270 食人村忌譚
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ゆりに7人が投票した。
ススムに3人が投票した。
錠に1人が投票した。
ゆりは村人の手により処刑された。
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エツコ! 今日がお前の命日だ!
2017/11/29(Wed) 01時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
エツコが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、イルマ、ミナカタ、ススム、錠、イスルギ、志乃、リツ、鬼丞、源蔵の9名。
抜荷 錠は、メモを貼った。
2017/11/29(Wed) 01時頃
発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/11/29(Wed) 01時頃
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うん…… 櫻子は……きっと……喜んでる……
(あなたは後を追うのだもの)
[ユリが包丁を手に取り心臓を取りに行っている間、>>247 志乃は目を盗んで手を懐へと入れる。 。 さりげなく懐に携えた袋からトリカブトの根を少し頭蓋骨の中の脳髄に入れれば、彼女がお皿に乗せて持ってきてくれるまでをじっと待つ。 彼女の気遣いに志乃の顔は緩むことも無い。彼女が動き出し、食べるその時まで、ひたすら硬い表情で緊張の面立ちで見守っていただろう]
そうだね……幸せに産まれ変わってくれますように……
……ありがとう、じゃあ一緒に頂きます。
[手を合わせて心臓を噛みながら、視線はずっとゆりの動作をおっていく。食べるそのときまで目が離せず、彼女が頭蓋骨より脳髄を啜るのを確かめると、今か今かと"その瞬間"が訪れるのを待った。]
(0) 2017/11/29(Wed) 01時半頃
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[さて、ゆりの死を知るのは何時になるか。 その時が来れば、それこそ進を褒めちぎる]
すごいな進君。 家畜の群れを道に迷わぬように 破滅へ導く手腕はさすがだ。
俺じゃこんなに上手くはいかない。
本当に、こんな村で腐ってはいけない人間だ。
[手放しで女たちが死んでいくのを喜んでいた*]
(*0) 2017/11/29(Wed) 01時半頃
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[神様というやつは、いつだって気まぐれだ。 願ったところで、叫んだところで、 決して叶えてくれることはない。
それを、私は身を持って思い知ることとなる。]
(1) 2017/11/29(Wed) 01時半頃
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[石動と錠の家に泊まり込んだらしい彼は、 一晩中姿を現すことはなかった。
故に、妹―巫女との約束を、 儀式を果たすこと叶わず、眠い目を擦って 朝を迎えた私の前に在ったのは、信じがたいもので。]
……うそ。
[彼は、一晩中、石動の家にいたはずだ。 誰も出てくる様子はなかった。 足音も、ましてや、車いすの音も聞こえなかった。 酷く、静かな夜だった。
それなのに、ゆりも、江津子おばさんも、 二度と動くことはなくて。]
(2) 2017/11/29(Wed) 01時半頃
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ねぇ、なんで。 誰が、どうして。
[誰かが運んできてくれたのか。 茣蓙に包まれた二人に私は駆け寄った。 二人がどんな姿だろうと、厭わない。
巫女のように、その場を取り仕切ることも、 泣くことも出来ず、唯、私は、 二人のそばにしゃがみ込むだけ。**]
(3) 2017/11/29(Wed) 01時半頃
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/* これは俺が殺した方がいいよな?
(*1) 2017/11/29(Wed) 01時半頃
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[ゆりが死んだ事を知った後。 褒められたススムは、まるで出された試験で満点を取った時のように、嬉しそうな貌を見せた]
未熟な僕が此処まで出来たのも お二人の力添えあっての事です。
まだまだ、この村に家畜は多い さあ、次はどれから処分していきましょう?
[もうすっかり一人前の人間になった、とすら感じるほど 幾らか調子づいて**]
/* 江津子さんの襲撃はシステム上ススムですが どちらが担当します……?
(*2) 2017/11/29(Wed) 01時半頃
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/* 恐らくは僕よりミナカタさんの方が縁が深いかなと思います。
(*3) 2017/11/29(Wed) 01時半頃
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/* 縁もそうだし表で容ちゃんが見張ってたから俺が殺そう。
(*4) 2017/11/29(Wed) 01時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/11/29(Wed) 01時半頃
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―――トリカブトの毒―――
[古くから人に知られて利用されてきたトリカブトの毒は、種類は様々なれど即効性の毒を持つ。 多くは殺害と農薬、そして毒を弱めて薬として使われてきたが その致死量は一グラムで済む。 心臓麻痺、呼吸障害、臓器不全、意識低下、症状が軽ければ嘔吐を伴うが、摂取してから数十秒で心肺が停止する。
ユリが脳髄を啜り、あれと思う頃には一気に胸が絞まる苦しさを覚えただろう。]
(4) 2017/11/29(Wed) 02時頃
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―夜― [>>3:251想像がつかないのは、ススムもまた同じだ。 自分が村人の感情を理解することは、この先も無いだろう。 人間として、自覚した自分と彼らは、違うものだから。 ただし、想像して寄り添う振りは出来る。 其れを慰めていると言っていいのかどうかは、甚だ疑問だ]
車椅子を押して歩いただけでは お世話したなんて、言えませんよ……?
[>>3:252あとは食事を作って一緒に食べたくらいだ。 同じ部屋、兄弟の横で小さく丸くなって眠るススムは その晩起きている間、兄弟二人の話を昔話などを聞き 寝ずの番をと言いながら、うとうととまどろんでしまう。 警戒を怠らぬ姿勢と、未熟な幼さを持った少年の姿。 其処から錠の心情がどちらへ傾くのかは、あずかり知らぬ事]
(5) 2017/11/29(Wed) 02時頃
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[愛理を殺したのは、確かにススムひとりだった。 けれど 思考を持った人間は、一人ではない。 村のありように疑念を持たせれば 巫女すら殺す、者も居る。
何より 己の思考に答えを見出す手伝いをしてくれた あの人なら、きっと任せてしまっても問題ない。
安堵故に 一晩寝ずの番をして、信頼を得ておく心算が 舟をこぎ、ついには眠ってしまう事になった。 横になったススムは、小さく丸く身を縮めて眠る。 まるで母親の中に居る胎児のように**]
(6) 2017/11/29(Wed) 02時頃
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ふふ………あははは!!
[志乃は隠しもしない、誤魔化すこともしない、ようやく訪れた瞬間に顔が歪み、安堵しながらゆりを嗤う。]
苦しい?? 嬉しい? 櫻子の脳髄スープで死ねるのよ?良かったじゃない! 何が儀式が終わるまでよ! あなたが死ねばすぐ平和になるわ!この偽巫女!!
[そう罵って立ち上がった志乃は、苦しむゆりの顔を蹴飛ばしていく志乃は言う必要があった。誰かに見られる必要があった。 ゆりは毒を盛られた、だから食べられない そう認識させる必要があるのだ。
そして私は咎人、これで殺されようと私は食べられる。 生まれ変われる自分に比べれば、なんと愉快なことだろうか。 巫女からも輪廻からも蹴落とせたのだから]
(7) 2017/11/29(Wed) 02時頃
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良かった……ちゃんと儀式も終わるわね…… さよなら……ゆり姉
[それからは志乃は一気におとなしくなり、取り押さえるものが現れたなら抵抗せず素直に従い、見ているだけならばゆりをそのままにして家へと、問う者がいたならば、その日は咎ヒだからと告げてやはり帰ろうとしただろう**
(8) 2017/11/29(Wed) 02時頃
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[江津子が選んだ任はどちらだったか。 見回りか、それとも容の見届けだったか。
どちらにせよ、俺が動いたのは1人になる僅かの隙]
江津子さん、何か異常はありませんでしたか? 昨日に続いて徹夜なんていくら何でも無理があります。
[労わる様に声を掛け]
(*5) 2017/11/29(Wed) 02時頃
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いや……なんだか……。 急に恋しくなって、なんて言ったら。 恥ずかしいですね、この歳ですみません。
あ、俺役目替わりますよ?
[突然の告白からそれほど時も経っていない。 動揺している姿は微笑ましく映っているだろうか]
薬湯用意しますから、俺の家に来ますか? それとも集会所へ戻りますか?
[薬が足りなくなって来たから、 持って来ている途中なんで。 そう笑いながら籠に入れた薬草を見せるだろう。 そうして後ろを見せてくれたら。 編んだ荒縄を一気に首へ巻き付けて、背負うように 体格差を利用して 体を持ち上げるようにして息の根を止めようか。 抵抗も当然あっただろう。だが俺に迷いは何もなかった]
(*6) 2017/11/29(Wed) 02時頃
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江津子さん、江津子さん。 俺はあんた嫌いじゃなかったよ。
母親の匂いがして嫌いじゃなかった。 俺の仔を生んでくれてありがとう。 でもそれはこの村で産んじゃいけなかった。
俺の仔なら、よその世界で産まれなきゃ。 あれは俺の罪だ。 責任は取るから安心してくれ。
(*7) 2017/11/29(Wed) 02時頃
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この村じゃなかったら、俺は江津子さんを殺さなかった。 でも変えられない。 他の家畜とは違う殺し方で、殺してやるから安心して。
[そう囁いた声は果たして届いていただろうか。 確かめることもせず、背中の上で暴れる手足が 力なく垂れるまで待つと、ずるずると引き摺って。
豚小屋へと放り込む]
ここの連中に食われると、この村に生まれ変わるんだろ? なら豚に食われれば生まれ変わらずに済むかもな。
[俺なりの愛情表現。 最後にうっ血した顔に唇を付けて、 いつも持っているだろう鉈で、衣服を割いて 腹も少し裂いてやれば豚たちは食らいつくだろう**]
(*8) 2017/11/29(Wed) 02時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2017/11/29(Wed) 07時頃
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− 回想 −
[間近で容の姿を見れば、髪の色、瞳の色は 俺のものと似ている以上の感覚を齎した。
しかし理解と納得は違う。
この村で明確に父親だと名乗れる存在がいると 思ってもみなかったから当然だ。
赤子は何度も抱いたこともあるが、 成長しきっている容はそれ以上に触れたら 壊れてしまいそうで、結局彼女の助けになるような 事は出来ないままだっただろう]
(9) 2017/11/29(Wed) 07時頃
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[親として巫女の代行として儀式を任せられた 容を誇りに思うべきなのだろうが、 事件の現場近くにいた彼女がこれから何を しようと言うのか胸騒ぎだけが止まらずに。
だが情けない事に阿保からまだ成長出来ずに、 容を危険に晒す可能性を許したゆり様からも 危険に向き合おうとする娘からも それを守ろうと動く江津子さんからも、 男は目を背け、 その夜は逃げるように自宅へ閉じこもっていた**]
(10) 2017/11/29(Wed) 07時頃
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―昨夜のこと― [集会所を出る前、ゆりは無事殺された。 志乃の声>>7は宴間にまで届いていて 彼女の”偽巫女”という言葉に、ススムは酷い満足感を覚えていた。 彼女が巫女であろうがなかろうが、どうでもいい事だったが、信頼していただろう村人に裏切られる様は、爽快だった。 姉を裏切った妹の末路だ。 そう思っていたから]
――毒入りのスープで、殺したのか。
[予想外だったのは、巫女が食えぬ状態になっていた事。 次にこの村へ生まれてくる事が無いようにと 其れを望んだ志乃のあり様は、人というよりもこの村の住人として巫女を手にかけたのだと、そう思えた。 嗚呼、志乃は人間ではなかった。残念だ]
(11) 2017/11/29(Wed) 09時半頃
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[彼女は救うべき人間ではなかった。 なら、予定通り処分しよう。 幸いな事に、集会所で志乃の声を聴いたものは自分だけではない。 村人たちがアレを聞けば、気が触れたか彼女こそが下手人だと思い込むやもしれぬ。 何より、村人にとって巫女殺しは重大な事件だろう。
その日、ススムが志乃に声をかける事はなかった。 帰ろうとする姿をちらりと見かけたその時に 尊敬すら混じるような眩し気な眼差しを向けただけ*]
(12) 2017/11/29(Wed) 09時半頃
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―翌朝― 昨夜は泊めてくれてありがとうございました。 僕はいったん自分の家に戻ります。
[朝身支度を簡単に整えた後、ススムは石動と錠に頭を下げて家路につく。 まだ皆が起きだすかどうかといった頃合いだ。 道中酷く静かな中、豚小屋の様子がおかしい事に気づいた。 世話をする村人は未だ起きていなかったよう 小屋の一角に集まる豚が食しているものを見て ススムは言葉を失った]
――――江津子さんじゃないですか。 おはようございます。 豚に食べられても、転生というのは出来るんですか? ……なんて。聞いても応えてくれませんよね。
[はらわたは、豚が食っていた。 捲れた腹の皮膚を咥えた豚が、一頭此方を向いた。 雑食とはいえ、人までも食べるのか。 ともあれ、見つけてしまったからには誰ぞに知らせねばなるまい]
(13) 2017/11/29(Wed) 09時半頃
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[江津子が豚に喰われている。 その情報だけをもって、ミナカタ、丞、リツ 彼女を担げそうな村の男たちを探して走る。 江津子を助け出して欲しい、などとうそぶく為に。
石動兄弟と源蔵にまで知らせる事はしなかった。 兄弟の家から出てきたのを引き返すのが面倒だったし 錠や源蔵の身体では、江津子は運べまい。
皆が集合するころには 集会所へ江津子の身体が運べた事だろう。 豚に喰われた女の身体は、何処まで残っていた事か。 首が胴と繋がっていたなら、荒縄で絞殺された痕が見えたろう。 毒で死に、喰えぬ状態のゆりの傍に並べ どうやって弔うの、と皆へ視線を投げる。
やり方が違うものの、どちらも食えぬ状態だった。 ススムにひとつ、疑念が生まれる。 あの人はなぜ、豚小屋に放り込んでしまったのか**]
(14) 2017/11/29(Wed) 09時半頃
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[朝、江津子の死を報告に走った際のこと。 ススムは石動に手を上げる時のような口調で彼に問う]
江津子さん、豚が食っていました。 あれは……死体を隠す為、ですか?
[家畜を家畜のえさにする、というのは 死体を隠す意図だったのか けれど餌を貰っている豚たちの食べる速度が遅かったからか 江津子の姿は未だ確認出来る状態だった。 残念だが、集会所へ連れて行かねばなるまい**]
(*9) 2017/11/29(Wed) 10時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2017/11/29(Wed) 20時半頃
発明家 源蔵は、メモを貼った。
2017/11/29(Wed) 21時頃
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― 昨日のこと ―
[唐突に響いた嗤い声。>>7 すぐに駆け付けることは叶わず、漸くその場にたどり着いたときには、すでに事が収束していただろうか。]
毒殺……。 そしたら、ゆりの身体は……肉は……
[流石に、食べるわけにはいかないだろう。 しかしだとすると、彼女は、輪廻から外れてしまうことになるのだろうか。]
………………。
[憐れみ。 だが同時に浮かぶ、安堵感。 それを押し殺すように、黙り、しばし兄の服の端を握っていた。*]
(15) 2017/11/29(Wed) 21時半頃
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