179 仮想現実人狼―Avalon―
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人
狼
墓
少
霊
全
フランシスカは猫の集会 クシャミに投票した。
クシャミは奇跡の子 カリュクスに投票した。(ランダム投票)
カリュクスは猫の集会 クシャミに投票した。
トルニトスは猫の集会 クシャミに投票した。
チアキは猫の集会 クシャミに投票した。
グレッグは猫の集会 クシャミに投票した。
クシャミは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
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――…さがして、やるから。 『サミュエル』をさがして、会いにいってやるから。 だから、それまで、諦めるなよ。
俺は、グレッグが好きだったし きっとそんなグレッグを作り上げたサミュエルも――…
サミュエルが自分を必要としなくても 俺が――…、必要だっていってやる。
だから、消滅するとか、言うな。
頷けよ。 そしたら、また見たくなるくらい、きれいに笑ってやるからさ。
[それがサミュエルを現実に引き留める未練になればいい、なんて。 そんなことを思いながら、グレッグを見詰め――。**]
(0) helmut 2014/06/06(Fri) 12時頃
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.
――夜が明ける。
十一人にふりかかる災厄は終わりを告げた。
陣営毎にクエストの成否が知らされる。
けれど、それを確認するや否や、
『アヴァロン』に囚われた全員の意識が闇にのまれた。
.
(#0) 2014/06/06(Fri) 12時頃
.
『アヴァロン』の運営陣は乗っ取りがあってすぐ異変に気づいた。
即座に通報し犯人の捜索がはじまった。
犯人は周到でなかなか尻尾をみせず時間だけが過ぎていった。
その間にも囚われた十一人の、現実での保護が行われる。
この状態でマシンを外す事は危険と判断し
ヘッドギア繋ぐまま生きる為に必要な処置が施される。
.
(#1) 2014/06/06(Fri) 12時頃
.
犯人とそれを追う者との攻防が続くけれど
『アヴァロン』でクエスト達成となったと同時刻――
犯人は捕えられ『アヴァロン』に張り巡らされた強固な檻は解かれた。
最善と思われる処理が運営陣の手により為される。
『アヴァロン』で負ったダメージはプレイヤーの負荷となるが
クエストの成否にかかわらず、目覚める目覚めないは当人の意志次第――。**
.
(#2) 2014/06/06(Fri) 12時頃
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[交わされる爪牙と得物から目は離せず。
──大丈夫だ、と。 強がる声>>59を思い返してはただ、聞かせてしまったことを後悔しながら。 鈍い音と共に傷を増やしていく二人を見詰める]
──あぁ、
[衝き出されるメイス、喰い飛ばされる腕を食い入るように見つめながら、身勝手に祈る。
──リアルに影響が出ないといい。
(1) amane 2014/06/06(Fri) 12時半頃
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[――クエスト達成を見届ければ。 目覚める時間が、来たようだった。 まだ「マユミ」は虚ろな眼をしたままで。 「シロガネ」は、溜め息をついた。 ――やれやれ、と。]
……。
[目を覚ませば、差し込んだ光が眼に痛くて。 次に感じたのは、身体の痛み。手首や踵が痛くて曲がらず――ずっと点滴を打たれていたのだろう。その管の感覚、喉の空腹、薬の臭いや――、そして。 その耳には、マユミの両親の泣き声が聴こえてきて。
世界が、一つ一つ動き出すのを感じだした。 「シロガネ」にとっては、初めての現実世界へのログイン――といった所だった。]
(2) Elliy 2014/06/06(Fri) 12時半頃
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――目覚めてから、数日後。
検査結果は良好、だった。 すぐにも退院できるらしい。 その間にも数回の面会があったが、シロガネは猫を被ってそのやり取りをやり過ごした。 親しい者には、違和感はあっただろう。 しかし、それは事件のショックということで納得をされていた。……だから、些細な変化はそのまま見過ごされていった。彼女は元々右利きだったが、左利きになっていたことも。 あれほど熱心だった料理のことへも、置いていかれた本に何の興味も示してないことも。
両親の前に出ると、猫を被ったように性格がころっと変わることも。 思春期ならば、よくあることだと診断されて。]
(3) Elliy 2014/06/06(Fri) 12時半頃
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[膝をついたクシャミ>>5:85に、振り抜かれるメイス>>5:73が迫る。
見たくない、と思う反面。 見られてよかった、とも思う。
知らぬ間に人の形をなくしていた両親が、もしかしたら自分が目をさます直前まで生きていたら、と何度も夢に見て後悔していたから]
(4) amane 2014/06/06(Fri) 12時半頃
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[病室へと飾られた花を眺めて、シロガネは思う。
――この事件は、一体何の為に行われたのか。 あれほどの"リアル"を再現できる技術があったことには、意味があるだろう。年齢制限をつけて、あのリアルな世界観の戦争ゲームでも出したら大儲けだ。 ……とはいえ。あのフィルタなしの状況では、リアルすぎてマユミのような子が異常をきたすのは間違いない。 ただ単に世に出すのは、倫理的な問題が大きい。 とはいえ、たかだがクラッキングをされた程度でそう設定できるなら――。
もう、その用意はされていて。 あとはそれを表に出すだけだったのではないだろうか。 その宣伝の為か、あるいは実験体にでもされたか。
――全く、迷惑な話だった。 リハビリも順調で、明日には退院してしまう。 このまま、僕はマユミとして生きるのか――。 そのことに、多大な不安があった。]
(5) Elliy 2014/06/06(Fri) 13時頃
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[…鈍い武器が振り抜かれ>>5:94、決着がついたのを悟ればクシャミの元に走り寄って、異形の彼を抱き抱えた]
──クシャミん──
[動かなくなる黒い毛皮をそっと撫でる。
いつも優しかったクシャミを、それ以外の皆も。 苦しませたのはたぶん、自分だ。 大事な人を失う痛みはこれで2度──いや、3度目か。 それでも。
チアキに斬られて消えてしまわなかったことに、代わりに犠牲になってくれたワンダに、そして自分にはできない結末を用意してくれたトルニトスに、感謝する]
(6) amane 2014/06/06(Fri) 13時頃
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…トルニトス。 ありやと、クシャミんを助けてくれて。
[声>>5:96をかけてくれたトルニトスに、精一杯の感謝を述べて。
…私は支えられてばかりで、ついぞ支えにはなれなかった、と*項垂れた*]
(7) amane 2014/06/06(Fri) 13時頃
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グレッグは、ろぐよんだりろーるかいたりしよう
うに 2014/06/06(Fri) 20時半頃
グレッグは、チアキに、思わずてを上げた(まて、さっきの発言なんだったの
うに 2014/06/06(Fri) 21時頃
トニーは、リンダにむぎゅうした。
ktr 2014/06/06(Fri) 21時半頃
リンダは、トニーにお辞儀をした。
hisetu 2014/06/06(Fri) 21時半頃
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―現実世界・病室―
[ 深い闇の中に 射し込む一条の光が 優しく温かく 頬を撫でてくれる それはまるで 忘れ難き想い人の掌のよう>>+5:13 涙を 悲しみを 罪悪感を 拭い去ってくれた 彼の――彼女の――追憶に 少年は目を 覚ます ]
……此処、は……?
[ 声が、掠れる。 視界には、見慣れぬ白い天井。 訝しく思うと、不意に、一粒の雫が頬に降った。 母が、泣きながら縋り付いている。 見れば、その後ろで父も、目頭を押さえていた。]
(8) ktr 2014/06/06(Fri) 21時半頃
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[ 同胞の聲が、脳裏に響く。
『 死んだら泣く奴は居るって、絶対。』>>*2:30
現実に還った少年は、その言葉を噛み締めながら 母の背を、そっと抱いた。]
御免ね、……お母さん、お父さん。
(9) ktr 2014/06/06(Fri) 21時半頃
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ー それは全てが終わる前 ー [手に柔らかな茶髪を撫でれば、 ワンダの名残の光粉が微か舞って]
ーーーーん…………
[わかってる、と口にするチアキに 俺は短く頷いた。 俺もそうであって欲しかったから。 つい先ほどまで和気藹々としていた ワンダとチアキ。 お互いに会えて、それが現実でも続けばいい。]
ーー…………
[俺は息を飲んだチアキの言葉に 眉がゆっくり下がった。]
(10) うに 2014/06/06(Fri) 21時半頃
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[素直に、と言ったトルトニスの言葉。 カリュクスとクシャミのことを言われて 少し考えた末、口にした”我儘” ーー我儘なのはわかってる。 最期に少しだけ”サミュエル”の我儘を口にした。 好きなものを最後に見たいという。]
[無理に笑わなくても]
[俺は、そう自分の我儘を撤回しようと 口を開けた時だった。]
(11) うに 2014/06/06(Fri) 21時半頃
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ーーーーお前…………本当
[ずるい。見たいのに。] [俺はチアキの言葉に一言、二言目何か言おうとして けれど出来なくて 見つめられたまま困り顔の無言で その頭を撫でていたのだけれどーー……]
[陣営の敗北を告げるシスメに、 敗北陣営である俺の手がチアキの頭で透け始めた
俺は一度目線をそらしたが もう一度だけ、最期にーーーどうしても見たかったから 小さく、顎を引く程度の頷きを返した。
チアキの綺麗に笑う姿は 俺の消滅に*間に合っただろうかーー?*]
(12) うに 2014/06/06(Fri) 21時半頃
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グレッグは、リンダの頭を通り過ぎ際なでなでした
うに 2014/06/06(Fri) 21時半頃
トニーは、トルニトス「筋肉筋肉ぅ〜♡」とツンツンしてみた!
ktr 2014/06/06(Fri) 21時半頃
トニーは、ワンダおかえりなさーい(はぎゅぎゅ
ktr 2014/06/06(Fri) 21時半頃
トルニトスは、トニーに、HaHaHa!とわらって、ムキムキっとした
S.K 2014/06/06(Fri) 22時頃
トニーは、トルニトスむきむきを真似してみた!……が、筋肉痛になってしまった!(…
ktr 2014/06/06(Fri) 22時頃
フランシスカは、リンダにむぎゅうした。
sinotaka 2014/06/06(Fri) 22時頃
トルニトスは、トニーに「HaHaHa!筋肉痛になったならばもっと動かすのだー」と暑苦しさ満載
S.K 2014/06/06(Fri) 22時頃
トニーは、トルニトス「うん!特訓だー!」と言いつつ湿布を貼った(ぺたり
ktr 2014/06/06(Fri) 22時頃
トニーは、リンダいってらっしゃいー!(手をぶんぶん振り返した
ktr 2014/06/06(Fri) 22時頃
トニーは、おっとリンダさん離脱と誤解した(えへ
ktr 2014/06/06(Fri) 22時頃
リンダは、トニーに全力謝罪した! すみません、うっかり酷くてorz
hisetu 2014/06/06(Fri) 22時頃
グレッグは、2215のバスに間に合わないのでぬるぬるROM気味
うに 2014/06/06(Fri) 22時頃
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ー ある病院の ー [白い寝台の上にサミュエルは眠る。] [ゲームに溺れた息子を見放してはいたが 生活費や学費を払ってはいた彼の両親は サミュエルの存在そのものが その妹マユミに悪影響 ーーー彼女までゲームに手を出し その結果、事件に巻き込まれ入院騒ぎになった を、及ぼしたため もう、勘弁ならないと縁を切る。 サミュエルが二十歳で成人していたこともあり それはサミュエルの眠る間に行われた。]
[事件に巻き込んだアヴァロン運営会社からの保証で 病院で個室を当てがわれ (眠り続ける被害者がいるということを 公にしたくなかっただけかもしれないが) ゆっくりと眠り続ける。]
(13) うに 2014/06/06(Fri) 22時半頃
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[人工呼吸器はいらぬ程度に 身体機能は働いている。 脳波を測れば深い睡眠状態で 脳死には至っていないことはわかっていたが 意識は一行に回復の兆しを見せない。]
[誰の見舞いも来ない個室で ただ、静かに眠り続けるーーーー]
(14) うに 2014/06/06(Fri) 22時半頃
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トニーは、トルニトスいたーい!(なみだめ
ktr 2014/06/06(Fri) 23時頃
トルニトスは、涙目のトニーをワンダにパースした。
S.K 2014/06/06(Fri) 23時頃
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―現実世界・自宅―
[ 朝、制服を着て玄関で靴紐を結ぶ。 後ろで母が、教科書入れた?ハンカチは? 等とあれこれ訊いて来る。 ]
全部、持ったって。 母さん、俺が学校に通って、もう何日経つと思ってるの。
[ 呆れ交じりに答えると、今度は父が、 出勤序でに車に乗って行くか、と言う。 とんだ過保護両親だと溜息を落とし、 それでも、小さく笑った ]
行ってきます。あ、今日、ちょっと遅くなるから。
[ 気を付けて帰るのよ、云々。 母の声を背に、玄関を出た。 雨上がりの晴天、濡れた地面に透き通った水溜り ]
(15) ktr 2014/06/06(Fri) 23時頃
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トニーは、グレッグ おかえりなさーい!(手ぶんぶん
ktr 2014/06/06(Fri) 23時頃
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─ 現実世界/病室 ─
[ふたつの選択肢が天秤にかかり、ゆらゆらとどちらかに比重が傾くか。 青年の思考はそんな状態。 結局傾いた先は、現実世界で目覚めること。]
[青年は病室でただ一人、負った身体のダメージを回復させる為にベッドでぼんやりと窓から外を眺める日々を送る。 甘えさせてくれた女性とは、話し合って今まで有難うと告げて、そうして自ら一人になる事を選んだ。]
まぁ、現実にいなきゃね。現実にいるからこそ、ゲームで遊べるんだし。
[もしかしたら、またアヴァロンで二度と会えないと覚悟した踊り子に会えるかも知れないと。
現実に戻るという選択肢の天秤が傾いたのは、そんな些細な理由*]
(16) hisetu 2014/06/06(Fri) 23時頃
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[ 水溜りに映る己は、最早少年の姿ではない。 肌色は白く、背丈は伸び、髪の色は黒い。 現実の――自分だ。 此処数年、鏡を見る機会すら乏しく、 少年のアバターこそが己が形だと認識していたから、 この映しえが、しかも制服を着た姿が自分だと思うと 却って不思議な気すら、する ]
……皆、元気かなぁ……?
[ 湖面の如き水溜り、災厄たる遊興が始まる前に 水辺で仲間と過ごした時間が、不意に頭を過る。 青年は覚醒して以来、暫くアヴァロンにはログインして居なかった。 部屋に引き籠ってから、長い、長い時間が過ぎている。 通信課程等を用いて中学は辛うじて卒業出来ていたが、 喪われた青春時代は大きく、取り戻すのに意識を奪われていた ]
(17) ktr 2014/06/06(Fri) 23時頃
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[ 中学の頃にいじめに遭い、唯一の友達が野良の子犬だった。 毎朝、通学途中に餌を遣り、一日を生き抜く糧としていた。 だが、ある日、その姿を見た虐めっ子に命じられる。 『 あの犬、殺して来いよ。 ――でなきゃ、お前を殺すぜ 』 悩んで泣いて、でも殴られるのがどうしても怖くて、 次の日の朝、餌を食べる子犬の頸にナイフを突き立てていた。 温かい骸を抱き、血で制服を汚し、涙で滲む視界には、 今迄自分を見上げていた、無垢な子犬の眼が貼り付いて、消えず。 少年は、子犬の死骸を井戸に、捨てた。
罪から、この苦しみから、自分自身から逃げる様に。 子犬を落とした井戸の底をずっと見詰め、涙に後を追わせて。
その日から――少年は学校に行かなくなった。 学校だけではない、外の世界の何処にも。 閉じ籠った私室の奥、開かれた小さな、新しい世界が
仮想空間―アヴァロン―だった ]
(18) ktr 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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[クシャとのPvPの末、意識が途絶えたトルニトスはクエストの成否>>#0について確認の暇もない。 意識を失ったまま、人を捕えし悪辣な檻>>#2は解かれていたらしい
そして当然の如く目覚めるもの意志のものがここに一人]
(19) S.K 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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―病室―
[体が動かない。体中から点滴管が伸びる 清潔な白色と薬の匂い。気分はすこぶるよろしくない]
(まったく、どれだけ寝ていたのだ。)
[声がでない。ただ意識が覚醒したのを速く示すように、あの時失ったはずの左手で何度も手近にあったナースコールを乱雑に指で何度も叩いた。]
(20) S.K 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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[濡れた烏のように艶やかな黒髪。少々吊り目がちであるため、睨まれていると思われやすいが、今は間違いでもない。 理知と冷淡さを兼ねた深海のような蒼の瞳は呆れたような色が宿り、やや長身のにして女性らしい凹凸…どこかのワンダフルボディーのようなことはないが、絶妙のバランスがとれた肢体がベッドに投げ出されている。 アヴァロン世界に囚われていたこの患者はとあるカフェの店主にて―――
――アヴァロンの世界ではこの姿とは似ても似つかぬ、こじらせた筋肉蛮族ことトルニトス。その人であった]
(21) S.K 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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―数日後―
[検査は良好のようだ、だがそれよりも気にかかることがある。他のものの意識が戻ったかどうかだ。 事の顛末を聞き、謝罪と迷惑料として一定の金額を頂いた。店を閉めていたのだ、ありがたくもらっておく。客にもバイトの娘にも迷惑をかけたのだから当然だ。 この時、バイトの娘や客の中に同じように意識不明となっているものがいることは知らないが]
私から追及はしない。だが責任というのは最後まで取るものだ。
[ハスキーボイスはどこか恫喝めいた響きさえ帯びていた。事件の元凶がかれらアヴァロンの運営会社になかったのはわかるが、これぐらいは許されたいところだ。]
私以外に十人いたはずだ。彼らはどうなっている?
[――果たして私は―――後悔せずに生きられるのだろうか?]
(22) S.K 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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[クシャミとトルニトスの戦いが終るまでは、とがんばっていたけれど。 彼らの決着がつくのとほぼ同時に、またも占いスキルが発動して]
――っぁ……
[こらえきれない痛みにうめき声をあげて意識を失う。
そのために決着がついたことには気づかず。 ゆるゆると意識が覚醒へと向かうのにほかの人たちより時間がかかった]
(23) sinotaka 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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― 病室 ―
[機械の音が響く病室のなか。
点滴やその他の経過をみるための機械がつながった先。 ベッドの中で眠る姿は長い黒髪と性別だけはフランシスカと同じ、 ほかはにても似つかない鶏がらのようにほそっこい、うすっぺらい女が眠っている。
目覚めるにはまだ少し日数がかかり。 目覚めたころには大体の人はもう起きているときいた]
――そか、よかった……
[誰がおきているのかとか、詳細はわからないけれど。 慕ってくれていた人がおきていればいいと、願って、小さくつぶやいた**]
(24) sinotaka 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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[ 風が吹き、水溜りの水面が揺れる。 深く固く閉ざした少年の心に あの時、井戸の奥へと手放した少年の魂に かの災厄たるゲームは、その凄惨さを動力と代え 新しい風として吹き抜けていた。 親しき者の命を奪う罪深さ、 愛する者を喪う悲しさ、恐ろしさを、少年は身を以て感じ、 そして、同様に――想ってくれる人の存在を知らされた。]
俺、だけのじゃ、ないんだもんな……。
[ この、命は。 制服の上から、左胸に手を当てる。 小さな鼓動が、だが確りと感じられた。
この心臓も、指先も、躰も、……心も。 多くの人々と、繋がっているのだ。 恵み深い陽射しの中で、沢山の風に吹かれ、揺蕩いながら ]
(25) ktr 2014/06/06(Fri) 23時半頃
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[アヴァロンという大きな鳥籠に囚われて 生死を掛けたゲームを強要されていたのはうちの一人、 チアキなる青年は自宅で目を覚ました。 細い腕には針が刺され管が必要な栄養を送る。 ぼんやりと見慣れた天井を映した濃い茶の双眸からは あたたかな雫が流れ頬を伝う。
『連理』と、名が呼ばれた。
横を見れば寝台の傍から心配そうな顔の両親が居る。 やはりチアキの名では呼ばれない。 此処で必要とされるのは後継としての『連理』なのだから それは当然のことなのだと受け止める。]
――…心配せずとももう大丈夫だから。
[アヴァロンに居たチアキと似た姿の青年は チアキよりも柔らかに穏やかに笑みを浮かべる。 声音は設定されたものよりも少し高くて 理想を織り交ぜ親しんだそれが何処か遠く感じられた。]
(26) helmut 2014/06/07(Sat) 00時頃
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[暫く動かずにいたせいか身体は重く感じられた。 起き上がろうとすれば母親が背を支え助けてくれる。]
ありがとう。
[礼の言葉を控えめな声音が綴った。 重いと感じた身体だけど数日の間に痩せたか 細る腕を見て小さく溜息を吐く。]
――…他の人達がどうなったか、知っているなら教えて。
[尋ねを向ければ同じように適切な処置がなされ保護されたと聞ける。 安堵の息を吐き出すけれど、目覚めたかどうかまでは知れないまま。 「あんなゲームはもうしないで」と母親に泣きつかれてしまう。]
…………。
[嫌だと思う。 あの場所を奪わないで欲しいとも思う。 『チアキ』として自由に振る舞える場所で彼らと繋がる唯一の場所。]
(27) helmut 2014/06/07(Sat) 00時頃
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[けれど泣かれてしまっては弱い。 心配されているのも分かっている。 母親にとって『アヴァロン』は危険なものになってしまった。 もう大人だから望めば手放さずにいられるはずのものだけど]
泣かないで。 かあさんに泣かれると、私はかなしい。 ――…わかった、から、ね?
[ゆると首を傾げて母親の涙を指ですくう。 仕方ない、と、自分に言い聞かせながら 母親の思いを汲む言葉を紡いで泣きそうな顔でわらった。*]
(28) helmut 2014/06/07(Sat) 00時頃
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[ 不意に、何かが顔面にぶち当たる。 ぶほ、と息が詰まった。 顔をひりつかせながら、零れ落ちるそれを辛うじて受け止める。 バスケットボール、だ。 見れば、すぐ傍で、学友がVサインを向けている ]
……――てめぇ……っ 痛ぇぞ、こらっ……!
[ 怒ってみたが、堪え切れずに笑って仕舞った。 ボールを指先で回転させ、軽く投げてキャッチする。 中学に入って直ぐ、熱中したスポーツの感覚は、未だ健在らしい。]
よっし、行こうぜ!
[ 待っていてくれた友達の肩を叩き、歩き出した。 自分の脚で、確りと。現実の、地表を。 ]
(29) ktr 2014/06/07(Sat) 00時頃
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―カフェ―
そういえば、約束、覚えているかな。
[宵闇海底攻略パーティーの日付は近いが、皆は集まるだろうか。と考えながら朝食を作り、臨時休業中だったカフェを再開し、バイトの娘にも、『実家の都合で離れることになっていた。今日から再開する』などと一通メールを送った。長い黒髪を一つにまとめたところでドアベルが鳴り、カフェ再開にして、最初の客を迎えた*]
(30) S.K 2014/06/07(Sat) 00時頃
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|
[ 目まぐるしく巡る青春の日々の中で、 青年は、愛した子犬の居る井戸を訪れた。 だが、 既に其処に井戸は無く、辺りは緑林が生い茂っている。 聴けば、子供が転落する危険があると、数年前に井戸が埋められたとの事だった。]
……御免な、もっと、早く来れなくて。
[ 手にした花を手向け、嘗てあげていたのと同じ餌を置く。 この地下深くに、子犬の死骸が眠っている。 長い、長い時を経て、今漸く、青年は子犬の魂を弔い、その安らかなる永眠を願った。 瞼を閉じ、手を合わせ。祈り、暫くすると、――ふと、聞き覚えのある誰かの声が、気配が、した。 ]
(31) ktr 2014/06/07(Sat) 00時頃
|
|
[トニーの赤い目から零れる雫が、その柔らかな頬を濡らす>>5:+26。 泣き止んで欲しいのに、と少し困った顔をするが目は笑ったままだ。]
トニーは十分僕のナイトさんですよ。 今はちょっと泣き虫さんですが。
[耳と尻尾が垂れる様子に、可愛いナイトだと微笑んで。 背伸びしたトニーの顔が近づき、どうしたのかと首を傾げる。
顎の辺りを舐められたと気付いたのは、9秒後。 思わずぎゅっと抱き締め、我慢できず――他の衝動を我慢するように垂れていた耳の付け根辺りを甘噛みした。]
(32) okomekome 2014/06/07(Sat) 00時頃
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|
[痛くないというトニー>>5:+27を撫で、なら良かったと零す。 パーフェクトだと褒められ意外そうな顔をしてしまったが、深まった笑みに、こちらも笑みを返した。]
やっぱり僕は、貴方のその顔が一番好きですよ。
[頬を摺り寄せてくるその感触と左右に揺れる尻尾>>5:+28が、可愛らしい。 揺れる尻尾に思わず触れつつ。]
お礼を言われるほどのことじゃないですよ。 トニーをあの宿に連れて行かなければ、巻き込まれずにすんだのかと、ずっと後悔していましたから。
[礼>>5:+29に対してそう返した。 だからすみません、と。]
(33) okomekome 2014/06/07(Sat) 00時頃
|
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[腕の中、トニーの存在が揺れる>>5:+31。]
……トニー?
[察する。 「決着」が着いたのだ、と。
また、トニーを奪われるのだと。]
僕も、忘れません。忘れませんから!
トニー。ねぇ、トニー。 現実に戻ったらデート、しましょう。
[ふわりと浮くトニーへと声を投げる。 同時に、自分の意識もだんだんと薄れていく。
何とかその意識を保とうと堪え、最後までトニーの姿を見つめていた。]
(34) okomekome 2014/06/07(Sat) 00時頃
|
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[ 驚き、目を瞠る。 小さな背丈、日焼けした肌、赤茶けた髪、そして、微かな雀斑。 それは、……―― ]
……ト、ニー……?
[ それは紛れもなく、もう一人の自分だった。 茫然とする青年に、少年は笑い掛ける。
『 もう 大丈夫だよね? 俺が 居なくても 』
小さな少年は手を伸ばし、青年の頬に触れた。 温かい光の様な、指先で。]
……、……ん。
[ 熱い物が込み上げた。涙を堪え、歯を食い縛り、頷く。 少年は安堵した様に微笑んで、ゆらり、その白い影を消す。 ]
(35) ktr 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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――雨の降る、とある日。
[兄の眠る病室の扉を開けて、忍ぶように入ってくる。 ノックもしないのは、まだ目覚めていないことを知っていたから。 ――そして、なるべく人目につかないようにしてきたから。ベッドの隣のテーブルの上に、深々と被っていた帽子を置いた。雨のせいで少し服が濡れてしまっていたので、上着もかけておく。 病室の状態を見れば、花さえ添えられてはおらず――。 本当に、誰も来ていないことがうかがえて。 その様子に、彼女は――シロガネは溜め息をついた。]
(36) Elliy 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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[両親との初めての喧嘩だった。 シロガネは、その話を聴いて激昂し――。 ついには説教まで始めて、縁を切るとまで言い出したのだ。 サミュ兄がああなったのは、どうしてなのか。 それも分からずに、自分たちの責任ではないと見捨ててしまうことが許せなかった。
家族なのに―― ――家族ゆえに。]
……サミュ兄。 来たよ。……まだ、眠っているのか。
[そう言って、シロガネは花を添える。 選んだ花は、 シロガネソウだった。特に意味合いがあるわけでもなく、名前で選んだだけだった。]
(37) Elliy 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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……さようなら。
[ 幼かった自分、弱かった自分、逃げてばかりだった自分、 それでも戦い、『俺』を支えてくれた――自分。 少年だった『君』に、今こそ 別れを ]
ありがとう、……!
[ 誰よりも傍に居て、自分を生かし続けてくれた少年に、 青年は、声の限り叫んだ。
いつか また 『君』 と もう一度 共に あの遥かなる大地――アヴァロンを 駆ける日々が訪れるようにと 心から 願いながら **]
(38) ktr 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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[点滴に打たれ、リハビリもロクにしていないのだろう。 その痛々しい姿に、シロガネは眉を潜めた。 ――額を優しく撫でながら、シロガネは言う。]
……まったく。 兄妹揃って、寝起きが悪い…。
[優しくそう言いながら、微笑んだ。]
(39) Elliy 2014/06/07(Sat) 00時半頃
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[若さゆえか気合いでか数日で事件前と差異なく動けるようになる。 稽古も欠かさず続けてあとは公演の日を待つばかり。
その間にもワンダには連絡を取り無事を確認する。
『アヴァロン』に降り立つ為のマシンは蔵にしまわれてしまった。 けれどネットにつなぐための環境は残っている。
要望メールを送った先に、お願いのメールを送る。 あの事件に巻き込まれた者の無事を知りたい、と。 まだ目覚めぬ者が居るならその連絡先が知りたい、と。 願いを聞き届けられるのは、数日後のこととなる。]
(40) helmut 2014/06/07(Sat) 01時頃
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[公演の日となった。 優美な着物を纏い化粧をして鬘をつけてしまえば 青年にしては小柄なこともあり一見女性に見えてしまう。]
これが現実での本気装備、ってね。
[他に誰もいない控室の鏡の前で、扇で口許を隠し笑ってみせる。 『アヴァロン』に戻りたい。 彼らに会いたい。 一緒に冒険したい。 それらはずっと残るのに、周囲の望む姿を演じ続ける。]
――…、お前の銘入りで揃えたかったな。
[ぽつと漏らすと同時に扉の向こうから『連理』を呼ぶ声が聞こえる。 開演の時間が迫るから用意を、とそんな内容が続いた。]
はい、今行きます。
[『チアキ』の色は消えて『連理』と呼ばれる者が舞台へとあがる。*]
(41) helmut 2014/06/07(Sat) 01時頃
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― 病室 ― [柔らかなシーツの手触りに目を覚ませば、白い天井が目に入る。 消毒薬の匂いと、何かの機械の音が聞こえた。
顔を動かし、そこが病室だと気付けば体を起こす。 目に掛かる前髪を常のように後ろへと撫でつけていれば、看護師がやってきた。
その後、意識を取り戻したことで色々と検査や事情を聞かれた。
最近のナース服はスカートではないことを知り、ショックを受けていたら心配されたが。 ミニスカナース服について熱く語り、看護師に何度か叩かれる程度には回復していた。
数日間の入院生活の後、問題はないと判断され、落ち着いた日常が戻る。]
(42) okomekome 2014/06/07(Sat) 01時頃
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[退院後、自宅に戻ってからアヴァロンは起動しないまま。 ベッドの上で携帯を弄る。]
ちーあきくーん。 あーそびましょー。
[チアキへと連絡しようと、アドレス帳を呼び出した。 直接家まで押しかけることも考えたが、色々と面倒そうな為やめておいた。
こちらの無事と、時間ができたら会えないか、と。 それだけ告げる。]
(43) okomekome 2014/06/07(Sat) 01時頃
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[幸い、マユミの友達はシロガネとしても付合いやすく ――ここ数日の寝泊りは、友達の家を借りていた。 シロガネの格好は、その友達から借りた格好で。 少し、ボーイッシュな感じの服装をしていた。 両親の旅行の為にと始めたカフェのアルバイトだったが、暫くそれでどうにか生活をしていかなければならない――なんて、割と厳しい現実が待っていた。
高校は理由を話して中退するか、奨学金を得てどうにかするしかなくて。連休明けのことを考えれば、シロガネの前へと待つ壁はとても高く――。 ――そして、そんな現実は兄を傍で支える為にあった。
とはいえ、マユミは未成年なので保護者の義務がある。本人が縁を切ると言った所で、そう簡単に切れるものではなく――。意地を張って家出をしているようなものだった。]
(44) Elliy 2014/06/07(Sat) 01時頃
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[彼女の中に宿るマユミは、立ち直りかけていた。 ――人を実際に殺した、というわけではないのだ。 精神的に傷は負った。 それでもまだ、シロガネであり続けているのは――。]
(45) Elliy 2014/06/07(Sat) 01時頃
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ー 雨音が包む病室 ー [点滴と寝息を雨音が包む。 モノクロームの世界。 色褪せた金髪と微か赤みがある肌だけが その世界の彩りで。 わずかな彩りは、わずかな生存反応。 点滴がゆっくりと落ちる以外は まるで静止画の世界に動く姿がある。] [静止画に加えられた花は 華美なものではない、素朴な。 それを生けた少女も同様に。]
ーーーー…………
[サミュ兄と呼ばれた 静止画の主は静かに寝息を返す。 規則正しい寝息。少女の指先が触れれば 生命維持だけの一般より低い温度が伝える。 確かに、死んではいないことを。 けれど、まだ、それは生きているとは言い切れない姿]
(46) うに 2014/06/07(Sat) 01時半頃
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[携帯が着信を知らせる。 友の名>>43が表示されて慌てて通話を選んだ。]
……っ、よかったぁぁ。 無事だったんだな。
[自室でひとり、チアキは安堵の息を漏らす。]
ん、俺も無事だよ。 そうだな、会うなら次の日曜、とか。 そういえばお気に入りのカフェがあるんだろ。 其処でお茶しよう。
[友とのデートの約束を取り付けて、また、の言葉で締めくくる。]
(47) helmut 2014/06/07(Sat) 01時半頃
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["サミュにい"という呼び方は、マユミが小さい頃にしていた呼び方だ。 いつからか、兄さんと呼ぶようになり――。 気がつけば、疎遠になってしまった。
その、低い体温を知れば。顔が見えるように、髪をかき分けて。]
……サミュ兄。 あるいは、グレッグ……かな。
[そう、言いながら。湿らせたハンカチを左手に持ち、優しく顔を拭いた。]
理想の兄さん、だよ。 ……いつか、料理を褒めてくれたことが嬉しくてさ。 それから、だったんだよ。……頑張ったの。
[丁寧に、優しく――。 昔を思い出すように、語る。
シロガネはマユミとは少し違って、低い声を出している。芝居がかったような、声。しかし、それがシロガネにとっては普通の喋り方だった。]
(48) Elliy 2014/06/07(Sat) 01時半頃
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ー 夢を見る ー [そこは深い水底。 深く、深く沈んだ先の底。 ゆっくり横たわった俺は ぼんやりと上を見上げている。
遠く、水面は陽光を受けて、 水底から水面までブルーのグラデーションで 空間が作られた世界で。
水底から見上げた水面が時折揺れる。 今、も何か投げ込まれた。 懐かしい響きの言葉が。 そう、呼ぶ人はいないはずの水面で。
俺はそれを見つめていたが けれど、あまりに水底は遠くて 俺は水底でぐったりと 横たわったまま動けなかった。]
(49) うに 2014/06/07(Sat) 01時半頃
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[電話に出たチアキの声を聞き>>47、こちらも安堵したように息を吐いた。]
チアキこそ、無事でなにより。 日曜日で大丈夫ですか? 舞台とかあるんじゃないですか?
[そう聞いたが、大丈夫ならば問題ない。 色々と話したいこともあるからと電話では切り上げ、待ち合わせの場所と時間を後でメールして置いた。]
(50) okomekome 2014/06/07(Sat) 02時頃
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― 回想 ―
[>>4:164マドレーヌを褒められると、場違いながら嬉しそうに]
まーなぁ。慣れもあるけど、 元々の素質もあんだろ。
[とはやや自慢げにチアキに言う。 こればかりは自信ない、とは言いたくない立場でもあった。]
[だがチアキにふと問われた事に、眉を顰める。]
…俺は、えーと…。
[誰と言えばいいんだ?と、狼の視点と人間の視点が混ざって返答はすぐには出なかった。 言葉に詰まっているとカリュクスが血まみれで帰って来たので、意識はそちらに向けられてしまう。 >>6:182続いたワンダが向けた内容も、本当は考えなければいけなかったのに、出来なかったのは心身に限界が近かったからか。]
(51) t_nuke 2014/06/07(Sat) 02時頃
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― 回想 ―
何処行ってたと思ったら狩りか。
[>>4:180>>4:194働き者だなーと言いながら頬を拭うと内緒話のような素振りをされ、何事かと背の低い彼女に顔を寄せる。ひそひそ話の内容には、一瞬表情が硬くなるも、少し笑んで。]
…うん、ありがとう。
(だけどねーちゃん、ごめん、 俺は多分、兎も鹿もダメだと思う)
[彼女が自分をとても気遣ってくれている事は理解していたから、言い出せずに笑って腹に閉まったが。]
へ、何を?
[奪取には、傍から見られた状態が見えていなかったので、何事かときょとん。後ろにいたワンダにも同様の素振りで首を傾げた。
穏やかな会話は多分、その辺りで打ち切られる**]
(52) t_nuke 2014/06/07(Sat) 02時頃
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― 広間 ―
[結局、自殺せずに足掻いた事は 間違ってはなかったんだろうと、 トルニクスの怒号を思い出しながら思う。
結末と未来は暗がりの中で、未練はあったし、 謝る事もたくさんあったが、後悔は無かった。]
(ねーちゃんが変に気に病まなきゃいいけど)
[>>5:105>>5:106>>5:107 怒りと欲求と絶望と、ひたすら苦しい中で救いを求めてトルニクスに噛みつくので精一杯で、カリュクスにもっと「大丈夫」と伝えられなかった事は心残りのひとつ。]
(53) t_nuke 2014/06/07(Sat) 02時頃
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――――…
(『えー』)
[>>6もう意識が殆ど離れてしまった時に、 ふんわり温かいものに包まれて、いつもの呼び方をされると、昔の記憶がよみがえる。]
(『そんなあだ名やだ!』)
(『別のがいいよ、ねーちゃんズルい!』)
[そう嫌がっていたものの、何度も呼ばれれば諦めたし慣れた。 渾名なんて基本は他人が決める物で、クシャミ以外にも妙な渾名は沢山あるから慣れとは恐ろしいものである。 だから、アヴァロンでキャラを作る時にも、何ら躊躇せずにそれを使った。 変わった名前だと言われる事もあったが、アヴァロンには輪をかけて変な名前が沢山あるからすぐに気にされなくなる。]
(54) t_nuke 2014/06/07(Sat) 02時頃
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(そういや、猫フードくれたのってアレが原因か…?)
[ふと今まで人狼スキルを使っていた時、フードは外していたけれど、今度はつけたままだった事を思い出す。 残ってるといいなと思いながら、大好きなもふに手を伸ばすカリュクスが、笑っていないのが少し寂しいと 思いながら光は失われる。
同時に、躯となった体は、シロガネや他の物が消えるのと同じように、粒子になって、彼女の手からすり抜け霧散した*]
(55) t_nuke 2014/06/07(Sat) 02時頃
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― 現実 ―
[ゴーグルとヘッドフォンをつけたまま、机の上のキーボードに伏せるようにして目を閉じている。 いつもの寝落ちスタイルそのままだが、モニターは真っ暗で、何も見えない。音も聞こえない。
呼吸する音すら聞こえないほど、静かな部屋の中で目を閉じている、少年以上、青年未満な男の顔色は異様に白く、呼吸も殆ど薄かった。
気づいた両親が病院に搬送させて――病室のベッドで横たわったまま、いつまでも目を覚まさずにいた。]
(56) t_nuke 2014/06/07(Sat) 02時頃
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……なあ、サミュ兄。 ――どうして、だったのかな。 分からないんだ。 結局、サミュ兄は何をしたかったのだろう? 話さなければ――分からないよ。
[そう言いながら、シロガネは少し哀しそうにする。
……分からなかったのだ。 彼女も。両親と、同じように。
何故、どうして。 その理由を。 兄が、そこまで現実世界を置いていこうとする理由が。]
目覚めてくれなければ――。 ――分からないよ。
[そう、言って。 シロガネは――涙を流した。]
(57) Elliy 2014/06/07(Sat) 02時頃
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― Avalon ―
[それはアヴァロンシステムが再起動されてからすぐの事。 ホームタウン近辺の草原フィールドの、草陰の間から顔を出すのは、緑色の目をした小さな黒猫。]
なーん
[猫は後ろ足で頭をかくと、岩の上を飛び駆け回る。 アヴァロン公式からは特に発表のない、いちグラフィックだとかNPCだとかいう噂は立ったが、頻繁に見かける物でもなく、また話しかけてもアイテムが貰えるわけでもなかったから、大半のユーザーの目には入らず終わった。]
(58) t_nuke 2014/06/07(Sat) 02時頃
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にゃー クシュ
[気まぐれに人の前に現れては、撫でてもらって喉を鳴らしてクシャミを良くした。 主にとあるギルドと、近くのフィールドで目撃されたその子猫は、何も考えずに何者にも囚われずに、ただ自由にうろうろと駆け回る。
何も考えずにいた方が幸せになれると、かつて誰かが言ったことを覚えているように―――*]
(59) t_nuke 2014/06/07(Sat) 02時頃
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[水面が揺れていた。 微か届く陽光がその影響で 複雑な模様を水底に描いている。
俺はぼんやりと見上げたまま。 しばらくその光景を見ていた。]
[今は水底にいるけれど、遠い昔 別の世界に沈んでいた……ような気がする 糸が切れたように、深く、深く。] [水底なのに、暖かい雨、いや水滴? それが、何かもわからず 俺は水底で横たわる。]
(60) うに 2014/06/07(Sat) 02時頃
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― 全てが終わる間際の話 ―
[チアキは「笑って」の言葉がサミュエルの我儘だなんて気付かない。 自分が笑うことがそれに繋がるとは知らず一度は出来ないと言って。
けれど再び会えることを望み、あの言葉が出た。 現実世界への帰還に魅力を感じずにいたグレッグに 帰還したいという気になればよいと性別を誤魔化して。 そうした時と同じように、気付けば駆け引きにもならぬ言葉を口にしていた。
「本当」に繋がる言葉>>12は聞こえない。 何が言いたいのかわからぬまま困り顔のグレッグを見詰めた。 無言で撫でる間に、なにを思うのかもわからないけど その手は心地よいと思えるもので静かにそれを受け入れた。
クエストの成功が知らされる。 それはグレッグの不成功を同時に示す。]
(61) helmut 2014/06/07(Sat) 02時頃
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―― グレッグ。
[呼びなれた名を呼ぶけれど、 今度はチアキが言葉に詰まる番だった。 逸らされた視線に、不安げな色が過る。]
…………、
[何か言わなければと思うのにそれ以上の言葉が出てこない。 焦りを滲ませかけたその時、小さな、頷きが見えた。]
焦らせ過ぎだよ、ばか。
[困ったように眉をさげ、そんな言葉を向ける。
そうして、チアキは光に包まれゆくグレッグに これまでで一番といえる笑みをふわりと浮かべてみせる。*]
(62) helmut 2014/06/07(Sat) 02時頃
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……兄さん。
[そう、小さく呟いて。 声が、少し高くなる。……マユミの声だった。]
……兄さん。 あのね。…アヴァロンは、とても綺麗な世界だった。 沢山、暖かい人がいて。 優しい人がいて。…きっと、その中に兄さんもいた。 私は、兄さんにね。…助けて欲しかった。 小さい頃みたいに。助けて、欲しかった。
[そう言って、彼女は右手にハンカチを持ちかえて。また、優しく顔を拭きだした。左目からは、涙を流して。]
……でも、ね。今度は、私が助ける番。 だから――。いつか。 いつか。目を、覚まして――ね。
[そう言って、半分は泣いて。 半分は、穏やかに――微笑んだ。]
(63) Elliy 2014/06/07(Sat) 02時頃
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─ クシャミを抱いて・広間 ─
[動かないクシャミを抱いてうなだれる。 開いた目から涙が流れることはなく、ただ、歪みのない画像で次第に動かなくなる姿が脳に飛び込んでくる。 かろうじて最後まで残されていた目の光りも、ふと消えて。
──そして、他の犠牲者と同じように。
端からきらきらとした光になって消えていった>>55。
後には何も、残らない。 それが仮想世界に相応しい、死の表現]
(64) amane 2014/06/07(Sat) 02時頃
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──クシャミん。
[すがるように名を呼ぶが、答えるものはもういない。
システムメッセージ>>#1が彼女にも自陣営の勝利を知らせるが、そんなものはすでに何の意味も持たなかった。
そんな意思に呼応するように、*意識は闇に飲まれゆく*]
(65) amane 2014/06/07(Sat) 02時半頃
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[雨は次第に強くなる。]
[雨は……水は生きていくために必要。 けれど、ここは水で満たされていて。 俺は目まぐるしく変わる水面を見上げながら 洪水がここから起きないか 心配になってしまうほどで。]
[水圧を感じながら横たわる。 俺には水圧から逃れるだけの何かがもうなくて。]
(66) うに 2014/06/07(Sat) 02時半頃
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ー 静止画の世界 ー [静かに眠る静止画の主の 拭かれた頬に一筋涙が伝った。 それはただ静かに。静かに。静かに。]
(67) うに 2014/06/07(Sat) 02時半頃
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[つ、と流れる涙を見て。 マユミは、手を止める。 ぽふりと、マユミは額をサミュエルの胸元につけた。]
……大丈夫。 大丈夫、だから。きっと、何とかなる。 無理しないで。
[そう、何時か元気づけて貰ったように。 マユミは、その言葉を繰り返した。 ――その言葉で、立ち直れたから。]
――大丈夫。 いつか。――きっと、兄さんも立ち直れる。 その時は、私も傍にいるから。
一人じゃないよ。
だから……、大丈夫。
(68) Elliy 2014/06/07(Sat) 02時半頃
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グレッグは、うーん…………
うに 2014/06/07(Sat) 02時半頃
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──できることなら、替わってあげたい。
[落ち行く意識で願ったのはそんなこと。
望みが叶えられるとは思ってもいないが、それが彼女の望みで*]
(69) amane 2014/06/07(Sat) 02時半頃
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グレッグは、さすがにそのへんはろーるでやろうぜー??
うに 2014/06/07(Sat) 02時半頃
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[友からの返事>>50にふっと笑う。]
舞台はその日が最終日で午前の一回だけなんだ。 そうだ、チケット送るから時間があればみにきてよ。 今度も、頑張るから、さ。
[大丈夫、の言葉を返し。 手許にあるチケットを送りつける。 無理にとは言わないから、とそんな手紙が添えられるのも常の事。 メールが届けばそれを確かめ、会える日を心待ちにする。]
(70) helmut 2014/06/07(Sat) 02時半頃
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─ 現実・病室 ─
[ピ・ピ・ピ、と。 無機質な音だけが病室に響く。 点滴は音もなく管を滑り降り、心電図は一定の間隔で波形を描いている。 機械がなければ、わずかに胸の辺りが上下していることだけが、ベッドの主が生きている証だった。
少し前髪にだけ癖のある、栗色の髪をした小柄な娘。 年の頃は二十歳か、二十一かそれくらい。 ほとんど外に出ないせいで肌の色は白く、小食のため痩せ気味の体、掛布に覆われて見えないが大きな傷跡の残る足。
ベッドの隣に置かれているのは彼女の体に合わせた車いす。 カスタマイズされたそれは彼女の脚がもう動かないだろうことを示しているが、もう長いこと使われた形跡がない。
こんな脚だからこそ、彼女は跳びはねるウサギをイメージしたアバターを好んで使っていたのかも知れない]
(71) amane 2014/06/07(Sat) 02時半頃
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[──彼女は元々、リアルの世界に大した未練がなかった。
両親を失い、脚の自由を失い、人の命の値段を示された時点で、リアルの世界への興味は尽きかけていた。
アヴァロンの世界にもそろそろ別れを告げるべきか、と考えていた>>0:98ほどだから、ゲームの世界自体が彼女を縛る鎖にはなり得ない。 ゲームもまた、彼女の心をどうにかするほどの魅力を失いかけていたのだった。
ただ、時折と言うには足繁く。 自分の元に訪れてくれる幼なじみがいて。 その相手をこの世界に誘ったのが自分で。 その相手と同じフィールドを自由に駆け回る時間は楽しくて。
それだけが、彼女がゲームもネットも何もかも止めて、世捨て人にならない理由だった]
(72) amane 2014/06/07(Sat) 02時半頃
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[──しかし、その相手も。
彼女の目の前で≪いなくなった≫。 クエストのアナウンスは、『負けた陣営は消滅』すると告げていた。
──そうなれば、彼女には現実へ帰る理由がない]
(73) amane 2014/06/07(Sat) 02時半頃
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グレッグは、。.゚+:ヾ(*・ω・)シ.:゚+。
うに 2014/06/07(Sat) 02時半頃
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[雨が止んだようだ。 暫くすれば、揺れていた水面も 何時ものように静かに。 一度、風が吹いたか、揺らいで。 陽光が水底までの空間、水面の影響を受け 複雑な模様を描いていた。
それを俺はやはり水底から見上げる。 深い、深い水の底。 糸が切れたように沈んでから 水面を泳ぐ夢は見ない。]
(74) うに 2014/06/07(Sat) 03時頃
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[やがて、彼女は涙を拭って――。 自分の方も。 兄に流れた、一筋の涙も。]
…また、来るからね。 兄さん。……サミュ兄。
[そう言って、もう一度優しく額を撫でた。]
(75) Elliy 2014/06/07(Sat) 03時頃
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[舞台の返事は、いつものように「気が向いたら」と答えた。 とはいえ、チケットを無駄にしたことはない。
たまに匿名で差し入れをするが、声をかけることもなく行ったかどうかの感想を気が向いたら言っていた。]
あ。店の名前で気付かれるかもなぁ。
[約束の店はのケーキを差し入れで使ったことがある。 特に意味もなく匿名なだけなため、何も問題はないのだが。
約束の日、メールで送った時間よりも40分程早く待ち合わせの場所に着いていた。]
(76) okomekome 2014/06/07(Sat) 03時頃
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ー 現実では雨音が続く ー [涙が拭われれば、静止画の主は 顔が拭われて、清潔になった以外は いつもと変わらぬ静かな寝顔となる。 いま、涙腺が動いたというのが嘘のように。
人が訪ねたことがわかる 白い素朴な花が増えていることを 静止画の主は知らないまま 額を撫でられても静かに。]
(77) うに 2014/06/07(Sat) 03時頃
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[いつぞや口にした「人の心と体はそう遠くない>>4:125」という言葉は、実体験に基づくものだ。
長い眠りから目を覚まし、両親の死を知って。 ショックのあまり気絶するように眠り。 起きたときには耳まで聞こえなくなっていた。
何も聞きたくない、という精神的なものだろうとの医者の言のとおり、ある日突然本来の聴力を取り戻すことはできた。 しかし、彼女の心の中には潜在的な恐怖が残ることになり。
だからこそ、いろいろなことを恐れていた]
(78) amane 2014/06/07(Sat) 03時頃
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[釣れない返事>>76もいつものこと。 友が来るかもしれないというだけで頑張れる気がするから チケットを押し付けるのはお守り代わりのような行為。
メールに記された店名は見覚えのあるものだった。 美味しいケーキの店、と記憶している。 舞台の差し入れで時折みかけるそれは――]
――…もし、そうなら、顔くらいみせりゃいいのに。
[少しだけ拗ねたような声で漏らして。
約束の日に待ち合わせたカフェの扉を開くのは時間丁度のことだった。]
(79) helmut 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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[──いつも様子を見に来る看護師が、そっと彼女の体温を測り、目の反応を確認しては、ため息をついて出て行く。
眠る彼女が、それに反応することはない。
陣営の勝ち負けにかかわらず、≪カリュクス≫だった彼女はクシャミが死んだこと、それ自体が敗北だと思っていた。
そして、できることなら自分が彼の替わりにあの世界で消えられればいい、と──*]
(80) amane 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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[彼女は上着をとって帽子を被り直し、病室を後にした。 シロガネソウの入った花瓶のもとには、一枚のメモが置かれている。
――マユミより。
目が覚めたら、連絡をください。 携帯番号 --- --- ---
リハビリ、頑張ってね。
サミュ兄へ――]
(81) Elliy 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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―アヴァロン世界―
[事件後に顔を出しているものには一報をいれた。 病院で目覚めたものや目覚めていないものがいることは知っている。現実の名前を聞いたところでどうせわかりはしないので、聞きもしなかった。 そしてトルニトスは特に変わることなくこの世界にいたが、変わったこともある。]
うむ、今日の私の筋肉は絶好調だ!
[ばっとボディービルポーズをとるが、通報はない。 それは彼の所属しているギルドの建物の前でやっているからだ。さすがにそんなところで通報は起きないようだ。
変わったことといえば、また元のソロプレイヤーに戻ったことだ。パーティープレイを否定しているわけではないが、決まった組み合わせをとってはいなかった。 そして所属しているギルド本部の前にしばらくいることだ]
(82) S.K 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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[30分から一時間の時もある。ただ何をするでもなく常と変らぬ紅のマント。その下にはブーメランパンツ一丁の出で立ちは変わらず。]
HaHaHa!またお前か。
[攻略サイトどころか公式サイトもあまりみない...は黒猫>>58の噂を知るはずもなく、さして疑問にも抱かない。ただよくなつく猫だと思いながら屈みこみ、その頭を撫でる]
どうやら寝坊助は今日も来そうにないな。まったく。勝手な奴だ。そうは思わぬか?
[言葉など帰ってはこない。ただの時間つぶしだ。そうしりながらも、懐くものを無下にできないトルニトスは耳を掻くようになでたり、喉元をなであげたり一通り撫でると]
(83) S.K 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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HaHaHa!そうだな、ここに居続けても仕方ない。そろそろゆくか。なんならついてくるか?
[そうしてしばらく黒猫を撫でた後、高らかに笑い立ち上がる]
今日はそうだな…蒼風の山道へといこうか。
[こない待ち人と初めて出会ったあの場所へと狩りに向かった*]
(84) S.K 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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― Avalon・再起動後 ―
[現実であったあれこれを、カリュクスは知らない。
ふ、とどこかから浮かび上がるように意識が灯る]
……。
[目を開けば、そこはフィールドの裂け目。 ほんのちょっとした3D処理のバグで忍び込める、どこまでも地平線の続く世界だった。
かつて入り方を誰かに教えてもらい、その人はゲームを卒業していったから、たぶん知っているのは、ゲーム内でもうカリュクスひとりきりだ。
いつまでも静かな昼と夜が繰り返されるだけの、美しい秘密の場所。]
(85) amane 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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[――シロガネに出来ること。 マユミに出来ること――。
その二つは、違っていて。 二人は、力を合わせることにしていた。 両親へと怒ったのは――マユミの意思だった。 それでも、きっと。 普段の彼女なら、何も言えなかっただろう。 ちゃんと、言葉にして。 ちゃんと、怒れたのは。 アヴァロンで生まれた――シロガネのおかげだった。 アヴァロンでの事件は、必ずしも――。 嫌なことばかりでは、無かったのだ。]
(86) Elliy 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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[そんな場所で目を覚まして、自分の体を確かめて。 チアキにつけられた傷は消えていたが、そういえばリアルでログアウトしたような記憶はない。
この世界がまだあると言うことは、サーバーが再起動されたことは間違いないだろうと思う。 なぜか自分がここに残っているのは、巻き戻しがあったのか、それとも何かの気まぐれなのか。
カリュクスは薄く笑う。
巻き戻しがあったのなら、もしかしたら。 消えた、と言われたクシャミも、もしかしたらどこかにいるかも知れない。 それとも、自分が願ったとおり、現実で目を覚まして、ゲームに戻ってきているか]
(87) amane 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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―日曜日のカフェ―
[かれこれ四十分も珈琲いっぱいで粘られてはいい気分はしない。]
追加でもう一杯いかがですか?
[よく来る客>>76の一人に慣れたように営業スマイルを浮かべて追加の注文を尋ね…というか強請った*]
(88) S.K 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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[そんな、都合のいいことを考えて]
……時間はたぶん、いくらでもある。 ゆっくり、探して、待とう。
[現実世界の自分のことなど知らぬげに、裂け目の世界からAvalonの喧噪へと、一歩足を踏み出した*]
(89) amane 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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─ ゲーム内 ─
[それからはどこへでも。 レベルだけは高いから、ソロでも特に支障はない。 知り合いたちも、いつも通りの長時間ログインをしているカリュクスには気を止めた様子もなかったから、とにかくフィールドの隅から隅までを歩き回った。
走ると何かを見逃してしまいそうだから、いつも最低限の速度で、ゆっくりと歩く。
──そして、とあるギルドの近くにある橋の欄干に座っていた、小さな黒猫に気づいて手を伸ばした]
……にゃんこ。
(90) amane 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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[――その密かな面会が、終われば。 先ほどメモを書いている時、携帯にメールが入ってきていた。
『実家の都合で離れることになっていた。今日から再開する』と。
当分は頑張って稼がなければならないのだ。もう一通、今回の件で「補償金」のメールも入っていたけれど。 どのみち、自分で稼ぐつもりだった。
――頑張ろう。 そう、決意して。]
(91) Elliy 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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― カフェ『木漏れ日の光』 ― [時間よりも40分早く店に着き、いつものように「今日もきれいですね」と艶やかな黒髪の店主へ声をかけた。
店内の書架から一冊借りてはみたが、読むこともせずに脇に置いて店内を眺めていると。 にこやかな店主からの圧力>>88を感じて、にこり笑みを向けた。]
あ。すみません、じゃあ注文お願いします。 それから待ち合わせの相手がくるんで、ケーキのメニューください。
[チアキが来てからとも思ったが、先にグリーンカレーを注文する。]
(92) okomekome 2014/06/07(Sat) 03時半頃
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…逃げない。いい子。
[手を伸ばして喉を撫でると、仔猫は目を細めて喉を鳴らす。
そういえば、クシャミんにあだ名をつけたのは、こんな猫と出会ったときだった。
思い出して、口元を綻ばせる]
…おまえ。そっくり。
[誰に、とは言わない。 見つけられるまで、名前を呼ぶことはしないと決めているから。
一通り仔猫を撫で終わると、黒くて小さな頭に歩振りと手を置いて、少し名残惜しそうにその場を立ち去ろうとする]
(93) amane 2014/06/07(Sat) 04時頃
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――いらっしゃ……い、ませ。こんにちは。 ……何名様で、お越しですか?
[そう言って、マユミは精いっぱいの笑顔で。 >>79どこかで見た顔を、迎えた。
一瞬言葉に詰まってしまいそうだったのは、あまりに似ていたからだ。…チアキに。 それでも、ちゃんと応対が出来たのは彼女なりの仕事意識からだった。]
(94) Elliy 2014/06/07(Sat) 04時頃
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[――雨の音がする。 少しだけ肌寒い気がしてラビットファーを首に巻く。 アヴァロンでのおしゃれ着と同じ桜色の着物は『連理』の外出着。 ウィッグをつけてしまえば装備を整えれば姿見で確認し頷いた。
アヴァロンの運営陣の一人に教えて貰った病院へと足を向ける。 なかなか目の覚めぬひとりに会いにゆくために。 名前は聞いていたから間違いはないだろう。
病室へと続く廊下を歩めば一人の少女>>81とすれ違う。 見覚えのある見目に目を瞠り、息が止まる一瞬。 けれど、今は『チアキ』ではないから 微か面影をみる程度の姿では驚かせるだけだろうと声を掛けずに。
目的の扉をひとつ、ふたつ叩いてから、 ゆっくりと扉を開いて中へと入った。 シロガネソウの飾られた病室の寝台へと歩み寄る。 眠り続ける人の傍らに立ち、金糸の髪の青年を静かに見詰めた。]
(95) helmut 2014/06/07(Sat) 04時頃
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[バンダナを外したグレッグの姿が過る。 長い前髪に手を伸ばし、けれど触れられぬまま落ちて]
――…さがしにきたよ、サミュエル。
[雨音の間に、そっと、名を呼び掛けた。*]
(96) helmut 2014/06/07(Sat) 04時頃
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―カフェ『木漏れ日の光』―
[生憎その程度で照れるような年齢でもない。「お上手ですね」とばかりの笑みを返して終わる、よく来るこのお客との通過儀礼を済ませ]
ご注文はグリーンカレーでございますね、お客様かしこまりました。ケーキのメニューはこちらでございます。 ご注文が決まったらお声をかけください。
[ケーキのメニューを常連客>>92に渡し、注文を受け取ると、カウンターへと引っこむのでした]
(97) S.K 2014/06/07(Sat) 04時頃
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──クシュ。
[猫に背を向け、足を踏み出しかけたところで。 測ったように猫が小さなクシャミをする。
──足が止まった]
……やっぱり、そっくり。
[立ち止まった声が震えている。 振り返ることはできなかった。 ただ、ぽたぽたと石畳に水玉模様が落ちる]
──く、う。
[押し殺したように、食いしばった歯の間からうめきが漏れた]
(98) amane 2014/06/07(Sat) 04時頃
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[ハーブと香辛料、ココナッツミルクをたっぷりいれた。栄養と食べやすさに気遣われたグリーンカレー。ことことと煮る。 その横で、まかない料理を作る。サンドイッチようの味は変わらないが見た目は悪いということで安く仕入れる不揃いの食パンを大量に買ったときついてきた縦長ロールパンに包丁を入れ]
あの世代だしな。食べ盛りか。
[まかないではあるため手早く食べれるものとするが、ちゃんと栄養を考えて野菜とハムを挟み自家製タルタルソースをかけ、珈琲を容れる そして勝手に食えとばかりに素っ気なく置いておくが、バイトにとってはなれたものだろう。
ナンを炙り、しばらくすれば、注文の品は揃い配膳をさせることだろう**]
(99) S.K 2014/06/07(Sat) 04時頃
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― カフェ『木漏れ日の光』 ―
[ドアベルを慣らし店内に足を踏み入れれば 出迎える店員の声>>94がある。 慣れていないのか、途切れる言葉に微か首を傾げるけれど]
人と待ち合わせなんだ。 ――…と、いたいた。
[友を見つければ名を呼び掛けて手を掲げる。 迎えてくれた店員の方に顔を向ければ何処か見覚えのある顔。]
……まさか、ね。 ごめん、キミがちょっと、知ってる人に似てたんだ。 ああ、案内はいいよ、ありがとう。
[軽く言葉を掛けて、チアキは友のいる方へと向かう。]
(100) helmut 2014/06/07(Sat) 04時頃
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[友>>92の対面にある椅子を引き席につく。]
おまたせ! なに、もう注文済ませちゃった? そっち何頼んだの。
[話し掛けながらもチアキの視線はケーキメニューに注がれる。]
……な、もしかして、舞台にさしいれくれてたの、って。
[ゆると首を傾げ友を見詰める。]
(101) helmut 2014/06/07(Sat) 04時頃
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はい、かしこまりました。
[と言って、席へと向かう姿を見送る。 知ってる人に似ていた、か。 ――チアキ。 シロガネの記憶は、マユミも持っていたから。 思い出してしまう。 格好良かった。兄妹揃って――。 なんて記憶を思い出して、つい顔が赤くなった。 そうして、お冷とおしぼりを出しにいくついでに待ち合わせの人を見れば。 ――やっぱり、どこかで見たことがあるような気がして。 その既視感に首を傾げつつ、彼女は他の仕事へと戻った。]
(102) Elliy 2014/06/07(Sat) 04時半頃
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― Avalon ―
なーん
[>>83尻尾をふりながら、巨漢の前に黒猫がやってくると、 足元にごろんと転がって、すりー…背中を擦り付けていた。
身勝手な奴の話には、クシュンと小さいクシャミをする。 だがそれだけで、撫でられれば喉をごろごろ鳴らして太い指に首をこすりつけるだけ。 ごろんごろんと、指と暫く戯れてから、]
にゃー
[>>84ついてくるかの声には、応えるように鳴いて、後ろではなくよく隣を歩いた。
トルニトスが戦闘中は、猫が戦闘に参加する事も、ターゲットにされる事もないが、ちょろちょろと周囲を勝手に駆け回る。 器用に敵やトルニトスの合間をくぐりぬけて遊んでいるらしい。]
(103) t_nuke 2014/06/07(Sat) 04時半頃
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にゃー!
[時々、猫は筋肉のマントを踏み台にして、肩のあたりにかけ上る。 肩から遠くに飛び降り、そして、振り返って、笑うように鳴くのだった。 出会った時と同じように*]
(104) t_nuke 2014/06/07(Sat) 04時半頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
helmut 2014/06/07(Sat) 05時頃
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[相変わらずの店主の笑み>>97に、日常に戻ったような気がした。 少し前、店が休みだったらしいが丁度入院期間と被っていた為、その理由は詳しく知らない。]
ありがとうございます。 ケーキは連れが3つくらい食べると思うのでその時に。
[受け取ったメニューはそのまま対面の席に置いておく。
暫くして店内にグリーンカレーの匂いが漂う頃、待ち人の姿>>100が現れた。]
いえ、そんなに待っていないですよ。
[手を上げ、迎える。]
(105) okomekome 2014/06/07(Sat) 05時頃
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ちょっとおなかが空いたので、先に食事を注文してしまいました。グリーンカレーです。 チアキはケーキで良いですよね。
[視線の先のメニュー>>101を見て微笑む。 首を傾げるチアキへ、にこりと笑い。]
さぁ?何のことでしょうね?
[悪戯めいた口調で告げた。]
(106) okomekome 2014/06/07(Sat) 05時頃
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[注文したグリーンカレーがくる>>99。 暖かいナンをちぎって食べる。 やはり、あの時食べた物と似ている味だ。
ハーブと香辛料の絶妙なバランスとそれを滑らかに包み込むココナッツミルクの程良い甘みがたまらない。]
元気そうで良かったですよ。 あれから、ログインされました?
[少し迷い、結局聞くのはそれだ。]
(107) okomekome 2014/06/07(Sat) 07時半頃
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僕は二回だけですが、ログインしました。
[再開されたと聞いてから、その翌日ログインした。 アバターとアイテム、スキルを確認し。 それからフレンドリストを見た。]
グレッグさんと、それからトニーにメッセージを送ったのですが……。
[残念ながら、クシャミはフレンド登録をしていなかった為、メッセージは送れていない。
ただ、二人へは無事を確認するメッセージと、現実での連絡先――メールアドレスを送っている。
昨日もう一度だけログインしたが、返事はなかった。]
(108) okomekome 2014/06/07(Sat) 07時半頃
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……人狼側だった人たちは、無事なのでしょうか。 聞いてみたのですが、はぐらかされてしまいまして。
[看護師に聞いても個人情報だからと断られ、運営側へ要望として出している現状だ。
トニーに関しては相手が未成年だからか、それとも別の要因があるからなのか、運営側からの反応は良くなかった。]
(109) okomekome 2014/06/07(Sat) 07時半頃
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[グリーンカレーを食べ終え、食後の珈琲を一口飲む。 じっとチアキがケーキを食べる様子を、目を細めながら眺めて。]
……本当は此処、トニーとグレッグさんとデートしようと思っていたのですよ。 それなのに先にチアキとデートだなんて……まぁ、チアキも十分に可愛いので問題ありませんが。
ケーキ、美味しいでしょう? 今度はお二人も誘えると嬉しいですね。
[真面目な顔でそう零し、最後は同意を求めるように微笑んだ。**]
(110) okomekome 2014/06/07(Sat) 07時半頃
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トニーは、カリュクスカリュねーちゃん、おはよっ!(手ぶんぶん
ktr 2014/06/07(Sat) 10時頃
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―回想・霊界―
[ 敗北が決まった瞬間、浮遊感に襲われた。 半獣の仔狼が、ワンダの腕の中で浮かび上がり、 次第にその姿は透き通って行く。 耳の付け根に残る甘噛みの感触が愛しく>>32、 ナイトだと云ってくれる彼が、狂おしい程に恋しい。 意識が薄れる中で、詫びの言葉>>33にかぶりを振って ]
……ううん。 俺、ワンダと一緒に宿に来れて、良かった。 ワンダがひとりで宿に来ちゃうより、ずっと、さ。
だって、俺はワンダの…――、
(111) ktr 2014/06/07(Sat) 10時半頃
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[ 浮かんだ躰が光に包まれ、希薄さが増して行く。 消えてしまう直前、少年は、 彼の唇に――自分のそれを重ねた。
『 ナイト なんだからさ 』
淡い接吻の後、もう音を成さない声でそう遺し、 再会を願う言葉>>34に、いつもと同じ様に 白い歯を見せ、至極嬉しげに笑った。 そして、光の中に、その存在を霧散させて行き―― ]
(112) ktr 2014/06/07(Sat) 10時半頃
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トニーは、フランシスカ おはよー!(もっふもふり
ktr 2014/06/07(Sat) 10時半頃
トニーは、 そして俺もお出掛けしてくるーっ!(ぱたぱた**
ktr 2014/06/07(Sat) 10時半頃
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[手をあげ迎える友>>105の応えにほっとしたように目を細める。]
そっか、よかった。
[その返事でよもや四十分も前から居ようとは知れず 言葉通り受け取ってワンダの頼んだ品に頷く。]
ああ、あっちで言ってたもんね。 ん、もちろん、ケーキ! ……でも結構あるなぁ、悩む。
[メニューを見ながら真剣な様子で写真と説明をみる。 悪戯めかした声>>106を受ければ小さく笑みを漏らして]
――――…ん。
[肯定と受け取りそれ以上問う事はせず。]
(113) helmut 2014/06/07(Sat) 13時半頃
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[ワンダの頼んだグリーンカレーが来た時>>107に チアキはケーキと飲み物の注文をする。]
飲み物は――、紅茶、アールグレイをストレートで。 それから、季節のタルトと、ミルフィーユ、、 …………、そうだなぁ、チョコレートシフォンにしよう。
[友が予想した数を頼んでへらりと笑う。 ふわりと食欲をさそうにおいがワンダの手許から漂う。]
ん、そっちも元気そうで何よりだよ。 ログインは――、してないな。 母親に泣かれてしまってさ。 女性の涙って、ずるいよなぁ。
[敵わない、と困ったように眉をさげる。]
(114) helmut 2014/06/07(Sat) 13時半頃
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[ログインしたというワンダ>>108に小さく頷き]
そっか。
[如何だったか、気になるけれど。 迷うように一度息を吐き、けれど言葉は出ず。 グレッグとトニーの名に濃い茶の双眸が微か揺れた。]
――……、ん。
[芳しいとは言えぬ内容に一音だけのせて]
ちょい詳しい人が知り会いにいて、さ。 頼み込んで聞いた話だと、生きている、らしい。 でも、まだ眠ったままの人もいるとかで。
[はぐらかされたという友>>109にぽつと零した。]
(115) helmut 2014/06/07(Sat) 13時半頃
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[ややすれば注文した品がテーブルに並べられる。 「ありがとう」の言葉を向けてチアキは紅茶を一口含んだ。]
――…っ。
[香りに誘われて冷ますのを忘れてしまい熱さに驚いた顔をする。 ひりりとした痛みを舌に感じる。 痛覚フィルターはないんだった、とあの時を重ね思うけれど 現実世界にはもともとそのようなフィルターなど存在しない。 痛みは、痛みとしてダイレクトに伝わる。 紅茶は後にして、先にケーキを食べることにした。 タルトをフォークで崩して口に運ぶ。 フルーツの甘酸っぱさとタルト生地の香ばしさが口に広がった。]
やっぱここのケーキうまいなぁ。
[しみじみとそんなことをいいながら友の言葉>>110に頷いた。]
トニーとグレッグと両手に花、って? なんか抜け駆けしちまったみたいな気分だな、それ。
(116) helmut 2014/06/07(Sat) 13時半頃
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――…だから、俺は可愛くないっての。 ほんと、……トニーとグレッグと、デート出来るといいな。
[へらりと笑いながらそんなことを言うけれど 一拍置いてワンダを見詰め]
こうしてデート出来て、嬉しいよ。 今日は会えてよかった。 ――…こんなにおいしいケーキも食べれたし。
[真面目な顔で応えるものの 最後は照れ隠すようにケーキへと話を移して おおきなイチゴをぱくりと頬張った。*]
(117) helmut 2014/06/07(Sat) 13時半頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
helmut 2014/06/07(Sat) 14時頃
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― Avalon ―
なーん
[猫には目的がない。 ただひどくしんどかった為、色んなものを放棄して、 自由に気ままに、猫と同じように好きに生きていた。 食べる必要もないが、恵んでくれるアバターは沢山いたので、特に困る事もない。
猫は元々何者だったかなど覚えていなかった。 だが元々が何者かだった影響は色濃く残っており、 行く所は思い出の残る場所ばかりだった。]
(118) t_nuke 2014/06/07(Sat) 18時半頃
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にゃー
[ごろんと地面に転がって、背中を擦りつける。 特に意味のない一人遊びのそれに、足を止めるアバターは多く、 今日もまた人影が猫の上に落ちると、 猫は一人遊びをやめた。>>90
ぽんと撫でられる。これもいつも通り。]
―――クシュ
[クシャミが出る。これはたまにだったが。]
(119) t_nuke 2014/06/07(Sat) 18時半頃
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なーん
[さっき撫でてくれたアバターが、足を止めるのを見つけてか、その足元にすりすりと背を擦りつけて慰める。]
にゃーん
[元気出して、という言葉の代わりに、猫は転がったまま下からじーっと、緑色の目でみあげていた。]
(120) t_nuke 2014/06/07(Sat) 18時半頃
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グレッグは、1にょっき!
うに 2014/06/07(Sat) 19時半頃
グレッグは、おや、フランは具合が悪いのか?痛いの痛いの飛んでけー
うに 2014/06/07(Sat) 19時半頃
グレッグは、。*゚ヾ('・□・')ノ。*゚
うに 2014/06/07(Sat) 19時半頃
トニーは、クシャミ ねこじゃねこじゃ♡かわゆい♡
ktr 2014/06/07(Sat) 19時半頃
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― 病院 ―
[アヴァロンであのクエストに巻き込まれた人たちの大半は無事であることをきいた。 まだ目覚めない人もいるそうで、そちらの組にはりかけていたわたしが目覚めたことでほかの人も長期的に待つ方向にシフトしているらしい。
目覚めてすぐの退院とはならず、あれこれ検査やなんやらをする時間をとられていた。 その間、見舞いに来たのは幾人かの知人と、担当さんだけ]
……えーと、はい。 だ、だいじょうぶですよ、ほとんど書きあがってますし、まだ余裕あったは……
[その余裕は入院生活でだいぶ削られたとのこと。 蒼冷めつつも残りページ数を考えて]
あの、ノートパソコン、もってきてくれたら、ここで書きます……
[退院してからでは間に合わないと、服やらなんやらといっしょに担当さんにもってきてもらうことにした。 合鍵はもとより預けてあるので、そのぐらいでは抵抗感はない]
(121) sinotaka 2014/06/07(Sat) 19時半頃
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[そうして退院までの間、中庭のベンチや病室で、ぱちぱちとキーボードをうつ日々である。 病室でずーっといるとノートパソコンが取り上げられそうになるので。
アヴァロンの中で起こったことを考えると、悲しい気持ちになるから、 まだきちんと、ほかの人たちがどうなったのかはきけていない。
リアルでつながりがあったわけじゃないから連絡を取りたければアヴァロンにはいるしかないし。
退院できたら、一度はインするべきかと考えながらちらりとアヴァロンの情報ページを確認しに行った]
(122) sinotaka 2014/06/07(Sat) 19時半頃
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トニーは、クシャミ ねこを抱いて喉下ごろごろ。か、わ、う、い!
ktr 2014/06/07(Sat) 19時半頃
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ー 水底の夢 ー [変わらず俺は水底の 口からこぼれた泡だけが静かに水面へ零れて。 陽光で水中の泡が反射する。 それを俺はぼんやりと見ていた。]
…………?
[陽光が揺れた。 ーーーいや、違う。
魚だ。陽光を受けて光る。 いや…………なんだろう? 淡く魚自体が光っているようにも見える。 それは、とても小さな魚。 けれど、それ自体が光っているよな それは少し眩しくて。 暗い水底では眩しくて、 俺は手で目を覆う…………ことは 水圧に負けて、指を動かすにとどまって。]
(123) うに 2014/06/07(Sat) 19時半頃
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ー 再び来訪者を迎えた静止画 ー [水墨画に添えられた花か。 淡く色づくのは桃色。 零れた音色を雨音が静かに包む。 衣擦れ。点滴の管が揺れた。 静止画の中で、微かに。]
(124) うに 2014/06/07(Sat) 19時半頃
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トニーは、フランシスカ こんばんわなのですよー(もっふりもふもふ
ktr 2014/06/07(Sat) 19時半頃
トニーは、クシャミ やっぱりねこがすきいいい(すりすり
ktr 2014/06/07(Sat) 20時頃
トニーは、クシャミ 御飯、いってらっしゃーい!
ktr 2014/06/07(Sat) 20時頃
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[己よりも長く眠り続ける者を見詰める。 サミュエルでありグレッグでもあるそのひとは 静かに眠り続けていた。]
会ったらがっかりするって言ってたけど ――…そんな事なかったね。
[アヴァロンでの言葉>>5:56を思い出して 眠るひとにそっと囁き掛ける。]
わらって、みせたんだからさぁ。
[はやくおきろ、と言い掛けたところで 衣擦れの音が微か耳にとまる。]
…………サミュエル。
[点滴の管に繋がれた痛々しい腕。 その手にチアキの利き手が添わされる。]
(125) helmut 2014/06/07(Sat) 20時頃
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ー 水底の夢 ー [小さな魚は存外人懐こいようだ。 微かな光の軌跡を残して、 本来は真っ暗なはずの水底を照らし 水圧があるはずの中を 俺の周りを、しなやかに泳いでいた。 ……その魚が、水圧の中 動かそうとして指しか動かない それに興味を持ったのか すい、とその指先を突ついて。]
ーーーーー…………
[陽光だからだろうか?][暖かい] [また、指を微か動かして突つく魚を撫でようと]
(126) うに 2014/06/07(Sat) 20時半頃
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ー 静止画の世界の ー [事故が起こる前から 食事は最小限しか摂っていなかったらしき 引きこもったもの特有の白さがある 細い手が、また、微かに動く。 触れてくる暖かさに指先が触れる。]
(127) うに 2014/06/07(Sat) 20時半頃
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― カフェ『木漏れ日の光』 ―
[ケーキを三つともぺろっと平らげて 適温まで冷めた紅茶を啜る。 辺りを見回せば日曜ということもありカップルが多い。]
――…胸あればいいのになぁ。
[アヴァロンでのアバターと友を重ねてぽつりと漏らした。]
ってか、りあじゅーばくはつしろ。
[フランシスカと酒場で交わした言葉を思い出しぽつと呟く。 アヴァロンにゆきたい。 狩りの約束はどうなったのだろう。 ぼんやりとそんなことを思いながら紅茶を飲み干した。*]
(128) helmut 2014/06/07(Sat) 20時半頃
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トニーは、 りだちゅります〜ノシ
ktr 2014/06/07(Sat) 20時半頃
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― 白にシロガネソウの彩る病室 ―
[細く骨ばったサミュエルの手を両の手で握る。 重なれば微かな動きもはっきりと感じられた。]
――…聞こえてる?
[問い掛ける声はアヴァロンに在る頃より高く穏やか。]
かっこいい、って言われたいなら 眠り姫のポジションなんてダメだろ。 ――サミュエル、起きて。
[呼び掛ける声は続く。]
(129) helmut 2014/06/07(Sat) 20時半頃
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― 病院の中庭 ―
[ほかの人たちがどこに入院しているかとか、そういった情報は知らない。 アヴァロンの公式ページでも大々的な発表はなくて、クラッカーによるクエスト誤作動みたいな感じの説明があるだけのよう。 きちんと探せばもっとちゃんとした発表が見つけられるかもしれないけど、そこまで探すものでもなくて。
もうすべての検査も終ったし、あさってには退院できると聞いた。 ほかのみんなはアヴァロンに戻っているだろうか。 あの世界が嫌になって戻らない場合もあるだろうし。
小さくため息をつき]
……メアド交換とかしとくべきだったかなあ。
[リンダは、無事だろうか。 グレッグや、チアキ――トルニトスにクシャミ、カリュクスと次々と思い返し。 トニーやシロガネなんてほぼ接点がないからこそ、アヴァロンに戻ってもあえるかどうかもわからない。 サイモンは、まあ、きっといるはずだとかそんな根拠のない確信を抱きつつ。 ノートパソコンを閉じて、空を見上げた]
(130) sinotaka 2014/06/07(Sat) 20時半頃
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ー 水底の夢 ー [魚は本当に人懐こい 確かにその魚は自身が光ってていて 手を包むほどの。
手を包むほどのーーーー? 先程は、確かに本当に小さい。 指先ほどの小魚だったのに。 横たわったままでは 指先、手の先は見えにくい。
上体を起こそうとしてーー ーー水圧が重くて、それは無理と悟り 横になんとか寝転がり………… 魚が包む手を眼前に持ってこようと]
(131) うに 2014/06/07(Sat) 21時頃
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ー 少しずつ静止画が動き出す ー [言葉は聞こえているのか、いないのか サミュエルはゆるく寝返りをうち 横向きになる、と 握られた手は…………顔の方に かすか引く仕草。]
(132) うに 2014/06/07(Sat) 21時頃
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― カフェ『木漏れ日の光』 ― [じぃ、とケーキを選ぶ様子>>113を眺めていたが、思わず笑みを零す。 このケーキへの反応や、その他諸々。 グレッグが女の子だと勘違いするのも仕方がない。]
そういうところも好きなんですけどね。
[本当に3つもケーキを頼み>>114、へらりと笑う様子に千切ったナンを押し込んでやった。
表情も出すようになったな、と出会った当初を思い出して懐かしく思う。]
(133) okomekome 2014/06/07(Sat) 21時頃
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親御さんも心配されますでしょうしね。 互いに無事戻ってこれたとはいえ、心配になるのも仕方ありません。
[困ったように眉をさげるチアキに肩を竦めてみせる。
因みに自分も同じように親が心配したが、ゲーム自体を止められることはなかった。 良い意味での放任主義でもあるし、何より言っても聞かないだろうと思われているだけだった。]
……皆さん、無事なのですね。 良かった。
[零された言葉>>115に、食いつくように体を乗り出し。 すぐに戻って息を吐く。]
(134) okomekome 2014/06/07(Sat) 21時頃
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[暫くして運ばれたケーキを美味しそうに食べる様子>>116を、やはり微笑ましく眺める。]
そうです。両手に花、良いですよね。 次はお二人を誘って来ましょうか。 四人でデートも良いですね。
可愛らしい三人に囲まれる僕。幸せすぎます。 ああ、安心してください、僕の手は二つしかありませんが腕は二本あります。 両腕なら三人纏めて抱き締められますから、チアキが泣いて我慢する必要はないですよ。
[真面目な顔で、チアキ>>117へと宣言した。]
(135) okomekome 2014/06/07(Sat) 21時頃
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[チアキがケーキを3つ平らげる間>>128、珈琲のお代わりを注文し。]
おや?チアキは胸が欲しいんですか? 大丈夫ですよ、チアキの胸が小さくても僕は好きですからね。
[漏らされたその言葉へ、慰めるように優しく言う。]
……それはそうと。 もし、チアキの知り合いの方から他の方のことが分かったら、僕にも教えていただけますか?
僕はもう一度、トニーに会いたいんです。 奪われちゃいましたから。
[唇を、と楽しげに笑う。 消える直前>>112、確かに触れたはずの唇はその感触がなかった。 抱き締めようと伸ばした手は、その存在を掴むことができなかった。 それでもその笑顔と、言葉はしっかりと覚えている。]
(136) okomekome 2014/06/07(Sat) 21時頃
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[サミュエルが夢をみる中も 窓の向こうでは静かな雨音が続いている。 患者の為に適温が保たれた病室で 呼び掛けた相手が寝返りを打つ気配>>132。 手が引かれて、サミュエルの貌へと近付けば 肌にその吐息を感じて、チアキはゆるく目を細めた。]
――生きていてくれて嬉しい。
グレッグ。 ――…『チアキ』はグレッグの中の人に会いに来たんだ。 がっかりさせてしまうのはこっちだとも思ったんだけどね 交わした約束を違えるなんて、さ。 これまで、なかったし、……会いたいと思ったから。
……眠り姫は口付けでもされないと起きないわけ? 今日はかわいいお姫様役なんて、連れてきてないよ。
[困ったような声音で耳朶に囁き、ぎゅっと手を握る。]
(137) helmut 2014/06/07(Sat) 21時頃
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[魚、じゃなくね??]
ー 水底の夢 ー [暗いはずの水底は視界の先 陽光を纏った存在はすでに魚とは呼べない 光を纏っていてそれはよく見えない。 けれど、それは遠い記憶の ーー遠い?いや、最近?いや50年先? …………わからない、けれど記憶の中で 見たかった、はずのもので。 何か、それはまだ見えないけど 確かに俺はそう思って。
俺は、何度か瞬きを、した。]
(138) うに 2014/06/07(Sat) 21時頃
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ー と、ある病室 ー
…………………………???
[サミュエルはひどく不思議そうな顔で 数度、またたきをして 同じ姿勢で横たわっている。]
” ”?
[サミェルの口角が一度横に引かれ その緊張が解け、また軽く横に。 けれど、長い引きこもり生活 声を出すことが少なくて、訛った声帯は震えず 唇だけが動いた。]
(139) うに 2014/06/07(Sat) 21時頃
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― カフェ『木漏れ日の光』 ―
[ワンダが笑む気配>>133を感じきょとと瞬き一度其方を見る。]
俺もキミが好きだよ。 ――… 友達、だから、さ。
[いつもは照れてしまって言えない言葉をぽつと漏らした。 友の頼んだカレーとナンもおいしそうだが今は甘味に興味が注がれる。 表情を出せるのはワンダが居るから、と友は知っているだろうか。]
家の事情だから仕方ないけど過保護なんだよね。 ……うん、有り難いことだけど。
[肩を竦めた彼>>134に軽く言葉を返して]
ん、ほんと良かった。 犯人が捕まったからかな、ダメージも思ったより少ない。
[身を乗り出す彼にふっと笑みを漏らして]
(140) helmut 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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[四人でデートとワンダが言えば少し考えて]
四人のが緊張しないかもな。 でも、可愛らしい三人ってなんだ。 可愛らしいに俺を含むのはいただけない!
……抱き締められるならアヴァロンでがよかったなぁ。 こだわりの形とかやわらかさとか、堪能しそびれた。
[今だから言えること。 戻れるとは思っていないから、そんな言葉を零した。]
胸はいらない。 だって、男だし。 小さいって何さ、その扱いおかしいって!
(141) helmut 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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[切り出されるは本題か。 ワンダの言>>136にゆるく頷く。]
――…おーけー。 他の事、って、主にトニーの事でいいんだな。 じゃ、そっちの方もうまいことおねだりしてみるわ。
[快い返事をして、ゆると席を立つ。]
今日は逢えてよかった。 また、近いうち連絡する。
[ケーキと飲み物の代金を店主に払い、チアキはカフェを出る。
―― その一週間後。 ワンダにチアキからメールが一通。 トニーのメールアドレスが添えられた本文には 健闘を祈る、なんて言葉で締めくくられていた。*]
(142) helmut 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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― 病室 ―
[手は繋いだまま近い距離を保っていれば 間近で瞬く気配を感じ目を瞠る。 閉ざされたままだったサミュエルの眸が開かれて]
――…っ。
[驚きの後、滲むのは安堵。]
寝坊助だね。 おはよう、サミュエル。
[向こうで最後に見せた笑みと似た形を浮かべ首を傾けた。 さら、とウィッグの長きが肩に流れる。]
今、先生を呼ぶから。
[包んだ手を緩めて、思い出したようにそう告げた。]
(143) helmut 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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― 退院後の話 ―
[退院した後は締め切り間近の追い込みでアヴァロンになんて入れるわけもなく。 その間の食事は担当さんが運んでくれるものを食べていただけだった。
そして完成データを送信できたのは昨日の話。 ほぼ丸一日寝て、起きてシャワーを浴びたのが今というところ。
アヴァロンも気になるけれど、さすがに本日は担当さんはこれないので何か食べ物を用意しないといけない]
……ない。
[当然ながら冷蔵庫はからっぽであった。 しかたないとため息をついて、ぬれた髪を乾かしてからチェックのワンピースに灰色のカーディガンに着替えて。 財布やタブレットをいれたカバンを片手に、ひさびさに部屋の外へと出て行った]
(144) sinotaka 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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[向かったのはしばらく前から行きつけにしているカフェで。 お昼もだいぶ過ぎた時間であればお茶とケーキを楽しんでいる客のほうが多い。
いつものように隅っこの席が空いていればそこへと腰をおろして。 メニューを眺めて考え込む]
ええっと……これ、と、これを。
[注文をとりに来た店員に、アールグレイの文字と、めったに頼まないグリーンカレーの文字を示す。 ――普段からカレーは食べないほうだけれどなんとなく、というのはアヴァロンでの経験を思い出したからだろう]
(145) sinotaka 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
helmut 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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[足を止めたカリュクスに、仔猫が近寄ってくる。 すり、と足に柔らかい毛並みが触れて、励ますような鳴き声が聞こえる>>120。
ぽたぽたと視界を歪める水は仔猫にかかっていないだろうか。 猫は水を嫌う生物だから。
余計な心配をしながら、それでも涙は止まらなかった]
大丈夫、──大丈夫。
[ぼやけた視界には見上げてくる双眸。 自分に言い聞かせるように、大丈夫だと繰り返す]
……、──。
[綺麗な緑を湛えたそれに、探し人のアバターが重なる。 長い前髪の間に、荒い毛並みの異形に変じた後も、変わらぬ色だったその緑が]
(146) amane 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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ー 病室 ー [ぼんやりとした眼が桃色の着物と 毛皮の襟巻きをした長髪の姿を捉える。 サミュエルは落とされた言葉の 意味を考えているのだろうか? 着物姿を見ながら、緩く首を傾げる。]
” 、 ”
[着物姿の笑みを見つけて サミュエルもグレッグが消滅直前 見せた表情……はにかんだ笑い顔を 浮かべて、何か声なく囁いた、が。
手が緩むと、目を丸くして 指先が動く。緩む手を捕まえるがように。]
(147) うに 2014/06/07(Sat) 21時半頃
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― 病室 ―
[サミュエルが何か綴ろうとしているのは分かる。 けれどチアキはくちびるをよむ術はなく 彼が何を言わんとするか知れない。]
――…。
[はにかむ笑みがみえて、濃い茶の双眸が揺れる。]
ごめんね。 サミュエルが何を言いたいか、わからないんだ。 身体――…、喉も、弱ってるんだね。
[医師を呼んだ方がいいのは分かっているけれど 触れあう手の、指先が動けば躊躇うように動きを止めて]
……消えたりしないから、大丈夫だよ。
[もう一度握りなおし前髪の間に覗く眸を見詰めた。]
(148) helmut 2014/06/07(Sat) 22時頃
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ー 病室 ー
ーーーー…………
[謝罪に微かに首が左右に振られた。 もう、大分焦点もあっているのだろう瞳は 揺れた茶をじっとみつめて。
ついで繋がる手を見て 微かに顎を引くような頷きで 指先が握り込む手の 内側を微か撫で力が抜けて行く。]
(149) うに 2014/06/07(Sat) 22時頃
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― 病室 ―
[左右に振られる首は謝らずとも良いという事か。 見詰め返す双眸に、そわりと落ち着かぬ風に視線が動く。]
…………。
[彼はもう誰かを察しているだろうか。 頷くような動きに、うん、と頷きを返した。 手の内側にくすぐったさが伝い、小さな声が漏れる。 けれどそれを押し殺すようにくちびるを一旦結んだ。 そろりと手を離し、枕元にあるスイッチを押して担当医を呼ぶ。]
サミュエルさんが、目覚めました。 はやく来て下さい。
[余所行きの、柔い声で連絡を取ると 暫くして、医師や看護婦の足音が近付く。]
(150) helmut 2014/06/07(Sat) 22時半頃
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──クシャミん。
[耐えきれず、探し人の名を呼んで、仔猫に手を伸ばした。 逃げなければそのまま抱き上げようと]
ねえ、にゃんこ。 クシャミんがどこにいるか、知らない? キミにそっくりな緑の目をした、キミにそっくりなクシャミをする、猫耳パーカーの双剣士だよ。 知ってたら、教えてよ。
[何も知らぬげな仔猫に、泣きながら問いかける]
(151) amane 2014/06/07(Sat) 22時半頃
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― 閑話 ―
[事件により一旦停止した『アヴァロン』。 けれど根強いファンも多く復旧は予想外に早かった。
運営陣の既知に事件に巻き込まれた者の情報をもらった代わり チアキは『連理』として『アヴァロン』の広報を請け負う。
といっても、笑顔で楽しいことをアピールするだけ。 チアキならそのたのしいところをたくさん語れるけれど 『連理』としては台本にあることしか言えない。
ネットで、テレビで、ちらほらとその姿の露出が増えてゆく。 チアキがチアキとしてあれる時間は限りなく減っていった。]
(152) helmut 2014/06/07(Sat) 22時半頃
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ー 病室 ー [微かな声に、前髪の奥で目が細まる。 サミュエルは手が離れても、 着物姿が医者を呼んでいる間も 視界に入る間は着物姿を目で追う。
暫くして医者と看護士が現れて、 状況の確認と情報の伝達と幾つかの質問 (サミュエルの喉が 弱っていることに気がつくと 頷くことと、首を振ることで 意思表示できるものへとかわり) 明日改めて精密検査をと言う締めくくりで 一旦医者の確認作業は終わる。
その間も、時折サミュエルは着物姿を見た もし、その間に着物姿が席を外そうとすると 前髪の下で眉が下がった。]
(153) うに 2014/06/07(Sat) 22時半頃
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― 病室 ―
[現実世界はただ見舞いにきた一人で サミュエルの身内でもないから 医師たちが診察を始めれば寝台から少し離れて。]
…………。
[この場に居ていいのかもわからずに 落ち着かぬ様子ながらも心配そうにサミュエルの様子を見詰める。 消えたりしないと言った手前、なにも言わず消えるのは憚られた。 悩むうちに診察が終わる。 人の居る間は気付かなかった、サミュエルの視線にゆると瞬いた。 再び、寝台の傍へと歩み寄り]
少し休む?
[医師たちの質問に疲れただろうと、声を一つ向けた。]
(154) helmut 2014/06/07(Sat) 22時半頃
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ー 病室 ー [白い素朴な花が置かれた以外は 質素な病室の質素な寝台で サミュエルは近寄った着物姿の質問に 少し、見つめてから頷いて。 そのあと、視線を自分の左手から 着物姿の右手に、その動作を二回しながら その左手が、右手の方に微か動く。]
(155) うに 2014/06/07(Sat) 22時半頃
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― Avalon ―
[>>146零れる物が体にかかると、びくっとしたものの、逃げ出すような事はせずに、猫は足元に居続けた。]
にゃーん
[大丈夫と自分で言う人の声に合わせるように鳴き、ごろごろと喉を流しながら、時折じっと緑色の相貌で赤い色を見上げていた。]
(156) t_nuke 2014/06/07(Sat) 23時頃
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にゃっ
[急に手を伸ばされても、本能など無いように大人しい。 あるいは相手が相手だったからか。 逃げない黒猫は抱き上げられるとしぱしぱしながら、慰めに頬ずりするように顔を寄せて、頬をなめた。
猫は元々何者だったかなど覚えていなかった。 だから泣きながら問いかけるような声に答える言葉は無い。
だが元々が何者かだった影響は色濃く残っており―――]
(157) t_nuke 2014/06/07(Sat) 23時頃
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― 病室 ―
[サミュエルの頷きが見えた。 休むなら出直そうと思っていたけれど 視線の動きと、左手の動きにはたと瞬く。]
仕方ないなぁ。
[少しだけ、アヴァロンでの響きが滲む。 手近な見舞い用の椅子を引き寄せて腰を下ろし 動いた左手に、右手を寄せた。]
眠るまで傍に居るよ。
[それでいい?という風に、首を傾げる。]
(158) helmut 2014/06/07(Sat) 23時頃
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なーん
[猫はその手をするりと抜けて、ウサギのフードに潜り込む。 そこで丸まってごろごろと喉を鳴らして、なかなか出ていこうとしなかった。
連れてって、そんな言葉を猫は持たないが。 帰りたいという思いが、そこを居場所と決め込んだ。]
(159) t_nuke 2014/06/07(Sat) 23時頃
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[──再びこの世界で目覚めてからも、彼女のメニュー画面のログアウトボタンは機能を停止したままだった。
その、システム的にあり得ない現実は。 探していればいつかは会える、と彼女が考える一因になっていた。
──自分が望んだ結末が実行され、その後システムが巻き戻ったために起こった不具合がこれだと。 あるいは、自分も幼馴染も他の参加者たちも、どこか病院のベッドで眠っていて。現実に戻りたがっていた人たちはもう目覚めているのではないかと。
いくらクエストの敗北が《消滅》だと記されていたとしても、生きたいという意思さえあれば戻れるのではないかと淡い期待をしていたのもある。
だからなおさら、どこかに幼馴染の姿があると信じていた。思い込みたかった。 自分がいつまでも現実に戻ってこないなら、家のドアを叩いてくれたあの日のように、この世界にも一度は顔を出してくれるだろうと、淡い希望を抱きたかった]
(160) amane 2014/06/07(Sat) 23時頃
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ー 病室 ー [着物姿の声にサミュエルは横になったまま 息を漏らすだけの笑みをこぼして。 椅子の動く音と近づく姿を見つめながら また手が包まれると前髪の奥で目を細めて。]
ーーー…………
[かしげる首に、頷きながら 手で包まれた指先が、ゆっくりと動く。 その指先で着物姿の平を撫でる。 先ほどと違うのは …………その動きはゆっくりと文字を綴る
”チ ア キ”
と。]
(161) うに 2014/06/07(Sat) 23時頃
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[会えるまでは泣くまいと思っていた。 名前も呼ぶまいと思っていた。
涙を流せば喪失が本当になってしまう気がして。 再会の喜びになら、いくらでも泣こうと思っていたから。
しかし、些細な思い出に決心は容易に覆されて、涙は壊れたように止まらない]
探してるの。 会いたいの、だいじな人なんだ。 生きてるかどうかがわかるだけでいい。
どこにいるの──クシャミん。
[おとなしく抱き上げられる仔猫は人の言葉をもたないようだ。 ただ、ごろごろと喉をならしてなついてくれる相手に、一方的に問いかけた]
(162) amane 2014/06/07(Sat) 23時頃
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― 病室 ―
[しとりしとりと雨音が続く。 見舞いの時間は限られていたけれど 戻るのが遅れた理由は雨のせいにしてしまおう。 問いに肯定の頷きが見えると小さく微笑んだ。]
――…ん。
[手の平を撫でる指先がくすぐったくて 思わず指先が跳ねる。 意識をそちらに集中させれば綴られる文字がよめた。]
あたり。 アヴァロンの、チアキだよ。
生きててくれて、良かった。 心配、だったんだ。
(163) helmut 2014/06/07(Sat) 23時頃
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[仔猫が答えないのは解っている。 ただ、心配してくれるようにざらついた舌で頬を舐められると無性に悲しくなって。]
──クシャミん──
[思わず抱きしめようとしたら、上手く腕をすり抜けられてしまった>>159]
…あ、
[逃げていってしまうかな、ともちらりと思うがそんなことはなく。 フードに潜り込み耳元で喉を鳴らす仔猫の体温に、くしゃりと顔を歪め──]
…ここ、ひと一杯いる。 はずかしい。
[あわてて跳躍して、建物の屋根に逃げた]
(164) amane 2014/06/07(Sat) 23時半頃
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[きょととした顔で告げた台詞>>140もそうだが、いちいち可愛らしい。 これで同い年の男だ。]
……緊張。 僕とデートするのに緊張なんてしなくて大丈夫ですよ。 流石に初デートで複数人でホテルなんてことはないでしょうし。 それとも他のお二人と一緒なことに緊張するんですか?
駄目ですよ? いくらチアキでも僕のトニーに手を出したら、公開抱き締めの刑です。
[しそびれた、と過去形で話すチアキ>>141は、もしかしたら二度とやらないのかもしれない。 しかしそれについて触れることはせず。]
(165) okomekome 2014/06/07(Sat) 23時半頃
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チアキ、今度のデートの時胸に詰め物入れてきてください。 約束ですよ。 破ったら、僕がじきじきにコーディネートした服を着せます。
[胸の大きさは関係ないと言った舌の根が乾かない内に、一方的に左手を掴んでゆびきりげんまんと約束させる。
服装は好きなものか、それとも頭から爪先まで自分にコーディネートされたいか選べ、と。]
(166) okomekome 2014/06/07(Sat) 23時半頃
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[チアキからの返事>>142に頼むというように頷き、伝票を持って立つ。]
デートなら僕が奢ろうと思ったんですけどね。
[自分の分をちゃんと払ったチアキに、店を出てから笑う。 お願いしたことのお礼と、今度の舞台の差し入れを兼ねてと。
それから一週間後。 メールを受け取った。*]
(167) okomekome 2014/06/07(Sat) 23時半頃
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ー 病室 ー [指先が跳ねるのを認めれば サミュエルはいたずらが成功したように サミュエルだけ知る者なら知らぬ表情で笑う]
…………ーーー
[一度サミュエルはまたたいた後 指がゆっくり動く。 最初はバと、書いて一旦止まり ついで、ゴ、と書いてやはり止まる。 暫く、じっと考え込む様子を見せたが]
[「ありがとう」と、だけ短く。]
(168) うに 2014/06/07(Sat) 23時半頃
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― 病室 ―
[サミュエルが笑う。その姿が何処かグレッグを思わせる。 グレッグは彼の理想なんて言葉を思い出すが チアキのみていたグレッグもまたサミュエルの一部と思う。]
悪戯できるくらいには元気なのかな。 そんな風に笑われたら怒れない。
[病人でもなければデコピンくらいはするのだけど。 言葉だけ向ければまた手の平に感触が伝う。 最初の文字は何を言おうとするかは分からない。 次は、謝ろうとしたのかと思う。 五文字の綴りに、ふっと柔い笑みを浮かべた。]
こちらこそありがとう。 逢えてよかった。 ほら、がっかりなんてしなかったよ。
[何時かの会話を重ねて、文字綴った手を握る。]
(169) helmut 2014/06/07(Sat) 23時半頃
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―カフェの日々― [地味な印象があるが、数日見なかったがよく来る客の一人、細い女性>>144のお客の到来であった。いつも通り隅っこの席>>145に座るようだ。 一息つくため煙草を吸うわけにもいかず、バイト娘が注文を取りにいくため、会計を払う客の応対をしたのを見ながら]
(あの娘は未だに細いな)
[ダイエットだろうか。見た目を気にする年齢なのかもしれない。あるいは単なる小食か、不摂生かわからないがどうも性格上気にしていたのは前からで]
(170) S.K 2014/06/08(Sun) 00時頃
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―回想―
[ちょうどお客もはけていた時のこと、切れ長の瞳はか細い女性を捉え、アールグレイを二つ、一つはお客の手元に、もう一つは向かいに座った自分の手元に置き、クッキーを真ん中に置く]
それ、食べていいよ。今休憩なんだ。 ところで、あなた、ちゃんとご飯食べてる?痩せようとかおもって無茶なダイエットしてない? 自分の意志でそうしているんだとしても、私はあまり薦めれないな。もっと違う形があるとおもうのだよな。っと、お節介だと思うかい? そうさ、お節介さ。余計なお世話が私は好きでね。綺麗ごとといって批判する狭い心をもって生きるより偽善をしてる自分が好きだからな
それに私の店に通ってくれていた客が倒れたなんていったら、かなわないからな。
[からっとどこか男らしい笑みを浮かべながらも、勝手にしゃべりだした店長に目の前の客はどう反応したか。]
(171) S.K 2014/06/08(Sun) 00時頃
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っと、客がきたね。ああ、それ食べちゃっていいから、ってか食べろ。残されるのは作ったものとして許せん
[勝手に運んでおきながら勝手にそんなことをのたまうと、来客の応対に離れていったのであった*]
(172) S.K 2014/06/08(Sun) 00時頃
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― カフェ『木漏れ日の光』 ―
[同い年の友>>165に可愛い等と思われているとは思いもしない。 身長さえもう少しあればかっこいいはず、とチアキ自身は思っている。]
……デートというか初めて会う相手だし? って、ホテルとか、……え、ちょ、……ええ!?
[「りあじゅーばくはつしろ!」とか思っていたけど それを言う相手が実は目の前にいたのかと思い至り 驚いた顔した後に、がくりと項垂れてしまった。]
……トニーに手出したりしないって。 抱き締めの刑は、うん、ちょっとされてみたいけど。
[トーンを落としたまま素直に言葉にした。]
(173) helmut 2014/06/08(Sun) 00時頃
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……はい?
[素っ頓狂な声があがる。 胸に詰め物とか言われたんだから仕方ない。 ワンダの約束という言葉>>166に途惑い浮かべ]
詰め物はそっちがすればいいだろー。 んー、かっこよくコーディネートしてくれるなら任すけど。 よりにもよってなんで胸に詰め物かな。
[不満そうにくちびるを尖らせるが なんだかんだでのせられてしまうのもあることで 指切りに、やられた、なんて顔をしながらも]
詰め物して合う服なんてもってないから。
[と、どちらにせよ服がない事を理由に後者を選ぶ。*]
(174) helmut 2014/06/08(Sun) 00時頃
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[最近多くなったグリーンカレーのとアールグレイの注文に、少し満足しながら承るのであった]
(175) S.K 2014/06/08(Sun) 00時頃
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ー 病室 ー [笑みを浮かべて言葉を口にするチアキに、 サミュエルは寝台からみあげながら。 握られた手が、指が少し動いた。 けれど、そのまま文字を綴ることもせず、 まだ、握るにも力が入らない手は 握ってくる手に指で触れるような。] [チアキのアヴァロンとは違う声音が 静かに降る雨の音と混ざり合う。]
………………ーーー
[見上げていた瞳が 眠そうにゆっくりとまぶたが下がる。 手に添えるよう触れていた指からも力が抜け 静かな寝息とともに、 規則正しく胸が上下するまであとわずかな時間。 今度は、水底へたどり着いても 自力で水面に浮かび上がる睡眠へーーー*]
(176) うに 2014/06/08(Sun) 00時頃
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[どこにでも行ける、何でもできるが売りのアヴァロンは、屋根の上にもひとがいる。 ステータスとプレイヤースキルが許せば、移動に関しては本当にやりたい放題だから、人のいないところを探すには苦労した。
襟巻きのようにフードの中に落ち着いてしまった仔猫を連れて、落ち着いたのは見晴らしのいいフィールドのひとつ。 脱初心者程度の難易度の、双剣士専用装備を落とすボスのいる場所だから人も少ない]
(177) amane 2014/06/08(Sun) 00時頃
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― 病室 ―
[見上げるまなざしに同じを重ねる。 手から伝う体温に安堵しながら その手の細さに、胸を痛ませる。 サミュエルの微かな指の動きに首を傾げるけれど 文字綴る気配はないから何も言わず傍に寄りそう。]
――…、
[窓の向こうを見遣り そうして視線をサミュエルに戻せば 眠たげな眸に瞼がおちるが見えた。]
おやすみ。
[規則正しい寝息が聞こえる中、小さく紡いで。 暫くそのまま在るのは離れがたさから――*]
(178) helmut 2014/06/08(Sun) 00時頃
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[高台の中でも一番高い見張らし台の上からは、アヴァロンの広大なフィールドがよく見えた。 遠く映るホームタウンはまるで箱庭のよう]
──ねえ、にゃんこ。クシャミんはね──
その箱庭を見つめながら、フードの中の仔猫にクシャミとの思い出を語ろうと口を開けば、あとはとどまるところを知らなかった。
親同士が仲がよくて、気がつけばそこにいたことから始まって。 クシャミなんてあだ名の由来、リアルのあれこれ、 アヴァロンに誘ったことやどんなに猫耳パーカーが似合うか、 自分の事故から始まるお菓子と──そして、あの事件の話にいたる]
(179) amane 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
helmut 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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― カフェ>>171 ―
[きょとんと、二つおかれたカップとクッキーに瞬きを繰り返す。 首をかしげて、向かいに座った人をみつめた。 この人が店長だということは知っているし、かっこいいとか騒ぐ声もたまに聞こえてくる。 ハンサムな女性だなあと眺めていることもあるから、思いがけない御節介に幾度も瞬きをして]
え、あ、ダイエットは、してないです。
ええっと、ありがとう、ございます? 倒れない程度には食べているので大丈夫だと思いますけど、ありがたくいただきます。
[次々発せられる言葉に目を白黒させつつこくりと頷き。 おいていかれたクッキーを見ながら注文を済ませて、店長が席を立つのを見た]
また、こちらにこれるので、多分大丈夫です。
[日常生活がひどく案じられるせりふをつぶやきつつ、料理が来るのを待っている。 まさかここがアヴァロンでつくられたカレーの元々のところだとかそういったことには気づかないまま。 のんびりしている]
(180) sinotaka 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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[時間だけはいくらでもあったから、アヴァロンの世界の昼と夜がいくつも繰り返すのにも構わず、逃げない仔猫を相手にいつまでも話した。
頭のどこかではわかっているのかもしれない。 ただ話し相手が欲しいだけなのかもしれない。
どちらにせよ、どことなくNPCやペットとは違う雰囲気の仔猫に、話を聞いてほしかった]
──ねえ、にゃんこ。 クシャミんってこんな子なんだ。 そっくりなキミなら、クシャミんをみつけられないかな。
[時折、そんな言葉を間に挟みながら]
(181) amane 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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グレッグは、寝落ちてた_(_ _」∠)_
うに 2014/06/08(Sun) 00時半頃
グレッグは、フランシスカうぃ、無理せずこんばんは休んでおくのです!
うに 2014/06/08(Sun) 00時半頃
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[言い訳は聞かない店長]
倒れない程度に食べるって。そんな当たり前のことで大丈夫とかいうんじゃないよ。食事がない時代だというならばともかく今は違うのだからね。
[金の問題という現実面はあるが、そこは相手>>180を見ていっているつもりだ]
ん、よし。見ている顔がいなくなるとやっぱ寂しいものだからその言葉は嬉しいね、いつもご来店ありがとうね。
[それはアヴァロンのこともあるのだが、そこまでは口にせず、注文の品を作る。グリーンカレーをことことと煮て、ナンを炙り、届けるのであった]
(182) S.K 2014/06/08(Sun) 01時頃
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[その日もアルバイトを終えて、メールを見れば。 兄さんが目覚めたことが記された内容だった。
――全部を読めなかった。 そのことが分かった瞬間に、安堵して。 ぐすぐすと暫く涙ぐんでしまったから。 店長にそんな姿を見せたら、心配をかけてしまいそうだったけれど。
もう、目を覚まさないかと思った。 ――消滅。あの文字が気がかりで、兄さんが消えてしまうかとずっと心配だったから。]
(183) Elliy 2014/06/08(Sun) 01時頃
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[後々、全部を読んでみれば。 親しそうな方がお見舞いにいらしておりました、という内容に首を傾げる。
着物姿の――。 という特徴に、そういえば廊下ですれ違った気がしていた。あの時、シロガネはお店からのメールを見ていて相手の姿をよく見ていなかったけれど。
もう面会時間は終わっていたので、その日に会いに行くことは出来なかった。]
(184) Elliy 2014/06/08(Sun) 01時頃
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― カフェ>>182 ―
はあい……
[しかられて首をすくめつつ素直に頷いた。 心配してもらっているのはわかるから、申し訳なさそうに笑みを浮かべ]
私も、このお店にはお世話になってますし。 これなくなったりしないようがんばります。
[くすっと笑う表情はフランシスカのときと同じ。 基本的にアヴァロンで表情をつくったりしていたわけではないから、しぐさなども似通っているだろう。 それはVRという全身再現されるゲームだからこそ判断できる程度。
届けられたグリーンカレーの香りに、ゆるりと瞳を伏せる。 あの騒動の中で嗅いだ匂いと同じ感じがして、まだアヴァロンに戻れていないことを思い返してすこし寂しさを感じた]
(185) sinotaka 2014/06/08(Sun) 01時頃
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――月曜日。 [昨日は、結局仕事中もずっと兄さんのことが気になっていた。 経過は、どうなったのだろう。
しかし、兄さんに精密検査があるということ。 それに、日曜日にいきなり休みを希望することは店長に申し訳なくて、マユミには出来なかった。
――結局、目が覚めたという一報を聴いてからまだマユミは兄さんに会いにいけていなかったのだ。]
(186) Elliy 2014/06/08(Sun) 01時頃
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――病院の待合室にて。
[また、雨が降るだろうか。 そう思って、傘を持ってきていた。 窓の外を見れば、空は曇り色をしている。
マユミは、病院の待合室で面会時間を待っていた。]
(187) Elliy 2014/06/08(Sun) 01時頃
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[鉛色の空を病院へと向かう。 アヴァロンの広報との打ち合わせを終えたばかり。 『連理』として着物姿で以前此処に来た時と似た姿。]
…………。
[サミュエルはチアキだと分かってくれたけれど 連理の姿をチアキと認識させて良かったのかはわからない。 ただ、なんとなく、がっかりされるのが嫌で 少しでも見栄えのする格好を選んだのは――]
なんでだろ。
[ぽつと呟いて病院の受付に顔を出すが 面会時間はまだと言われてしまった。 時間を確認して、小さく溜息を吐く。]
(188) helmut 2014/06/08(Sun) 02時頃
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― 病院の待合室 ―
[一目会い、体調を確認する。 それくらいならば出来るだろう、と 次の予定を気にしながらも待つ事にした。
先客は窓の外を見遣る少女。 シロガネ、と名乗った、アヴァロンで会った者と似ていて。 先日も廊下ですれ違ったことを思い出しゆるく目を細めた。]
雨、降りそう?
[穏やかな響きをその少女>>187へと向ける。]
(189) helmut 2014/06/08(Sun) 02時頃
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[彼女は、驚くこともなく応えた。]
――はい。 今日も、きっと。
[振り向いて、その姿を見れば。 ――着物と。その、姿に。 彼女もまた、目を細めた。
その出会いは、どこかで予感していた。 落ち着いた声で、マユミはその名前を呼んだ。]
……チアキ、ですよね。
[穏やかに微笑みながら。]
(190) Elliy 2014/06/08(Sun) 02時頃
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……来て、下さって。 ありがとうございます。
[そう言って、深々と頭を下げた。 丁寧な物腰で、出会ったころのように。]
(191) Elliy 2014/06/08(Sun) 02時頃
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― 病院の待合室 ―
[返る声>>190に、窓に一度目を向けた。 泣き出しそうな鉛色が映し出される。 傘はもってこなかった。 迎えを願えばよいかと、再び彼女に視線戻す。]
――――……。
[呼ばれる名に目を瞠る。 己の姿を顧みて、ふると首を横に振った。]
今は、『連理』と言うんだ。
[チアキであることは否定しないけれど 今あるのは別と少しだけ困ったように眉を下げる。]
(192) helmut 2014/06/08(Sun) 02時半頃
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……ん。 お礼を言われるような事は
[途惑うようにあるのは シロガネとグレッグの繋がりを知らぬから。]
キミもお見舞い?
[丁寧な彼女の所作に淡い笑みを浮かべ微か懐かしむ。]
(193) helmut 2014/06/08(Sun) 02時半頃
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……連理、ですか。
[名前を聴いて、頷いた。 その途惑うような様子を見れば、]
あなたのおかげで――、きっと。 兄は、目を覚ましてくれたのだと――。 ――そんな、気がします。
[と、妹であることを明かした。 そうして、お見舞いと聴かれれば頷いて。]
はい。 ……まだ、目覚めてからは、話していなくて。
(194) Elliy 2014/06/08(Sun) 02時半頃
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"あちら"に行ったのは、兄を捜すのが目的で――。 ――数年ぶりの再会、といったところでしょうか。
[そういって、視線は宙に注ぐ。 "あちら"というのは――、アヴァロンのことだ。 もう、マユミが行くことはないだろう。 懐かしむように、微笑んだ。 あの思い出は――、辛いことばかりでは無くて。 優しい記憶も沢山あって――。]
(195) Elliy 2014/06/08(Sun) 02時半頃
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[マユミ>>194が名を綴れば、一つ頷いた。 続く言葉にゆるく首を傾げる。 彼女に兄があるのだと知る。 そして、目を覚ましたの言葉に過るものがあった。]
――……。
[アヴァロンに降り立った理由を聞いて漸く繋がる。]
キミはサミュエルの妹、なんだね。 私は、なにもしていないよ。 キミのお兄さんが目覚めたのは――… 彼が自分でそれを選んでくれたんだと思う。
キミがお兄さんをさがそうと アヴァロンにゆくことを選んだように、ね。
[思いをそのまま言葉として伝え]
(196) helmut 2014/06/08(Sun) 02時半頃
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ちゃんと会えるのが楽しみだね。 お兄さん思いの妹さん、
ああ、――…マユミ。
[出会ったばかりの頃にきいたその名を紡ぎ いつかのように、笑い掛けた。]
(197) helmut 2014/06/08(Sun) 02時半頃
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はい、とても楽しみで――少し怖くもあります。 私も、サミュ兄も、変わってしまったから。 うまくいかないことも沢山あるでしょうね。
[なんて、アヴァロンでのことを思い出しては。 くすくすと、笑う。 思えば、本当の再会はあの時だったろう。 猟奇的な再会になってしまって――。兄さんは、こちらに気づいてはなさそうだったけれど。
マユミ、と呼ばれれば。しっかりと、頷いて。]
……連理。 それでも。私は、あなたのおかげで、兄は救われたのだと思えます。 兄がそれを選択しようと思えたのは――、きっと。
…これからも、兄をよろしくお願いします。 手先は器用でも、とても不器用な人ですが――。
[そう言って、マユミはふかぶかと頭を下げた。 顔を上げれば、それはとてもにこやかな笑顔だった。]
(198) Elliy 2014/06/08(Sun) 03時頃
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[怖くある理由は離れていた時間にもあるのだろう。 そんなことを思いながらマユミの言に相槌を打つ。]
案外、変わってないのかもしれないよ。 大丈夫、もしうまくいかない時は手を貸すから。 それがキミに必要なら助力は惜しまないよ。
[そのスタンスはアヴァロンに居た頃と変わらず 笑む声聞けば、心配も必要なさそうだ、と思い目を細める。]
――…、彼は女好きだし、 可愛い妹の看病の方が効果があると思うけどね。
[宜しくと言われればきょとりと瞬いて]
………………。
[返事が出来ぬままこまったようにわらう。]
(199) helmut 2014/06/08(Sun) 03時頃
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[サミュエルが元気になった事を見届ければ 自分の役割は終わるだろう。 何時までも隠し通せるものではないと思うから]
――…雨、降り出しそう。 今日は、帰るよ。 お兄さんに宜しく。
[窓さえ見ぬまま踵を返し、帰る為の方に足を向けた。]
(200) helmut 2014/06/08(Sun) 03時頃
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[――そう。彼女は、チアキを。 連理を、女性だと思っていた。
先日のカフェで、チアキと呼ばれていたのを聴いてしまったのだ。 チアキに似ている人――どころではなかった。 名前まで同じなら、その名前が聴こえれば確信してしまう。話して居るのは、ワンダさんであることも。
何かの内容を盗み聞くつもりはなかったが、客席の様子を見るのも彼女の仕事のうちだったから。
そこで、何となく予感があったのだ。 ――きっと、もう一度会うことがあるだろうと。
そして、その綺麗な着物姿を見て予感は確信へと変わる。 チアキは――女性なのだろうな、と。]
(201) Elliy 2014/06/08(Sun) 03時頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
helmut 2014/06/08(Sun) 03時半頃
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そう、でしょうか。 ……その時には、よろしくお願いします。 チアキ。……あ。いえ、連理。
[つい、チアキと呼んでしまったのはアヴァロンを思い出したからか。 最初に声をかけてくれた記憶が、今となっては恥ずかしい。…男性だとばかり思っていたから。]
いいえ、そんなことは。 ――だから、また来てあげて下さいね。
[と、何かを勘違いしたままに頷いて。 返事のない様子に、首を傾げた。 まだ、そういう関係ではなかったのだろうか――と。]
(202) Elliy 2014/06/08(Sun) 03時半頃
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…待ってください。 チアキ。これを。
[踵を返していこうとするチアキに、駆け寄った。]
…折角の着物が、濡れてしまわないように。
[微笑みながら、傘を差し出した。]
(203) Elliy 2014/06/08(Sun) 03時半頃
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そうだよ、大丈夫。 マユミならきっと、ね。 ――…名前、どちらも本当の名だから、 名乗り直したけど、……呼びやすい方でいいよ。
[現実世界では呼ばれ慣れない名だけれど 最初に与えられた名も無論大事なもの。 マユミの誤解には気付かぬまま、小さく頷き]
また、気が向いたら、ね。 本当は無事を知れたから、――…もう、
[見舞う必要もないかもしれない。 それに妹である彼女が傍にいるなら大丈夫だろうとも思う。]
(204) helmut 2014/06/08(Sun) 03時半頃
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[呼び止める声に、立ち止まり振り返れば差し出される傘。 マユミの持つそれと言葉に嬉しそうに笑みを浮かべた。]
ありがとう。 けれど、それじゃキミが濡れちゃうよ。 まだ降ってないから、大丈夫だよ。 それに、呼べば迎えが来てくれるから。
[連理の予定を管理する者、だけれど。 傘持つ彼女の手にそっと手を伸ばし、向ける。 下して、というような動きをみせて、待合室を後にした。*]
(205) helmut 2014/06/08(Sun) 03時半頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
helmut 2014/06/08(Sun) 03時半頃
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[少し、考えてから。微笑みながら、彼女は言った。]
……チアキ、の方が良いです。 私にとっては、チアキはチアキですから。
[――大丈夫。 その言葉は、確かに力を与えてくれることを知っていた。 その言葉をかけてくれた彼女は、無事だろうか。 アヴァロンの記憶の中の、優しさの記憶。
チアキが言ってくれるなら、――きっと。 大丈夫、だろう。そう、思えた。]
……兄、だけじゃなくて。 来てくれたら、私もうれしいです。 カフェの方でも、何時でもいらしてくださいね。
(206) Elliy 2014/06/08(Sun) 04時頃
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チアキ。…お気を付けて。
[傘を下せば、そう言って。 その後ろ姿を、少し寂しそうに見送った。]
(207) Elliy 2014/06/08(Sun) 04時頃
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[――女性と知るまで抱いていた、憧れと少しの恋心。 ちょっと恥ずかしくもあり、懐かしくもあった。 淡い気持ちは、勘違いだった――と。 寂しい気持ちは、その名残。
このところは、シロガネとマユミの境界線は薄れていた。 必要性が無ければ、多重人格は起こりえないのだ。 彼女はシロガネでもあり、マユミでもあり。
シロガネとしての思い出は――、少しづつ。 彼女の内に、仕舞われようとしていた。]
(208) Elliy 2014/06/08(Sun) 04時頃
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――病室の扉を、ノックする。 前に来た時は、返事が無いことを知っていたけれど。 今日は、何か反応はあるだろうか。
(209) Elliy 2014/06/08(Sun) 04時頃
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─ 退院後 ─
[街を歩く。街頭ビジョンには嫌いと告げた人とよく似た舞踊家の笑顔が映し出され、視線を上げればそれがアヴァロンのCMと知る]
…この子、きらい。
[似た姿、けれども楽しげではない笑顔の舞踊家に落とした呟きは、悲しい色が混じった淋しげな音。
楽しそうにゲームをしていた彼と似た舞踊家の笑顔に覚えた感情が、そのまま滲んだ声音]
[そうして青年は、現在勉強中のカイロプラクティック教室近くのカフェへと向かう。 教室で一緒になった人から勧められ、以前から行ってみたかった場所に。
カフェに入り、勧められる席に向かう最中、つい手が滑りテキストを落としてしまう]
あ、すみません。お一人で楽しんでるところ邪魔して。
[テキストを落とした近くの席に一人駆ける細身の女性に、慌てた謝罪を告げ。 さらりと流れる黒髪に視線を惹かれたのは、どこかの踊り子を思い出したから]
(210) hisetu 2014/06/08(Sun) 06時頃
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― カフェ ―
[カフェに来て店長にしかられた日以来、それこそお昼の時間はほぼ毎日来ている。 朝や夜はともかくとしてもお昼ぐらいはまともなものを、というわけで。
それでも細い体はかわらないけれど。 その日もまた、何時ものようにお昼を食べるためにカフェに来ていて。 BLTサンドとミネストローネの組み合わせを食べている。
テキストが落ちる音>>210にきょとんと瞳を瞬かせ]
わたしは大丈夫ですよ。 そちらこそ大丈夫ですか?
[ふわりと笑みを浮かべて問いかける。 謝罪する青年が誰かとかまだ気づかないけれど、こちらの笑顔はアヴァロンのときと同じもので。 近くの席に腰を下ろす彼になんとなく視線をむけ、どこかで見たこと会っただろうかと言う既視感に首をかしげた]
(211) sinotaka 2014/06/08(Sun) 07時半頃
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[食べ終わってからテーブルに広げるのはアヴァロン関係の資料とノートパソコン。 巻き込まれた事件を題材に書かないかというのは、よりにもよってアヴァロンの運営から持ちかけられた話。 どうやら少しでもイメージ回復につなげたい様子でもあり]
人選ミスなのかそれとも狙ったのか……
[あの時起こった出来事をそのまま書き記す、なんてことはしたくない。 あれはみんなの心そのものだった気もするから。 モデルとして話の流れとかを参考に、似ているけど違うものにするべきかと悩んでいる**]
(212) sinotaka 2014/06/08(Sun) 07時半頃
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踊り手 フランシスカは、メモを貼った。
sinotaka 2014/06/08(Sun) 07時半頃
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― カフェ ― [アヴァロンが事件を題材にというのはどうやらあのときのログはハックされた影響か、ノイズ交じりできちんとした保存ができていないらしい。 本当かどうかは知らない。ただ、ログが確認できるか問いかけたときにそう答えがあっただけで]
――ん〜……
[悩んでいれば、最近客がはけて暇になったら声をかけてくれるようになった店長から問いかけがある]
ああいえ、食事は美味しかったですし、そういった話じゃなくて、ですね。 アヴァロンっていうゲームのことでちょっと。
[たいしたことじゃないです、とぱたぱたと手を振ってみせる。 いまだに、店長がトルニトスだとは知らないまま。 アヴァロンにも一応復帰して、あのときのみんなにメッセージを送ったりもした。 それでも返事が返ってきた人とかえってこない人がいて。 結局、宵闇海底へ挑むのは人を少しばかり入れ替えての決行となることを思い返し]
今度ダンジョンに挑むので、それで――
[同じく悩んでいることのひとつでごまかしておいた]
(213) sinotaka 2014/06/08(Sun) 09時頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
okomekome 2014/06/08(Sun) 09時半頃
グレッグは、☆⌒v⌒v⌒ヾ(*・∀・*)ノ<たっぷりねた!!
うに 2014/06/08(Sun) 09時半頃
トニーは、 ぐっすり寝た! みんなおはようー(はぎゅっぎゅ
ktr 2014/06/08(Sun) 09時半頃
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[チアキとのデートから暫く経った休日。
教えてもらったトニーのアドレスへと、一通メールを送る。]
『僕の大事な騎士さまへ 約束通り、デートをしましょう』
[日時も場所も指定がないメール。 下手をすれば出会い系の迷惑メールと間違われそうな文面だ。
送信ボタンを押してから、にこりと笑う。]
お礼をしないと、ですからね。
[気持ち良く晴れた空を見上げ、そう呟いた。]
(214) okomekome 2014/06/08(Sun) 09時半頃
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ー 病室 ー [日曜、月曜午前と、検査が続き サミュエルは少し、疲れたのか 寝台でうとうととしていた時だった。 相変わらず病室は質素で飾り気はない。 素朴な白い花を除けば。]
ーーーー…………はい?
[声はまだ、とても細い。 細く掠れた声。 けれど、病院側から 痛めない程度にどんどん喉を使って リハビリなさい、とは言われていたので なんとか、声を絞り出して答える 落ち着いたノックの音に >>209]
(215) うに 2014/06/08(Sun) 10時頃
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[花が生けてある花瓶、が置かれた 荷置きも兼ねたサイドテーブル。 そこには病院から渡された各種書類や アヴァロン運営会社からの連絡等 いろいろ入っているが…………]
ーーーーー…………
[サミュエルが退院までにすることは まず、新しい住居を探すことだと 病院側からの説明で把握した。 検査や問診を通じ 精神の安定を認められたサミュエルは 今日の午前中に自分の現状を知ったのだ。 それを思い出して軽くため息をつく。 病院側は退院猶予を長めにとってくれると 便宜はしてくれたし、 生活を立て直すまでの資金は アヴァロン運営会社からの 見舞金をやりくりするしかあるまい。]
(216) うに 2014/06/08(Sun) 10時頃
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[思案の間の後マユミ>>206の選んだ呼び名に、 微か目を瞠ってから、微笑む。]
――…うん。 キミに出会ったあの姿が、チアキの本当だから そう言って貰えるのは嬉しいよ。
[カフェの話には少し考える間があった。 出迎えてくれた店員の姿がちらと過り重なって 納得したような顔でひとつ頷く。]
カフェには行くよ。 まだ、ケーキ制覇してないから、ね。 その時はまた宜しく。
[見送る言葉>>207にありがとうの声を返し鉛色の下へ。*]
(217) helmut 2014/06/08(Sun) 10時頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
helmut 2014/06/08(Sun) 10時半頃
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[その後ノックの音が妹のもので まず、見舞いに来てくれたことに 目を丸くするが 他にも彼女が口にしたことに 驚きを隠せないだろう。
話が今後の生活のことに及べば サミュエルは頑なに援助には頷かない。]
ーー……君の重荷になることを 俺は、一番望んでいない。
[ゆっくりとサミュエルはそう、口にすると ゆるく首を横に振って。 できれば、両親と和解もして欲しい、とも。 ……まだ16才の少女には しっかりした経済力がある者の 保護が必要なのだから。]
(218) うに 2014/06/08(Sun) 10時半頃
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俺のはーー……自業自得だよ。 大丈夫。自分一人、なんとかする。
ーーーマユミが進路で両親と対立した時 その時までには 逃げ場になれるくらいに頑張るよ。
[まだ、起きたばかりで、 身体を動かすことになれない重い腕を動かして サミュエルは手を伸ばし そっと、マユミの頭を撫でた。]
ーーー大きくなったなぁ
[と、見た目もさることながら 両親に反抗したり 家出とはいえ、家を出てバイトをし 自活しようと思うところも含めて。]
(219) うに 2014/06/08(Sun) 10時半頃
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ーー…………もし、マユミが 本当に、それをしようとするなら
俺は姿を消すことも、厭わないよ
[どうしても折れないようならば サミュエルは目にかかる前髪の奥から じっと、マユミの目を見つめて 静かにそう言い切れば 彼女はどんな様子だったか。]
(220) うに 2014/06/08(Sun) 11時頃
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…………けど、いろいろ、一から、だから きっと、俺も大変だろう……
その、大変な、ちょっとの愚痴を マユミに、聞いてもらえたら嬉しい…………な 美味しいマユミの手料理の差し入れもーー待ってる。
[ね?というように サミュエルはゆるく首を傾げて笑顔を作る。 マユミの様子はどうだったか。
その辺りまで話せば サミュエルは少し疲れた表情で マユミと話すために起こしていた寝台に寄りかかって
外は今も曇り空、雨が降り出さないうちに、と マユミをそっと促した。]
(221) うに 2014/06/08(Sun) 11時頃
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― 閑話 ―
[テレビCMなんて目立つ事は嫌だと思う。 本来の姿で出られるならまだしも『連理』としてだったから。]
――…本当にこれ着るんですか?
[とても嫌そうな顔で用意された衣装を指さす。 担当者は「もちろん」と笑顔で答えた。]
……そう、ですか。
[反論しても無駄だろう。 既に衣装は用意されて台本も渡されている。 奇しくもそれはアヴァロンの女性ヒーラーの衣装。 癒し系を求められているのが分かる台詞を呼んで溜息を吐く。 そんなCMが公開されて、 また「きらい」>>210なんて言われることになったとしても。 チアキの感情も返す言葉も変わらないのだろうけど。*]
(222) helmut 2014/06/08(Sun) 11時頃
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[――扉の中から、掠れた声が聴こえて。 それだけでも、泣きそうになったけれど。
ゆっくりと扉を開いて、中へと入る。 なるべく、落ち着いた風を装いながら。]
……おはよう、サミュにい。
[そう言って、穏やかに微笑んだ。
嬉しさで飛び込んでいきたかったけれど、もう子供ではないから――と。なんて、ちょっとした意地を見せてしまう自分が情けない。]
(223) Elliy 2014/06/08(Sun) 11時頃
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良かった。 ――本当に、良かった。
[ベッドの隣まで、歩いていけば。 そう言いながら、ちょっと泣きそうになっている。]
――おかえり。 サミュ兄。 …アヴァロンでは、結局殆ど話せなかったね。
[なんて言いながら、少し悪戯っぽく微笑んだ。]
(224) Elliy 2014/06/08(Sun) 11時半頃
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[ふと、サイドテーブルの上を見れば。 書類が眼に入り――、ちょっと暗くなってしまう。 その内容を、兄さんが知ればどう思うだろうと。 そのことに心を痛めていたから。
そのことを察したのか、兄さんは――。>>218]
……ううん、重荷なんかじゃないよ。 大丈夫、だから。 独りにさせてしまう方が、心配だよ。 私だって、もうアルバイトだって出来るし――。
(225) Elliy 2014/06/08(Sun) 11時半頃
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[ゆっくりと開いた扉の先見えた姿にまず一度。 こぼす言葉にもう一度サミュエルは目を丸くする。]
ーーきてくれたんだね、マユミ。
[と、丸くした目を眇めて …………記憶よりも先までいた仮想空間で 目にした姿によく似た妹を見る。]
ーーーシロガネ、だったのかい?
[なるほど、これは両親が絶縁を 病院通じて連絡するわけだ、と 仮想空間のシロガネの様子、アヴァロンに起きたこと、 妹にもいろいろあったであろう影響と サミュエルは両親の行動に納得する。]
(226) うに 2014/06/08(Sun) 11時半頃
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[>>219 立ち直る意思を持ってくれていることは、とても嬉しかった。 …それでも、心配だったけれど。退院後にまた同じように引きこもってしまうのではないか――と。 だから、独りにさせたくはなくて。]
……兄さん。
[そうして、頭を撫でられれば。 じわり、と泣き出してしまう。 かさりとした手は、それでも暖かくて。 優しい声に、家族の大切さを実感して。]
(227) Elliy 2014/06/08(Sun) 11時半頃
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[俯いて、ついぽろりと涙が流れてしまう。 >>220 その、決意の声に。 マユミは、哀しそうに。]
……それは。 やだよ…。
[小さな声で、そう言いながら。 兄さんの視線と、目を合わせるのが辛かった。]
ずるいよ、兄さん……。
[ふるふると首を振って、ぎゅうとシーツを掴んだ。]
(228) Elliy 2014/06/08(Sun) 11時半頃
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|
[続く言葉に、>>221。 ね?というように、言い聞かせるような兄さんに。 …その笑顔は、とても久しぶりな気がした。]
…うん。 分か…、った。 兄さん、でも大変なら少しでも私もそれを担うから。 無理しないでね。
――兄さんは、独りじゃない、から。 何時でも、愚痴でもなんでも聞くよ。 ……格好悪いところだって、見せても良いから。 腕によりをかけて、料理を作って――待ってる。
[そう言って、強がるように――微笑んだ。]
(229) Elliy 2014/06/08(Sun) 11時半頃
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[少し、疲れさせてしまったようだった。 外を見れば、もう今にも降りだしそうで。]
……ごめんね、無理させちゃった。
(230) Elliy 2014/06/08(Sun) 11時半頃
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[マユミが泣き出すのを見れば 頭を撫でながらも それでもサミュエルは撤回の言葉を口にしない ずるい、と言われてもじっとマユミと シワになるシーツをそのままに
撤回の代わりに、 別の言葉 >>221を口に出せば 一先ずは引いた様子に サミュエルはやはり微笑んだまま。]
……煮物、前、作ったけど あれ、難しいね。 全然マユミの味にならないんだ。
[とも、言葉を添える。]
…………いや……今日はありがとう ところで、この花、も…………
(231) うに 2014/06/08(Sun) 12時頃
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[寝台に横かかりながら サミュエルは静かにそう口にして マユミの頭から手を 寝台脇の生けてある花を指差すのに動かす。]
(232) うに 2014/06/08(Sun) 12時頃
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…うん。 煮物はね、おばあちゃんから教わったから。 今度、教えてあげる。
[涙を拭いながら、そう微笑んだ。 兄さんが、前へ進む意思は感じられたから。 兄さんを信じる、それも大切なことだと思えた。]
うん。……シロガネソウ。 シロガネ、ってね。 小さい頃に見た、演劇からつけたの。 私にとって、あれは憧れだったから――。
[寝台の隣の花を見ながら、懐かしむように目を細めて。]
…アヴァロンは、綺麗な世界だったね。 優しくて、暖かくて――。沢山、良い人がいたよ。 楽しかった……兄さんが帰ってこない気持ち、私にも分かるくらい。
[そう言いながら、くすくすと笑った。]
(233) Elliy 2014/06/08(Sun) 12時頃
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……あのね。兄さん。 私、好きな人が出来たけど……失恋しちゃった。 実は、女の人だったの。 格好良くて……可愛くてね。 素敵な人で……、きっと兄さんも知ってた人。 まさか、女の人だなんて思わなかったから――。
[なんて、冗談を言うように微笑んで。 胸に刺さった、小さな棘を抜くように。 兄さんに、そんなことを話してみた。]
(234) Elliy 2014/06/08(Sun) 12時頃
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トニーは、 ごはん行ってきまーす(ばびゅーん)**
ktr 2014/06/08(Sun) 12時半頃
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[今度はちゃんと笑ったマユミに 「ーーー……そっか」と 小さな声で落として。]
ーー料理、 もっと前から”教わ”ればよかったんだなぁ
[と、ぼんやりとサミュエルは口にする。]
…………この花が………… 素朴で、綺麗な花、だね
[アバターの名前にもなったシロガネ その花をマユミと一緒に見ながらも アヴァロンの話になれば、一度目を伏せて]
(235) うに 2014/06/08(Sun) 12時半頃
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ーーけれど、あそこは、フィルターが 本来はある世界、だからね……
[いろんな人が理想のそれを作り ”痛み”から守られーー]
息抜き、にはよくても ーーー俺の、やり方は良くなかった
[帰ってこない気持ちを肯定するマユミに ゆるく、けれどしっかりと言い切って。 今度は視線を窓の外に転じる。]
ーーー…………
(236) うに 2014/06/08(Sun) 12時半頃
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[まだ、曇天の雲を見たとき 兄にとっては衝撃?な言葉に 慌ててマユミへ視線を戻す。
男女混同してーーマユミと己の共通人物 マユミのあげる要素から サミュエルは少し、考えてーー]
”チアキ”ーーーのこと?
[冗談のような、その言い方を聞きながら また手はマユミの頭に戻る。]
(237) うに 2014/06/08(Sun) 12時半頃
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……うん。
[少し哀しそうに、はにかんで。 もしマユミが猫であれば、ぐるぐるとでも喉を鳴らしそうな様子で目を細めて。 兄さんの頭を撫でてくれる手が、心地よかったから。]
…分かっちゃったか。 チアキは、初めてあの世界で声をかけてくれてね。 シロガネとして、私はとても楽しかった。 短い間だった、けど…。 フィルタのない、あの世界は残酷ではあったけど。 なんでだろう。とっても魅かれたなぁ。
……気が付いたら、好きだった。 ――でも。叶わない恋、だった……かなぁ。
[アヴァロンのことと、チアキのことと。 一緒にしながら、マユミはそう話した。]
(238) Elliy 2014/06/08(Sun) 12時半頃
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兄さん。……兄さんなら、すぐに出来るようになるよ。 私は、兄さんが物作りをする姿に憧れて料理をやり始めたから。
いつか、自分のお店を持ちたいな――。
[くすぐったそうに笑いながら、マユミは自分の夢を語る。 やりたいこと。――見つけていたのだ。]
(239) Elliy 2014/06/08(Sun) 12時半頃
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―カフェ―
ん?どうしたの?量足りないなら追加で頼む?それとも合わなかった?
[一度垣根を越えてしまえば、後は空気を読みながらも入る時は入ってしまうのが店長。そんな餌食(?)となっている客の一人>>213へと話しかける。 その際さりげなくお金を落とさせようとするのもいつものこと。]
……アヴァロン…ね。ふぅん…やっている人間多いって聞くけど、本当にそうみたいね。
[思ったよりわかる話題であった。だって昨日もログインしてるものな。 なお、アヴァロン世界のトルニトスは、フランシスカへと返信をしているが、こちらもまた中身が目の前のお客さんだとはしらない。 ただなんとなく、あの霊能者に似たバイトの娘など、近いところにプレイヤーはいるものだとは思えている]
へぇ、楽しそうね、遊べるときは目一杯遊ぶのもの、でも一緒にやる以上はその人にも都合があるものね。
……ちなみにいつなの?
[といつもよりは少しだけ具体的な質問をするのであった*]
(240) S.K 2014/06/08(Sun) 13時頃
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…………他に、思い当たらない
[共通で有りながら曖昧な言い様と 性別誤認する環境、 カリュクスがシロガネを初心者といっていたこと。]
でも、人の血は、舐めちゃダメ。
[と、猟奇的な一面をサミュエルは思い出し 猫のような妹にゆるく首を振ってから]
……フィルターがなくなってから あの、悪趣味なゲームは悪趣味、だったけど…… みんなの内面も、フィルターで漉されず そこにあった…………きが、する。
[その世界に惹かれるなら。 マユミはこれからも、現実を好きだろう、と サミュエルは思いながらぽんぽん、とその頭を撫で続けて 妹の初恋の終わりをサミュエルは聞いた。]
(241) うに 2014/06/08(Sun) 13時頃
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マユミが、飲食店、か。 楽しみ。
[くすぐったい言葉には目を細めながら マユミが語る夢にサミュエルも嬉しそうにする。 同時に堅物の両親はどう言うか。 賃貸を探す時は 良い調理学校の近くを探そうと ぼんやりと内心思う。]
(242) うに 2014/06/08(Sun) 13時頃
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…そうだね。
[なんていいながら、くすくすと笑う。 思い当たらない、ということと。 人の血は舐めてはいけない、ということ。 その両方を肯定するように。
――人の血を舐めたのは、よろしくなかった。 ゲームだからと、興味本位で行動してしまった。 そのことを、マユミは本当に後悔していたから。
兄さんに話して、すっきりとした顔になり。]
聴いてくれて、ありがとう。…私が愚痴っちゃった。 兄さん。……今度聴くのは、兄さんの方からかな? 頑張ってね。 私は、応援してるから――。
[そう言って、ちょっと悪戯っぽく微笑んだ。]
(243) Elliy 2014/06/08(Sun) 13時頃
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…その時、には。 兄さんにデザインしてもらいたいな。私のお店。
[外を見れば、もう雨が降りだしていて。 傘があるから大丈夫だよ、と指し示した。]
疲れさせちゃった…かな? お話してくれて、ありがとう…兄さん。 ううん、サミュ兄。 サミュ兄が目を覚まして、久しぶりだったから……嬉しかった。
――また、ね。
[そう言って、サミュ兄に手を振った。
病室を後にすれば、つと涙が流れて。 ――やっぱり、嬉しくて。 あれでも我慢していたのだ。 兄さんが目覚めて――、本当に良かったと。 そう、実感した。**]
(244) Elliy 2014/06/08(Sun) 13時頃
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― カフェ『木漏れ日の光』 ―
[稽古の合間に息抜きとして ワンダに紹介されたカフェに通う。 ケーキメニューを制覇することが目的だけど その居心地のよさに少しだけアヴァロンを重ねてしまう。 注文をとりにきた店の人にケーキメニューを指さして]
スフレ・フロマージュと シュー・ア・ラ・クレム。 今日は、ダージリンをアイスのストレートで。
[にっこりと少しだけ楽しげな笑みを浮かべて 着々とカフェの常連への道を歩んでいた。]
(245) helmut 2014/06/08(Sun) 13時頃
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いや……話してくれて、ありがとう。 少し、びっくりしたけど……
[うん、びっくりした、と サミュエルは妹の初恋に確かに 慌てて視線を戻すぐらい驚いた。 年頃から言えば遅いぐらいで 驚く必要もないはずなのに、どうしてか。]
………………
[自分のデザイン。] [店舗設計……空間系となると、 グラフィックのように独学でなんとかの 範囲は超えている気がサミュエルはして 少し、曖昧に微笑むだけしかかえせない]
こっちこそ、会えて、よかったよ ……もう少し、俺は体力をつけないとね。
(246) うに 2014/06/08(Sun) 13時半頃
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ああ、また。 雨で、風邪引かないように。
[振られる手にサミュエルも振り替えし 扉が閉じるまで見送った後 ゆっくりと、寝台から立ち上がり ……すぐにふらついて椅子に腰掛けたが そのまま窓際に行って、 マユミが気がつかなくても そっと窓から帰る姿を見送っていた*]
(247) うに 2014/06/08(Sun) 13時半頃
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― Avalon ―
[フードに潜り込んでからは、移動されてもごろごろ居心地よさそうに体をくねらせたりと子猫は遊んでいたが。>>179話しかけられると緑色は開いてじーっと顔を向けていた。]
にゃあん ―――クシュ
[風邪でも引いているのか、クシャミの数は多い。]
(248) t_nuke 2014/06/08(Sun) 13時半頃
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[昼と夜が代わる代わる来るたびに、瞳の色だけが少し変わっていくが、小さい猫は人の話を聞いていた。時々瞬きするのは、猫が示す信頼の表れ。 たまに眠そうに欠伸したり、フードに流れる長い髪に噛みついたりしてはいるが、基本的には大人しく、そして最後まで。
何日かかろうとも逃げることもせずに、じっと添っていた。 現実でも諦める事もせずに、ずっと背中を押し続けた時のように。]
にゃー
[見つけられないかなと問われると、猫は少し首を傾げたあと、フードから出て話をしてくれていた人の前に立った。]
(249) t_nuke 2014/06/08(Sun) 13時半頃
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にゃーん
[足元に少しすり寄る後、猫は離れて何処かに行こうとする。 ただ逃げ出すわけではなく、少し距離を取っては、ちらっと振り返っては鳴く。 ついておいでと言わんばかりのそれを繰り返して、フィールドを歩き、そこを出た。
てってっと、 時々寄り道するのはご愛嬌。]
(250) t_nuke 2014/06/08(Sun) 13時半頃
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[最終的に連れて行ったのは、ホームタウンの中央広場付近。 デフォルト設定の、現実と非現実をつなぐ場所。]
なーん
[その中央に座って、尾を振った。]
(帰ろう)
[―――彼女のログアウトボタンは、今この時に機能を戻しただろう。]
(251) t_nuke 2014/06/08(Sun) 13時半頃
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[彼女が現実へ戻る道の中央に立つと、猫はその肩に登って、 促すように、すりと頬を寄せる。]
(俺もそろそろ 帰るから)
[猫は自分が何者だったか、覚えてはいないはずだった。 だが何となくここは自分が本当にいる場所じゃないということは、 彼女の長い長い話と赤くうるんだ瞳を見ながら気づいたのだろう。
猫は喋る事は出来ないので、だからその声が彼女に届くはずもないだろうが。 ただ帰還の道に入る彼女に満足そうに、機嫌よく尾をふるばかりだった。]
(252) t_nuke 2014/06/08(Sun) 13時半頃
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― 病室 ―
[灰色の雲の間に青空がのぞく。 サミュエルが目覚めて、マユミと待合室で言葉を交わして それからまた日数を挟んでのある日。 今度は面会時間ちょうどに訪れて、 サミュエルの病室までの通路を歩んでいた。]
――…。
[退院していたならそれで良い。 それは元気だという証になるのだから。 受付を通さなかったのは――、 人伝に知るのが嫌で自分の目で確かめたいと思うからか。
けれどこれで最後。 最後だから秘密のままでいようか打ち明けるか。 その決断も出来ぬまま、病室の扉を二度鳴らす。]
(253) helmut 2014/06/08(Sun) 13時半頃
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ー 病室 ー [ノックの音に寝台に腰掛け 借りたらしきパソコンを いじっていたサミュエルが顔を上げる。]
ーーーはい?
[妹だろうと思ったサミュエルは 調べていた近郷の不動産屋の ページを開いたまま声を掛ける。]
(254) うに 2014/06/08(Sun) 14時頃
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― 病室 ―
[扉の向こうから声>>254が聞こえる。 聞き慣れない響きに驚いたように動きが止まる。 菖蒲色の着物の袖から覗く手が、一度きゅっと握られて 深呼吸ひとつの間の後、扉を引いた。 視線の先に見えるサミュエルが此方を見ずとも一礼して]
お邪魔します。
[と、一言声掛けてから中へと入る。]
もう起き上がれるんだね。 退院も、間近かな。
[寝台の足元までゆけば、足を止めて、ゆると首を傾げた。]
(255) helmut 2014/06/08(Sun) 14時頃
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─ Avalon・フィールド ─
[仔猫といくつの昼と夜を過ごしただろう。 仔猫がクシャミをするたびに赤い目を潤ませてはいたが、その目から涙が溢れることはもうなかった。
あくびをする鼻先をつついて口許を綻ばせたり、戯れに髪にじゃれてくる前足に相手をしたりしながらずっと話していたが、やがてそれも終わる]
──にゃんこ、いっぱいはなし聞いてくれて、ありやと。 ボクのはなしはここでおしまい。
[言葉を切って、体を伸ばして立ち上がろうとする]
(256) amane 2014/06/08(Sun) 14時頃
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…クシャミん、最後まで諦めなかった。 だから、ボクも諦めないでいたい。 また、探しに行こうと思う。
[ずっと動いていなかったから、あちこちが鈍く痛む。 …相変わらず芸が細かい]
…ね、にゃんこ。 そっくりなキミなら──、
[言いすぎてお定まりになった問いかけを仔猫に向けると、仔猫はするりとフードから抜け出した>>249]
(257) amane 2014/06/08(Sun) 14時頃
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…にゃんこ?
[眠そうにあくびなんかをしていた様子とは少し違う印象を受け、小首をかしげて緑の目を見る。 敵意がないのを示すためにちょっと目を瞑ってみせると、小さな鳴き声をあげて足元に擦り寄ってきた>>250。 それから歩き出したようすに、どこかに行ってしまうのだろうかとも思ったが。
少し歩いては振り返り、誘うかのように上げられる声に、どこかへ案内してくれるつもりなのかと理解する]
(258) amane 2014/06/08(Sun) 14時頃
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ー 病室 ー
ーーー…………?
[開く音と同時にマユミの声が響くと思い それが違ったことに違和感を感じ サミュエルは戸口へと視線を向けて そこで目を丸くする。マユミの生ける花以外 やはり殺風景な部屋に華やかな姿だった。]
…………チアキ……
[サミュエルは笑顔でチアキを迎え 近づく姿をみとめながら 質問に軽く、苦笑をこぼす]
ーー…………少し、事情があって まだ決まって、ない。
[ゆるく首を振る。]
(259) うに 2014/06/08(Sun) 14時頃
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[先導する仔猫のあとを追ってフィールドを歩く。 その辺りに生えている草花の回りに飛んでいる蝶に興味を示したり、エノコログサの野原に飛び込んだりするのをほほえましく眺めながらも、だんだんホームタウンに近づいていくのは察していた]
……。
[仔猫が興味を示すものが、ゲームを始めたばかりのクシャミが面白がっていたものばかりだ、と思うと少し切なくて。 仔猫が背を向けている間に、ぎゅっとコートの胸元を押さえた]
(260) amane 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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― 病室 ―
[サミュエルが名を綴れば、淡い笑みが浮かぶ。 それは自分の名ではあるけれど この姿で呼ばれてよいものかはわからない。]
……そうだよ。 誰だと思ったの?
[他愛ない調子で声を返して心を秘める。 苦笑をみれば瞬きひとつ零して]
そ、っか。 決まるまでゆっくり休んで――… ああ、喉は、平気? お見舞いに、持ってきたんだけど、食べられるかな。
[軽く掲げるはカフェ『木漏れ日の光』の紙箱。]
(261) helmut 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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―現実世界・高校の体育館― [ 試合終了まで、1分を切った。館内に響く歓声が一層激しくなる。 青年はバッシュで床を蹴り、仲間と共にゴールに向けて走る。 相手は地区大会で優勝経験もある強豪校だ。 後半追い上げたが、未だ僅差で負けている。]
……ッ、こっちだ、パス……ッ!
[ 敵のブロックに塞がれた仲間に、声を張り上げる。 弧を描き渡されたボールを、軽く跳躍して受け取った。 ドリブルをしてゴールに近付く。時間が迫る。 サイドから迫った敵が立ちはだかる前に、一か八かでシュートを狙った。 高く飛び上がり、繰り返し練習したフォームでボールを投げる。 ボールがゴールの輪を抜けた瞬間、ホイッスルが鳴った。]
や、った、……――よっしゃあ……! 俺たち、ついに勝ったぞ……!
[ 勝利を讃える歓声が、一際高くなる。 青年は両手を握り、飛びつく仲間達と共に喜びの声を上げた。]
(262) ktr 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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―現実世界・学校の屋上―
[ 目の前で顔を赤らめ、俯く女生徒を見て、青年は後頭部を掻いた。 青い空に風が吹き、雲が流れる。 放課後の校庭からは、はしゃぎながら下校する学友達の声が聴こえる。]
御免、その……、 俺みたいなんに、そんな事言って貰えるのは嬉しいんだ、けどさ。
[ 女生徒が顔を上げる、可愛らしい人だった。 数年間引き籠っていた暗い過去を持つ自分には、勿体ない程の。 言い澱んでいると、彼女が先に口を開いた。 『 好きな人でも、いるの? 』 ]
(263) ktr 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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─ Avalon・ホームタウン ─
[仔猫に連れられて、やって来たのはホームタウンの中央広場だった。
見上げれば空には巨大できらびやかな装飾を施されたゲートストーンが浮いている。 Avalonを遊ぶ誰もが最初に目にし、予想以上の作り込みに感嘆の声をあげる場所。 始まりの場所であるそこは、今日も活気に満ちていて。 そして皆、他人に目を向けることなく一直線にどこかへ飛び出していき、或いは現実に戻るためにそこへ飛び込んでいく]
…………。
[魔法陣のような模様の描かれた石畳、その中央で鳴く仔猫>>251に、少し複雑な表情を向ける]
…にゃんこ。 ボクのログアウトボタンは──
(264) amane 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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[ 去る女生徒と擦れ違いに、同じバスケ部の友人が屋上に現れる。 どうやら様子を伺っていたらしい。 ニヤつきながら顛末を訊ねられ、素直に白状をすると、 心底驚いた顔をされる。 あんな可愛いのに、何が駄目だったんだよ?――と ]
え、いや、……確かに可愛いけどさ、 なんつーか、ほら、
[ 焦って言い淀む。 眼裏に忘れ難い人の面影が浮かんだ。 先を促す友人につられ、ぼそりと口にする。 ]
胸、……小さかったし。なんか、違うかなって。
[ 言ってから、仕舞った、と思った。 だが、時既に遅く、友人から『変態!』『このムッツリスケベ!』と 暫く揶揄混じりの罵声を浴びる事になる――]
(265) ktr 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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ー 病室 ー
…………妹だと
……あの、シロガネ、妹のマユミだったんだ。
[誰、の言葉に口にした言葉 マユミはチアキをリアルのチアキを 知っているようだったが ”彼女”が知っているとも限らずつけたして]
ん…………むしろ、リハビリを兼ねて できるだけ、喋りなさいって。 ……身体は、問題ないんだ。
[かと言って家庭の事情を話すのもと思えば そこで一度言葉を切り、 掲げられた紙袋に穏やかに笑い ありがとうと口にして、 サミュエルはチアキに椅子を勧める。]
(266) うに 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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―現実世界・帰り道の川辺―
[ 友人と途中で別れ、土手の上の川辺を歩く。 夕闇が迫り、長い影ひとつが帰路の伴。 最近良くアヴァロンの事を思い出していた。 否、本当は戻ってからずっと気掛りだった。 事件の概略と、参加した人々の無事は聴かされたが、 個々に連絡を取った人は居ない ]
あれから、結構時間経っちゃったしなぁ……。
[ 溜息交じりの独白が零れる。 皆は――彼は、自分の事等もう忘れているかもしれない。 アヴァロンに行けば誰かに逢えるのだろうが、 又、あの魅惑的な世界に囚われ、現実に戻れなくなるのでは と、恐れが消し切れなかった。 そして、何より、嘗て過ごした仲間の中には、 泣いた自分を慰めてくれた、温かい腕の中には、 もう、自分の居場所は無いのではないか、と―― ]
(267) ktr 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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はああ、もう……!
……俺、ちっとも変わってねぇじゃん。
[ 少年の殻を被らなければ、動き出せない自分。 子供という免罪符を失って、立ち止まってしまう自分に、 総ての「壁」を、そう易々とは越えられない事を思い知らされる ]
(268) ktr 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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―現実世界・夕暮れの川辺― [ 制服姿の青年は、川辺に立ち止り、遠く視線を馳せた。 煌めく夕暮れの光が、穏やかな川面を照らす。 アヴァロンで人狼ゲームが始まるずっと前、 彼女に初めて釣りクエストで助けて貰ったのも、こんな穏やかな夕べだった。 不器用で忍耐力の乏しい少年は、釣りクエストの類は総て、 優しい彼女に頼り切りだった>>0:375 ]
……、ワンダ、……。
[ 自分の唇に触れ、ぽつ、と呟く。 温かい腕を、声を、眼差しを思い出す。 『現実に戻ったら』>>34――交わした、忘れ難き約束を ]
……。 駄目だ、俺、ちゃんと探さなきゃ……!
[ 恐れて逃げ出すのではなく、信じて踏み出さなければ、と。 彼女が、『少年』が、触れた頬の感触を甦らせ、 掌を強く握って、心を決した時、 ――携帯が、メールの着信を告げた>>214 ]
(269) ktr 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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― 病室 ―
[妹、と聞けば少しだけほっとしたように目許が和む。]
ん、聞いた。 可愛い妹さんだよね。 ……ちゃんと、会えたんなら、良かった。
[付け足された言葉に頷きサミュエルを見る。]
そ、っか。 じゃあ、少しだけ、話し相手になってもらおうかな。
[掲げた包みを彼へと差し出す。 中にはシュークリームが三つ入っている。 マユミが居た時の事を想定しての数だった。 勧められた椅子に腰を下ろして膝に両手重ねおく。]
(270) helmut 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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トニーは、クシャミ いてらなのですよーノシ
ktr 2014/06/08(Sun) 14時半頃
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[使えない、と言おうとして気付く。 最後に確認した時には白く反転していたそれが、色を取り戻していることに]
…知ってた? それとも、にゃんこの魔法?
[尻尾を振る様子がどこか誇らしげに見えて、そんなことを聞いてみる。 もちろん仔猫が答えることはないが]
…クシャミん、あっちで探さないとダメなんだね。 わかった、もどる。
[仔猫に礼を言って、ゲートストーンの真下に立った。 身軽に肩へと駆け登り、頬を擦り寄せてくる仔猫の冷たい鼻に唇を寄せて]
(271) amane 2014/06/08(Sun) 15時頃
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ありやと。 …またね。
[とても。 とても久しぶりに、《ログアウト》の*ボタンを押した*]
(272) amane 2014/06/08(Sun) 15時頃
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…………自慢の、妹 随分綺麗になってて、驚いた。
[妹を褒められ、サミュエルも嬉しそうに目を細め ……マユミ本人に聞かせたかったな、と 先日の話を思い出し、ふっ、と笑う]
助かる…………一人だと 喋らないから、怒られたばかり。
[もともと口数が多くない上に 個室では喋れという方が無理で グレッグよりもゆっくりとした口調で そうこぼして包みを受け取る。
「あけても?」と首を傾げながら。]
ーーーいつも、着物?
(273) うに 2014/06/08(Sun) 15時頃
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…………うん。きっと子供の頃も可愛かったんだろうね。
[素直に妹をほめるサミュエルに頷き]
一人だと、なかなか、ね。 私も、――…ワンダといる時でないと あんまり、喋れなくて、……そのせいで一度殴られた事がある。 あのときはさすがに、痛かったなぁ。
[微苦笑うかべながら友との一場面を漏らし]
うん、キミの為に持ってきたから。
[問い掛けに「どうぞ」の言葉を添える。 服装については、少しだけ考える間をおいて]
最近は大抵、着物。 そのお店に行く時は、洋服だけど。
[店名記された包みを指さし、ちいさくわらう。]
(274) helmut 2014/06/08(Sun) 15時頃
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トニーは、 騒ぎつつ、お犬様のお散歩いってきやす!**
ktr 2014/06/08(Sun) 15時頃
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…………その話は ワンダから、きいて、いたけど…… チアキ相手、とは思ってなかった。
[ぱちっと、チアキの言葉に サミュエルは目を瞬かせる。 ワンダが殴った、という話は知っていた。 この二人が現実でも友人同士のことには 驚いたけれど、まさかワンダが 女性に手を上げられるとは思っていなくて。]
[是の言葉にサミュエルは さっそく紙袋から箱を取り出し。 ケーキ類が入っていそうな箱は 実際シュークリームを中に。 ……甘いものにクシャミを思い出す。]
ありがとう、美味しくいただくよ。
…………茶道か生花の師範……?
(275) うに 2014/06/08(Sun) 15時頃
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[アヴァロンの会話から 社会人なのはめどが着いていたが 大抵着物にゆるく首を傾げて 三つ並ぶ一つを骨ばった指で取り出しながら チアキも、というように勧める]
(276) うに 2014/06/08(Sun) 15時頃
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─ 現実・病室 ─
[──最初に戻るのは聴覚。 ピ、ピ、と規則的に繰り返す機械音は、聞き覚えのある生命維持装置セットのそれ。
──次に戻るのは嗅覚。 嗅ぎ慣れた消毒液の、無機質なにおい。
──続いて戻るのは触覚。 腕に射された針と、強張った関節の痛み。 清潔なリネンの、着せられた病衣の、少し固い感触。
──味覚は……貼りついたように渇いた口のなか、ただ違和感だけがそこにある。
覚えのある数々の感覚に、私は戻ってきたことを知る。
ぱち、と目を開くと、検温に来ていたらしい看護師さんと目があった]
(277) amane 2014/06/08(Sun) 15時半頃
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そんなことも話してたんだ。 ……あれで熱いところがあるんだよね。
[サミュエルが瞬いた理由や チアキ相手とは、と言った理由まで察する事は出来ず。 箱を開ける様に指さした手は行儀よく膝上に重ねられる。]
うん、甘いの平気ならいいんだけど。
[茶道か、と言葉が続けば左右に首を振る。]
舞いをやってるんだ。 イメージ崩さないように、って、殆どこんな恰好。
[シュークリームを持つサミュエルの手に視線を注いでいれば 勧める仕草に瞬いて、頷いてから、手を伸ばす。]
(278) helmut 2014/06/08(Sun) 15時半頃
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熱い…………で、すませて、いいのかな …………女性、殴るって……
[当人同士が気にしてはいない ならばいいのだろうか、と サミュエルは難しい顔をして
マユミが男の友人に殴られる。 当人同士は気にしていない……
想像して、何度か思わず首を横に振った。] [平気と頷いてから、シュークリームを頬張る サクッとしたシュー皮ととろりとしたクリーム 病院食だけだった口にとても美味しい。 だから、3口でサクッと食べ終わり 指についたクリームを舐めて]
…………舞……凄いな。 詳しくない、けど、舞台でたり?
(279) うに 2014/06/08(Sun) 15時半頃
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[その姿でも気にせず手を伸ばす様子に サミュエルはチアキがすぐ手がふけるよう サイドの棚からタオルを出して行く。]
(280) うに 2014/06/08(Sun) 15時半頃
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――…、 嗚呼。
[女性、という言葉に思い出したように声が漏れる。 難しい顔をするサミュエルを見詰め、ふっと、わらった。]
女性、じゃ、ないよ。
[あっさりと本当を口にする。 誤魔化しは終いにしよう、と素直にそう思えた。 衣装は汚さぬようにと言われていたが 甘い物を前にそれがすとんと抜けてしまうのはお決まりで。 手にしたシュークリームに掛かる粉糖は さらと膝上に雪のように降る。]
舞台にも立つよ。 『アヴァロン』のCMにも出る事が決まった。 少しだけ、知名度、あがるかな。
[口をつけぬまま、言葉を返し、 ゆるりと首を傾けサミュエルへと視線を注ぐ。]
(281) helmut 2014/06/08(Sun) 15時半頃
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― カフェ>>240 ― [追加を言われれば苦笑してもう入らないですよ、と断ったりしつつ、でもお茶の追加はいつのまにやら行うことになっているのが常である。 アヴァロンについて理解してくれている様子にほ、と吐息をこぼし]
そうなんですよね、相手にも都合ってものがあるから…… すり合わせるのも大変で。
[大変といいつつもちょっと楽しげな笑みを浮かべ。 いつかと聞かれて、手帳に目を落とす]
えっと、今回は一週間後……の予定ですね。
[△月○日に変更なったメールを、四日ほど前に送ったばかり。 それの了承をもらっている人数とまだの人を思い返しながらつぶやき。
ふと、近くの席にいる、先ほどテキストを落とした人>>210がこちらをみたような気がしたが、視線を向けることなく]
メッセージの返信がない相手とか、どうしてるか心配になっちゃうところがありますから、参加しないできない理由があるならそれで無理って行ってくれたら良いんですけどねー……
[チアキから返事がないことを気に病むように、ため息をこぼした]
(282) sinotaka 2014/06/08(Sun) 15時半頃
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踊り手 フランシスカは、メモを貼った。
sinotaka 2014/06/08(Sun) 15時半頃
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………………
[片指を舐めつつ、もう片手でタオルを持ち チアキに差し出したところで サミュエルの動きが止まる。
格好の理由は、当人が言ってたか。 女性の和服、舞、日本伝統芸能 …………ぼんやりと理解しつつも]
マユミに教え………………
[ーー………………そこまで言って黙る。]
(283) うに 2014/06/08(Sun) 16時頃
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[差し出されたタオルを受け取る為の手は動かない。 大好きなシュークリームにもまだ口を付けず サミュエルの反応に困ったように眉が下がる。]
――――…ごめんね。 がっかりさせるって分かってたんだけど。
[申し訳なさそうに謝罪の言葉が漏れた。 マユミの名が零れれば、微か首を傾げるけれど]
ああ、そっちにも勘違いさせちゃってたか。 今度、謝らなきゃなぁ。
(284) helmut 2014/06/08(Sun) 16時頃
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ーーー…………がっかり?
[サミュエルはゆると首を傾げながら、 受け取られないタオルに一度視線を落とし もう一度困り顔のチアキを見て。 タオルを持ったまま膝の上を払いながら そこにタオルを広げた時だった]
…………それは……待って。
[謝らなきゃに’ かぶせるように、慌ててサミュエルが口にする 言った後、当人も不思議そうに目を瞬かせて。]
(285) うに 2014/06/08(Sun) 16時頃
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…………、ここは?
[貼りついたような舌と口を操ってようやく声を出すと、看護師さんは涙ぐんだ]
『おはよう。ここは××総合病院よ。あなたは──眠っていたの、いままで。 よかったわねぇ、目が覚めて。 すぐに先生に知らせるわね。何かほしいものはない?お水、飲む?』
[落ち着けるように私の額を撫でて、看護師さんは話しながら私に繋がっている機械を手際よく止めていく]
(286) amane 2014/06/08(Sun) 16時頃
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……水を。 あの、もう一人。 もう一人、もしくは何人か。 私と同じ理由でここに入院してる人はいませんか。 ────っていう名前の男の子なんですけど。 背が高くて、ちょっと前髪が長すぎるくらい長い。
[からからに渇いた喉に咳き込みながらも、一番重要なことを聞く。 先に目が覚めて、もう退院している。 そんな言葉を聞きたくて]
(287) amane 2014/06/08(Sun) 16時頃
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[首を傾げるサミュエルが紡いだ言葉に首肯する。 広げられるタオルをちらとみるものの すぐにサミュエルへと視線を戻した。]
――…ん。
[待って、の言葉に一音漏らすのは 直ぐにマユミに会えるとは思わぬから。 彼がそういった理由を考えぬまま 所在なさげに視線を落とす。 もとの形を保ったままのシュークリームが映り込んだ。]
(288) helmut 2014/06/08(Sun) 16時頃
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…………
[視線を落としたチアキをサミュエルはじっと見る。 じっと、顔の形、目元、鼻筋を見て それから、 サミュエルはゆっくり首を傾げる。]
ーーがっかりは……してない。 驚いたけどーー………… 確かに、美人系。
[メイクは舞台の話?と 今もしているのか、じっと見る。]
……どうして、女装?じゃないと がっかりするって…………?
(289) うに 2014/06/08(Sun) 16時半頃
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グレッグは、なましゅー
うに 2014/06/08(Sun) 16時半頃
トニーは、 しゅーくりぃむ!しゅーくりぃむ!
ktr 2014/06/08(Sun) 16時半頃
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――…妹さん。 このシュークリームのお店でバイトしてるんだけど ……その時は、ちゃんと、男性もの、着てたんだけどな。
[それがあるから、誤解を生んだことにも気付けずにいた。 少しだけ困ったような響きをおとす。 首を傾げる気配に視線を上げればサミュエルの双眸と重なり]
そ、っか。 ……なんか、キミにそう言われるのも、ヘンな感じ。 でも、褒めてくれてありがとう。
[メイクは薄らと自然に見える程度のもの。]
男には撫でられるの嫌がる程度には女好きだし? だから、アヴァロンと同じような姿じゃ がっかり、するだろうなぁ、って。
(290) helmut 2014/06/08(Sun) 16時半頃
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トニーは、カリュクス つ みんみんだーはぁ
ktr 2014/06/08(Sun) 16時半頃
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[マユミ?] [まさか、女子力高い行動をチアキが していたとも知らないから、マユミの 認識にゆるく脳内首を傾げたり ワンダに内心評価を暴落させたこと そっと脳内謝罪をしながら、 やっと目があったチアキを見つめる。]
………………? ………………
…………??
[サミュエルは不思議そうにチアキの言葉を聞く。 タオルで膝を払った時 少し前に乗り出したままの姿勢で。 男の姿でがっかりする、 がっかりされるのを回避する。]
チアキは女と、扱われ、たいのーー??
(291) うに 2014/06/08(Sun) 16時半頃
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[不思議そうなサミュエルにチアキもまた不思議そうにする。 膝の白を払った彼に遅れて「ありがとう」の言葉を向けるが 手を動かしたらまた零してしまいそうだ、とぼんやり思った。]
………………ん?
[少しだけ近くなる距離。 問い掛けには、はたと瞬いて首を横に振った。 そうしてサミュエルを見詰め]
それは嫌。 けど、期待には、応えたかった。
[多分、そういう心理だったと振り返る。]
(292) helmut 2014/06/08(Sun) 16時半頃
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…………確かに、女、かな、と、思ったけど それと、がっかりする、は別。
チアキはチアキ。 それに、嫌なら、言ってくれて、よかった。 危うく、ずっと女扱いするところだった。
[ね?という風にゆるく首を傾げる。 今は何も持っていない手は ゆっくりと伸びて頭を撫でようと]
(293) うに 2014/06/08(Sun) 17時頃
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―現実世界・自室―
[ 夕飯後、自室のベッドに寝転ぶ。 手には携帯、唸り声を上げ、右へごろごろ 左へごろごろしながら、文面を書いては消している。 そんなこんなで、既に3時間。 未だ、携帯の画面は白紙だ ]
うぅ…、……と、取り敢えず、自然に挨拶から始めて……。 あー、でもあんまり長いと、読んで貰えないかも…? ば、場所は、……遊園地とか、そういうのはなし! ワンダは大人だし……、
……うわああ、ほんと、これ、 なんて返したらいいんだ……っ!?
[ ぶつぶつと悩む内に、独白の声量が大きくなる。 部屋の前を通りかかった母親が、どうしたの?大丈夫? とか 声を掛けて来る。 慌てて、大丈夫だから入って来ないで! 等と返す青少年 ]
(294) ktr 2014/06/08(Sun) 17時頃
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そっか。 考えすぎだったみたいだね。
[自嘲するように微苦笑漏らした。 チアキはチアキ、とサミュエルが言えば 驚いたように目を瞠る。 途惑うように濃い茶の双眸は揺れて]
――…うん。
[チアキであれるのは――、なんて言葉が過るけれど それは口に出さぬまま頷いた。]
でも、まさかあの喋り方で、 女性と思われるとは思わなかったんだよ。
[伸ばされた手を受け入れるように、微か顎を引く。]
(295) helmut 2014/06/08(Sun) 17時頃
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ワンダって、男、だよね…………
[サミュエルは髪を撫でながら…… この髪は自前か考えつつ撫でる。
そんな質問をしながら 驚くような様子をじっと見つめて。]
…………笑わないの?
[サミュエルは驚く様子を見つめながら そう、撫でながらたずねて]
(296) うに 2014/06/08(Sun) 17時頃
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[ 夜、何とか送信に失礼にならない時刻位、 漸く打ち終えた文面を見直し、最後の一文を打ち込む ]
『 俺のお姫様へ
騎士の剣は お姫様を狙う毒牙を払う為 盾はお姫様を危険から守る為 翼はお姫様を浚う為に あるんだ
貴方の居る場所に 俺は何処でも翔けて行く
俺は、ワンダの事が、』
[ 「す」、と打ち込む指が震える。 「k」を押した瞬間、頬熱が押さえ切れず、頭を抱えて叫んだ。]
(297) ktr 2014/06/08(Sun) 17時頃
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む、無理……っ! なんで、だよ…、もう…… アヴァロンに居た時は、あんな簡単に言えたのに……!
[ 赤らむ顔を両手で覆い、恥ずかしさに一人身悶える。 どうしてもその文字が書けず、溜息を吐いて諦めると、 『俺は』以降の最後の一文を削除して、 代わりに『ワンダの騎士』と差出人名を記した。 何度も見直し、漸く送信ボタンを押す。 送信完了迄に、取り消しボタンを押すべきか死ぬ程悩み、 画面を、じいいい、と見詰めて ]
……う〜〜〜……! うわ、……い、っちゃ……た、……。
[ 当然の様に送信完了を知らせる画面を、 茫然と、やや恨みがましげにも見遣り、 深く溜息を吐くと、ベッドに突っ伏した ]
(298) ktr 2014/06/08(Sun) 17時半頃
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――そうだよ。
[サミュエルの確認に肯定を紡いだ。 彼の撫でる個所はアヴァロンであったと同じか。 ウィッグは後ろ髪を整える為のものだから 彼の手の感触はじかに伝わる。]
笑わない。 紛らわしい名だし、 ――…ごく、たまに、現実でも間違われるから。
[間違われる数は少なめにさばをよむ。 少しだけ擽ったくて身を捩れば 手にしたシュークリームからまた白が降るけれど 菖蒲色の上に重なる白に受け止められた。]
笑って欲しかったの?
[サミュエルを微か上目に見詰め尋ねる。]
(299) helmut 2014/06/08(Sun) 17時半頃
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ワンダもあの姿で、男性。 あっちじゃ、姿も喋り方も ーーリアル性別のあてにならない
[トニトルスが女性と知れば なお、説得力に付加させるところだが サミュエルは知らないため ワンダを例にあげて。]
………………?
[返る答えにサミュエルは瞬いて ついで少し考えた後、ゆるく首を振る。]
そうじゃなくて。 笑って欲しいけど、そうじゃなくて。
[身じろいだ動きに手をなんとはなしに 髪から耳に触れて。]
(300) うに 2014/06/08(Sun) 17時半頃
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…………この話題になってから 笑ってないから…… 見たかっただけ。
(301) うに 2014/06/08(Sun) 17時半頃
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[着信音が鳴り、可愛らしいメール>>297の受信を知らせる。 内容を確認すれば、思わず漏れる笑み。 久しぶりに見る、「トニーの言葉」だ。]
『僕の大事な騎士さまへ では明日。浚われに行きます。 貴方のワンダより』
[待ち合わせの時間も場所も指定していない文面。 短く返し、携帯を閉じた。
翌朝。 おそらくトニーが目覚めた時間、彼の家のチャイムが鳴る。]
(302) okomekome 2014/06/08(Sun) 17時半頃
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あれで、大丈夫だったのかなぁ……。 あーーー、もう……! もう、もう! これ、返信来なかったら、……死ねる、
[ 枕の下に頭を突っ込み、只管じたばたしている。 バスケで一試合した時よりも、体力を使った気がした。 胸の苦しさに導かれる様に、指先が己が唇に触れる。 消え失せる瞬間、重ねた感触等残らなかった。 だが、それでも――その記憶>>112が、恋しくて ]
ワン、ダ……、……
[ 切なさに、体熱が上がる。 彼の人の、柔らかな肌、掠めた吐息、触れた指先の感触が どうしようもなく思い起こされる。 身体の芯が火照って、留めようもなく高ぶり、 知らぬ間、自分の手が内股へと伸びて行く ]
(303) ktr 2014/06/08(Sun) 17時半頃
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[ だが、 ] うわああ……っ 俺、は、なにをしようとしてんだよ……ッ!
[ はたと我に返り、真っ赤になって手を離した。 凌辱だ!冒涜だ! 等と意味不明な叫び声を上げつつ、 悩める青少年の眠れぬ夜は、尚も更けていき―― ]
(304) ktr 2014/06/08(Sun) 17時半頃
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――…ワンダは確かにそうだけど。 他に、あてにならないのって……
[誰かいたかと微か首を傾げる。 考える間をおいてのサミュエルの声には]
……うん?
[そうじゃないのか、どうなのか、 いまいち分からないようで不思議そうな声を漏らした。 髪から耳朶に移ろう手の感触に身を捩る。]
や、……っ、ちょ、くすぐったい、からっ。
[堪えるような声を漏らして俯いて。 その拍子に手にあったシュークリームは膝の上にころと落ちた。]
(305) helmut 2014/06/08(Sun) 18時頃
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それは――…、まあ。 だって、結局騙しちゃう形になったわけだし 悪かったなぁ、と思って、……
だから、
[笑えなかった、と困ったように眉を下げる。]
(306) helmut 2014/06/08(Sun) 18時頃
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……トニトルスが、女性だったら驚く
[事実は小説よりも奇なり] [それを知らないサミュエルは考えて]
ーーー…………あー 勿体無いっ
[サミュエルは自身が原因なのに 気にするでもなく、慌てて 膝の上のショークリームがそれ以上 転げないように膝の上に手を伸ばしながら]
ーーー………… 気にしてない、だから。
[シュークリームを止めながら 今度はサミュエルが軽く上目で見詰める]
(307) うに 2014/06/08(Sun) 18時頃
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トニーは、 めしりだー(っしゅした)**
ktr 2014/06/08(Sun) 18時頃
トニーは、 戻り次第表レスしますCO!**
ktr 2014/06/08(Sun) 18時頃
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あー、確かに驚くかも。
[トルニトスの名には納得した。 女性に護られていた、とは思いたくない。 微妙な表情を浮かべていた。]
…………タオルの上だから、セーフ。
[勿体無いの言葉にそう漏らす。 拾おうと手を伸ばせば、 転がるを防ごうとしたサミュエルの手と重なりかけて 驚いたようにすっと元の位置へと己の手を引く。]
うん、……そう言って貰えると、
[罪悪感が和らぐ、とは心の中で続けて]
…………、えと、……何?
[上目に見遣るサミュエルの視線に途惑うように視線を逸らした。]
(308) helmut 2014/06/08(Sun) 18時頃
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[ね?と言うように頷きながら サミュエルはチアキのての動きを 目で追ってゆるく首を傾げて。]
………………
[笑って、と言いかけたサミュエルは 暫く、目線をそらすチアキを無言で見詰める。]
……………… …………
俺、何か、した…………?
[視線を一度落としシュークリームを見る そうしてから、それを持ち上げて、 差し出しながらじっと、少し眉を下げながら見る]
(309) うに 2014/06/08(Sun) 18時頃
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[流れる沈黙に気まずさを覚えるけれど それを破ったのはサミュエルだった。]
……いや、何も。 ちょっと、驚いただけだよ。
[人付き合いは得意な方ではない。 連理としてならよそいきを取り繕えるけれど チアキと呼ぶ相手には素が出てしまう。 きっとそのせいだと思いながら視線戻すと 差し出されるシュークリームが其処にある。]
…………。
[きょとと瞬き、甘い誘惑の向こうにいるサミュエルを見て 少しだけ考えるような間の後、 差し出された彼の手許へと顔を寄せて、 ぱくりと小さめの一口分、シュークリームを啄んだ。]
(310) helmut 2014/06/08(Sun) 18時半頃
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― Avalon ―
にゃー
[猫は鼻先に顔を寄せられると擽ったそうに鳴いてから、 カリュクスの帰還について帰るように、その世界から姿を消した。
ログアウトという切っ掛けを得て、猫の意識は戻るべき場所へと帰り着く。 眠っている本当の自分の中へと転がり込むと、猫は猫としての役目を終えた。]
(311) t_nuke 2014/06/08(Sun) 18時半頃
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― 現実・病院 ―
―――――…。
[ゆっくりした呼吸に、消毒液のにおいが混ざる。 薄ら目を開けると、天井の白が見えた。
どこだろう、そんな事を思っていると、 隣で悲鳴のような声が聞こえて、視線はそちらに動いた。]
……… ぁ さ
[憔悴しきったような母親の顔に、何とか声を絞り出す。 十分な休養を取れたからか、何とか喉から出せた。
「あなた1か月も眠ったままだったのよ」と、母親の涙ながらの訴えと、しがみついてくるような腕の力に、困ったように背に手を置こうとしたものの動かず、ごめんと唇が少し動いただけだった。心配かけてごめんなさいと。]
(312) t_nuke 2014/06/08(Sun) 18時半頃
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…………。
[目を覚まして急速に、今までの事を思い出す。 アヴァロンでのこと、襲撃者として生きて、そして殺して、死なせてもらったこと、そして最後に置いてきてしまったこと。
皆どうしているんだろうか。 とはいえ狼役として死んだ自分が生きているのなら、最悪トニーも、そしてグレッグも生きているような気がして、そこは心底ほっとしていた。
それから、ぐ、と、腕を動かそうとしたがやはり動かない。 どうやら随分弱っているらしく、無理をしようとしたら母親に止められた。 それから母親の押したナースコールに看護婦やら医者やらが来て、すぐさま体の検査が始まり、眠たくなってまた瞼が落ちそうになったが、永遠に眠るような事はなかった。]
(313) t_nuke 2014/06/08(Sun) 18時半頃
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[喉がカラカラで、水が飲みたいとしぐさで訴えると、母親に水差しをつっこまれた。 少しずつ、喉に流して湿らせると、ようやく言葉が戻ってくる。
一息ついたようにため息をつくと、医者がまたやって来た。 ざっとした検査では特に異常はなかったが、後日ちゃんとした精密検査が必要な事、それから体を動かす訓練をする事、など言われて、思ったより自分が弱り切っていた事を知る。
めんどくさくて今すぐ動きたい、という顔をしたが、許してはもらえそうにない*]
(314) t_nuke 2014/06/08(Sun) 18時半頃
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――とある日。
[友人からのメールがきていた。 失恋なう。 タイトルはそんな軽さだったが、落ち込んでいるのが分かった。 どうやら先輩に告白してフラれたらしい。 告白はしてないながら、似たようなものだったのでマユミは友人に失恋お茶会を提案した。]
(315) Elliy 2014/06/08(Sun) 18時半頃
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そう…………
[少しサミュエルは寂しげに笑って。]
””グレッグ”みたいに、愉快じゃなくて、ごめん
[そう言ってまたシュークリームに視線を落としたが、 そのシュークリーム、 チアキが口をつけるのを見る。
また視線をあげて、シュークリーム越しに その様子を眺めながら 食べやすいようにシュークリームを 前に少し進めて。]
(316) うに 2014/06/08(Sun) 18時半頃
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[――まさか、友人が。
胸の小ささでフラれたとは夢にも思わず。 この時のマユミは、しらなかった。
この世の胸が大きな女子への恨み辛みを一晩中聞くはめになること。 その少しあと、貧乳に定評があると話題になり――友人に恋人ができることを。
そして、それが原因で友人の家に泊まり続けるのが申し訳なくなり――。
マユミが両親の元へと戻る一因になった。]
(317) Elliy 2014/06/08(Sun) 18時半頃
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[サミュエルが浮かべた笑みに滲む色。 チアキはそれを認め、続く言葉に眉を寄せる。]
愉快かどうかは考えた事なかったな。 まあ、……アヴァロンでつるんでた時は楽しかったよね。
[仮想世界だからこそ打ち解けるのが早かった。 嫌われたとしても現実ほど痛くないだろうと思っていた。]
……、まだ、サミュエルに会うのは二度目だからさ。 少し、緊張してるだけだよ。 アヴァロンではああだったけど、結構、人見知りなんだよね。
[友しか知らぬだろうそれを漏らす。 グレッグの手が近付けば折った腰の角度は浅くなり]
それ、受け取らせないと、手まで食べちゃうよ。
[「餌付けされてるみたいだ」と小さく笑ってサミュエルを見た。]
(318) helmut 2014/06/08(Sun) 19時頃
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ん…………楽しかった、とても。
[その言葉に思い出しながら、目を細める。 ただ、アヴァロンのCMにも出るチアキは きっと、今もログインしてて 自分はまず機材を買い揃えなければならず そんな余裕はあるのかわからず だから、今もログインしているか尋ねたり また、前みたいにと尋ねるのは 訪ねて予想通りログインしていると聞くのは なぜか嫌だなと思って、聞かなくて。]
ーー…………そう。 餌付けしたら……食べられたら 緊張も、少しは、取れる?
[そういいながらシュークリーム越し 笑顔を認めれば サミュエルも少し笑い返して シュークリームはまだ手に乗せたまま。]
(319) うに 2014/06/08(Sun) 19時頃
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グレッグは、チアキいってらー。*゚ヾ('・□・')ノ。*゚
うに 2014/06/08(Sun) 19時頃
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[他の患者さんのことは、と思ったのか少し渋る看護師さんの返答を待つ。 しかし、彼女から返事をもらうよりも先。 隣だろう部屋から歓喜混じりの悲鳴>>312が聞こえてきて、その聞き知った声に探し人の覚醒を確認する]
…あ、いいです。 今、隣で目が覚めたみたいだから。
[涸れた声を絞り出して謝意を告げると、水をもらっておとなしく検査に身を委ねた。
ただ眠っていただけで体には傷もないから、リハビリは昔より楽だった]
(320) amane 2014/06/08(Sun) 19時半頃
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トニーは、フランシスカを送ろうとした! しかし回り込まれてしまった!
ktr 2014/06/08(Sun) 19時半頃
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――大事な思い出の一つだから、 サミュエルも同じに思うなら嬉しい。
[戻れない過去を懐かしむように目を細める。 サミュエルの言葉に、シュークリームと彼を見比べて 歪になった断面から零れ掛けるクリームに気付けば 返事をする前にくちびる寄せてそれを舐める。 甘さがまた舌に広がり、くちもとが緩んだ。]
餌付けはもうされてるのかな。 緊張は――…解けてきたよ。
着ぐるみの時、撫でられるの嫌がったみたいにさぁ 食べられるのもイヤだって言いなよ。 なんか、調子狂うじゃないか。
[笑みの形にほっとしながらも 困ったように眉を下げて小さく首を傾げた。]
(321) helmut 2014/06/08(Sun) 19時半頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
helmut 2014/06/08(Sun) 19時半頃
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― メールを送った翌朝 ― [髪を後ろに撫でつけ、清潔感のある服装。 見た目だけならば、それなりに真面目な職業の社会人に見える格好だ。
トニーの家の前に立ち、チャイムを鳴らす。 まず出てきたのは彼の母親。 困惑したような顔の彼女へ、名刺を差し出しトニーの友人だと説明した。 事件のことで両親が心配するのは当然なことではあるが、自分もその被害者であることと、カウンセリングのようなものだと説明した。
全くの嘘ではない。 それが、トニーに対するものか、自分自身に対するカウンセリングか告げていないだけだ。]
(322) okomekome 2014/06/08(Sun) 20時頃
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[チアキからの連絡を待つ間、こちらも何もしていなかったわけではなかった。 運営にしつこく連絡し、半ば脅すような形でトニーの情報を手に入れていた。
脅す、と言っても、勿論犯罪まがいのことは一切していない。 ただ、痛覚フィルターが機能していなかった点と、強制的な処刑の被害者ということを詳しく説明した上で、色々「交渉」と「お願い」をしただけだ。
やはりというか、流石に住所までは教えてもらうことはなかったが、限りなくそれに近い、必要な情報は手に入れた。 それを元に住所と電話番号を調べ、昨日メールを送ったのだ。]
(323) okomekome 2014/06/08(Sun) 20時頃
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|
[手指が軽く揺れる。サミュエルは じっとその様子を見つめていて]
…………賑やかな、性格だと、ああかなって。 ああ言う、性格が羨ましかったから。 いつも、たのしそうで、 人が集まって……いいなって。
よく、学校に、いるだろ?
[ぽつ、とサミュエルは言葉を落とす。]
アヴァロンでも言っただろ こっちが、素。あれは、理想。
[残りのシュークリームが食べやすいように さらに手を進めて。]
(324) うに 2014/06/08(Sun) 20時頃
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[そうして、お姫様は大事なナイトを迎えに来た。]
(325) okomekome 2014/06/08(Sun) 20時頃
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[軽い揺れにクリームが口許につく。 少しだけぬるくなってしまったそれを指で拭い舐めとって]
――…ああ、確かに、賑やかだったね。 そういう風に騒ぐ相手とかいなかったから新鮮だった。 クラスのムードメーカーみたいな。 うん、……いるね。
[サミュエルの声に小さく頷いた。]
あっちでああ振る舞えたんだから、さ 理想は、――…近いのかもしれないよ。 グレッグも、サミュエルも、 どちらもキミには違いないと、思う。
[寄せられるシュークリームを暫し見詰め 伏せ目にそれを食べすすめて、残すは一口分。]
(326) helmut 2014/06/08(Sun) 20時頃
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|
─ 病棟 ─
[隣同士の部屋にもかかわらず、クシャミんとはなかなか会えなかった。 まずは検査の順番があるし、何より彼の家族との時間を邪魔することになってしまう。 元はと言えば、クシャミんがこんな目に遭うことになったのも、私が誘ったから、と言えば遠因はそうに違いないわけで。 少しばかり、遠慮があった。
それに、検査が終われば後は比較的暇だ、と言うのを知っていると言うこともあり。 クシャミんとは面会時間外にでも会いに行ければいいなと思っていた。 それにはまず、自力で移動する必要があったけれど]
(327) amane 2014/06/08(Sun) 20時頃
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|
……………ーーーーそうかな
[自分の手を使わずに食べるチアキを サミュエルはじっと眺めて。]
…………チアキは、うん、 けっこう、かわらない………
[少し、落ち着いているだろうか? とサミュエルは思いながら 残す一口分を見て サミュエルは暫く考えて]
………………えいっ!
[その手をチアキの口元に押し付ける。 最後の方、生地は多いけどクリームが まだ残るそれを。]
(328) うに 2014/06/08(Sun) 20時頃
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―夢→自室―
[ その手が足首を浚う。 両下肢が翼の様に広がり、虚空を羽搏く。 蕩ける程に熱い舌が芯に触れ、甘い官能が躰を蝕み。 鋭い嬌声が辺りに響く――…… ]
『 ジリリリリリリリ… ! 』
[ それは、目覚まし時計の声音だった。 突如、夢の淵から引き上げられ、 青年は荒い息を整えながら起き上った。 鼓動が速い。 夢の内容を思い起こすと、火照った体が余計に熱くなる ]
な、んて……夢、見てるんだ、俺……っ!?
(329) ktr 2014/06/08(Sun) 20時半頃
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[ 羞恥心に身悶え、頭を抱えた。 汗で濡れた衣服が冷たい。 だが、もっと冷たいのは、その下の―― ]
……、……――うわああああ……!
[ 聖き朝に、穢れた目覚め。青少年は絶叫する。 我が身の男たるを知り。 ベッドサイドに置いたままの携帯>>302が光るのは、 そんなこんなで未だ気付いていない ]
(330) ktr 2014/06/08(Sun) 20時半頃
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―自宅・洗面所―
[ がこんがこん、と平和な朝に洗濯機が回る音がする。 服を着替え、顔を洗った青年は、洗面台に両手を付け、自己嫌悪に項垂れていた。 まさか、こんな、ものの見事に――! という言葉に出せぬ懊悩を抱え ]
……、……最悪だ……っ!
[ 呟き、ずるずると床に蹲る。 暫く地を這う様に唸っているが、やがて未だ見ぬ携帯の存在を思い出し、 ポケットから取り出そうとした所で――母が来た。 息子が洗濯機を回すという、極レアな状況に 母は驚いた顔を見せ、洗い物ならやってあげるわよ、と邪気なく言う ]
い、いいから。ぜん、ぜ、大丈夫! ……むしろ、触らないで!
[ 洗濯器を庇い、顔を赤くしてぶんぶんと頸を横に振った。 挙動不審な青年に、母親は頸を傾げながらも、本来の用事だったのだろう、来客>>325の旨を告げた ]
(331) ktr 2014/06/08(Sun) 20時半頃
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―自宅・玄関―
[ 学校に通い部活を始めてから、 友人が突然来訪するのも珍しい事ではなくなった。 今日もそうなのだろう――と思い 寝癖のついたまま、欠伸交じりに階段を降りる。 麻シャツにジーンズという、カジュアル過ぎる服装で、 まんまと玄関に訪れると。 そこに立つ人の姿に、青年は絶句した。]
……――ワ、……ッ、……。
[ 時が止まる。 驚き過ぎて、声が出ない。 瞠目したまま、対峙した相手を見詰める。 真面目な社会人の出で立ち>>322は、あの時とは違うけれど、 明るい髪色、透ける様な美しい肌、そして整った目鼻立ち、 それらは総て紛れもなく、彼――青年の恋焦がれる、「姫君」だったのだ ]
(332) ktr 2014/06/08(Sun) 20時半頃
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― 閑話:数日後 ― [デートの約束>>173と、コーディネートを任せるとチアキ自身が言ったこと>>174は忘れていない。
白のブラウスと黒のワンピース、薄いピンクのカーディガンと胸元には赤いリボンとベレー帽をセットにして、チアキの家へと送った。 武士の情けで生足やタイツではなくソックス。それにあわせた靴も入れた。
そんなフルコーディネートは、すべてチアキにぴったりサイズ。 勿論、胸に詰める物も忘れずに入れてある。 チアキの体型とのバランスを考えて完璧なものだ。
添えられた手紙には、
「約束通り、これを着てデートです。 着てこなかったらその場で公開抱き締めの刑&無理やり着せます。」
と書かれている。 もっとも、着てきたとしても抱き締めの刑になるのだが。 「されてみたい」と言っていたことを忘れるわけがなかった。*]
(333) okomekome 2014/06/08(Sun) 20時半頃
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そうだよ。
[サミュエルに間髪入れず肯定の言葉を向ける。 視線感じれば伏せていた目はそちらを見て]
――…変わらない? それなら、キミには自分を出せてるんだろうね。
[アバターよりも少しだけ幼い笑みをのせる。 考えるような間に、問おうと口を開いた時 彼の手が声の勢いのまま押し付けられて]
……っ、
[残るクリームが流れて口腔へと滑り落ちた。 薄めのシュー生地をぱくりと咥えて食む。 ゆっくりと食べすすめてゆけば サミュエルの指先にくちびるが触れる。]
(334) helmut 2014/06/08(Sun) 20時半頃
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[──車いすに移動するこつは心得たものだから、自分で身を起こせるようになれば行動はすぐだった。
朝の検査が終わってすぐならきっと起きているはずだし、面会時間の邪魔にも、リハビリの時間の邪魔にもならない。 そう思って。 いつもよりかなり重い体を引きずってだったが、ベッドの隣に用意してもらっている車いすへと体を移す。 そしてクシャミんの部屋の前へと行き──]
──クシャミん、起きてる?
[こつこつ、と。 病室のドアを叩いた]
(335) amane 2014/06/08(Sun) 20時半頃
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……緊張してるって、人見知りって 言ってたから……誤差範囲、かな……て
[シュークリームに口をつけつつ 着物姿のチアキの視線を受けながら 目を細めていたのはついさっき。
今はグレッグがやりそうなこと、を 試したサミュエルが、チアキの反応に ちょっと心拍数を上げながら見ていた。 「やったなー」とか「こらっ」とか 賑やかなアヴァロンの一幕を思い出していた時だった。]
ーーーーーーっ!
[サミュエル自身の手にもついたクリームの感触 それだけではない感触に 息をつめて小さく手がはねた。
サミュエルは驚きのあまり、その手を自分の方に引き寄せようと。]
(336) うに 2014/06/08(Sun) 20時半頃
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― トニー宅 玄関 ― [母親がトニーを呼びに中へ入ってから暫くして現れたのは、よく知った少年ではなくカジュアルな服装の青年>>332。 日に焼けていない肌に、黒い髪。 少し成長した姿だが見間違えるはずもなく、可愛らしいナイトへと微笑んだ。]
やっぱりトニーは僕が思っていた通り、どんな姿でも可愛いですね。
[ご両親に挨拶する為、普段着ではなく少し気を使った格好だが、これは初デート。 これくらいで丁度良いだろう。]
こんにちは。 迎えにきましたよ。
[流石に両手を広げて迎えることはないが。 絶句しているトニーへ首を傾げた。]
(337) okomekome 2014/06/08(Sun) 20時半頃
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グレッグは、俺はおばかわくでおねがいしゃーす
うに 2014/06/08(Sun) 20時半頃
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うん、誤差の範囲かもね。
[自分ではよく分からないけれど サミュエルが言うのならそうなのだろうと同意を示した。 細まる彼の眸を見れば、餌付けされているような心地になる。
アヴァロンでのじゃれあいを思わせる彼の行動に チアキは向こうとは違う一面をのせて戯れにのる。
触れた瞬間、小さく跳ねる彼の手指。 その腕に己の利き手を寄せて引き留める。]
クリーム、付いてる。
[言いながら、手に残るクリームを掬い取らんと 赤い舌先をのぞかせ寄せる。]
(338) helmut 2014/06/08(Sun) 21時頃
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ーーー…………?
[手は途中で止まる。 辛うじて下はタオルがある範囲 垂れてもチアキの着物を汚さないで いられる範囲であることを 驚きの最中確認できて少し安堵したが。]
え……………………チアっ
[微かアヴァロンのアバターチアキより 赤い唇から覗く赤に サミュエルは視線が縫い付けられて。 手指から這い上がる感覚に腕が強張る。]
ーー…………い、いつ、自分で、ふけ、る…………
[顔が熱くなるのを自覚しながら サミュエルはそれでも目を離せないまま チアキに辛うじて絞り出す声で訴え]
(339) うに 2014/06/08(Sun) 21時頃
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[動きの止まったサミュエルの手を舐めるは容易い。 注がれる視線に気付かぬ風に視線は伏せたままあるけれど 口許には少しだけ愉しそうな弧が描かれていた。 名を呼ぼうとする声がして]
――…ん、
[と、微かくぐもる声を漏らす。 彼の腕に添えた利き手に強張り伝うと なだめるようにトントンと指先だけを動かし軽く叩く。]
勿体無いよ。
[膝上に落ちたシュークリームを見て彼が言った言葉をなぞる。 言葉はあれど手を引く動きは感じられぬをいいことに ちろりちろりと丁寧に、彼の手に残るクリームを舐めとる。]
(340) helmut 2014/06/08(Sun) 21時頃
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[赤い唇に黄味がかったクリームが。 緩やかな孤、怒っているわけではないのは むしろ、愉しそうなのは、サミュエルにも伝わって。]
ーーー…………そ……か??
[何と無く丸め込まれたよな。 納得したような、反対できないような。 サミュエルはそう言われれば それだけの意図だと思うしかなく。 濡れて光る赤が掌、くぼんだ箇所を 執拗になぞれば、堪えるサミュエルの 震える息が漏れて。 指先がもがいてチアキの頬に触れる。]
…………ね、も……う、
[舐め終わった?と 尋ねるように首を傾げた。顔が熱いまま]
(341) うに 2014/06/08(Sun) 21時半頃
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―自宅・玄関―
[ あの日以来、夢で幾度も見たその面持ちが、微笑を向けてくれる>>337。 優しい声は、耳に住み着いて離れぬ、その音と同じ物だ。 頸を傾げる彼の言葉に、呪縛が――溶ける ]
……ワンダ、……
[ 名を呼び、唇を噛み締める。 視界が滲んで、ともすれば涙が溢れそうだった。 飛びつきたい衝動を、辛うじて堪える。 壁を隔てて両親の目があるとか、そんな事は気にならなかったけれど。 最早少年ではない、現実に生身の男である自分が、彼に縋る事は、甘える事は、迷惑なのではないかと、堪えて ]
ずるいよ、ワンダ。 迎えに行くのは、ナイトの役目なのに。
……――っ……。
ずっと、……ずっと、逢いたかった……!
(342) ktr 2014/06/08(Sun) 21時半頃
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[ 涙交じりの掠れた声を、絞り出す様にして告げた。 鼻下を手の甲で擦り、泣き顔を無理やり笑みに変える ]
あ、……上がって? なんもないけど、お茶くらい出させてよ。
それとも、外の方がいい、かな?
[ 彼が厭でなければ自室へ、野外の方が良ければ其方へ。 その希望に合わせ、場所を変えようと ]
(343) ktr 2014/06/08(Sun) 21時半頃
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トニーは、 ぷちりだー**
ktr 2014/06/08(Sun) 21時半頃
グレッグは、マユミにお兄ちゃん的にみないで、しくしくなじょうきょうなきが!!
うに 2014/06/08(Sun) 21時半頃
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[疑問形で綴られるサミュエルの声に瞬きのみで頷いた。 サミュエルのくちびるより漏れる吐息の音色に 過ぎたる熱が仄かにいだかれる。 もがく指先が頬をなぞると 唾液に濡れる彼の手の平に熱籠る吐息が触れる。]
――……。
[声が届きゆると視線をあげる。 サミュエルの白い肌が赤く染まるを見て 悪戯な眸が弧を描きわらった。]
もう少し……?
[見詰めたまま今度はチアキが尋ねるように首を傾げる。]
(344) helmut 2014/06/08(Sun) 21時半頃
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[伏せられていた視線が絡む。 掌の熱に、 先ほど指先で叩かれた箇所まで 熱を持つ気がした。]
…………少し、じゃ、なくて…………
[つけたされた言葉に緩く首を振る。 チアキの笑いは好きだが 今の目元にある笑みに似たそれは
ーー心拍数が上がり 指先がまた動けば 人差し指がチアキの唇を制するように 弱い力で押し付けられる。]
ーー熱い……から
[そう言って、また首を横に振る。]
(345) うに 2014/06/08(Sun) 21時半頃
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[固まっていたトニーが動き、自分の名を呼んでくれた。 それだけで嬉しく、笑みが深まる。]
トニー、お久しぶりですね。 僕も、ずっと会いたかったんですよ。
[泣きそうな様子に、手を伸ばす。 抱き締めたいが、ご両親がすぐ傍にいる為に我慢した。 それくらいの常識は持っている。 大丈夫だ、いつも色々と我慢していたのだ。これくらいは耐えられる。]
ナイトさんに、浚われに来たんですよ。
[にこりと笑って。]
(346) okomekome 2014/06/08(Sun) 22時頃
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[泣き顔が笑顔に変わり、安心したように息を吐く。]
じゃあ……お邪魔しても良いですか? トニーが準備できたら出かけましょう。
約束、しましたし。
[デート、と口だけ動かす。
お邪魔します、と靴を脱いで上がり、トニーの傍へと立つ。 それから小声で、]
それとも、自宅デートでしょうか?
[そう囁いた。]
(347) okomekome 2014/06/08(Sun) 22時頃
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少しじゃなくて、もっと……?
[悪戯をのせた言葉綴るその喉が微か鳴る。 反応の良さに興が乗っての行動だけれど 制するように口許宛がわれた人差し指に やりすぎたかと思い、一度視線を下げた。]
――…ん。 熱いなら、冷やす? 冷たいジュースでも買ってこようか。
[言い終わる頃合いに、再びサミュエルの双眸を覗く。 腕に添えていた利き手をそろと引いて 寄せた顔は、彼の手から離れゆく。]
(348) helmut 2014/06/08(Sun) 22時頃
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ーー…………ぁ
[下げられた視線に 言葉の悪戯に首を振っていたサミュエルは その動きをやめて、チアキの唇の柔らかさを感じながら 眉を下げてその表情を見つめていた。]
ぅん…………
[ぼんやりと、頭も顔も熱いまま 安堵とも言えない嘆息で是を告げながらも 知らず熱の篭る視線で 覗き込むチアキの瞳を見つめ返す。 手が無意識に、離れる右腕のその袖を一度掴んで それに気がついたサミュエルが慌てて離す]
…………??
[自分でもわからんと言う表情で チアキと己の手を交互に見つめた。]
(349) うに 2014/06/08(Sun) 22時頃
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[下がる眉のかたちに困らせてしまったかと思う。 ぼんやりとしたサミュエルの心が何処にあるか知れない。 熱こもる眸が重なると途惑うように濃い茶が揺れる。 離れるを引き止めるように掴まれた菖蒲色の袖に 視線落せば、その手は離れて]
如何かした? ジュースよりアイスの方がいい?
[理由をさがし、そんな風に問い掛けて]
サミュエル?
[視線向けばゆると首を傾げて、彼の声を待つ態をみせる。]
(350) helmut 2014/06/08(Sun) 22時半頃
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―自宅・玄関→自室―
[ 彼の貌に深まる笑み。 伸ばされた手の指先は、きっと己が頬に触れただろう。 その感触に、鼓動が高く跳ねる。 優しい声を聴くと、堪えた涙が、築いた笑みが 容易に瓦解してしまいそうで、小さく身震いする。 彼の手に己が手を重ね、ぎゅっと握って ]
じゃあ、――ちゃんと浚わないとな。
有り難う、ワンダ。……逢いに来てくれて。
[ 笑みを深め、掠れた声で、それでも戯れがちに告げた。 自室を選んでくれた彼に頷き、囁く声に吐息で笑う。 来て、と手を引きながら ]
(351) ktr 2014/06/08(Sun) 22時半頃
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初デートが俺の部屋でも、お姫様は機嫌損ねない?
其処は、一番安全で、一番危険な場所だよ。 でも、俺以外のモンスターは出ないから。
[ 階段を上り、後ろを振り向いて微笑む。 部屋へと来ると、ドアノブに手を掛けた。 数年来閉じ籠っていた、青年の小さな世界。 彼と、彼女と出逢った大切な世界への――そこは入り口でもある ]
―――ようこそ、俺の城へ。
[ 闇の中、澱みに潜んでいた獣を、救ってくれた光。 青年に、少年にとって、紛れもなく彼女は光そのものだった。 愛を、世界を、命を、教えてくれた『姫君』と 繋いだ指先は、もう二度と離さない。 そう誓いながら、青年は扉を開く。 愛する姫君と共に、新しい世界への扉を―――** ]
(352) ktr 2014/06/08(Sun) 22時半頃
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― 病院 ―
[頭の検査は思ったより良好で、だが体の方がやはり弱っていたので、まずは体力をつける所から始まった。 点滴ばかりの1か月では、体重もずいぶん落ちている。 元の体格がしっかりしていた分、それでも全く動けない、という状況はすぐに改善された。若いからとは医師から言われたが。
朝の検査と食事が終わったころに、扉を叩く音に気づいて半身を起こした。 隣にカリュクスがいるのは、母親から聞いて知っていた。 無事だと聞いていて、会いに行こうとは思ったものの、まだベッドから起き上がるには難しいので後回しになってしまっていたが、代わりに母親あたりは既に見舞いに行っていただろう。]
…ねーちゃん、うん、起きてる。
[と横たわったまま招き入れた。 車いすながら、きちんと動いて入って来た人には、ほっとしたように笑って見せた。]
そっちはもう動けんだな。…よかった。 俺の方はまだ、立てるようになるまで少しかかるらしい。
[言いつつ、息を吐いて一旦寝台に落ちる。]
(353) t_nuke 2014/06/08(Sun) 22時半頃
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……俺、夢を見てたよ。長い夢だった。 アヴァロンをあっちこっち彷徨ってた夢だった。 けっこう色んなとこに行って、勝手に遊びまわって…
[どこか楽しそうに、まだ夢の続きを語るように、 薄ら笑みながら話すそれは、黒猫になって彷徨っていた時の思い出で。 それを自分が知る事はおそらくないけれど、ぼんやりとした幸せな思い出は優しい記憶として内側に残っていた。]
(354) t_nuke 2014/06/08(Sun) 22時半頃
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……俺、またアヴァロン行きたいな。
[酷い目にはあったけれどとはぽつりと。]
気がかりな人もいるし、謝んなきゃいけない人がいるし、 それに…会いたい人もいる。
[最低の配役を与えられた二人に、殺してしまった騙してしまった人たちに、 そして最後に全ての覚悟を背負って殺してくれた人に。]
ねーちゃんは、アヴァロンにまた戻りたいって思ってる?
[そう横になったまま、視線を倒して彼女の方を見ながら尋ねてみた。 彼女にとってあの世界は今はどういう場所なのだろうかと、それが気になって。]
(355) t_nuke 2014/06/08(Sun) 22時半頃
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―カフェ>>282―
そうね。急な都合とかありえないことじゃないしね、単に寝てしまうってのもあるだろうけどね。
[寝てしまう猫耳フードもいるが、そんなことをやりくりするのも楽しいのだろう。 予定は、一週間後。というのに、とてもとても、身に覚えがある店長。 新たにやってきたテキストを落としたお客には営業スマイル>>210を向けて]
ネットでつながってるだけの存在はそれをきったら会えなくなっちゃうものね。そのまま忘れちゃうことになったらそれはそれで寂しいけど、気に病むことじゃないわよ。どうせなら後で連絡がくれなかった人が羨ましがられるぐらい楽しむ気持ちでいかないとね
[と、ため息をこぼす女性客>>282に励ましの声をかえた後、お仕事のために席を離れた]
(356) S.K 2014/06/08(Sun) 22時半頃
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―カフェ『木漏れ日の光』―
[タバコ休憩ができない程度に忙しいカフェ。 最近になってよく通う甘党の客が本日も来店、案の定というかケーキを注文する。 それに店長自ら配膳することにしたのは]
はい。どうぞスフレ・フロマージュとシュー・ア・ラ・クレム。それにダージリンだよ。
それにしても、よくくるね。私としては嬉しいことだけどね。
[品定めでもないが、配膳を終えた後、じろっと客>>245の顔を見て]
それで…なんて名前?
[攻略サイトを見ない人は、テレビもあんまみてなかった。ただ、とある胸を見る客や、細い女性客と同様、常連となりつつあるものの名前を尋ねるのであった*]
(357) S.K 2014/06/08(Sun) 22時半頃
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ぁ………………と
[サミュエルは一度先程チアキが 舌をはわせたとの逆の手で前髪をかきあげ チアキの言葉に軽く口を開いたが 言葉にならず、一度口を閉じて。]
…………
[首を傾げるチアキをまたじっと見る。]
チアキは、なんとも、ない? 熱いのは…………俺だけ?
[ジュースかアイスか、 必要なのは自分だけかと サミュエルはチアキに何かかわりはないか 確かめようとするようにじっと見詰める。]
(358) うに 2014/06/08(Sun) 22時半頃
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― カフェ>>356 ―
寝てるだけならいいんですけどねー。
[ほんとに、とうなずきを返す。 店長が実は、というのはまだ気づかないまま、こくりとお茶を一口のみ]
そうですね、どうせならめいっぱい楽しまないと。 ありがとうございます、みんなにもそういっときますね。
[励ましににこにこと笑みを返して頷き。 仕事に戻る店長を見送って、もう一口お茶を飲んだ]
(359) sinotaka 2014/06/08(Sun) 22時半頃
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─ カフェ、それから ─
[大丈夫かと問いかければ、応と返ってきて>>211。それに安堵しながら、ふとその女性の笑顔を見つめてしまう。
ふわりと浮かべる笑みは、あの仮想現実の世界で大切だと思えたその人と同じで。]
っ、はい。僕はだいじょうぶ、です。
[重なる笑顔に、あの事件の時、リンダが事切れた時に駆けて、手を触れてくれたその人を思い出して、声を詰まらせた。 だから笑い返した笑顔は、少しばかり泣きそうな変な表情になってしまった]
ごめんなさい。少し、貴女の笑顔が大事な人に似ていたもので。変な顔になっちゃいました。
あ。
[テキストを拾い、案内されたテーブルの椅子を引きながら、彼女を振り返り告げる]
今の、ナンパじゃないですからね。
(360) hisetu 2014/06/08(Sun) 22時半頃
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―アヴァロン―
[あの事件からどれだけたったか。事件前に交わした約束のクエストの当日であったが、どれほど集まるかはわからない。だが...は顔を出すつもりでログインをした。そして待ち合わせ場所では、火薬の音と立ち込める煙。その影にあるものを照らすようにスポットライトがあたる。
ライトに照らされた姿は、紫黒の兜にガントレットとブーツ。そして人狼に裂かれたマントを新調。 ばさりと翻るマントから覗くのはには刺青の入った筋骨隆々の体。そして赤色の褌一丁。
ちゃんと宵闇海底用の装備に変えたのだが、別に能力値的に適しているとかではない。単なる気分だ]
HaHaHa!本日のアヴァロンも良いクエスト日和だな!
[高らかに笑いながら惜しげもなく胸筋を腹筋を、背筋を晒し力こぶを作るボディービルポーズ。 本日のトルニトスの動きは切れていた]
(361) S.K 2014/06/08(Sun) 22時半頃
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[よって――]
『衛兵さん!こちらです!』
[こうして通報されるのも致し方ないことであった。こうして衛兵の詰所内部の定期巡礼を終えた後、待ち合せ場所に向かうのであった*]
(362) S.K 2014/06/08(Sun) 22時半頃
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[かきあげられた前髪をみて バンダナをすればグレッグっぽいかな、なんて思う。 少しだけ懐かしそうにサミュエルを見詰めた。
応えはなかなか返らない。 注がれる視線にはたりと瞬きをする。]
――…どうだろうね。 嗚呼、少しだけ、喉が渇いたかな。
[舌が覚える味と感触に覚える渇きは 甘さのせいだけではないと思うけれど 誤魔化すような言葉をのせて曖昧に微笑んだ。]
(363) helmut 2014/06/08(Sun) 22時半頃
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[そうして席に付き、何となく気分で頼むのはグリーンカレー。
近くの彼女からは、やたらとアヴァロンというキーワードが聞こえてきて、少しソワソワとしてしまう。 ここに来る前に、街頭ビジョンで何でか青年が使うアバターというか、ヒーラーを思わせるCM>>222なんかを見かけたせいもあるだろう]
ねぇさまとのクエスト、もうすぐだったっけ。
[呟いて、オーダーしたグリーンカレーが運ばれるのを待つ。 けれども待ち遠しいのは、フランシスカと顔を会わせる日のこと。 少し貴女に似た人にリアルで会いましたと、そんな報告をしようかと。ぼんやりと思いながら、窓から見える景色を眺めた]
(364) hisetu 2014/06/08(Sun) 23時頃
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トニーは、 えろいんふいたw
ktr 2014/06/08(Sun) 23時頃
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― 少し先の話・アヴァロン ―
あれ、ログイン場所ここになってんのか…。
[撒き戻りがあったせいか、その細身の姿が現れたのは、中央広場のゲートではなく、自ギルド前。ギルドルームを固定ログイン場所にしている者も少なくはないので、これ自体は別段おかしくなかったが。
ふと顔を上げるとギルド前には、待ち合わせでもしているかのような筋肉一匹。]
……。
[きょとと、瞬いた後、何か言いたそうな顔をしたが言葉にはならない。 こっちを見る顔は、やはり鉄仮面のままだったから読めなかったので、向こうが何を考えているかは解らなかったけれど。]
(365) t_nuke 2014/06/08(Sun) 23時頃
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…よっ。
ただいま、トルにー。
[何時もそうしていたように、へらと笑ってその前に立った*]
(366) t_nuke 2014/06/08(Sun) 23時頃
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トニーは、 あるあるなの、か!! 確占吊り。恐るべし。
ktr 2014/06/08(Sun) 23時頃
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…………そっか じゃあ……飲み物。
[アイスクリームは溶けかけた時 チアキが舌で舐めとったら 思い出してしまいそうで。 パジャマの上から左胸に手を当てれば まだ、心臓の打つは早く。 なんでもない、と言うように サミュエルは半ば無理やり笑う。]
……空気、入れ替えておく
[と、言うと、チアキが動くより先に 寝台から床へとおりて。 戸口とは逆 窓の方へ歩いて行く。]
(367) うに 2014/06/08(Sun) 23時頃
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― カフェ>>360 ―
[大丈夫といいながら、どこかなきそうな様子が見えるのに心配そうな表情を浮かべて。 応える声は男性のものだけれど、口調はなんとなく聞き覚えのあるような気もして首をかしげる]
そう、ですか? ……ええっと……わたしは、気にしてませんから……
[その大事な人にはもうあえないから泣きそうなのだろうかとふと思って、けれど初対面の人にそこまで踏み込んでいいのかとためらった末に言いよどむ。
振り返っての訂正というか言葉にはくす、とおかしげに笑い]
ああ、ナンパとかは、思ってないので大丈夫です。
[大丈夫と頷いておいた。 さすがに独り言>>364は聞き取れなくて、そのまま店長との話しを終らせた後、しばらくして席を立ち。
青年の傍を通り過ぎるときにぺこりとお辞儀をして、会計をすませにいく]
(368) sinotaka 2014/06/08(Sun) 23時頃
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― アヴァロン ―
[クエスト当日である。 早めにきたらやっぱりトルニトス>>362が通報されていて。 まあ時間に間に合うように出てくるのはわかっているからあわてることなく、装備や道具を確認して。
集まってくるみんなに笑みを向けたりして出迎える。 リンダがやってきたときに、似通った人を見かけたときけば]
ああ、そういえば、リンダと口調が似てる人、私も見かけたわ。
[奇遇ね、と笑って告げた]
(369) sinotaka 2014/06/08(Sun) 23時頃
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グレッグは、トニーwwwwwwwww
うに 2014/06/08(Sun) 23時頃
トニーは、グレッグ(*ノωノ)
ktr 2014/06/08(Sun) 23時頃
グレッグは、チアキにエロ塗りされてたwwwwwwwwwまてエロイン
うに 2014/06/08(Sun) 23時頃
|
――…分かった、飲み物だね。
[サミュエルにゆるく頷く。 左胸に手を宛がう様子をみれば不思議そうに首を傾げた。 笑みのかたちは少しだけ不自然に思えて 声掛けようとした矢先 サミュエルの言葉が聞こえ動くが見えた。 軽く首を竦めて、遅れて立ち上がる。 膝のタオルは軽く畳んで寝台に置き 窓辺に向かうサミュエルの背を見詰めた。]
……。
[微か零れる吐息は少しだけ残念そうにある。 何も言わぬまま静かに背を向け戸口に向かう。]
(370) helmut 2014/06/08(Sun) 23時頃
|
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― トニーの部屋 ― [ナイトのエスコートで、彼の城へと向かう。 その手>>351は、あの世界で繋いでいたものよりも大きく、柔らかさよりも少し筋張っている。]
お城に招待されて、喜ばない姫はいませんよ。 トニーみたいに可愛いモンスターなら、歓迎します。
[後ろをついて階段を上れば>>352、視線はいつもと違って見上げるもの。 新鮮な気持ちで微笑み、その扉の前に立った。]
(371) okomekome 2014/06/08(Sun) 23時頃
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[開かれた扉をくぐり、彼の部屋に入る。 そのドアが閉まった瞬間、トニーの体を抱き寄せて、腕の中へと包み込み。]
会いたかった……トニー。
[抱き締めれば、その体はやはり向こうよりも大きく、抱き上げることはもう難しいだろう。 しかし、それは関係ない。
その首筋に鼻先を押し付け、暫くじっと会えた喜びを味わう。 アヴァロンで感じた彼の匂いはそのままだ。]
(372) okomekome 2014/06/08(Sun) 23時頃
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[抱き締めたまま顔を上げ、耳朶へと唇を寄せる。]
……トニー。
[息で囁くようにその名を呼んで、耳朶を噛んだ。
もう一度口を開こうとした時。
部屋のドアがノックされ、名残惜しげに離れながらも開ければ、トニーの母親がお茶を運んでくれた。 何事もなかったように笑顔でそれを受け取ると、階段を下りていく足音を聞きながらドアを閉める。]
(373) okomekome 2014/06/08(Sun) 23時頃
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邪魔が、入ってしまいましたね。
[お茶を傍へと置き、どんな顔をしているのだろうかとトニーの顔を覗き込むように見つめると。
そのまま唇を重ねた。 舌を差込み、暫く味わってから離れ。]
あの時の、お礼。 ……僕はお姫様じゃなくて、ナイトを襲うモンスターかもしれませんね。
[嫌でしたか?とトニーの唇を拭いながら聞き、鼻の頭にキスを落とす。]
(374) okomekome 2014/06/08(Sun) 23時頃
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嫌じゃなければ……続き、しても良いですか?
[おでこをあわせたまま、問いかけた。 抵抗がなければそのままベッドへと押し倒す。
あの事件から、彼は可愛くて愛でるだけの存在ではなくなった。 守ってやりたいだけではない。]
ねぇ、トニー。愛してます。
[そんな囁きを落とし、また唇を重ねて微笑んだ。*]
(375) okomekome 2014/06/08(Sun) 23時頃
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[窓枠に手を掛けた時微かが聞こえて。 サミュエルは振り向きながら その窓を開ければ 青空も覗く天気、雲を流す風が吹き込んで カーテンが大きく波打つ その隙間に鮮やかな色合いの チアキの背中を見つけて。
後ろ姿は女性にしか見えず。 今の動機も、熱もそのせいだろうかと]
…………洋装のチアキも見たい。
[そうすれば、この不確かな何かは 収まるのではないかと思いながら。]
(376) うに 2014/06/08(Sun) 23時半頃
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グレッグは、フランもGo!Go!
うに 2014/06/08(Sun) 23時半頃
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[吹き込む風に髪が靡く。 それを押さえようと耳朶から項へと流れるように動く右手。 サミュエルの声が聞こえて振り返る。]
洋装って、――…普段の、かな。
[確かめるように紡いでから]
そうだね、次は、そうする。
[言い終わらぬうちに前を向いて表情を隠した。]
(377) helmut 2014/06/08(Sun) 23時半頃
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[病室を出て廊下を歩く。 角を曲がって少しすれば自動販売機が置かれていた。 何にしようかと視線さまよわせるうち アヴァロンでグレッグが紅茶をいれていたことを思い出し 冷たいストレートティーのペットボトルをひとつと アップルティーをひとつ、手に入れる。]
――…ああ、けど、
[不意に声を漏らして病室の方を振り返る。]
このまま帰った方が良いかな。
[溜息まじりの声漏らして下を向く。]
(378) helmut 2014/06/08(Sun) 23時半頃
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トニーは、カリュクス おかえりー!(ぶんぶん
ktr 2014/06/08(Sun) 23時半頃
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― それから ― [アヴァロンに復帰したのは、宵闇海底の約束の日。 クエストに挑戦して以降、また前と同じように釣りクエストをメインに遊ぶようになった。 少しログイン頻度は落ちたが、事件から何も変わらない日常だ。
変わったのは、現実世界での生活。
何度かトニーと外で会うようになった。 カフェへもトニーと何度か訪れた。 人目を気にせず、ケーキをあーん、とやった時のトニーはとても可愛らしかった。 どんな反応でも可愛いのだから仕方がない。
チアキとグレックと、四人で訪れることもあっただろうか。 チアキが無事、送った格好で来たのなら深く頷いて抱き締めることになる。]
(379) okomekome 2014/06/08(Sun) 23時半頃
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[ある日、いつものように二人で出かけた帰り、家へと招いた。]
学校、頑張って行かれているそうですね。 頑張っているトニーを、僕はすごいと思います。
[初訪問より何回かトニーの家を訪ね、両親からも色々と話を聞くこともあった。 こちらもトニーの話をし、ご両親からの信頼も築けてきた。 勿論、今の関係については誤魔化す部分はあるが。 心配をさせるよりはマシだろう。]
頑張って卒業してくださいね。 応援、していますから。
[それまで彼の傍にいることを許されるだろうか。 許されるのなら、一つ望むことがある。]
(380) okomekome 2014/06/08(Sun) 23時半頃
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[彼が卒業したら、一緒に暮らそうと告げるつもりだ。
彼を二度失った。 もう、失いたくないと強く思う。
だからこそ、共にいたい。
その願いはまだ口にしない。 彼の卒業式の日、花束を持って迎えに行こう。 だからそれまでは、このまま互いの家を行き来する生活を楽しみたい。]
トニー、愛してるよ。 僕の可愛い可愛いナイトさん。
[そっと頬にキスをし。 姫は愛しい自分だけのナイトを抱き締めた。*]
(381) okomekome 2014/06/08(Sun) 23時半頃
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[普段から慣れているのか自然な仕草を サミュエルはそれに視線が吸い寄せられる]
ーーー…………っ そう、シュークリームの店、に 行く時は着ている………… ……………………?
[声が返ってきて、慌てて数度頷くが 前を向くテンポがいい終わるより早く。 サミュエルはその後ろ姿を不思議そうに見る]
ーーー…………行って、らっしゃい
[そう、一言口にしながら。]
(382) うに 2014/06/08(Sun) 23時半頃
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[暫く呆然と閉じた扉を見ていたが]
ーー…………お金。
[渡していない。] [サミュエルはそのことに気がつくと パジャマの上にカーディガンを羽織り 財布を手にスリッパで 病室を後にし 近くにある、チアキも向かったはずの 自動販売機まで向かう。]
(383) うに 2014/06/08(Sun) 23時半頃
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トニーは、 おやすみなさーい!**
ktr 2014/06/09(Mon) 00時頃
グレッグは、チアキΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
うに 2014/06/09(Mon) 00時頃
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―少し先の話・アヴァロン―
[そういえばよくいた黒猫をみなくなった。と思って少ししてか。 猫は気ままにどこかにいるのだろうとあまり気になかった。人懐っこいやつだったので悪いやつにだけ捕まってなければそれでいい。 そして本日もまたギルド本部前で30分。常のように待っていた時、慣れ親しんだ気配が一つ背後に湧いた>>365 少し気まずそうな顔をしているクシャミをじっと見つめる。 システムでフレンドをみれば、確かにクシャミはログインをしているのも確認をして、それから、ゆっくりと近づいていき]
何が、よっ!だ。遅いわ!
[へらっと笑う猫耳フード>>366にごちーんと音をたてての拳骨を落とした]
(384) S.K 2014/06/09(Mon) 00時頃
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HaHaHa!戻ってきたのだからそれぐらいで許してやろう。ほれ、どこかクエストにでもゆくぞ。
[殴るだけ殴って、それだけですっきりした気持ちにさせると、振り返り、門のほうへと向かい歩きだして]
相棒よ…良く帰った
[一度振り返ってそういうと、パーティー申請をしてクエストに向かうのであった*]
(385) S.K 2014/06/09(Mon) 00時頃
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[お見舞いを買った店に行く時の恰好。 普段通り、白いシャツにネクタイを締めてとなるだろう。 アヴァロンに居た時と近い恰好。 愛用していたおしゃれ着のように目立つものではないけれど。 いってらっしゃいの声に、アヴァロンでなら いってきます、を躊躇いなく紡いだはずなのに 結局応えられないまま逃げるように病室を抜け出していた。
俯いたまま、自販機の前で息を吐く。]
部屋の前にでもおいてくるかな。
[自分の中で出した妥協案を声に出した。 来た道を戻る決心をして顔を上げると 足音が近づくのが聞こえ、振り向いた。]
(386) helmut 2014/06/09(Mon) 00時頃
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─ クシャミの病室 ─
[起きてる、という返事>>353にドアを開ける。 久しぶりに見た幼なじみは、まだベッドに伏していて。 トルニトスとあれだけのバトルをやらかしたのだから、自分よりもダメージが深かったのだろうか]
──クシャミん。
[車いすを操ってベッドの横まで進むと、ぎゅっとクシャミんの手を握った]
(387) amane 2014/06/09(Mon) 00時頃
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よかった。戻ってこれて。 クシャミんが起きなかったら、私──
[なんと言おうか、言葉に詰まる。 起きる気がなかった、というのはなんだか違う気がするし。 私が誘ったばかりに、と謝るのも違うような気がする。 だからと言って何か別の言葉を掛けることも思い浮かばないまま、曖昧に言葉を濁した]
…けど、クシャミんがまだ動けないなんて、ちょっと意外。 やっぱり、慣れの差かな。 体、すっごく重いでしょ。
[くすくす笑って、手を伸ばして額を撫でる。 さらさらした髪の感触に、ちょっと目が潤んだのは秘密だ]
(388) amane 2014/06/09(Mon) 00時頃
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─ アヴァロン、クエスト当日 ─
……ふふ、その笑い方、本当にそっくりです。
[似通った人を見かけたと告げ、返ってきた言葉>>396に、カフェで会った女性の笑顔を思い出す。]
黒い髪もそっくりで、少し触りたくなってしまいました。 また会う事が出来たら、ナンパしてしまいそうですよぉ。
[なんて冗談めかして笑い、そういえばいわゆる中の人が男だったという事を告げていないことを思い出し]
ああ、リアルでは見た目的に女の人ナンパしても違和感ないんですよ。あまり、頼り甲斐あるタイプ、ではないのですが。
[なんてイタズラめいた笑みで、くすりと笑ってみせた。 どこか、少年めいた笑みで。]
(389) hisetu 2014/06/09(Mon) 00時頃
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[チアキは遠目にもよくわかる。 サミュエルは菖蒲色の着物姿を確認し ぺったんぺったんスリッパで近づいた。]
ーーーー…………?
[耳が拾った言葉に首を傾げる。 訝しげに思い、声をかけず近づいた。 足音が聞こえたのだろう、 かなり、近い位置でチアキが振り返った。]
…………今の……どういう……
[財布をかざして見せつつ サミュエルはチアキを じっと前髪の奥から見詰める]
(390) うに 2014/06/09(Mon) 00時頃
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[撫でながら、続くクシャミんの話>>354を聞く]
……夢。 私も、見てたよ。 ずっとクシャミんを探す夢。
…もしかすると、夢のどこかで出会ってたかもしれないね。
[思い出すと、何とも寂しい道行きだった気もするけれど。 結果的にクシャミんの目が覚めて、クシャミんがこちらに戻ってこれたのならなんだって良かった]
目が覚める前に、クシャミんにそっくりなクシャミするにゃんこに会ってさ。 きっと、あの子が私をこっちに帰してくれたんじゃないかなって思うよ。 緑の目をした、かわいい子だったな。
(391) amane 2014/06/09(Mon) 00時頃
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[思いのほか近い距離にサミュエルが居て 驚いたように目をまるくする。 半ば開かれたくちびるが 問い掛ける声に、一度結んで、また開いて]
――…長居しちゃったから。 そろそろ帰ろうかなと思って。
[それは先程零した言葉の答えにはならない。 分かっていながら言い訳じみたことを言う。]
(392) helmut 2014/06/09(Mon) 00時頃
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― アヴァロン、クエスト当日 ―
世の中、似た人は三人いるっていうけど、それなのかしら? 実は本人だったら面白い――って、あれ。 リンダの中の人ってそうなの?
[くすくすと可笑しそうに笑いながら軽くかえし。 けれどナンパの話が出た上に、続いた言葉にきょとんと瞬いてリンダを見つめ]
……リンダのリアルが、あまり想像できない、けれど……そっかあ……
[あれやこれやと今まで思い返して、ほんのり照れたように視線をそらす]
外見はかわっても中身がかわらないなら、リンダは頼りになると思うわ。 ナンパしたら成功するんじゃないかしら。
[まだ、あのカフェで出会った相手だとは思っていないからくす、と笑って告げて。 それからクエストへと出発して――また後日、カフェで出会うことになるのだろう]
(393) sinotaka 2014/06/09(Mon) 00時頃
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ねえ、クシャミんは──
[問いかけるよりも先に。 また戻りたいか>>355、と聞かれれば、笑って答えた]
うん、もちろん。 私が自由に歩けるのは、アヴァロンしかないからね。
[そう、そういえば。 歩けなくなってからの私は、リアルさと言うよりも歩ける、という感覚を忘れないために、あの世界に出入りしていたのだった。 それをふと思い出した]
(394) amane 2014/06/09(Mon) 00時頃
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何も、言わないで…………ーー?
[視線を一度落として、財布に目を落とす。 そのまま、視線を上げることができず、 サミュエルは財布の中から小銭を出す。]
ーーーーーん。
[その小銭をチアキに突き出した。 その間もサミュエルの視線は チアキからそらされたまま。]
(395) うに 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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[うんうん、と、自分で勝手にうなずきながら、喋る]
それに…私も、みんなのことは気になるし。 特に、シロガネ。 あの子、初心者さんだったのにあんなことになっちゃって、大変だったろうから。
[ほとんどしゃべりもしなかった人もいるけれど、ともにあの事件に巻き込まれた人たちのことは、気にならないはずがない。 ただ、思い出すと何となく涙がこぼれそうになるから、それ以上は口にしないで話を切り替えた]
…そうだな、早く退院して、クシャミんといっしょに元の生活に戻りたいな。
アヴァロンで遊びながら株取引して、たまにクシャミんがお菓子もってきてくれて。 たまにクシャミんと一緒にクエストこなしたりしてさ。
(396) amane 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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踊り手 フランシスカは、メモを貼った。
sinotaka 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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――…うん。 顔をみて、話したら、…… またずるずる居座っちゃいそうだから。
[困ったように眉をさげてこたえるけれど 短い一音と突き出された小銭に瞬き]
お見舞い、だし。 お金はいらない。
[逸らされた視線に、前髪に隠れ気味の双眸を見遣り]
機嫌損ねちゃったかな。 ――…ごめんね。
[飲み物持ったまま、軽く頭を下げた。]
(397) helmut 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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…………そっか。
[事実なのかそれとも] [それを追求しても、事実じゃなくても一度隠したのなら きっと、チアキは言わないだろう。 聞くだけ困らせるだけだとサミュエルは結論づけ。
受け取られなかった小銭を手の中 遊ばせ、その小銭を見たままチアキに視線を戻せないでいた。]
ーーううん……そう言う、わけじゃ、ないんだけど ……そう、違う、んだけど……
何も、言われないでいなくなられる、のは 少しーーー悲しい、かな……
[ぽつ、ぽつと、言葉を落としても こちらを見る視線に視線は返せない。 これ以上は余計なことを言ってしまいそうで サミュエルは口を引き結んで。]
(398) うに 2014/06/09(Mon) 00時半頃
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じゃあ、私はそろそろ戻るね。 また、話しに来るから。
[しばらく話して、あまり長い時間拘束するのも疲れるだろうと、話を切り上げる。
車いすを押して自分の病室に戻りながら、ふと事件が起こる前の話を思い出した>>1:237。 そういえば、海外研修の話はどうなっただろう。 戻って聞くのも決まりが悪いし、もし時期的にお流れになってしまったのなら触れられるのは辛いだろうから、聞かないことにした。
けれど、そんな話が出るのはクシャミんが成績優秀だったからだ。 いつかまた、チャンスはあるはず。
……だから、もう少し株取引を頑張ろうかな、なんて思う。 クシャミんが製菓職人になれたなら、きっと次は自分のお店が欲しくなるはずだから。 たくさんお世話になったお礼に、援助できるよう貯めておこう*]
(399) amane 2014/06/09(Mon) 01時頃
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― 少し先の話・アヴァロン ―
ってぇ!
[容赦ない鉄拳をまともに受けて、思わず痛いと漏らすも、実際はそんなに痛いわけではない。痛みへのフィルターは、きちんと作動しているらしい。 だが前にくらった一撃を思い出して、ついそんな声が零れるだけだ。気分的には痛い気がしたのも]
悪かったなぁ! これでもわりと頑張って来た方だぞ!?
[目が覚めて、かかったリハビリにもまた時間を取られて。 戻ってくるまでには随分と時間がかかってしまったが。]
待ち構えられてるとは思わなかったけどさー。
…ってあれ。
[そういえばどうして帰ってくるのが解ったんだ?と首を傾げて。 ずっと待っていたらしいと、ギルマスから聞くのはまた後日の話。]
(400) t_nuke 2014/06/09(Mon) 01時頃
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…ありがと。 えーと、そのままでいてくれよな。 今しか言わないし、1回しか言わないから。
[そう一度振り返った後、前を向いた人の背中に、わりと小さい声で。]
嘘ついててごめん。 止めてくれてありがとう。 相棒を言ってくれて、本当にうれしかった。
(401) t_nuke 2014/06/09(Mon) 01時頃
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俺あんたのこと好きだよ。
[謝罪と感謝と信頼と、素直な気持ちを一気に詰め込んでから。]
………とーぉ、よし行こう!今すぐ行こう! 行先は蒼風の山道でいいよな?ほら早く行こうぜ!!
[そう早口にまくしたてると、トルニトスより先に駈け出す。 一度も振り返らなかったのは、滅多に使わない言葉に、我ながら酷く照れていたからだった*]
(402) t_nuke 2014/06/09(Mon) 01時頃
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[納得したのかどうかはサミュエルの様子からは分からない。 ただそれ以上続けても言い訳にしかならぬと知れるから 困ったような笑みを漏らすのみ。 チャリ、と硬貨の鳴る音が彼の手から響く。]
――…ん。
[違う、と聞こえれば少しだけ安堵して]
あー…、そうだね。 一言くらい、声掛けてじゃないとまずいよね。 ……………………かなしい?
[声掛けずに去ろうとした薄情さが 彼を悲しませたのか、とぼんやり思うものの ピンとこない風に首を傾げる。]
(403) helmut 2014/06/09(Mon) 01時頃
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…………ん
[首を傾げたチアキにこく、と頷く。 ……処刑をなそうとした時 感情を制御しやすいからと アヴァロンでグレッグではなく サミュエルの振る舞いを選んだ程度 感情をとどめるのは慣れているはずだった]
…………チアキは、それで大丈夫なんだって
[疑問のついた声に 引き結んだ口を少し動かして。 相変わらず、視線はチアキに戻せないまま。]
(404) うに 2014/06/09(Mon) 01時頃
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[いつも通りにサミュ兄のお見舞いに来たら、珍しくサミュ兄が部屋から出ているのが見えて――。
思わず、はっと息を呑んだ。 ――まずいところだったかな、と。 チアキがお見舞いに来てくれていたようだった。 そのことが嬉しくて、笑みがこぼれた。
こっそりと来て驚かせようとしていたので、そのまま反転をして。 マユミは、その場を後にした。 ――出来る限り、二人きりにさせてあげたくて。]
(405) Elliy 2014/06/09(Mon) 01時頃
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[短い応えに小さく笑う。 サミュエルの様子が何だか拗ねているようにも思えて]
悩みはしたよ。 どうしようかなーって。
[大丈夫か否かは言わず過程を少しだけ漏らした。]
悪戯が過ぎたから 少しは反省してね――。 でも、謝りそびれて気まずい気がして 今日は帰った方がいいかな、って。
[向かぬ視線の先に、手を伸ばして ストレートティーのペットボトルを差し出す。]
ま、飲みなよ。
(406) helmut 2014/06/09(Mon) 01時頃
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[視界の端、チアキが少し笑った様子に サミュエルは視線をチアキの耳にまで戻しながら 続く理由らしきに耳を傾ける。
……耳にまで視線を戻したから 出されたペットボトルの位置は チアキの顔の脇あたり。 こくりと、頷きそれを手にとった。]
…………別に、気にしてない。し。 それで……黙っていなくなるなら ”悪戯”の、方がいい。
[そういいながら、礼を口にしつつ ペットボトルを受け取れば、 そのキャップに視線を注ぎつつ、 そのキャップを手で回す。
そんな様子をマユミが見ていたとは サミュエルは気がついていなくて。]
(407) うに 2014/06/09(Mon) 01時半頃
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〜♪
[鼻歌を歌いながら、マユミは帰っていった。 チアキがお姉さんのなってくれたらいいな。 なんて思いつつ、いつもの帰り道。
――ふと、憶えのある姿が目に入った。 街角でやっていた、テレビCMだ。 連理の――広告だった。]
(408) Elliy 2014/06/09(Mon) 01時半頃
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マユミは、の→に
Elliy 2014/06/09(Mon) 01時半頃
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[空になった手は残ったペットボトルの蓋に伸びた。 開けて直接口を付ける。 連理の恰好ではあまりしない行為だけど 他に見るものも居ないなら良いかと思った。 ――他に目があることに気付かぬまま サミュエルの言葉を聞いて「ふぅん」と相槌をうち]
気にしてないならいいけど。 ――…俺は、悪戯よりお菓子の方がいっかな。
[アヴァロンで居た頃のように軽口をのせて]
分かった。 サミュエルがそう言うなら 黙って居なくなったりしないよ。
[サミュエルの手許から、 その目許へと視線を移ろわせ、小さく頷いた。]
(409) helmut 2014/06/09(Mon) 01時半頃
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[繰り返されるテレビCMを、じっと見つめて。 最初は驚き――。 ――やっぱり、チアキはチアキの方が良いなぁ。 なんて思えて、微笑んだ。"チアキ"の姿を知っていることが、ちょっとだけ誇らしい。
女性ヒーラーの姿は、何かチアキっぽくないように思えて――。でも、これはこれで綺麗だと思えたけれど。 連理として、と。 チアキとして、はきっと違うのだろう。 連理は連理で、素敵だなぁと思う。]
(410) Elliy 2014/06/09(Mon) 01時半頃
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[ふと、マユミはケータイへと目を落とした。 もしかして、CMに出るくらいならWikiとかに何か載ってるのかなぁと。
――ううん。 やっぱり、見るのはやめておこう。 チアキは、チアキだ。 と思い――その場を後にした。
サミュ兄にそれを教えたら、驚くかなぁ。 それとも、本人から聴いて知っているだろうか――。 なんて考えながら。 あとで聴いてみようか、それとも黙っておこうか。
――とってもご機嫌な帰り道だった。]
(411) Elliy 2014/06/09(Mon) 01時半頃
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……リアル、でも甘いもの 本当、好きなんだ……覚えておく。
[懐かしい軽口の調子に、自然目元が細くなる。 ペットボトルを綺麗な着物姿であおるのも、 そのあおる仕草は風で髪を抑える姿より チアキらしくサミュエルは思いつ こくりとチアキに頷いた。]
……約束。
[ゆっくりと視線をチアキの目に戻せば ちょうど頷くチアキと目があって 少し笑ってから、 ペットボトルの中身を口にした。]
(412) うに 2014/06/09(Mon) 02時頃
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[――"家"に着けば。 それまでのご機嫌な様子も消えて、緊張した様子へと変わる。
そう、家に戻ることになったのだ。 友達の家に泊まり続けるのも、流石に悪かったから。
それに、サミュ兄のことを両親にきちんと話すこともまだだった。 アヴァロンのことを話してもおらず、マユミのやりたいことを話してもいなくて。
沢山、話すことがあったから。 ――何時かは、ここへ来なければならなかったのだ。
その前にサミュ兄のお見舞いへ行こうとしていたけれど。 ――むしろ、2人の姿を見れば元気が出てきた。]
――頑張ろう。 力を貸してね、シロガネ!
[そう、ちゃんと話をする決心をして――。 家の扉を、開いた。**]
(413) Elliy 2014/06/09(Mon) 02時頃
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――…リアルでも好きだから 好きなものをお見舞いに持ってきたんだ。 ま、ほかのケーキも好きだから大分迷ったんだけどね。
[覚えておく、の言葉に「うん」と返して。 視線重ねたサミュエルの笑みが見えれば 安堵したようにくちびるを綻ばせた。]
わかった、約束。
病室、抜け出して大丈夫? 他のお見舞いの人が来たりしない?
[思い出したように問い掛ける。]
(414) helmut 2014/06/09(Mon) 02時頃
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|
シュークリーム、美味しかった
[そう言ってきっと他のケーキも 美味しいのだろうと思えば共感的発言一つ。 チアキの発言に 傍ら、壁にかかる時計を見上げる
マユミがよく来る時間を時計はさしていて]
……そろそろ、マユミがくる、かも
[と、問いかけにゆるく頷きを返せば それでも、足が動かなくて。 暫くチアキを見た後]
じゃ……また。
[と、言って手を振った。]
(415) うに 2014/06/09(Mon) 02時頃
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ん、口に合ったなら良かった。 そこさ、グリーンカレーもおいしいんだって。
[漏らすのは店の看板メニューの一つ。 きっとバイトするマユミの方が詳しいとも思うけど。 ちらと過った名がサミュエルの口から紡がれる。]
ああ、それは邪魔しちゃったね。 ――…お店の話、バイトの話、彼女から聞いてみて。
[言い遣り、見送ろうと思うも彼は動かない。 向けられる眸に気付けば、笑みを浮かべて]
病室まで送るよ。 ……途中で倒れられても困るしね。 ほら、いこう。
[促して、向かう先は病室の扉前。]
(416) helmut 2014/06/09(Mon) 02時頃
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― カフェ『木漏れ日の光』 ―
[配膳に来たのは店主だった。 其処までは別段気にすることもないのだが]
――…ん、ありがとう。
[頼んだ品名が告げられれば頷いて礼をいう。 それで終いならいつも通りのはずだったけど その日は続く声があり、顔をあげ、店主の女性>>357を見詰める。]
友達に紹介してもらったんですけどね。 ケーキがとてもおいしいから、全部制覇しようと思って。 ……制覇する前に好きなのをまた頼んじゃいそうだけど。
[へらりと珍しく饒舌に、人懐こさをみせた。]
名前? ――…チアキって言います。
[アヴァロンで名乗っていた名をよく似た姿で紡ぎ笑った。*]
(417) helmut 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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[マユミからは、サミュ兄の使うアドレスへと一通のメールが入っていた。]
From:まゆみ To:サミュエル Title:|д・) チアキとは上手く話せた?
ちゃんと、好意は伝えなきゃ分からないよ! 大丈夫だった?頑張ってね、サミュ兄。
あとね。今日、家に帰ることになったんだ。 こっちも頑張るよ(`・ω・´) 明日、その話をするね。
(418) Elliy 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
helmut 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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[グリーンカレーはアヴァロンで最後に食べたもの 偶然の一致、と言うより だからそれが美味しい店と口にしたのか サミュエルはまさか、同じ人間の作 とは想像も及ばず、マユミのバイトの話や 聞いてと言う言葉にもこくりとうなづいた。]
…………体は、健康だって
[ここで、見送ってから病室に戻ろうと 思っていたサミュエルは 過保護な申し出に苦笑しながらも 病室までの短い距離を一緒に歩く。]
……暫くは、ここにいるから
[と、病室につけば ドアノブにてをかけながらも口にして。]
(419) うに 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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――あ、ワンダが言ってたカフェ。
[思い出したようにサミュエルに言う。 頷くのが見えれば目を細めて]
でも入院患者だし?
[健康だと言い遣る彼にさらに言葉を投げて 歩むうちに、目的の場所に辿りついた。]
……ん。 明日も来るよ。 じゃあ、またね。
[軽く手を掲げて、次の約束を口にし踵を返した。*]
(420) helmut 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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─ 病室 ─
ん、ねーちゃんも。
[自分よりも消耗薄い人に、やっぱりあの閉じられた世界ででも死ななくて本当に良かったと思って少し笑う。 渾名を呼ばれてから、手を握られるとぎゅっと握って返した。 目覚めた当初よりは、少し力の込められたそれは、しっかりと生きている証でもある。]
…うん、俺もダメかと思ったけど。 何とか生きてて、良かった。
ごめん、ねーちゃんにはだいぶ心配かけたよね。
[>>388トルニトスへの懇願まで聞き取られているとは思ってなかったものの、自分の消滅に関しては肝が冷えただろうと思って。頭を撫でようとしたけれど、そこまで手は届かず、代わりにもう少し握った手に力を込めた。]
目が覚めた初日は全然ダメだったから、 これでも少しは動くようにはなってんだけどなぁ。
[>>388くすくす笑われると、少し眉を潜めたものの、うるんだ瞳に気づくと今度は眉が下がった。 そのまま、大人しくなでられる。手の感覚が心地よくて、少し眠りそうになった。]
(421) t_nuke 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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え、そっか。
その、ごめん。ありがとう。
[>>389探す夢を見たと言われると、それが夢だと知りつつもつい礼が口から零れた。]
そだな、だったら俺、 ねーちゃんの顔見て戻ってきたのかもしれないな。
[きっと必死で探してくれてたんじゃなかろうかと、そう思うとそんな風に思うのだった。 猫であった時の事は、やっぱり覚えていないのだが。]
ん?ねこ? へー、リアルでもないのに猫かぁ。
[変な猫なんだな、とは。カリュクスの顔を見てると言えなかったが。]
(422) t_nuke 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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[>>394笑みながら言われた言葉には、少しほっとしたように微笑んだ。]
そか、じゃあ、帰ろう。 母さんとか、うるさいとは思うけど…
[1か月こん睡状態になるようなゲーム、やらせたくないのは当たり前だとは思う。 カリュクスにもおそらく同じように心配の声をかけるのだろうと思ったけれど、そこは二人でなんとか説得出来ればいいなと思って告げた。]
(423) t_nuke 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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[>>396シロガネの事を言われると表情は曇る。]
うん、俺も。 シロガネと、それからリンダにも… ああ、他にも謝んなきゃいけない奴は沢山いるしそれに…
トニーと、グレッグも、 無事だとは思うけど、俺と同じ陣営だったから心配だし…
[生きてるとは思う。が、二人ともアヴァロンに戻ってくるんだろうかとか。 そういう思いもあってから、早く戻りたいと、言った後で、何となく泣きそうな人の顔に慌てて話題を変える。]
(424) t_nuke 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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…だな、俺も早く菓子作らないとなまりそうだ。 新しい菓子も作ってみたいし。
[元の生活にもどりたいという人にそう言って、退院した時の話には花が咲いた。]
あ、そうだ。 退院したらさ、トルにーがやってるカフェに行こう。
まだトルにーの店の場所とか、連絡先とかは聞いてないけど、 来いって言ってたから、聞けば教えてくれると思うし。 色々参考にしてけっていわれたから、楽しみなんだ。
[ねーちゃんも行こうと誘う。 彼女の返事はどうだったか解らないが、 一通り、色んな事を話した後で、今朝は少しだけ満足したように二度寝した*]
(425) t_nuke 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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ーー……ああ、二人がきゃっきゃつしていた。
[性別誤認の理由のうち一つを思い出しながら 頷きをもう一つ返す。
入院を伸ばしている理由を口にしていない以上 それ以上追加された言葉を一蹴する論もなく]
ーーー今日は……ありがとう
また明日。
[アヴァロンでは特には 次回を約束することもなかったが リアルは広いから偶然会うのは難しくて。 カフェと言うまた別のつながりが マユミ経由でありそうでも、基本 ほとんど会える手段を持たないサミュエルは ただ、その言葉を信じて、 背中を見送るしかなかった*]
(426) うに 2014/06/09(Mon) 02時半頃
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ー 病室 ー [病室はすっかり空気は入れ替わり サミュエルは立ち上げっぱなしのパソコンに 新着メールが来ているのに気づく。
送信者に目を細めたが どうやら入れ違いになったかどうか そんなことがわかるタイトルで 悪いことをしたと頭をかきながら ペットボトルのキャップをあけつつ メールを開いた。]
ーーーーーっ!!
[噎せた。] [何をマユミは言っているのだろうか? サミュエルは目を白黒させながら ディスプレイにかかった紅茶を 畳まれたタオルを手に取り拭った。]
(427) うに 2014/06/09(Mon) 03時頃
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きゃっきゃなんてしてないから。
[すかさず返してくちびるを尖らせる。 サミュエルからの礼にはゆると首を振った。 見送る視線を感じても、チアキは振り返らず帰路につく。*]
(428) helmut 2014/06/09(Mon) 03時頃
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From:サミュエル To:まゆみ Title:Re:|д・) チアキとは上手く話せた?
見舞いきてくれてたんだね。 席を外しててすまない。 美味しいシュークリームが まだ、一つあるから食べにおいで。
そう、それは決心したね。 父さんと母さんと、 うまく話せるよう祈ってるよ。
サミュエル
追伸:一体どうして、そんな判断になったんだい? >ちゃんと、好意は伝えなきゃ分からないよ!
(429) うに 2014/06/09(Mon) 03時頃
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― 翌日の病室 ―
[白シャツに赤のネクタイを締めて 黒のベストに同じ色のスラックスを履く。 アヴァロンでの装いに似た、けれど控えめな恰好で サミュエルの病室を訪れる。 ノックの回数は二回、返事を待ち扉を開けるのは昨日と同じ。 素顔のままあれば昨日よりも幼く見える貌。]
約束通り来たよ。 ――…これで満足?
[それがサミュエルに 連理ではなくチアキの姿をみせたはじめての日。]
(430) helmut 2014/06/09(Mon) 03時頃
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ー 病室 ー [メールを送信してサミュエルは ベットテーブルに突っ伏した。 本当、どうしてそう言う判断になったのか。 顔の熱と、早くなった心臓と。
性別を誤認していることをメールに書かなかった。 書けなかった、無邪気に自分とチアキの仲を 口にするマユミに対して。 そう思いながらもまた別の感情もあって サミュエルはそれは海のそこに沈めて。]
ーー考えてもなかった
[ポツリとつぶやきながら 風が頬を冷やすのをひたすら待っていた。]
(431) うに 2014/06/09(Mon) 03時頃
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From:まゆみ To:サミュエル Title:Re:Re:|д・) チアキとは上手く話せた?
シュークリーム…!? ( ̄¬ ̄*)
お母さんは、大丈夫そう。サミュ兄のこと話したら、とっても嬉しそうだったよ。お見舞いにいけなくてごめんなさい、って伝えておいて欲しいって。
問題は、お父さん・・・! あとで帰ってきてからが、戦いの始まりだよ! 私、この戦いが終わったらシュークリームを食べにサミュ兄のところへ行くんだ・・・! なんてね。 明日まで持つかな?駄目そうなら食べていいよ。
追伸:私から見るとサミュ兄はチアキのこと、好きなんだろうなって思ったから。違った?
(432) Elliy 2014/06/09(Mon) 03時頃
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ー 翌日の病室 ー [昨日と同じ音が響き同じように返事を返す。 ただ、違ったのは今までの着物姿、ではなく 既視感さえ感じる、リアルでは始めてみる格好。
少しアヴァロンより幼いか。 マユミが誤解したのはその幼さゆえか と、少し納得もした。]
ーーいらっしゃい。少し……地味なんだね、アヴァロンより
[桃色の重ねがない姿に目を細めて。]
ーーー満足って………… そんな言い方
[そう言って苦笑しながらも 今日はどうにもチアキと顔をあわせずらく サミュエルは微妙に視線をそらしながら 昨日と同じ椅子を進めた。]
(433) うに 2014/06/09(Mon) 03時頃
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From:サミュエル To:まゆみ Title:Re:Re:Re:|д・) チアキとは上手く話せた?
明日、だったら大丈夫だよ。 是非、戦利品として食べにおいで>シュークリーム
そう…………母さんが。 俺はなんとかやって行くから、気にしないでって、伝えておいて欲しい。
……母さんが、もう少し父さんにいろいろ言ってくれれば、マユミも楽なんだろうけど………… と、いけない、愚痴っぽくなってしまったね。
話し合いが終わったら、ゆっくり休むんだよ。 きっと思っている以上に疲れるから。
サミュエル
追伸:…………そうかな……わからない。考えたこともなかったよ。
(434) うに 2014/06/09(Mon) 03時頃
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― 翌日の病室 ―
[地味と言われて心外と言わんばかりに眉を寄せる。 サミュエルの眸が細まれば小さく息ついて]
リアルではそんな派手な恰好できないよ。 あんまり目立ちたくないし。
[目立つ色を纏わぬ理由を零して笑った。 苦笑と共に綴られた言葉にはゆると首を傾げるのみで 椅子すすめる仕草にはたと瞬く。]
――…今日は、この恰好みせに来ただけだから。 元気そうな顔もみれたことだし、帰るよ。
[あっさりと退く態を示してみせた。]
(435) helmut 2014/06/09(Mon) 03時半頃
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ー 翌日の病室 ー
ごめん、失言だった
[眉を寄せるのを見れば一つ頭を下げて。 舞台に出ているんだったか、と 目立ちたくない理由はサミュエルにも察せた。]
ああ、そうなんだ、わざわざありがとう。 ……だから、健康なんだって、ば
[チアキが笑えば サミュエルも目は合わせないながらも笑い。 マユミとのやりとりで、一方的に気まずいのも 舞台に立つ身なら忙しかろう、と すぐ、辞す様子にうなづき一つ返す。]
(436) うに 2014/06/09(Mon) 03時半頃
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From:まゆみ To:サミュエル Title:Re:Re:Re:Re:|д・) チアキとは上手く話せた?
チアキが、家族になってくれたら嬉しいな。
[とだけ書かれたメールを最後に、その日はマユミからのメールは届かなくなった。 話し合いが始まったのだろう。]
(437) Elliy 2014/06/09(Mon) 03時半頃
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― 翌日の病室 ―
[謝罪の言葉と共に垂れる頭をみればゆると首を振る。]
いいよ。 気にしてないから。
[視線は重ならないまま笑む形が見える。 サミュエルの様子に首を傾げた。]
どういたしまして? ――…健康なら、もう見舞う必要もないかな。
[いい頃合いかもしれないと思う。 深入りする前に手を引くのは現実での在り方。 否、アヴァロンでも基本的には深入りなどしない。 ギルドにはいることもなく、ずっと誰かと共にいることもなく]
妹さんもお見舞いに来てるみたいだし。 話し相手には困らないよね。
(438) helmut 2014/06/09(Mon) 03時半頃
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― 閑話:数日後 ―
[届いたのはワンダがコーディネートした一式>>333。 箱を開けて見えたのは白のブラウス。どうみても女物。 黒のワンピースを両手で持ち上げじぃと見据える。]
――…女装をしろってことか。
[項垂れながらも薄いピンクのカーディガンを取る。 少しだけアヴァロンでの上着が重なったけど 胸元を飾る為らしき赤いリボンと、ベレー帽には眉を寄せた。 ソックスは問題ないが靴も女物なのだろう。 小柄な方ではあるけれど一式そろえるのは苦労したのではと思う。 胸の詰め物を見て、盛大に溜息を吐いた。]
(439) helmut 2014/06/09(Mon) 04時頃
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ワンダの見立てとはいえ、さすがにこれは似合わないだろ。
[仮にも成人男性である。似合うはずがないと信じたいところだった。 添えられた手紙の内容に絶句する。]
……………………デート?
[こてんと首を傾げた。 少し間をおいてふるふると首を振る。]
や、この恰好で外に出ろって!? なんつー無茶言うんだよ。 いやいや、さすがにこれは不審者扱い受けるって。
[サイズぴったりの衣装を前にチアキは項垂れた。*]
(440) helmut 2014/06/09(Mon) 04時頃
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ー 翌日の病室 ー [少ししか会えないことを 残念にも思いながら、 見送ろうと寝台の縁に軽く腰掛けて 「始めて見たのに懐かしくもあるね」といいながら 立ち上がろうとしていた時だった。]
ーーーーーえ?
[唐突な言い出しに目を瞬かせる。 忙しいから?と思い込みかけたが 続く言葉に、どうも違う様子で サミュエルは一方的に気まずいなどと 思ってられず慌てて立ち上がり]
何ーーーを、言っているの。
[そういいながら、その腕を引き止めるようにつかもうと]
(441) うに 2014/06/09(Mon) 04時頃
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― 翌日の病室 ―
[懐かしくもあるとサミュエルが言えば笑みを漏らして]
リアルの姿と似せて作ったからね、あのアバター。 まあ少しだけ、身長とか、声とか弄ったけど。
[顔も少しだけ大人びて作ってあったけど 誤差の範囲となるだろうとそれは言わず。 立ち上がる気配に「見送りはいいよ」と制す言葉を告げるけれど それは効果なく、目線の高さが変わる。 半歩後ろに引けば、伸ばされた彼の手が腕をとらえる。]
何、って、言葉のままだよ。 ――…眠り続けていたのを知って、 心配になって会いにきてみたけれど その心配もなくなったから、ね。
[おしまいにしようとする理由として あたりさわりのない言葉を選んでサミュエルを見詰めた。]
(442) helmut 2014/06/09(Mon) 04時頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
helmut 2014/06/09(Mon) 04時頃
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ー 後日のカフェ ー
[クエストが終わった、翌日。 いつものように、お昼を食べにカフェへとやってくる。
いつもの席に座って、注文をすませて、カフェにいる人たちをうかがうように周囲に視線をむけて。 一週間前にもみかけた青年はあれから何度か顔をみている。 言葉を交わすことはほぼないけれど、視線があえば会釈をするていど。
そんな青年の姿を今日も見かけて、昨日のリンダの言葉を思い出す。
ないないというように首を振り。 そんな都合良くいくわけないと、ため息ひとつ。
カフェでみかけるだけのちょっと気になる人がネットでの知り合いとかご都合主義で読者に呆れられるとおもいなおした。
なので本日も、彼の姿が見ることができれば、それで満足している。**]
(443) sinotaka 2014/06/09(Mon) 08時頃
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─ 自分の病室 ─
[…行きはよいよい帰りは怖い。 そんな歌の一節を思い出しながら、ベッドになんとかよじ登る。 行きは引力に手伝ってもらえるから楽だけど、重力に逆らうにはちょっと腕力が足りない]
──っ、はぁ。
[ベッドに身を横たえると、ほんのちょっと動いただけなのにひどく眠くなった。 ちょっとだけ、と目を閉じながら、]
『──じゃあ、帰ろう』
[そう言ってくれたクシャミんの顔を思い出した]
(444) amane 2014/06/09(Mon) 08時半頃
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(…強いなぁ)
[そう思う。 あの事件で、一番嫌で大変な思いをしたのはクシャミんだ。 理不尽な役職を割り振られて、逃げるに逃げられない強制発動スキルに翻弄されて、優しい子なのに人を騙さざるを得なくなって、傷を負った。 たくさんの嫌な思い出を抱えて、それでも戻ろうと言ってくれた。
私は純粋にクシャミんとまた跳ね回れることが嬉しかったけれど、クシャミんはたくさん抱えるものがあるだろう。
思えばずっと、彼には気遣われていた。 最後にスキルを発動させたのも、私が処刑されそうになったことがトリガーだ]
──クシャミんには、恩返ししなくちゃなぁ。
[本当に、事故からこちら、クシャミんには世話を焼かせてばかりいる]
(445) amane 2014/06/09(Mon) 08時半頃
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[眠りの淵に落ちる間際、トルニトスの中のヒトがやっているカフェに誘われた>>425のを思い出して。
──あのマッスルの中のヒトがやってるカフェ? 壁一面にボディビルダーのポスターとか貼ってあったらどうしよう!
なんて大げさに怖がってみせたらクシャミんはどんな顔をしていたっけ。 本当は、滅多に外になんて出られないから、すごく楽しみなんだけど。
トルニトスの中のヒト予想をひとしきりマジメに検討しあったのは面白かった。
普通の生活に戻れる日を夢みながら、いつしか眠りに落ちていた*]
(446) amane 2014/06/09(Mon) 08時半頃
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ー 翌日の病室 ー [着物姿が違和感なく、 アヴァロンのチアキが女性的外見に変化した。 とも思えるリアルのチアキのつかんだ腕は 舞は身体を使うからか想像より華奢な感触はなく]
このまま、もう、来なくなったら また、会うのはーー難しい。
[マユミのバイト先に どれほどチアキが行くかもしらず 彼とつながりあるワンダと そこで遭遇できるかもわからず。 見舞いに現れなければ 会えるのは偶然に頼るしかなく。]
ーーー…………それは、いやだ……
[眉間にシワを刻みつつ そう、声を絞り出してチアキを見下ろし見つめた]
(447) うに 2014/06/09(Mon) 09時頃
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グレッグは、おはよーございまーす
うに 2014/06/09(Mon) 09時半頃
グレッグは、梅雨どこ行ってしまったん_(_ _」∠)_
うに 2014/06/09(Mon) 09時半頃
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― 翌日の病室 ―
[サミュエルに掴まれた腕を見て 彼の双眸へと視線を戻す。]
――腕、……痛いよ。
[それほどヤワではないけれど 掴まれた個所から伝う体温と手の大きさに 途惑うように濃い茶の双眸が揺れた。 会うのは難しい。 確かにそうかもしれないと思うから曖昧な頷きが一つ落ちる。 無事を見届けたら、それで終いで良かったはずなのに 二度、三度とサミュエルに会うため病室に通った。 一度きりに出来なかったのは弱っていた姿をみたせいか。]
いや、……か。 それなら、連絡先でも交換しておく?
[空いている手で携帯を取り出して、柳眉を寄せる彼を見上げる。]
(448) helmut 2014/06/09(Mon) 09時半頃
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ー 翌日の病室 ー
ーー…………ごめん
[それでも、今離せば終いな気がして サミュエルはその手を離すことはできない 力を緩めることもできなかった。]
ーーーそれ、で、会えるの……?
[随分有名な人物らしく。 キーワードで検索をかければ きっと、仕事の様子なども知ることはできるだろう。 けれど、それ故にそんな人物が簡単に会える とは、サミュエルは思わず。 連絡先という話だけで頷いていいか判断に迷う。]
(449) うに 2014/06/09(Mon) 10時頃
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― 翌日の病室 ―
[手の力が緩まねば逃げる事は出来ない。 サミュエルが謝ると困ったように眉を下げた。]
……時間があれば。
[会える、と言えばこの場は収まるだろうと思う。 けれど次に会うかどうかの答えは出ないまま その迷いがチアキの返答に滲んだ。]
俺と、また会いたいの? 友達になりたい、とか?
[未だ、友達とは言えぬ関係で 繋がりが薄いこともわかっている。 見舞いを止めれば後は偶然の頼るくらい。 無事を見届けたのだから、それでよいのだと言い聞かせていたのに]
(450) helmut 2014/06/09(Mon) 10時頃
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ー 翌日の病室 ー
…………なにそれ
[体のいい断りの常套句に聞こえて。 サミュエルはきつく眉を寄せる。 先の惑う様子も、今の様子も ただ、拒絶したいが優しくてできないそれに見え。 聞こえる質問に頷きながらも サミュエルは唇を噛んだ]
[それを、聞くと言うことは。]
(451) うに 2014/06/09(Mon) 10時頃
|
|
ーーチアキにとって、俺は 友人以下の存在、 ってこと、だったんだね……
俺が、必要だって……言ってくれたのは 優しさから出た嘘だったんだ。
[自分をリアルに縫い止めた その言葉がサミュエルには虚しく感じながら
手の力を緩め、一歩後ろに下がる。]
ーーーーチアキは優しいから 社交辞令の可能性 考えなかった、俺が、バカだった…………
(452) うに 2014/06/09(Mon) 10時頃
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[サミュエルの反応に片眉を上げる。 察しがいいなと思えば微かな苦い笑みが滲んだ。]
そういうキミは、俺を友達だと思ってた? アヴァロンでなら、大事な友達だと俺は即答できるけど こっちではさ、ワンダくらいしか友達いなくて、 ……よく、わからないんだよね。
[アヴァロンでの事件の終わりが近いあの時、 言った言葉も想いも偽りなきものだけど]
必要――…、と、思う。 居て欲しい、と、思ったけど よく考えてみたら、サミュエルには他に必要としてくれる人が居るし あれって俺の我儘だよな、と、思って。
[ぽつぽつと心に向き合い言葉を零す。]
(453) helmut 2014/06/09(Mon) 10時半頃
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|
俺、別に優しくないよ。 あれは、嘘じゃない。
[優しくないと思う。 己の為にクシャミやカリュクスに剣を向けた。 ゆると首を振ってサミュエルを見遣る。]
なんで仕事でもないのに わざわざ社交辞令なんて使わなきゃなんないんだよ。 自分の事最下位とかいうあたりはバカだと思うけど
これでも、サミュエルが生きていてくれて嬉しいし こうして、会えて、言葉交わせたことも嬉しい。
[腕を掴む彼の手が緩むのを感じるけれど 動かぬまま、開いた僅かな距離に困ったようにわらう。]
(454) helmut 2014/06/09(Mon) 10時半頃
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他人に手を舐められて 動かないのかよ、俺…………
俺は……こっちが希薄だから…… あっちで、友人だと思ってたら、変わらないよ……
[サミュエルは緩めてもとかれない手に 視線を落としながらポツリと落とす。 友人に手を舐められて、も 払うものでは?とは微か、思ったが。]
ーー…………我儘でもいいよ。 嘘じゃないなら。
必要、って言ってくれて嬉しかった。 行くなって、言ってくれて嬉しかった。
(455) うに 2014/06/09(Mon) 11時頃
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|
…………笑ってくれて、嬉しかったよ……
[それを夢の中陽光に捉えるぐらいには。 ぽつ、と、サミュエルも言葉を落とす。 視界がゆがみそうで、慌てて息を大きく 吸い込みながら
果たして本当に信じていいのか? 感じる視線に視線を上げられないまま。]
……俺が、チアキにいて欲しいって 言ったら……それは、 チアキのわがままじゃなくなる?
[そう言って、少しだけ視線を上げた*]
(456) うに 2014/06/09(Mon) 11時頃
|
|
あれは――…、ああ、うん。 あれも悪かった。 いきなりあんな事されちゃ気持ち悪いよな。
[二度しかあった事のない相手に手を舐められたら 自分でもそう思うだろうから困ったように眉下げる。]
そ、っか。 変わらないかぁ。
[気持ちは変わらずとも現実には別のファクターが加わり 思うままに、なんて事はチアキには出来ないのが常。 変わらないと言い切れるサミュエルが少しだけ眩しくある。]
――…ん。
[我儘を言えるのはアヴァロンでだけ。 素をみせられるワンダには時折それもみせはするが やはり我を通すことはできぬようになっている。 嬉しかった、と綴るサミュエルに、柔い笑みを向けた。]
(457) helmut 2014/06/09(Mon) 11時半頃
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ちゃんと見えてたんだ。
[その時には確認できなかったから そうか、と頷いて、ほっとしたように口許を緩める。 緩むのに触れたままあるサミュエルの手を見詰め]
どうかな。 俺の我儘には変わりない気がするけど。 サミュエルに、いて欲しいと思われるのは ――…嬉しいかもしれない。
[仮定の話と思えば感情もまた仮定で言い切る事は出来ず 少しだけあがる視線に気付くと]
ああ、ようやくこっち見た。
[少しだけ嬉しそうな笑みを浮かべる。*]
(458) helmut 2014/06/09(Mon) 11時半頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
helmut 2014/06/09(Mon) 11時半頃
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― 翌日の病室、前 ―
[マユミは、こっそりと病室の前まで来ていて――。 中から聞こえた話し声に、病室には入らなかった。 サミュ兄にはあとでメールを送ろうと思いつつ。
自動販売機でアップルジュースを買って、待合室にいた子供と遊んでいる。 マユミは、以前より明るくなった。 落ち着いた子で大人しかったが、アヴァロンの一件以来は口調も少し砕けてころころとよく笑うようになった。
――話し合いは、終わらなかった。 沢山、沢山、話すことがあったから。]
(459) Elliy 2014/06/09(Mon) 12時頃
|
|
[両親は、この前シロガネに説教をされたことで驚き、やはり何か悪影響が――。 なんて最初は心配していたけれど。
思っていたより、ずっとマユミは成長していた。 子供が育つのは早いのだ。 気がつけば、大人になっている。特に小学生から中学生になって、高校生――なんて辺りは考え方が育つのも早くてびっくりするものだ。
そんなことも分からずに、ずっと私達を子供扱いしたままで――。 結局、親子揃って誤解や勘違いばかりだったから。
一つ、一つを紐解くように。ちゃんと話し合った。 それには時間が全然足りなくて、まだまだ話すことばかりで――。 いつかは、きっと。 ちゃんと分かり合えるかな。なんて、半端な報告になってしまいそうだったけれど。 それでも、一歩前進だったから。 嬉しそうに、マユミは報告をするつもりで。
そして、出来ればサミュ兄からも嬉しい報告を聴きたいな。なんて思っていた。]
(460) Elliy 2014/06/09(Mon) 12時頃
|
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From:まゆみ To:サミュエル Title:がんばって!(o^-')b
[というタイトルだけのメールを送って、マユミはくすくすと微笑んだ。]
(461) Elliy 2014/06/09(Mon) 12時頃
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ん?なんでもないよ〜。 お姉ちゃんにも、お姉ちゃんが欲しいな〜なんて。
[なんて、ケータイを覗きこんでくる子供に微笑んだ。**]
(462) Elliy 2014/06/09(Mon) 12時頃
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|
[マユミは、チアキの性別を知ったらきっと。 ――驚き、眼を白黒させて。顔を真っ赤にしてから謝って、ついその場を逃げ出すようにしてしまうかもしれない。
恥ずかしさで、その日は枕を抱えてごろごろするだろう。 恋心、はあるかは分からない。 チアキのことが好きなのは、もう性別なんて関係なかったから。
――その気持ちの名前は、なんだろう。**]
(463) Elliy 2014/06/09(Mon) 12時半頃
|
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─ 退院後 ─
[クシャミんが退院できたのは、私が退院してからもう少ししてからのことだった。 やっぱり騙りLW─ちょっと人狼ゲームについて調べたらこういうらしい─は負担が大きいみたいだった。 私より元気で体力のあるクシャミんの退院が遅れた理由は、たぶんそういうことだろう。
一足先に退院する私に、クシャミんのお母さんは当然のように付き添ってくれる。 一ヶ月以上放置していた自宅がどうなっているかとびくびくしていたけれど、どうやらクシャミんのお母さんが世話をしてくれていたらしくて事なきを得た。 でも、ほっとしたのも束の間。 もっとちゃんとしたものを食べなさい、と叱られてしまった。
アヴァロンについても聞かれたけれど、眠っていた間のことは曖昧に言葉を濁して。 ただ、クシャミんにいっぱい助けてもらったような気がする、とだけ答えておいた。
ゲームを続けるの、と聞かれれば。 私が歩けるのはあそこだけだから、と答えた。 言葉につまるおばさんにはちょっと申し訳なかったけれど、本当のことだからどうしようもない。 ただ、気を付けて。と頭を小突かれてしまった。
──それが、退院の日の思い出。]
(464) amane 2014/06/09(Mon) 12時半頃
|
|
─ また後日・カフェ『木漏れ日の光』 ─
クシャミん、ここなの?
[すっかり元気になったクシャミんに連れられて、私は一件のカフェにやって来た。
看板には『木漏れ日の光』と書いてある。
想像していたよりもずっと普通──むしろおしゃれだ──なお店に、本当にトルニトスの中のヒトがやっているカフェなのかと不安になる]
ねえ、ほんとに大丈夫?間違ってない?
[心配できょろきょろしているうちにクシャミんが後ろから押してきて、押し開いたドアについていたベルがからんと鳴る]
──いらっしゃいませ──
[ウエイトレスさんの声が店内から響く*]
(465) amane 2014/06/09(Mon) 13時半頃
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[いつも通りに、お客様を迎える。 最近は、自然に笑顔が出るようになってきた。]
いらっしゃいませ。2名様でお越しですか? こちらへどうぞ。卓の椅子を除けて車椅子のまま利用することもできますが、如何致しますか?
[そう言って、案内をしようとする。 車椅子で来ても、そのまま利用できるようになっていた。それでも車椅子から降りて椅子に座りたい人もいるので、こう聞くようにしているのだ。 店長はバリアフリーにはかなり気を遣ってくれているので、マユミもその配慮は汲めるようにと丁寧にご案内をしていた。]
(466) Elliy 2014/06/09(Mon) 13時半頃
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― 少しだけ先のお話>>379 ―
[ワンダから洋服を贈られて>>333暫く経ってからの事。 互いの近況報告を兼ねて会う約束を取り付けた。 待ち合わせは、事件の後から通うようになったカフェ『木漏れ日の光』。
白い日傘を店先で畳み、チアキは、は、と息を吐いた。 顔を隠すための苦肉の策だが、それも今回の服とあわせてある。 ワンダのコーディネートした黒のワンピース姿で チアキはカフェの扉を開いた。
胸の詰め物のせいで窮屈さを感じるけれど 和装の帯もまた似たようなものでその窮屈さにも慣れている。 アヴァロンのCMで纏ったヒーラーコスチュームよりも さらに女性的なフォルムとなったのはワンダのチョイスによるもの。 それに合わせてヘアメイクとネイルはスタイリストに頼んだのだが。
いつもと同じく先に来ている友を見つければ それらしい女性的な笑みをつくって、手を小さく掲げ、振る。]
(467) helmut 2014/06/09(Mon) 14時頃
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[深く頷くワンダに少しだけ困ったような顔をして]
此処まで凝ったのがくると思わなかった。 ――…で、出来は如何?
[ことりと首を傾げて友の反応を窺えば、 共に抱き締められて少し慌てた。]
……ワンダ?
[呼び掛けて]
これからも、――…
[良き友でありたい、と耳朶に囁き、 チアキも大事な友へと抱擁を返して微笑む。*]
(468) helmut 2014/06/09(Mon) 14時頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
helmut 2014/06/09(Mon) 14時頃
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…………だか、ら、気持ち悪くは……ない。 嫌でも、なかった………… そうだったら、振り払ってる。
[眉を下げる様子に、 小さく首を振って否定する。 むしろどう感じたのか、それを口に出すのは はばかられてしまって。] [社交辞令だと指摘して はい、そうですと認める人間はいない。 昨日何も言わずに 帰ろうとしていた様子も思い出せば チアキの言葉( >>454)もどこか虚しく。
けれど、ただ見ただけで どこか嬉しそうに笑われると弱い。 サミュエルはチアキが詐欺師なら 運営会社の見舞金を根こそぎ取られそうだと 何処かで思いながらも。]
(469) うに 2014/06/09(Mon) 15時頃
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[肉親にも見限られたと言うのは 実際は半分当たっており 半分外れている。 けれど自己を苛む感情がなくなったわけではなく 今だ、他のメンバーがどうなったか聞くのも憚られて。 ーー自分でさえ目覚めたのだ 他のメンバーが目覚めないはずないと 自分に言い聞かせていた。]
(470) うに 2014/06/09(Mon) 15時頃
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ーーじゃあ、俺の、我儘、として、きいて。
[伏せそうになる瞳を じっと少し笑うチアキの茶色に固定しながら。 自分が我儘を?と、 内心責める声を聞こえない振りして 嬉しい、と言っていた言葉に、縋るように サミュエルは声を絞り出す。]
(471) うに 2014/06/09(Mon) 15時頃
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ーーー俺は、チアキにいて欲しい。 そばに、こうやて話せる位置に。 こうやって……さわれる位置に
[そういいながら震えそうな手で つかんだ時よりは弱く、 先ほどよりは強くチアキを掴み直して]
ーーーそうして、チアキが笑ってくれたら それだけでいい…………
[最後の方の声は、だいぶ小さい そのまま、暫く口を閉じたまま じっとチアキを見つめていた、が。]
(472) うに 2014/06/09(Mon) 15時頃
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[ふと、今日、少し 気まずかった理由を思い出す。 まさかそのメールの送り主が 病室の前でやり取りを 聞いているとは知らなかった、が。]
これが、好意…………なのかな……? 俺からチアキに対しての。
[と、呟いたあと 自分の言った意味を3秒後に気づいて 「今のなし!!忘れて!!」と取り消したが。]
(473) うに 2014/06/09(Mon) 15時頃
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グレッグは、寝台のノートPCがメールを受信した音を聞いた*
うに 2014/06/09(Mon) 15時頃
グレッグは、さすがにちょっと巻き入った!お仕事夜に!
うに 2014/06/09(Mon) 15時半頃
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― 翌日の病室 ―
[これまでのアヴァロンでのグレッグとの遣り取りは記憶に濃い。 ”男アバターに撫でられる趣味は>>1:46”なんて言ったのも覚えているからこそ 女好きだと記憶しているし男に触られたくないものと思っている。]
うん、振り払われるもんだと思った。 チョップもなしとか意外過ぎた。
[嫌でもない、と、サミュエルの言葉に頷くけれど 何やら腑に落ちない点は残りチアキは不思議そうな面持ち。 詐欺師なら、などと不本意な仮定も 舞台に立つものとしてなら演技力の評価にも繋がるかもしれないけれど サミュエルの前で隠すことはあっても演じる心算はなく。]
――…サミュエルの我儘?
[前置きに小さく首を傾いで視線重ねたまま声を聴く。 絞り出すようなその声音はどこか無理をさせているようにも思え 思い悩むような表情が一瞬過った。]
(474) helmut 2014/06/09(Mon) 16時半頃
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[そうして綴られたのはチアキにとってはささやかに思える願い。 けれどチアキ自身がサミュエルに向ける想いとも重なるところはあり]
――…アヴァロンに居た頃みたいに?
俺はもうあっちには戻れないと思うけど こっちでは、あっちでみたいに助け合えるようなスキルもないけど
[サミュエルの言葉を聞けばそんな前置き必要ないと分かるのに 戻れぬ思い出と今との違いを自ら確かめるようにして]
それでも良いのなら――…、
(475) helmut 2014/06/09(Mon) 16時半頃
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[腕を握りなおしたサミュエルの手にもう片方の手を寄せる。]
もう逃げないから、さ。
[終いを切り出した事を逃げと認め囁きにも似た淡さの声を向ける。]
こうして話せる位置に 触れ合えるほどに近く――、 けれど、さ、笑うのは一人じゃイヤだよ。 サミュエルも笑ってくれないと寂しいじゃないか。
[小さくなりゆくサミュエルの声とは反対に はっきりとした声で言い切って、 金糸に隠れるその双眸にも映るよう口の端をあげ笑みを形作る。]
(476) helmut 2014/06/09(Mon) 16時半頃
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[話を出来て触れ合える距離の関係。 まず浮かんだのは友であるワンダ。 アヴァロンでの遊び仲間とも重なるだろうか。 そんなことを考えていればサミュエルの呟き>>473が聞こえた。]
――… うん?
[問うような響きでサミュエルを見詰める。 三秒後に取り消しの言葉があると笑み声を漏らして]
俺も、サミュエルが好きだよ?
[悪戯な色を湛えた眸を向けてそんな言葉を向ける。*]
(477) helmut 2014/06/09(Mon) 16時半頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
helmut 2014/06/09(Mon) 16時半頃
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>>466 ──ありがとう。 素敵な椅子だから座ってみたい気もするけど、高さがあえばこのままで。
[店に入ると、黒髪を後頭部でちょこんと結んだウエイトレスさんが笑顔で出迎えてくれた。 …高校生くらいだろうか? かわいい子だなあ、なんて思いながら席に案内してもらう。
机の間が広く取られた店内は、車いすを通しやすくてありがたい]
(478) amane 2014/06/09(Mon) 18時頃
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[クシャミんと向い合わせの席について、私はさっそくメニューに手を伸ばした。 表紙を開くと、色とりどりのケーキの写真と、たくさんのお茶、軽食などが書き連ねてある]
わぁ、クシャミんすごいね。 クリームパイ、食べたいなぁ。けどこっちのミルフィーユもおいしそう。 お茶もいっぱい揃ってるし…迷うなぁ。
クシャミんはどうするの? 私、違うの頼むから一口交換してくれない?
[あんまり大きい声を出すと他のお客さんに迷惑だから声を絞っていたけれど、こういうお店にくるのは本当に久しぶりで。 だから私は、さっきまでの心配(もちろん、内装がマッスルマッスルしていたらどうしようというやつだ)も忘れてはしゃいでいた。
結局悩みに悩んだ末、レモンパイとラズベリーティーを注文して渋々メニューを手放した]
(479) amane 2014/06/09(Mon) 18時頃
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― 病院 ―
[目が覚めるまで1か月、目が覚めてからも更にいくらか。 結局退院するまでにかかった時間は少なくなかった。
鍛えている訳ではないので、動かしただけ成果が返ってくるわではない。 リハビリの大変さを身をもって感じつつ、だが急く胸中に合わせるかのように体力はぐんぐん回復していった。
若いから回復も早い、とは医者や看護師の話だったが。
>>464先に退院したカリュクスから、アヴァロンについての事は聞かされていたのだろう。母親は非常に難色を示したものの、止めることはなかった。]
ごめん、でも俺、謝んなきゃいけない人もいるし、 礼も言わなきゃいけないから。
[沢山迷惑かけたから、あそこでしか繋がりのない人たちへと。 説得すれば母親が折れるのは解っていたので、それほど労はなかったが、あの子といいアンタといいと、諦めたようなため息つかれた時は眉を下げた。]
(480) t_nuke 2014/06/09(Mon) 19時頃
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[先に退院したカリュクスの世話やらは、母親が一手に引き受けてくれたらしい事を聞いたのは、彼女が先に退院した後だった。 息子しか産んでない母親は、カリュクスの事は、特に事故後は、実の娘のように可愛がっているようで。
家が近く身寄りもほぼ無くなったカリュクスを引き取るという話も無くはなかったのだが、全く身寄りがなくなった訳でない以上、血の繋がりがないというのは厄介な壁だった。彼女の周りにちらつく親戚の影が、養子の話には目を光らせる。 そこら辺、まだ高校生だった自分に話が振られる事はなかったが、後々考えれば、大金持った妙齢の子を、あかの他人が引き取るのは、傍から見たら不安が残ったのだろうから解らなくもない。
養子の話はなくなった、とは暫く後に親から聞いた。 もっとも結局車椅子生活のカリュクスを引き取る親戚はいなかったのか、それとも何かの事情か、彼女は結局一人で暮らしているが。
無事退院の話を聞けば、自分も早くとリハビリに熱がこもった。]
(481) t_nuke 2014/06/09(Mon) 19時頃
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― 退院後・カフェ ―
ん、ここ…のはず、なんだけど。
[車椅子を押す手を片方離して、教えてもらった住所の地図情報を開いたスマフォを見ながら言う。 既に位置を調べた時に外見写真は見ていたから、外観が散々話していた予想と違う事に驚きはない。
それよりは口コミの「素敵な店長さん」という言葉に一抹の不安を覚え、予想よりはダンディ系のおっさんなのかと脳内トルニトスを修正したりしたが。]
大丈夫大丈夫。 いくぞー。
[自作の菓子折りを持ってもらったまま、そう呑気に―――だが自分もオフ会という物は初めてなので、やや緊張しながら扉をくぐった。]
(482) t_nuke 2014/06/09(Mon) 19時頃
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― カフェ ―
あうん、えーと椅子は…
[>>466と、入ってからわりと可愛い目のバイトの子に出迎えられ、尋ねられた事への返答は、カリュクスを見て彼女に任せた。 車椅子から椅子へ運ぶくらいの事は出来なくないが、「あまり甘やかさないように」との不文律の元、基本は彼女がしようとするままに任せる。
丁度よさそうなテーブルに車椅子を入れると、反対側の席につく。 彼女がメニューを選んでいる間、こちらはそれとなく店内の様子を見ていた。
確かに言う通り、体の不自由な人でも過ごしやすいように作られている。 手すりやらが装飾付きで配置されているので、目立たず内装はきれいなまま。 後で広さやらの確認に、トイレを貸してもらおうかなどと思いながら、ついでにそれとなくトルニトス当人を探してみたが、見つからなかった。
なおトルニトスには事前に到着時間と「20前後の男であること、身長はそれなり」「連れが車椅子の女性であること。年の頃はこっちも20前後」という特徴を伝えてあり、出来れば向こうから話しかけてもらうように頼んではいた。]
(483) t_nuke 2014/06/09(Mon) 19時頃
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おー。選び終わったら貸して。
[>>479ケーキを嬉々として選ぶ様子に、メニューは後回しでいいよと言いながら。]
俺はチーズケーキにする予定だけどそれでいい?
[だがメニューも見ずに、一口交換提案にはそう言っておいた。基本何処の店に入っても、まずチーズケーキから選ぶタイプだった。 メニューを一通りざっくり見た後、宣言通りにチーズケーキと、紅茶はダージリンを頼んで、ポニテの少女へメニューを返した。]
…なんか誰かに似てる気がすんだけど。 誰だったっけかな。
[メニューと注文を受け取ってから奥へとひっこむ少女の背中を見送りながら、首を傾げた。
そうして品物と、リアルの相棒を待つ*]
(484) t_nuke 2014/06/09(Mon) 19時頃
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かしこまりました。 少々お待ちくださいね。
[オーダーをとって、ニコリと笑う。 早速店長へとそれらを伝えながら、]
あ、店長。車椅子の方が来店しました。時間通りです。 私、オーダー代わりますよ?
[そう言って、手を洗いはじめた。 きっと知り合いなのだろう、ゆっくり話をしていても大丈夫なように。]
(485) Elliy 2014/06/09(Mon) 19時半頃
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― 回想・病院 ―
…まぁカレー普通だったし、 ふつーのカフェだと思うけど。
[>>446とはいえマッスルポスター展覧会みたいになっていたら、ほんとどうしようかねとは思ったが、そこは違うと期待する以外どうにもならなかった。]
トルにーの中身?ありゃ絶対おっさんだろ? 女性とかまずありえねーし。 変な所凝り性だから、一人暮らしとかしてそうな、いいトシの――…
[ひとしきり中の人相談をしたあと(だがこちらは女性説だけは断固譲れなかった)だから早いとこ、ログインしないとなと言うと笑った**]
(486) t_nuke 2014/06/09(Mon) 19時半頃
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―カフェ『木漏れ日の光』―
友達…というと、あの子かな。なんにせよ気に入ってくれるのはなにより。
[この体の三割ぐらいは砂糖でできていそうなお客>>417の甘いものを食べているときの幸せな表情に男性客が増えているような気がするのは、おそらく気のせいではない。]
……へぇ、そうなんだ。じゃあこれからも贔屓にしてもらえるってことね。ああ、近々一個新製品でるから、それもお楽しみに。
[このお客の芸名とか、その辺りはしらない。ただとても聞き覚えがある名前であったが、へー。とかほー。とか元気だったのだなーとかいう思いは営業スマイルの内側に隠す、こうして名前を聞くことで常連として認知されていくのであった*]
(487) S.K 2014/06/09(Mon) 20時半頃
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―カフェ『木漏れ日の光』―
[本日来ると告げていた二人が来るまでの間に、事前に仕込みをすませておく。 思えば、アヴァロンの知り合いと、認識しあって合うのは、初めてだ。一方的になんか知っているのはいるが、それはそれ。 ちょうど来客>>465>>482として現れたときは未だ厨房にいたため迎えに合うときに遭遇とはならなかったが、バイトのミニポニテの娘>>485にポニテの女店長吊り目がちの目尻をやや和らげて]
そう、わかった。ならしばらくお願いね。何かあったら遠慮なくよんでね。
[そういうと、オーダーである レモンパイとチーズケーキ。ラズベリーティーとダージリンを用意して、車椅子の20前後の女性と男性のいる席へと向かった]
(488) S.K 2014/06/09(Mon) 20時半頃
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当店へは初めてですか?
[光の加減によっては紫色にも見える艶やかな黒く長い髪を後ろで一つにまとめ、吊り目勝ちの深海のような蒼の瞳に、女店長は悪戯っぽく笑いながら、ケーキと紅茶をテーブルの上においていき。]
初めまして、『木漏れ日の光』の店長でございます。
[営業スマイルとは違う、悪戯っぽい感情を乗せながら二人へと笑顔を向けた]
(489) S.K 2014/06/09(Mon) 20時半頃
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― カフェ ―
[さてどんなおっさんが来るのか――と思いながら待つ事数分。 配膳にやってきた女性店員がくるのは見えたが、店員の一人だろうとさして気に留めなかった。 美人な店員だなぁ、という程度の感想は抱く程度、整った容姿は印象的だったが。]
どうも。
あ、はい、すげーいいお店ですね。 ところで、あの…
[ケーキや紅茶に簡単な礼を言った後、話しかけられるとそう返す。 それから店長は居ないのかと尋ねるより先に]
(490) t_nuke 2014/06/09(Mon) 20時半頃
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[とても、とても衝撃的な何かを、笑みと共に聞いた。]
は
え
まっ
(491) t_nuke 2014/06/09(Mon) 20時半頃
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っ、はああああああああああ!?あんたがトルにー!??!!!!
あのアヴァロンで無実の罪の王者とか言われてる マッチョブーメランパンツの………
[静かなカフェの中に、大絶叫が響き渡る。 ついでに大声で自分の知ってるトルニトス、を勢いでどれだけ語り終える事が出来るかは、目の前の店主次第である*]
(492) t_nuke 2014/06/09(Mon) 20時半頃
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― カフェ>>492 ―
[毎日毎日きているから、当然のようにこの日もいたりした。 車椅子の客はちらりと見ただけで手元の本に視線を落としていたが、響いた叫びに驚いて顔をあげる]
……え。
[なんか聞き覚えのある呼びかけとかに首をかしげ、叫んでいる人と叫ばれている人を交互に見やり。 もしやまさか知らぬ間に仲良くなっていた店長が、とかひそかに混乱している*]
(493) sinotaka 2014/06/09(Mon) 20時半頃
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─ カフェ ─
[クシャミんとのんびり話をしながら待っていると、殺気とは別のウエイトレスさんがオーダーを運んできてくれる。 こちらは勝ち気な顔をした、妙齢の美人さんだ]
あ、はい。車いすでも来やすいって…
[こんな美人さんを雇えるなんてすごい店長だなーと思っていたら、なんだか幻聴のようなもの>>489が聞こえた]
(494) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃
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……?
[脳みそが理解を拒んでいるのか、かなり長いこと思考停止する]
(495) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃
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……
[クシャミんの方を見るけれど、私と同じかそれ以上にびっくりしているようで。 目を白黒させて変な声を上げているのが見えた]
………………
……店……………長………??
(496) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃
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………………ええーーーーーーーっ!!!
[叫び声を上げたのはクシャミん>>492とほぼ同時。 仲良く叫び声を上げる変な二人組は、静かな店内ではさぞ目立ったことだろう]
(497) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃
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[とてもとても衝撃だったらしい二人>>491>>496のお客 確かに絶対男、しかもおっさんと認識されていたのだ。私の演じる能力も悪くはなかったのだろうと、自画自賛して]
そうだな、蛮族のように振る舞っている猫耳フードの相棒だ。が…
[自分の知っている限りをあまりにも大っぴらにしゃべるクシャミに少しの同意をしたが]
(498) S.K 2014/06/09(Mon) 21時頃
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喧しい。他のお客様に迷惑だろうが。
[ケーキや紅茶を運んだ銀製のお盆がひらめき、ガンっと二度音が鳴る。ちなみにクシャミにはお盆の角で殴り、カリュクスにはお盆の平な場所で叩きました]
だいたい二人だってここでは猫耳も兎もつけていないだろう?これぐらいでいちいち驚くな。
[驚愕のレベルが違うのはわかっているが、涼しげな表情で言った]
(499) S.K 2014/06/09(Mon) 21時頃
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どどどどうしよクシャミん、私こんな時どういう顔をしたらいいのか判らないよ!
[どこかで聞いたことのある台詞を口にしながら。 慌てた私は何事かまくし立てているクシャミん>>492と、いたずらっぽい笑みを浮かべている≪店長≫>>489を交互に見比べる。
あまりにもイメージとかけ離れた姿に、コレは冗談か何かで真の店長はどこか屋根裏部屋とかに隠れてこちらを伺ってるんじゃ、なんてそんなことまで考える。]
(500) amane 2014/06/09(Mon) 21時頃
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― カフェ『木漏れ日の光』 ―
[ワンダとの抱擁>>379が終わる。 どちらともなく自然に解かれる腕。 席について連れに挨拶をしてから いつもと同じケーキメニューと睨めっこが暫し。]
――…んー、今日はイチジクのコンポート。 あと、モンブランとレアチーズケーキ。 飲み物はー、アッサムのミルクティー。
[オーダーを聞きに来たマユミ>>485に伝えて]
あ、マユミ、その髪型も似合ってるね。
[ワンダのコーディネートという事をうっかり忘れて いつものようにチアキとして声を掛け笑みを向ける。]
(501) helmut 2014/06/09(Mon) 21時頃
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[そうして響いたのはそれとは知らぬクシャミの声>>492。 声した方を向けばトルにーと呼ばれる店主の姿があり ワンダと、同席する者たちと顔を見合わせてチアキは絶句する。]
……………………。
[重ならない。 あの筋肉美を誇る壁であり通報される常連であり――。 柳眉を寄せて怪訝そうな顔をしていたが]
……女性に、護られてた、だと!?
[チアキにとって重要なのは其処だったとか。*]
(502) helmut 2014/06/09(Mon) 21時頃
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まったく…そこまで驚くとは、私だって傷つくぞ。
[憂いを浮かべた表情を、わざと作るというあざとさなど出しながら]
ねぇ、そうは思わない?
[交互にみて、混乱をしている常連の一人>>493を店長見逃さずに、かまをかけたのであった]
(503) S.K 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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[>>498自画自賛にいや180度変わりすぎだろう!と更なる突っ込みもするが、更なる肯定が返って来て混乱はなはだしい。 >>500カリュクスの悲鳴じみた台詞に、俺のが驚いてるってば!と叫んでいたら。]
―――っ いって!!
[角で殴られて目から星が出た。]
(504) t_nuke 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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そのお客に盆の角で殴りつけるなよ!
[>>499カリュクスまで殴るのが見えたので言うも、一応加減はしてくれていたようでほっとする。]
つけるか! ってちげーよ絶対そんなレベルでのちがいじゃねーって!
女、女だよなやっぱり、男じゃないよな…
[何かの間違いじゃなかろうかと、出てるところが引っ込むよう、引っ込んでるところが出てくるかと上から下までじっくり凝視したが、隆起が反転する事はなかった。]
(505) t_nuke 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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……きゃ!
[が、どうやらそんなこと>>500はなかったらしい。
あんまりにもやかましかったものだから、銀のお盆の一撃を食らってしまって、私はちょっと涙目になる]
…あ、すいません…。 確かに、私もこっちでは動けもしませんけれ、ど。
[頭を押さえながら、≪店長≫の顔をじーっと見上げる。 …どれだけ見てもあのマッスル全開のトルニトスと、目の前の美人さんのイメージが結びつかない。]
(506) amane 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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ー 翌日の病室 ー
ああ……そっか
[グレッグならそうしていたのかと、 チアキの言葉でグレッグの性質を改めて思い出し 確かに自分の理想で、演じもしていたのに 現実になると難しいと、改めて思う 不思議そうな面持ちには言及しないまま]
(507) うに 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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ーーー……うん
[アヴァロンにいた頃のように。スキルがなくとも。] [チアキが予想したとおりサミュエルは頷いて 重なる手に目を細めながらもう片方も重ねる。 暖かなリアルの温度。 ーーサミュエルも笑わないとイヤだと言われれば サミュエルはほころぶように笑って はっきりと笑い、言葉を口にするチアキを見つめた]
えっとーーーいや、その……
[見える笑みは好意の種類違いに気づいてそうで 種類は違っても、それ自体は嬉しいのだが…… 誤解したくなる自分を制しながら サミュエルはこんな時こそチョップだと 片手を離したが……はたと、今のチアキの顔は 商売道具ではと気がつけば こちらの熱くなる頬を見られないように その両目を手で覆い隠そうとした。]
(508) うに 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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― カフェ>>503 ―
[え、え、え、とばかりに混乱していて。 きょときょとと店長やら叫んだ人たちやら周囲の人たちやらへと視線がうろうろする。
そんなときに店長から声をかけられてびくっと、体がはねた]
え、ええ〜〜〜、いや、だって、店長、そんなまさか。 驚くなって言うほうが無理だと思う……! ていうか、このタイミングで、声をかけるとか、 気、気づいてたんだったらおしえてくれても……
[何回か一緒に遊んだときに、しれっと遊ぶ日付とか聞き出されていたから相手は気づいていたはず。 それなのにこんなタイミングで声をかけてくるとか、ちょっとまてとものすごく混乱している。
うう、と恨みがましげに店長をみた]
(509) sinotaka 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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ーーーきっと、ちょっと違う、好意、だから。
[せっかく傍にいてくれるとなったのに ドン引きさせそうな気がして もう一度、忘れて、とつぶやいた。]
(510) うに 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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喧しい。ここは雰囲気も楽しむ店だ。それを邪魔するならば店長として見過ごすことはしない。
[お客様は神様です。という心構えはあれど、お客様は王様だ。という態度を一切許す気がない店長。バイトの娘に手を出そうとしたナンパなものを生ごみとして捨てたのはそんなに昔の話ではない。それでも一応相手をみて加減をするぐらいは心得てはいたのが、角と平らな部分の差である]
つけてみたらそれはそれでいいのではないか。私は薦めないがな。
[とてもおざなりのおすすめなんていいつつ]
学生時代は男と間違われることもあったが、この形になってまで間違われるのは心外だな。
[クシャミ>>505凝視されながらも、アバターでは胸筋として在った個所にある柔らかいふくらみを片手でむにゅんとしてみせる]
(511) S.K 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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素直でよろしい…そうみたいだね、一応店内は足の悪い人お年寄りたちもよくくるから気遣ったつくりにはしてるけどどうかな?
[一度車椅子の足のほうに視線をむけたがいちいち同情もせずすぐに涙を含んだ目>>506を向けて話しかけた]
(512) S.K 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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あら、あなたもそんなこというの?悲しいな。
[目尻が下に落ち、憂いと悲しみを含んだ表情をあざとく作って恨みがましくみるお客>>509を見る店長]
仕方ないでしょう。もしかしてとおもっても確信がなかったからな。今の反応でわかっちゃったけどね
[ほぼ確信していたが、わずかな可能性を見ていたともいう]
それに、リアルではほとんど私公表してないものね。
[アヴァロンをやっているということさえ話してない。そういうスタイルであった人だ]
(513) S.K 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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― カフェ>>513 ―
いや、だって、あのどうしてもイコールで結びつかない姿だからしかたないかと。
[憂いのにじむ表情にあわあわしつつもいいわけを重ねて。 こっちはまったくさっぱり気づかなかったのにと、肩を落とした]
確かに。店長一言もいわないから、やってない人だと思ってたし…… うう……てことは、あっちにいるのはクシャミと……?
[カリュクスはさすがに判断がつかなかった。 でもトルニトスのことは知っているようだから、たぶんアヴァロンにいるんだろうなあとちらり視線を向けつつつぶやく。
ほかにもいるとは思っていないので、チアキたちには気づくこともなかった]
(514) sinotaka 2014/06/09(Mon) 21時半頃
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[にわかに騒がしくなったのは、おそらくもおそらく…アヴァロンの姿を知っている、と当たりをつけていて楽しんでいた客のもう一組>>502だ]
ふふ…意外と世間は狭いよ、本当。難しくもなくオフ会ができる程度にはね。
[驚愕しているので、圧力のある笑顔を向けながら口にした 騒いだら、これねっていう銀のお盆をしめしながらである。]
(515) S.K 2014/06/09(Mon) 22時頃
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あ、はい。 いすとか机の位置が広く取ってあって、ありがたいです。 入るときも段差がなかったし。 あちらこちらにさりげなく手すりがあるのも、きっと心強いんじゃないかと。
[頭をさすりながら問いかけ>>506には答えて。 変な同情をされないのがありがたい]
(516) amane 2014/06/09(Mon) 22時頃
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脅かすような事してっからだろー…。
[殴られ注意の後は、音量セーブしつつも未だに納得いかない顔のまま。 なお角はとても痛かったので後で瘤になったのは余談。]
ねーちゃんならともかく、俺がこの歳でンなもんつけられるか! 見た目にも最悪だろーよ。
[おなざりのオススメには怒涛の突っ込みを。 クシャミなら見慣れたそれは、現在の上背のある男には十中八九似合わないだろうと不満そうに言った。]
…あれ誰? アヴァロン系の知りあい?
[>>509と、合間にトルニトスもとい店長が話しかけた相手を見たり。]
(517) t_nuke 2014/06/09(Mon) 22時頃
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ちょ、揉むな揉まんでいいから!
[>>511揉まれた事で余計に盛り上がった胸は、凝視していたせいで良く見えて慌てて逸らした。]
わかったよ、店長さんがトルにーなのは大体わかっ……
……………てか俺
[未だに信じられないが、そこはやはり覆らないらしいと悟ると、諦めたような声でそう言いかけて。ふと思い出す。この美人相手に何を言ったのか。
告白にも似た感謝の言葉、アレに嘘はないし、相棒な気持ちも変わらないが。]
(518) t_nuke 2014/06/09(Mon) 22時頃
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…………。
[思い出すとやたらと恥ずかしくて死ねる。 今度は何も言えなくなって、顔を赤くし汗をかいたまま、視線はテーブルのケーキの方へと落ちていった。]
(519) t_nuke 2014/06/09(Mon) 22時頃
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そりゃ性別が逆だものね。
[それだけでは埋められない溝があることを、自覚しているが、あえて触れず、あわあわとした様子>>514に溜飲を下げて、目尻が元の位置に戻った]
……てへ。
[棒読みで、アヴァロンを黙っていたことを誤魔化した]
そういうこと。知りたかったら当人に聞いてみてね。さすが私も勝手に言いふらしたりしたくもないしね。
[クシャミについては頷いているようなものだが、カリュクスについては、自分で確認するようにとフランシスカなお客へといった]
(520) S.K 2014/06/09(Mon) 22時頃
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― 翌日の病室 ―
[「そうだよ」と間髪入れずの応えとなるのは チアキにとって揺らぎないグレッグのイメージだから。 サミュエルもまた同じ思考なのだろうと思い込んでいた。
想像通りの頷きに、安堵の色を浮かべる。 重ねた手にさらにサミュエルの手が重なれば そわりと落ち着かぬ風に視線が泳いだ。 ほころぶような笑みが視界に映り込み、ふ、と目許を和ませる。]
……うん?
[その、の続きを促すように首を傾けて]
…………?
[彼の片手が離れて何かしようとする気配がするのに 何をするでもなくある手と顔を交互にみれば それは視界を遮って、暗闇が訪れる。]
(521) helmut 2014/06/09(Mon) 22時頃
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[闇の中聞こえるのはサミュエルの グレッグよりも落ち着いた響きの声。]
――…ん。
[ちょっと違う、と称される好意をぼんやりと考える。 そうしているうちに、呟かれる言葉。 微か笑うような吐息が漏れて]
それがどんな好意だとしても キミからのものなら嬉しいと思うよ。
[柔い声でそう囁いて、チアキは形よく微笑んだ。]
(522) helmut 2014/06/09(Mon) 22時頃
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うん、そかそか。取りづらかったらテーブルの位置を下げようとおもったけど、大丈夫かな。もししづらかったらいってね、調整できるから。
[車椅子のサイズに合わせて、机の高低差も調整できるようになっていることも伝えながら]
じゃあケーキとお茶を楽しんでね。
[さする頭>>516をアバターのようにゴツゴツとしていない手で優しく撫でた]
(523) S.K 2014/06/09(Mon) 22時頃
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― カフェ ―
[それだけじゃないだろうと恨みがましげな視線を店長>>520へと向けて]
うう、可愛いけどごまかされないからねっ。
[じとー、じとー、と店長を見た。 この店ではいまさら取り繕っても仕方ない程度には素がでているから拗ねたようにつぶやき。
当人に聞けと曰われてクシャミらしき人>>517へと視線を向ける。 しかしいきなり話しかけるのもあやしいだろうと思い悩み。
リンダを操っている青年がやってくれば、店長がトルニトスだったという衝撃をおすそ分けしておいた]
(524) sinotaka 2014/06/09(Mon) 22時頃
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[店長が目を向ける先>>503に目をやれば、そこには同じく声を掛けられて慌てている女の人>>509がいた。 女の人からクシャミんの名前が出て>>514、あの事件に関わった誰かなのかな、と気づく]
初めまして。 ウサ耳槍戦士≪カリュクス≫です。
[ぺこりと頭を下げる。 誰なのかはよくわからないけれど、店長さんを見てびっくりしていると言うことは、アバターは同性を選んでいる誰かだろうか。 ……女の人のアバターは…フランシスカ、シロガネ、リンダにワンダ]
(525) amane 2014/06/09(Mon) 22時頃
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― カフェ『木漏れ日の光』 ―
――――…っ!?
[既に名前も言った相手>>515で普段の恰好も見せている。 女店主がトルニトスであるのなら こちらの事は大凡見当がつくだろう。]
一番意外なのは――…、うん。 今度は貸切でオフ会を企画するのも楽しそうだ。
[圧力を感じて言葉を途中で切り。 それから、彼女の話にのるように頷く。 元より女装で目立つような真似は避けたいところ。 チアキは大人しく席についたまま、銀のお盆に軽く顔を引き攣らせた。]
(526) helmut 2014/06/09(Mon) 22時頃
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ああ、そうだな。私ならお引き取り願う。
[脅かすとかいっても気にはしなかった。ちょっとしたお茶目心なだけだものな。 アバターのクシャミよりは背が高く、男の子だなーって思える子の怒涛の突っ込み>>517に、開き直ってみせ]
そう、知り合い。でも誰かは自分で確認するように。驚くと思うぞ
[暗に知り合いであることをクシャミに伝え]
そうか。
[揉まなくていいらしい。慌てて逸らした視線>>518を少し楽しげに見て]
だいたいというか実際どうなのだがな。…ん?
どうした?腹でも痛いか?
[急に俯いたことで心配そうに声をかけたが、相棒ゆえか、何か感じ取るものがあったためか。つい思い出すのはあの時のこと―――]
(527) S.K 2014/06/09(Mon) 22時頃
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[―――普段はクールでお世辞などではまるで表情を動かさない女店長が、少し頬を赤らめながら、目をそらし]
食え。
[ぶっきらぼうにクシャミ>>519にいうのであった]
(528) S.K 2014/06/09(Mon) 22時頃
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[ちらちら気にしていたら相手>>525から声をかけられて。 カリュクスと聞いてああ、なるほど、としみじみ頷いた。
リアルでも親しそうな様子は見えていたからクシャミと一緒にいるのに自然な相手だと納得して]
あ、はじめまして……
えと、フランシスカ、やってます……
[アバターとは違いほそっこい体を二人のほうへとむけてぺこりと会釈をしておいた。 さすがに席をうつってまでとか邪魔する気にはならず。
あわてていたせいできれいな女性がいる席>>526がまさかのチアキだとかは思わない]
(529) sinotaka 2014/06/09(Mon) 22時頃
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[可愛かったのか。と内心驚愕する店長]
ほら、追加注文受けるから機嫌治して。
[追加注文を受けるだけで、奢るというわないのがこの店長、おそるおそる伺うという様子>>524であったが、カリュクスから話しかけるのをみれば、大丈夫かな。とリンダらしき子がきても見守るのである]
(530) S.K 2014/06/09(Mon) 22時頃
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ー 翌日の病室 ー [手を重ねた時の落ち着かぬ様子に サミュエルはゆるく首を傾げもしたが 落ち着きがなくなるのは、今度はサミュエルの番。]
ーーーーーーーーー
[果たして今はどのような目をしているのか?] [綺麗に微笑みの形を取る口元と アヴァロンよりも中性的と思える声に サミュエルはしばし黙り込んで。 いうべきか、言わざるべきか。
ーーー結局サミュエルはチアキの笑みに弱いのだ。]
(531) うに 2014/06/09(Mon) 22時頃
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多分ーーーーー友愛、じゃなくて、恋愛の。
[昨日、マユミからのメールに 突っ伏しながら考えた答え。 気がつけば諸々にすんなりと納得しつつも チアキが訪ねて来た時 ……アヴァロンの時と似た服でも 感覚が変わらなくて気まずかった理由。]
(532) うに 2014/06/09(Mon) 22時頃
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[騒がなくてよろしい。と引き攣った笑みをくれるどこをどうみても女性にしか見えない、チアキ>>526に向ける笑顔から圧力が抜ける。 オフ会として使う。ちょうどいい場所か。移動しなくていいから私が楽だ。と無精なこと考えていた。]
(533) S.K 2014/06/09(Mon) 22時頃
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店長、相変わらずがめつい……
[なにかといえば追加注文だったり、しれっとおしつけられるクッキーだったり。 うう、とうなりつつも、アイスカフェラテを追加しておいた。 店長>>530の様子にはあきらめたとため息をつき。
なぜか悶絶しているクシャミらしき人とかを眺め。
いつのまにやらオフ会っぽくなっているが、リンダが名乗るそぶりがなければこちらから紹介したりすることはせず。 席もかわることなく、残りのお茶を飲み干した]
(534) sinotaka 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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[阿鼻叫喚とはこれを指すんだとサミュエルは思った]
ー カフェ:木漏れ日の光 ー [何がどうしてそうなったのか。 リアルワンダと、女装チアキとマユミのバイト先でもある このカフェに始めて訪れた時だった。
如何せん初めてだったから店長の普段は知らないため あの人がトルニトスだとわかっても 事実は小説よりも奇なりと ぼんやりと思うだけで むしろ、カリュクスとクシャミだと言うplの 驚きようにこそ驚いている。
グレッグならば、クシャミ同様の 驚き方となったであろうが。]
ーーーそれで、料理が上手。
[グリーンカレーは偶然の一致でもなかったのだと]
(535) うに 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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対価を要求しなくなったら自分の店の商品価値を落とすようなものじゃないか。いつまでも店を経営するためには必要なことなのだよ。
[毎度ありがとうございます。と溜息をつくお客>>534よりアイスカフェオレを追加を受ける店長 前向きなところは、アバターのトルニトスにも通じる店長であった]
(536) S.K 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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― 翌日の病室 ―
[目許を覆うサミュエルの手に こつんと軽く額を押し付け眸を閉じる。 流れる沈黙、視覚情報のないままのチアキには サミュエルがどのような様子で何を思うか知れない。 手の温度を額に感じながら、ゆると息を吐く。 待っていれば、声が、降る。]
――…多分、なら それが本物かどうか、 確かめられるまで付き合うよ。
[その間に己の気持ちも理解出来るだろうか、と。 考えながらも、サミュエルの笑みが見られる事を願う。]
(537) helmut 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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― カフェ>>536 ―
それはたしかにそうだけど…… このお店なくなったら、困るし……
[ご飯とか、いろいろお世話になってたり、人とあえる場所でもあるから、それは否定しない。 このお店がなくなったらお昼をどうしたらいいものかと真剣に悩む程度にはだめな人なので。
追加した品物が届くころには落ち着きも取り戻している]
(538) sinotaka 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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[会釈を返してくれる彼女>>529に自己紹介されて、アバターが結構似ているな、なんて思う]
…フランシスカ! そうなんだ。 こっちでは初めまして。
[細っこいフランシスカの様子に、あんまり起きてから間がないのかな、とも思うけれど。 さすがに隣にいた人を置いてはやってこない彼女にほほえみかけておいた]
(539) amane 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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ー 翌日の病院 ー [手にチアキの額の感触。 甲側に前髪の感触。 アバターのそれより少し細い髪だろうか?]
ーーーー…………
[一つ、二つ瞬きをする。 確かめて、本物だったら…… それで、改めて振られても その後も一緒にいられたらいい。]
ーーーその結果 本物、でも、気に、しなくていいから
[深呼吸をして心を落ち着けてから そっと、覆う手をずらした。 結果どちらの感情だとしても 気にせずそばにいられればいいと思えば笑って。]
(540) うに 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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― カフェ ―
だろう、この…。
[>>527同意してんじゃねーかと、フードに関しては微妙な顔を。 知りあいだろう人に関しては、あーうんと、個人情報云々もあるので、ちらと顔を見るだけに留めた。
反応が特に顕著だったのは、線の細い女性と、若い男のカップル、もう一方は美女1人と男二人のグループだっただろうか。 特に男陣に囲まれたようにも見える美女はわりと見栄えのする、モデルにでもいそうな美人で――とつい視線が長く止まりそうになったので慌てて逸らした。]
(541) t_nuke 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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あ、えーと、クシャミ、です。
…あーあーあー、フランシスカなのか。 えーと、……久しぶり。
それと、あの時はすみませんでした。
[フランシスカにはそう言うと頭を下げた。 奥にいるのがリンダだと聞けば、頭はもっと深く下がっただろう。 殺してすまなかった、とは物騒なので言い難く、言葉は少し濁してしまったが。
改めての挨拶は、アヴァロンに戻ってからか、あるいは帰る前になるか。 ともあれ一度は彼女のテーブルに顔を出したかもしれない。]
(542) t_nuke 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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[そんな揉んでどうすんだよとまでは突っ込まなかったが、手が止まるなら心底ホッとしたものの、視線は色々を思い出して下へ。]
……頭以外どこも痛くねーけど。
[>>528心配するような声には、かろうじてそう返すも、汗がにじむ程度に薄ら恥ずかしかった。
視線が下に固定されていたので、そういう顔をしていたかは知る由もないが。
ぶっきらぼうに言われたその声色には、お互いこれ以上何か言い出すとドツボに嵌りかねないような微妙な空気もあって、大人しく従う事にする。]
いただきま…
(543) t_nuke 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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あちょい待った。 ねーちゃんそれ貸して。
[すこぶる恥ずかしいまんまではあったものの、カリュクスの方へ置いてあった菓子折りの袋を受け取ると、トルニトスもとい店長へ押し付けるように渡す。]
礼!……って言うには、色々、全然足りないけど。 あれだ、ツマラナイモノデスガってやつ。 俺が作ったんだ。適当にくってよ。
[未だに顔は赤いままだったが、目的の一つを押し付けるように渡すと、テーブルについて遠慮なくフォークをケーキの先端に刺した。]
…うまい。
[暫くは美味い、しか言わないままケーキを食べる。]
あ、ねーちゃん。 一口食うなら持ってって。
[半分ほど食べた所で、カリュクスに欲しい分だけ取るようにと皿を渡す。 紅茶は確かに美味しかったし、ケーキも問題なく美味かったものの、帰り道に至る頃には殆ど覚えていないだろう。衝撃的な初オフ会は、一生心に刻まれるのだった*]
(544) t_nuke 2014/06/09(Mon) 22時半頃
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[カリュクス>>539ににこりと微笑みかえす]
うん、はじめまして。 まさかリアルであえるとは思ってなかったけど……
カリュクスも元気そうでよかった。
[ほっとしたように吐息をこぼし。 クシャミと会話する様子なら邪魔することなく、アイスカフェラテを口に運び。
いつもと同じように、けれどいつもと違うにぎやかさの店内を眺めている]
(545) sinotaka 2014/06/09(Mon) 23時頃
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そうそう、そういうことだから、遠慮しない。
[ある程度ダメ人間であることは既に把握しているとはいえ、なくなったらお昼困るとか、それはそれで問題なんだが…と内心が聞こえていたら、呆れていただろう。
そんなこんなで追加注文はいつでも受けて立つ店長であった]
(546) S.K 2014/06/09(Mon) 23時頃
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[クシャミ>>542がわざわざ頭を下げに来るのに驚いてぶんぶんと手を振った]
いや、あれは、しかたないし。 クシャミのせいじゃないから。
また、アヴァロンで、よろしくね?
[クシャミに笑いかけた。 それは帰る間際のことだったかもしれないけれど、仲のよさそうな二人をみやり。
ちょっとばかりいいなあと羨んでいる。
遠慮しないように告げる店長>>546には素直にはあい、と返事をしておいた]
(547) sinotaka 2014/06/09(Mon) 23時頃
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[微妙な顔>>541に深くうなずいた。カリュクスやらチアキやらならばともかく図体でかいやつの猫耳フードなんてみたら通報してやろう。という程度には思っているとかいないとか。 色々蟠りがある関係や心にシコリが残らねばよいな。とお客同士のやり取りは見守るにとどめる。]
そうか、頭よりも私は盆のほうが心配だ。
[お腹痛いはカフェ的にだめだが、頭を気にするぐらいなら備品をきにする店長。 とはいえ、そのクシャミの様子をこちらもまた少し視線を逸らしていたから気付きはしなかった。ただこれに触れたら気まずさが倍増するという暗黙の了解は交わされて]
(548) S.K 2014/06/09(Mon) 23時頃
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では、ごゆっくり。楽しんでってね
[そろそろ戻るか、追加注文も果たしにいこうとしたところでクシャミ>>544呼び止められる]
そんな気遣いもいらん…というのも失礼だな。ありがたくもらっておこう。
[息を吐き、押し付けるように渡された菓子折り袋をうけとってから、笑みを返す。 今までリアルとアヴァロンは切り離していたが、少々騒がしくもこんな風なふれあいもまたいいかもしれない。と思いながら、フランシスカのアイスカフェオレを作りにいくのであった*]
(549) S.K 2014/06/09(Mon) 23時頃
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私も、会えるとは思ってなかった。 まさか、こんな近いところにいるなんて。
良かったら、向こうでも会おうね。 トルニトスみたいにはできないけど、二人で組めばフィールド全滅、狙えるよ?
[ぶんぶん、と槍を投げるマネをして見せた]
(550) amane 2014/06/09(Mon) 23時頃
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[…そして店長からテーブルの説明>>523を聞くとちょっと目を丸くする]
ええ、机の高さも、ちょうど。 けど、そこまで気を遣ってくださってるんですね…すごいな。
[趣味のいい調度品だなぁ、とは思っていたがそこまで細工がしてあるとは。 何となく机の面を撫でてみる。
頭を撫でられる>>523と、何となく気持ちよくて目を細めてしまう。 アヴァロンの世界の≪カリュクス≫と同じ表情をしているとはつゆとも知らず]
(551) amane 2014/06/09(Mon) 23時頃
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― 翌日の病室 ―
[手入れされた髪はアヴァロンのアバターよりも細く柔い。 目隠しのままでサミュエルの声を聞き「ん」と短く一音漏らして]
結果はまだ出てないんだから それはその時に考えよう。
[ずれされる手の気配を感じれば 押し当てた額を離してゆっくり目を開けた。 少しだけ眩しさを覚えながらサミュエルの双眸を見上げる。]
サミュエル。
[名を呼び、一歩近づいて襟元へと手を伸ばした。 背伸びをすれば視線の距離は近付く。 吐息掛かる距離まで顔を寄せて じゃれあうような悪戯な笑みを浮かべ見詰む。]
(552) helmut 2014/06/09(Mon) 23時頃
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…あ、はい。 いただきます。
[と、フォークを取ろうとするのだが。 どうやら、そうは問屋が卸さないらしい。
こちらのやりとりに、あちこちで反応する人たち>>502>>535が視界の端に映る。 声を掛けられないのなら、こちらから声を掛けることはしないでおこうとも思うが。 ……確かにここは、オフ会の会場みたいだと思ってクスクスと笑みが漏れた]
(553) amane 2014/06/09(Mon) 23時頃
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[>>523勧められるままにフォークを取ろうとすると、クシャミんが預かってた荷物を渡せと言ってくる>>544]
……あ、忘れてた。どうぞ。
[膝の上に持っていた袋を手渡して。 自作のお菓子を店長に渡すクシャミんを見つめた]
店長さん、クシャミんのお菓子、すっごく美味しいんですよ。 けど、できればプロ視点の辛口な感想、言ってあげてくださいね。
[と、笑う店長の背中>>549に声を掛けた]
(554) amane 2014/06/09(Mon) 23時頃
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うん、アヴァロンで一緒に遊ぶの、楽しみにしている。
[くす、とわらってカリュクス>>550に頷き。 食事を始めるのを見ればそれ以上声をかけることはせず。
それから追加注文のアイスカフェラテを飲みつつ、リンダと雑談し。 どうやら休憩時間がおわったらしいリンダが立ち上がるのを見て同じように席を立つ。
そのときにまだクシャミやカリュクスがいたら会釈をして。
カフェを後にした**]
(555) sinotaka 2014/06/09(Mon) 23時頃
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ー 翌日の病室 ー [そういもの、なのだろうか?] [チアキの言葉に、今度はサミュエルが 「……そう?」と短く音をこぼして]
[首にパジャマの襟にかかった力の分重み その重力に従って少し下がる頭は 間近でアヴァロンでバカなことをする時 チアキが見せた表情によく似ていて。 グレッグのようににかっと笑い返したいが 息がかかるほどの距離は 自覚したばかりには刺激が強すぎて。 熱くなる顔と、早くなる鼓動と。 色んなことを誤魔化すように鼻先だけすり合わせる。]
ーーからかってるなら、今度こそチョップするよ?
[と、予告をしながらも 伸びた手は、チアキの右耳あたりの髪をいじった。]
(556) うに 2014/06/09(Mon) 23時半頃
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[クシャミんの目的を済ませると、あらためてケーキを口にする。 やっぱり、せっかくの紅茶が温かいうちに食べてしまわないと台無しだ。
そっと一口フォークですくい上げて、繊細なかけらを口に含む]
わ、おいしい。
[ふんわりと口の中に広がる甘みに、思わず声をあげた]
クシャミん、これすっごく美味しいよ。 食べて食べて。 そっちも?うん、ありがと。美味しいなぁ。
…あ、でもでも! クシャミんの作ってくれたお菓子の方がずっと美味しいからね?
[と、訳のわからないフォローをしながらも、お茶の時間はあっという間に過ぎてしまう。
レモンパイもチーズケーキもそれに紅茶も、とっても美味しくて素敵なお店だったなと満足して、お店を後にするのだった*]
(557) amane 2014/06/09(Mon) 23時半頃
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― 翌日の病室 ―
ん、――…如何転ぶか分からないから、先延ばし。 余計な事考えない方が、向き合える気がする。
[サミュエルへと考えを漏らした。 襟元に添う手の重さにまた距離が縮まる。 それを認めてチアキはその手を滑らせて彼の左胸へと宛がう。 はやまる鼓動が感じられれば悪戯な色は薄れて嬉しげな色が滲んだ。]
んー、……ドキドキするなら本物かな、って。
[彼の朱を帯びた肌もまた意識するを知らせるか。 擦り合う鼻先にくすぐったさを覚えながら少しだけ此方からも寄せる。 髪に触れる手の動きに身動ぎ、艶ののる吐息をもらした。]
――…こういうの嫌じゃなければ、友愛以上なのかな。 俺は、――サミュエルにこうして触れるの、嫌じゃないよ。
[微か目を伏せ囁くような声が、静かな病室におちる。*]
(558) helmut 2014/06/09(Mon) 23時半頃
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―カフェ―
うん、まあここ、親戚に譲ってもらった店でね。その時の条件として渡されたカフェの経営方針に則ってね、でも私はそれでよかったと思ってるよ。 いくとこなくてうじうじしてた老人が集まる場所ってのも悪くないしな。
[と、このカフェの店長になった経緯を少しだけ話した後、くつろいでくれている表情>>551に満足しながら、撫でていた手を下ろす]
おーし、任せときなさい。といっても本当にお菓子を学ぶなら調理学校のほうがいいアドバイスくれると思うけどね。
[なんて、軽い調子でお土産についていうカリュクスに答えながら、壁役ではない店長の背をみせて厨房へと去っていった*]
(559) S.K 2014/06/09(Mon) 23時半頃
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― カフェ『木漏れ日の光』 ―
[カリュクスを名乗る女性>>525と フランシスカを名乗る女性>>529に瞬き一つして]
――…へぇ。
[少しだけ愉しそうに口の端を持ち上げる。 現実で出会えるとは思わぬ仮想現実での知己。 あのクエストに共に挑んだ者と思えば 懐かしくも嬉しくも思われた。 女店主から圧が消えれば>>533、向ける笑みは自然なものとなり]
嗚呼、そういえばグリーンカレー…… ワンダが言ってたカフェが此処なら そっか、だからだったんだ。
[なるほど、とサミュエル>>535に頷いて小さく笑う。*]
(560) helmut 2014/06/09(Mon) 23時半頃
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ー 翌日の病室 ー [しなやかな手つきで滑る手に肩が震えるのを 止める手立てはなく。 チアキの表情に滲むが変われば サミュエルはそれに飲まれそうで。]
ーーー嫌じゃ、ない。 嫌じゃないよーーーむしろ。
[鼻先の感触はくすぐったいだけではなく 淡く肌が鳥肌立ち。 ぽつ、と言葉を落とす間も 耳に髪をかけるようにいじれば 吐息の色合いに目眩を感じたから。]
ーーー………………
[伏目の表情に、より頭の位置が沈んで 吐息を啄ばむようにささやかな*口づけを。*]
(561) うに 2014/06/09(Mon) 23時半頃
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― 諸々の後日談のまとめ ―
[>>547フランシスカに笑いかけられると、少し申し訳なさそうに眉が下がる。 だが宜しくとの言葉には、心底嬉しそうな顔をした。 関係が途切れなかった事が、ほっとするほどありがたい。 カリュクスらと話し込む様子には触れずに見守る形にとどめておいた。 その間、リンダとは少し話をしたかもしれないが。
>>548お巡りさんこいつですを地で行く奴に言われたくはねぇだろうと、心の中に突っ込めないのが非常に心残りではあるが、聞こえないので知らないまま。 客同士のあれそれには、一部解らない物もあったのでこちらも知らないままだった。]
盆のが硬いだろー!ひっでぇの。
[気まずい空気からお互い何を考えているかは何となくわかるのが相棒だからか。 ここ突っ込まれなくて心底良かったなとは思ったとか。からかわれようものなら目も当てられない反応しかねなかった。 >>549菓子を受け取って貰えたなら、照れはまだ消えなかったままだが、笑みは浮かべる。おー、とクシャミとおなじ、ゆるい返事をしながらテーブルへ戻った。]
(562) t_nuke 2014/06/10(Tue) 00時頃
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[>>557カリュクスが跳ねるように喜ぶ様に、こっちも少し嬉しそうな顔をする。 部屋に閉じこもってばかりだと、きっと見せない顔だからと。]
ん、じゃ少しもらうな。
[そう差し出された皿のレモンパイを、フォークで少し切り取って口に入れる。 カリュクスが言うとおりに、バターの風味が生きていて美味かった。 その後自分の菓子へのフォローが入ると苦笑して。]
俺はまだまだだよ。 あでも、今度はケーキ系も勉強しとく。 持ち運び面倒だからあんま作んねぇんだけど、 やっぱ美味いし、パイとかベイクドチーズ系ならそんな困る事もないしな。
[そんな会話をしていれば時間はあっという間に過ぎてゆき―――]
(563) t_nuke 2014/06/10(Tue) 00時頃
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― 諸々の後日談のまとめ ―
[再びログインしてから、先ずは真っ先に、まだ会っていない面々に謝罪と、無事を確認するメールを飛ばした。 フレンド登録していない相手と連絡を取るのは難しく、とりあえず繋がりある面々へ、あいつはどうだったか生きてるか云々、状況把握するメールを飛ばす事になり、いくつかには返事が返って来ただろうか。
トニーとグレッグにも、無事かどうか、自分はようやう退院した主旨のメールを飛ばしておく。 会えればいいという内容のメールも飛ばしたが、それへの返事はあまり期待しなかった。
相変わらずトルニトスと狩りをする日々が一番多かったが、 以前よりはその回数は少し減って、カリュクスと狩りをする日が少し増えて、 それ以上にログインしなくなる事も多くなった。
どこぞの店長の元でバイトを始めたからだった。]
(564) t_nuke 2014/06/10(Tue) 00時頃
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カフェ経営の事教えてくれって言ったのになー…。
[了解を得て店に行くと、気づけば皿洗いをさせられて、気づいたら給仕もさせられて。何でか既にエプロンが用意してあったのだから確信犯だろう。 だがお陰で、表からは見えない裏の部分が細かく見えるようになった。 習うより慣れろとはこの事かとはしみじみ思う。
先輩バイト仲間の彼女が、シロガネだというのもそのうちに知れた。 心の底から謝罪したが―――彼女の反応はどうだったか。]
(565) t_nuke 2014/06/10(Tue) 00時頃
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― 宵闇海底探索日・アヴァロン ―
〜♪
[腰の双剣、ニレンカムイには少しだけ装飾が施されていた。 レア品が元なので銘などは入らないが、代わりに強化をしてもらったので、耐久と攻撃力が更に上乗せされた一品へと生まれ変わる。 ただしダメージの振れ幅も上がってしまったので、調子がいい時は一撃必殺に、悪い時はダメージ3割減、最悪反撃をくらって大ダメージという特化型さらに前進してしまっているが、当人は仕上がりに満足していた。ようは当たらなければ問題ないのだ。]
宵闇海底どんなのかなー。
[新しい武器に、久しぶりの大掛かりな探索。 色々な事があったけれど、やはりこの感覚は楽しくて仕方ない。
色々あったものの、事件前のあの約束は果たされる事になっただろうか。 予定だった人数よりも、少し増えたり減ったりしながら。 フランシスカに断りを入れてカリュクスにも声をかけておいたが、共闘苦手な彼女の返事はさてどうだったか。
準備にアイテムを買い揃えて、予定より随分早く待ち合わせの場所に集合した時に。]
(566) t_nuke 2014/06/10(Tue) 00時頃
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…………。
[>>361衛兵さんこちらですされている相棒を見かけて遠い目になった。 しかも赤フン一丁とかだいぶパワーアップしている気がする。 そんな予感がしたので早目に集合場所に向かって良かったと思った。]
(567) t_nuke 2014/06/10(Tue) 00時頃
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私は、全然気にしてないよ。
[とクシャミさんに微笑んで―― 楽しそうに、仕事へと戻っていった。]
(568) Elliy 2014/06/10(Tue) 00時頃
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ー カフェ:賑やかな一幕 ー [名乗る人々とその間にある会話で ぼんやりとだが誰が誰かを把握する。 けれど自分から名乗ることはせず あくまで常連の連れてきた客のていで 賑やかな面々をもて目を細めていた。 みんなの元気が確認できれば、それでよかったから。]
店の味だけ、先に知ってた。
[アヴァロンで食べたカレーの味と 注文したその味は完全一致で。 クシャミに美少女と思われているのに 気づいているかわからぬチアキの笑に サミュエルも一度笑った。
それは、とても賑やかな未来の*はじまり*]
(569) うに 2014/06/10(Tue) 00時頃
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……………なんでアレでアレなんだろうなぁ、ほんと。
[見た目はやっぱりひっくり返っても似つかないアバターと中身だが、我が道進む所は店長そっくりだと――いや当人だが、思う。 かといってトルニトスの何かが変わってほしいわけではないので、そこいらについて言及しない。 まだリアルの姿とこちらの姿の乖離に、十分になれたわけではないが。]
まいっか。とりあえずトルにータイーホの連絡を全員にと…。
[ギルマスとギルメン、更に今回の参加メンバーで、連絡が取れる者らには 「トルにー逮捕m9(^Д^)プギャーwww」のメールを送っておく。 「まぁ何時もの事だからすぐ出所してくると思うけど」と添える事は忘れない。 真っ先に返って来たのは、ギルマスの涙目メールだったのもまたいつも通り。]
(570) t_nuke 2014/06/10(Tue) 00時頃
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さてと、迎えに行くかねぇ。
[待っててもいいが、相棒だしなーと。 足の向きは待ち合わせから詰所へと変更される。
何だか空はとても青くて清々しくて、いい探検日和な朝だった*]
(571) t_nuke 2014/06/10(Tue) 00時頃
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グレッグは、マユミとチアキを両腕でハグした
うに 2014/06/10(Tue) 00時頃
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え、っと。 …ごめん、ありがとう。
[>>568シロガネ、もといマユミの微笑みに少し言葉を詰まらせたが。 何だか楽しそうに仕事に戻る彼女にはそれ以上は言わずに。 謝罪と、感謝を、沢山込めて頭を深く下げたのだった*]
(572) t_nuke 2014/06/10(Tue) 00時頃
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─ 現実世界・自室 ─
──さて、そろそろ行きますか。
[市場は引けた。 さっきまで張り付いていた取引画面をさっさと閉じて、私はログインの準備をする。
もう一つの画面には、いつもどおり≪カリュクス≫がいる。 拍子を取るように頭を振って、頭上のウサ耳をひこひこと揺らし。 時折、気が向いたようにうろうろしたり、ひょいと宙返りを打ったりする様子を見ているのは結構楽しい。
けど、やっぱり一番楽しいのは。 この子になって世界を駆け回ること。
隣に飲み物と軽食を置いて、HMDを身につけて。
──さぁ、自由な世界への扉を開けよう]
(573) amane 2014/06/10(Tue) 00時頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
okomekome 2014/06/10(Tue) 00時頃
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─ Avalon ─
[目を開ければそこは美しいアヴァロンの世界。 ボクは≪カリュクス≫、小柄な体に銀色の髪、赤い目。ふわふわした白いコートのフードには、ウサギの耳が揺れている。 ログインしたときの習慣で、パタパタと体を叩いて感触や装備を確認すると、ボクの口元には満足の笑みが浮かぶ。 とん、と飛び上がれば舞い上がる軽い体。]
…どーん。
[機嫌良く槍装備最強の武器≪主神ジュピターの怒り≫を振り回すと、ポップアップし始めた敵がざっくりと一掃される]
やっぱり、こっちのボクはこうでなくちゃ。 さて、どこに行こうかな……誰と会えるかも、楽しみ。
むー、むーむー♪
[そうして、ボクは今日も。 調子っ外れな鼻歌を歌いながら歩き出す。
──Avalonの世界は今日も何事もなく、綺麗だ**]
(574) amane 2014/06/10(Tue) 00時頃
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― 翌日の病室 ―
[触れあう場所から微かな震えが伝う。 どうしたの、という風に濃い茶の眼差しが金糸の間に注がれた。]
嫌じゃないんだ。……よかった。
[よかった、と思えそれを言葉に出来るのも明らかな好意。 呼び掛けようとくちびるを微か開けば 啄むように触れあうくちびる。]
――――…ん、
[音のる吐息が漏れる。 伏せ目がちな濃い茶はサミュエルの双眸へと注がれて]
イヤじゃないなら、――……
[もう一度、と甘くねだる声を口腔で転がし、 アヴァロンであの時みせたと同じ笑みの形を浮かべてみせる。**]
(575) helmut 2014/06/10(Tue) 00時頃
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グレッグは、ワンだに手を振った
うに 2014/06/10(Tue) 00時頃
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うむ、シャバの空気は旨いな。HaHaHa!
おお、クシャではないか!待たせたな!
[などといって迎えにきた相棒にお礼のボディービルポーズをとるのであった]
(576) S.K 2014/06/10(Tue) 00時頃
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カリュクスは、クシャミんの腕に頭を預けて、うとうとしている**
amane 2014/06/10(Tue) 00時頃
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