113 姫と古騎士村
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
オスカーが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
戦慄の走るなか教会の鐘が鳴り、新しい法律が発行された。今夜より解決のときまでひとりずつ、人狼が成り代わった村人を処断する義務を負うという。
聖貨騎士団の物々しい姿に追いつめられ、集められた「容疑者」たちはルールを定めた。投票により怪しい者を決定すると。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろう。それも村のためにはやむを得ないのだ……。
現在の生存者は、オズワルド、ミッシェル、ズリエル、ポーチュラカの4名。
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……オズワルド!
[彼を見つけたのは、城内を走り、いくつめの扉を開いた時だったか。 余りに急いでいたので、思わず咳き込んでしまう]
けほ、けほ……っ
お、オズワルド。 あなたに頼みがあるの。 この城から、ミッシェルお姉様を逃して下さい。
(0) 2013/02/10(Sun) 00時半頃
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……姫様?
[気づけば、転寝していた様だ。周りはすっかりと、暗い]
姫様、どうなさって……。
[慌てて立ち上がって、咳き込むポーチュラカへと駆け寄る]
(1) 2013/02/10(Sun) 00時半頃
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[説明を省いてしまっていた事に気付くと、頬を赤くさせ。 落ち着く為に息を整えてから、顔を上げなおす]
縁戚に当たる遠国が、条約を交わして下さったそうなのです。 王族のうち、誰か一人であれば引き取って下さると。
(2) 2013/02/10(Sun) 00時半頃
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大丈夫ですか?
[赤くする顔は暗くてあまり見えなかったが、心配げにその顔を伺う]
……ああ。もう伝わっていましたか。 ええ。そういった話がありました。一人だけ。 もう、決まったのでしょうか。
[朝の段階でも、ほぼ決まりかけた話だとは聞いていた。ポーチュラカに誰から聞いたか問いかけてから]
そして。つまり。ポーチュラカ様は、ミッシェル様が行かれるのをお望みと。
(3) 2013/02/10(Sun) 01時頃
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予め、言っておきます。
これが、最後のチャンスでしょう。 既に春は近い。
残れば、生き延びるチャンスはほとんどありません。 特に、王族でもあるあなたは。
……それでも、よろしいですか?
[ポーチュラカの目を見る]
(4) 2013/02/10(Sun) 01時頃
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いいえ。 最後のチャンスだからこそ、ミッシェルお姉様でないといけないの。
[ゆっくりと首を振る。 その表情に、寂しさはあっても迷いは存在しない]
私はね、オズワルド。 なにも家族としての情で言っている訳ではないのです。 誰が行けば、一番生き残りやすいか。 誰であれば、我が王家の血を後世へ残す事が出来るか。 今、残っている王族の中で。 一番体力があり遠国への旅路に耐える事が出来。 そして異国でも友を仲間を作る事の出来る精神力を持つ者…… それは、ミッシェルお姉様を置いて、他にありません。
(5) 2013/02/10(Sun) 02時頃
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分かりますか。 問題は、個人が生き残るかどうかではないのです。
[しかし、わずかに眉を寄せて俯く]
……。 でもきっと、ミッシェルお姉様は、ご承知下さらないでしょう。 それは平時であれば美徳ですけれど……。
だから、貴方の助けが必要なのです。 お願いします、ミッシェルお姉様をこの城から連れ出してください。
(6) 2013/02/10(Sun) 02時頃
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[噂されてる当人は、その噂の内容など知らない。 だが、当然姉である自分は残り、妹のポーチュラカを逃がすつもりでいる。
中庭で星空を眺めている場所に、話し声が聞こえてきたなら、口を挟んだかもしれない**]
(7) 2013/02/10(Sun) 02時半頃
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えー! なんで、どうして?
[王の間にパンを届けに行く途中、騎士の一人に止められてしまった。 彼もまた、既に王は亡くなっていると知っている一人。]
ううー。 いいもん、ケチ!
[ぷりぷりと怒りながら、その場を離れていく。 もっとも、本当に怒りを覚えている訳ではなく、拗ねているだけなのだが。 それを騎士も分かっているのか、王子の背中に謝罪を述べはするが、追いかけはしなかった。]
(8) 2013/02/10(Sun) 02時半頃
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[パンを抱えながら走っていると、他の人間にぶつかりそうになって足を止める。]
わ! …っとと、ごめんね、だいじょうぶだった?
[見上げるとそこには見慣れない顔>>1:28。 しかもかなりの強面であった事に目を丸くする。]
わあ。 おじちゃん、とってもつよそうだね! きしの人なの?
[物怖じした様子もなく、にこにこと笑いかけながら尋ねた。]
(9) 2013/02/10(Sun) 02時半頃
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おう!? こりゃ・・・おう、坊主悪かったな。
[危うく少年とぶつかる所だった。 相手を受け止める様に両手を出しかけたが、無事足は止まった様子。 相手が何者であるかは、直ぐに気付いた。] おじちゃんは、傭兵だ。 ほれ、ちゃんとした身なりもしてねぇだろ?
[オスカーを見る目は優しいが、身長差の為に見下ろし威圧感はあっただろうに、オスカーは恐れる様子もない。 目線を合わせる為、片膝を付き、身を屈めた。]
(10) 2013/02/10(Sun) 18時頃
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(王の・・・面影が目元に。)
[沸き起こる郷愁に内心戸惑いを覚えた。 まだ、この国を懐かしいと思える気持ちがあった事と、滅亡に瀕せぬ古き過去を思い出した事に。 胸を掻き毟りたくなる様な、還らぬ過去。]
(11) 2013/02/10(Sun) 18時半頃
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[ザァ]
[意識は一時の間、遥か過去へ遡った。 夏の日、教会の鐘鳴り響き、領地を闊達に周る王の姿。 井戸から水を汲みながらお喋りに乗じる女性達、秋の収穫にはまだ遠いも、春と共に雪解けと共に運ばれた水が土地を更に肥沃にし、農夫達は精出し働き、家畜達は伸びやかに大地を食む。 街々を彩る花は……]
(12) 2013/02/10(Sun) 18時半頃
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んで、 そんなに走って何処へ行くつもりだったんだ?
[あん?と見えかねない態度で尋ねる。]
(13) 2013/02/10(Sun) 18時半頃
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……ふむ。
正直言えば、私も、ミッシェル様が行かれるのが最善だろうとは思っておりました。 体もお強い。……そのとおりだ。
とはいえ、生きたいと思う心は割り切れるようなものでもない。ミッシェル様がなんと言うかも。
……それで、よろしいのですね?
[ふと、窓の外を見ると、人影があった]
なんと……。
[そのシルエットは、ミッシェルのものに思えた]
(14) 2013/02/10(Sun) 19時半頃
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[言葉の意味をまだ知らずに、きょとんと首を傾げた。]
よーへー?
[考えるようにしていたが、身をかがめてもらうと、その事も忘れてにっこりと目を細める。 自らを害する存在知らず、それゆえ恐れも知らない王子は、その代わりに他人の気遣いを知っていた。]
ん。 とうさまに、パンをもっていこうとおもったの。 でも、ちかよっちゃだめって…
[尋ねられ、先ほどのことを思い出すと肩をシュンと落とした。]
(15) 2013/02/10(Sun) 19時半頃
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金で雇われる騎士崩れみたいなもんよ。
[親指と人差し指で丸を作り、硬貨を示す。]
んあ。 最近、寒さもやわらいじゃいるが、 さっみーのは変わらねぇしな。
寝込んでんのかねえ。 ま、そう落ち込むな。
[しゅんとした様子に、ごつくたい手でオスカーの頭を撫でようとした。]
(16) 2013/02/10(Sun) 20時半頃
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(俺だって王には会いたい。)
[撫でようとする、もう片方の手は無意識に握りしめられ力が籠っていた。]
(17) 2013/02/10(Sun) 20時半頃
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王家に生まれたというのは、そういう事なのです。
私たちは民から徴収し、特権を振りかざせる。 臣下に守られて暮らす事が出来る。 その代わり、時には見知らぬ異国へ嫁ぎ。 有事には矢面に立ち、時には言われなき罪で処刑台に立たされる事もあります。
[死んでいった兄たち、そして嫁いでいった姉たちの姿を思い浮かべながら。 ゆっくりと目を閉じる。 細い指先は、きついくらいに胸元を握り締めていた]
……元より、この状況で私がまだ生きているのは、姫であるがゆえ。 そうでなければ、とっくに飢えか病で儚くなってます。
ならば、何を惜しむ事があるでしょうか。
(18) 2013/02/11(Mon) 01時頃
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姫様は聡明だ。……聡明すぎますよ。
[小さくため息をついて、暗さに慣れてきた目が胸元の指先を見る]
よく分りました。後は。
……ミッシェル様に伺いましょうか。
(19) 2013/02/11(Mon) 01時頃
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だてに本ばかり読んでいたのではないのよ。 ……なんてね。 お世辞でも嬉しいわ、ありがとう。
[冗談を言って笑う姿は、年相応にあどけない。 けれど、姉姫の名が出ると表情を少し引き締める]
ええ。 では、いつごろにしますか? 早い方が良いとは思うのですが……。
[オズワルドがその姿を見つけているとも知らず、首を傾げた]
(20) 2013/02/11(Mon) 01時半頃
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いえ……。お世辞でこんなことは。言えませんよ。
[緩く首を振って、きつく握り締められていた指を見る]
話が通ったのなら、使者が来ているか、安全に落ち合える場所があるはずです。今回の件は公式に安全を確保する話ですので。まだ私は話を聞いていませんが、出来るのなら、明日にでも。
[窓は、開いていた]
……ミッシェル様。
[外にいるであろう、ミッシェルに顔を向け、声を掛ける]
(21) 2013/02/11(Mon) 01時半頃
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ええ、では……
[オズワルドの話を聞き、こくりと頷く。 しかし、姉姫の名を聞くとその表情がゆらいで次の瞬間、後ろを振り向いた。 もし聞かれてしまっていたなら? 伝えるつもりだった言葉のはずなのに、動悸が激しくなった]
(22) 2013/02/11(Mon) 02時頃
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話は聞かせて貰った。
[ガラッ!と、中庭に面した窓を開けて。 よっこらせ…っと掛け声とともに、窓から侵入する]
私は、自分だけで逃げる気はないぞ。
(23) 2013/02/11(Mon) 02時半頃
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そもそも。 私が逃げた先の社交界に顔を出したらどうなると思う。間違いなく我が国の恥にしかならんぞ。
[政略結婚先が他国の王室ではなく、自国の有力貴族だったのは、『よそに出したら恥ずかしい』貴婦人らしからぬ姫だったからだ]
(24) 2013/02/11(Mon) 02時半頃
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お、お姉様……!?
[よきせぬ乱入に、幼い容貌へ動揺が走った。 気を沈めるために目を閉じ、耐えるようにしながら顔を上げなおす]
……社交界には、出られるかどうか分かりません。 滅んだ国の姫ともなれば、あちらも扱いが難しいでしょうし。 大事なのはそこではありません。
遠国まで逃げた後、どなたかと婚姻をし、子を成し、王家の血を継ぐ事。 それが、生き延びるものの使命となるのです。
(25) 2013/02/11(Mon) 02時半頃
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……姫様。
[窓からよっこらせとやってきて、複雑な顔]
ご安心を。南国ですから、ここよりは寛容でしょう。 それに……一種の亡命ですから。
(26) 2013/02/11(Mon) 03時頃
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