のことを「ベルさま」と呼んでくれる彼に。 小さい頃から、その名はいずれ消え、やがては別の名を継ぐことになるのだと聞かされていた。 そんな僕の名でわざわざ呼んでくれる君に。
僕は縋り付きそうになった。
新しい名は嫌いではない。 新しい名を齎してくれる相手のことも。 だが消えると分かってる名を冠して生きるのは、 いつもどこか寂寥感があった。
それをこの暖かい櫻の花に見抜かれたようで。 僕は………]
(222) 2014/09/16(Tue) 20時頃
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[でもその想いを口にしたが最後、 櫻に僕が甘い毒を吸わせるのではなく、 僕が櫻に誘われ甘い夢を微睡むことになるだろう。
侮っていた。 そんな言葉が頭に浮かんだ。 僕が花に捕われることなどないと思っていた。
そもそも僕がベルの姓を自分に合っていると 胸を張れるようになったのは誰のおかげだったか、 忘れたわけではないというのに。]
そうかあ、じゃあ僕も何度でも君に会いに行くね。 そしたら寂しくないものね。
[僕は柔和な微笑みの仮面を被って、 甘い毒を吸わせる金色の毒蛾に擬態した。 その毒が裡に廻り始めてるのは僕の方だけれど。]
(223) 2014/09/16(Tue) 20時頃
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僕のために、啼いてくれるって? 嬉しいなあ。
[この指は蜜のように甘ったるい毒を齎す毒針となるだろうか?否、僕はもう櫻の花を大切に扱いたいだけであった。 もしかすればその真実味が、相手に取っては毒をより毒足らしめるスパイスとなるのかもしれなかったが、それは僕の知る所ではない。
こくりと櫻子が自分を受け入れる意思を示す頷きをすると、首の動きと共にさらりと揺れる髪に合わせて自身の心も揺れるようだった。
指を引き抜くと、失った感触を求めてひくつくそこに僕の熱が導かれた。]
一つになろうね…
[その囁きの柔らかさに違わぬ優しさで、僕は彼の中に熱を沈み込ませた。]
(224) 2014/09/16(Tue) 20時頃
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[抱き寄せた体温は、小さな問いを溢します>>222 その言葉は、きっと、きっと とても大切な問いなのだと思いました。 僕が応えていいようなことかどうかは判りませんでしたが 僕が答えなければならない、そんな気がしておりました。]
忘れません。 たった一夜でも、僕を買って、下さったの…ですから。
[一度だけ、彼の身体をぎゅうと強く抱き締めました。 お許しくださいますでしょうか。 寂しげなベルさまを慰めたい、そんな気持ちと同時に どうしても、僕の今の表情だけは見ないでいてほしかったのでございます。
微笑んでさしあげたかったのに。 きっとうまく、微笑むことができなかったからです。
胸の裡、呪詛がそっと過りました。]
(225) 2014/09/16(Tue) 21時頃
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‘Tis better to have loved and lost
than never to have loved at all.
(*50) 2014/09/16(Tue) 21時頃
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[やがてすぐに、身体を離します。 金の毒持つ姿へと、微笑みの仮面被るベルさま。 同じよう、僕も満開の櫻のふりを致します。
いつでも『しあわせ』です、と 微笑み答える、泣かない櫻になるのです。]
ベルさまが逢いに来てくださるなら、とても嬉しいです。 たくさん、たくさんお喋りしましょう。
[そして、夜を求められるのなら。 毎宵甘い蜜を、花を、溢れさせましょう。 ベルさまが『しあわせ』だと、謂ってくださるように。]
(226) 2014/09/16(Tue) 21時半頃
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[そんな寂しくも穏やかなやり取りも、やがて余裕などないものに変わるでしょう。 甘い毒の針が抜け>>224 隙間を埋めるようにと綻んだ蕾が熱を求める。]
一つ、に──…ん、ぁあっ!
[肯こうとしたのです。 刺される針の圧迫感で、身体は逆に撓りました。 痛みがあるわけではありません。 甘く甘い毒に酔いしれ、唇からは堪えることのない声が溢れます。 高い声は甘さを滲ませたまま、地下牢の中を囀ずるでしょう。]
(227) 2014/09/16(Tue) 21時半頃
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[薄い雲の向こうに、輪郭を暈して浮かぶな朧月。 彼の髪が舞い遊ぶ度に、長い髪が細い雨のように見えた。 夜を明かさぬように零れる花の香り、 享楽は男に明るい世界を忘れさせてくれた。
熱と欲で満たされて、それ以外は何もいらない。
白濁に穢れる彼に唇を浅く啄ばみ、腕に抱く。>>180 彼が友に伸ばした腕は、虚空を切り、優しさに届かない。 友情を踏み躙るほど、胸は満たされて、飢餓が癒える。
悪趣味なのは百も承知、己の気質など千も把握。 牀台に放った藤の花房へ、気を向ける朧の呼気を呑み、 その口付けから拡がる甘さに脳髄が灼けた。
―――花から漸く、人の香りがする。]
(228) 2014/09/16(Tue) 21時半頃
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[己の子種を受け止めた藤は、未だ余韻に苛まれるだろうか。 新鮮な精が彼の奥で収縮に捏ねられ、内壁をじわと蝕んだ。 占有していた重量が抜けても、残香は内に留まった侭。>>188
褥の中で熱に苛まれ、揺れる花は艶然と欲を誘う。 美麗な二輪を揃えただけあり、双眸に深く悦を与え続ける。 刹那的な饗宴は、一時の熱を一層焦げ付くものへと変えた。]
―――…そんなに気になるかね?
[藤の瞳を認め、唇は円弧に撓んで歪み。 気怠げな笑みを浮かべて藤之助へ問いかけた。>>191 何処か霞がかった彼の視界に、接吻の様を映し、 不図、更なる悪趣味を企て、朧の身体を引き倒した。
――――丁度、藤之助に覆い被せる形で。]
(229) 2014/09/16(Tue) 21時半頃
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[どさりと人形の様に扱う彼らを慮る心は非ず。 ただ、彼らが鈍く放つ心底の輝きに双眸を眇め。]
こちらの方が、良く顔が見えようや。 ―――眼を逸らすなよ、藤の字。
……お前さん方は皆、直ぐに眼を逸らしやがるなぁ。
[朧の背に掌を滑らせ、腰を持ち上げさせると強いる開脚。 朧に取らせるは藤之助を跨がせ、獣のように強請らせる体位。
彼らの眼前に友情を置いて、欲情で燻す算段。 藤も朧も、更に輝かせるように。
砕けた鏡、壊れた精巧の面差し。
自身を蝶と偽る悪辣な夜蛾は、 男は乾いた心を慰める様に、熱ごと息を吐き出した。]
(230) 2014/09/16(Tue) 22時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/16(Tue) 22時頃
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[向けられる紺瑠璃の双眸をじっと見下ろせば、銀糸に柔らかい感触>>210 見た目より緩やかに結われた髪は流れに沿うように形を変え、はらりと一房首にかかる。
劣情というよりはただ触れ合うような戯れに、瞬き一残して双眸を眇めただろう。命>>200を受ける以前までは。
言葉通りに唇で愛撫を施せば控えめに漏れ出る呻き声>>210]
…イヤですか?気持ち良さそうなのに。
[情を乗せた声色に苦い顔を浮かべる彼とは裏腹、気分良さそうに問いかけつつ、親指と人差し指で摘まんでは転がして。 意地の悪い笑みを浮かべただろう。]
(231) 2014/09/16(Tue) 22時頃
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[けれども刻一刻と過ぎ行く時を案じて、急いたように誘い文句を投げかければ、くるりと弧を描く指先と唇。 背筋走る微かな痺れに口元を噛み締める力を加えながら、皮肉めいた笑みを。
されども柔らかな接吻けが落ちれば、花は震え。僅かな隙を埋めるような埋め込まれる指>>212にキツく眉を寄せる。]
──ッ、…はぁ…っ、
[真っ直ぐと結ばれた唇が形を崩し、つま先を丸めれば、圧迫感が抜けて行き。
依然として熱を帯びる下肢に手が触れ、過敏に反応する濡れた先端の蜜を掬われれば、傾く身体は相手の肩口へと顔を寄せ。
先程よりも抵抗無く受け入れながら、唇にギュッと力を入れて。]
(232) 2014/09/16(Tue) 22時頃
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[間も無くして己の名を呼ばれれば哀願するように少し水気を含んだ眼差しで見つめ。 鼓膜を侵食する粘膜の音に唇を震わせる。
体内を埋め尽くす指は狭い奥底では微かな痛みと圧迫感。加えて違和感を訴えている。
けれども耳から、下肢から、絶え間無く響く淫靡な旋律に。]
……っ、はや、く…ッ
[耳まで血を伝わせたその顔で首筋に歯を立てれば、膝で下腹を躊躇なく押し当てて。
胸先を弄っていた手は唯々しがみつくように相手の胸元へと。 ただただ焦がれる。]
(233) 2014/09/16(Tue) 22時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/16(Tue) 22時頃
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[呼気が口から吐かれる毎に中に呑み込んだ白がこぷり、と音をたてて居るかの様な錯覚を齎す>>229 上気する肌も、吐息までもが目の前の蝶の欲に呼応するかのように熱く躯を蝕む。 と、見つめた先の蝶が艶然と微笑むのを見れば今だ霞がかる黒瞳を瞬かせた 気怠気な笑みは、一体何を腹の内に飼ったのだろうか。そう思っていれば自分の上に友の身体が倒れ伏せる]
……なっ、朧っ!?
[一気に意識が覚醒し、罅割れた鏡が欠片同士が擦れ合い奏でる音がする 人の部分を曝け出したとは気づかぬまま、驚愕の目で蝶を見つめれば目を逸らすなとのお達しが]
目を逸らすつもりはありませぬよ。 蝶の命に花は、逆らうことはありませぬ…
[時雨の様に流れ落ちる朧の髪が頬を撫でる その時の彼の顔はどんな様子だったろう これほどまで近くで、顔を見るのは久しいなと考えながらもどうしてこのようなことを、と困惑し 揺れる視線は眼前の友と、それを齎した蝶へと注がれた]
(234) 2014/09/16(Tue) 22時頃
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[悪趣味極まりない。 そんな苦い言の葉をはいてしまえたら、どんなに楽か。
不意に体制が崩されたのは蝶の悪戯、だろうか>>229眼前に広がるは気だるげな表情をした藤の花。 こげ茶がはらりと、理に逆らう事無く落ちていく。
困惑したま、しかしこの状態を崩さぬように腕に力を入れれば。我が友はどんな顔をしていたのだろうか。 こんなに間近でまじまじと見るのは久しいかもしれない。 ……できれば、こんな白い欲で顔を汚した俺の顔など見ては欲しく無かったのだが。 そう、自ら穢れた物を遠ざけるように、蝶を見やり弧を描くとそのまま空気を震わせた。]
…よろしいので?この状態ですと、ヘクター様からは俺の顔が見えないのでは。
[花が放った精一杯の虚勢。 それを悟られぬように花として生きてきた中で一番の妖艶さを纏い、邪魔なこげ茶を退ける。 それすら蝶を喜ばせる蜜の味となってしまったのかもしれないが。
答えは貰えなかったかもしれない、頂けても恐らくはまるで獣のような態勢からは逃れられなかったのだろう。]
(235) 2014/09/16(Tue) 22時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/16(Tue) 22時半頃
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…うん、忘れないでね。
[まいったなあ、そんなに強く抱きしめられたら仮面が剥がれてしまいそうになるのだけれど。
それでも僕は空いている片手でその抱擁に応えた。 愛が忘れさせるのやら、 はたまた時が忘れさせるのやら。 僕は櫻子との関係の結末を見たくなったから。>>225
好きだよ櫻子。
先ほどは軽々しく口に乗せた台詞を胸の裡で呟いては、それがさっきとは違う特別な響きを持っているように感じられたのは錯覚か……
櫻の花はいつも暖かい。いつも『しあわせ』そう。 仮令実際はそうでなかったとしても、 散ることを知らない桜の美しさに溺れそうになる。
寂寥を感じる度にこの館を訪れては、 櫻の幹にしな垂れかかる。そんな関係になろうか?]
(236) 2014/09/16(Tue) 22時半頃
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[地下のそこかしこ、目には見えずとも聞こえる響きは夜も酣であることを伝えていた。
指を器用に動かしながら、手の中で膨らみ始める物の音>>196>>197を聞こうとする。途切れ途切れの言葉は、思い上がりではなければ、そういうことなのだろう。 続いた希望の言葉にも笑みを深くして。]
お前がそうすることを望むのならその通りにしよう。 言ったろ?今日は何でもしていいって。
[腰に触れる拙い手を男の、火傷跡が張り付いた白い手で一撫で。 その後、自身のベルトを外し、動く事も億劫そうに下着ごと、ズボンの穴から脚を引き抜いて。 そうすれば、中途半端に天を仰ぐ男根が相手の目に触れただろう。 傍にある、滑油剤を指に掬う。]
(237) 2014/09/16(Tue) 22時半頃
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宜しいも宜しくないも…「新品」じゃねェからな、残念ながら。 …ただ、ちょっとだけそのまま…
[新品、と言う時だけは自嘲気味に肩で笑う。
相手の肩の近くに腕を立てて、油が光る中指を自分の秘部へと、押し込めた。声だけは出すつもりは無く僅かに弧を描く。それでも、肉壁に触れる際には目元を震わせて。 経験はあると言っても日頃は此方側ではない故に、指の一本を指した瞬間少しばかりの後悔が過って。 それでも眉を寄せながら押し広げていったか。]
(238) 2014/09/16(Tue) 22時半頃
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[でもそんな関係は…一層寂しさを増長させそう。]
――ん、はぁっ
[肉を押し割り自身が櫻の花弁の熱さに包まれると、息が漏れ出た。 櫻子の口からも嬌声が溢れたなら、二人で呼吸を共にする喜びを分かち合おうと、雄を奥へと押し進める。]
櫻子――
[無意識が自分の腕の下にある者の名を紡がせる。
やがてとっぷりと自身は櫻子の中へ全て収められ、僕は息を吐く。受け入れる肉塊は微かに収縮して悦びを表す。 櫻子の表情を見ると涙は流れていなかったが、代わりにその頬を伝う汗を僕は舐め取った。]
…動く、からね。
[律動を開始するためにゆるゆると入り口の近くまで引き抜きながら、微笑み囁く。]
(239) 2014/09/16(Tue) 22時半頃
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[この感情をどう表せばいいのか。 腹の辺りに渦巻くこれを。 怒りか、呆れか、それとも悲しみか、羞恥か。
『花』として誇りを持ち、美しく咲き誇れ。 俺を育てた花は口癖のように言っていた。 どんな辱めを受けようとも、どのような思いをしても蝶を惑わせる花であれ。
その言葉を道標に、今まで歩んできたはずなのに。]
(*51) 2014/09/16(Tue) 22時半頃
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[彼らに溺れる蝶など、何頭も居る。 高嶺の花に酔い痴れる伸びる手は数多。
されど、今宵、彼らを支配するのは、 溺れる分だけ彼らを抉り、砕いて、快楽を得る悪辣。>>234
触れ合う二人の肌に熱を孕ませ、育てながら、 差し向けた朧の双丘に添える自身の剛直。 朧の高く結んだ髪を掴んで、まるで手綱のように引く一時。
朧の顎を伝う白濁が、藤之助の頬にもポタリと落ちるか。 散った鏡の欠片を掻き集めさせることも許さず。]
悦いねぇ、――…悦い返事だ。 俺の命令だから、か。
[機嫌良さ気に、膝立ちの腰を揺らめかせると、 朧の窪みに先端の段差が引っ掛かり、縁襞を舐めて掻いた。]
―――…甘ぇ、蜜よな。
(240) 2014/09/16(Tue) 22時半頃
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