194 花籠遊里
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 01時半頃
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はい。礼儀作法は俺が、読み書きは櫻子が。
[泣きそうになりながらも、確りと蕾から花を咲かせる事ができた姿を間近で見れたのは良い体験だったのを覚えている。 が、まだ五分から八分咲き程度の花、これからどう変化していくかを見るのは叶わないのかも、しれない。]
ありがとうございます、それでは失礼します。 ニコラス様の御眼鏡にかなう花と巡り合えますよう。
[一礼した拍子に首にかかったこげ茶を煩わしく思いながらも払う事無く表情に出す事なく。>>234 普段なら藤之助にも声をかけ……無意識の行動なのだが。……行くなりどうする?と首を傾げるなりするのだが。 亀吉一人にこの蝶の相手をさせるのも些か不安があるのか、此処に留まる選択をしても、一つ頷いただけだろう。 ……俺の世話女房だなんて他の蝶にも囁かれなぞしたら。 藤之助もいい迷惑だろう。]
(248) 2014/09/14(Sun) 01時半頃
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……やらしい顔して笑うんじゃねぇよ、世間知らず。 [男にしては珍しく直接的に彼を詰る。>>242 彼の希少なる微笑は、誰に振りまこうと己からは遠い。 二の腕を掌で擦りつつ、文句を垂れて鼻を鳴らした。]
俺は苦労話なんて、湿気たもの聞きに来たんじゃねぇぜ。 寝物語なら寄り添う蝶にしな。甘やかしてくれんだろうよ。
[視線を引き戻して、瞳を眇めて眉間に浅い皺を刻む。>>246 派手と粋を好む男は、桜花の微笑みに目が眩む。所詮夜蛾だ。]
………、
[されど、続く言葉を聞いて、緩やかに脚を持ち上げた。 縦枠を塞ぐように長い脚を渡し、彼の歩を阻み。]
(249) 2014/09/14(Sun) 01時半頃
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ー中庭→ー
[暫く雲に紛れる月をその瞳に映した>>154のならば、不意に届いた鈴の音>>160に鈍く沈んでいた意識を思考の水面へと浮上させただろうか。 ゆぅるり。そちらに顔を向け。ちいさくちいさく息を吐き、やがて肩の力を下ろし。 何を名残惜しむのか、空の飾りをちらと一瞥すれば、漸く再びその足先を廊下へと乗せ、軋む音には目淵を細め。 そうして硝子戸を引き空を遮ったならば、仄暗い廊下へと足先を進めた 。]
…、――
[――ひとこと。 何を呟くでもないけれど薄く唇を開き、空気を吐いた。 暫くその横頭に手を当て薄明りの灯る廊下の先を見たならば。話声の僅かに反響する中、先に居た場所に戻っていることに気が付き。 どうにも可笑しいと横道に逸れたのならば、その先で>>222の姿を見付け、その動きを止めただろうか]
(250) 2014/09/14(Sun) 01時半頃
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[浮かべられた笑み>>245に困惑が滲んでいるように思えて、思わず眉尻を下げる。]
…先程中庭にて蝶がいらっしゃいましたよ。 まだいらっしゃるのかは分からないのですが、素敵な方でした。
せっかく月が見えているのだから、部屋に籠るのも、勿体無いじゃないですか。 藤之助さんのお琴の音色は繊細でいて、心が籠っているのです。 …私にも芸の才があれば教わりたいくらい。
[部屋を連れ出してくれたあの方を思い出しながら、中庭で見た月の様子を掻い摘み知らせて。
けれど、琴を弾こうか悩んでいると聞いたのなら羨望にも似た眼差しを注ぎつつ。]
…月見をしながらお琴を奏でるのも素敵かもしれませんね。
[なんて声をおかけすれば、どのようなお顔をなさったか。]
(251) 2014/09/14(Sun) 01時半頃
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うーん、つまり亀吉さんは心配してるのかな? 櫻子さんとヘクターさんのことを。
[二人の人間の関係を横から推し量ろうというのは無粋なように思われる。>>243 仮令二人の関係が険悪なものだったとして一人の花に過ぎない彼が思い入れしても辛いだけではないだろうか…?]
亀吉さんは櫻子さんのことが好きなの?
[花としてはあまりにも露骨な気のする彼の態度に、彼が櫻子に対して抱いている感情や絆が気になった。]
ううん、困ってなんかないよ。 僕も初めての体験ばかりではしゃいでるんだ。
[言葉とは裏腹に落ち着き払って頭を下げる亀吉に笑いかける。世辞には「ありがとう」と軽く礼を。]
此処に何をしに来たかって?
[その問いには己の唇に一指し指をあてしばし考えた後、答える。]
…色々なことを知りに。
(252) 2014/09/14(Sun) 01時半頃
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中庭ですか。 …宵闇迫ってきましたし、お風邪を召さなければいいのですが。 琴は手ずさびですので…亀吉さんも習えばすぐできる様になりますよ。
[音は人の心を映すという。繊細で心が籠っているというのは果たしてできていたのかどうかわからないが――羨望にも似た眼差しを受ければ少し気恥ずかしそうにした>>251 どうやら先に歩き出したらしい朧を見染めた蝶がいるらしい>>250
中庭で月を見るというのにも心惹かれるが、今日は少しばかり夜風が身にしみる]
月を見るなら、部屋の方がいいかもしれませんね。
[と、穏やかに亀吉や朧に微笑めば、先に部屋に戻らせて頂きますと会釈して部屋の方へと歩みを進めたろうか]
(253) 2014/09/14(Sun) 01時半頃
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識りたい理由なんてな、言わせるモンじゃねぇよ。
[そう言えば、言外に含まれた「お前>>240の事が気になるからだ」という言葉が伝わるだろうか。
まぁ、表向きは。
知りたいと、男が言えば目の前の花は疑問に思ったようだが–––––––言う言葉全ての理由が甘美な物とは限らないのに。 ただの戯れかもしれない問答を考えて、考えて……
差し出される品の良いライター。自分から頭を動かす事はせず、火種を持つ相手の手を掴んで男の咥える煙草に火を灯す。 人差し指と親指で白い筒を挟んで静かに煙を吐き出した口は、 "意地悪な方だ"その言葉通り、意地の悪い笑み。]
気がついちまったか。 聡いっつーのも難儀なもんだな。
……愛想振る舞う蝶は選んどけよ、悪い虫にもヘラヘラしてると……気がつきゃ穴だらけだぞ。
[相手の手首を掴んだまま、もう一度煙草を吸い込む。 燃えカスがハラリと、音もなく落ちた。]
(254) 2014/09/14(Sun) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 01時半頃
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[廊下を歩きつつ、ふと窓の外見れば入日薄れ、街灯の明かりが濃さを増してきただろうか 秋風が夜風の冷たさを孕んできた頃。窓の下、中庭をちらとのぞくも亀吉が言っていた蝶の姿は見えず。それに少し安堵する]
――今宵も寒くなりそうですね。
[まるで鏡の様と言われた花は静かにそう呟いて、自室へと歩みを進めた]
(255) 2014/09/14(Sun) 02時頃
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[花達にはまた、と小さく呟いてから書斎とはまた別の方へと歩き出す。 その姿は蝶の元から去っても崩れる事無く、しかし少し憂いを孕んだ息をはいた。 そんな所を、見られてしまったかもしれない。>>250 気づいて動きを止めたのも僅か、瞼が閉じ、上がった頃には口元は弧を描くよう努力して。]
……こんばんは、蝶様。 花の蜜を求めひらり、ふわりですか?
[やがて足先は誘われるように新しい蝶の元へ。]
(256) 2014/09/14(Sun) 02時頃
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[問われた言葉に視線は泳がせつつも、誘われるかのように頷きを。 好きかと問われればそれこそ戸惑う色を滲ませつつも、やっと落ち着き計らったかのように、強張らせた顔を緩ませた。]
……好きというよりは、憧れているのです。 好意を持つなんて差し出がましく疚しいこと、決してしませんよ。
[言葉尻に空気を掠めながら囁き。 初めての体験には意外そうに瞳をまぁるくしたものの、はしゃいでいると言えば思い浮かぶのは、先程腕を絡め取られていた際に耳にした言葉>>198]
……貴方も可笑しな人ですね。
[漏らした呟きは蝶に告げるには大層失礼なそれ。 朧がいたのならお小言を頂戴したか、どうか。
彼が来た理由を知れば]
(257) 2014/09/14(Sun) 02時頃
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[喉が揺れておられるのを、僕はちゃんと見ていました>>247 甘きを囁かぬその唇が、また刃を形作ります。 その刃を身に受けて、僕は言葉を返さずに居りました。]
僕はそんなに、お気に召されませんか?
[世間知らずと罵られ、挙句「やらしい顔」とまで謂われます>>249 それでもこんなに直接的な口撃は、此処数ヶ月で初めてに思います。]
苦労話も、寝物語も。 僕たち『花』は聞かせていただく立場です。
[緩やかに首を振れば、淡い色の櫻が揺れたことでしょう。 眉間に刻まれた皺を見て、僕は小首を傾げます。 自分が眩いなどとは思ってもおりません。 なぜなら僕は『花』ですから。]
(258) 2014/09/14(Sun) 02時頃
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……そうですか。 知らぬが花、なんてこともあるかもしれないのに。 物好きな人。
[少しばかり憂いたように蝶が舞うその場所の水は、甘いのだろうか。苦いのだろうかなんて、野暮なことを考えて。
腕を伸ばしてみたのはきっと、迷い込んだ蝶を歓迎する花の真似事をしてみようか。少しの興味。
この蝶の知りたいことが何なのか。 触れればわかるのだろうか。
安直に辿り着いた答えを試してみようと思ってのこと。
触れられたのかは先のみが知ることではあるけれど。]
(259) 2014/09/14(Sun) 02時頃
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地下鉄道 フランクがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(地下鉄道 フランクは村を出ました)
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…こんばんは。 ひらり、ふわりだなんて、随分優雅な表現してくれるね。
[自分の数歩先へ姿を留めるのは一輪の花>>256。 その風貌は花独特の、そして紡がれた言葉は花の詩なのだろうか。 先程垣間見得た憂はとうに姿を消し、耽美な花の表情がそこには在った]
…――喉が渇いて仕方が無い、だけだよ。
[自分に近付く姿を視界に認め。瞼を下ろし言の葉を空気に乗せる。 こくり。鳴った喉は、動きは花に見られてしまっただろうか。 そうして閉じた瞳を覗かせたなら、「美味しい花の在処を知っているかい」、なんて声色低く言ってみせたことであろう]
(260) 2014/09/14(Sun) 02時頃
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…そんなに柔じゃありませんよ。 なら、その時は藤之助さんに教わりたいと願うのは過ぎたもの…でしょうか?
[相手の機微>>253を受け取ることが出来たのなら、やんわりと目元は緩み、少し軽い調子で言葉を。
半分は軽口ではあるけれど、もう半分は、本心もある。そんなおねだりをすれば花はどのような香りを漂わせただろうか。]
……そう、ですか。
[月は部屋で見る。そう告げた花に息を小さく漏らして。 会釈する彼にかける言葉は見当たらず。
伸ばしかけた手は空を切って。 やがては地に落ち着くのだった。]
(261) 2014/09/14(Sun) 02時頃
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[彼の『蝶』の足が、僕の歩みを妨げたのでしょうか。 僕は緩やかに立ち止まり、ふと彼を見上げます。 幾分身長差があるのです。]
可哀想、可哀想と同情して下さいますか? それとも、僕と一夜お戯れになられますか?
[僕はこの身を彼に寄せました。 苦手だと意識していました、その『蝶』へ その逞しい胸板に手を添えて。 そっと、温度を仄かに移すのです。
緩やかに見上げて、甘く囁きましょう。]
(262) 2014/09/14(Sun) 02時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 02時頃
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ー少し前ー そうならばいいのですが…くれぐれも体調にだけは気をつけて。 ええ、私でよければいつでもお待ちしておりますよ。
[亀吉の言葉>>261に微笑んで、琴の教えを請うのならいつでもと快諾する ふわりと同じ花に見せる笑みは柔らかなもの 此方に手を伸ばしたのを見れば少し罪悪感が去来したものの、少しばかり今日は夜風が身にしみる、と告げてすまなそうにしたろうか
淡藤の花と金色の揚羽蝶に会釈すればくるりと背を向け廊下を歩きだしたろう]
(263) 2014/09/14(Sun) 02時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 02時半頃
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いいや、お前さんを購う蝶より性質が悪いだけよ。 [耐える彼に、さらりと返す手の内。>>258 性質ではなく、性格ではないか、と言葉を挟むものも居らず。 ただ、湾曲を好む口から出た直裁を自ら咎めて、口唇に掌の封。 縦枠を靴裏で詰って数秒。]
―――…俺は摘んで、蜜が啜れりゃそれで良いのよ。 [僅か首を傾け彼に伸ばす指先。 武骨な五指が掬うは彼の顎、顔の稜線を辿って戯れ。 彼の上に落とす自身の影、宵口の様に避けるなら何時ものこと。 彼が不意打ちに隙を作れば―――。
淡く、額に唇を捺し当てようか。
瞼も下ろさず覗く瞳は、微かな揺らぎを笑気で埋めた。]
(264) 2014/09/14(Sun) 02時半頃
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乾きを潤すための花をご所望ですか。 それとも舌が麻痺してしまう程の甘い蜜ですか? 俺達『花』は互いの味は知らぬのです。 故に『美しい花の在処』ならお答えできますが、『美味』な花は蝶様自身に探して貰わねば。
[色香を纏ったような低い音に目を細めながらも歩みを止めずに。 蝶の姿がハッキリと認識できる場所まで、しかし失礼にはならない距離まで詰めると一つ二つと音を落とす。>>260]
此処は美しい花ばかりを集めた『花籠』 少しずつ味を確かめながらお気に入りが見つかるまで舞ってみては? 飽きはしないかと。
[普段の音より意識して低めに出してみたが。 感情を含まない冷たい物になってしまったかもしれない。 それのフォローの為に口元に緩く引いた弧を三日月の形に変えてみたが、果たして。]
(265) 2014/09/14(Sun) 02時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 02時半頃
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ええ。 だから酷く意地悪な『蝶』、と。
[謂ったではありませんかと見上げて思う。 毒蛾とご自身を差す彼に、それでも僕は『蝶』と謂います。 蝶と蛾では、目的が違うではありませんか。 光にだけ集まる蛾なら、きっと───…
不意に落ちるのは影と、戯れの指先>>264 顎を掬われ、高い彼を見上げる首は少しだけ痛く。 何に気を取られていたのでしょう。
刃ばかりを差し向ける唇が 柔らかに額へと舞い降りたのです。
驚きに長い睫はきゅうと閉じ。 ふるりと身を震わせておりました。]
(266) 2014/09/14(Sun) 02時半頃
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───それでも買ってなど、くださらないくせに。
[この『蝶』は、今宵も別の花を買うのでしょう。 一夜の戯れをどの花とされるのか。 妬きなどしません、そんな風に育てられた『花』なのですから。 判っております。 彼の求める『花』の中に、きっと僕が居ないことなど。 額に舞い降りた蝶はまた、気ままに別へと移ろうのでしょう。 僕は甘やかに囁いて、ふっと笑んで返しました。
彼の覗く眸を、射干玉の眸が見詰めます。
そして殊更甘く、甘く微笑んだなら。 距離を詰め、背を懸命に伸ばし。 唇に唇を、ただの一瞬触れ合わせたのでございます。]
…幻だからこそ、甘いのですよ。
[刹那と離れた唇は、そんな言の葉を紡ぎました。]
(267) 2014/09/14(Sun) 02時半頃
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[彼がこうして己に囀るは珍しい事。 常ならば、色めく以前に彼の神経を逆撫でる。>>262]
―――…お前さんとの同衾ねぇ。 そうさなぁ……、
[彼の額に唇を預けたまま、言の葉を注げば、 吐息が秀でた額を降りていく。 案外高い体温も、乾いた唇も、何も教えたことのない彼を伝う。]
(268) 2014/09/14(Sun) 03時頃
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―――……、
[ちゅ、と淡く肌理に音を預けるは唯の気まぐれ。>>266 小動物のように驚いた桜花に感化されたのではないと弁明して。
なにせ、送られる文句は耳に心地良く響いた。>>267 鬱屈と抑圧の中で搾り出される声は甘く蕩け。
花を手折らず留まる悪辣さを発揮し、 噴出しそうになる声を堪えて、顎を引いた。 彼の齎す刹那の接吻を、恭しく授かるように。]
(269) 2014/09/14(Sun) 03時頃
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ー廊下ー
[部屋に帰る途中ふと見えたのは白銀の髪の蝶と赤い髪の花の戯れる姿>>254。手首を掴みながら煙草に火をつける姿は手慣れており、どこか楽しげであった 焔を差し出す緋色の花は優しげな笑顔が魅力的な丁助だろう。 二人の雰囲気をじゃましないようにと一度迂回して部屋に戻ろうとそっと踵を返した
ひらり、と藤色の着物が風に揺れた]
(270) 2014/09/14(Sun) 03時頃
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しかし、その顔はちとそそるな。 お前さん、ガキ以外にもなれるのかい。
[一瞬噛んで潰した言葉を飲み干し。
代わりに揶揄を送って、ぺろりと撫で上げる彼の臀部。 丸みを掬う五指は布地に双丘通る皺を寄せ。
そうして、彼の先行きを塞いでいた脚を下ろした。]
……ああ、だが。 小振りな尻は嫌いじゃないぜ。
[ひらり振って見せる指先で、生娘に掛けるような揶揄を選択。 口を開く端から茶化し、夜蛾はまた、翅を開く。**]
(271) 2014/09/14(Sun) 03時頃
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─少し前─
…幼子ではないのですから。 それに私の方が年も上じゃあないですか。
[指折数えて四つ目か。 それを示すように手を翳したものの、気遣いを無碍には出来ず]
…藤之助さんも、お身体にはお気を付けて。特に指先を冷やさぬよう。 ……ふふ、なら機会がありましたら改めて。 …朧さんには内密にして下さいね?
[と口にしたものの、藤之助と朧が懇意であることは知っていたから無駄かもしれないが。 ふわりとした笑みが浮かべられたのなら、やはり綺麗だなと見惚れて。 触れることは出来ずとも、何処か憂いた顔を見てしまったのなら寧ろ此方の方が胸を締め付けられるよう。]
…お休みなさい。
[もう宴までの時間は限られているけれど。背を向けては薄れゆく甘い匂いに何と声をかけようか。迷った挙句、呟いた言葉は。 彼に伝わったのかは定かではない。*]
(272) 2014/09/14(Sun) 03時頃
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[何か濁すような口振りでした>>268 いえ、僕がそう感じただけなのかもしれません。 額に置かれたままの唇が動く度、無精髭がちくちくと 肌に刺さって、なんとも謂えない感触を伝えていました。
僕よりも高い体温は、体つきのお陰でしょうか。 乾いた唇は、愛に飢えているからだと書物で読んだ事があります。 間近にある眸は、そんな色をしていたのかと。 耳に揺れる金属は、痛くないものなのでしょうか。
知らぬ事ばかりがこの刹那の間に、僕の肌を眸を、裡を 緩やかに伝って行ったのでございます。]
(273) 2014/09/14(Sun) 03時半頃
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[耳に届く微かな音は、唇が肌を愛でる音でしょう>>269 聞き慣れたそれに、しかし初めての行為に 着物に隠れた首筋が仄かな櫻の色を差しました。
気取られてはなりません。 隠すように、敢えて接吻を微か交わしたのでございます。 丁助さんとなさっていたような、それこそ『交わす』ような接吻ではなく 音もなければ、ただ唇が触れ合うだけのそれでした。
少しでも、少しでも僕の言葉が厭味に聞こえるよう。 顎を引いてもらわなければ、きっと上手くいかなかったことなど 判ってはいても、認めたくなどありません。
きっと文句も、接吻も。 羽ばたく『蝶』には無意味なのでしょうから。]
(274) 2014/09/14(Sun) 03時半頃
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梢などでは、ありません。
[書斎に来て、苦々しい表情で呟いた一言を>>170 今はこうして、彼を間近に謂ってのけます。 飲み下された言葉なぞ知りもしないまま 撫で上げられる丸みに、ぴくと肩を揺らしてしまいました。]
でしたら今日から沢山ご飯を食べて 大きく成長させておく事にいたします。
[いつものように茶化す言葉に敢えて告げます。 一度は不機嫌な顔をしようかとも思いました。 降りた足から一歩進み、そして振り返り。 いつもの様に睨み付けてしまおうかと思い。
振られた指先を見て、何も出来ないまま 僕はその場を後にしたのでございます*]
(275) 2014/09/14(Sun) 03時半頃
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── 廊下 ──
[僕が足を向けた時は、朧さんとも藤之助さんとも 残念ながら行き違ってしまった頃合でしょう。
廊下を行けば、淡藤の色が目に留まったでしょう。 傍にはくりぃむ色もお見受けすることが出来ました。]
亀吉さん、ベルさま。 お話の途中を、失礼いたします。
[少しだけ小走りになってしまいました。 朧さんに見つかれば、僕も叱られてしまうかもしれません。 僕は傍らに一冊の本を持ち、胸に掲げ お二方に見えるように致しました。 けれどそれで何をするのかまでは、口には出さずに居りました。 読み書きが出来ぬことを、亀吉さんが恥ずかしがるかもしれない。 単純に、そんなお節介を焼いただけにございます。]
(276) 2014/09/14(Sun) 04時頃
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