240 なんかさ、全員が左を目指す村
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墓
少
霊
全
モナリザに6人が投票した。
ダンに1人が投票した。
モナリザは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
その時、人狼は勝利を確信し、そして初めて過ちに気づいた。
しかし、天敵たる妖精を討ち漏らした人狼には、最早なすすべがなかった……
俺たちの戦いはこれからも続く―――!
(#0) 2015/11/14(Sat) 00時頃
樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。
nokto 2015/11/14(Sat) 00時半頃
樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。
nokto 2015/11/14(Sat) 01時半頃
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/* >>-161殴られたよ!!!!!!!
仕事終わって鳩からみた衝撃よ… もう56が産めばいいんじゃね?()
(0) ライラ 2015/11/14(Sat) 18時半頃
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─ 欲望の果てに ─
[我ながら、がっつき過ぎた。
吾郎に対する溢れる情が故にと後悔はなくとも、 こうして寝台に沈み、虚ろな彼を見ていると、見ていると。]
…………やばいな。
[また勃起した、と。 汗で張り付いた髪を指先で払い、低く独り言ちる。
若かりし過去ですら、打ち止めになる回数をこなした直後に 元気を取り戻すのだから、つくづく愛情とは怖いものだ。
双子や三つ子、四つ子五つ子だって嬉しいし望むところだが、 初産で体に負担を掛けすぎるのも如何なものか。 煩悩の炎をすぐひしゃげると評判の鋼の精神で押し込め、 頬に一度二度、キスを贈ってから体を離し。]
(1) 鯖 2015/11/14(Sat) 23時半頃
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[スラックスだけを履き、向かった先はオープンリビング。 酷使した喉に飲み物をと冷蔵庫を探す前に、 優秀なサーヴァントは冷えた桃色果汁を手渡してくれた。
催淫効果付きとは知らずにつるりと丸みを帯びた頭部を撫で、]
ありがとう、きっと吾郎も喜ぶ。
[笑みを浮かべ、冷たいコップ片手に部屋へと踵を返し、 ふんふんと奏でる鼻唄は魔王の歌曲。
ぐったりと未だにベッドと親交を深める吾郎に、 夫らしく甲斐甲斐しい世話をしてやろうとノブを回して。]
(2) 鯖 2015/11/14(Sat) 23時半頃
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― 其れから ―
[どれ位時間がたったのだろうか。
気が付けばベッドで屍化している俺はシーツと一心同体状態。 手加減という言葉を知らないのだろうかこの男は、そんな瞳を彼に向けている。 さてそれがかえって逆効果だったのだろうか。]
!? ッ……、見た目に似合わずスキモノめ…………、
[こんだけ吐き出しといて、また勃起したとはなんだこいつそんなに性欲があったのか。 低い独り言がやけに脳内に響き渡る。 現在俺の息子はクールダウンをするために身体をうつ伏せにしてシーツと甘い口付け中。>>1
優しくする、なんて言葉は一体どこにいったのだろうか。 そんな事を考えながらも、頬へと口付けは擽ったく受け、 スラックスを履き部屋を出るディーに片手で軽く手を振る。]
(3) ライラ 2015/11/15(Sun) 09時半頃
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……風呂行きてぇ。
[身体を起こそうにも思い通りに動かぬ身体。 ディーが戻ってきたら責任もって連れて行ってもらおう。 確か共同だった筈、そんなところじゃさすがのアイツも盛らないだろう。
まさか催淫効果付きの飲み物を此処へと運ばれている事など勿論知るわけもなく。>>2 部屋を間違える方向音痴だと知る事もなく。>>*60>>*61 今はベッドへと沈んで帰りを待つ。]
夫の帰りを待つのってこんな気分なのか。
[はぁ、とため息を吐き。 先程まで合った温もりが恋しいと思うのだから俺も相当ヤバイだろう。]
(4) ライラ 2015/11/15(Sun) 09時半頃
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[再び戻ってきたディーな何故か疲れている顔をしている気がしたが。 手に持っているのは飲み物。]
ン、ありがと。 飲み物取りに行くのにどんだけ時間かかってんだディーは…。
[飲み物を受け取ろうと手を伸ばすも、此方に来たのは唇だっただろう。>>*62
乾いた喉に潤いが戻る、筈なのに、何故か加速する渇きと身体の疼き。 風呂に行きたいと思っていた思考は、増えた傷やらでもう少し先でいいや、 と同じベッドで屍と化した愛しいディーを見ながら、
そっと、頬へと口付けを送った。*]
(5) ライラ 2015/11/15(Sun) 09時半頃
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[冗談で済めばいい、と講じるのは脳内での秘話。>>*85 別段、覚えたてのティーンエイジャーを気取る心算は無いし、 彼との肉体的相性に神経が触れている訳でもない。
しかし、頬を染めて俯く仕草だの、目に見える葛藤だの、 彼の打って響くような反応は案外、腰に重いものを与えてくれる。
柔らかなマットを足裏で踏み、シャワーノズルを捻ると、 立てた片膝に彼の腰を下ろさせ、ザァッと飛沫で邪念ごと濯ぐ。 下ろしてやらぬのも、首に掛かった自重が惜しいからだ。]
……私の家督については行く行く覚えて貰うことになるだろうが ―――あまり、友人を作ってやれる環境ではないからな。
今の内から付き合いを深めていた方が良いだろう。
[微温湯で情交の名残を流し、彼の腹に視線を下ろし――…、 その瞬間、相手の深い場所で、小さな楕円がヒクン、と震えた。]
(6) momoten 2015/11/15(Sun) 16時半頃
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[まるで二親の会話に応じる主張は、己に似た早熟な反応。 犯したばかりの内に蠢動を注ぎ、攪拌する動きは緩い。
されど、つらつらと未来を語る男に身を清められながら。>>*86 腹底を子供らしい無邪気さで、放埓に挫かれれば、 当人の、身にも、心にも、堪ったものではないだろう。*]
(7) momoten 2015/11/15(Sun) 16時半頃
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[運ばれた先、 風呂場はアパートの簡素なものよりも大分豪華に見え 若干の感動を覚え一瞬目を輝かせたが、このようなことではしゃぐほど子どもではない。 しかし何故マットが敷かれているかは謎である。
軽く頭を振る様子になんとなく用途を察すると 風呂に入るのだから当たり前のこととはいえ ものすごく今更だが互いの肌を晒す行為すら恥ずかしくなるのだから重症だ。]
…さすがにもう下ろしていいぞ。 そこまでオレに奉仕したいのであれば止めないが。
[片膝の上に乗った形のまま湯の雨が降ってくれば>>6 戸惑い気味に言いはするものの、自分から下りようともせず。]
(8) death73 2015/11/15(Sun) 18時頃
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ハイソサエティーとやらの付き合い方はオレにはわからんが 気取った連中ばかりなのだろう、どうせ。
此処で生まれる子どもは少なくとも同じ境遇で同級になるわけだからな。 多少は親交をもってやってもいい。
[あの喫茶店の店主がいきなり部屋を開けたことは許さないが、 と内心で未だに羞恥の混じった怒りを燻らせつつ。]
…―――っ
[湯が身体に残る汗やら精液やらといった汚れを攫うのを 何故だか名残惜しく思う折、 胎内で確かに生命が息吹く感覚を覚えて 小さく息を漏らし、焦れた様に身を捩らせる。>>7]
(9) death73 2015/11/15(Sun) 18時半頃
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…どうやら受精は完了したようだ。
[真顔で言ってから、 何を言っているんだオレはと頭を振って水の飛沫を飛ばすと、
背中でも流してやろうかと先ほどの発言を流すように言って、 灌水礼の真似事のように首の後ろに回した手で 湯気で湿り始めた長い髪を梳いた。*]
(10) death73 2015/11/15(Sun) 18時半頃
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[中々にして、この子供は大人を侮らせない。>>*96
経験人数など己とすら比べるまでもないだろうに、 左胸に引っ掛かった針を聖剣よりも容易い調子で抜いてく。
自身の煩悶とは別の場所から出でた斜め上の発想でも、 契約のように響いて聞こえるのだから、大概末期症状。 埃を被っていた信仰心がこんな意味を持つことになろうとは。]
―――…恥を忍んで、ではなくか?
君の生まれの話をしているのではない、 ……生まれてくる、子の名の話をしている。
[返した揶揄の後に紛れ込ませる本音。 熟考せずとも嫌に面映ゆい話をしている自覚は在って、 返事を待たず、頭から湯の雨を浴びせてはぐらかした。>>*97]
(11) momoten 2015/11/15(Sun) 19時半頃
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[濛々と立つ湯気の合間に見えた彼の横顔も、 あまりに雄弁に過ぎて、彼の無関心を裏切っていく。 実際の処、そう享楽に精を出した心算はないが、 精々、彼に悟られて拙い下手は踏むまいと自戒を込めた。
夫婦喧嘩は犬も食わないとは、先人の有り難い教えだ。]
腰が抜けていないなら、降りれば良い。 私の理性にとっても有り難い判断だ。
[湯で温まる彼の肌に、鬱血を色濃く浮かせ、 己の傷口には飛沫が掛かって微かに眉を揺らす。 彼の肌に浅い歯型まではあっても、皮膚を裂かなかったのは、 九年分の経験差であり、大人の沽券と矜持。
細かい痛みを四散させるよう、指先で拭うのは彼の腹筋。 こびりついた白濁に湯を当てれば、僅かに弾性を取り戻し、 とろとろと溶けて排水溝に呑まれていく。>>8]
(12) momoten 2015/11/15(Sun) 19時半頃
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[指先で腹を圧す程に、内側で転がる卵型。 奥底に留まり、決して降下しないのに存在感を主張する。 どちらに似たとしても、大人しくは生まれまい。 既に両親によく似た気配が、胎児の発熱を腰に絡ませた。]
直談判を受けたのだ、福祉に反映する分は、 こちらも利用させて貰う心算だが――…?
[先ほど扉を開けた男の言葉は、頭に収まっている。>>*95 彼方とて部下とあの男の子だ。極普通で在る筈がない。 だが、変人奇人のレッテルを貼る中、彼の声が止まった。>>9
子を腹に持たぬ身には知れない違和。 首を捻り、顔を覗きこめば―――、不意打ちに殴られる。>>10]
(13) momoten 2015/11/15(Sun) 19時半頃
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………、
[胡乱な眼差しを五秒、逡巡に十秒。 背後に回った彼にくすんだ枯葉色を解かれて十五秒。
大きく溜息を吐くように、片手で額を抑えた。]
………なるべく、元気な良い子を産みなさい。
[相槌は面白みのない一言。
きっと、彼によく似た優しい子を、
孕ませておいて溜息かと突っ込まれても、 此方は眦に昇った熱を誤魔化して散らすに忙しい。
心からの祝福で以って迎えるだろう。*]
(14) momoten 2015/11/15(Sun) 19時半頃
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[此方を見上げる瞳に、重なるのは情交の最中。>>3 盛るなという方が無理だろう。
肩甲骨を伝う汗や、隆起した筋肉に懐く視線を剥ぎ取り、 詰る言葉すら、もう一度と懇願して聞こえるのだから重症だ。
キスひとつですら甘ったるい空間から抜け出た後。 寂しげな溜め息を吐き、艶かしく蠢く肢体も、 団地妻めいた思考に囚われているとも知らぬまま。>>4]
悪い、早く戻ろうと思ったんだが……。 自分のことは、分からないものだな。
[返答に浮かんだ疑問は、口付けで有耶無耶にしてしまおう。>>5 この歳で方向音痴を自覚しただなんて、羞恥で死ねる。
二人して寝台に沈む結果となり、体力の衰えに辟易したが、 頬に当たる柔らかな感触に、それすら吹き飛んでしまった。*]
(15) 鯖 2015/11/15(Sun) 21時頃
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オレの人生のどこに恥があると…? [恥を感じる思考があればここまで拗らせているわけもなく。 揶揄る言葉にどういう意味だと眉を顰めて>>11 続いた生まれてくる子の名という話題に、 ああ、と自分の腹を見下ろす。 そういえば名前はどうするべきかと 自宅の本棚から持ち出したバイブル>>0:18を思い返す。
頭から浴びせられた湯を犬の様に頭を振って弾くのは 首に回した手を解く気がないからだ。]
腰は抜けていないがな。 存外座り心地の良い椅子なのでもう少しこのままでいよう。
[身体に負担ならば降りてやろうとも思ったが、 理性の問題と言われると退いてやる気がなくなった。]
(16) death73 2015/11/15(Sun) 21時頃
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[自分の身体に浮いた赤みを帯びた情交の痕から目を逸らし、 微かな眉の揺れが自分の噛み痕やらが染みるせいかと気づけば 若干悪いことをしたなとは反省する。>>12
謝罪の代わりに肩や腕に残る自身の歯型に舌を這わせると 先刻の記憶が生々しく蘇るようで 理性が持たないのは自分の方かもしれない。
白を拭う指先に小さく身体を震わせると 燻る熱を治めるようにまたその肌に歯を立ててしまいそうになるのを堪えた。]
腹を圧されて感じる今まで知らなかった感覚の違和に どうにもくすぐったい感覚を覚え>>13、 直談判とはなんのことだったかと思い返せば、]
ああ、また票を獲得するチャンスが増えたようで何よりだな。
[あの男の店で世話になった日はひどく雨が降っていたと 降ってくる湯の雨に思い、 また行ってやってもいいと思っていたがその機会は近いうちにありそうだと考える。]
(17) death73 2015/11/15(Sun) 21時頃
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[凡人の子どもよりは多少は変わっていた方が付き合いやすかろうと 思うのは、自分の腹に居る者がおそらく世間一般から見て 変わり者であることが容易に想像がつくからだ。
彼が望むように自分に似るならば尚更に。
そんな考えに反応するように胎内での異変に気づき、 口をついてでた恥ずかしい台詞>>10に、彼が十数秒フリーズした。>>14
言った後に気まずくなり流そうとしたのにそんな反応をされると 非常に羞恥が募るのでやめていただきたいのだが。
早く何か言え、いっそ笑い飛ばされた方がマシだと 促すように指に髪を絡めながらその様子を見つめ、 大きく吐かれた溜息に不満そうな顔をして。
しかし発された言葉の平凡さに、なぜだか余計に気恥ずかしくなった。]
(18) death73 2015/11/15(Sun) 21時頃
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そのためには貴様にも協力してもらう必要があるがな。
[なにせ栄養失調で寝不足のフリーターである。 生活の管理もこの忠実な従僕に任せてやってもいい。
そう図々しく言い放ち、横向きに座っていた身体を動かして その膝を跨ぐと向かい合った先の顔、 湯の熱さのせいではないだろう目尻の熱を目ざとく見つけて 年齢よりも子どもっぽい笑顔を浮かべ。
自分より遥かに余裕があり、こちらがどんなに策略を巡らせても なかなか計算どおりにいかないこの男の このような表情が見られるならば
早く産まれないものかと、孕んだばかりだというのに思ってしまった。*]
(19) death73 2015/11/15(Sun) 21時頃
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[─── どうにも、ネクターXを飲んだ後、疼きが治まらない。 寝台に突っ伏して体力を回復させようとする間も、 じりじりと燻る熱が項を焼くようで。
そう、双丘の奥が、妙に熱い。 他人に触れられたことのない場が熱いなど有り得ないことだが 時間が経つに連れ、焦燥は消えるどころか増す一方。
噛み散らした溜め息は歳の数を通り越し、 何でもない、と隣の癖っ毛を撫でて苦笑して。]
そろそろ、風呂に行くか。 バライラ因子があるから、腹を下すのはなさそうだが。
[ギシ、とベッドを軋ませて上体を起こし、 腰の鈍痛で動けない愛しい人を腕を伸ばして抱き上げる。
みしり。そんな乾いた音が腰骨から聞こえたのは、 気のせいであれば良いのだが。]
(20) 鯖 2015/11/15(Sun) 21時半頃
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[凌辱後と言わんばかりの格好を見せるのは、と せめてタオルで包むようにして、体を隠してやる。
共同のバスルームでは見られてしまうが、 そこに至るまでに裸体を見せるのも気が進まなかろうと。 途中、近寄って来たモナリザに向ける視線は複雑で、 エスプレッソマシンはあるか、と問うだけに留めた。]
……先客は、いるみたいだな。
[着いたバスルームからは、水音と話し声が聞こえるが ここでUターンする羞恥心はどこかに捨て置いている。
汚れた衣服はこちらにと書かれた籠に服を投げ入れ、 吾郎を横抱きにしたまま、ガラリと扉を開いた。*]
(21) 鯖 2015/11/15(Sun) 21時半頃
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俺らのことはお構いなく!
[開口一番そう言い切り、いそいそと洗い場に吾郎を運ぶ。 湯加減を掌で確かめた後、膝の間に彼の体を挟む形で 背後から髪を洗い、続けて体に手を伸ばす。]
声、潜めないと。聞かせたいなら構わないが。
[にゅるりと泡立てた掌を執拗に胸板に懐かせ、耳元に囁く。 背中も一緒に洗おうと、隙間から泡を流し込みぬるついた胸を 押し付け、硬くなってる、と突起を引っ張って意地悪く笑い。
鼠径部をゆる、ゆると撫でるのは、勿論わざと。 肝心な所に触らぬまま、はしたなくねだる声を期待して。
ずく、と後孔付近に心臓が跳ねる感覚に眉根を寄せていた。*]
(22) 鯖 2015/11/15(Sun) 21時半頃
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[彼のネーミングセンスには一抹の不安があるが、 己が付けてはキルロイJrになりかねない。>>16 思考の源泉を全て彼に紐付けてしまう思考を瞬きで払い、 深く座り直す挙動に、微か引き攣る笑みを噛んだ。]
キルロイくん、君は自殺願望の持ち主か。 降参を先に掲げたのは君―――…、ッ、
[主導権争いならばいざ知らず、 不意に肩に這った軟体には邪気がなかった。 反射的な強張りは、慰撫と愛撫の境目をなぞる所作が故。
彼の震える呼気が近すぎて、傷を癒す慰みはキスに近い。 上がった体温を湯煙の所為にも出来ず、空気は自棄に甘く。
夢中だったベッドの上より、理性が残る分、良く効く戯れ。 呼吸を二度失敗し、視線の外し方を忘れた。>>17]
(23) momoten 2015/11/15(Sun) 22時頃
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―――…キリー、
[まともにやりあってはならないと脳は警鐘を鳴らす。 自制を超えて引き出された彼の名は無意識の範疇だ。
幾ら子供まで作った仲とはいえ、初夜を超えたばかりだ。 自覚してしまえば、どれだけ赤裸々に彼を抱き、 どれだけ性急に、そして熱烈に彼を欲したが蘇る。
次の言葉を見つけるまでの時間がお互いを追い詰め、 引っ張り出した言葉すら凡夫に過ぎて熱が駆け巡り。>>18]
………そうだな、
[奥歯を数度噛んで羞恥に耐え、向き合う顔に僅かのけ反った。
彼の腹には己の子種が仕込まれて、己は彼の信者となった。 では、彼は己の何になるかと云えば、回答など限られている。]
(24) momoten 2015/11/15(Sun) 22時頃
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―――…キルロイ・クリムゾン・クリストフも、 悪い、名前では、ないと……、思うぞ。
[プロポーズの言葉にしては、不器用な誘い文句。 だが、彼の腰に回した腕は只管に熱く、 瞼も下ろさず傾けた顔は、彼ばかりを見ていた。]
………君を――…、
[薄く開いた唇が笑顔に迫る。 稚い笑顔に眩むなど、己は一体どこのティーンか。]
あ
(25) momoten 2015/11/15(Sun) 22時頃
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[零れた一言目の直後、豪快に開かれる扉の開閉音。>>21
弾かれる行動は殆ど反射の領域。
続きの言葉を忘れ、驚愕も疎かにして、 勢いよく―――― 湯船に膝上の彼を投げ込もうか。]
(26) momoten 2015/11/15(Sun) 22時頃
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[盛大に立つだろう水柱を見届けず、 本当に初夜明けて伴侶を殺し掛ける男は、 一気にシャワー温度を真水まで戻して頭から水を浴びた。 滝めく流水で兆した熱を無理やり収め、唸る声が低い。]
―――――…ッ、DDD…ッ、
[奮える肩は身体の冷えが原因ではない。
キルロイにとってはちょっと知ってるおっさんと、 知らんおっさんの二人組だろうが、 己にとっては毎日顔を合わせる部下と遠き血縁。
―――― 即ち、 思春期の少年が家族にポルノを発見される心境である。]
(27) momoten 2015/11/15(Sun) 22時頃
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構うに決まっているだろうがぁああっ!!
[珍しく絞り上げた大声は、 まだ御盛んな一室まで届いたかもしれない。*]
(28) momoten 2015/11/15(Sun) 22時頃
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[だっぱぁぁぁん!と何かが落ちて盛大に立った水音は、 深く考えたら負けだろうと考えないようにして。>>26 一瞬聞こえた悲鳴はキルロイのだったとか、聞かない振りだ。
どこでもマットプレイしてくださいと言わんばかりに 敷き詰められたマットは足裏と体に優しい。 すぐ脇にあったシャワーで汚れを洗い流そうと 適当な場所に吾郎を下ろすと、背中に殺気が刺さった。>>27
お楽しみ中のところ、実に申し訳ない気持ちで一杯だが、 俺だって汚れを洗い流して綺麗な吾郎を愛でたいのだ。 口にすれば、まだヤる気かよと怒られそうなので、言わない。]
体冷やし過ぎると、子種が死ぬぞー。
[冷水を頭から被り、心頭滅却に励む遠戚へと投げるのは 他愛ない揶揄と言う名の、縁石≪超絶的鈍器≫。 認識もされないだろうと踏んでいた彼からの殺気に、 心なしか燥いでしまうのはこの身を流れる血筋のせいか。]
(29) 鯖 2015/11/15(Sun) 22時半頃
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男の更年期障害か、CCC! 良い医者を紹介するぞ、EDもついでに診てくれる!
[最初から勃起しなかったか、中折れしてしまったのだろう。 先程見た事後の光景的に有り得ない推測を立て、 ぐっと立てた親指に添えるのは慈愛に満ちた憐憫の眼差し。
お前の上司って面白いなぁと吾郎の髪をくしゃりと撫で、 冷静沈着の代名詞をかなぐり捨てて大声を張り上げた遠戚に 込み上げる笑いが止まらない。>>28*]
(30) 鯖 2015/11/15(Sun) 22時半頃
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[彼と自分が和名でなかったことは幸いだったかもしれない。 もしも和名で名をつけようものなら、 瑠死腑衛琉だとか魅華衛琉などといった Kilroy was hereどころではない壁の落書きのような名になっていただろう。>>17]
オレは若いからな、回復力も早いのだ。
[深く座りなおすと笑みを噛む様子に気を良くして。 傷つけた肌に舌を這わせると彼の言葉が詰まるのに薄く笑みを浮かべる。
全てを任せていた先刻はそんな余裕もなかったと思えば その反応だけで吐息が熱くなった。
不意に呼ばれる名は、より子を成した時の情交を思い出させられ>>24 ゾク、と背中に疼きが走る。
その癖自らが発した言葉に固まる空気の気恥ずかしさは思春期のそれだ。 永遠の14歳の精神とて、このような空気は耐え難く。
漸く発された平凡な台詞に余計に募るのは羞恥と、その先の感情。]
(31) death73 2015/11/15(Sun) 23時頃
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[その先の感情についてはオレは不得手である。 それを口にするのも、何と言えばよいものかわからない。
感情に引きずられるように体勢を変えて、 その顔をよく見ようと向かい合い、 僅か仰け反れば無意識にそれを追うように顔を近づける。]
…まあ、その様な名も悪くはないな。 語呂も若干良くなる気がする。
[その誘い文句の意はさすがに空気が読めなくてもわかり>>25、 しかし気の利いた言葉を返せないのはこちらも同じだった。
その言葉の意味と腰に回された手の熱さに染まる頬は、 風呂場の熱気のせいだということにしておいていただきたい。
どうにも緩んでしまう頬は誤魔化しようがなかったが。]
(32) death73 2015/11/15(Sun) 23時頃
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―――ん…?
[近づく唇に心臓が跳ね、 おそらく、多分、それを言われたら熱気のせいどころではなく 顔真っ赤になるだろうし 普段以上に挙動も明らかに不審になる自信はあったが
それが、期待する通りの言葉なら良いと、
続く台詞を待って、彼の瞳を見つめた。]
(33) death73 2015/11/15(Sun) 23時頃
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[何故か少し様子が可笑しいディーに首を傾げながらも、何でもないという仕草をされればまぁいいや、と小さく声を出し。>>20 風呂と聞けばようやく疲れた表情に笑みを戻す。]
風呂すっげー入りたい、身体ベトベトするし……。 抱かれる側と抱く側ってこんなにも違うんだな。
[ボソ、と恥ずかし気な言葉を呟きながら先にベッドを起き上がるディー 起き上がりたい気持ちはあれど、悲鳴を上げる腰はどうにもならない。 ディーの腕が伸びてくれば起こしてくれるのだろうとその手を取ろうとするが、まさか抱きかかえられれば暴れることも出来ずに身体をただ預ける。
この歳になってまさか世間的で言うお姫様抱っこをされるとは夢にも思わない。 する側ならわかるけれども。]
(34) ライラ 2015/11/15(Sun) 23時頃
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|
[ふわり、と柔らかいタオルに身体を包まれまるで女みたいな扱いをされれば困ったように眉を下げながら苦笑。 まぁまっぱで移動するよりはマシか、と思う事にする。
バスルームには誰かいるのだろうか。 途中すれ違うモナリザに反射的に軽い会釈をするのは仕事で会釈ばかりしてるからだ。]
ん?まぁ此処に居りゃ先客もいるだろうさ。
[聞こえてくる水音で話し声は掠れて聞こえてくる。>>21 だからその声がまさか聞き覚えるある声だとは思わないし、此処に自分の知り合いがいた事すらも忘れている現状だ。
まだ下ろされぬ身体は彼の腕の中のまま、ガラリと開く扉の先の湯煙へと入っていく。]
(35) ライラ 2015/11/15(Sun) 23時頃
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|
[――しかし、それを最後まで聞くことなく身体が宙に浮き>>26
もう少し体重をつけるべきだというのは 確かにその通りだったと間抜けなことを
視界がひどく悪く、呼吸ができない世界の中で思う。]
(36) death73 2015/11/15(Sun) 23時頃
|
|
――――――……、
[ディーが叫ぶ先へと視線を向ければ、身体が硬直する。>>29
聞こえてきた水音よりも投げ込まれたのが人間だったことよりも。>>26 目の前にいるのは己の職場の上司ではないか、と言う驚愕に口をパクパクさせながら。>>27
そんな硬直状態のまま洗い場へと移動をされ、 膝の間へと自分の身体が彼に挟まれる形に、暴れるのも忘れる。 跳ねっ毛の髪はお湯で滴ればぺたんとストレートに戻り、あろう事か彼の手は此処が共同の風呂場にも拘わらずに身体に手を伸ばされる。]
ッ!!!!?? 何、考えて ――――ッ ふ、
[泡立てた掌が耳へとやけに厭らしく響き胸板を自由に這う。 囁かれる言葉に一度大声を出すも、直ぐに口許を手で覆い歯を食いしばる。>>22
背流れる泡の感覚と、押し付けられる彼の胸板のぬるりとした感触に抑える声も途切れ途切れに出てしまう。 ピン、と弾かれる突起は勿論感じ硬くなってしまう、そんな指摘をされれば顔を俯かせながら吐く息は甘く荒い。]
(37) ライラ 2015/11/15(Sun) 23時頃
|
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[必死に顔を後ろへと向けキ、と彼を睨み付けるも逆効果なのかどうなのか。 上司が此処にいるんだ、と言う視線を彼に向けるので精一杯だった。*]
(38) ライラ 2015/11/15(Sun) 23時頃
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[勢いよく風呂に落ちた後、 ゴボボボと音を立てて空気を肺から吐くと同時、大量の湯が口内に流れ込む。
胃に流したことのないものを今日は三度も入れている。 普段碌なものは食ってやしないこの身体にその仕打ちはどうなのだろうと
というか、オレは仮にも妊娠中なのであるが。
意識を手離したら本当に死ぬと風呂の縁を掴み、 なんとか一命、いや、二命は取り留めた。]
(39) death73 2015/11/15(Sun) 23時頃
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カハッ…う、え、ゲホッ……クリス、き、さま…
[毒を流し込まれた時以上に呪詛交じりの声を水と共に吐き出して、 思い出したように深く刻まれた眉間の皺の下の瞳で オレを何度も殺そうとする伴侶を睨み、
知らないおっさんとちょっと知ってるおっさんに対し 何だか知らんが激昂しているクリストファーの腕を、 思い切り自重をかけて湯船に向けて引いた。]*
(40) death73 2015/11/15(Sun) 23時半頃
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[甘ったるい空気と大事なフラグを自らへし折った男は、 勢いに任せて突き飛ばしてしまった事実に我を取り戻す。 何もかも悪魔の血族が悪いのだと物語る眼差しだが、 実行したのは紛うことなく、この両腕で在る。]
――― この程度で死に絶えるほど脆弱な筈があるか。
待て。私と彼は仕事に復帰しても顔を合わせるのだぞ。 部下の性生活の一部など、私は知りたくない。
[Dの縁者への悪態は一層遠慮がない。>>29
チラ、と目が合う先はつい先日まで雑用を任せていた部下。 彼とて直属の上司に営みを目撃されるなどと云う、 高等プレイに脚を踏み入れたい訳ではないだろう。>>37]
(41) momoten 2015/11/16(Mon) 00時半頃
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[悪魔の名を冠する男に思わず制止を仕掛け、 直前まで似た空気をばら撒いていたとは思えぬ男の反論。 そも、くらりと傾くように色香を滲ませた母体を、 あっさりと湯船に沈めてしまったのだ。>>31>>32
後悔は先に立たず。 或いは因子の発現から始まる因果応報が続いているのか。 偏に神に捧ぐ愛の路は苦難の連続だ。
昂ぶりを見せた己の素直な心と体を、真水で打ってから、 風呂の縁へと手を掛け、泡を立てて沈んだ相手を探す。 多少湯が目減りしていようと、それも自身の所為ではない。]
――― キルロイ、無事か。 すまない、君を拒絶した訳では……、
[言葉に案外真摯が籠るのは、直前に見えた表情所以。>>33 何かを期待するような眼差しに、言い損ねた言葉。 脳裏に思い返せば、水を浴び続けても、熱が下方に集まる。]
(42) momoten 2015/11/16(Mon) 00時半頃
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[言い訳の語尾が揺れてしまうのは、仕様だ。 良く冷えた腕を湯船へ伸ばし、溺れる彼に触れ。>>36>>39]
良かっ――、
[彼が水面に浮かぶ影を見つけると、自然と安堵の息が零れ。 ―――― その油断が、天誅と云う形で自身に返る。>>40]
(43) momoten 2015/11/16(Mon) 00時半頃
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[解かれた長い髪が宙に拡がり、波を打つ。 安堵に緩んだままの瞳と、彼の名を紡ぎかけた口の形。
そして、迫る、熱い湯船。
二度目に立った水柱は先より高く。 風呂場で暴れるなと云う正論が悪魔と部下から聞こえそうだ。]
(44) momoten 2015/11/16(Mon) 00時半頃
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[だが、此度頭から風呂に沈む際は、彼の手を離しはしなかった。
彼に教えてやる気は然してないが、己を呼ぶ特別な名は、 彼が思うよりも、己が意識するよりも、確かな魔力を持つ。
強く握り込んだ掌に、触れて直ぐに体温を取り戻す身体。 正直に過ぎる、と自らに叱咤を込めながら、 彼の身体に縋るようにして、湯船から顔を出した。
ハ、と短く息を散らかしつつ、前髪を掻き揚げて。]
―――…胎教としては、過激だ。
[辿り着いた先もやや明後日な結論ながら、 不屈に睨みつけてくる眼差しに返した溜息は、 やはり、度し難い熱を雪ぎ切れてはいなかった。**]
(45) momoten 2015/11/16(Mon) 00時半頃
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[身重となる大切な吾郎を俵担ぎになんて出来ないし、 おんぶをすれば子供じゃないと駄々を捏ねられてしまいそうで。
結果、選んだお姫様抱っこにやや不満げな顔。>>34 女扱いだなんて、とんでもない。>>35 愛しい相手に情を寄せての動作を、高が異性に向けるものか。]
……どうかしたか?
[びく、と硬くなった体に視線を下ろせば、 はくはくと金魚のように口を開閉するだけの吾郎。>>37 上司に全裸でお姫様だっこされたのを見られたのが嫌らしい。
腕で後孔付近を覆い、見られないよう配慮はしたのだが、 見られたという衝撃はそんな配慮すら吹っ飛ばすようだ。]
(46) 鯖 2015/11/16(Mon) 01時頃
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[水柱が上がった余韻で浴槽の外にと溢れ出た湯は、 宛ら世界再生の大洪水──…と呼ぶには水量が物足りないが。 祝福の喇叭を七度吹き、溺れる羊を救えば問題がどこにある。
人を射殺す視線を受けても物ともせず、>>41 神の眷属が相手を放った両腕と違い、此方は確り掴んでいる。]
歳を考えろよ、老けた面しやがって。
……………俺だって、見せつける趣味はないな。 後で拗ねられるのもごめんだし、見せるのは勿体無い。
[死滅するのは子種より先に、毛根かもしれない。>>41 大丈夫、禿げても問題のない顔の造りだ。 腕の中に吾郎を隠すように引き寄せ、 意気揚々と頷く顔に嘘偽りは一切合切浮かべてやらずに。]
(47) 鯖 2015/11/16(Mon) 01時頃
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[背後から、再び聞こえる水柱が立つ音。>>44 痴話喧嘩は犬も喰わんとそちらに視線を向けてやらないが、 奴等の子にはしっかりと今日のことを耳打ちしてやろう。
お前らのパパとママは仲が良くて、初めて会った日にも 風呂場ではしゃいで滑ったくらいなんだぞ──…と。
それが嫌なら改装費をポケットマネーで弾め、守銭奴。 くく、と上がる口角は悪魔が裸足で逃げる悪辣さが滲み、 素っ惚けた顔で伴侶に擦りつくのであった。*]
(48) 鯖 2015/11/16(Mon) 01時頃
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[事後の名残を克明に残す寝台の上。 きっかけは理津のこんな一言だった。]
ちょっと風呂行ってくる。 汗かいたまま寝るの嫌だし…。
[そう言って一人でベッドから降りようとしたのを止められ。 立てるし歩けると言う理津の言い分を無視した横抱き(いわゆるお姫様だっこ)で誰もいないオープンリビングを横切り、丁度対面にあるバスルームへ。
扉の前で聞こえたのは、政治家の怒声だろうか>>28]
うわー… なんか、すっごくめんどそう…
[しかし中へ入らないと言う選択肢は理津の中にもなく。 身体のあちこちにシュウロの独占欲を散らしたまま、横抱きで現れた理津の姿はどちらが抱かれたか一目瞭然だっただろう。**]
(49) nokto 2015/11/16(Mon) 01時頃
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[そうして、真っ直ぐになった吾郎の濡れ髪を背後から堪能し、 自分の体で囲った彼に逃げ場などあるものか。>>37]
何って、吾郎のことばかり考えている。
[少しだけ、と触れた手が理性を失ってしまうのは致し方ない。 シャワーから湯を出しっぱなしにして水音で声を掻き消すが、 跳ねた声は小さく反響し、向こうにも届いてしまいそうで。
指先で突起を押し潰されながら、 それでも健気に潤んだ瞳で睨み付けてくる。>>38 ゾク、と快感が背を駆けるのは己が節操なしだからではない。]
(50) 鯖 2015/11/16(Mon) 01時半頃
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[── だが、同時に見過ごせない感覚も消えてはくれず。 手を出すのをやめろと訴える吾郎をきつく抱き締め、 下肢を擦り寄せるのだけは何とか耐えながら。
耳朶を口内に含み、落とす囁きは彼だけに向けたもの。]
なぁ、吾郎。
───…抱いてくれって言ったら、呆れるか?
[じくじくと熱を持ち、疼きを訴えるせいもあるが 吾郎が今まで抱いた男達に、どんな表情を見せたのかと。 抱かれて快楽に啼く姿だけでは足りないだなんて、 強欲すぎて嫌われないだろうかと肩口に顎髭を押し付ける。
きゅう、と眉尻を下げて駄目かと懇願する姿に 威厳もなければ、男らしさの欠片もなかった。*]
(51) 鯖 2015/11/16(Mon) 01時半頃
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[ちょっと知ってるおっさんが部屋の扉を無遠慮に開け放たれた際は 寛容さすら見せ冷静だった男が、 何故突然風呂場へ自分を投げ込んだのかは 彼と知らないおっさんとの関係を知らないが故。>>41
お湯の中で、聞こえた気がした声からなんとなくその事情を 察しはしたが、察したところで赦すつもりはない。
オレは寛大さにはそれなりに自信があるが、 彼奴に甘い自覚もあるが、身体に水を打たせいる彼とは違い、 熱い湯の中で頭に上った血は下がりそうもなかった。]
(52) death73 2015/11/16(Mon) 01時半頃
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無事、に見えるか…?
[拒絶したわけではないとはわかってはいたが>>42 そういう問題ではない。
風呂に投げ込まれたことよりも、 期待するような顔で待ってしまった言葉の続きが 聞くことができなかったことの方に怒っているのだが。
水面から顔を出した自分に安堵の顔を見せるのに、>>43 若干甘くなりそうになるが、 頭に上った血は収まらず、ほとんど反射的にその手を引いていた。]
(53) death73 2015/11/16(Mon) 01時半頃
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[立った水柱の大きさと派手な音にやりすぎたような気はしたが 離さないままの手と、感じる体温に溜飲が下がってしまうのだから オレはやはり甘すぎるのかもしれない。>>45]
誰のせいだと…。
[胎教にしては過激などと言うその口に、ぐ、と顔を寄せて 相変わらず不機嫌な眼差しのままだが、熱の篭った瞳で]
…誠意を見せるなら許してやらないこともない。
[別にあの言葉の続きをムードもなにもあったものではない今言わなくても良いが、とは思うけれど、 熱を感じる肌に下肢を押し付けて身体を寄せるのは、 知らないおっさんとちょっと知ってるおっさんに
弱味を見せたくないらしいことをわかっての嫌がらせだ。*]
(54) death73 2015/11/16(Mon) 01時半頃
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[―――嫌がらせのつもりでクリストファーに身体を寄せた直ぐ後、>>54 今回はタチをやると大見栄を切っていた隣人が 横抱きにされて風呂場へ来たのを見れば>>49
同じ状態で此処に来た自分のことを思い出し 先に移動していて良かったと心底思う。
やっぱり抱かれているじゃないかと言いたげな半笑いを向けるが、 湯船の中、強請る様に相手の首の後ろに手を回している自分の姿を思い出し 揶揄る言葉を飲み込んで奥歯を噛みつつ気まずそうに目を逸らした。**]
(55) death73 2015/11/16(Mon) 02時頃
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ッ、 く そ……、
[さらりと言ってのける男の手は止まらない。>>50 水音が己の声を隠してくれると信じている、いや信じたい。 そんなの俺だってディーの事を、ディーの事しか考えられないに決まっている。
此方の睨み付けは勿論通じるわけもなく、 彼の欲を煽る材料にしかならない。
此処が風呂場だと言う事を忘れてこのまま、とさえ思ってしまっている自分を殴り飛ばしたい。 それなのに、突然彼の手が止まる勢いできつく抱きしめられる。 もどかしさに首を傾げながら、耳朶に柔らかな感触と、 彼の甘い声が鼓膜を翻弄する。]
(56) ライラ 2015/11/16(Mon) 14時半頃
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ン、何……?
――――…そりゃ喜んで抱くけど、ようやく抱かれる気になったのか?
[肩付近にある頭をゆっくりと撫でる。>>51 何だこの可愛い目の前にいる生物は。 俺の理性が今すぐ襲えと雄に熱が籠る。
この男に快感を植え付け、己の形を覚えさせることができる。 その顎を五指で纏い唇に己の唇を押し付ける。]
俺はディーを横抱きにすることは出来ないし、お前みたいに格好良いリードが出来るかわからねぇけど。
でも、ディーを愛すことはできるぜ?
[お返しをする様に彼の耳許に甘く囁き、 まだ拓かれていない後孔へと指を伸ばしその窄みを軽くノックした。]
(57) ライラ 2015/11/16(Mon) 14時半頃
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[そう、此処がお風呂場だと言う事も忘れて。*]
(58) ライラ 2015/11/16(Mon) 14時半頃
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[吾郎の声が掻き消されずに済んでいるのは、 この距離と、意識を一心に向けているが故に。>>56
睨み付ける瞳の奥で情欲がちらつき、淫乱、とつい囁いて。]
……あの変な飲み物を、飲んだせいだ。
[抱くのは俺だと押し通してから日も跨がずにいるのだから、 認めようにも認めきれず、飲み物のせいにして。 洗い立ての髪を撫でる手に、おずおずと頭を擦り付ける。>>57
視界の端に、既に臨戦態勢を取る雄を捉えると溜め息を吐き、 どっちが好き者だか、とベッドでのやり取りを掘り返した。>>3]
(59) 鯖 2015/11/16(Mon) 19時半頃
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[顎を掬う指に抗わず、自分の体で背後からの視線を遮り。 口付けを交わす唇に漏らすのは、もどかしげな吐息。]
横抱きに出来なきゃ、抱く資格はねぇのか? 格好良いリードとか要らねぇよ、格好悪いのも吾郎なんだし。
…………うっせ、あたりまえだろ。ばーか。
[ぞわりと肌が粟立つ感覚は、嫌いじゃないが。 威圧のない罵倒をしたくなる気持ちが、よく分かった。 こそばゆくて、恥ずかしくて、悪態を吐かねばやってられん。
居心地の悪さに、体を小さく身動がせば伸びてくる悪戯な手。 湯で濡れた窪みを叩かれた瞬間、背が弓なりにしなり。]
(60) 鯖 2015/11/16(Mon) 19時半頃
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[─── ゴッ!]
ヤるなら、部屋に戻ってから、な。
一人で立てない癖に調子に乗るな。
[それは、場所や自分の立場を忘れきった男への制裁。>>58 頭突きした額はじんじんと痛むが、構うものか。 それでも痛がる姿にはやりすぎたかと反省し、 キスの雨を降らせて吾郎の曲がった臍を整えよう。
表面を触られたせいで増した疼きは頭が眩むほどで、 やっぱ抱かない、なんて言われた日には卒倒してしまう。
体に残っていた泡を流して落とし、手早く髪を乾かせる。 着替えは脱衣所に用意されていたが、袖を通すこともなく、 己が全裸な以外は行きと変わらない格好で部屋にと戻って。]
(61) 鯖 2015/11/16(Mon) 19時半頃
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――――――――、ッ!!!
[声にならない痛さとはこのことを言うのだろうか。>>61 ちょこっと調子に乗っただけだと言うのに>>58、いいえすみません此処でヤるつもりでした。 なんてことは言わないけどもきっと伝わっている。]
わーってるよ、少し位調子のったっていいだろ?
[フン、と大袈裟に額を摩りながら潤む瞳で見つめて。 それが効いたのか降ってくるのはキスの嵐。 優しい男と知っての確信犯だとは彼も思うまい。
然し余程早く抱かれたいのだろうか、身体の泡を落とし息子は天を向いたまま風呂場を後にする。 着替え位と声に出す間もなくあれよあれよというまに部屋へと戻った。]
(62) ライラ 2015/11/16(Mon) 21時半頃
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[リボンタイを翻しもしない雇用関係から、 裸の付き合いはステップアップが三段飛ばし。 彼のように隣人の営みまでも熟知する仲ではないのだ。>>52
肌に張り付く髪を伝う雫が湯船に落ちて波紋を描き、 眼前には腹据えかねた顔、掌中には彼の指先。>>53
途切れてしまった言葉の先に、苛立ちを育んでいるとは知らず、 瞬きを二度挟んで、沈黙を柔らかく噛む数秒。]
―――…誠意? ……金銭的解決のことか。
[腹の底を真黒に汚した政治家の等号は、浪漫を解さない。 彼が甘やかすほどに、明後日に向けてかっ飛ばすホームラン。
だが、彼の希求の源泉を知るのは言葉ではなく、行動で。 不意に肌が湯船の中で重なれば、肩が薄く跳ねた。 自身の理性が彼相手ではどれ程頼りないか、 其ればかりは浪漫を知らぬ身でも分からぬ筈がない。>>54]
(63) momoten 2015/11/16(Mon) 22時頃
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[けれど、素直な身体も、弾む心臓も、一瞬の衝動に覆される。
再び開いた扉の向こうには、新たな門出を迎えた二人組。>>49 知っている美青年と知らない美青年だ。
しかし、問題は彼らが既知で在るか、と云う些細ではない。
――――― 彼の眼が。 直前まで己だけを映し、怒りに萌え、蠱惑的に撓んでいた瞳が。
問題は唯一つ。 自身以外に向いたという事実だ。>>55]
(64) momoten 2015/11/16(Mon) 22時頃
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[躊躇いを孕んでいた挙動に注ぐ燃料は悋気の名を持つ。 衝動に焼けた胸は、彼を咄嗟に抱きすくめ両腕に軟禁。 風呂を豊かに満たす湯が、派手な音を立てるが、 一時、部下の前で在ることすらも忘れた。>>58
噛みつくように彼に注いだ口付けは、 きっと彼の求めた甘たるい続きではない。
それでも、己にとってはたった五文字よりも赤裸々な、 偽りの仮面を剥いだ、初めて触れる強い感情。]
(65) momoten 2015/11/16(Mon) 22時頃
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私以外を見るな、不埒者めッ!!
(66) momoten 2015/11/16(Mon) 22時頃
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――――ッ!
[吐いた瞬間、しまった。と走って回る理性。 仮令、先客が悪魔の甘言に嵌っていたとしても、 後から来た二人は素面の上、片方は知り合いだ。
手の早い悪魔が立ち上がる中、込み上げる羞恥に、 振り返ることすら出来もせず。]
(67) momoten 2015/11/16(Mon) 22時頃
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[何せ、病める顔も、健やかなる顔も、或いは、焦れる顔すら、 まぁ、目の前の彼だけが知っていれば良い話。
奥歯を打ち鳴らす代わり、触れ合わせたままの口唇に圧を掛け、 注ぐ吐息に混じる声は、彼を、甘く、甘く呼ぶもの。
キリー、と、ぐうの音の代わりに吐いたそれは、 偏屈者らしく、実に拙い―――― 愛の囁き。*]
(68) momoten 2015/11/16(Mon) 22時頃
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[共同バスルームは既に千客万来で、男同士がべたべたと肌を密着させている光景はハッテン場のサウナを彷彿とさせる。]
どこもかしこも丸く収まった感じ…?
[シュウロに抱かれたままぽつりと零せば、政治家と共に湯に浸かる隣人と目が合う>>55
「やっぱり抱かれてるじゃないか」と言いたげな半笑いに、理津の目が鋭くなる。 確かに啖呵を切ったのは自分だし、あの時は元カレのこともあって絶対に、絶対に抱かれてなどやるものかと固く決意を固めていたはず………なのに。
視線をキルロイからシュウロへ移して、ふっと息を吐き肩の力を抜く。 シュウロの子供を産むどころか、立会人の居ない婚姻の制約の真似事まで済ませてしまうなど。 この施設に来てすぐの自分は想像だってしていなかった。]
ねぇーえ、キルロイ。 処女そつぎょーおめでとー! 俺の喘ぎ声で抜いてたみたいだけど、 自分が抱かれたみたごかんそーは?
[気まずそうに目を反らすお隣さんへ。 バスルームの壁に反響するほど大きな声で、恥ずかしげもなくケラケラと笑いながら声をかけた。*]
(69) nokto 2015/11/16(Mon) 22時半頃
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[照れ隠しから、また一頻り戯れて。 また運動後の疲労感に身体をベッドに伸ばしていれば、隣の温もりが離れていく気配。>>49]
待って。 まさか一人で行く気じゃないよね。
[降りようとする腕を掴み、ひょいと膝裏に手を差しこみ抱きあげた。 大人しくしない口には、暴れると出ちゃうよ、と太腿を撫ぜて後孔から滴る精を指摘して。 力の入ることで震える下腹部の筋肉に、目を細め。 いい子だと宥めるように、蟀谷へ唇を押し当ててリビングを横切る。
お留守番よろしく飲み物を用意するよくできたサーヴァントに笑みを一つ。 バスルームの扉の前で、中から数人の気配と共に怒声が聞こえてきた。>>28 演説で鍛えられたその声は、実によく通る。]
(70) SUZU 2015/11/16(Mon) 22時半頃
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……クリストフ議員も、あんな風に怒鳴るんだな。
[いつしかのパーティで、柔和に握手を求めてきた姿からとても想像がつかない。>>0:40 政治家には得てして裏の顔がつきものだ。手腕もさることながら表向きの仮面も見事な彼が、どんな顔で怒鳴っているのやら。 珍しい見物の気配にくつくつと喉を鳴らして。]
そうかな? 裸の付き合いってやつで楽しそうじゃないかい。
[着いた時に言葉を交わした吾郎も、先程無言で扉を閉めたその相手も。腕の中の彼と仲良さ気だった若者も然り。 この施設の中では、肩書きも立場も気にせずにいられるのだと。 改めて知れば、楽しげにバスルームの扉を潜った。]
(71) SUZU 2015/11/16(Mon) 22時半頃
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どこまで貴様は汚い大人なのだ…。 絶対クリーンな職場とか嘘だろう。
[此方の苛立ちの原因も察さずに 金銭的解決という明後日の回答を出されて眉間の皺が深まる。>>63 口で言って分からないならば身体でわからせるしかあるまい。 嫌がらせという建前と怒りという衝動が羞恥を上書きし、 人がいようが知ったことかと身体を寄せれば 存外にわかりやすい反応が返ってきたことにまた甘やかしそうになってしまう。
しかし村瀬理津、貴様は別だ。
入ってきた新たな影に揶揄を飛ばしたくなるのも、 この状態を見られるのが気まずいのも、 さんざ小馬鹿にした経緯があるのと リア充爆ぜろという個人的寝不足の恨みがあるからなのだが。
職場の人間や親族に見られたからといって人を湯船に投げ飛ばした男が 因縁があるだけの隣人に目線をやったくらいでキレるとは思うはずもなく。>>64]
(72) death73 2015/11/16(Mon) 23時頃
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―――ッ?! …ん、ぅ…っ…
[こっち見んなとばかりに気まずそうに隣人から目を逸らした刹那、 抱きすくめられる身体に目を見開いて、突然のことに、その力に体が強張った。
次いで塞がれた唇は先刻の部屋での宥めるようなそれと違い、 ひどく衝動的でお世辞にも優しいとは言えないもの。>>65
それは確かに、期待していた言葉の続きとは違ったが、 期待していたものよりもひどく胸の内を焦がすものだった。
そしてその次に紡がれた言葉も、また。>>66]
(73) death73 2015/11/16(Mon) 23時頃
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…ッ、
[オレが常に他者を性的な目で見ているとでも思っているのだろうか、この男は。
口から零れそうになる溜息は、自分の吐いた言葉に羞恥を覚えて我に返った後のようだというのに、 甘く変わった口付けに飲まれ、 紡がれた名に、ふ、と笑み混じりの吐息に変えられた。>>68]
(74) death73 2015/11/16(Mon) 23時頃
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今更他の者など見るわけがなかろう。バカめ。
…仕方ない、続けざまの不敬はその誠意で赦してやろう。
[拙い愛の囁きに応えるように、 クリス、と特別な名を紡いで、押し当てられた唇を甘く噛んだ。**]
(75) death73 2015/11/16(Mon) 23時頃
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[そうして、時は少しだけ流れて。 吾郎の仄かに膨らんだように見える腹に耳を当て、 胎動を聞き取ろうとしつつ、内股を撫で回す男が一人。]
いっそ、うちの一族から離れるのも良いかもしれないな……。
[元々、緩やかな滅びに向かっていたDの一族だ。 その末端が他に移ったとて、誰一人と文句は言えないだろう。 悪魔の名を捨て、ただの人間として、夫婦として生を繋ぐ。
あるはずのない未来をこの手に手繰り寄せて、不可能を可能に してくれた実績があるのだから、何だって出来るとも。 ―――…そう、バライラ因子ならね。]
(76) 鯖 2015/11/16(Mon) 23時頃
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吾郎はどうする? 俺の名を貰うか、俺をお前に染めてくれるのか。
[五指を絡め合って、問い掛ける声はただひたすらに優しく。 どちらの答えであろうとふ、と髭を撓めて。]
そうか。吾郎が決めるなら、それが最良だな。
子供の名前は既に決めてあるんだ。 ダンテか、お前の名を借りるなら男吾郎。
[ダンテはともかく、男吾郎はダサいと笑うだろうか。 それならそれで、一緒に考える楽しい時間が増えるだけだ。**]
(77) 鯖 2015/11/16(Mon) 23時頃
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[―――飛んでくる揶揄>>69に文句を返してやりたいところだが、 見るなと言われた手前と塞がっている唇で反論出来ず。
やはり喋れないというのは死にたくなるものだ、と内心で思いながら それでも唇から伝わる誠意に、 この黙らせられ方ならば悪くは無いと思ってしまった。
ただし彼の死角、背中に回した手で村瀬に向かい中指を立てることだけは忘れない。
抱かれたご感想は、存外悪くなかったとは 口が自由になったとしても絶対に言ってやらないが。**]
(78) death73 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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[賑やかになるバスルームでは、纏うべき外面も形無し。 柔和な顔して、劉コンツェルンの跡取りは喰えない男だった。 否、此処は喰った男と例えるべきか。>>71
無言の内に睥睨を返してしまうのも、無意識の表情変化。
されど、腕にしかと抱いた身が、僅かに体温を上げれば、 溜息を散らかしながら、胸に勝手に溜まる熱を持て余す。>>73
不貞を詰った男は、やはり純朴で、真摯を忘れない。 どれ程患っていようと、彼の底に残る煌めきは曇らない。>>74]
(79) momoten 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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[そうだ、その通り、当然だ。 彼の言葉を肯定する百万の言葉も喉で絡まり熱に摩り替わる。
触れあう口付けの声の甘さに、ゆるりと瞼を下ろしかけ――…、 降ってきた核弾頭に踊らされる青年の掌の上。>>69
瞬間的に、カッと見開いた双眸は、熱色を宿し、 上体に覆い被さるよう、焦熱に背を蹴られて下唇に噛みついた。
また、湯が減るなんて悲鳴すら、この稚い恋には届かない。**]
(80) momoten 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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[時は暫く流れた。 互いに腹が膨れている筈なのにいつもディーが俺の腹に耳を当てるのに慣れてきた頃。 実は聞くよりも太腿を撫でるのが目的なのはもうお察しの通り。>>76]
もう只野になっちまえよ、永久就職出来るぜ? 俺は染まるより染めてやりたい。
[Dの一族の事は詳しくは知らない。 ただ離れるのもいいかもと言ってる言葉が耳に入れば俺の苗字を取ればいい。>>77 そんな単純な事しか考えられないが。]
(81) ライラ 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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…………ダンテにしようか。 お前の名が入ってる方が俺が嬉しい。
[どう考えても後者は駄目だ。 俺的には面白いがきっと子供が虐められるかもしれない。]
苗字は俺の名を取るんだから、名前ぐらいはお前の名を入れようぜ――?
[ディーみたいに格好良い事は出来ないかもしれない。 ディーみたいに気の利くことが出来ないかもしれない。 でも一つだけディーに勝てる事があるんだ。]
(82) ライラ 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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ディーを愛してるって気持ちは、ディーにすら負けねぇよ。
[ディーの手を取り頬へと押し当てる。 この気持ちだけはディーにだって負けない、 生まれてきた子供よりもディーを一生愛してる。 勿論これからも譲る気はない。
視線を合わせて軽く額を合わせながら、静かに笑った。**]
(83) ライラ 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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−一月後−
[携帯の端末を手に取り、アドレス帳からここ数年すっかりご無沙汰していた名前を呼びだす。
コール数回。 留守番電話になるかと思った矢先に、端末の向こうから随分と懐かしい女性の声が聞こえた。]
あ、母さん? 久しぶり……。そう、理津。
え………? ちょっと違うって! 大学辞めたとかじゃなくて!! いや、大事な報告だけど…
[会話を始めて一分と経たずにアドバンテージを持って行かれて、理津の眉間に浅く皺が寄る。]
(84) nokto 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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孫できた。 あと俺、結婚………結婚?する、らしい…?
[自分のことなのに、言っていて言葉の表現がそれで正しいのか首をかしげる。
端末の向こうで混乱した声が矢継ぎ早に質問を投げかけて来るのを右から左へ聞き流しながら。 保育器に収まる卵を愛おしそうに見つめる男の背を見つめて、ふっと視線を和らげた。]
とりあえず、そーゆうことだから。 落ち着いたら孫の写真と一緒にメールする。 じゃあね。
[ピッと一方的に端末を切って。 そんなに見ててもすぐには生まれないよ、と。 黍炉の隣りへ歩み寄った**]
(85) nokto 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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[足を踏み入れたバスルームは想像以上であった。
笑い声を上げて戯れるガチムチ系。>>30>>37 上がる水柱。>>44 そしてそれに寄り添う若者がこちらを見た。>>55 壮観ともいえる目の前の光景に、素直に感心してしまう。]
そうみたいだね。 どこも仲が良さそうだ。
[勿論僕らも。 腕の中で呟く声に付け加えながら、抱え直し。>>69 空いているシャワーを探して湯気が煙る室内を見回す。 少し離れたマットの上に散々酷使させた身体を下ろそうとして、気の強い彼の目元が鋭さを増したことに気付いた。]
理津?
[視線の先は、水柱から現れた男。>>64 ではなく、その隣の若者へ。そして。]
(86) SUZU 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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[理津の声を問い質すより先に、バスルームに響き渡る怒声と。>>66 続く熱烈なラブシーンに、目を丸くする。>>73 他人の情事を邪魔するほど野暮じゃないが、いやはや期待以上に珍しい物が見れたと口元が綻んだ。]
クリストフさん。 子供が生まれたら、出産祝い贈りますね。 それと彼に、我が社に男性用マタニティ部門を作る時には 是非出産経験者の意見協力をお願いします。
[敢えて今は、議員と呼ばずに。 振り返れないその背中に気づかない振りをしておこう。>>67 年上の男の矜持をこれ以上傷つけるのも可哀想だ。 語尾が笑いで震えてしまったのはご愛嬌である。]
(87) SUZU 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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― 数年後 ―
[託児所と化したレーヴで今日も今日とて漂う、甘い匂い。 子供たちにと振舞われるタルトやケーキの端っこをかじり、 嫉妬で渋面を晒す遠戚に行儀悪く指を差しては大笑いをかまし。
御曹司と政治家の二大パトロンの甲斐もあり、 子供の玩具やお菓子、服などには困ることもなく。 付けられなかったという厨二臭い名前候補で呼吸困難に陥り、 蹲ったカウンター内でのキスで平穏を取り戻して。]
……幸せ、だな。
[店内には友人らの談笑に紛れ、自分の血を、 愛しい人の血を分けた元気な子供達の声が響く。 ぽつりと零した独り言が示すのは、目の前の光景と、 譲れない想いを常に持ち続けていることに対して。>>83
夢は形を変え、色を変え、ただそこに在り続ける。*]
(88) 鯖 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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―その後 BAR root801―
というわけで、だ。しばらくオレのシフトのほとんどは貴様に委ねたので精々労働に励め、同志よ。
[コンビニのバイト仲間≪供給の絶えない歯車に囚われた同志≫にそう告げてグラスを呷る。 諸事情によりノンアルコールだ。おそらく多分きっとしばらく酒を飲む機会はないだろう。]
「何がというわけなのか全くわからない…。
信者の元に嫁入りするとか常に腹に卵入ってるとか 今までの妄言よりおかしな方向に進んだ気がするんだけど大丈夫? いや、君の頭が大丈夫じゃないのは知ってるけど。」
[同志は常より光を失ったような胡乱な目で非常に失礼なことを言っているが特に気にするつもりは無い。]
(89) death73 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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ああ、それとな非常に貴様にとっては残念なお知らせだろうが 貴様を脳内で犯すことももうないし、実際にも叶えてやれない。
あの日うちに来ておけばと泣きつかれてももう遅いのだ。すまんな。
「早く死ねばいいのにこの人…マジで。」
[同志の相変わらずの呪詛にも半笑いではなく微笑で返せるほどには心穏やかだ。 それを見て、うわあ、気持ち悪い笑顔と同志が零した言葉にすら寛容になれるほどに。*]
(90) death73 2015/11/16(Mon) 23時半頃
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―新世界より―
[そうしてバイトを減らした分、オレは見張りという名目の新たな職場に顔を出す。
欲しいものは手に入れた。 胸を患わせる孤独はもうどこか遠く。
それでもそう簡単に人は変われるものではなく。
見知った顔も中にはあったが、 お堅そうな職場の連中に告げる自己紹介も不遜な態度も変わらない。]
(91) death73 2015/11/17(Tue) 00時頃
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オレはキルロイ・クリムゾン・クリストフ。
―――新世界の神になった男だ。
[いや、むしろ、少しばかり重症度が増していたかもしれない。
末期患者を職場に引き入れたその最後のCの意を表す政治家は 盛大に溜息でも吐いているか顔を引き攣らせているかだろう。
まさかその彼が、その新世界の神の唯一の信者だとは誰も思うまい。**]
(92) death73 2015/11/17(Tue) 00時頃
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[けれど、彼らを祝う思いと、これとはまた話が別だ。 マットの上に腰を下ろし、彼を膝の上に引き寄せて再び横抱きにすれば、その顔を覗きこみ。]
……ねえ、彼に喘ぎ声聞かせたのかい?
[にこりと笑ながら、弄りすぎて赤く熟れた胸元へ手を這わせた。 微かに零れた声に、その唇を塞ぎ。 供えられていたアメニティに手を伸ばして、ボディーソープを泡立て白い肌へ塗りつけていく。 洗うと言うよりも、燻る熱を煽るように。 散々啼かせて見つけ出した彼の身体に散る、性感帯へ。一つ一つ丁寧に、掌を滑らせて。]
もう聞かせちゃだめだからね。
[耳元に歯を立てて。独占欲を滲ませた囁きをその身へ吹き込んだ。]**
(93) SUZU 2015/11/17(Tue) 00時頃
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― そう遠くない未来の話 ―
[顔に似合わずカップの中には幻想が拡がっていた。
ミルクで描いたシンメトリーの模様は新作だと聞くが、 懐古趣味《ルネサンス》には生憎疎い。
曲線を引き寄せ、斑に解けるラテアートに口を付けたところで、 ナーサリースペースから甲高い声が上がる。
どうやら、伴侶と子供がまた世界を救うことに成功したらしい。 幾つになっても子供らしさの抜けない連れは、 幼い息子とはまるで兄弟のようだ。
ぴょんぴょんと跳ねまわる子供は、彼によく似ている。 ――――患いまで遺伝してしまったのは想定外だったが。
だが、彼に似ずに、友達は多くできた。 高貴なる生まれの子供と、神曲の名を持つ子供と。]
(94) momoten 2015/11/17(Tue) 00時頃
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[喉に落としたカフェインに喉を潤され、 ゆっくりとスツールを立つと、 背中に掛かる悪魔の冷やかしを聞き流し、 大立ち回りを踏み出した彼の腕に手を掛けて制す。]
―――…キリー、もう三週間だ。 あまり、子供と同じように振る舞うのでない。
[咎める声は真剣味を帯びても、彼に刺さることはない。 大分丸くなったとは、社長の座を約束された男から受けた指摘。
淡い溜息が彼の耳朶を擽り、語尾には微かな笑気が絡む。]
(95) momoten 2015/11/17(Tue) 00時頃
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……君は、私の世界を支える、カミサマなのだから。
[彼にだけ伝えた筈の言葉を拾うのは耳聡い我が子。 天使の名をつけたからか、随分と歳に似合わず早熟だ。
だから、彼が嬉しそうに、知ってる。と、 漏らした笑い声にも、文句は付けなかった。
―――― 彼はきっと、己の世界を新たに変えるひと。 世界で一番照れくさい呼び方をするなら――――、]
(96) momoten 2015/11/17(Tue) 00時頃
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[ * 唯一、運命のひと * ]
(97) momoten 2015/11/17(Tue) 00時頃
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――……愛してるよ、黍炉。
[保育器に収まる我が子の卵に夢中な男の腕を引いて。 唇を重ねると共に囁いたのは、小さな小さな愛の言葉。**]
(98) nokto 2015/11/17(Tue) 00時頃
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