73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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狼
墓
少
霊
全
カルヴィンに1人が投票した。
セシルに6人が投票した。
レオナルドに1人が投票した。
セシルは村人の手により処刑された。教会の鐘が厳かに鳴り響き、法の執行を宣告した。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイラスが無残な姿で発見された。
亡霊
今夜、人狼に殺された人は人狼になる。また、襲撃を実行した人狼は命を落としてしまうだろう。人狼となった者は報復行動を行わない。ただし、命拾いをしたならば人狼にはならない。
一匹狼は亡霊を作らない。
現在の生存者は、セレスト、カルヴィン、フィリップ、レオナルド、エリアス、ロビンの6名。
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………!!
[丁度引いたときだった。 サイラスがカルヴィンに口付けたのは。 いったい何がおきたのか、どうしたのか? ただ、引き剥がしたいと手を伸ばすより先に、 サイラスの身体が崩れる。]
(0) 2012/01/02(Mon) 00時半頃
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[結局、まとまらぬ思いはきちんと届かず、得られたのは生命維持にギリギリ必要な程度の精気だけ。
蕾のままの花はきちんと咲けぬまま、蔦を伝ってカルヴィンの胸の中へ。
ぐったりと意識を失って、きっと問いかけにも目覚めることはない。]
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……ぁ……っ!
[サイラスがカルヴィンに口づけて…精気を得たと同時のこと。
サイラスの情欲と自身の持て余したそれ、 そこに急に精気が流れこんで来れば流石に堪えられずに声が漏れる]
ン………っ、 急に、は……辛いっ、て…
[吐息に熱が篭ったがなんとかやり過ごす]
(1) 2012/01/02(Mon) 00時半頃
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―図書室>>5:183―
感情のままに…など、愚かしいことを。
そうは思いませんか?
[『本当の気持ちを強くする』。それは初めて聞いた。 クライトン、クライトン…。何処かで聞いた名前。ロバートの髪色を見て、ああと思い出した。カルヴィン・クライトン。中庭で震え、ノックスを背負い、フィリップと仲良しに…。]
友達に、なりたい……ですか。
それにしては、友達計画が強引ではありませんか。 夢の世界でなら…
[そう言っていたのは、セシルだったか]
薔薇の仲間は、薔薇で。
[同じ立場同士で。そう、おっしゃるのですよね]
(2) 2012/01/02(Mon) 00時半頃
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[サイラスの纏まらなかった想いからか、 得られたのは生命維持に ギリギリ必要な程度の精気だけ。
蕾のままの花はきちんと咲けぬまま、 蔦を伝ってカルヴィンの胸の中へ。]
[勿論そのような不可思議な現象を フィリップは知るすべもなく]
(3) 2012/01/02(Mon) 01時頃
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[出入り口の方、声>>1が聞こえ。 気付きましたか?と名を呼んだ]
ロバート殿…。
(4) 2012/01/02(Mon) 01時頃
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[差し出されたサイラスの手を>>5:157 取りたくても、いいのだろうかと惑えば先にフィリップに取られ、中途半端に動いた空の手を握ってサイラスに笑顔を向けた。 突然頭に乗って髪をついばんできた紅い姿に抗議しながら部屋に入って席についた、けれど。
いつもと違うサイラスの様子に気遣わしげな声をかけても震える彼の元には届かなかったか。席を立ち、支えるように寄り添った]
サイラス、熱いよどうしたの… 移せば楽になるなら、移しちゃえばいいよ
[何を言っているのかはわからないまま、ただ頷いて]
(5) 2012/01/02(Mon) 01時頃
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俺はずっと傍に――
[願いは最後まで紡がれることなく唇は奪われ 衝撃に瞳を見開いた。自分の中にある熱い何かを呼び起こすだけ呼び起こして、ほとんど持っていかずに唇は、離れた]
サイ、ラス……?
[塗れた唇で名前を呼ぶ。
答えは、なかった]
(6) 2012/01/02(Mon) 01時頃
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[図書室の近く、耐え切れないほどの感情と熱と。
開きかけの花弁を維持させるために使う体力はエリアスの精神を擦り減らす
酷い目眩と熱い体のまま、無意識に助けを求めるように図書室へと進むけれど
扉を開いたと共に一度意識が途切れてしまう*]
(7) 2012/01/02(Mon) 01時頃
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[重いものが床に落ちる音。 それに驚き鮮やかな姿が卓上から定位置に納まる。 フィリップの硬直はそれでやっと解けて。]
………っ これは、もしかして……ロバートの言っていた……こと?
[倒れたサイラスの横に肩ひざをつく。 カルヴィンの声にもこたえない姿。 当然フィリップが肩をゆすっても目覚める気配はなく。]
(8) 2012/01/02(Mon) 01時頃
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[身体から離れた魂は、夢の中を彷徨う。
熱が冷めれば、残るのはただ空虚な後悔だけで。]
ほんと…何やってるんだろう、俺。
[身体に巻き付く茨の棘は、勝手に育てた後悔の鎖。
開き直った時の気分は消え失せて、もう自己嫌悪だけで雁字搦めになっていて。
こんな姿では誰にも逢いたくないと、逃げ場を探して彷徨っていた。]
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ねえ、なんで… どうしよう
[意識を失ったサイラスを抱きあげるようにして顔を覗き込む。頬に触れても目が覚めることはなく。サイラスに口付けられた意味も、いや意図はなんとなくだけどきっとわかった。けれど、その時のサイラスの気持ちは?
何を考えていた?]
ねえフィリップ、どうしよう 俺…サイラスのこと、
やっぱり、好きなの、かな
[廊下に倒れていたノックスも、寝入ったように見えたジェフも、サイラスと一緒なのだ。 祈るように、瞼に口付けようとして…綺麗になった、胸元に気づいた。 自分の胸元に、肌蹴れば棘があるのだろうか?この痛みは、何もないほうがおかしいけれど]
(9) 2012/01/02(Mon) 01時頃
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[開く扉。倒れる身体。 腕を伸ばしても遠く。]
エリアスくんっ
[ロバートに頭を下げ。エリアスに駆け寄って。 意識のない身体を抱えた]
どうしましょう、熱が…
(10) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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……………知ってる……
[倒れたサイラスに混乱しているのだろうか? カルヴィンの様子に、尋ねられた一言に、 一瞬息ができなかった。 けれど、自分に泣いてすがった姿も まだ記憶にしっかりと残っている。 彼が薔薇にした願いだって忘れてない。
そんなこと俺に聞くなって怒鳴りたい気持ちが一瞬。 けれど、困惑する様子に懸命に視線をそらして。 初めからわかっていたことだと、自分に言い聞かせながら 落ち着かせるように軽く頭を撫でようと。]
………いまは、さ。 床じゃ寝かせるにはあまりに冷たいから…… 医務室に、運ぼう?
[胸元を気にする様子に、そう声をかける。]
(11) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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フィリップは、それともこの部屋に寝かせたいだろうか?とも考える。
2012/01/02(Mon) 01時半頃
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うん…
[曖昧に頷いたのは、フィリップが知っていることについてか、自分の感情を再確認してのことか]
冷たい、よね とりあえずベッドに運ぶ 医務室、ジェフ先輩いるし…
[そのままサイラスの身体を抱えようとして、けれど抱き上げる前に体力的なものではなく、胸にはしった痛みに取り落としそうになる]
(12) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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[軽く頷いて見せた。目蓋を閉じ、檜葉の机を指でタップする]
その通りだね。 感情のまま生きたいのなら最初からそうしてる。 隠してるものを暴き出すなんて、デリカシーがないよ。
[そうだろ?見上げたキャロルの顔からはなにも読み取れなかった]
もし本当に薔薇が友達になりたいと願うなら、そりゃ強引だろう。 夢の世界なんか使わなくても、咲く季節を間違わなきゃいい。 そうすりゃ薔薇だって、分不相応な力なんか使わなくていいんだよ。 自然体でいられるってものじゃないか。
[薔薇の望みなんてわからない。だけど、厳しい季節に人を傷つけてまで咲く薔薇の選択に生きづらさを感じ、俺の顔は曇った。 油断してたんだな。その時俺は、話に夢中になっていて近づく物音には気づかなかったんだ]
何だ?
(13) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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[なぜジェフ先輩とやらが出てくるのかはわからなかった。 けれど、カルヴィンがこの部屋に寝かせたい、 と、言うから、むしろ医務室に運びたかった。 ……実際には、そうせず従うのだが。]
…………カルヴィン?
[サイラスの重さが突然増える。 カルヴィンが取り落としかけたからだ。]
……俺が運ぶよ、ほら、 サイラス上背、あるし、さ……
[こんなときに嫉妬している場合じゃないのに カルヴィンを心配するのと同時に、 それにかこつけて、サイラスをずるりと、 ぬいぐるみのない方の寝台へと。]
(14) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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[空いた扉から入って来たのは、苗字を知らないエリアスだった。熱に浮かれた様に体調を狂わせているのは見るだに明らかだった。キャロルが一礼の後、駆け寄っていた。気づくのに遅れた俺はきっかけを失って、椅子の足が不快な音を立てるに任せて立ち上がっていた]
エリアス。君……意識はあるのか? 何があった。
[また新しく薔薇の犠牲者が出たのかもしれない。俺は濃くなる甘い臭気に反応する身体に気持ちが反抗するので、腕を組んだ]
(15) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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──廊下──
……はぁ。
[薔薇の精にふれられた部分が熱いくらいで。小さく吐息をこぼした。]
……楽しむのは、俺はそろそろキツイかな。
[彼の言葉を思い出して独り言。あそこで襲わずに済んだのは、ひとえに理性というより、身体を離されるタイミングが少し早かっただけなんだろう。 薔薇の精のことは、嫌いではないし、守りたい。けれどエリアスにむける渇望とはまた違っていて……感情はもう持て余すほど。]
……棘をもらわなくちゃァね。
[はやくこの騒ぎを終わらせてしまいたい。自分の理性が保つうちに。]
(16) 2012/01/02(Mon) 01時半頃
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うん…あの、ごめん ありがと
[フィリップの後についていき、眠るサイラスの傍に座る。少年の吐息はいつしか薔薇のようになり、自身がその香りを気にすることはなかった]
多分、目覚めないんだよ
[胸を押えて頷いた。サイラスの髪をかきあげて、その手を自身の唇に触れさせて]
…おやすみ
[囁いて、立ち上がった]
(17) 2012/01/02(Mon) 02時頃
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[『隠しているもの』>>13は、レオナルドにとっては『自分』で。『秘密』で。 薔薇と友達になったとしたら。その友達の意味が分からないと視線を落とす]
[エリアスの額に手を当て。頬と軽く叩く。彼の意識はまだ、途切れたまま]
椅子に、座らせましょうか。
[エリアスの身体を抱え、大きめの椅子まで運んだ]
(18) 2012/01/02(Mon) 02時頃
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……………そう、なんだ……
[サイラスを抱えあげたとき、あれほど彼からした 薔薇の匂いが途切れていることに気づく。 けれど、部屋の中の匂いは むしろ濃さを増したように…… 今、サイラスが好きだと再認識したばかりの カルヴィンから、香る気がする。 そう、思い込みたいのか、事実なのか、 眠るサイラスに儀式めいた静かな挨拶を交わす姿。 立ち上がる。その姿から視線が……離せない。]
……オムライス、食べ、ようか、続き。
[香りに翻弄されそうになる。 だからできる限り日常を保とうと。 そう言ってカルヴィンに手を差し出す。いつものように]
(19) 2012/01/02(Mon) 02時頃
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フィリップは、カルヴィンの感謝と謝罪には、大丈夫という風に首をゆるく振る
2012/01/02(Mon) 02時頃
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ん、食べよう。今度こそ
[差し出された手を、指を絡めるようにして取り、けれど何事もないようにテーブルへ向かった]
もう卵固まっちゃってるだろうけどね
[少しだけ手のつけられたサイラスの分から目を逸らせば床にスプーンが落ちていて、拾おうと屈みこむ。いつ落ちたものなのか、覚えていなかった。あの時、きっと耳に入っていても認識していなかっただろうから]
(20) 2012/01/02(Mon) 02時頃
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[いつもなら握るだけ、暖かいだけの手指が絡まり ぞくり、としたものが背を駆け上る。 カルヴィンは至って普通に見えた。 そう、カルヴィンは、普通なのだから、と 熱が溜まりそうなのを逃がすように一度首をゆるく振る。 卓上でついばむ鮮やかなほうは 一度不思議そうに周囲を見た。]
……俺、いつも冷めてから食べるから…… この方が、なじみ深い、かな。
[だから返す言葉も普通のそれ、を。 実際にはカルヴィンが床にあるスプーンを 拾う姿からも目を離せないのに。 そう、目を離さないでいたから見えてしまう。 屈んで下を向いたとき、白い項と自分がつけた傷の名残を。] [スプーンを持った手で両の目を追う。熱い。 今まで薔薇の香りにここまで翻弄されなかったのに。 どうして、今?]
(21) 2012/01/02(Mon) 02時半頃
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[薔薇について、耳にすることができる以上の意見はキャロルの顔からやはり読み取れなかった。俺はうやむやになった自説が何故か恥ずかしくなり、エリアスが倒れこんだことを歓迎すらしていただろう]
運んでやれ
[椅子に運ぶという意見には*快諾した*]
(22) 2012/01/02(Mon) 02時半頃
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それなら…やっぱり熱いまま食べて欲しかったな
[立ち上がり、スプーンをくるりと回して笑いかけた。 次は、きっと。思いはするけれど口に出せないのは、次がないかもしれない、とも思っているから。少なくとも同じものはもう作れない。 サイラスが眠っている限り]
(23) 2012/01/02(Mon) 02時半頃
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……じゃあ、次は、熱いうちに。
[和やかな日常的会話に視界を覆う手を退け 笑うカルヴィンに笑い返す。 次がない予感知る術もなく、 一緒にいる、のだから、次もあるのは当然と。
そんなことを考えながらも 無意識のうちに手を伸ばす。引き寄せたくて。]
(24) 2012/01/02(Mon) 02時半頃
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[首のスカーフを外し、額に浮かぶ汗を拭く]
私が自然体で居られる場所は、きっとあなたの傍だけでしょう。
…そうだ、ロバート殿。 咲く季節を間違えた『薔薇』の『望み』を、エリアスくんなら知っているそうで。
[逢い引きではないけれど。薄く笑い**]
…目覚めるまで、待ちましょうか。
(25) 2012/01/02(Mon) 03時頃
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うん、きっとね
[次こそは、と相槌をうてないことをすまなく思う。 伸ばされる手に座ろうよ、と促して。手を繋ぐのはいいけれど、今あまり近くに来られたら熱が移ってしまう。 足りない、足りないと叫ぶ棘が身体の中をぐずぐずに溶かしてしまいそうで]
ん、どした――?
[浮かべる笑みは常と同じになっただろうか。サイラスが、倒れたのに、それはいっそ異常なほどで]
(26) 2012/01/02(Mon) 03時頃
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…………?
[なんとなく、言葉の使い方が引っかかった。 きっと、って? 促されれば、自分が手を伸ばしていたことに気づき あわてて頷きながら席に着く。 ただ。]
…………ずっと、一緒、だよ……ね?
[言葉の引っかかりに翠に不安の色が滲んだ。 例え、気持ちが叶わなくても。 それでも、ずっと一緒に、手を繋いで…… それは、子供じみた願望だろうけれど、 フィリップには切実で。 カルヴィンはいつものように笑うけど……]
(27) 2012/01/02(Mon) 03時頃
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うん、一緒…だよ
[フィリップと一緒にいるならば、いるためには、この棘をさらけ出さなければならないだろうか。一度触れてしまえば戻れない]
一緒にいてくれるんでしょ なら…
[言葉を飲み込んで、オムライスを口に運ぶ。裡にこもる薔薇の香りのせいか味なんてほとんどわからなかったけれど、何かの境目のように、きっかけのように大事にゆっくりと咀嚼する]
(28) 2012/01/02(Mon) 03時頃
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…………良かった。
[返事が返れば安堵した。 サイラスが眠ってしまったから、 サイラスと同じように寝てしまいたい、 そう思っている様子は見えなくて。 その瞬間は薔薇の香りよりも、熱よりも 嬉しさが上回って笑う。]
…………なら? うん、俺も、カルヴィンとずっと一緒にいるよ。 例え何があっても…… [慣れた冷めた食事を口に運びながら 飲み込まれた言葉にゆるく首をかしげるけれど、 カルヴィンからも確かめるように 尋ねられたのが何か嬉しかった。 自分ばかり一緒にいたいんじゃない気がして。]
(29) 2012/01/02(Mon) 03時半頃
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[空になった皿にスプーンを置き、フィリップを、人も鳥も両方見て]
あ……いや、片付けるね
[何があっても、その言葉の力強さと、恐ろしさに怖じ気ついた。 サイラスの分にラップをかけ、自分の使った皿とフィリップが食べ終わっていればそれも全部流しにいれて]
ね、ちょっと休もうよ。 お腹いっぱいになったら眠くなったしさ
[嘘でも本当でもない戯れの言葉に胸の棘のせいか一言*付け加えた*]
一緒に、寝る?
(30) 2012/01/02(Mon) 03時半頃
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…………?
[鮮やかなほうと視線を合わせる。 幼い願望がカルヴィンに どういう印象を与えているか知らないまま。 片付けるという言葉に、食べ終わった皿を渡した。 「美味しかった、ありがとう」と、告げながら。 ……いつも食事は空腹だから無理やり食べるだけ。 そう思っていたから、この食事が酷く新鮮だった。] [ただ、その思考は次いだ言葉 ……正確には最後の言葉にに硬直する。]
…………う、ん
[とっさに頷いてしまった。 ただ、うなずいた後、この薔薇の香りの中で、と 自問自答する。 きっと、寝台が一つしかないことから 親切で誘ってくれたであろうカルヴィンの その気持ちを裏切らないですむのだろうか?……と。]
(31) 2012/01/02(Mon) 04時頃
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[けれど、誘い自体がとても甘美で、 それを改めて拒むことはできなくて。]
……一日をどこで区切って良いかわからない、ね……
[鮮やかな方はいつものように寝台脇のテーブルに乗せる。 そうしてから、ぬいぐるみがある寝台へ。 できる限り、日常的な語句を口にしながら横たわる。 睡眠導入剤もなければ 酷く香る薔薇と、暑い熱と、渇く喉。 はたして*眠ることはできるだろうかと思いながら*]
(32) 2012/01/02(Mon) 04時頃
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―自室―
…。ずるい。
[ぽつ、と呟いた。
髪に指を絡めてぼやく。
自分がいいという夢のような言葉。
なのに今、素直に喜べなくなっているのは]
…でも、俺もずるいね。
[呟く]
ねえ。ずるいんだ。
俺は、ジェフだけじゃ足りないみたい。
…サイラスも欲しいんだ。
[ずるいでしょ、と。
サイラスの今の気持ちを聞かないままの
率直な気持ちを吐き出して**]
……それは。
──っ、駄目だ。ずるい。
それはきっと許されない。
[そんな事いうなら、自分だって。しかし。
よりにもよってサイラスとなんて言われようとは。
握りしめた拳は、ベッドを叩く。**]
それなら私は引くよ。耐えられないからな。
[再びのべネットの弁明に、目を細めたのは、やっぱり少しだけ彼の返答はずれていて、でもそこが可愛いと思ったからで。
だから、その件については、それ以上の反応を示さなかった。
オスカーが居る前で、理性のたがが外れたら大変大変。
そして、自分の提案に、ひとまず2人からの賛同を得て廊下へと。
べネットの動きがどこか緩慢であれば、どうしたのだろう?と、少しぼへっとするのは、ノックスも大概鈍いからで。
しかし、理由にたどり着けば、頬を赤らめて指先で掻いた。
と、足が不意に止まるのは、更に夢の世界に人が増えたらしいと知るから。
さて、そんな一行と会う人居るや否や*]
…誰に、許されたいの。
[許されない。その言葉に首を傾ぐ。
駄目だというなら、そこに関しては追いかけない。
叩きつけられる拳を見下ろしながら問う]
駄目だっていうのは、ジェフの倫理観だろ。
…ジェフは、自分を守ることしか考えてないよ。
サイラスがどう思ってるのか、一度でも聞いたことあるの?
ずるいって思うなら、サイラスのこと諦めてないんだろ。
…消去法の好きなんて、俺は絶対欲しくない。
だから、耐えられないなら好きにして。
俺はもう、我慢しないって決めたから。
[薔薇が気付かせてくれた。
自分の欲に忠実でいてもいいんだということを。
ジェフの言葉の返事を待たず、自分の部屋を飛び出した**]
|
[額に汗を浮かべながら目を開く。 呼吸は浅く、熱に浮かされたようで]
先、輩……ロバート、君……
[サイラスの行き場のなかった熱が苦しい。 かといって精気が得られた訳でもなく]
(33) 2012/01/02(Mon) 10時頃
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|
[二人を見て、苦笑すら浮かべる]
不思議、だね。 まるで平気そう……
貴方なんて…望みをきいたくせに…… 叶えようともしてくれないなんて、 酷いよ、ね
[その声に批難なんて勿論含まれないないけれど]
(34) 2012/01/02(Mon) 10時半頃
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|
[薔薇は熱に浮かされたままに言葉を紡ぐ。 花咲くだけが望みだと。 その為に必要なものは精気であり。 自分の香は、その為に秘めたものを呼び起こすものだとも]
君達には…大事な人は、いないのかな…… 触れたいと思う人も、いない…?
[そろりと伸ばす指が触れるのは誰の頬か。
薔薇の言葉は、熱に浮かされた戯れ事にも聞こえただろう
信じるかどうかは彼ら次第。
また壊れそうな笑みを浮かべると、 目を閉じる*]
(35) 2012/01/02(Mon) 11時頃
|
[頭に浮かぶ単語は沢山あれど、それを超えてこそと言いたいのだろう。
そんなこと、出来ていたらとっくにしていた。
結局自分が一番なのだ。
部屋を出て行く背中を見れないまま、扉の閉まる音を聞いた。またこれで、独り。]
ベネット、プライドを捨てるって難しいな。
私には上手く出来そうにないらしい。
[ぼそり呟いて、ベッドに倒れ込む。
薔薇さえ咲かなければ、こんなものやり過ごして卒業してしまえたのに。
このまま消えてなくなりたいと眼を閉じた。**]
|
もうずっと、夜なんだよ
[会話しながら、フィリップの隣に滑り込んだ。サイラスの眠るベッドには背を向けて、いつもぬいぐるみにするようにフィリップに抱きついた。熊狐はテーブルに居座った紅い姿に好きにさせて]
ずっと、こうしてようよ
[フィリップの首のあたりに頭を押し付けて、何処かから聞こえる声に耳を澄ませた]
(36) 2012/01/02(Mon) 15時半頃
|
[部屋から出てほどなく。
遅れていく理由をノックスに気付かれたらしく、苦笑して手を振った。
さすがにオスカーのいる前で口には出せない]
……ヴェス。
[扉が開いて出て行くのはヴェスパタインの姿。となると中に残っているのはジェフェリーだろうと、閉まった扉の向こうを見た]
プライドって、ほんとに厄介だなぁ。
…長い時間それで固めてきたんだから、仕方ないか。
[開ける事はしない。乗り越えるべきは本人で、ここで甘やかすのは為にはならないのだから。
自分が焚きつけた以上、もし目覚めを拒否するのであれば、声をかけるつもりはあるけれど]
|
[鮮やかなほうは、同じ卓上に置かれたぬいぐるみを 興味津々という風に嘴で突付く。 ただ、どうして動かないのだろう?と、訝しげにもしたが。] [フィリップは驚いていた。酷く薔薇の香りがする中で。 カルヴィンから回された腕が温かいを通り越して熱い。 カルヴィンが言葉を紡ぐと、息さえかかる近さに眩暈がする。]
うん……夜も終わらない、なら…… ずっと、寝なくちゃいけない、よね。
[自分の鼓動がうるさくて、 何かに耳を済ますことは到底無理だったけど キスした後内と外の境ではしゃいだ、 あの時間は終わってしまったのだと、なぜか思って。 静かに息を吐き、少しだけ身体をずらしながら、 そっとカルヴィンの頭を撫でた。ゆっくり眠れるようにと。 ……下げたくなるのを抑えようとしながらも 時折堪えきれず、今は噛み痕も薄れた白い項に触れたけど。]
(37) 2012/01/02(Mon) 16時半頃
|
|
何処に、いるのかな…
[不安が混じる声で呟いて、回した腕に力を込めた。したいこと、してあげたいこと、されたくないこと。全てが絡み合ってどうすればいいのかわからなくて]
ねえ、フィリップ どうしよう
[項に触れる手に吐息を更に熱くしながら、混乱したまま言葉にする]
俺とキス、してくれる…?
(38) 2012/01/02(Mon) 16時半頃
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カルヴィンは、フィリップに、「痛い…」と呟いて
2012/01/02(Mon) 16時半頃
|
……………?
[呟きの意味がわからない。 ただ首筋を擽る息に微か震えながらも 腕の力や声色に滲むものに、 その髪撫で安心させたかった。]
[ただ、息の熱さに熱いのは自分だけじゃない ように感じるのは願望か、事実か。]
………それは、嬉しいけど……
[たずねられた言葉に、思わずこくり、と頷いた。 只でさえ戦っている最中に、その誘惑は抗えなくて。 が、何か抱えている様子、不安げな様子、それに……]
カルヴィンが、それで痛くないなら……
[痛みをこぼす様子が心配で、少しだけ身体を離し表情を覗き込もうと]
(39) 2012/01/02(Mon) 17時頃
|
フィリップは、カルヴィンに身体の熱に気づかれないよう注意を払いながら。
2012/01/02(Mon) 17時頃
|
痛いのは、違うんだ
[胸の痛みは棘が刺さったから、だけだと。そう思い込みたくて首を振った]
だから大丈夫、きっと…
[身体を離されたのが不安を煽って、そのまま唇を寄せる。触れる直前に躊躇ったのは、薔薇の願いを思い出して、でも]
キスするなら、フィリップが、いい
[強請る言葉は薔薇の香りを纏い、甘く響いた]
(40) 2012/01/02(Mon) 17時頃
|
[べネットが苦笑して手を振る仕草に、負担を強いた申し訳なさと、幸せを覚えて。
脂下がる顔を照れ隠しのようにそらし、オスカーに「雪うさぎ、どうせ作るなら大きいの作ろうかー」なんて、提案した時]
ヴェス……。
[駆け出る人の名を呼んだのは、べネットだけでない。
むぅっと、子どものように唇を尖らすのは、友人を思うのと、べネットの口からジェフの名が出たことによる嫉妬。
重たくなりすぎないように……とは思いつつ、嫉妬の色は隠せないのではなくて、隠さない。]
全てを円満に……っていうのは
難しいんだろうけど……。
[それでも嫉妬だけでなく、心配の音をこぼすのは、ヴェスパタインのことは友として好きで、サイラスのことは後輩として好きで、ジェフのことは……嫌いだけれど、無関心ではないから*]
|
[違う痛み。] [それはフィリップにしることの出来ない痛みだろうか? 同じ痛みを抱えていた姿の言葉に ふと、違いを感じて、胸が締まる気がした。] [覗き込んだ表情に溶ける熱を 感じるのは思い込みたい主観だろうか? 薔薇の香り、唇から視線がはずせないまま。 耳に滑り込む言葉さえ甘く。]
……俺、だって……
[触れるか触れないかの距離がもどかしい。 頭を撫でていた手に力が篭る。先程の刹那的なものと違い 今度は外気の冷たさに罪悪感を感じる間もないほど 柔らかく、酷く熱く。
少しだけ視界の端カルヴィン越しにサイラスの眠る姿が見えて。 鮮やかな姿も、共同スペースに置かれた黒手袋も。 全てから切り離すように かけていた毛布を引き上げて篭ろうともした]
(41) 2012/01/02(Mon) 17時半頃
|
|
[心の中で薔薇に謝りながら、けれど薔薇のおかげか、そのキスは今までしたのとは違い深い陶酔をもたらす。唇が深く交われば胸の痛みは薄れていき]
…ん、もっと
[呼吸すらもどかしくて全てとかしたくて。いつしか瞳は閉じられ、周りなんて気にならなくなった**]
(42) 2012/01/02(Mon) 17時半頃
|
[ノックスが口を尖らせる様子に、つい嬉しくなってしまうけれど、顔には出さない。
代わりに、足を速めて二人のすぐ後ろまで辿りつくと、ノックスの服の裾を少しだけ引っ張った]
難しいけど。
乗り越えるしかないんじゃないかな。選んだのはジェフだから。
[声は言葉ほど突き放すような音ではない。中庭に出る扉まで来ると、先に外へと足を踏み出した]
|
[やり方を知っている訳じゃない。 けれど、薔薇の香りに溺れるのには 本能があれば充分だった。]
[毛布に篭ればなお香りも熱も強く。 強請る言葉に促されて、口腔内、深く味わう。 ぎこちない動きに時折歯がぶつかる音がしたけれど。 カルヴィンが同じ人間とは思えない程甘く感じて。]
…………ね……見たい。
[熱に溶けた翠で瞳を閉じたカルヴィンの耳元囁く。 カルヴィンの肌を、まだ見たことない姿を。 そう、囁きながらも手はその着衣を乱し始めていた、が。]
(43) 2012/01/02(Mon) 18時頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/02(Mon) 19時頃
おっきい、雪うさぎ……!
えと、その、小さいのも。
一緒に、作りたい、です。
[親子のようにしたい、と。
己が望めぬ家庭を
せめて雪像に与えたいと。
作り始めるととまらなくなり、
子うさぎが大量になるのは
もう少し先の話だろう]
?
[とある部屋の前を通る頃。
少し様子のおかしい同室者達に
少年は首を傾げた。
無論その理由は分かるはずも無く
すぐにまあいいかと二人に並ぶ]
[何となくみんなに合わす顔がなくて、結局たどり着いたのはお気に入りの場所。
何とかと煙は高い所が好きだというけど、つける薬も無いくらいではあった。]
…はぁ。
こんな時、どんな顔して出てけばいいんだろ…
|
―図書室―
[エリアスの目が開き>>33、医務室の彼らのように眠ったのではないと。…少し安堵した。 浮かぶ苦笑>>34、彼から漂う薔薇の香に首を緩く振った。]
平気であるよう、努めて居るのですよ…。
[抗うと決めたから]
望み…は…
(44) 2012/01/02(Mon) 23時半頃
|
|
[『冬の薔薇に魅入られて』、 『性欲に溺れて』、 『精を吸い取られれば』、 『咲く』
断片的な情報が1つに纏まった。 だから、疑う余地はなかった。>>35
けれど]
『精気を薔薇に吸い取られる』方法が分からないのですよね。
眠れば良いのでしょうか。 それとも……溺れれば、それで済むというのでしょうか。
[彼らのように…]
(45) 2012/01/02(Mon) 23時半頃
|
|
[レオナルドは俺といると自然体でいられるという。表情を良く観察してみる。俺から返答を返すタイミングをだいぶ過ぎても、観察させてもらう。結局、俺は薄い笑みを返すことにした]
そうだな。本来、お前のような者こそ正しいんだ ここはちょっと。……五月蝿すぎる
[五月蝿過ぎた、と表現する方が近いか。なんだか随分静かになってしまった気がする。エリアスの頬は上気して、息もつらそうに見える。溜まった唾を飲み込むたびに、しっとりと濡れた白い喉が上下する。それが目を吸いつけてならない。頭の芯を痺れさせるような匂いがする。こいつもこれから倒れるのか。いっそ意識を失えば楽なんじゃないか]
(46) 2012/01/03(Tue) 00時頃
|
エリアスは、レオナルド…方法を知りたい?
2012/01/03(Tue) 00時頃
|
願いを叶えれば、薔薇が花咲けば、全て終わるというのですか? 夢の世界に旅立った彼らも、戻ってくると??
[エリアスの腕があがり、伸びる指に頬がふれる。 ただそれだけなのに。 熱が移ったようで。ぼぅとしてくる。 鼻から入り込んだ香が脳に届き、揺さぶるようで…]
もう一度触れたいと想う人も、愛しいと想う人も、愛しいと想う音も… 私には… 遠い…。
[壊れそうな笑みが痛ましくて。香りから逃れようと、距離を置いた]
(47) 2012/01/03(Tue) 00時頃
|
―廊下―
[割と予想していたことだったが
ジェフが追いかけてくる気配はない。
途中で足を止め、息をひとつ吐き出した]
…。
[最初からわかっていたことだと
自分に言い聞かせながら廊下を進む。
少しばかり上を向いて歩いていたのだが
視界に僅かに金色が過り、目を擦る。
もう一度見上げた先には鐘楼を好む後輩の姿。
反射的に、走り出した]
|
終わるんじゃ…ないかな……
薔薇の棘も精気を集めてる…、から…… 棘を治めないと、だけども。
[それはまた眠る少し前。 伸ばした指は冷たい]
棘は移るから…… 誰かの情が誰かに伝わる、だけ……
(48) 2012/01/03(Tue) 00時頃
|
|
[エリアスが言う、貴方なんて望みを聞いたのに、とは誰の望みなんだろうか。まるで自分が薔薇だというような言い草だけど。キャロルは既に聞いていたなら、何故俺にすぐ言わない。俺はエリアスを見つめるキャロルを不信な目で見た。席から立たず、その場でエリアスに向き直る]
俺が平気だと言うなら、そうだろ。 なぜって、大事なものは自分の中にあるからだ。 触れたい者など、……こんなところにいるはずがない。 ホプキンスは誰とも馴れ合わない。 笑われようと、時間や金が喪われようと、誇りは失わない。
[顎を上げて、表も上げる。 立ち上がり、腕を組んで高らかに宣言する。 これが誇り高きホプキンスの名誉。 落ちぶれたといえ元王家の末裔。ホプキンスの望みだからだ]
だけど、俺の望みがもし叶うなら……
(49) 2012/01/03(Tue) 00時頃
|
|
[『私が自然体で居られる場所は』>>25。 その言葉に嘘は無い。 望まれる姿がハッキリしている。 レオナルド・キャロルとしての『自然体』で居られるだけ。 『本当のレオナルド・キャロル』とは別のもの。
探るような視線>>46。ああ…これが、フィリップのいう『観察』か。 礼をした]
お誉めの言葉、ありがとうございます。
(50) 2012/01/03(Tue) 00時頃
|
|
だから、僕の願いは… 最後は、その棘を貰いたい。 叶うなら、僕の大事な人から。
そうして咲ければ… 僕は、幸せ……
[うっとりとした声は溶けてしまいそう。 薔薇の望みは叶うのだろうか]
君の大事な人…… 遠いなら……近づけない、の?
(51) 2012/01/03(Tue) 00時頃
|
|
[口が滑った。この男、エリアスはだめだ。匂いで俺がダメになってしまいそうだった。口元を抑えた。声がバカみたいにショボくれて小さくなる]
もし叶うなら、
[ともだちがほしい。みんなみたいに触れ合いたい。それが俺の鍍金。俺の虚飾のくだらない核だ。背中が寒くなるような想いに苛まれて、俺はキャロルとこの不思議な男のやりとりを他人事のように*見守った*]
(52) 2012/01/03(Tue) 00時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/03(Tue) 00時頃
[このままぐずぐずと死んでしまいたい。
しかし実行するのは、プライドが赦さない。
というかこのままもう身体は目覚めないのかもしれないのだから、そのあたりをどうこう考えるのは仕方無さそうで。
ベッドの上でこうしていても、何も進まない。
ここまできたのならいっそ私らしくないぐらいの行動を、してみようか。
起き上がり、部屋を出た。とっくに姿は無いが、姿を探して走り出した。ヴェスの向かいそうな所は、何処だ。]
[中庭に出ると、雪の上を歩いた。まだ暗いのか明るいのか、わからない空。
意識だけのはずなのに、寒く感じる]
薔薇、見てくる。
[二人にそういって、薔薇の方へと向った。
咲く赤い薔薇の中に一つ、白い蕾。
少しだけ綻んだ、もうすぐ咲きそうな形]
……咲けると、いいな。
綺麗に。
[花弁に触れる。もう惑わされる事はなくこうして薔薇の傍に立っていても酔うことも無い]
|
[ロバートからの不信な眼差し>>49には気付けなかった。 『ホプキンスは誰とも馴れ合わない』 そうでしょうとも。
笑われても、金が無くとも…。
叶うなら?
振り返る。椅子に腰掛けたまま、ロバートは口元を抑えていた>>52]
(53) 2012/01/03(Tue) 00時半頃
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ヴェス、さん…?
[医務室で眠っていたはずの姿が、自分を見つけてこっちへ駆けてくる。
一瞬逃げ出しかけて、なんとか踏みとどまった。
ちゃんと、謝らなきゃいけないと思ったから。]
|
[覚えたての恋は、狂気に似る。]
早く棘をもらわないと。
[人影を探し、廊下を行くのは、棘よりもある意味さらに忠実な薔薇のしもべ。]
……それにしても、静かだね。
[休暇中とはいえ、異様なほどに静かな廊下で薔薇の香だけを嗅いでいれば、おかしくなってしまいそう。頭が、くらりとした。]
(54) 2012/01/03(Tue) 00時半頃
|
|
[こんなに深いキスをしたのは初めてで、お互いにきっと下手だったけれど 熱くて、熱くて もう、何もわからないくらいとろけていた。 此処が自分の部屋だということも、すぐ隣でサイラスが眠っていることも、頭の中から薄れていって]
俺、は フィリップの もの、だよ
[言い聞かせるように、ただ繰り返した]
(55) 2012/01/03(Tue) 00時半頃
|
|
君達を、傷つけたい訳じゃ、ないんだ
[薔薇が何度も口にした言葉]
咲きたいのは、確かで…… だけど、君達の幸せも、望んでる 大事な 君達、だもの。
[ロバートへ、静かに視線を向け]
薔薇は、手助けをする、だけ。 叶えたいなら…君にその想いがあって、 初めて成せるんじゃ、ないかな
(56) 2012/01/03(Tue) 00時半頃
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[方法を知りたいと、エリアスからの問いかけには頷いていた]
薔薇の…棘?
[エリアスの中に居る薔薇を知らなかった。 2つの棘のことも知らなかった]
誰かの情など…
[例えば、元副会長が抱いていた情などは]
…要りません
(57) 2012/01/03(Tue) 00時半頃
|
|
少なくとも、私には棘など刺さっては居ません。 ロバート殿にも刺さって居ないでしょう。
何処に棘があるかなんて、残念ながら検討がつきませんから。
[棘。枝を握り締めた指。雪に落ちた赤。 けれど、ヴェスパタインはもう眠っている。]
エリアスくんの願いの為に…早くセレストくんに逢えば宜しい。 …いえ、その身体では無理でしょうから。
私が連れてきましょう。
(58) 2012/01/03(Tue) 00時半頃
|
[こんな時に雪遊びでもなさそうだが、医務室には向かわないだろうと当たりをつけて廊下を走る。
普段なら、走る生徒を怒る側にまわる立場なのに。
まだ眠る前の、雪の中で薔薇を見ていた姿が、脳裏に浮かんで中庭へ足を向けた。
人影が見えれば、そちらへ。]
おい、ヴェス……、の、姿は見なかったか。
[心の中で薔薇へ中指を立てつつ、上がった息がはきだされて白くなる。]
|
あの子にも棘は刺さってないよ。 会えたら、勿論嬉しいけどね。
棘は僕の一部だもの。 在りかは知ってる……
[セレストとのキスを思い出せば更に声は夢心地の色]
今、棘は……確か……
[誰だったか。 名前は聞いた筈だけれども]
確か……カル……
(59) 2012/01/03(Tue) 00時半頃
|
|
[口付けを深く交わすまでは 「サイラスが好きなのに、俺とキスして 後々カルヴィンが痛くないかな?」と 訴えられた痛いという言葉に、 そうも思っていたのだけれど。]
へへっ 嬉しい。 カルヴィンのこと、好きだから、俺ので嬉しい
[繰り返される言葉は乾いた砂に染み込むように。] [着衣を剥ぎ取り薔薇の香りの ……気がつけば匂いではなく香りと認識していた たつ肌に、項のような赤い花を咲かして。 いうなと言われた、カルヴィンが好きだということを フィリップは繰り返し口にする。]
(60) 2012/01/03(Tue) 00時半頃
|
|
近付けないから、遠い>>51のですよ…。
[『そうして咲ければ』>>51。言葉の違和感に顔を強張らせた]
エリアスくん……いえ、冬の薔薇…なのですか…?
ならば。 私が叶えたいのは、ただ、ひとえに……あなたの咲きたいという願いだけ、ですよ。
[偽善。終わる為ならば]
(61) 2012/01/03(Tue) 00時半頃
|
[見えた姿がジェフェリーだと知れると、ため息をついた]
ん、やっと出てきたんだ。
ヴェスは部屋から出てどこかに向ったけど……。
今こちらにサイラスも来てるみたいだから、サイラスのところに行った、とか?
弟の行く場所は検討つく?
[こちらに来ているのは、聞こえる声が変わったことからわかる。どこにいるかまではわからなかったけれど]
にしても、結構酷い顔だな。
でもそれでも出てきたんなら、素直になるって決めたわけでしょ?
相手が答えてくれるかどうかはまた別として。
ぶつかって砕けてみるのも、いいかもね。
プライドごと粉々になって、――そうしたら、またはじめるといいんじゃない?
今度は、そんなプライドでこり固めない自分をさ。
砕けなかったらそれはそれで。どちらにしても、振り返る良い機会にはなっただろうし。
|
嬉しい、の?
[花開くごとに息はあがり、香りもより強くなる。痛いとか、痛くないとか、後のことなんて考えていられなかった。これが本当に自分自身の望みなのか―― ロバートと交わした会話が頭をよぎる]
俺も、んっ 嬉し…っ
[嬉しいのは、本当。これだけは確かに けれどその先は――?迷う気持ちのせいか、未だ棘は少年の中にあり、けれど答えを出せばすぐに精気を吸おうと移動するのだろう]
(62) 2012/01/03(Tue) 01時頃
|
|
ロバート殿、すみませんが、少しの間席を外します。
[願いを叶える為に、セレストを探す為に、…香りから逃げる為に。 出入り口へと向かう]
なら、棘を貰えるよう助け、棘の刺さったセレストくんを連れてきましょう。
…カルヴィンくん、ですか?
(63) 2012/01/03(Tue) 01時頃
|
|
…あぁ、言っちゃったか。
[酔いに任せて喋っていれば、 失言にも気づくけれど、今更のこと]
なんで、君は叶えたいと思うの。 君の想いがあるなら…それは、別のものでしょう?
[この先輩はエリアスと接点があるわけではないのに。 夢見心地の中、やや訝しげに彼に問うけれど]
(64) 2012/01/03(Tue) 01時頃
|
|
[脳裏に聞こえる声に、幽かに悲しそうな表情が零れるけれどそれは一瞬]
さぁ…。棘は、また誰かに移りそう、だから… カルヴィンって子とも、限らないんじゃないかな…。
[移る先は、知らないけれど]
(65) 2012/01/03(Tue) 01時頃
|
|
[質問には迷いもなく頷く。当然だよ、というように。 カルヴィンは迷いの真っ只中にいるのとは反対に。 薔薇の棘、その影響下にあることも知らない。 わかるような理性はすでにぐずぐずと溶けて
荒い息の合間に 共感の言葉がかえれば、嬉しくて 自分より小柄な身体を強く抱きしめた。]
………怖くないように、するから……
[ね?と、触れるだけではなく、 その先を強請り首をかしげる。 思い出すのは、引いていた姿と震えてた肩 押し当てた熱で何をしたいかは伝わるだろう]
(66) 2012/01/03(Tue) 01時頃
|
|
なんで、と言われましても…。>>64
「そうして咲ければ幸せ」とおっしゃる君を、放って置く事等出来ませんよ。
(67) 2012/01/03(Tue) 01時頃
|
|
え…
[一瞬固まって薄く目を開いた。フィリップの瞳がいつもと違って、少し怖かった、けど]
いい、よ
[自由にしていいって言われたから。それは責任の押し付けとかそんなのではなく、本当に 本当の意味でフィリップのものになろう、って決めたから]
俺も、もう どうにかなりそ…っ
[再び目を閉じて、押し当てられた熱に手を伸ばした]
(68) 2012/01/03(Tue) 01時頃
|
|
[レオナルドの言葉にはっきりと淋しげな、悲しげな表情を、する]
冬に咲きたいと願ったのは…… 戯れに近いこと、だったけど……
ごめん、ね。 君達に、嫌な想いをさせたかったからじゃ……ないんだ。
君達の望みが叶ったら 本当に、それ、だけ……
(69) 2012/01/03(Tue) 01時頃
|
ヴェスさん、ごめん…
俺、あんなひどいことして、逃げちゃって……
[やっぱりじわっと涙が滲んでしまって、ぐすぐすしながら項垂れて謝罪した。]
|
[移る誰か。フィリップか。それとも別の…。 ざわりと胸が騒ぐのはどうしてだろう]
…ハッキリと言いましょう。『迷惑』でしたよ。
早く終わりにしなければ……私は狂ってしまいそう、ですから…。
[ちらと覗かせた本音。胸を押さえた。 本当にこの香りは……]
(70) 2012/01/03(Tue) 01時半頃
|
|
―廊下→―
[失礼しますと頭を下げ、図書室を後にした。 カルヴィンを探す、セレストを探す…。]
ああ、私は常に誰かを探しては居ませんか? 使い走りではありませんのに。
[廊下を駆け、階段を1段踏み外して足を滑らせた]
……いたたた…
(71) 2012/01/03(Tue) 01時半頃
|
|
[フィリップよりも、ずっと濃い色の瞳がこちらを見る。 困惑か恐れか、フィリップにはその頭を撫でて 彼の決断を待つしかないのだけれど。
受諾が返り、胸がぎゅっと締め付けられる。 それは無論痛みなどではなく。] …………っつ カルヴィン……好きだ、ほんっとうに好きだ。
[それ以外の言葉がつむげなくなる。 閉じる瞼に口付けしながらも、 言葉と、熱に絡む指先、それだけで限界に達しそうで。 こもっている毛布の中で、カルヴィンの片足を肩に担ぐ。 ……知識もなければ、油も軟膏も……潤滑を促す道具もない。 辛うじて、指先で唾液を塗りこむぐらいか。 そんな稚拙な状況で、穿つ]
(72) 2012/01/03(Tue) 01時半頃
|
サイラスも、来たのか。
[顔が引きつる、きっと其処へ向かったのだろう。
ベネットには色々と見透かされすぎていて、もう取り繕うのもやめた。これも一歩。]
あいつが行きそうなのは。庭じゃないなら何かの上か川か。ここには川なんて無いから高い所かな。
高い所って、アレか。
[寮内から向かえて高い所は一箇所しか心当たりが無かった、屋根に出ている場合を除いて。
居なくともそう広くない、見つけるまで探せば良いだけだ。そう思えば幾分か気は楽になってきた。]
素直になる、というか。
………………ありがとう。いい友人を持てて私は嬉しい。
じゃあ。
[最後の方はかなり早口で、顔も見ずに言い逃げするように踵を返した。]
|
[フィリップからカルヴィンへ棘が移ったというならば。 次に移って欲しくないと願ってしまうのは…]
(73) 2012/01/03(Tue) 01時半頃
|
|
―音楽室―
っ!?
[扉を開け、音楽室の床に倒れているセシルに息を飲み、駆け寄った]
セシルくん、セシルくんっ!
[揺さぶり、頬を叩いた。目を閉じている顔に、耳を寄せ。呼吸音を確かめた]
………夢の世界に行ってしまったのですね…。
如何ですか? そちらは…
[叩いて僅かに赤くなった頬を、申し訳無さそうに撫でた]
(74) 2012/01/03(Tue) 01時半頃
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|
…ぁ、こわ
[言葉と一緒に唾を飲み込んだ。大丈夫、きっと大丈夫。自分の気持ちは信じられなくても、フィリップの想いは信じられるから]
ん、い…たく、ない…っ
[勿論、嘘だった。直に触れた熱は熱くて怖くて、固く閉じた眦から涙が零れたけれど 胸に感じていた甘い痛みが溶かしてくれた。それも棘の魔法なのか、痛みはすぐに快感に変わって]
あつ…い
[篭る熱すら蜜のようだった]
(75) 2012/01/03(Tue) 01時半頃
|
|
[セシルの指を持ち上げて、怪我がないか確かめた。 では、他には…?
服のボタンに手をかけて、彼の肌を外気に晒した。 首、腕、胸、背中、腹、脚……。
何処か棘の刺さった場所があるだろうか。 ただその心配故に]
……良かった。
[棘が精気を集めて居るのなら。刺さった者は性欲に溺れて居るということで。 綺麗な姿に、安堵したのだ]
堕ちていなくて、良かった……
(76) 2012/01/03(Tue) 01時半頃
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[胸に抱き寄せ、目前の鎖骨に唇が当たり、慌てて身を離した]
…すみません。どうかしてますね…。
[数度頭を振り。セシルに服を着せた**]
(77) 2012/01/03(Tue) 01時半頃
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|
カル………ヴィ…ン
[潤滑油の無い内部は痛いぐらいに締め付ける。 けれど、その痛さに 肉薄する感覚と熱は強烈な快楽になって。 カルヴィンが微か零す言葉がいじましく愛しい。 ただ、また閉じてしまった瞳から、 雫がこぼれ始めれば、痛くない、といわれてもあわて。 けれど、止めることも出来なくて。 せめて涙が止まるようにと 雫を口で拭うぐらいしか出来ない。]
俺も……なか、すっごい、あつ……
[カルヴィンの迷いも、サイラスを思う気持ちも、 熱に対する恐怖も、痛みを和らげることも ゆっくり待つことも、落ち着かせることも出来ない、 自分の思いばかりぶつける拙い気持ち同様に。 それでも、カルヴィンの声に甘いもの含まれれば なお嬉しくて、カルヴィンの中に白を刻むまで揺さぶった。]
(78) 2012/01/03(Tue) 02時頃
|
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フィリ ップ、 んっ、ごめ ん
[涙と一緒に謝るのは、枷がなくなって移り始めた棘のことか。それとも、口にはできない願いのことか]
ずっと、一緒…だよっ
[熱が放たれれば、棘が抜ければきっと眠りにつくのだろう。サイラスと、同じように。 今、フィリップに穿たれている時でさえ、甘い声をあげていてもなお、心の何処かはフィリップのものにはならなくて
愛したいと思うのに。 好きになりたいと願うのに。
口には出せない。ただ、一緒にいる。いて欲しい。 そして放たれた熱は甘い痺れと共にどうしようもない想いまで夢へと連れて行く*]
(79) 2012/01/03(Tue) 02時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/01/03(Tue) 02時頃
|
[どうしてカルヴィンが謝るのだろう? むしろ、自分が謝るべきなのに、と。 熱に浮かされた頭の中、軽く引っかかる。
けれど、次いだ言葉が聞こえれば 強い快楽と共に、引っかかりは押し流されて。]
うん、ずっと、ずっと………っ
[カルヴィンの心を知る術は無い。 ただ、毀れた言葉にすがる様に、盲目に信じ込む。 カルヴィンも、自分と一緒にいたいと、 思ってくれている、それを。]
[熱を開放し、ぐったりとカルヴィンにしな垂れかかる。 が、すぐに彼が意識が無いのに気づく。]
…………カル、ヴィン……?
(80) 2012/01/03(Tue) 02時頃
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|
[無理をさせすぎた?という楽観と、 口付けた後眠ってしまったサイラスが ふと頭によぎる悲観と、 ただ、どちらにしても、 自分が原因ではないかという妄執に飲み込まれるのは……*]
(81) 2012/01/03(Tue) 02時頃
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